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JP5089157B2 - 色素増感型太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

色素増感型太陽電池モジュールおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、色素増感型太陽電池モジュールおよびその製造方法に関し、特に、高いセル開口率と光電変換効率とを兼備すると同時に、煩雑な工程を必要とせずに単一の基板上に複数のセルを一括して作り込めるように構造を改良した色素増感型太陽電池モジュールおよびその製造方法に関する。
色素増感型太陽電池は、特許文献1、2等においてグレツェル等により初めて提案されたものが代表であり、シリコン太陽電池に比べて材料が安価で大掛かりな製造設備を必要としないため、低コストで小規模の電力供給源として注目されている。
しかし、これまでの実績では、光電変換効率がシリコン太陽電池に及ばず出力電圧が小さい。そのため、実用化に当たっては、複数のセルを直列に接続してモジュールとすることが不可欠である。
色素増感型太陽電池の一番の利点は低コストであるので、モジュール化するに当たっても、簡単で低コストの方法および構造が求められている。
図1、2に従来の色素増感型太陽電池モジュールの代表的な構造を示す。
図1に示した構造は、特許文献3、4等に開示されているものであり、図1(1)に示す個々の完成した色素増感型太陽電池セル10同士を、図1(2)に示すように接続リードで直列接続してモジュール100としてある。
図1(1)の色素増感型太陽電池セル10は、入射光Lの受光側(図で上方)から順に、透明基板12、透明導電膜14、色素担持酸化物半導体層16、電解液層18、裏面導電膜20(透明又は不透明)、裏面基板22(透明又は不透明)が積層して構成されている。一般に、裏面導電膜20の上にはPt、Cなどの触媒層24を設けるが、必須ではない。セル10の周囲は、電解液18の漏洩を防止するように封止材26で液密封止されている。色素担持酸化物半導体層16で発生した電子(e−)を外部へ送り出す透明導電膜14が電池10の負極であり、これに対して外部から電子(e−)を取り込む裏面導電膜20が電池10の正極である。
図1(2)は、図1(1)の色素増感型太陽電池セル10を3個、平面配列して直列接続したモジュール100を示す。隣接するセル10の正極20と負極14とを電極接続線28で電気的に接続し、透明支持基板30と裏面支持基板32(透明又は不透明)との間に挟んで透明絶縁充填剤34で封止してモジュール100とする。モジュール100としての出力端子は正極36および負極38である。
このように、図1のモジュール100を作製するには、複数個の単体セル10を上記のように組み立てる煩雑な工程が必要になる。
特許文献5には、上記のような単体セルの組み立てに拠らず、図2に示すように複数個のセルから成るモジュールを一括して作製する方法が提案されている。
図2に示した色素増感型太陽電池モジュール200は、複数個の色素増感型太陽電池セル210の領域とセル間領域215とが交互に平面配列された一体構造として一括作製されている。セル210は、図1(1)の単体セル10と同じ基本構造であり、入射光Lの受光側(図で上方)から順に、透明基板212、透明導電膜214、色素担持酸化物半導体層216、電解液層218、裏面導電膜220(透明又は不透明)、裏面基板222(透明又は不透明)が積層して構成されている。この例でも、裏面導電膜220の上にはPt、Cなどの触媒層224が設けてあるが、必須ではない。
図示したとおり、透明基板212および裏面基板222はそれぞれ、複数個のセル210の全てについて共通の連続した単一の基板である。透明導電膜214および裏面導電膜220はそれぞれ、セル210内にある電極部214E、220Eと、電極部の一端からセル間領域215内に至る延在部214T、220Tとから成る。
色素担持酸化物半導体層216で発生した電子(e−)を外部へ送り出す透明導電膜214がセル210の負極であり、これに対して外部から電子(e−)を取り込む裏面導電膜220がセル210の正極である。
セル210同士を直列接続するために、セル間領域215において、その左側のセル210の負極214の延在部214Tと、右側のセル210の正極220の延在部220Tとが、別体の電極接続部228によって電気的に接続されている。この電極接続部228の高さが電解液層218の厚さを規定している。電極接続部228の両側に一対のセル間絶縁隔壁226が密着して液密封止し、これにより電解液218がセル210内に封入され、個々のセル210の領域が確定される。
このようにして単一の基板上に複数のセルを直列接続した形で一括作製してモジュールを得ることができるが、電極接続部228の両側をセル間絶縁隔壁226で液密封止する必要がある。そのため、両側のセル間絶縁隔壁226に囲まれた間隙内で電極接続部228を形成しなくてはならず、煩雑な作製工程が必要になる。
色素増感型太陽電池は、材料コストと共に製造コストが低廉なことが最大の利点であるが、図1および図2に示したモジュール構造はいずれも、モジュールの作製工程数の増加や作製工程の複雑化により、製造コストが増大するという問題があった。
その他、単一基板上に複数のセルを直列接続した形で一括作製した構造としては、特許文献6に開示されたようにセル間絶縁隔壁を斜めに貫通する導電材で電極接続部とする構造、特許文献7に開示されたように隣接セルの電極延在部間にワイヤを挟んで両セルを直列接続し、ワイヤの両側をガラスフリットで絶縁する構造などが提案されているが、隣接セル間の絶縁隔壁と電極接続部を形成する方法に具体性がなく実用的でない。
更に、単一基板上に複数のセルを直列接続した形で一括作製した別の構造としては、図3に示すように隣接セルの極性を交互に逆転させて配列した構造が考えられる。
図3に示した色素増感型太陽電池モジュール300は、複数個の色素増感型太陽電池セル310の領域とセル間領域315とが交互に平面配列された一体構造として一括作製されている。セル310は、第1透明基板312、第1透明導電膜314、色素担持酸化物半導体層316、電解液層318、触媒層324、第2透明導電膜320、第2透明基板322が積層して構成されている。
図示したとおり、第1透明基板312および第2透明基板322はそれぞれ、複数個のセル310の全てについて共通の連続した単一の基板である。第1透明導電膜314および第2透明導電膜320はそれぞれ、セル310内にある電極部314E、320Eと、これら電極部314、320Eの一端からセル間領域315内に至る延在部314T、320Tとから成る。
ただし、この色素増感型太陽電池モジュール300では、前述のとおり隣接するセル、例えば図中のセル310Aとセルと310Bの極性を逆転させてある。すなわち、セル310Aにおいては、色素担持酸化物半導体層316で発生した電子(e−)を外部へ送り出す第1透明導電膜314が負極であるが、同時にこの第1透明導電膜314は隣接セル310Bまで延在して、外部から電子(e−)を取り込む正極となっている。したがって、この構造300では別体の電極接続部が不要である。
絶縁隔壁326が各セル310を液密封止し、これにより電解液318がセル310内に封入され、個々のセル310の領域が確定される。
このようにして単一の基板上に複数のセルを直列接続した形で一括作製してモジュールを得ることができるが、1個おきのセル310において、色素担持酸化物半導体層316は対極324と電解液318を介して光を吸収するため、光電変換効率が低下することが避けられない。すなわち、色素増感型太陽電池モジュール300の上面で受光する場合には、セル310Aの色素担持酸化物半導体層316は第1透明基板312と第1透明導電膜を透過した光を吸収するが、隣接したセル310Bの色素担持酸化物半導体層316は更に電解液318とPtやC等の触媒層324とを通った光を吸収する。色素増感型太陽電池モジュール300の下面で受光する場合はセル310Aとセル310Bとが逆転するだけで同様の状況になる。このように、1個おきのセル310すなわち半数のセル310の光電変化効率が低下するため、色素増感型太陽電池モジュール300全体として光電変換効率の低下が避けられない。
特許第2664194号 特許第2101079号 特開2001−185743号公報(段落0081等) 特開2003−86822号公報 特開2002−93475号公報 特開2005−174679号公報 特開2001−185244号公報
本発明は、高いセル開口率と光電変換効率とを兼備すると同時に、煩雑な工程を必要とせずに単一の基板上に複数のセルを一括して作り込めるように構造を改良した色素増感型太陽電池モジュールおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の色素増感型太陽電池モジュールは、複数個の色素増感型太陽電池セルがセル間領域を挟んで平面的に配列し直列接続した太陽電池モジュールであって、
上記色素増感型太陽電池セルは、第1透明基板、第1透明導電膜、色素担持酸化物半導体層、電解液層、触媒層、第2透明導電膜、第2透明基板が積層して成り、
上記第1透明基板および上記第2透明基板はそれぞれ、上記複数個の色素増感型太陽電池セルの全てについて共通の連続した単一の基板であり、
上記第1透明導電膜は、上記セル内にある電極部と、該電極部の一端から上記セル間領域内に至る延在部とから成り、
上記色素担持酸化物半導体層は、上記第1透明導電膜の電極部上に形成されており、
上記第2透明導電膜は、上記セル内にある電極部と、該電極部の一端から上記セル間領域内に至る延在部とから成り、
上記触媒層は、上記第2透明導電膜の電極部および延在部の全体上に形成されている、
色素増感型太陽電池モジュールにおいて、
上記セル間領域において、絶縁隔壁がその両側のセルを液密封止し且つ絶縁しており、該絶縁隔壁の厚さ方向中央部に介在する電極接続部が、上記両側のセルのうちの一方のセルの上記第1透明導電膜の延在部と他方のセルの上記第2透明導電膜の延在部とを接続しており、該電極接続部は上記第1透明基板および上記第2透明基板の少なくともいずれか一方を厚さ方向に貫通して露出していることを特徴とする。
上記本発明の色素増感型太陽電池モジュールを製造する方法は、下記の工程:
第1透明基板上に、全面に第1透明導電膜を形成し、該第1透明導電膜に複数本の平行な第1溝を形成して第1透明導電膜を複数個に分割し、該分割された個々の第1透明導電膜上の延在部以外の領域に色素担持酸化物半導体層を形成することにより、第1ボードを作製する工程、
第2透明基板上に、全面に第2透明導電膜およびその上の触媒層を形成し、これら第2透明導電膜と触媒層との合体層に複数本の平行な第2溝を形成して該合体層を複数個に分割することにより、第2ボードを作製する工程、
上記第1ボードの、上記第1透明導電膜を分割している第1溝と該第1透明導電膜の延在部とから成るセル間領域に、隔壁用絶縁材料を配置する工程、
上記第2ボードの、上記第2透明導電膜と触媒層との合体層を分割している第2溝を上記第1ボード上の上記隔壁用絶縁材料に位置合わせして向かい合わせた状態で、上記第1ボードに上記第2ボードを重ね合わせることにより、上記セル間領域内の両ボード間の空間を上記隔壁用絶縁材料で充填して隔壁前駆体を形成する工程、
上記セル間領域において、下記のいずれかの処理:
上記第1ボードの外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第2ボードの第2透明導電膜に達する第3溝を形成する処理、または、
上記第2ボードの外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第1ボードの第1透明導電膜に達する第3溝を形成する処理、または
上記第1ボードおよび第2ボードの一方の外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第1ボードおよび第2ボードの他方の外表面に達する第3溝を形成する処理
を行なうことにより、上記セル間領域の両側のセルを液密封止し且つ絶縁する1対の絶縁隔壁を形成する工程、および
上記第3溝の内部全体に導電材料を充填することにより、上記第1透明導電膜の延在部と上記第2透明導電膜の延在部とを接続する電極接続部を形成する工程、
を含むことを特徴とする。
本発明の色素増感型太陽電池モジュールの構造を採用することにより、本発明の製造方法に規定したように、隔壁前駆体の形成 → 一方の透明基板の外表面から隔壁前駆体を貫通して他方の透明基板上の透明導電膜に達する溝または他方の透明基板の外表面に達する溝の形成 → 該溝内への導電材料の充填という簡素な工程により、高いセル開口率と光電変換効率とを確保しつつ、単一の基板上に複数のセルを一括して作り込むことができる。
〔実施形態1〕
図4に、本発明の望ましい実施形態による色素増感型太陽電池モジュールの断面構造の一例を示す。
図4(1)に示す本発明の色素増感型太陽電池モジュール401は、複数個の色素増感型太陽電池セル410がセル間領域415を挟んで平面的に配列し直列接続して成る。
第1透明基板412、第1透明導電膜414、色素担持酸化物半導体層416、電解液層418、触媒層424、第2透明導電膜420、第2透明基板422が積層している。
第1透明基板412および第2透明基板422はそれぞれ、複数個の色素増感型太陽電池セル410の全てについて共通の連続した単一の基板である。
第1透明導電膜414は、セル内410にある電極部414Eと、電極部414Eの一端からセル間領域415内に至る延在部414Tとから成る。色素担持酸化物半導体層416は、第1透明導電膜414の電極部414E上に形成されている。
第2透明導電膜420は、410セル内にある電極部420Eと、電極部420Eの一端からセル間領域415内に至る延在部420Tとから成る。触媒層424は、第2透明導電膜420の電極部420Eおよび延在部420Tの全体上に形成されている。
本発明の特徴として、セル間領域415において、絶縁隔壁426がその両側のセル410を液密封止し且つ絶縁しており、絶縁隔壁426の厚さ方向中央部に介在する電極接続部428が、両側のセル410のうちの一方のセルの第1透明導電膜414の延在部414Tと他方のセル410の第2透明導電膜420の延在部420Tとを接続しており、図4(1)の実施形態の場合、電極接続部428は第2透明基板422を厚さ方向に貫通して第2透明基板の外表面に露出している。
図4(2)および図4(3)の実施形態は、電極接続部428が第1、第2の透明基板のうちどれを貫通するかという点以外は、図4(1)の実施形態と同様の構造である。すなわち、図4(2)の実施形態の場合は、電極接続部428は第1透明基板412を厚さ方向に貫通して第1透明基板の外表面に露出しており、図4(3)の実施形態の場合は、電極接続部428は第1透明基板412および第2透明基板422の両方を厚さ方向に貫通して第1透明基板の外表面および第2透明基板の外表面に露出している。
〔実施形態2〕
図5に、本発明の更に望ましい実施形態による色素増感型太陽電池モジュールの断面構造の一例を示す。
図5(1)(2)(3)に示す色素増感型太陽電池モジュール401A、402A、403Aの特徴は、図4(1)(2)(3)に示す色素増感型太陽電池モジュール401、402、403の構造において、電極接続部428にそれぞれ接続している第1透明導電膜414の延在部414Tおよび第2透明導電膜420の延在部420Tにそれぞれ第1補助導電層430および第2補助導電層432を付加したことである。
図5(1)の実施形態(電極接続部428が触媒層424側の第2透明基板422を貫通して露出している形態)では、第1補助導電層430は、電極接続部428の先端面に接続する第1透明導電膜414の厚さを補って、第1透明導電膜414と電極接続部428との導通をより安定に確保するために付加したものであり、第2補助導電層432は、電極接続部428の側面に接続する第2導電膜+触媒層424の断面積を増加させて第2透明導電膜と電極接続部428との導通をより安定に確保するために付加したものである。
図5(2)の実施形態(電極接続部428が色素担持酸化物半導体層416側の第1透明基板412を貫通して露出している形態)では、第1補助導電層430は、電極接続部428の側面に接続する第1透明導電膜414の厚さを補って両者間の導通を安定確保し、第2補助導電層432は、電極接続部428の先端面に接続する第2導電膜420(触媒層424と一体を成す)の厚さを補って両者間の導通を安定確保する。
図5(3)の実施形態(電極接続部428が触媒層424側の第2透明基板422と色素担持酸化物半導体層416側の第1透明基板412の両方を貫通して露出している形態)では、第1補助導電層430は、電極接続部428の側面に接続する第1透明導電膜414の厚さを補って両者間の導通を安定確保し、第2補助導電層432は、電極接続部428の側面に接続する第2透明導電膜420(触媒層424の一体を成す)の厚さを補って両者間の導通を安定確保する。
以下に、具体的な実施例により実施形態1および実施形態2の色素増感型太陽電池モジュールの製造方法を説明する。
〔実施例1〕 実施形態1の構造の製造例
図4(1)(2)(3)の各実施形態による色素増感型太陽電池モジュールは同様の方法で製造できる。図4(1)の実施形態の場合を代表として以下に製造方法を説明する。図6、図7に、製造工程を順次示す。
<受光側:第1ボードの作製>
まず、図6(1)に断面を示すように、第1透明基板412上に、全面に第1透明導電膜414を形成する。これは、ガラス基板412上にFTO(フッ素添加酸化錫)膜414が形成された状態の市販品(旭硝子製A110U80など)を用いることができる。第1透明導電膜414の厚さは、0.1μm以上で、通常は0.3〜2μm程度である。
第1透明導電膜414としては、FTOの他に、SnO(酸化スズ)、ATO(アンチモンドープ酸化スズ)、In(酸化インジウム)、ITO(インジウム・スズ複合酸化物)、MgO(酸化マグネシウム)、ZnO(酸化亜鉛)などが代表的な材料であるが、特にこれらに限定する必要はない。
次に、図6(2A)に断面を示すように、第1透明導電膜(FTO膜)414にYAGレーザにより幅100〜300nm程度の第1溝441を複数本平行に形成することにより、図6(2B)に平面図を示すように第1透明導電膜414を例えば幅10mm×長さ100mmの複数個の短冊状に分割する。図6(2A)は図6(2B)中に示した線A−Aにおける断面図である。
次に、図6(3A)に断面を示すように、上記分割された個々の第1透明導電膜414上の延在部414T以外の領域(すなわち電極部414E)に色素担持酸化物半導体層416を形成する。図6(3B)に平面図を示す。図6(3A)は図6(3B)中に示した線A−Aにおける断面図である。色素担持酸化物半導体層416の形成は例えば下記のようにして行なう。
まず、TiOペースト(触媒化成工業製:DST−18NR)をスクリーン印刷した後、乾燥、焼成(450℃×30分)して、幅8mm×長さ95mm(第1透明導電膜414が幅10mm×長さ100mmの場合)で、厚さ15μmの多孔質TiO半導体層を形成する。
次いで、多孔質TiO半導体層に色素を吸着させ色素担持酸化物半導体層416を完成させる。色素吸着は、例えば下記のようにして行なう。
すなわち、第1透明導電膜414上に多孔質TiO半導体層を形成した第1透明基板412を、〔Ru(4,4’−ジカルボキシル―2,2’−ビピリジン)−(NCS)〕で表わされる増感色素の溶液中に浸漬し、室温で24時間放置する。増感色素の溶液としては、アセトニトリルとt−ブタノールとの容積比50:50の混合溶媒に、上記の増感色素を3×10−4mol/dm−3の濃度で含有させた溶液を使用する。
色素担持酸化物半導体416としては、TiO(酸化チタン)の他に、ZnO(酸化亜鉛)、SnO(酸化錫)、In(酸化インジウム)、Nb(酸化ニオブ)、WO(酸化タングステン)、ZrO(酸化ジルコニウム)、La(酸化ランタン)、Ta(酸化タンタル)、SrTiO(チタン酸ストロンチウム)、BaTiO(チタン酸バリウム)などが代表的な材料であるが、特にこれらに限定する必要はない。
以上により、受光側の第1ボード451を得る。
<裏面側:第2ボードの作製>
まず、図6(4)に断面を示すように、第2透明基板422上に、全面に第2透明導電膜420および触媒層424を順次形成する。これは、樹脂フィルム基板422上にITO膜420が形成された状態の市販品(株式会社トービ製:PEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム〔膜厚125μm〕など)を用い、ITO膜420上にスパッタリングによりPt触媒層424を厚さ200〜1000nmに形成することにより行なう。
第2透明導電膜420としては、上記のITOの他に、第1透明導電膜414と同様に、FTO、SnO(酸化スズ)、ATO(アンチモンドープ酸化スズ)、In(酸化インジウム)、MgO(酸化マグネシウム)、ZnO(酸化亜鉛)などが代表的な材料であるが、特にこれらに限定する必要はない。
樹脂フィルム基板422としては、上記のPENの他に、代表的な材料として、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリアミド、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルサルフィン、ポリメチルメタクリレートが挙げられ、特に、PET、ポリカーボネートなど、電解液に対する耐性と光透過性が優れているものが望ましい。ただし、ここに列挙したものに限定する必要はない。
次に、図6(5A)に断面を示すように、第2透明導電膜420と触媒層424との合体層〔420+424〕に、塩酸主体のエッチング液を用いたエッチングにより、複数本の平行な第2溝442を形成して合体層〔420+424〕を複数個の短冊状に分割する。図6(5B)に平面図を示す。図6(5A)は図6(5B)中に示した線A−Aにおける断面図である。
以上により、裏面側の第2ボード452を得る。
<第1、第2ボードの接合>
以下、説明の便宜上、図示の上下を図4における表示の上下とは逆転させてある。
図6(6)に断面を示すように、第1ボード451の、第1透明導電膜414を分割している第1溝441と第1透明導電膜414の延在部414Tとから成るセル間領域415に、隔壁用絶縁材料426’を配置する。その際、一つのセル領域410の第1透明導電膜414の延在部414Tと、隣のセル領域410の第2透明導電膜420と触媒層424との合体層〔420+424〕の延在部Tとが平面図上で重なるように配置することが望ましい。隔壁用絶縁材料426’としては、熱可塑性樹脂(デュポン社製:ハイミラン1702など)を用いる。
そして、第2ボード452の、第2透明導電膜420と触媒層424との合体層〔420+424〕を分割している第2溝442を、第1ボード451上の隔壁用絶縁材料426’に位置合わせして向かい合わせて、第1ボード451と第2ボード452とで隔壁用絶縁材料426’を挟む。
この状態で第1ボード451に第2ボード452を重ね合わせて100℃程度で熱圧着することにより、図7(1)に断面を示すように、セル間領域415内の両ボード451/452間の空間を隔壁用絶縁材料426’で充填して隔壁前駆体426”を形成する。
隔壁用絶縁材料426’としては、絶縁性、電解液418に対する耐食性、機械的強度等の必要な性質を備えるものが適しており、上記で説明した熱可塑性樹脂の他に、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂を用いることができる。
熱可塑性樹脂としては、上記具体例の他に、アイオノマー樹脂、EVA樹脂(Ethylene−Vinyl Acetate(エチレン−酢酸ビニル)共重合樹脂)、ポリアセタール樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂が代表的であるが、これらに限定する必要はない。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ジアリルフタレート樹脂が代表であるが、これらに限定する必要なない。光硬化性樹脂としては、紫外線硬化性エポキシ樹脂、紫外線硬化性アクリル樹脂が代表的であるが、これらに限定する必要はない。
<セル間領域の加工>
図7(2)に断面を示すように、YAGレーザにより第2ボード452の第2透明基板(樹脂フィルム基板)422の外表面から隔壁前駆体426”を貫通して第1ボード451の第1透明導電膜(FTO)414の延在部414Tに達する第3溝443を形成する。第3溝443は例えば幅50〜500μmで長さ90mmである。これにより、セル間領域415の両側のセル410を液密封止し且つ絶縁する絶縁隔壁426が形成される。
次に、無電解銅めっき後に電解銅めっきを行ない、図7(3)に断面を示すように、第3溝443の内部全体を導電材料としての銅428’で充填する。銅めっきの前に、第2透明基板422の外表面および第3溝443の内表面以外の部分は、テープでマスキングしてめっきを防止した。
次に、図7(4)に断面を示すように、第2透明基板422の外表面に形成された不要な銅428’を化学研磨により除去する。これにより、残された第3溝443内の銅により電極接続部428が形成され、第1ボード451の第1透明導電層414/電極接続部428/第2ボード452の第2透明導電層420の経路で電気的に接続される。
最後に、図示しない注入口から電解液を減圧注入法により注入して、図4(1)に示す色素増感型太陽電池モジュール401を完成させた。電解液としては、0.5Mヨウ化リチウムと0.05Mヨウ素、0.01M4−tert−ブチルピリジンを含む3−メトキシプロピオニトリル溶液を用いた。
〔実施例2〕
図4(2)に示す色素増感型太陽電池モジュール402も実施例1と同様の製造プロセスにより製造できる。ただし、この場合は、色素担持酸化物半導体層416を備えた第1透明基板412に第3溝443をYAGレーザにより掘り込むことになるので、第1透明基板412としては実施例1で用いたガラス基板はレーザ加工性が悪く不適当であり、代わりに第2透明基板422として用いている樹脂フィルム基板などのレーザ加工性の良い材料を用いる。
そして、第3溝443の形成を、第1ボード451の外表面から隔壁前駆体426”を貫通して第2ボード452の第2透明導電膜420に達するように行なう。
他の工程は実施例1と同様である。
〔実施例3〕
図4(3)に示す色素増感型太陽電池モジュール403も実施例1と同様の製造プロセスにより製造できる。ただし、第1透明基板412および第2透明基板422の両方に第3溝443をYAGレーザにより掘り込むことになるので、実施例2と同じ理由で第1透明基板412も第2透明基板422と同様の樹脂フィルム基板などのレーザ加工性の良い材料を用いる。
そして、第1ボード451および第2ボード452の一方の外表面から隔壁前駆体426”を貫通して第1ボード451および第2ボード452の他方の外表面に達する第3溝443を形成する。
他の工程は実施例1と同様である。
〔実施例4〕 実施形態2の構造の製造例
図5(1)(2)(3)の各実施形態による色素増感型太陽電池モジュール401A、402A、403Aは、それぞれ実施例1、2、3の色素増感型太陽電池モジュール401、402、403と同様の方法で製造できる。図5(1)の色素増感型太陽電池モジュール401Aを代表として以下に製造方法を説明する。図8、図9、図10に、製造工程を順次示す。実施例1で説明した製造方法に、補助導電層430、432を形成する操作を付加するだけである。
<受光側:第1ボードの作製>
まず、図8(1)に断面で示すように、実施例1の図6(3A)(3B)に示す状態まで処理する。
次に、図8(2A)(2B)に断面図および平面図(図8(2A)は図8(2B)の線A−Aにおける断面図)で示すように、第1透明導電膜414の延在部414T上に補助導電層430を形成する。これは、例えばAgペーストをスクリーン印刷し、乾燥することにより行なう。実施例1の各部寸法を踏襲した場合は、補助導電層430は幅0.5mm×長さ95mmであり、膜厚は4μm以上とする。補助導電層430の幅、長さは絶縁隔壁426(図5(1))による液密封止および絶縁の機能を損なわない範囲内で設定する。
以上により、受光側の第1ボード461を得る。
<裏面側:第2ボードの作製>
まず、図9(1)に断面を示すように、実施例1の図6(5A)(5B)に示す状態まで処理する。
次に、図9(2A)(2B)に断面図および平面図(図9(2A)は図9(2B)の線A−Aにおける断面図)で示すように、第2透明導電膜420+触媒層424の、最終的には延在部420Tとなる側縁上に補助導電層432を形成する。これは、例えばAgペーストをスクリーン印刷し、乾燥することにより行なう。実施例1の各部寸法を踏襲した場合は、補助導電層430は幅0.5mm×長さ95mmであり、膜厚は4μm以上とする。補助導電層430の幅、長さは絶縁隔壁426(図5(1))による液密封止および絶縁の機能を損なわない範囲内で設定する。
以上により、裏面側の第2ボード462を得る。
<第1、第2ボードの接合>
以下、説明の便宜上、図示の上下を図5における表示の上下とは逆転させてある。
図10(1)に断面を示すように、第1ボード461の、第1透明導電膜414を分割している第1溝441と第1透明導電膜414の延在部414Tとから成るセル間領域415に、隔壁用絶縁材料426’を配置する。その際、一つのセル領域410の第1透明導電膜414の延在部414Tと、隣のセル領域410の第2透明導電膜420と触媒層424との合体層〔420+424〕の延在部Tとが平面図上で重なるように配置することが望ましい。隔壁用絶縁材料426’としては、熱可塑性樹脂(デュポン社製:ハイミラン1702など)を用いる。隔壁用絶縁材料426’としては、熱可塑性樹脂の他に、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂などを用いることもできる。
そして、第2ボード462の、第2透明導電膜420と触媒層424との合体層〔420+424〕を分割している第2溝442を、第1ボード461上の隔壁用絶縁材料426’に位置合わせして向かい合わせて、第1ボード461と第2ボード462とで隔壁用絶縁材料426’を挟む。
この状態で第1ボード461に第2ボード462を重ね合わせて100℃程度で熱圧着することにより、図10(2)に断面を示すように、セル間領域415内の両ボード461/462間の空間を隔壁用絶縁材料426’で充填して隔壁前駆体426”を形成する。
<セル間領域の加工>
図10(3)に断面を示すように、YAGレーザにより第2ボード462の第2透明基板(樹脂フィルム基板)422の外表面から隔壁前駆体426”を貫通して第1ボード461の第1透明導電膜(FTO)414の延在部414T上の補助導電層430に達する第3溝443を形成する。同時に、第2ボード462の補助導電層432は、第3溝443の側面に露出する。第3溝443は例えば幅50〜500μmで長さ90mmである。これにより、セル間領域415の両側のセル410を液密封止し且つ絶縁する絶縁隔壁426が形成される。
次に、無電解銅めっき後に電解銅めっきを行ない、図10(4)に断面を示すように、第3溝443の内部全体を導電材料としての銅428’で充填する。銅めっきの前に、第2透明基板422の外表面および第3溝443の内表面以外の部分は、テープでマスキングしてめっきを防止した。
次に、図10(5)に断面を示すように、第2透明基板422の外表面に形成された不要な銅428’を化学研磨により除去する。これにより、残された第3溝443内の銅により電極接続部428が形成され、第1ボード461の第1透明導電層414/補助導電層430/電極接続部428/第2ボード462の〔補助導電層432+第2透明導電層420〕の経路で電気的に接続される。
最後に、図示しない注入口から実施例1と同様の電解液を減圧注入法により注入して、図5(1)に示す色素増感型太陽電池モジュール401Aを完成させた。
図5(2)、図5(3)に示す実施形態の色素増感型太陽電池モジュール402A、403Aも上記と同様の手順により、実施例2、実施例3と同様の観点から材料を選択して、作製することができる。
なお、以上説明した実施形態および実施例において、セル領域410に対してセル間領域415は図示の便宜上、実際よりも相対比を大きく描いてある。実際のセル間領域415、515は図示したよりも遥かに小さくてよいので、極めて高いセル開口率を確保できる。
本発明によれば、高いセル開口率と光電変換効率とを兼備すると同時に、煩雑な工程を必要とせずに単一の基板上に複数のセルを一括して作り込めるように構造を改良した色素増感型太陽電池モジュールおよびその製造方法が提供される。
従来の(1)個別セルおよび(2)それを直列接続して組み合わせた色素増感型太陽電池モジュールの断面図。 従来の単一基板上に複数セルを一括形成した色素増感型太陽電池モジュールの断面図。隣接セルを直列接続するためのセル間領域の形成が困難である。 従来の単一基板上に複数セルを一括形成した色素増感型太陽電池モジュールの断面図。隣接セルの極性を逆転させて直列接続を容易にしたが、1個おきのセルの光電変換効率が低い。 本発明の一実施形態により単一基板上に複数セルを一括形成した色素増感型太陽電池モジュールの断面図。 本発明の他の実施形態により単一基板上に複数セルを一括形成した色素増感型太陽電池モジュールの断面図。 図4(1)の色素増感型太陽電池モジュールを製造する工程を順次示す断面図および平面図。 図6の工程に続く工程を順次示す断面図。 図5(1)の色素増感型太陽電池モジュールを製造する工程を順次示す断面図および平面図。 図8の工程に続く工程を順次示す断面図および平面図。 図9の工程に続く工程を示す断面図。
符号の説明
401、401A 色素増感型太陽電池モジュール
410 色素増感型太陽電池セル
415 セル間領域
412 第1透明基板
414 第1透明導電膜
414E 電極部
414T 延在部
416 色素担持酸化物半導体層
418 電解液層
424 触媒層
420 第2透明導電膜
420E 電極部
420T 延在部
422 第2透明基板
426 絶縁隔壁
426’ 隔壁用絶縁材料
426” 絶縁隔壁前駆体
428 電極接続部
430 第1補助導電層
432 第2補助導電層
441 第1溝
442 第2溝
443 第3溝
451、461 第1ボード(受光側)
452、462 第2ボード(裏面側)

Claims (4)

  1. 複数個の色素増感型太陽電池セルがセル間領域を挟んで平面的に配列し直列接続した太陽電池モジュールであって、
    上記色素増感型太陽電池セルは、第1透明基板、第1透明導電膜、色素担持酸化物半導体層、電解液層、触媒層、第2透明導電膜、第2透明基板が積層して成り、
    上記第1透明基板および上記第2透明基板はそれぞれ、上記複数個の色素増感型太陽電池セルの全てについて共通の連続した単一の基板であり、
    上記第1透明導電膜は、上記セル内にある電極部と、該電極部の一端から上記セル間領域内に至る延在部とから成り、
    上記色素担持酸化物半導体層は、上記第1透明導電膜の電極部上に形成されており、
    上記第2透明導電膜は、上記セル内にある電極部と、該電極部の一端から上記セル間領域内に至る延在部とから成り、
    上記触媒層は、上記第2透明導電膜の電極部および延在部の全体上に形成されている、
    色素増感型太陽電池モジュールにおいて、
    上記セル間領域において、絶縁隔壁がその両側のセルを液密封止しており、該絶縁隔壁の厚さ方向中央部に介在する電極接続部が、上記第1透明基板および上記第2透明基板の少なくともいずれか一方を厚さ方向に貫通して露出しており、上記電極接続部が上記第2透明基板を貫通するときは、上記両側のセルのうちの一方のセルの上記第1透明導電膜の延在部と他方のセルの上記第2透明導電膜の延在部とを接続しており、上記電極接続部が上記第2透明基板を貫通しないときは、上記両側のセルのうちの一方のセルの上記第1透明導電膜の延在部と他方のセルの上記第2透明導電膜の延在部の上の上記触媒層とを接続していることを特徴とする色素増感型太陽電池モジュール。
  2. 請求項1において、上記電極接続部にそれぞれ接続している上記第1透明導電膜の延在部の上には第1補助導電層が配置され、上記第2透明導電膜の延在部の上の上記触媒層の上には第2補助導電層が配置されることを特徴とする色素増感型太陽電池モジュール。
  3. 請求項1記載の色素増感型太陽電池モジュールの製造方法であって、下記の工程:
    第1透明基板上に、全面に第1透明導電膜を形成し、該第1透明導電膜に複数本の平行な第1溝を形成して第1透明導電膜を複数個に分割し、該分割された個々の第1透明導電膜上の延在部以外の領域に色素担持酸化物半導体層を形成することにより、第1ボードを作製する工程、
    第2透明基板上に、全面に第2透明導電膜およびその上の触媒層を形成し、これら第2透明導電膜と触媒層との合体層に複数本の平行な第2溝を形成して該合体層を複数個に分割することにより、第2ボードを作製する工程、
    上記第1ボードの、上記第1透明導電膜を分割している第1溝と該第1透明導電膜の延在部とから成るセル間領域に、隔壁用絶縁材料を配置する工程、
    上記第2ボードの、上記第2透明導電膜と触媒層との合体層を分割している第2溝を上記第1ボード上の上記隔壁用絶縁材料に位置合わせして向かい合わせた状態で、上記第1ボードに上記第2ボードを重ね合わせることにより、上記セル間領域内の両ボード間の空間を上記隔壁用絶縁材料で充填して隔壁前駆体を形成する工程、
    上記セル間領域において、下記のいずれかの処理:
    上記第1ボードの外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第2ボードの第2透明導電膜と上記触媒層との合体層に達する第3溝を形成する処理、または、
    上記第2ボードの外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第1ボードの第1透明導電膜に達する第3溝を形成する処理、または
    上記第1ボードおよび第2ボードの一方の外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第1ボードおよび第2ボードの他方の外表面に達する第3溝を形成する処理
    を行なうことにより、上記セル間領域の両側のセルを液密封止し且つ絶縁する1対の絶縁隔壁を形成する工程、および
    上記第3溝の内部全体に導電材料を充填することにより、上記第1透明導電膜の延在部と上記第2透明導電膜の延在部とを接続する電極接続部を形成する工程、
    を含むことを特徴とする色素増感型太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 請求項1記載の色素増感型太陽電池モジュールの製造方法であって、下記の工程:
    第1透明基板上に、全面に第1透明導電膜を形成し、該第1透明導電膜に複数本の平行な第1溝を形成して第1透明導電膜を複数個に分割し、該分割された個々の第1透明導電膜上の延在部以外の領域に色素担持酸化物半導体層を形成することにより、第1ボードを作製する工程、
    第2透明基板上に、全面に第2透明導電膜およびその上の触媒層を形成し、これら第2透明導電膜と触媒層との合体層に複数本の平行な第2溝を形成して該合体層を複数個に分割することにより、第2ボードを作製する工程、
    上記第1透明導電膜の延在部の上に第1補助導電層を形成する工程
    上記第2透明導電膜と上記触媒層との合体層の延在部の上に第2補助導電層を形成する工程
    上記第1ボードの、上記第1透明導電膜を分割している第1溝と該第1透明導電膜の延在部とから成るセル間領域に、隔壁用絶縁材料を配置する工程、
    上記第2ボードの、上記第2透明導電膜と触媒層との合体層を分割している第2溝を上記第1ボード上の上記隔壁用絶縁材料に位置合わせして向かい合わせた状態で、上記第1ボードに上記第2ボードを重ね合わせることにより、上記セル間領域内の両ボード間の空間を上記隔壁用絶縁材料で充填して隔壁前駆体を形成する工程、
    上記セル間領域において、下記のいずれかの処理:
    上記第1ボードの外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第2ボードの第2透明導電膜と上記触媒層との合体層の延在部の上の第2補助導電層に達する第3溝を形成する処理、または、
    上記第2ボードの外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第1ボードの第1透明導電膜の上の第1補助導電層に達する第3溝を形成する処理、または
    上記第1ボードおよび第2ボードの一方の外表面から上記隔壁前駆体を貫通して上記第1ボードおよび第2ボードの他方の外表面に達する第3溝を形成する処理
    を行なうことにより、上記セル間領域の両側のセルを液密封止し且つ絶縁する1対の絶縁隔壁を形成する工程、および
    上記第3溝の内部全体に導電材料を充填することにより、上記第1透明導電膜の延在部と上記第2透明導電膜の延在部とを接続する電極接続部を形成する工程、
    含むことを特徴とする色素増感型太陽電池モジュールの製造方法。
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