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JP5080127B2 - 固体撮像装置、並びにそれを用いたビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ - Google Patents

固体撮像装置、並びにそれを用いたビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ Download PDF

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JP5080127B2 JP2007123118A JP2007123118A JP5080127B2 JP 5080127 B2 JP5080127 B2 JP 5080127B2 JP 2007123118 A JP2007123118 A JP 2007123118A JP 2007123118 A JP2007123118 A JP 2007123118A JP 5080127 B2 JP5080127 B2 JP 5080127B2
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Description

この発明は、イメージ入力装置等として広範に用いられる固体撮像装置法、並びにその固体撮像装置を用いたビデオカメラ及びデジタルスチルカメラに関するものである。
固体撮像装置には、これまでにMOS型やCCD型など様々な方式が提案され、実用化に至っている。また、MOS型の中には、電荷生成手段で生成された信号電荷に応じた画素信号を生成する画素信号生成手段に増幅用の駆動トランジスタを有する増幅型固体撮像素子(APS:Active Pixel Sensor )構成の画素を備えた、所謂増幅型固体撮像装置がある。例えば、(C)MOS型固体撮像装置の多くは、そのような構成を備えている。このような増幅型固体撮像装置において、画素信号の外部への読み出しは、複数の単位画素が配列されている画素部に対してアドレス制御を行い、個々の単位画素からの信号を任意に選択して実現している。
また、現在ビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等に使用されている(C)MOS型固体撮像装置の画素を構成している電荷生成手段(例えばフォトダイオードPD部)としては、例えば、特開2005−65184号公報に開示されているように、ノイズ低減のためにPD部で発生した信号電荷を電荷蓄積部(フローティングディフージョンFD部)に完全転送できるように、完全転送型埋込みフォトダイオードを用いることが一般的である。
特開2005−65184号公報
しかしながら、アプリケーション(ビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ)側からの要求である飽和電子数の増加と、半導体プロセス側の要求である電源電圧の低電圧化という、相反する要求を両立するようにPD部、すなわちPD部を含めた画素を開発しなければならず、更に、半導体製造上のバラツキに起因するポテンシャルのバラツキを含めて、商品に要求される飽和電子数及び電源電圧を確保した上で、完全転送できるようにPD部、すなわちPD部を含めた画素を開発することは大変困難になっている。
本発明は、従来の固体撮像装置における上記問題点を解消するためになされたもので、ポテンシャルのバラツキによる信号電荷の転送残し、更には、歩留りの低下を防ぐことが可能な固体撮像装置、並びにそれを用いたビデオカメラ及びデジタルスチルカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、入射された電磁波に対応する信号電荷を生成する電荷生成手段及び前記電荷生成手段により生成された信号電荷を転送するための信号転送手段から構成される少なくとも1つのサブユニットと、前記転送された信号電荷を蓄積する電荷蓄積手段と、前記電荷蓄積手段をリセットする第1のリセット手段と、前記電荷蓄積手段に蓄積されている信号電荷に応じた信号を増幅する増幅手段と、前記増幅された信号を選択的に垂直信号線に出力する選択手段とを有する画素ユニットが複数、マトリクス状に配置されたイメージ部と、前記信号転送手段に対する前記電荷生成手段近傍のポテンシャルの勾配を、前記信号電荷の転送時において非転送時よりも大きくする信号転送補助手段とを有して固体撮像装置を構成するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記信号転送手段は第1のMOSトランジスタを含み、前記信号転送補助手段は第2のMOSトランジスタを含むことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る固体撮像装置において、前記信号電荷の転送時、前記第1のMOSトランジスタはその制御電極が活性化され、且つ、前記第2のMOSトランジスタはその制御電極に活性化電位とは逆極性の電位が印加されることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る固体撮像装置において、前記第2のMOSトランジスタは、前記電荷生成手段をリセットする第2のリセット手段として用いられることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る固体撮像装置において、前記電荷生成手段の信号電荷のリセット時、前記第2のMOSトランジスタはその制御電極が活性化され、且つ、前記第1のMOSトランジスタはその制御電極に活性化電位とは逆極性の電位が印加されることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置と、前記固体撮像装置に被写体像を結像するレンズと、前記固体撮像装置からの映像信号に所定の信号処理を施し、輝度信号及びクロマ信号を生成する信号処理手段とを有してビデオカメラを構成するものである。
請求項7に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置と、前記固体撮像装置に被写体像を結像するレンズと、前記固体撮像装置からの信号を処理する信号処理手段とを有してデジタルスチルカメラを構成するものである。
本発明によれば、商品に要求される飽和電子数および電源電圧を確保した固体撮像装置、更には、S/Nの高い映像信号を有するビデオカメラ、デジタルスチルカメラを提供することができる。請求項毎の発明の効果を述べると、次の通りである。
請求項1に係る発明によれば、電荷生成手段から電荷蓄積手段への信号電荷転送を容易にすることが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、信号転送手段、及び前記信号転送補助手段を汎用的な(C)MOSプロセスで容易に作成することが可能となる。
請求項3に係る発明によれば、第2のMOSトランジスタの変調効果を利用することにより、電荷生成手段からの信号電荷の転送に、より好適なポテンシャル勾配を形成することが可能となる。
請求項4に係る発明によれば、電荷蓄積手段に蓄積されている信号電荷を読出している場合においても、電荷生成手段で発生した新たな電荷を排出することが可能となり、電荷生成手段をリセット状態にすることが可能となる。
請求項5に係る発明によれば、第1のMOSトランジスタの変調効果を利用することにより、電荷生成手段の信号電荷を排出するのに、より好適なポテンシャル勾配を形成することが可能となる。
請求項6に係る発明によれば、S/Nの高い画像信号を有するビデオカメラを提供することが可能となる。
請求項7に係る発明によれば、S/Nの高い画像信号を有するデジタルスチルカメラを提供することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る固体撮像装置の実施例1について説明する。この実施例1は、請求項1〜3に係る発明の実施例に対応するものである。図1は、実施例1に係る固体撮像装置における画素部を構成する画素の等価回路とその制御部を示す図である。図1においては、説明の都合上、画素としては、第1の画素1-1と第2の画素1-2の2つの画素のみを示しているが、第1あるいは第2の画素と同一構成の画素が2次元行列状に配列されて画素部が構成されている。図1に示すように、第1の画素1-1及び第2の画素1-2は、それぞれ、入射された電磁波に対応する信号電荷を生成するフォトダイオードPD-1,PD-2、該フォトダイオードPD-1,PD-2で生成された電荷を蓄積するための電荷蓄積部FD-1,FD-2、前記生成された電荷を前記電荷蓄積部FD-1,FD-2に転送するための転送スイッチである転送MOSトランジスタM1-1,M1-2、前記電荷蓄積部FD-1,FD-2をリセットするためのリセットスイッチであるリセットトランジスタM2-1,M2-2、前記電荷蓄積部FD-1,FD-2の電荷に応じた信号を増幅するための増幅トランジスタM3-1,M3-2、前記増幅された信号を選択するための選択スイッチである選択トランジスタM4-1,M4-2、選択スイッチ線10-1,10-2、FDリセットスイッチ線20-1,20-2、転送スイッチ線30-1,30-2、垂直信号線50から構成されている。そして、リセットトランジスタM2-1,M2-2はディプリッション型MOSトランジスタ(あるいはそれと同等なトランジスタ)を想定している。
そして、第1の画素1-1のフォトダイオードPD-1と第2の画素1-2のフォトダイオードPD-2との間には、信号転送補助MOSトランジスタM5が接続され、そのゲートには信号転送補助スイッチ線40が接続されている。なお、選択スイッチ線10-1,10-2、FDリセットスイッチ線20-1,20-2、転送スイッチ線30-1,30-2及び信号転送補助スイッチ線40は、行方向に配列された画素にそれぞれ共通に接続され、また垂直信号線50は、列方向に配列された画素に共通に接続されている。そして、制御部100 からの制御信号により各部が駆動制御されるようになっている。なお、上記MOSトランジスタは全てnチャンネルMOSトランジスタとする。
次に、このように構成されている実施例1の動作を、図2のタイミングチャートに基づいて説明する。まず、第1の画素1-1のFDリセットスイッチ線20-1をHigh レベル(時刻:t5〜t6)にすることにより、電荷蓄積部FD-1を電源電圧VDDにリセットする。次に、選択スイッチ線10-1をHigh レベル(時刻:t7〜t8)にすることにより、第1の画素1-1のリセットレベルを垂直信号線50から出力する。次に、転送スイッチ線30-1をHigh レベル(時刻:t9〜t13)とすると共に信号転送補助スイッチ線40をMinusレベル(時刻:t10〜t12)とすることにより、第1の画素1-1のフォトダイオードPD-1からの信号電荷を電荷蓄積部FD-1に転送をする。再び選択スイッチ線10-1をHigh レベル(時刻:t11〜t14)にすることにより、第1の画素1-1の信号レベルを垂直信号線50から出力する。その後、図示していない信号処理回路部で両レベルの差分を取ることにより、信号成分を得ることが可能となる。第2の画素1-2からの信号成分も同様に得ることができる(時刻:t5′〜t14′)。ここで、High レベルとは電源電圧VDD(ここでは、 2.5V)、Minusレベルとはグランド電圧GND(0V)以下となる負電圧(ここでは、−1.0 V)を想定している。
次に、図3の画素ポテンシャル図に基づいて、本実施例の画素においてフォトダイオードPDから電荷蓄積部FDへの信号電荷転送時における各部のポテンシャル状態について説明する。本実施例においては、信号電荷転送時には、転送スイッチ線30をHigh レベルにすると共に信号転送補助スイッチ線40をMinusレベルとすることで、信号転送補助MOSトランジスタM5の変調効果を利用し、フォトダイオードPD近傍のポテンシャル勾配をより好適にすることが可能になる。なお、図3においては、信号転送補助MOSトランジスタM5を備えていない従来の画素におけるポテンシャル状態を、対比するため示している(なお、図3においては、信号転送補助スイッチ線40への印加電圧を0Vとして、従来例の態様を示している)。
以上説明したように、フォトダイオードPD(PD-1,PD-2)から電荷蓄積部FD(FD-1,FD-2)への信号電荷転送時には、転送スイッチ線30をHigh レベルにすると共に信号転送補助スイッチ線40をMinusレベルとすることで、信号転送補助MOSトランジスタM5の変調効果を利用し、フォトダイオードPDから電荷蓄積部FDへの信号電荷の転送を容易にすることが可能となる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。この実施例2も請求項1〜3に係る発明の実施例に対応するものである。図4は、実施例2に係る固体撮像装置における画素部を構成する画素の等価回路とその制御部を示す図である。図4においても、画素としては、第1の画素1-1と第2の画素1-2のみを示しているが、第1あるいは第2の画素と同一構成の画素が2次元行列状に配列されて画素部が構成されている。図4に示すように、第1の画素1-1及び第2の画素1-2は、それぞれ、入射された電磁波に対応する信号電荷を生成するフォトダイオードPD-1,PD-2、該フォトダイオードPD-1,PD-2で生成された電荷を蓄積するための電荷蓄積部FD-1,FD-2、前記生成された電荷を前記電荷蓄積部FD-1,FD-2に転送するための転送スイッチである転送MOSトランジスタM1-1,M1-2、前記電荷蓄積部FD-1,FD-2をリセットするためのリセットスイッチであるリセットトランジスタM2-1,M2-2、前記電荷蓄積部FD-1,FD-2の電荷に応じた信号を増幅するための増幅トランジスタM3-1,M3-2、FDリセットスイッチ線20-1,20-2、転送スイッチ線30-1,30-2、垂直信号線50から構成されている。そして、リセットトランジスタM2-1,M2-2はディプリッション型MOSトランジスタ(あるいはそれと同等なトランジスタ)を想定している。
そして、第1の画素1-1のフォトダイオードPD-1と第2の画素1-2のフォトダイオードPD-2との間には、信号転送補助MOSトランジスタM5が接続され、そのゲートには信号転送補助スイッチ線40が接続されている。なお、FDリセットスイッチ線20-1,20-2、転送スイッチ線30-1,30-2及び信号転送補助スイッチ線40は、行方向に配列された画素にそれぞれ共通に接続され、また垂直信号線50は、列方向に配列された画素に共通に接続されている。そして、制御部100 からの制御信号により各部が駆動制御されるようになっている。この実施例が実施例1と異なる点は、選択スイッチである選択トランジスタM4-1,M4-2と選択スイッチ線10-1,10-2を設ける代わりに、電源線(VDD)をクロック動作(φVDD)とすることにより、選択手段としての動作を行わせている点である。
次に、実施例2の動作を、図5のタイミングチャートに基づいてついて説明する。時刻:t5〜t14,t5′〜t14′の期間の動作は実施例1と同様である。電源線(φVDD)を時刻:t15〜t18,t15′〜t18′の間Lowレベル( 例えば、 1.0V)とし、FDリセットスイッチ線20-1,20-2をHigh レベル(時刻:t16〜t17,t16′〜t17′)にすることにより、電荷蓄積部FD-1,FD-2をLowレベルとすることによって第1の画素又は第2の画素を非選択状態にしている。それ以外の動作は実施例1と同様であるので説明は省略する。
以上説明したように、この実施例2によれば、信号転送補助MOSトランジスタM5を設けても画素を構成するトランジスタの数が略変わらないので、画素ピッチの増加を抑制しながら、実施例1と同様に、信号転送補助MOSトランジスタM5の変調効果を利用し、フォトダイオードPD(PD-1,PD-2)から電荷蓄積部FD(FD-1,FD-2)への信号電荷の転送を容易にすることが可能になる。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。この実施例3は請求項1〜5に係る発明の実施例に対応するものである。図6は、実施例3に係る固体撮像装置における画素部を構成する画素の等価回路とその制御部を示す図である。図6においては、単一の画素のみを示しているが、同一構成の画素を2次元行列状に配列して画素部を構成している。図6に示すように、画素1は、入射された電磁波に対応する信号電荷を生成するフォトダイオードPD、該フォトダイオードPDで生成された電荷を蓄積するための電荷蓄積部FD、前記生成された電荷を前記電荷蓄積部FDに転送するための転送スイッチである転送MOSトランジスタM1、前記電荷蓄積部FDをリセットするためのリセットスイッチであるリセットトランジスタM2、前記電荷蓄積部FDの電荷に応じた信号を増幅するための増幅MOSトランジスタM3、前記増幅された信号を選択するための選択スイッチである選択トランジスタM4,信号転送補助スイッチである信号転送補助MOSトランジスタM5、選択スイッチ線10、FDリセットスイッチ線20、転送スイッチ線30、信号転送補助スイッチ線40、垂直信号線50から構成されている。そして、リセットトランジスタM2はディプリッション型MOSトランジスタ(あるいはそれと同等なトランジスタ)を想定している。
なお、選択スイッチ線10、FDリセットスイッチ線20、転送スイッチ線30及び信号転送補助スイッチ線40は、行方向に配列された画素にそれぞれ共通に接続され、また垂直信号線50は、列方向に配列された画素に共通に接続されている。そして、制御部100 からの制御信号により各部が駆動制御されるようになっている。
次に、実施例3の動作を図7のタイミングチャートに基づいて説明する。まず、信号転送補助スイッチ線40をHigh レベル(時刻:t1〜t4)とし、転送スイッチ線30をMinusレベル(時刻:t2〜t3)とすることにより、フォトダイオードPDの電荷を電源線(VDD)に排出する。次に、FDリセットスイッチ線20をHigh レベル(時刻:t5〜t6)とすることにより、電荷蓄積部FDをリセットし、選択スイッチ線10をHigh レベル(時刻:t7〜t8)にすることにより、画素のリセットレベルを垂直信号線50から出力する。
次に、転送スイッチ線30をHigh レベル(時刻:t9〜t13)とし、信号転送補助スイッチ線40をMinusレベル(時刻:t10〜t12)とすることにより、フォトダイオードPDの信号電荷を電荷蓄積部FDに完全転送し、選択スイッチ線10をHigh レベル(時刻:t11〜t14)にすることにより、画素の信号レベルを垂直信号線50から出力する。その後、図示していない信号処理回路部で両レベルの差分を取ることにより、信号成分を得ることが可能となる。ここで、High レベルとは電源電圧VDD(ここでは、 2.5V)、Minusレベルとはグランド電圧GND(0V)以下となる負電圧(ここでは、−1.0 V)を想定している。
更に、図8のタイミングチャートに示すような動作を行わせることにより、より好適な駆動が行われる。すなわち、図7に示した動作において、信号転送補助スイッチ線40をHigh レベル(時刻:t1〜t4)とすると共に転送スイッチ線30をMinusレベル(時刻:t2〜t3)にした後、転送スイッチ線30をHigh レベル(時刻:t9〜t13)とすると共に信号転送補助スイッチ線40をMinusレベル(時刻:t10〜t12)とするまでの期間において、この図8に示す動作においては、信号転送補助スイッチ線40をMinusレベル(時刻:t4〜t12)とすると共に転送スイッチ線30をMinusレベル(時刻:t2〜t9)としている。これにより、画素、特にフォトダイオードPDで発生する暗電流を抑制することが可能になる。
次に、信号電荷転送時及び信号電荷排出時の画素の各部のポテンシャル状態について説明する。信号電荷転送時の各部のポテンシャル状態を図9に示す。フォトダイオードPDから電荷蓄積部FDへの信号電荷転送時は、転送スイッチ線30をHigh レベルとすると共に信号転送補助スイッチ線40をMinusレベルとすることで、信号転送補助MOSトランジスタM5の変調効果を利用し、フォトダイオードPD近傍のポテンシャル勾配をより好適にすることが可能になる。また、信号電荷排出時の各部のポテンシャル状態を図10に示す。フォトダイオードPDから電源線(VDD)への信号電荷排出時には、転送スイッチ線30をMinusレベルとすると共に信号転送補助スイッチ線40をHigh レベルとすることで、転送MOSトランジスタM1の変調効果を利用し、フォトダイオードPD近傍のポテンシャル勾配をより好適にすることが可能になる。なお、図9及び図10においても、従来の信号電荷転送時及び信号電荷排出時におけるポテンシャル状態を、対比するため示している。
以上説明したように、フォトダイオードPDからの信号電荷を電荷蓄積部FDに転送する場合には、転送スイッチ線30をHigh レベルにすると共に信号転送補助スイッチ線40をMinusレベルとすることで、信号転送補助MOSトランジスタM5の変調効果を利用し、またフォトダイオードPDからの信号電荷を電源線(VDD)に排出する場合には、転送スイッチ線30をMinusレベルにすると共に信号転送補助スイッチ線40をHigh レベルとすることにより、転送MOSトランジスタM1の変調効果を利用することで、転送あるいは排出動作を容易にすることが可能となる。
(実施例4)
次に、実施例4について説明する。この実施例4も請求項1〜5に係る発明の実施例に対応するものである。図11は、実施例4に係る固体撮像装置における画素部を構成する画素の等価回路とその制御部を示す図である。図11においては、単一の画素のみを示しているが、同一構成の画素を2次元行列状に配列して画素部を構成している。図11に示すように、画素1は、入射された電磁波に対応する信号電荷を生成するフォトダイオードPD、該フォトダイオードPDで生成された電荷を蓄積するための電荷蓄積部FD、前記生成された電荷を前記電荷蓄積部FDに転送するための転送スイッチである転送MOSトランジスタM1、前記電荷蓄積部FDをリセットするためのリセットスイッチであるリセットトランジスタM2、前記電荷蓄積部FDの電荷に応じた信号を増幅するための増幅MOSトランジスタM3、信号転送補助スイッチである信号転送補助MOSトランジスタM5 、FDリセットスイッチ線20、転送スイッチ線30、信号転送補助スイッチ線40、垂直信号線50から構成されている。そして、リセットトランジスタM2はディプリッション型MOSトランジスタ(あるいはそれと同等なトランジスタ)を想定している。
なお、FDリセットスイッチ線20、転送スイッチ線30及び信号転送補助スイッチ線40は、行方向に配列された画素にそれぞれ共通に接続され、また垂直信号線50は、列方向に配列された画素に共通に接続されている。そして、制御部100 からの制御信号により各部が駆動制御されるようになっている。この実施例が図6に示した実施例3と異なる点は、選択スイッチである選択トランジスタM4と選択スイッチ線10を設ける代わりに、電源線(VDD)をクロック動作(φVDD)とすることにより、選択手段としての動作を行わせている点である。
次に、実施例4の動作を、図12及び図13のタイミングチャートに基づいて説明する。時刻:t1〜t14の期間の動作は、図7及び図8に示した実施例3の動作と同様である。電源線(φVDD)を時刻:t15〜t18の間Lowレベル(例えば、 1.0V)とし、FDリセットスイッチ線20をHigh レベル(時刻:t16〜t17)にすることにより、電荷蓄積部FDをLowレベルにとすることによって画素を非選択状態にしている。それ以外の動作は図7及び図8に示した実施例3の動作と同様であるので、説明は省略する。
以上説明したように、この実施例4によれば、信号転送補助MOSトランジスタM5を設けても画素を構成するトランジスタの数は略変わらないので、画素ピッチの増加を抑制しながら、実施例3と同様に、フォトダイオードPDからの転送あるいは排出動作を容易にすることが可能になる。
(実施例5)
次に、実施例5について説明する。この実施例5も請求項請求項1〜5に係る発明の実施例に対応している。図14は、実施例5に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。この実施例に係る固体撮像装置は、図6に示した実施例3に係る画素構成の画素セルを、説明を簡単にするため3行3列に配列した画素部と、選択スイッチ線10-1,10-2,10-3、FDリセットスイッチ線20-1,20-2,20-3、転送スイッチ線30-1,30-2,30-3、信号転送補助スイッチ線40-1,40-2,40-3、垂直信号線50-1,50-2,50-3、定電流源60-1,60-2,60-3、共通信号出力転送スイッチである共通信号出力転送トランジスタ70-1,70-2,70-3、共通信号出力転送スイッチ線71-1,71-2,71-3、出力アンプ80、ADコンバータ82、フレームメモリ83、共通信号出力線84、垂直走査回路90、水平走査回路91、信号蓄積部95、及びそれらを制御する駆動制御部100 とから構成されている。なお、図14において、符号の枝番号は3行3列の画素セルの各行あるいは各列に対応して付されている。
次に、このように構成されている実施例5に係る固体撮像装置の動作を、図15のタイミングチャートに基づいてついて説明する。まず、信号転送補助スイッチ線40-1〜40-3をHigh レベルとすると共に転送スイッチ線30-1〜30-3をMinusレベルとする。これにより、全画素のフォトダイオードPDの電荷を電源線(VDD)に排出する。次に、FDリセットスイッチ線20-1〜20-3をHigh レベルとすることにより全画素の電荷蓄積部FDをリセットする。なお、信号転送補助スイッチ線40-1〜40-3、転送スイッチ線30-1〜30-3、FDリセットスイッチ線20-1〜20-3、選択スイッチ線10-1〜10-3は、駆動制御部100 の制御に従って垂直走査回路90によって駆動される。
次に、1 行目の選択スイッチ線10-1をHigh レベルとし、画素のリセットレベルを信号蓄積部95に保持する。その後、共通信号出力転送トランジスタ70-1〜70-3に接続された共通信号出力転送スイッチ線71-1〜71-3を順次High レベルにすることにより、画素のリセットレベルを共通信号出力線84、アンプ80を通して出力端子81から順次出力する。前記出力(リセットレベル)はADコンバータ82により、アナログ/デジタル変換してフレームメモリ83に保持される。信号蓄積部95への蓄積動作は、駆動制御部100 によって制御/駆動され、また、共通信号出力転送スイッチ線71は、駆動制御部100 の制御に従って水平走査回路91によって駆動される。2行目以降についても、図15に示すように同様に読み出され、全画素分のリセットレベルがフレームメモリ83に保持される。
所望の蓄積時間経過後に、信号転送補助スイッチ線40-1〜40-3をMinusレベルとすると共に、転送スイッチ線30-1〜30-3をHigh レベルとする。これにより、全画素のフォトダイオードPDの電荷を電荷蓄積部FDに転送する。
次に、1行目の選択スイッチ線10-1をHigh レベルとし、画素の信号レベルを信号蓄積部95に保持する。次に、FDリセットスイッチ線20-1をHigh レベルとすることにより電荷蓄積部FDをリセットする。その後、共通信号出力転送トランジスタ70-1〜70-3に接続された共通信号出力転送スイッチ線71-1〜71-3を順次High レベルにすることにより、画素の信号レベルを共通信号出力線84,アンプ80を通して順次出力する。前記出力(信号レベル)はADコンバータ82により、アナログ/デジタル変換され、予めフレームメモリ83に保持されている1行目のリセットレベルとの差分をとることで、リセットノイズ及び固定パターンノイズを除去した、信号成分のみを取り出す。2行目以降についても図15に示すように同様に読み出され、S/Nの高い信号成分が得られる。
以上説明したように、フォトダイオードPDからの信号電荷を電荷蓄積部FDに転送する場合には、転送スイッチ線30-1〜30-3をHigh レベルとすると共に信号転送補助スイッチ線40-1〜40-3をMinusレベルとすることで、信号転送補助MOSトランジスタM5の変調効果を利用し、フォトダイオードPDからの信号電荷を電源線(VDD)に排出する場合には、転送スイッチ線30-1〜30-3をMinusレベルとすると共に信号転送補助スイッチ線40-1〜40-3をHigh レベルとすることで、転送MOSトランジスタM1の変調効果を利用することによって、転送並びに排出の各動作を容易にすることが可能となる。なお、本実施例では、全行の信号蓄積開始、終了のタイミングが同時である場合について、簡易的に画素が3行3列の画素セルを用いて説明したが、これに限るものではない。
(実施例6)
次に、本発明に係る固体撮像装置をビデオカメラに使用した場合の構成例を実施例6として説明する。図16は、ビデオカメラの構成を示すブロック図である。図16において、101Aは撮影レンズで焦点調節を行うためのフォーカスレンズ、101Bはズーム動作を行うズームレンズ、101Cは結像用のレンズである。また、102 は絞り、103 は撮像面に結像された被写体像を光電変換して電気的な撮像信号に変換する固体撮像装置であり、例えば図14に示した実施例5で説明した固体撮像装置を用いるものとする。104 は固体撮像装置103 から出力された撮像信号をサンプルホールドし、更に、信号レベルを増幅するサンプルホールド回路(S/H回路)であり、映像信号を出力する。
105 はサンプルホールド回路104 から出力された映像信号にガンマ補正、色分離、ブランキング処理等の所定の処理を施すプロセス回路で、輝度信号Y及びクロマ信号Cを出力する。プロセス回路105 から出力されたクロマ信号Cは、色信号補正回路121 でホワイトバランス及び色バランスの補正が施され、色差信号R−Y,B−Yとして出力される。また、プロセス回路105 から出力された輝度信号Yと、色信号補正回路121 から出力された色差信号R−Y,B−Yは、エンコーダ回路(ENC回路)124 で変調され、標準テレビジョン信号として出力される。このテレビジョン信号は、図示しないビデオレコーダあるいは電子ビューファインダ等のモニタEVFへ供給される。更に、色信号補正回路121 から出力された色差信号R−Y、B−Yは、ゲート回路122 でゲートされ、積分回路125 で積分値が検出されて論理制御回路117 に入力される。この信号は、主にホワイトバランスの調節(不図示)に利用される。
106 はアイリス制御回路であり、サンプルホールド回路104 から供給される映像信号に基づいてアイリス駆動回路107 を制御し、映像信号のレベルが所定レベルの一定値となるように、絞り102 の開口量を制御すべくigメータ108 を自動制御する。113 ,114 はサンプルホールド回路104 から出力された映像信号中より合焦検出を行うために必要な高周波成分を抽出する、異なった帯域制限の第1及び第2のバンドパスフィルタ(BPF1,BPF2)である。第1のバンドパスフィルタ(BPF1)113 及び第2のバンドパスフィルタ(BPF2)114 から出力された信号は、ゲート回路115 及びフォーカスゲート枠信号で各々ゲートされ、ピーク検出回路116 でピーク値が検出されてホールドされると共に論理制御回路117 に入力される。この信号を焦点電圧と呼び、この焦点電圧によってフォーカスを合わせている。
また、118 はフォーカスレンズ101Aの移動位置を検出するフォーカスエンコーダ、119 はズームレンズ101Bの焦点距離を検出するズームエンコーダ、120 は絞り102 の開口量を検出するアイリスエンコーダである。これらのエンコーダの検出値はシステムコントロールを行う論理制御回路117 へ供給される。論理制御回路117 は設定された合焦検出領域内に相当する映像信号に基づいて被写体に対する合焦検出を行い焦点調節を行う。すなわち、第1及び第2のバンドパスフィルタ113 ,114 より供給された高周波成分のピーク値情報を取り込み、高周波成分のピーク値が最大となる位置へフォーカスレンズ101Aを駆動すべくフォーカス駆動回路109にフォーカスモータ110 の回転方向、回転速度、回転/停止等の制御信号を供給し、これを制御する。また、123 はゲートパルス発生回路で、論理制御回路117 からの制御信号に基づきゲート回路115 ,122 のゲート枠信号を発生するものである。
以上説明したように、上記ビデオカメラでは、本発明に係る固体撮像装置及びその駆動方法を用いているので、S/Nの高い映像信号を有するビデオカメラが得られる。
(実施例7)
次に、本発明に係る固体撮像装置をデジタルスチルカメラに使用した場合の構成例を実施例7として説明する。図17はデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。図17において、131 はレンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリア、132 は被写体の光学像を固体撮像装置134 に結像させるレンズ、133 はレンズ132 を通った光量を可変するための絞り、134 はレンズ132 で結像された被写体を画像信号として取り込むための固体撮像装置であり、例えば図14で示した実施例5で説明したものを用いるものとする。135 は固体撮像装置134 から出力される撮像信号の信号処理を行う撮像信号処理回路、136 は撮像信号処理回路135 から出力される画像信号のアナログーディジタル変換を行うA/D変換器、137 はA/D変換器136 から出力された画像データに各種の補正を行ったり、データを圧縮したりする信号処理部、138 は固体撮像装置134 、撮像信号処理回路135 、A/D変換器136 、信号処理部137 に各種タイミング信号を出力するタイミング発生部である。また、139 は各種演算とデジタルスチルカメラ全体を制御する全体制御・演算部、140 は画像データを一時的に記憶するためのメモリ部、141 は記録媒体に記録又は読み出しを行うための記録媒体制御I/F(インターフェース)部、142 は画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、143 は外部コンピュータ等と通信するための外部I/F(インターフェース)部である。
次に、このように構成されているデジタルスチルカメラの撮影時の動作について説明する。まず、バリア131 がオープンされると、メイン電源がオンされ、次いでコントロール系の電源がオンし、更に、A/D変換器136 等の撮像系回路の電源がオンされる。それから、露光量を制御するために、全体制御・演算部139 は絞り133 を開放にし、固体撮像装置134 から出力された信号は撮像信号処理回路135 を経てA/D変換器136 でA/D変換された後、信号処理部137 に入力される。全体制御・演算部139 では、そのデータに基づいて露出の演算を行う。すなわち、上記処理により測光を行った結果によって明るさを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部139 は絞り133 を制御する。
次に、固体撮像装置134 から出力された信号をもとに高周波成分を取り出し、被写体までの距離の演算を全体制御・演算部139 で行う。その後、レンズ132 を駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断したときは、再びレンズ132 を駆動し測距を行う。そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。露光が終了すると、固体撮像装置134 から出力され、撮像信号処理回路135 で処理された画像信号はA/D変換器136 でA/D変換され、信号処理部137 を通り全体制御・演算部139 によりメモリ部140 に書き込まれる。その後、メモリ部140 に蓄積されたデータは全体制御・演算部139 の制御により記録媒体制御I/F部141 を通り、半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体142 に記録される。また、外部I/F部143 を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
以上説明したように、上記デジタルスチルカメラでは、本発明に係る固体撮像装置及びその駆動方法を用いているので、S/Nの高い映像信号を有するデジタルスチルカメラが得られる。
本発明に係る固体撮像装置の実施例1における画素部の画素の等価回路構成及びその制御部を示す図である。 図1に示した実施例1の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図1に示した実施例1の画素における信号電荷転送時の各部のポテンシャル態様を示す図である。 実施例2における画素部の画素の等価回路構成とその制御部を示す図である。 図4に示した実施例2の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例3における画素部の画素の等価回路構成とその制御部を示す図である。 図6に示した実施例3の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図6に示した実施例3の更に好適な動作を説明するためのタイミングチャートである。 図6に示した実施例3の画素における信号電荷転送時の各部のポテンシャル態様を示す図である。 図6に示した実施例3の画素における信号電荷排出時の各部のポテンシャル態様を示す図である。 実施例4における画素部の画素の等価回路構成とその制御部を示す図である。 図11に示した実施例4の動作を説明するためのタイミングチャートである。 図11に示した実施例4の更に好適な動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例5に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図14に示した実施例5の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係る固体撮像装置を用いたビデオカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明に係る固体撮像装置を用いたデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 画素
1-1 第1の画素
1-2 第2の画素
10,10-1,10-2,10-3 選択スイッチ線
20,20-1,20-2,20-3 FDリセットスイッチ線
30,30-1,30-2,30-3 転送スイッチ線
40,40-1,40-2,40-3 信号転送補助スイッチ線
50,50-1,50-2,50-3 垂直信号線
60-1,60-2,60-3 定電流源
70-1,70-2,70-3 共通信号出力転送トランジスタ
71-1,71-2,71-3 共通信号出力転送スイッチ線
80 出力アンプ
81 出力端子
82 ADコンバータ
83 フレームメモリ
84 共通出力線
90 垂直走査回路
91 水平走査回路
95 信号蓄積部
100 制御部
101A フォーカスレンズ
101B ズームレンズ
101C 結像用レンズ
102 絞り
103 固体撮像装置
104 サンプルホールド回路
105 プロセス回路
106 アイリス制御回路
107 アイリス駆動回路
108 igメーター
109 フォーカス駆動回路
110 フォーカスモータ
111 ズーム駆動回路
112 ズームモータ
113 第1のBPF
114 第2のBPF
115 ゲート回路
116 ピーク検出回路
117 論理制御回路
118 フォーカスエンコーダ
119 ズームエンコーダ
120 アイリスエンコーダ
121 色信号補正回路
122 ゲート回路
123 ゲートパルス発生回路
124 エンコーダ回路
125 積分回路
131 バリア
132 レンズ
133 絞り
134 固体撮像素子
135 撮像信号処理回路
136 AD変換器
137 信号処理部
138 タイミング発生部
139 全体制御・演算部
140 メモリ部
141 記録媒体制御I/F部
142 記録媒体
143 外部I/F部

Claims (7)

  1. 入射された電磁波に対応する信号電荷を生成する電荷生成手段及び前記電荷生成手段により生成された信号電荷を転送するための信号転送手段から構成される少なくとも1つのサブユニットと、前記転送された信号電荷を蓄積する電荷蓄積手段と、前記電荷蓄積手段をリセットする第1のリセット手段と、前記電荷蓄積手段に蓄積されている信号電荷に応じた信号を増幅する増幅手段と、前記増幅された信号を選択的に垂直信号線に出力する選択手段とを有する画素ユニットが複数、マトリクス状に配置されたイメージ部と、
    前記信号転送手段に対する前記電荷生成手段近傍のポテンシャルの勾配を、前記信号電荷の転送時において非転送時よりも大きくする信号転送補助手段とを有する固体撮像装置。
  2. 前記信号転送手段は第1のMOSトランジスタを含み、前記信号転送補助手段は第2のMOSトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  3. 前記信号電荷の転送時、前記第1のMOSトランジスタはその制御電極が活性化され、且つ、前記第2のMOSトランジスタはその制御電極に活性化電位とは逆極性の電位が印加されることを特徴とする請求項2に係る固体撮像装置。
  4. 前記第2のMOSトランジスタは、前記電荷生成手段をリセットする第2のリセット手段として用いられることを特徴とする請求項2又は3に係る固体撮像装置。
  5. 前記電荷生成手段の信号電荷のリセット時、前記第2のMOSトランジスタはその制御電極が活性化され、且つ、前記第1のMOSトランジスタはその制御電極に活性化電位とは逆極性の電位が印加されることを特徴とする請求項4に係る固体撮像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置と、前記固体撮像装置に被写体像を結像するレンズと、前記固体撮像装置からの映像信号に所定の信号処理を施し、輝度信号及びクロマ信号を生成する信号処理手段とを有することを特徴とするビデオカメラ。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に係る固体撮像装置と、前記固体撮像装置に被写体像を結像するレンズと、前記固体撮像装置からの信号を処理する信号処理手段とを有することを特徴とするデジタルスチルカメラ。
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