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JP5076822B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、排気ガスを吸気系へ還流する排気還流装置を備える内燃機関の制御装置に関する。
従来から、ディーゼルエンジンなどの内燃機関において、排気通路から排気ガスの一部を吸気通路へ戻し、機関内での燃焼温度を下げることにより、NOxの発生を抑制する排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置が知られている。例えば、排気通路の触媒より下流側の位置から排気を吸気側へ還流させるEGR装置(以下では、「低圧ループEGR装置」)が提案されている。特許文献1には、低圧ループEGR装置において、過渡時にインタークーラをバイパスする通路にガスを流すことにより、速やかに、燃焼室に吸入されるガス中の排気ガスの量を所望の量とする技術が記載されている。
特開2005−146919号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載された技術では、低圧ループEGR装置から還流された排気ガスの凝縮によりインタークーラ内に強酸性の凝縮水が滞留して、インタークーラが腐食してしまう場合があった。特に、インタークーラの出口付近では、腐食が進行してしまう傾向にあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、低圧ループEGR装置を有する内燃機関の制御装置において、インタークーラの腐食を適切に防止して、耐食寿命を向上させることを目的とする。
本発明の1つの観点では、内燃機関の制御装置は、ターボチャージャのタービン及び触媒より下流側の排気通路上の位置から、前記ターボチャージャのコンプレッサより上流側の吸気通路上の位置へ排気ガスを還流させる排気還流装置と、前記排気還流装置によって排気ガスが還流される吸気通路上の位置よりも下流側の吸気通路に設けられたインタークーラと、前記吸気通路に接続されると共に、前記インタークーラに形成された通路の一端に接続された第1の流路と、前記吸気通路に接続されると共に、前記インタークーラに形成された前記通路の他端に接続された第2の流路と、前記第1の流路及び前記第2の流路が接続された前記吸気通路上に設けられており、(1)前記第1の流路から前記インタークーラに吸気が供給され、前記インタークーラを流れた吸気が前記第2の流路を経由して吸気マニホールドのほうへ流れる第1状態と、(2)前記第2の流路から前記インタークーラに吸気が供給され、前記インタークーラを流れた吸気が前記第1の流路を経由して前記吸気マニホールドのほうへ流れる第2状態とで、吸気の流れを切り替えることが可能な切り替え弁と、前記第2の流路に配設されたヒータと、前記インタークーラ内の凝縮水量が所定量を越えた場合に、前記ヒータをオンに制御するヒータ制御手段と、前記凝縮水量が前記所定量を超えていない場合には、吸気の流れが前記第1状態となるように前記切り替え弁を制御し、前記凝縮水量が前記所定量を越えた場合には、吸気の流れが前記第2状態となるように前記切り替え弁を制御する切り替え弁制御手段と、を備える。
上記の内燃機関の制御装置は、例えばターボチャージャを備えるディーゼルエンジンに好適に適用することができる。排気還流装置(低圧ループEGR装置)は、ターボチャージャのタービン及び触媒の下流位置から、ターボチャージャのコンプレッサの上流位置へ排気ガスを還流させ、インタークーラは、排気還流装置によって排気ガスが還流される吸気通路上の位置よりも下流位置に設けられ、供給させる吸気を冷却する。第1の流路は、吸気通路に接続されると共に、インタークーラに形成された通路の一端に接続される。第2の流路は、吸気通路に接続されると共に、インタークーラに形成された通路の他端に接続される。切り替え弁は、第1の流路及び第2の流路が接続された吸気通路上に設けられる。切り替え弁は、(1)第1の流路からインタークーラに吸気が供給され、インタークーラを流れた吸気が第2の流路を経由して吸気マニホールドのほうへ流れる第1状態と、(2)第2の流路からインタークーラに吸気が供給され、インタークーラを流れた吸気が第1の流路を経由して吸気マニホールドのほうへ流れる第2状態とで、吸気の流れを切り替えることが可能に構成されている。ヒータは、第2の流路に設けられ、インタークーラ内の凝縮水量が所定量を越えた場合に、ヒータ制御手段によってオンに制御される。切り替え弁制御手段は、凝縮水量が前記所定量を超えていない場合には、吸気の流れが第1状態となるように切り替え弁を制御し、凝縮水量が前記所定量を越えた場合には、吸気の流れが第2状態となるように切り替え弁を制御する。これにより、ヒータで加熱された吸気をインタークーラに対して適切に流すことができ、インタークーラ内の凝縮水を急速に乾燥させて凝縮水を除去することが可能となる。よって、インタークーラの腐食を効果的に防止して、インタークーラの耐食寿命をより向上させることが可能となる。
好適には、前記切り替え弁制御手段は、内燃機関の低温始動時には、吸気の流れが前記第1状態となるように前記切り替え弁を制御する。これにより、ヒータで加熱された吸気がインタークーラにより冷却されてしまい、内燃機関の暖機などが阻害されてしまうことを抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(装置構成)
図1は、第1実施形態に係る内燃機関の制御装置100の概略構成を示すブロック図である。図1においては、実線の矢印は吸気及び排気の流れを示し、破線の矢印は制御信号・検出信号を示す。なお、本明細書では、「吸気」の文言を、新気だけでなく、EGR装置によって吸気系に還流された排気ガスも含む意味として用いる。
図1において、内燃機関の制御装置100は、内燃機関10として直列4気筒のディーゼルエンジンを備える。内燃機関10の各気筒は、吸気マニホールド11及び排気マニホールド12に接続されている。内燃機関10は、各気筒に設けられた燃料噴射弁15と、各燃料噴射弁15に対して高圧の燃料を供給するコモンレール14とを備え、コモンレールには不図示の燃料ポンプにより燃料が高圧状態で供給される。回転数センサ42は、内燃機関10の回転数を検出し、回転数に対応する検出信号S42をECU7に供給する。水温センサ43は、内燃機関10などの冷却を行う冷却水の温度(以下、単に「水温」と呼ぶ。)を検出し、水温に対応する検出信号S43をECU7に供給する。
吸気マニホールド11に接続された吸気通路20a、20bには、内燃機関10への流入空気を浄化するエアクリーナ21と、吸気温を検出する吸気温センサ41と、吸気の流量を調整するスロットルバルブ22a、22bと、ターボチャージャ23のコンプレッサ23aと、吸気を冷却するインタークーラ(IC)24と、が設けられている。吸気温センサ41は、検出した吸気温に対応する信号S41をECU7に供給する。
また、吸気通路20aと吸気通路20bとは切り替え弁26の部分において接続されており、この切り替え弁26の部分には第1の流路27と第2の流路28とが接続されている。第1の流路27は、インタークーラ24の一方側から吸気を流すように構成され、第2の流路28は、インタークーラ24の他方側から吸気を流すように構成されている(以下では、第1の流路27及び第2の流路28の区別をしないで用いる場合には、単に「流路」と表記する)。この場合、切り替え弁26によって、第1の流路27及び第2の流路28のいずれか一方を介してインタークーラ24に対して吸気が供給されるように、第1の流路27と第2の流路28との切り替えが行われる。切り替え弁26は、ECU7から供給される制御信号S26によって制御される。ここで、インタークーラ24付近の吸気の流れ方について、簡単に説明する。吸気通路20aからの吸気は、第1の流路27及び第2の流路28のうちの一方の流路(切り替え弁26によって選択された流路)を通過してインタークーラ24に供給される。そして、インタークーラ24を通過後の吸気は、第1の流路27及び第2の流路28のうちの他方の流路を通過して吸気通路20bへ流れて、吸気マニホールド11に供給される。
一方、排気マニホールド12に接続された排気通路25には、ターボチャージャ23のタービン23bと、触媒30とが設けられている。触媒30は、例えば酸化触媒やDPF(Diesel Particulate Filter)などが用いられる。
内燃機関の制御装置100は、タービン23bの上流側からコンプレッサ23aの下流側に排気ガスを還流させるEGR装置50(以下、「高圧ループEGR装置」と呼ぶ。)、及びタービン23b及び触媒30の下流側からコンプレッサ23aの上流側に排気ガスを還流させるEGR装置(低圧ループEGR装置)51を備える。高圧ループEGR装置50は、EGR通路31及びEGR弁33を有する。EGR通路31は、排気通路25のタービン23bの上流位置と、吸気通路20bのインタークーラ24より下流位置とを接続する通路である。また、EGR通路31には、EGR量を制御するためのEGR弁33が設けられている。低圧ループEGR装置51は、EGR通路35と、EGRクーラ36と、EGR弁37とを有する。EGR通路35は、排気通路25上の触媒30における下流位置と、吸気通路20aのコンプレッサ23aにおける上流位置とを接続する通路である。また、EGR通路35には、EGRガスを冷却するEGRクーラ36、及びEGRガス量を制御するためのEGR弁37が設けられている。
内燃機関の制御装置100の各要素は、ECU(Engine Control Unit)7により制御されている。ECU7は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備えて構成される。本実施形態では、主に、ECU7は、吸気温センサ41、回転数センサ42、及び水温センサ43から供給される検出信号S41、S42、S43に基づいて、切り替え弁26に対して制御信号S26を供給する。つまり、ECU7は、切り替え弁26を制御することによって、インタークーラ24に吸気を供給する流路を、第1の流路27及び第2の流路28のいずれかに切り替える制御(以下、「流路切り替え制御」と呼ぶ。)を実行する。このようにECU7は、本発明における切り替え弁制御手段に相当する。なお、ECU7は内燃機関の制御装置100の他の構成要素の制御も行うが、本実施形態と特に関係の無い部分については説明を省略する。
なお、本発明は、直列4気筒の内燃機関10への適用に限定はされず、4気筒以外の気筒数で構成された内燃機関や、気筒がV型に配列された内燃機関に対しても適用することができる。更に、本発明は、直噴タイプの燃料噴射弁15によって構成された内燃機関10への適用に限定はされず、ポート噴射タイプの燃料噴射弁によって構成された内燃機関に対しても適用することができる。
ここで、図2を参照して、切り替え弁26を切り替えた際の吸気の流れについて説明する。図2(a)及び図2(b)は、図1におけるインタークーラ24付近を拡大して表した図を示しており、右方向はコンプレッサ23a側を示し、左方向は吸気マニホールド11側を示している。図2(a)で示す場合には、吸気通路20aからの吸気は、第1の流路27を通過してインタークーラ24に供給される。そして、インタークーラ24を通過後の吸気は、第2の流路28を通過して吸気通路20bへ流れていき、吸気マニホールド11へ供給される。以下では、図2(a)に示すようなインタークーラ24における吸気の流れの方向を「正方向」とも呼ぶ。これに対して、図2(b)に示す場合には、吸気通路20aからの吸気は、第2の流路28を通過してインタークーラ24に供給される。そして、インタークーラ24を通過後の吸気は、第1の流路27を通過して吸気通路20bへ流れていき、吸気マニホールド11へ供給される。以下では、図2(b)に示すようなインタークーラ24における吸気の流れの方向を「逆方向」とも呼ぶ。
前述したように、ECU7が切り替え弁26を制御することによって、図2に示すようなインタークーラ24に対して吸気が供給される流路の切り替えが行われる。つまり、ECU7が切り替え弁26を制御することにより、吸気の流れが正方向と逆方向とで切り替えられる。これにより、インタークーラ24へ吸気が供給される入口と、インタークーラ24から吸気が排出される出口とを入れ替えることが可能となる。
(流路切り替え制御)
次に、第1実施形態に係る流路切り替え制御について具体的に説明する。
第1実施形態では、ECU7は、インタークーラ24の腐食を適切に防止して、インタークーラ24の耐食寿命を向上させる観点から、切り替え弁26を用いて流路切り替え制御を行う。
ここで、凝縮水によるインタークーラ24の腐食について説明する。低圧ループEGR装置51を有する構成においては、低圧ループEGR装置51から還流された排気ガスの凝縮によって発生する強酸性の凝縮水がインタークーラ24内に滞留した場合に、インタークーラ24が腐食してしまう可能性がある。例えば、インタークーラ24のチューブやフィンが腐食して、信頼性に影響が及ぼされる。また、このようにインタークーラ24内で発生した凝縮水は、一定以上の吸気の流速(空気量)がないと、インタークーラ24内に滞留し、特にフィンやチューブ内に凝縮水が付着した状態が継続して局所的に腐食が進行し得る。ここで、インタークーラ24における腐食環境は、温度、湿度、凝縮水成分(凝縮水のpH)などによって変化する傾向にある。具体的には、高温、高湿、低pHほど腐食環境としては厳しくなり、水分として存在する限りは腐食が進行するものと考えられる。また、インタークーラ24の出口付近は入口付近に比べ、温度が低く(例えば45℃以下)、凝縮し易い上に、乾燥もし難いために、インタークーラ24に対して一方向からのみ吸気を流した場合には、腐食が進行しやすいと考えられる。
具体的に、図3〜図5を参照して、インタークーラ24における凝縮水の発生及び腐食環境について説明する。
図3は、インタークーラ24における入口付近と出口付近との温度の一例を示している。具体的には、図3(a)はインタークーラ24における入口付近の温度を表しており、図3(b)はインタークーラ24における出口付近の温度を表している。また、図3(a)及び図3(b)では、横軸にエンジン回転数を示し、縦軸に燃料噴射量を示している。図3(a)より、インタークーラ24における入口付近の温度は大気温〜160℃程度であることがわかり、図3(b)より、インタークーラ24における出口付近の温度は大気温〜45℃程度であることがわかる。つまり、インタークーラ24の出口付近は入口付近に比べ、温度がかなり低いことがわかる。したがって、インタークーラ24の出口付近は入口付近に比べ、凝縮水が凝縮し易く、乾燥せずに湿度が高くなる傾向にあると言える。そのため、インタークーラ24に対して一方向からのみ吸気を流した場合には、インタークーラ24の出口付近は腐食が進行しやすいと考えられる。
図4は、凝縮水の滞留条件の一例を示している。図4では、横軸にエンジン回転数を示し、縦軸に燃料噴射量を示している。図4中のハッチングで表した領域A1のように、低回転領域では空気量が少なくなり、凝縮水が多くなる傾向にある。そのため、低回転領域ではインタークーラ24内に凝縮水が滞留して、インタークーラ24の出口付近は腐食環境となる傾向にあると考えられる。
図5は、インタークーラ24における腐食環境の一例を示している。図5では、横軸に時間を示し、縦軸に侵食深さを示している。具体的には、直線B1はpHが「2」程度である凝縮水に侵漬した場合のグラフ(インタークーラ24の出口付近に相当する)を示し、直線B2はpHが「5.6」程度である水に侵漬した場合のグラフを示し、直線B3は乾燥時におけるグラフ(インタークーラ24の入口付近に相当する)を示している。これより、低pH(強酸)ほど腐食環境としては厳しくなり、水分として存在する限りは腐食が進行するものと考えられる。
以上より、第1実施形態では、このようなインタークーラ24の腐食を適切に防止するために、ECU7は、流路切り替え制御を実行する。具体的には、ECU7は、所定条件が成立した際に、第1の流路27と第2の流路28との切り替えが行なわれるように切り替え弁26に対する制御を行う。つまり、図2に示したように、インタークーラ24における吸気の流れが正方向と逆方向との間で切り替わるように制御を行う。詳しくは、ECU7は、切り替え弁26により流路を切り替えてからの経過時間Tが所定時間を超えた場合、若しくはインタークーラ24の凝縮水量が所定量を越えた場合に、流路が切り替わるように制御を行う。つまり、ECU7は、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留したと判断できる場合に流路の切り替えを行うと共に、凝縮水が滞留していないような場合であっても流路を切り替えてから所定時間が経過している場合には流路の切り替えを行う。
このような制御を行うことにより、インタークーラ24の入口と出口とを入れ替えることで、雰囲気温度・湿度を変更でき、出口に一方的に凝縮水が滞留することを抑制できると共に、出口を乾燥させることができる。よって、インタークーラ24内で酸性凝縮水が多量に発生するような場合(例えば低圧ループEGR装置51から還流される排気ガスのEGR率が大きい場合や、吸気系と排気系との温度差が大きい場合など)や、発生した凝縮水が滞留しやすい場合(低回転や低流量など)でも、腐食環境を効果的に緩和させることができる。したがって、第1実施形態によれば、局所的に腐食が進むことを防止して、インタークーラ24の耐食寿命を向上させることが可能となる。
次に、図6を参照して、第1実施形態に係る流路切り替え処理について説明する。図6は、第1実施形態に係る流路切り替え処理を示すフローチャートである。この処理は、ECU7によって所定の周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS101では、ECU7は、内燃機関10の運転状態を検出する。具体的には、ECU7は、内燃機関10の回転数や、燃料噴射量や、吸気温や、EGR量や、冷却水における水温などを取得する。この場合、ECU7は、吸気温センサ41、回転数センサ42、及び水温センサ43から検出信号S41、S42、S43を取得する。以上の処理が終了すると、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、ECU7は、インタークーラ24へ吸気を供給する流路(第1の流路27及び第2の流路28のいずれか)の切り替えを行ってからの経過時間Tを算出する。なお、以下では、この経過時間Tを「流路切り替え後経過時間T」と呼ぶ。そして、処理はステップS103に進む。
ステップS103では、ステップS102で算出された流路切り替え後経過時間Tが所定時間以下であるか否かを判定する。ここでは、流路切り替え後経過時間Tに基づいて、流路を切り替えるべき状況でないか否かの判定を行っている。流路切り替え後経過時間Tが所定時間以下である場合(ステップS103;Yes)、処理はステップS104に進む。この場合には、流路切り替え後経過時間Tからは、流路を切り替えるべき状況ではないものと判断される。よって、ステップS104以降の処理を実行する。これに対して、流路切り替え後経過時間Tが所定時間を超えている場合(ステップS103;No)、処理はステップS106に進む。この場合には、流路を切り替えるべき状況であると言える。そのため、ECU7は、流路の切り替えを実行する(ステップS106)。なお、ステップS106における処理の詳細は後述する。
ステップS104では、ECU7は、インタークーラ24内に滞留している凝縮水量を算出する。具体的には、ECU7は、ステップS101で取得された内燃機関10の運転状態(回転数、燃料噴射量、EGR量など)に基づいて凝縮水量を算出する。そして、処理はステップS105に進む。
ステップS105では、ECU7は、ステップS104で算出された凝縮水量が所定値を超えるか否かを判定する。即ち、ECU7は、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留しているような状態であるか否かを判定する。つまり、ステップS105では、凝縮水量に基づいて、流路を切り替えるべき状況であるか否かの判定を行っている。なお、判定に用いる所定値は、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留していると考えることができる凝縮水量に相当する。
凝縮水量が所定値を超える場合(ステップS105;Yes)、処理はステップS106に進む。この場合には、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留しているような状態であると考えられるため、流路を切り替えるべき状況であると言える。これに対して、凝縮水量が所定値以下である場合(ステップS105;No)、処理は当該フローを抜ける。この場合には、前述したようにステップS103で流路切り替え後経過時間Tが所定時間以下であると判定されており、且つ、ステップS105で凝縮水量が所定値以下であると判定されたため、流路を切り替えるべき状況ではないと言える。そのため、ECU7は、流路の切り替えを実行しない。
ステップS106では、ECU7は、流路の切り替えを実行する。具体的には、ECU7は、第1の流路27と第2の流路28との切り替えが行なわれるように切り替え弁26に対する制御を行う。つまり、図2に示したように、インタークーラ24における吸気の流れが正方向と逆方向との間で切り替わるように制御を行う。そして、処理はステップS107に進む。ステップS107では、ステップS106で流路の切り替えを行ったため、ECU7は、流路切り替え後経過時間Tをクリアする処理を実行する。そして、処理は当該フローを抜ける。
以上説明した第1実施形態に係る流路切り替え処理によれば、インタークーラ24の入口と出口とを入れ替えることで、インタークーラ24の出口に一方的に凝縮水が滞留することを抑制できると共に、出口を乾燥させることができる。よって、インタークーラ24の腐食環境を効果的に緩和させることができ、局所的に腐食が進むことを防止して、インタークーラ24の耐食寿命を向上させることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態でも、ECU7は、前述した第1実施形態と同様に、インタークーラ24の腐食を適切に防止して、インタークーラ24の耐食寿命を向上させる観点から、切り替え弁26を用いて流路切り替え制御を行う。しかしながら、第2実施形態では、第2の流路28上にヒータを配設して、インタークーラ24の凝縮水量が所定量を越えた場合に、ヒータを通電して、第2の流路28を通過した吸気がインタークーラ24に供給されるように流路の切り替えを行う点で、第1実施形態と異なる。つまり、ECU7は、凝縮水量が所定量を越えた場合に、ヒータを通過した吸気(ヒータで加熱された吸気)がインタークーラ24に供給されるように、流路が第2の流路28に切り替わるように切り替え弁26に対する制御を行う。即ち、第1実施形態では、流路切り替え後経過時間Tが所定時間を超えた場合若しくは凝縮水量が所定量を越えた場合に、流路を順次切り替えていたが、第2実施形態では、流路切り替え後経過時間Tに基づいては流路の切り替えを行わない。具体的には、第2実施形態では、凝縮水量が所定量を越えていない場合には、インタークーラ24に吸気を供給する流路として第1の流路27を継続して用い、凝縮水量が所定量を超えた場合に、インタークーラ24に吸気を供給する流路が第1の流路27から第2の流路28へ切り替わるように流路切り替え制御を行う。
このような第2実施形態に係る流路切り替え制御によれば、凝縮水が乾燥しにくいインタークーラ24の出口付近に対して、ヒータで加熱された吸気を適切に流すことができる。よって、インタークーラ24の出口付近を急速に乾燥させることができ、凝縮水を適切に除去することが可能となる。したがって、インタークーラ24における腐食環境をより効果的に緩和できるため、インタークーラ24の耐食寿命をより向上させることが可能となる。また、上記したヒータとして、低温始動用に配設したものを利用した場合には、部品点数(コスト)を削減することが可能となる。
更に、第2実施形態では、ECU7は、内燃機関10における低温始動時には、ヒータを通電して、第1の流路27を通過した吸気がインタークーラ24に供給されるように流路切り替え制御を行う。つまり、ECU7は、低温始動時には、ヒータで加熱された吸気がインタークーラ24に供給されないように(言い換えるとヒータを通過していない吸気がインタークーラ24に供給されるように)、流路が第1の流路27に切り替わるように切り替え弁26に対する制御を行う。これにより、インタークーラ24を通過後の吸気をヒータによって適切に加熱することができ、ヒータで加熱された吸気を内燃機関10に供給することが可能となる。言い換えると、ヒータで加熱された吸気がインタークーラ24により冷却されてしまい、内燃機関10の暖機などが阻害されてしまうことを抑制することが可能となる。
図7は、第2実施形態に係る流路切り替え制御を説明するための図である。具体的には、図7(a)及び図7(b)は、インタークーラ24付近を拡大して表した図を示しており、右方向はコンプレッサ23a側を示し、左方向は吸気マニホールド11側を示している。なお、図1及び図2などに示した構成要素と同一の構成要素に対しては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態では、図7(a)及び図7(b)に示すように、第2の流路28上にヒータ29が配設されている。詳しくは、ヒータ29は、インタークーラ24の出口付近の第2の流路28上に配設されている。また、ヒータ29は、前述したECU7によってオン/オフが制御される(つまり通電が制御される)。例えば、ヒータ29として、燃焼式ヒータなどが用いられる。
具体的には、図7(a)に示すように、凝縮水量が所定量を越えていない場合には、ECU7は、第1の流路27を通過した吸気がインタークーラ24に供給されるように制御を行う。つまり、ECU7は、吸気がインタークーラ24を正方向に流れるように切り替え弁26を制御する。この場合には、吸気通路20aからの吸気は、第1の流路27を通過してインタークーラ24に供給され、インタークーラ24を通過後の吸気は、第2の流路28を通過して吸気通路20bへ流れていく。また、ECU7は、このように凝縮水量が所定量を越えていない場合には、低温始動時を除き、ヒータ29をオフに制御する。更に、ECU7は、低温始動時には、ヒータ29をオンに制御する。これにより、低温始動時には、インタークーラ24を通過後の吸気をヒータ29によって適切に加熱することができ、ヒータ29で加熱された吸気を内燃機関10に供給することが可能となる。
一方、図7(b)に示すように、凝縮水量が所定量を越えた場合には、ECU7は、第2の流路28を通過した吸気がインタークーラ24に供給されるように制御を行う。つまり、ECU7は、吸気がインタークーラ24を逆方向に流れるように切り替え弁26を制御する。この場合には、吸気通路20aからの吸気は、第2の流路28を通過してインタークーラ24に供給され、インタークーラ24を通過後の吸気は、第1の流路27を通過して吸気通路20bへ流れていく。更に、ECU7は、このように凝縮水量が所定量を越えた場合に、ヒータ29をオンに制御する。これにより、ヒータ29で加熱された吸気を、インタークーラ24の出口付近に対して適切に流すことができる。よって、インタークーラ24内の凝縮水を強制的に乾燥・除去することが可能となる。
次に、図8を参照して、第2実施形態に係る流路切り替え処理について説明する。図8は、第2実施形態に係る流路切り替え処理を示すフローチャートである。この処理も、ECU7によって所定の周期で繰り返し実行される。
まず、ステップS201では、ECU7は、内燃機関10の運転状態を検出する。具体的には、ECU7は、内燃機関10の回転数や、燃料噴射量や、吸気温や、EGR量や、冷却水における水温などを取得する。この場合、ECU7は、吸気温センサ41、回転数センサ42、及び水温センサ43から検出信号S41、S42、S43を取得する。以上の処理が終了すると、処理はステップS202に進む。
ステップS202では、ECU7は、内燃機関10における低温始動要求がないか否かを判定する。具体的には、ECU7は、ステップS201で取得された内燃機関10の運転状態に基づいて、低温始動条件下(即ち、ヒータ29を使用すべき条件下)でないか否かを判定する。低温始動要求がない場合(ステップS202;Yes)、処理はステップS203に進む。これに対して、低温始動要求がある場合(ステップS202;No)、処理はステップS208に進む。この場合には、低温始動時であるため、ECU7は、ヒータ29をオンにすると共に、吸気がインタークーラ24を正方向に流れるように切り替え弁26を制御する(ステップS208)。つまり、第1の流路27を通過した吸気がインタークーラ24に供給されるように、即ちヒータで加熱された吸気がインタークーラ24に供給されないように制御を行う。この場合には、インタークーラ24を通過後の吸気をヒータ29が設けられた第2の流路28に流すことができ、ヒータ29によって加熱した吸気を内燃機関10に対して適切に供給することが可能となる。以上のステップS208の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。
一方、ステップS203では、ECU7は、インタークーラ24内に滞留している凝縮水量を算出する。具体的には、ECU7は、ステップS201で取得された内燃機関10の運転状態(回転数、燃料噴射量、EGR量など)に基づいて凝縮水量を算出する。そして、処理はステップS204に進む。
ステップS204では、ECU7は、ステップS203で算出された凝縮水量が所定値を超えるか否かを判定する。即ち、ECU7は、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留しているような状態であるか否かを判定する。なお、判定に用いる所定値は、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留していると考えることができる凝縮水量に相当する。
凝縮水量が所定値を超える場合(ステップS204;Yes)、処理はステップS205に進む。この場合には、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留しているような状態であると考えられる。よって、以降のステップS205及びS206において、インタークーラ24の出口付近を乾燥させるための処理を行う。まず、ステップS205では、ECU7は、ヒータ29をオンにする。そして、処理はステップS206に進む。ステップS206では、ECU7は、吸気がインタークーラ24を逆方向に流れるように切り替え弁26を制御する。つまり、第2の流路28を通過した吸気(ヒータ29で加熱された吸気)がインタークーラ24に供給されるように制御を行う。これにより、凝縮水を強制的に乾燥・除去することが可能となる。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。
なお、前述したステップS203において、ステップS205及びS206におけるインタークーラ24の出口付近を乾燥させるための処理を継続した時間(以下、「乾燥時間」と呼ぶ。)を考慮に入れて、インタークーラ24内の凝縮水量を算出することが好ましい。この場合、乾燥時間が所定時間に達した際に、算出される凝縮水量が所定値未満となる傾向にある。よって、乾燥時間が所定時間に達した際に、ヒータ29をオフにし、流路を第2の流路28から第1の流路27へ切り替えることができる。
一方、凝縮水量が所定値以下である場合(ステップS204;No)、ステップS207に進む。この場合には、インタークーラ24の出口付近に凝縮水が滞留していないものと考えられる。つまり、前述したようにインタークーラ24の出口付近を乾燥させるための処理を行う必要はないと言える。したがって、ECU7は、ヒータ29をオフにすると共に(ステップS207)、吸気がインタークーラ24を正方向に流れるように切り替え弁26を制御する(ステップS208)。そして、処理は当該フローを抜ける。
以上説明した第2実施形態に係る流路切り替え処理によれば、凝縮水が乾燥しにくいインタークーラ24の出口付近に対して、ヒータで加熱された吸気を適切に流すことができ、インタークーラ24の出口付近を急速に乾燥させて、凝縮水を除去することが可能となる。よって、インタークーラ24における腐食環境を効果的に緩和できるため、インタークーラ24の耐食寿命をより向上させることが可能となる。
なお、上記では、凝縮水量が所定値以下である場合に、吸気がインタークーラ24を正方向に流れるように制御する(つまりインタークーラ24に吸気を供給する流路を第1の流路27に固定する)実施形態を示したが、これに限定はされない。他の例では、凝縮水量が所定値以下である場合に、前述した第1実施形態と同様に、流路切り替え後経過時間Tに基づいて流路の切り替えを行っても良い。具体的には、凝縮水量が所定値以下であっても、流路切り替え後経過時間Tが所定時間を超えている場合に、第1の流路27と第2の流路28との切り替えが行なわれるように切り替え弁26に対する制御を行うことができる。
また、上記では、第2の流路28上にヒータ29を設ける例を示したが、第2の流路28の代わりに、第1の流路27上にヒータ29を設けても良い。この場合には、凝縮水量が所定値を超える場合には、吸気がインタークーラ24を正方向に流れるように制御し、凝縮水量が所定値以下である場合には、吸気がインタークーラ24を逆方向に流れるように制御する。
本実施形態に係る内燃機関の制御装置の概略構成を示すブロック図である。 切り替え弁を切り替えた際の吸気の流れを説明するための図である。 インタークーラの入口付近と出口付近との温度の一例を示す図である。 凝縮水の滞留条件の一例を示す図である。 インタークーラにおける腐食環境の一例を示す図である。 第1実施形態に係る流路切り替え処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る流路切り替え制御を説明するための図である。 第2実施形態に係る流路切り替え処理を示すフローチャートである。
符号の説明
7 ECU
10 内燃機関(エンジン)
20a、20b 吸気通路
23 ターボチャージャ
24 インタークーラ
26 切り替え弁
27 第1の流路
28 第2の流路
29 ヒータ
31、35 EGR通路
33、37 EGR弁
50 高圧ループEGR装置
51 低圧ループEGR装置
100 内燃機関の制御装置

Claims (2)

  1. ターボチャージャのタービン及び触媒より下流側の排気通路上の位置から、前記ターボチャージャのコンプレッサより上流側の吸気通路上の位置へ排気ガスを還流させる排気還流装置と、
    前記排気還流装置によって排気ガスが還流される吸気通路上の位置よりも下流側の吸気通路に設けられたインタークーラと、
    前記吸気通路に接続されると共に、前記インタークーラに形成された通路の一端に接続された第1の流路と、
    前記吸気通路に接続されると共に、前記インタークーラに形成された前記通路の他端に接続された第2の流路と、
    前記第1の流路及び前記第2の流路が接続された前記吸気通路上に設けられており、(1)前記第1の流路から前記インタークーラに吸気が供給され、前記インタークーラを流れた吸気が前記第2の流路を経由して吸気マニホールドのほうへ流れる第1状態と、(2)前記第2の流路から前記インタークーラに吸気が供給され、前記インタークーラを流れた吸気が前記第1の流路を経由して前記吸気マニホールドのほうへ流れる第2状態とで、吸気の流れを切り替えることが可能な切り替え弁と、
    前記第2の流路に配設されたヒータと、
    前記インタークーラ内の凝縮水量が所定量を越えた場合に、前記ヒータをオンに制御するヒータ制御手段と、
    前記凝縮水量が前記所定量を超えていない場合には、吸気の流れが前記第1状態となるように前記切り替え弁を制御し、前記凝縮水量が前記所定量を越えた場合には、吸気の流れが前記第2状態となるように前記切り替え弁を制御する切り替え弁制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記切り替え弁制御手段は、内燃機関の低温始動時には、吸気の流れが前記第1状態となるように前記切り替え弁を制御する請求項に記載の内燃機関の制御装置。
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