JP5072494B2 - 防火断熱体 - Google Patents
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Description
この中でも、ウレタンフォームは、その熱伝導率が約0.025W/(m・K)であり、断熱性に優れていること、比較的低コストで施工することができること等の特徴を有することから頻繁に用いられている。
最近では、安全性を考慮し、発泡剤として水を使用した環境配慮型のウレタンフォームも登場している。(例えば、特許文献1等)
1.断熱層の上に、防火層が積層された防火断熱体であって、
該断熱層が、ポリオール化合物、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、水、及び、触媒を含有するポリオール組成物と、ポリイソシアネート化合物とからなり、
前記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、HLBが15以上である硬質ポリウレタンフォームであることを特徴とする防火断熱体。
2.前記ポリオール化合物が、ポリエーテルポリオールを含むことを特徴とする1.に記載の防火断熱体。
3.前記ポリエーテルポリオールが、芳香族ポリエーテルポリオールを含むことを特徴とする2.に記載の防火断熱体。
4.前記芳香族ポリエーテルポリオールが、マンニッヒ変性ポリエーテルポリオールであることを特徴とする3.に記載の防火断熱体。
5.前記芳香族ポリエーテルポリオールが、マンニッヒ変性ポリエーテルポリオールであり、水酸基価が200〜400mgKOH/gであることを特徴とする4.に記載の防火断熱体。
6.前記ポリオール化合物全量中に、ポリエーテルポリオールを10重量%以上含むことを特徴とする2.から5.のいずれかに記載の防火断熱体。
7.前記ポリオール化合物が、芳香族エステルポリオールを含むことを特徴とする1.から6.のいずれかに記載の防火断熱体。
8.前記ポリオール化合物全量中に、芳香族エステルポリオールを10〜90重量%、ポリエーテルポリオールを10〜90重量%含むことを特徴とする7.に記載の防火断熱体。
9.前記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ポリオキシエチレン基を構成するエチレンオキサイド単位の繰り返し単位数の合計量が15以上であり、HLBが15以上であることを特徴とする1.から8.のいずれかに記載の防火断熱体。
10.前記ポリオール組成物全量中に、3次元架橋構造を有するアルコキシシラン縮合物を0.01〜10重量%含むことを特徴とする1.から9.のいずれかに記載の防火断熱体。
該断熱層が、ポリオール化合物、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、水、触媒を含有するポリオール組成物と、ポリイソシアネート成分とからなる硬質ポリウレタンフォームであることを特徴とするものである。
本発明では、特に、芳香族アミン系ポリエーテルポリオール、とりわけ、フェノール類とアミン化合物とのホルマリン縮合物にアルキレンオキサイドを付加することで得られるマンニッヒ変性ポリエーテルポリオールが好ましい。
このような芳香族ポリエーテルポリオールとしては、水酸基価が200〜400mgKOH/gであることが、フォームの難燃性、寸法安定性等の面で好適である。この範囲を逸脱する場合には得られるフォームの難燃性、寸法安定性が低下する恐れがある。
O(CH2CH2O)mH
│
CH
/ \
H(CH2CH2O)pO─CH CHO(CH2CH2O)nH
│ │
CH2 CHCH2OCOR
\ /
O
なおHLBとは、親水親油バランスのことであり、本発明ではグリフィン法によって算出された値である。
ポリオキシエチレンソルビタンモノアルキレートは所定の水酸基価を有しているため、ポリオール及び水との相溶性、リコート性、接着性に優れ、かつ発泡時にポリオール骨格中に取り込まれることでフォームの寸法安定性向上に寄与する効果がある。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしては、ポリオキシエチレン基を構成するエチレンオキサイド単位の繰り返し単位数の合計量(m+n+p)が15以上、さらには20以上、HLBが10以上、さらには13以上、さらには15以上のもの、とりわけポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートが好ましい。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを構成するエチレンオキサイド単位の繰り返し単位数の合計量が15未満、または、HLBが10未満の場合は、形成される硬質ポリウレタンフォームの寸法安定性が満足できるものではなく、密着性にも劣る傾向がある。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの混合量としては、前記ポリオール組成物全量に対して、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが0.01〜10重量%、さらには0.05〜5重量%であることが好ましい。0.01重量%より少ないと、寸法安定性、強度、断熱性能に劣る場合がある。10重量%より多いと、リコート性、接着性、寸法安定性に劣る場合がある。
触媒の添加量はポリオール化合物の合計100重量部に対して0.1〜20重量部であることが好ましく、さらには0.5〜15重量部であることが好ましい。
このようなアルコキシシラン縮合物としては、例えば、下記式で示されるアルコキシシラン化合物1〜4を公知の手法で混合・縮合させて得ることができる。
OR1
│
R2O−(Si−O)n−R4
│
OR3
R1〜R4は、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、水素を示し、R1〜R4は同じでも異なっていてもよい。nは1以上(好ましくは、nが1)の整数。
また炭素原子、水素原子の一部は、窒素原子、ハロゲン原子等に置き換わったものでもよい。
R5
│
R6O−(Si−O)n−R8
│
OR7
R5は、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、アミノ基、エポキシ基、ハロゲンを示す。
R6〜R8は、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、水素を示し、R6〜R8は同じでも異なっていてもよい。nは1以上(好ましくは、nが1)の整数。
また炭素原子、水素原子の一部は、窒素原子、ハロゲン原子等に置き換わったものでもよい。
R9
│
R10−(Si−O)n−R12
│
OR11
R9〜R10としては、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、アミノ基、エポキシ基、ハロゲンを示し、R9〜R10は同じでも異なっていてもよい。
R11〜R12は、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、水素を示し、R11〜R12は同じでも異なっていてもよい。nは1以上(好ましくは、nが1)の整数。
また炭素原子、水素原子の一部は、窒素原子、ハロゲン原子等に置き換わったものでもよい。
R13
│
R14−(Si−O)n−X
│
R15
Xは、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、水素、−Si(R16)3を示す。nは1以上(好ましくは、nが1)の整数。
R13〜R16は、炭素数1〜18の直鎖状、分岐状、環状等のアルキル基、アミノ基、エポキシ基、ハロゲンを示し、R13〜R16は同じでも異なっていてもよい。nは1以上(好ましくは、nが1)の整数。
また炭素原子、水素原子の一部は、窒素原子、ハロゲン原子等に置き換わったものでもよい。
このようなアルコキシシラン縮合物は、詳細は不明であるが、ポリオール化合物に非相溶でありながら、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの作用により、ポリオール組成物中に効率よく分散されるため、発泡安定性の向上に優れているものと思われる。さらにアルコキシシラン縮合物はポリウレタン骨格中に効率よく取り込まれ、該取り込まれたアルコキシシラン縮合物の作用により、長期的な寸法安定性に優れた硬質ポリウレタンフォームを得ることができるものと思われる。
さらに、本発明では、アルコキシシラン化合物1、アルコキシシラン化合物2から選ばれる1種以上、及び、アルコキシシラン化合物4を混合し反応させて得られるアルコキシシラン縮合物が好適に使用できる。
難燃剤の添加量はポリオール化合物100重量部に対して5〜40重量部、好ましくは10〜30重量部である。この範囲を逸脱する場合には減粘効果、難燃効果が十分に得られなかったり、フォームの機械的特性が低下するなどの問題が生じる場合ある。
本発明では、上記アルコキシシラン縮合物及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルと、シリコーン整泡剤を併用することによって、特に、ポリオール組成物の貯蔵安定性に優れた硬質ポリウレタンフォームを得ることができる。
整泡剤とポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの比率は、整泡剤/ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル重量比にて0/100〜90/10であることが好ましく、5/95〜85/15であることがより好ましく、10/90〜80/20であることがさらに好ましい。
この際前記ポリオール組成物と前記ポリイソシアネート化合物を、NCO/OH比率(当量比)が1.0〜3.0程度に調整し、反応させればよい。また、硬質ポリウレタンフォーム成形時の温度は、前記ポリオール組成物と前記ポリイソシアネート化合物の温度がそれぞれ30〜80℃程度となるように調整しておくことが好ましい。
また、ポリウレタン組成物は、1回または複数回塗装することによって、所定の厚みの硬質ポリウレタンフォームによる断熱層を形成させることができる。
ポリオール組成物、ポリウレタン組成物の粘度としては、硬質ポリウレタンフォームが形成できる程度であれば特に限定されないが、スプレー法による硬質ポリウレタンフォームの製造が容易に行える観点より1500mPa・s(20℃)以下であることが好ましく、1000mPa・s(20℃)以下であることがより好ましい。また、下限としては特に限定されないが、80mPa・s(20℃)以上、さらには150mPa・s(20℃)以上であることが好ましい。
具体的には、例えば、カラー鋼板、ガルバニウム鋼板、塩ビ鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、銅板、チタン板、アルミニウムメッキ鋼板、亜鉛メッキ鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ鋼板、コンクリート、モルタル、磁器タイル、繊維混入セメント板、セメント珪酸カルシウム板、スラグセメントパーライト板、ALC板、サイディング板、押出成形板、鋼板、石膏ボード、合板、プラスチック板等が挙げられる。
また、基材の表面を予めサーフェーサー、フィラー、パテ、シーラー等で処理しておくこともできる。
防火層としては、乾式材料、湿式材料等特に限定されず、使用することができる。
接着材としては、特に限定されず、公知の接着材を使用することができる。例えば、接着材における、樹脂成分としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル・酢酸ビニル樹脂、アクリル・ウレタン樹脂、アクリル・シリコン樹脂、シリコン変性アクリル樹脂、エチレン・酢酸ビニル・ベオバ樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂、スチレン−ブタジエンゴム、アクリルニトリル−ブタジエンゴム、メタクリル酸メチル−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム等の合成ゴムラテックス、天然ゴムラテックス等が挙げられ、これらの溶剤タイプ、水性タイプ等特に限定されず使用することができる。本発明では、水性タイプの接着剤においても、優れた密着性を示すことができる。
バインダーとしては、セメント、石膏、シリコン樹脂等の無機バインダー、アクリル樹脂、ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、プロピオン酸ビニル樹脂、バーサチック酸ビニル樹脂、アクリル酢酸ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂等の有機バインダー等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を併用して用いることができる。特に、防火性の観点から無機バインダーを含むバインダーを使用することが好ましい。
無機骨材としては、例えば、硅酸塩、炭酸塩、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、金属水和物、粘土、クレー、シラス、マイカ、二酸化チタン、また、パーライト、膨張頁岩、膨張バーミキュライト、軽石、シラスバルーン、中空ガラスバルーン、ALC粉砕物、アルミノシリケート発泡体等の無機質軽量骨材等が挙げられる。本発明では、無機質軽量骨材を含むことによって、防火性に優れるとともに、軽量性にも優れる防火層が形成できる。
また、防火被覆材としては、上記成分のほかに、有機樹脂粉粒体、吸熱材、補強材、難燃剤、充填材、繊維、可塑剤、防腐剤、防黴剤、消泡剤、レベリング剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の成分を含んでいてもよい。
バインダーとしては、セメント、石膏、シリコン樹脂等の無機バインダー、アクリル樹脂、ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、プロピオン酸ビニル樹脂、バーサチック酸ビニル樹脂、アクリル酢酸ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、バイオガム、ガラクトマンナン誘導体、アルギン酸及びその誘導体、ゼラチン、カゼイン及びアルブミン並びにこれらの誘導体、セルロース及びセルロース誘導体等の有機バインダー等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を併用して用いることができる。特に、発泡性の観点から有機バインダー、とりわけ、熱可塑性の有機バインダーを含むバインダーを使用することが好ましい。
発泡剤としては、例えば、ポリリン酸アンモニウム等のリン化合物、メラミン等の含窒素化合物、熱膨張性黒鉛等が挙げられる。
また発泡防火材としては、上記成分のほかに、難燃剤、炭化剤、充填材、補強材、繊維、可塑剤、防腐剤、防黴剤、消泡剤、レベリング剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の成分を含んでいてもよい。
表1に示す原料を用いて、表2に示す配合でポリオール組成物1〜17を調製した。
(ポリウレタン組成物1〜17)
ポリオール組成物1〜17と表1に示すポリイソシアネートとを、それぞれイソシアネートインデックス(NCO/OH当量比)が2.0となるように調製したものを、ポリウレタン組成物1〜17とした。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態(温度23度、相対湿度50%)にて、ポリウレタン組成物1を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物1をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて以下に記載の評価を行った。結果を表3に示した。
1)仕上がり性
スレート板の上にポリウレタン組成物をスプレー塗装した際、及び、形成した硬質ポリウレタンフォーム(第1)の上にポリウレタン組成物をスプレー塗装した際における、ポリウレタン組成物の状態を目視にて評価した。評価は次のとおりである。
◎:ポリウレタン組成物の垂れがなく、面全体に均一に硬質ポリウレタンフォームを形成することができ、仕上がり性に優れていた
○:ポリウレタン組成物の垂れがほとんどなく、面全体に均一に硬質ポリウレタンフォームを形成することができた
×:ポリウレタン組成物の垂れがみられ、仕上がり性に劣っていた
得られた硬質ポリウレタンフォームから50mm×50mmに裁断した評価サンプルを作製し、該評価サンプルについて、JIS A 9526:2006「建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム」、接着強さ試験に準じ、接着強さを評価した。評価は次のとおりである。
○:フォーム凝集破壊がみられた
×:スレート板と硬質ポリウレタンフォーム(第1)、または、硬質ポリウレタンフォーム(第1)と硬質ポリウレタンフォーム(第2)との界面における界面剥離がみられた
得られた硬質ポリウレタンフォームから70mm×100mmに裁断して作製した評価サンプルについて、25℃及び50℃にて3日間放置した後の収縮の有無を目視にて評価を行った。評価結果は、裁断面において硬質ポリウレタンフォームの収縮がみられないものを「5」、みられたものを「1」として、5段階評価で行った。
得られた硬質ポリウレタンフォームを、標準状態にて、12時間養生させた後、
ポルトランドセメント100重量部、水酸化アルミニウム150重量部、重質炭酸カルシウム150重量部、ヒル石25重量部、パーライト25重量部、粉末メチルセルロース3重量部、水400重量部を混合し、十分に攪拌した防火材組成物1を、
硬質ポリウレタンフォームの上に、乾燥厚みが20mmとなるように吹き付け、標準状態にて、14日間養生し、試験体を得た。
得られた試験体から50mm×50mmに裁断した評価サンプルを作製し、該評価サンプルについて、JIS A 9526:2006「建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム」、接着強さ試験に準じ、接着強さを評価した。評価は次のとおりである。
○:防火材組成物1層またはフォームの凝集破壊がみられた
×:防火材組成物1層と硬質ポリウレタンフォームとの界面における界面剥離がみられた。
得られた硬質ポリウレタンフォームを、標準状態にて、12時間養生させた後、
ポルトランドセメント100重量部、ALC粉砕物10重量部、ヒル石40重量部、粉末メチルセルロース3重量部、水550重量部を混合し、十分に攪拌した防火材組成物2を、
硬質ポリウレタンフォームの上に、乾燥厚みが20mmとなるように吹き付け、標準状態にて、14日間養生し、試験体を得た。
得られた試験体から50mm×50mmに裁断した評価サンプルを作製し、該評価サンプルについて、JIS A 9526:2006「建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム」、接着強さ試験に準じ、接着強さを評価した。評価は次のとおりである。
○:防火材組成物2層またはフォームの凝集破壊がみられた
×:防火材組成物2層と硬質ポリウレタンフォームとの界面における界面剥離がみられた。
得られた硬質ポリウレタンフォームを、標準状態にて、12時間養生させた後、アクリル樹脂エマルション(固形分:50重量%)を結合材とするアクリル樹脂プライマーをスプレーで100g/m2塗付して、標準状態(23度、相対湿度50%)にて6時間養生させた。
さらにその上に、ポルトランドセメント100重量部、水酸化アルミニウム170重量部、重質炭酸カルシウム140重量部、ヒル石25重量部、パーライト25重量部、粉末メチルセルロース3重量部、水400重量部を混合し、十分に攪拌した防火材組成物3を、
硬質ポリウレタンフォームの上に、乾燥厚みが20mmとなるように吹き付け、標準状態にて、14日間養生し、試験体を得た。
得られた試験体から50mm×50mmに裁断した評価サンプルを作製し、該評価サンプルについて、JIS A 9526:2006「建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム」、接着強さ試験に準じ、接着強さを評価した。評価は次のとおりである。
○:防火材組成物3層またはフォームの凝集破壊がみられた
×:防火材組成物3層と硬質ポリウレタンフォームとの界面における界面剥離がみられた。
得られた硬質ポリウレタンフォームを、標準状態にて、12時間養生させた後、アクリル樹脂エマルション(固形分:50重量%)を結合材とするアクリル樹脂プライマーをスプレーで100g/m2塗付して、標準状態にて6時間養生させた。
さらにその上に、ポルトランドセメント100重量部、ALC粉砕物15重量部、ヒル石35重量部、粉末メチルセルロース3重量部、水550重量部を混合し、十分に攪拌した防火材組成物4を、
硬質ポリウレタンフォームの上に、乾燥厚みが20mmとなるように吹き付け、標準状態にて、14日間養生し、試験体を得た。
得られた試験体から50mm×50mmに裁断した評価サンプルを作製し、該評価サンプルについて、JIS A 9526:2006「建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム」、接着強さ試験に準じ、接着強さを評価した。評価は次のとおりである。
○:防火材組成物4層またはフォームの凝集破壊がみられた
×:防火材組成物4層と硬質ポリウレタンフォームとの界面における界面剥離がみられた。
得られた硬質ポリウレタンフォームの上に、標準状態にて、アクリル樹脂エマルション(固形分:50重量%)を結合材とするアクリル樹脂接着剤を介して、ガルバニウム鋼板(厚さ3mm)を貼着し、試験体を得た。
得られた試験体から50mm×50mmに裁断した評価サンプルを作製し、該評価サンプルについて、JIS A 9526:2006「建築物断熱用吹き付け硬質ウレタンフォーム」、接着強さ試験に準じ、接着強さを評価した。評価は次のとおりである。
○:フォームの凝集破壊がみられた
×:ガルバニウム鋼板と硬質ポリウレタンフォームとの界面における界面剥離がみられた。
密着性1試験、密着性2試験、密着性3試験、密着性4試験、密着性5試験で得られた試験体について、それぞれ試験体の防火材層側を表面に向けて水平に置き、試験体表面から高さ250mmの位置で、溶接機(BP交流アーク溶接機)を用いて1分間連続して溶接を行った(防火性1試験、防火性2試験、防火性3試験、防火性4試験、防火性5試験)。この評価は、以下のとおりである。
◎:着火、変形せず
○:着火せず
△:着火はしたが、試験後燃え止まった
×:着火し、試験後も延燃した
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物2を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物2をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物3を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物3をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物1を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物1をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、さらにその上に、ポリウレタン組成物1をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第3)を形成し、トータルの厚さが75mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物6を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物6をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物7を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物7をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物8を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物8をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物9を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物9をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物10を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物10をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物11を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物11をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物12を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物12をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物13を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物13をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物15を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物15をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物16を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物16をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物17を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物17をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物1を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物4をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物4を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物4をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物5を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物5をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
市販の硬質ポリウレタンフォームのスプレー発泡装置を使用し、標準状態にて、ポリウレタン組成物14を垂直に設置したスレート板(1800mm×1800mm×12mm)にスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第1)を形成した。
さらにその上に、ポリウレタン組成物14をスプレー塗装し、厚さ25mmの硬質ポリウレタンフォーム(第2)を形成し、トータルの厚さが50mmの硬質ポリウレタンフォームを形成した。
得られた硬質ポリウレタンフォームについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表3に示した。
Claims (10)
- 断熱層の上に、防火層が積層された防火断熱体であって、
該断熱層が、ポリオール化合物、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、水、及び、触媒を含有するポリオール組成物と、ポリイソシアネート化合物とからなり、
前記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、HLBが15以上である硬質ポリウレタンフォームであることを特徴とする防火断熱体。 - 前記ポリオール化合物が、ポリエーテルポリオールを含むことを特徴とする請求項1に記載の防火断熱体。
- 前記ポリエーテルポリオールが、芳香族ポリエーテルポリオールを含むことを特徴とする請求項2に記載の防火断熱体。
- 前記芳香族ポリエーテルポリオールが、マンニッヒ変性ポリエーテルポリオールであることを特徴とする請求項3に記載の防火断熱体。
- 前記芳香族ポリエーテルポリオールが、マンニッヒ変性ポリエーテルポリオールであり、水酸基価が200〜400mgKOH/gであることを特徴とする請求項4に記載の防火断熱体。
- 前記ポリオール化合物全量中に、ポリエーテルポリオールを10重量%以上含むことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の防火断熱体。
- 前記ポリオール化合物が、芳香族エステルポリオールを含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の防火断熱体。
- 前記ポリオール化合物全量中に、芳香族エステルポリオールを10〜90重量%、ポリエーテルポリオールを10〜90重量%含むことを特徴とする請求項7に記載の防火断熱体。
- 前記ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ポリオキシエチレン基を構成するエチレンオキサイド単位の繰り返し単位数の合計量が15以上であり、HLBが15以上であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の防火断熱体。
- 前記ポリオール組成物全量中に、3次元架橋構造を有するアルコキシシラン縮合物を0.01〜10重量%含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の防火断熱体。
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