[go: up one dir, main page]

JP5071318B2 - 流体流吹出装置 - Google Patents

流体流吹出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5071318B2
JP5071318B2 JP2008232648A JP2008232648A JP5071318B2 JP 5071318 B2 JP5071318 B2 JP 5071318B2 JP 2008232648 A JP2008232648 A JP 2008232648A JP 2008232648 A JP2008232648 A JP 2008232648A JP 5071318 B2 JP5071318 B2 JP 5071318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
fluid
annular
outer peripheral
fluid flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008232648A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010064608A (ja
Inventor
浩司 太田
学 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008232648A priority Critical patent/JP5071318B2/ja
Publication of JP2010064608A publication Critical patent/JP2010064608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5071318B2 publication Critical patent/JP5071318B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、流体が流出する出口部近傍に設けられ、出口部より吹き出される流体流を制御する流体流吹出装置に関するものであり、例えば、車両車室内の天井部に設置されて乗員にスポット的に流体を供給する吹出部に用いて好適なものである。
従来技術として、例えば下記の特許文献1に開示された流体流吹出制御装置がある。この装置では、気流が環状に吹き出されるように構成されており、吹き出された気流が内側に巻き込まれることで、自由吹出気流に比べて吹き出した気流が拡散しにくいようになっている。
特開平6−87325号公報
しかしながら、上述した従来技術では、自由吹出気流に比べれば気流が拡散しにくいものの、環状気流外周の風速が速いことで周囲空気との空気摩擦が大きく、この周囲空気との空気摩擦によって周囲空気中に気流が拡散していってしまうという課題がある。本発明は、このような従来技術に残された課題に着目して成されたものであり、その目的は、周囲空気との摩擦による拡散を抑制して、吹き出す流体の濃度、温度、湿度などの成分の到達率を向上させることのできる流体流吹出装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、流体が流出する出口部近傍に設けられて出口部より吹き出される流体流を制御する流体流吹出装置であり、流体通路を形成する略円筒状の外周筒部(10)と、外周筒部(10)の中心部において前記外周筒部(10)と同軸状に配置されて、吹き出される流体流を環状に形成する略円柱状の環状流生成柱(11)と、
外周筒部(10)と環状流生成柱(11)との間に形成される環状流体通路に、流出する流体の方向を整える整流格子(14)を配置するとともに、
整流格子(14)を、環状流生成柱(11)周りに配置された主流整流格子(14A)と、主流整流格子(14A)の外周側で外周筒部(10)内側近傍に配置されて主流整流格子(14A)よりも格子が密になった副流整流格子(14B)とで構成していることを特徴としている。
この請求項1に記載の発明によれば、外周筒部(10)の出口部近傍の中心部に環状流を形成する環状流生成柱(11)と、その周りに内外2層となるよう主流/副流整流格子(14A、14B)とを設け、内側の主流整流格子(14A)の格子を粗く、外側の副流整流格子(14B)の格子を密に構成することにより、主流整流格子(14A)からの主環状流の外周側に、副流整流格子(14B)からの副環状流が、主環状流に対して遅い流速で吹き出されることとなる。
このように、2層環状流としたうえ、中心側の主環状流に対して外側の副環状流の流速を遅く設定することで周囲流体との流体摩擦が低減される。つまり、流体流と静止流との摩擦による拡散が抑えら、主環状流となって吹き出される流体の濃度、温度、湿度などの成分の到達率を向上させることができる。これは、流体流をスポット的に供給する装置においては、成分の到達率を向上させることで装置本体の必要能力を抑えることができるため、装置本体の小型化や省エネルギー化をすることもできる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の流体流吹出装置において、流体を出口部近傍にまで導く供給管部(22)に対して、吹き出し方向を変えられる構成としていることを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、流体流をスポット的に供給する装置に適用した場合、流体流の供給先を容易に調節することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の流体流吹出装置において、車両車室内の天井部に設置された車両用空調装置の空調風吹出部に適用されていることを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、車室内天井部に設置された吹出部から乗員に向けて、酸素富化空気、冷/温風、加温/除湿風などをスポット的に供給する装置に適用して好適である。なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1参考形態)
以下、本発明の第1参考形態について図1〜5を用いて詳細に説明する。まず図1は、本発明の流体流吹出装置(以下、吹出ノズルとする)23を用いた清浄ガス供給装置20の全体構成を示す模式図である。本参考形態の清浄ガス供給装置20は、図1に示すように車両に搭載され、車室内空気を導いて清浄ガスを生成し、その清浄ガスを運転者に向けて吹き出す装置である。
清浄ガス供給装置20は、本体部21、供給管部22、流体流吹出装置23、および図示しない制御装置とから構成されている。本体部21は、車室内空気を導いて清浄ガスとして高濃度の酸素を生成し、吹出ノズル23に供給する酸素富化膜式発生装置である。この本体部21は、車両後方のトランクルーム内に設置され、車室内空気を吸入するように図示しない吸入管を介して車室内と連通するように構成している。
そして、後で詳述する吹出ノズル23は、清浄ガスを運転者の顔面近傍に向けて吹き出すよう車両車室内の天井部に設けられており、供給管部22を介して本体部21に接続されている。なお、供給管部22は、ゴム材や樹脂材からなるチューブ状に形成されており、トランクルームからリアピラー内を通って車両天井部の内装材の内部に配設されている。
図2は、図1中の清浄ガス供給装置20における本体部21の内部構成を示す模式図である。この図に示すように、本体部21の内部には、酸素富化膜211、空気ポンプ手段としての真空ポンプ212、吸込みフィルタ213および送風機214から構成されている。
そして、酸素富化膜211は単数もしくは複数個のモジュールで構成され、その酸素富化膜211の片側が連通管212aによって真空ポンプ212の吸入側に連通するように接続され、真空ポンプ212からの吐出管212bは、先の供給管部22に接続されている。
送風機214は、酸素富化膜211の一方側から新鮮な車室内空気を流通させる換気用の送風機であり、吸込みフィルタ213は、その車室内空気に含まれる塵埃を除去するフィルタである。そして、真空ポンプ212を作動させて酸素富化膜211の内側を真空状態に減圧すると、外側の空気が圧力差により酸素富化膜211を通って真空ポンプ212内に吸引される。このとき、外側の空気の分子が酸素富化膜211を通過することで溶解、拡散、離脱する。
これは、通常の空気中の窒素は約79%であるが、酸素は窒素に比べて酸素富化膜211を通過する速さが約2.5倍程度早いため、酸素富化膜211から離脱(通過)するときに生成される空気は、酸素富化膜211を通過する前の空気の組成よりも酸素濃度が高くなる。その結果、高濃度の酸素が約30%含まれた空気を吐出管212bから吹出ノズル23に供給することができる。なお、真空ポンプ212と送風機214は、図示しない制御装置に接続されて電気的に制御されるようになっている。
次に、本参考形態の要部である吹出ノズル23について、図3および図4を用いて詳細に説明する。図3は、吹出ノズル23Aの構造を示す断面図であり、図4は、図3中のIV視図である。吹出ノズル23Aは、運転者から離れた場所に設置しても高濃度の清浄ガスを運転者に向けて吹き出せるように構成している。
具体的には、図3および図4に示すように、清浄ガスが流出する出口部近傍に設けられて出口部より吹き出される清浄ガス流を制御する吹出ノズルとして、外周筒部10、環状流生成柱11、分流筒12および支持部13から構成されている。外周筒部10は、供給管部22からの清浄ガス通路の出口部を形成する外側ダクトであり、略円筒状に形成されている。
環状流生成柱11は、その外周筒部10の中心部で、かつ同軸状に配置された略円柱状の部材である。外周筒部10から吹き出される清浄ガス流を環状に形成する働きを成すものであり、清浄ガス流の上流側に向かって若干先尖りの形状となっている。なお、本参考形態では中実の部材となっているが、清浄ガス流の下流側から肉盗みを施した中空の部材であっても良い。
分流筒12は、外周筒部10と環状流生成柱11との間でかつ外周筒部10および環状流生成柱11と同軸状に配置された略円筒状の部材である。支持部13は、外周筒部10の中に環状流生成柱11および分流筒12を同軸状に配置して保持するための支持部材であり、本参考形態では外周筒部10、環状流生成柱11、分流筒12および支持部13を樹脂材で成形して一体に形成している。
出ノズル23Aは、上述の構成により、環状流生成柱11と分流筒12との間に形成される主環状流体通路Aと、外周筒部10と分流筒12との間に形成される副環状流体通路Bとを備えている(図4参照)。
そして、図3に示すように、主環状流体通路Aの流入側通路面積をAi、流出側通路面積をAo、副環状流体通路Bの流入側通路面積をBi、流出側通路面積をBoとすると、清浄ガスの流入側と流出側との面積比の大小関係がAi/Ao≧Bi/Boとなるように構成している。また、清浄ガスの流出側において、図3に示すように、環状流生成柱11の外径をΦA、外周筒部10の内径をΦBとすると、その口径比ΦA/ΦBが0.2〜0.5となるように構成したものである。
次に、本参考形態の特徴と、その効果について述べる。まず、清浄ガスが流出する出口部近傍に設けられて出口部より吹き出される清浄ガス流を制御する吹出ノズル23Aであり、清浄ガス通路を形成する略円筒状の外周筒部10と、外周筒部10の中心部において外周筒部10と同軸状に配置されて、吹き出される清浄ガス流を環状に形成する略円柱状の環状流生成柱11と、外周筒部10と環状流生成柱11との間で、かつ外周筒部10および環状流生成柱11と同軸状に配置された略円筒状の分流筒12とを備えている。
そして、環状流生成柱11と分流筒12との間に形成される主環状流体通路Aの流入側通路面積をAi、流出側通路面積をAo、外周筒部10と分流筒12との間に形成される副環状流体通路Bの流入側通路面積をBi、流出側通路面積をBoとすると、清浄ガスの流入側と流出側との面積比の大小関係がAi/Ao>Bi/Boとなるように構成している。
これによれば、流出側通路面積Ao(Bo)に対する流入側通路面積Ai(Bi)の大小は、絞り程度の大小を表している。つまり本参考形態では、中心側の主環状流体通路Aの絞り程度に対して外側の副環状流体通路Bの絞り程度が小さくなるように構成している。これにより、主環状流体通路Aからの主環状流の外周側に、副環状流体通路Bからの副環状流が、主環状流に対して遅い流速で吹き出されることとなる。
このように、2層環状流としたうえ、中心側の主環状流に対して外側の副環状流の流速を遅く設定することで周囲空気との摩擦が低減される。つまり、清浄ガス流と静止空気流との摩擦による拡散が抑えら、主環状流となって吹き出される清浄ガスの酸素濃度などの成分の到達率を向上させることができる。これは、清浄ガスなどをスポット的に供給する本参考形態のような装置においては、成分の到達率を向上させることで装置本体の必要能力を抑えることができるため、装置本体の小型化や省エネルギー化をすることもできる。
また、清浄ガス流出側において、環状流生成柱11の外径をΦA、外周筒部10の内径をΦBとすると、その口径比ΦA/ΦBが0.2〜0.5となるように構成している。図5は、口径比ΦA/ΦBと清浄ガスの到達率との関係を示すグラフである。なお、清浄ガスの到達率は以下のように定義したものである。
清浄ガスの到達率=(X−S)/(O−S)
X:吹出口から距離X(試験ではX=320mm)地点の噴流中心の酸素濃度
A:周囲空気の酸素濃度
O:吹出口から流出する清浄ガスの酸素濃度、である。
この試験結果によれば、到達率が最大となる口径比はΦA/ΦB=0.33であった。図5の試験結果を用いて到達率の高い口径比で構成することにより、吹き出す清浄ガスの成分の到達率を向上させることができる。これは、清浄ガス流をスポット的に供給する本参考形態の装置などにおいては、成分の到達率を向上させることで装置本体の必要能力を抑えることができるため、装置本体の小型化や省エネルギー化をすることもできる。
また、本参考形態ではこの吹出ノズル23Aを車両車室内の天井部に設置された車両用空調装置の空調風吹出部に適用している。これによれば、車室内天井部に設置された吹出部から乗員に向けて、酸素富化空気のほか、冷/温風や加温/除湿風などをスポット的に供給する装置に適用して好適である。
(第2参考形態)
次に、本発明の第2参考形態について説明する。図6は、本発明の第2参考形態における吹出ノズル23Bの構造を示す断面図である。なお、以降の各形態においては、上述した第1参考形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。本参考形態では、分流筒12を清浄ガスの流出側に向かってすぼまった略円錐状の形状としている。これによれば、中心側の主環状流の流速を上げるとともに、外側の副環状流の流速を積極的に遅く設定することができる。
(第3参考形態)
次に、本発明の第3参考形態について説明する。図7は、本発明の第3参考形態における吹出ノズル23C、23Dの構造を示す断面図である。上述した参考形態と異なる特徴部分を説明する。本参考形態では、少なくとも主環状流体通路Aの清浄ガス流出側に、流出する流体の方向を整える整流格子14を設けたものである。
整流格子14が無い場合、環状流生成柱11に沿って主環状流の流速ベクトルが外向きになり、吹出口での流体拡散が大きくなることが懸念されるが、これによれば、主環状流体通路Aの流体流出側に整流格子14を取り付けることで、主環状流の流速ベクトルを吹き出し方向に整えることが可能となり、流体拡散が抑えられる。なお、図7(a)は、主環状流体通路A側にだけ整流格子14を設けたものであるが、図7(b)に示すよう副環状流体通路Bにも整流格子14を設けたものであっても良い。
第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態について説明する。図8は、本発明の第1実施形態における吹出ノズル23Eの構造を示す断面図である。上述した参考形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、流体通路を形成する略円筒状の外周筒部10と、外周筒部10の中心部かつ同軸状に配置されて吹き出される清浄ガス流を環状に形成する略円柱状の環状流生成柱11と、外周筒部10と環状流生成柱11との間に形成される環状流体通路に、流出する流体の方向を整える整流格子14を配置している。
また、その整流格子14を、環状流生成柱11周りに配置された主流整流格子14Aと、主流整流格子14Aの外周側で外周筒部10内側近傍に配置されて主流整流格子14Aよりも格子が密になった副流整流格子14Bとで構成している。
これによれば、外周筒部10の出口部近傍の中心部に環状流を形成する環状流生成柱11と、その周りに内外2層となるよう主流/副流整流格子14A、14Bとを設け、内側の主流整流格子14Aの格子を粗く、外側の副流整流格子14Bの格子を密に構成することにより、主流整流格子14Aからの主環状流の外周側に、副流整流格子14Bからの副環状流が、主環状流に対して遅い流速で吹き出させることができる。
第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図9は、本発明の第2実施形態における吹出ノズル23F、23Gの構造を示す断面図である。上述した形態と異なる特徴部分を説明する。本実施形態では、清浄ガスを出口部近傍にまで導く供給管部22に対して、吹き出し方向を変えられる構成としている。
より具体的に説明すると、図9(a)では、供給管部22の先端部に、樹脂製の蛇腹24を介して第2参考形態で説明した吹出ノズル23Bを取り付けて吹出ノズル23Fとしたものである。なお、吹出ノズル23Bの清浄ガス流出側には、運転者などの車両乗員が吹き出し方向を調節するためのつまみ部15が形成されている。
また、図9(b)では、供給管部22の先端側に球面部221を形成するとともに、吹出ノズル23Bの外周筒部10の外面にも球面部16を形成し、球面部16、221間で摺動することで吹き出し方向が変えられる構成の吹出ノズル23Gとしたものである。これらの吹出ノズル23F、23Gを、清浄ガス流をスポット的に供給する装置に適用した場合、清浄ガス流の供給先を容易に調節することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の形態では、酸素富化膜式発生装置としたが、これに限らず、ガス分離膜と加圧ポンプとを組み合わせてガス分離膜による加圧濾過によりガスを分離する膜分離方式の清浄ガス供給装置や、吸着剤に対する吸着速度の違いを利用してガスを分離するPSA(Pressure Swing Adsorption)式の清浄ガス供給装置であっても良い。
また、以上のガスを分離して酸素を富化する方式の他に、酸素を含む化学物質に水と反応させて酸素を生成する化学反応ガス発生装置や、酸素ボンベなどで車室内空気に生成した酸素を付与する清浄ガス供給装置であっても良い。これによれば、例えば、酸素を富化する方式で車両用空調装置が内気モードで作動していると、車室内空気の酸素濃度が徐々に低下するが、酸素を付与させて生成した清浄ガスを吹出ノズル23に供給する装置であれば、酸素濃度低下を防止することができる。
さらに、車両乗員に限らず、室内に居る人に向かって清浄ガスを供給する装置の吹出ノズルに適用しても良いし、清浄ガスに限らず、冷/温風や加温/除湿風などをスポット的に供給する装置の吹出ノズルに適用しても良い。
本発明の流体流吹出装置23を用いた清浄ガス供給装置20の全体構成を示す模式図である。 図1中の清浄ガス供給装置20における本体部21の内部構成を示す模式図である。 本発明の第1参考形態における吹出ノズル23Aの構造を示す断面図である。 図3中のIV視図である。 口径比ΦA/ΦBと清浄ガスの到達率との関係を示すグラフである。 本発明の第2参考形態における吹出ノズル23Bの構造を示す断面図である。 本発明の第3参考形態における吹出ノズル23C、23Dの構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における吹出ノズル23Eの構造を示す断面図である。 本発明の第2実施形態における吹出ノズル23F、23Gの構造を示す断面図である。
符号の説明
10…外周筒部
11…環状流生成柱
12…分流筒
14…整流格子
14A…主流整流格子
14B…副流整流格子
22…供給管部
A…主環状流体通路
Ai…流入側通路面積
Ao…流出側通路面積
B…副環状流体通路
Bi…流入側通路面積
Bo…流出側通路面積
ΦA…環状流生成柱の外径
ΦB…外周筒部の内径

Claims (3)

  1. 流体が流出する出口部近傍に設けられて前記出口部より吹き出される流体流を制御する流体流吹出装置であり、
    流体通路を形成する円筒状の外周筒部(10)と、
    前記外周筒部(10)の中心部において前記外周筒部(10)と同軸状に配置されて、吹き出される流体流を環状に形成する略円柱状の環状流生成柱(11)と、
    前記外周筒部(10)と前記環状流生成柱(11)との間に形成される環状流体通路に、流出する流体の方向を整える整流格子(14)を配置するとともに、
    前記整流格子(14)を、前記環状流生成柱(11)周りに配置された主流整流格子(14A)と、前記主流整流格子(14A)の外周側で前記外周筒部(10)内側近傍に配置されて前記主流整流格子(14A)よりも格子が密になった副流整流格子(14B)とで構成していることを特徴とする流体流吹出装置。
  2. 流体を出口部近傍にまで導く供給管部(22)に対して、吹き出し方向を変えられる構成としていることを特徴とする請求項1に記載の流体流吹出装置。
  3. 車両車室内の天井部に設置された車両用空調装置の空調風吹出部に適用されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体流吹出装置。
JP2008232648A 2008-09-10 2008-09-10 流体流吹出装置 Expired - Fee Related JP5071318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008232648A JP5071318B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 流体流吹出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008232648A JP5071318B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 流体流吹出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010064608A JP2010064608A (ja) 2010-03-25
JP5071318B2 true JP5071318B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=42190574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008232648A Expired - Fee Related JP5071318B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 流体流吹出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5071318B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6194145B2 (ja) * 2014-03-10 2017-09-06 株式会社豊田中央研究所 機能性成分搬送装置
WO2019021707A1 (ja) * 2017-07-25 2019-01-31 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
JP6747469B2 (ja) * 2017-07-25 2020-08-26 株式会社デンソー 車両用空調ユニット
JP7354559B2 (ja) * 2018-05-11 2023-10-03 株式会社デンソー 流体吹出装置
JP7124430B2 (ja) * 2018-05-11 2022-08-24 株式会社デンソー 流体吹出装置
JP7223484B2 (ja) * 2018-08-31 2023-02-16 未来工業株式会社 アタッチメント、及び、気流の吹き出し口構造
FR3129108B1 (fr) * 2021-11-16 2024-10-11 Valeo Systemes Thermiques Aérateur, module de gestion thermique et système de gestion thermique correspondants

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629470Y2 (ja) * 1981-06-11 1987-03-05
JPS60155844U (ja) * 1984-03-24 1985-10-17 日本プラスト株式会社 ベンチレ−タ
JPH04222333A (ja) * 1990-12-25 1992-08-12 Nippondenso Co Ltd スポット空調装置
JP3146567B2 (ja) * 1991-11-06 2001-03-19 株式会社デンソー 自動車用空気調和装置
JP3596185B2 (ja) * 1996-08-27 2004-12-02 株式会社デンソー 空調装置の吹出グリル
JP2001039149A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Mazda Motor Corp 車両の空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010064608A (ja) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5071318B2 (ja) 流体流吹出装置
JP4707121B2 (ja) 航空機における調質空気の供給方法および供給システム
WO2018024159A1 (zh) 微气泡发生装置
JP2004511386A (ja) 乗物用暖房空調設備
CN107297104B (zh) 空气净化装置
JPS59212632A (ja) 酸素富化空気供給装置
CN106256576A (zh) 空气排出器
WO2019216156A1 (ja) 流体吹出装置
JP2002349944A (ja) 一様流吹き出し装置
CN210949304U (zh) 风扇
JP2014169815A (ja) ドライブース
JP4281627B2 (ja) 車両用空調装置
US7331213B2 (en) Sensor device for determining constituents of a flowing medium
JP2007176301A (ja) 車両用空気調整装置
JP2001289500A (ja) 一様空気流吹出装置
JP2003025991A (ja) 換気装置
CN211501019U (zh) 风扇
CN210919599U (zh) 风扇
JP2006044393A (ja) 車両用空気調整装置
JP2005349879A (ja) 車両用清浄ガス供給装置
JP7546195B2 (ja) 送風ノズル
WO2018086511A1 (zh) 个人座舱通风照明装置
JP6436017B2 (ja) 機能性成分搬送装置
JP2005335439A (ja) 車両用空調装置
JP4748607B2 (ja) 車両を換気するための装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5071318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees