JP5063399B2 - プラスチックロッドレンズ、ロッドレンズアレイ、ロッドレンズプレート、イメージセンサ及びプリンタ - Google Patents
プラスチックロッドレンズ、ロッドレンズアレイ、ロッドレンズプレート、イメージセンサ及びプリンタ Download PDFInfo
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Description
また、プラスチックロッドレンズの2本以上を平行に並列させ、接着により一体化して、ロッドレンズアレイの形態にすることがある。ロッドレンズアレイは、ハンドスキャナ等の各種スキャナや、複写機、ファクシミリ等におけるイメージセンサ用の部品として、また発光ダイオード(LED)プリンタの書き込みデバイス等として広く用いられている。
このようなプラスチックロッドレンズやそれを用いたレンズアレイは、低コストで、しかも光学系をコンパクトにできる等の理由から用途分野が拡大しつつある。
このような光学性能を有するプラスチックレンズでは、600ドット/インチ(dpi)以上の高解像度のカラースキャナ機能付きのプリンタ複合機への適用も期待できる。しかし、プラスチックロッドレンズはガラス製ロッドレンズに比べて材料の耐熱温度が低いため、長期間使用すると光学性能が低下しやすいという問題を有していた。
[1] 半径Rの円柱形状を有し、中心軸から外側に向かうにつれて屈折率が減少する屈折率分布を有するプラスチックロッドレンズであって、
中心軸に垂直な断面において、屈折率分布を下記式(1)で表される2次曲線分布に近似させた際に、0.95R〜Rの範囲の近似屈折率n(L)が、0.95R〜Rの範囲の実測屈折率nNよりも高く、中心部分の実測屈折率を100、最外部分の実測屈折率を0とした際に、0R〜0.15Rの範囲の実測屈折率が100、0.25R〜0.90Rの範囲の実測屈折率が90〜50、0.95R〜Rの範囲の実測屈折率が25〜0の比率であり、
前記実測屈折率が100である中心部分と、前記中心部分の半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が90〜80である第1部分と、前記第1周辺部分に連続して半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が80〜40の第2部分と、前記第2周辺部分に連続して半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が40〜1である第3部分と、前記第3部分に連続して半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が0である外周部とを有し、前記中心部分と、前記第1部分と、前記第2部分と、前記第3部分と、前記外周部との半径方向の厚さの比が、5〜30:15〜50:15〜40:2〜10:0.5〜10であることを特徴とするプラスチックロッドレンズ。
n(L)=n0{1−(g2/2)L2} (1)
(式中、n0はプラスチックロッドレンズの中心軸における屈折率(中心屈折率)、Lはプラスチックロッドレンズの中心軸からの距離(0≦L≦R)、gはプラスチックロッドレンズの屈折率分布定数、n(L)はプラスチックロッドレンズの中心軸からの距離Lの位置における近似屈折率である。)
[2] [1]に記載のプラスチックロッドレンズの2本以上が平行に並列されているロッドレンズアレイであって、
温度60℃、相対湿度90%の環境下で1000時間湿熱処理した後のモデレーション・トランスファー・ファンクション(MTF)が、空間周波数12ラインペア/mmにおいて、波長470nm、525nm、630nmの各々で40%以上であるロッドレンズアレイ。
[3] [1]に記載のプラスチックロッドレンズの多数本が2次元に平行に並列されているロッドレンズプレート。
[4] [2]に記載のロッドレンズアレイまたは[3]に記載のロッドレンズプレートを具備するイメージセンサ。
[5] [2]に記載のロッドレンズアレイまたは[3]に記載のロッドレンズプレートを具備するプリンタ。
また、本発明のイメージセンサ及びプリンタは、長期間使用しても光学性能が低下せず、高解像度を維持できる。
本発明のプラスチックロッドレンズは、半径Rの円柱形状を有し、中心軸から外側に向かうにつれて屈折率が減少する屈折率分布を有する。
また、本発明のプラスチックロッドレンズは、中心軸に垂直な断面において、屈折率分布を下記式(1)で表される2次曲線分布に近似させた際に、0.95R〜Rの範囲の近似屈折率n(L)が、0.95R〜Rの範囲の実測屈折率nNよりも高い。なお、本発明の詳細な説明においては、各層を構成する未硬化状物を硬化させ、その硬化物の屈折率を実測屈折率として表し、ロッドレンズの半径方向位置の屈折率を測定した測定値を、近似屈折率と表している。
n(L)=n0{1−(g2/2)L2} (1)
式(1)中、n0はプラスチックロッドレンズの中心軸における屈折率(中心屈折率)、Lはプラスチックロッドレンズの中心軸からの距離(0≦L≦R)、gはプラスチックロッドレンズの屈折率分布定数、n(L)はプラスチックロッドレンズの中心軸からの距離Lの位置における近似屈折率である。
また、本発明のプラスチックロッドレンズの共役長は下記式(2)で近似される。この式によれば、共役長は屈折率分布定数gとレンズ長Zによって決まる。このため、使用する光学機器の共役長設計に合わせて屈折率分布定数gとレンズ長Zを任意に設定する。
Tc=Z+2{−(1/n0/g)tan(Z・g/2)} (2)
式(2)中、Tcはプラスチックロッドレンズの共役長、Zはプラスチックロッドレンズの長さである。
このような屈折率分布を有するプラスチックロッドレンズでは、高温に曝されて半径方向の屈折率分布が変化しても光学性能の変化が小さい(すなわち、耐熱性が高い)。また、色収差が小さく、カラー特性に優れている。
さらには、0.25R〜0.9Rの範囲の実測屈折率が85〜50、0.95R〜Rの範囲の実測屈折率が23〜0の比率であることがより好ましい。
本発明のプラスチックロッドレンズにおいて半径Rは0.08mm以上0.4mm以下であることが好ましい。半径Rが0.4mm以下であると、共役長を短くすることができ、光学系をコンパクト化できる。また、共役長を短くすることにより、470nmと630nmにおける共役長の差が一段と小さくなるため、カラー特性がより向上する。
一方、ロッドレンズアレイまたはイメージセンサを作製する際に加工や取り扱いを容易にするためには半径Rが0.08mm以上であることが好ましい。
屈折率分布定数gが0.4mm−1以上であれば、プラスチックロッドレンズの1周期長が短くなるため、共役長Tcが小さくなり光学系のコンパクト化が達成できる。
したがって、屈折率分布定数gを上記の値の範囲とすれば、光学系のコンパクト化とプラスチックロッドレンズの取り扱い性を両立できる。
光吸収剤が上記のようにプラスチックロッドレンズに含まれていれば、出射光量を大幅に低減することなく、プラスチックロッドレンズ外周部に形成された屈折率分布の不整部分に起因するフレア光やロッドレンズアレイとしたときのクロストークを防止することができる。その結果、レンズ性能を高めることができる。
なお、光吸収剤を0.6Rよりも中心軸側の領域に含有させたり、プラスチックロッドレンズ外周面から中心軸側の80μmを超える領域に光吸収剤を含有させたりすると、出射光量が低下する傾向にある。
光吸収剤としては、可視光及び近赤外光の領域のうち少なくとも一部の波長域の光を吸収し得る種々の染料や顔料、色素が使用できる。これらの光吸収剤は、特定波長域のみを吸収する光吸収剤であって、吸収する波長がそれぞれ異なる光吸収剤を2種以上組み合わせて用いてもよい。例えば、プラスチックロッドレンズをカラースキャナに用いる場合には、RGB各波長の光を吸収する染料を組み合わせて用いることができる。
また、光吸収剤としては、上記のように可視光(400nm〜700nm程度)及び近赤外(700nm〜1000nm程度)のうち特定波長域のみを吸収するものを用いてもよいし、全波長域を吸収するものを用いてもよい。可視光領域の全ての光を吸収する層を形成する場合には、複数種の光吸収剤を混合して黒色としたものや、カーボンブラックやグラファイトカーボン等の黒色の光吸収剤を用いることができる。
以下、相互拡散法について説明する。
次いで、この糸状体の各層間の屈折率分布が好ましくは連続的になるように、隣接する層同士で物質を相互拡散させる相互拡散処理を施し、その後または同時に、糸状体を硬化処理して、プラスチックロッドレンズ原糸を得る(紡糸工程)。
ここで、相互拡散処理は、糸状体に窒素雰囲気下、10〜60℃、より好ましくは20〜50℃で数秒〜数分間の熱履歴を与える処理である。
次いで、上記紡糸工程により得られたプラスチックロッドレンズ原糸を、必要に応じて、加熱延伸処理した後、緩和処理を施し、適宜、所定のサイズに切断することにより、本発明のプラスチックロッドレンズを得る。
N=5の場合には、各層の屈折率を、第1層を100、第5層を0とした場合に、第1層から第5層の順に、100/90〜80/80〜40/40〜1/0で、各層の厚さの比を、第1層から第5層の順に、5〜30/15〜50/15〜40/2〜10/0.5〜10にすることが好ましい。なお、本発明の好適な実施形態においては、便宜上第1層から第5層の屈折率を記載しているが、各層で相互拡散が行われるために、製造されたロッドレンズが厳密に積層状態となっているわけではない。即ち、プラスチックロッドレンズは、中心部分の実測屈折率を100とした時に、中心部分の半径方向外側に位置し、実測屈折率が90〜80の第1部分と、第1部分と連続して半径方向外側に位置し、実測屈折率が80〜40の第2部分と、第2部分の半径方向外側に位置し、実測屈折率が40〜1の第3部分と、第3部分に連続して半径方向外側に位置し、実測屈折率が0である外周部と、を有する、と換言することができる。
可溶性重合体としては、ポリメチルメタクリレート(屈折率:1.49)、ポリメチルメタクリレート系共重合体(屈折率:1.47〜1.50)が好ましい。これらの中でも、ポリメチルメタクリレートは透明性に優れ、それ自体の屈折率も高いのでより好ましい。
熱硬化開始剤としては、通常、パーオキサイド系又はアゾ系の開始剤が用いられる。
光硬化開始剤としては、ベンゾフェノン、ベンゾインアルキルエーテル、4’−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンジルメチルケタール、2,2−ジエトキシアセトフェノン、クロロチオキサントン、チオキサントン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、N−メチルジエタノールアミン、トリエチルアミンなどが挙げられる。
熱硬化処理は、熱硬化開始剤を含有させた未硬化状物を、一定の温度に制御された加熱炉等の硬化処理部で所定時間熱処理することにより行うことができる。
光硬化処理は、光硬化開始剤を含有させた未硬化状物に周囲から紫外線を照射することにより行うことができる。光硬化処理に用いる光源としては、150〜600nmの波長の光を発生する炭素アーク灯、高圧水銀灯、中圧水銀灯、低圧水銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルランプ、キセノンランプ、レーザー光等が挙げられる。
このプラスチックロッドレンズ原糸の製造装置10は、同心円状複合紡糸ノズル11と、同心円状複合紡糸ノズル11から吐出された糸状体Aを収容する収容体12と、収容体12の同心円状複合紡糸ノズル11側に接続された不活性ガス導入管13と、収容体12の出口12a側に接続された不活性ガス排出管14と、収容体12の長手方向の中央の外側に設けられた第1光照射機15と、収容体12の不活性ガス排出管14側の外側に設けられた第2光照射機16と、収容体12の下流側に配置された引取りローラ17とを具備する。
収容体12において、同心円状複合紡糸ノズル11から第1光照射機15の光が当る直前までの部分を相互拡散処理部12b、第1光照射機15の光が当る部分を第1硬化処理部12c、第2光照射機16の光が当る部分を第2硬化処理部12dという。
そのように不活性ガスを流動させた状態で、同心円状複合紡糸ノズル11から未硬化の糸状体Aを吐出し、その糸状体Aを、収容体12内を通過させる。このとき、糸状体Aを構成する各層間で相互拡散処理部12bにて相互拡散を起こさせ、第1硬化処理部12cにて第1光照射機15により糸状体Aに光を照射し、第2硬化処理部12dにて第2光照射機16により糸状体Aに光を照射して硬化する。
そして、引取りローラ17により引き取ることにより、収容体12からプラスチックロッド原糸Bを得る。
加熱延伸処理はバッチ方式で行ってもよいし、連続的に行ってもよい。加熱延伸処理と緩和処理は連続的に行ってもよいし、非連続的に行ってもよい。
この延伸・緩和処理装置20は、第1ニップローラ21、第2ニップローラ22、第3ニップローラ23、第1ニップローラ21と第2ニップローラ22との間に配置された第1加熱炉24、及び、第2ニップローラ22と第3ニップローラ23との間に配置された第2加熱炉25を具備する。
加熱延伸処理における第1加熱炉24内の雰囲気の温度はプラスチックロッドレンズの材質等に応じて適宜設定されるが、プラスチックロッドレンズのガラス転移温度(Tg)+20℃以上にすることが好ましい。また、延伸倍率は、所望のプラスチックロッドレンズ径により適宜決定され、第1ニップローラ21と第2ニップローラ22の周速度比により調節することができる。
緩和処理の第2加熱炉25内の雰囲気の温度はプラスチックロッドレンズの材質等に応じて適宜設定されるが、プラスチックロッドレンズのTg以上にすることが好ましい。また、緩和率(緩和処理後の長さ/緩和処理前の長さ)は、所望のプラスチックロッドレンズ径により適宜決定されるが、99/100〜1/2程度になるようにすることが好ましい。このような緩和率で緩和処理を施せば、プラスチックロッドレンズの収縮を抑制することができる。なお、緩和率が小さすぎるとレンズ径の斑が大きくなるため好ましくない。緩和率は、第2ニップローラ22と第3ニップローラ23との周速度比で調節することができる。
次に、本発明のロッドレンズアレイについて説明する。
本発明のロッドレンズアレイは、上記プラスチックロッドレンズの2本以上が平行に並列されているものである。
ロッドレンズアレイの一例として、図3に示すように、2本以上のプラスチックロッドレンズ31,31・・・が、2枚の基板32,32間に平行に1列に並べられ、固定されたものが挙げられる。
プラスチックロッドレンズ31を基板32に固定する際には公知の接着剤33が用いられる。接着剤33には、カーボンブラック等の遮光剤が含まれてもよい。
隣接するプラスチックロッドレンズ31,31は互いに密着していてもよいし、一定の間隔を空けて配置していてもよい。一体の間隔を空ける場合には、プラスチックロッドレンズ31,31同士の間隔を一定にすることが好ましい。
すなわち、空間周波数12ラインペア/mm(すなわち600dpi)を有する格子パターンを用い、光軸に垂直な両端面を研磨したロッドレンズアレイに光源からの光を、格子パターンを通して入射させる。次いで、結像面に設置したCCDラインセンサにより格子画像を読み取り、その測定光量の最大値(imax)と最小値(imin)を測定する。そして、下記式(2)によりMTF(モデレーション・トランスファー・ファンクション)を求める。
MTF(%)={(imax−imin)/(imax+imin)}×100 (2)
その際、格子パターンとロッドレンズアレイの入射端との距離と、ロッドレンズアレイの出射端とCCDラインセンサとの距離を等しくする。そして、格子パターンとCCDラインセンサをロッドレンズアレイに対し対称的に動かしてMTFを測定し、MTFが最良になるときの、格子パターンとCCDラインセンサとの距離を共役長Tcとする。
その後、必要に応じて、所望の長さに切断し、ダイヤモンド刃による切削等によってプラスチックロッドレンズ31の端面の鏡面化処理を施して、ロッドレンズアレイ30aを得る。
また、本発明のロッドレンズアレイは、色収差が小さいため、異なる波長の光に対する共役長の差が小さく、カラー特性に優れ、高解像度のカラーイメージセンサを形成することができる。
次に、本発明のロッドレンズプレートについて説明する。
本発明のロッドレンズプレートは、図4に示すように、上記プラスチックロッドレンズ31,31・・・の多数本が2次元に平行に並列され、固定されたものである。
プラスチックロッドレンズ31,31同士の固定では公知の接着剤33が用いられる。接着剤33は、カーボンブラック等の遮光剤が含まれてもよい。
隣接するプラスチックロッドレンズ31,31同士は互いに密着させて最密に配置してもよいし、一定の間隔を空けて配置してもよい。一定の間隔を空けて配置する場合には、隣接するプラスチックロッドレンズ31,31同士の間隔を一定にすることが好ましい。
次いで、この状態でカーボンブラック等の遮光剤の入った接着剤33をプラスチックロッドレンズ31,31の間の隙間に注入して、硬化させる。
その後、必要に応じて、所望の長さに切断し、ダイヤモンド刃による切削や光学研磨等によってプラスチックロッドレンズ31の端面の鏡面化処理を施して、ロッドレンズプレート30bを得る。
また、必要に応じて、ロッドレンズプレート端面での反射による光量の損失を小さくするために反射防止コーティングを施してもよい。
また、本発明のロッドレンズプレートは、上記プラスチックロッドレンズを用いたものであるから、耐熱性が高く、長期間高温に曝されても光学性能の低下が小さい。
さらに、本発明のロッドレンズプレートは色収差が小さいため、カラー特性に優れ、高解像度のカラーイメージセンサに用いることができる。
次に、本発明のイメージセンサについて説明する。
本発明のイメージセンサは、上記ロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートを具備して構成されたものである。
本発明のイメージセンサの一例としては、光を受光し電気信号に変換する光電変換素子と、読み取り原稿を照明するための光源と、読み取り原稿からの反射光を前記光電変換素子に結像するロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートとを基本構成として具備し、必要に応じて、読み取り原稿を安定に固定するためのカバーガラスを具備するものが挙げられる。
発光波長のピークが赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色である場合には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の光源を具備する照明装置を用いることができる。照明装置においては、アクリル樹脂等の光透過性に優れた部材からなる導光体を具備し、この導光体の片側の端部に光源が配置されている。光源から発した光は導光体に入射し、入射した光は、導光体と空気との界面で全反射を繰り返し、導光体中を伝搬するようになっている。
次に、本発明のプリンタについて説明する。
本発明のプリンタは、上記ロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートを具備して構成されたものである。具体例としては、上記ロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートと、ロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートの一端側に配置され、光源であるLEDをアレイ状に配列したLEDチップと、ロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートの一端側に配置された感光体または感光フィルム(写真印画紙)とを具備し、カラーの3原色の光源を用いて画像情報を感光体または感光フィルム上に書き込む方式のものが挙げられる。
また、プリンタの光源としては、LEDチップに限られるものではなく、液晶シャッター、ELアレイ等の光源を使用することもできる。
本発明のプリンタの動作について、LEDプリンタを例に挙げて説明する。
帯電した感光ドラムに、LEDチップからなる光源の光をロッドレンズアレイまたはロッドレンズプレートにより結像し、静電潜像を形成する。ここにトナーを付着させ、用紙を感光ドラムに押し当てトナーを転写する。このトナーを熱と圧力により用紙上に固定してLEDプリンタの出力とする。このとき、モノクロであれば黒色のトナーのみで1度この処理を行い、カラーであればRGBのトナーで3度この処理を行う。
また、以下の例では、プラスチックロッドレンズまたはロッドレンズアレイについて、以下のように物性を測定した。
<屈折率分布>
カールツァイス社製インターファコ干渉顕微鏡を用いて測定した。
<共役長(Tc)及び解像度(MTF)>
空間周波数12ラインペア/mm(すなわち600dpi)を有する格子パターンを用いて測定した。具体的には、光軸に垂直な両端面を研磨したロッドレンズアレイに光源からの光を、格子パターンを通して入射させ、結像面に設置したCCDラインセンサにより格子画像を読み取り、その測定光量の最大値(imax)と最小値(imin)を測定し、下記式(2)によりMTF(モデレーション・トランスファー・ファンクション)を求めた。
MTF(%)={(imax−imin)/(imax+imin)}×100 (2)
その際、格子パターンとロッドレンズアレイの入射端との距離と、ロッドレンズアレイの出射端とCCDラインセンサとの距離を等しくした。そして、格子パターンとCCDラインセンサをロッドレンズアレイに対し対称的に動かしてMTFを測定し、MTFが最良になるときの、格子パターンとCCDラインセンサとの距離を共役長とした。
以下の表1に示す成分を配合して、第1層〜第5層を形成する原液を調製した。
表1におけるPMMAはポリメチルメタクリレート、MMAはメチルメタクリレート、TDMAはトリシクロ[5.2.1.02,6]デカニル−8−メタクリレート、BzMAはベンジルメタクリレート、8FMは2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルメタクリレートのことである。
また、クロストーク光やフレア光を抑制する目的で、加熱混練前の第4層及び第5層用の各原液中に、原液全体に対して、染料Blue ACR(日本化薬(株)製)、染料MS Yellow HD−180(三井化学(株)製)、染料MS Mazenta HM−1450H(三井化学(株)製)、染料KAYASORB CY−10(日本化薬(株)製)を以下のように添加した。
第4層:Blue ACR 280ppm
MS Yellow HD−180 60ppm
MS Mazenta HM−1450H 30ppm
KAYASORB CY−10 60ppm
第5層:Blue ACR 6000ppm
MS Yellow HD−180 60ppm
MS Mazenta HM−1450H 1400ppm
KAYASORB CY−10 110ppm
具体的には、不活性ガス導入管13から収容体12内に窒素ガスを導入すると共に不活性ガス排出管14から収容体12内の不活性ガスを排出させた。
また、同心円状複合紡糸ノズル11から押し出された糸状体Aを、引取りローラ17で引き取り(200cm/分)ながら、長さ30cmの相互拡散処理部12bを通し、各層間同士で相互拡散を生じさせた。
続いて、中心軸の周囲に長さ60cm、20Wのケミカルランプ18本が上下2段に連続して等間隔に配設された第1硬化処理部12c(第1光照射部)の中心に、糸状体Aを通過させて硬化させた。更に、中心軸の周囲に2.0KW高圧水銀灯3本が等間隔に配設された第2硬化処理部(第2光照射部)の中心に、糸状体Aを通過させて、完全硬化させた。相互拡散処理部12bにおける窒素流量は80L/分とした。
これにより得られたプラスチックロッドレンズ原糸の半径は0.291mmであった。
次いで、得られたプラスチックロッドレンズ原糸を、145℃の雰囲気下で4.62倍に延伸し、119℃の雰囲気下で緩和率が600/923になるように緩和処理を施した。これにより、図5に示すような、内側から第1層41と第2層42と第3層43と第4層44と第5層45とを有するプラスチックロッドレンズを得た。
得られたプラスチックロッドレンズには、外周面から中心部に向かって約10μmの厚さの、染料がほぼ均一に混在する層が形成されていた。
このプラスチックロッドレンズの屈折率分布を近似した2次曲線と、各層の屈折率を図6に示す。およそ0.94R〜Rの範囲の近似屈折率は、0.94R〜Rの範囲の実測屈折率よりも高かった。
このロッドレンズアレイの470nm、525nm、630nmの各波長におけるTcを測定した。その結果を表3に示す。また、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表4に示す。
湿熱処理後の各波長のMTFは40%以上であり、高い解像度を維持していた。また、前記湿熱処理後のロッドレンズアレイを組み込んだイメージスキャナで読み取った画像は鮮明であった。
表1に示す組成で各層の原液を調製した。次いで、実施例1と同様にして、プラスチックロッド原糸(半径0.291mm)を製造した。ただし、各層の吐出比は、プラスチックロッドレンズの半径方向の各層の厚さ(第1層においては半径)の比に換算して、第1層/第2層/第3層/第4層/第5層=21/34/37/6/2とした。
次いで、得られたプラスチックロッドレンズ原糸を、135℃の雰囲気下で3.38倍に延伸し、114℃の雰囲気下で緩和率が540/675になるように緩和処理を施した。これにより、図5に示すような、内側から第1層41と第2層42と第3層43と第4層44と第5層45とを有するプラスチックロッドレンズを得た。
得られたプラスチックロッドレンズには、外周面から中心部に向かって約14μmの厚さの、染料がほぼ均一に混在する層が形成されていた。
このプラスチックロッドレンズの屈折率分布を近似した2次曲線と、各層の屈折率を図7に示す。およそ0.92R〜Rの範囲の近似屈折率は、0.92R〜Rの範囲の実測屈折率よりも高かった。
このロッドレンズアレイの470nm、525nm、630nmの各波長におけるTcを測定した。その結果を表3に示す。また、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表4に示す。
また、このロッドレンズアレイを温度60℃、相対湿度90%の環境下で1000時間湿熱処理した後に、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表5に示す。
湿熱処理後の各波長のMTFは40%以上であり、高い解像度を維持していた。また、前記湿熱処理後のロッドレンズアレイを組み込んだイメージスキャナで読み取った画像は鮮明であった。
表1に示す組成で各層の原液を調製した。次いで、実施例1と同様にして、プラスチックロッド原糸(半径0.291mm)を製造した。ただし、各層の吐出比は、プラスチックロッドレンズの半径方向の各層の厚さ(第1層においては半径)の比に換算して、第1層/第2層/第3層/第4層/第5層=21/25/33/19/2とした。
次いで、得られたプラスチックロッドレンズ原糸を、134℃の雰囲気下で3.5倍に延伸し、115℃の雰囲気下で緩和率が500/700になるように緩和処理を施した。これにより、図5に示すような、内側から第1層41と第2層42と第3層43と第4層44と第5層45とを有するプラスチックロッドレンズを得た。
プラスチックロッドレンズには、外周面から中心部に向かって約39μmの厚さの、染料がほぼ均一に混在する層が形成されていた。
このプラスチックロッドレンズの屈折率分布を近似した2次曲線と、各層の屈折率を図8に示す。およそ0.89R〜0.98Rの範囲の近似屈折率は、0.89R〜0.98Rの範囲の実測屈折率よりも低かった。
このロッドレンズアレイの470nm、525nm、630nmの各波長におけるTcを測定した。その結果を表3に示す。また、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表4に示す。
また、このロッドレンズアレイを温度60℃、相対湿度90%の環境下で1000時間湿熱処理した後に、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表5に示す。
湿熱処理後の各波長のMTFは40%未満であり、解像度が低下していた。また、前記湿熱処理後のロッドレンズアレイを組み込んだイメージスキャナで読み取った画像は不鮮明であった。
表1に示す組成で各層の原液を調製した。次いで、実施例1と同様にして、プラスチックロッド原糸(半径0.291mm)を製造した。ただし、各層の吐出比は、プラスチックロッドレンズの半径方向の各層の厚さ(第1層においては半径)の比に換算して、第1層/第2層/第3層/第4層/第5層=23.5/31.5/39/3/3とした。
次いで、得られたプラスチックロッドレンズ原糸を、145℃の雰囲気下で4.62倍に延伸し、119℃の雰囲気下で緩和率が600/924になるように緩和処理を施した。これにより、図5に示すような、内側から第1層41と第2層42と第3層43と第4層44と第5層45とを有するプラスチックロッドレンズ40を得た。
プラスチックロッドレンズには、外周面から中心部に向かって約10μmの厚さの、染料がほぼ均一に混在する層が形成されていた。
このプラスチックロッドレンズの屈折率分布を近似した2次曲線と、各層の屈折率を図9に示す。およそ0.94R〜0.97Rの範囲の近似屈折率は、0.94R〜0.97Rの範囲の実測屈折率よりも低かった。
このロッドレンズアレイの470nm、525nm、630nmの各波長におけるTcを測定した。その結果を表3に示す。また、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表4に示す。
また、このロッドレンズアレイを温度60℃、相対湿度90%の環境下で1000時間湿熱処理した後に、Tc10.0mmにて各波長のMTFを測定した。その結果を表5に示す。
湿熱処理後の各波長のMTFは40%未満であり、解像度が低下していた。また、前記湿熱処理後のロッドレンズアレイを組み込んだイメージスキャナで読み取った画像は不鮮明であった。
これに対し、比較例1〜2のロッドレンズアレイも色収差△Tcは小さく、各波長のMTFのばらつきは小さかったが、湿熱試験後のMTFが低く、耐熱性が低かった。
11 同心円状複合紡糸ノズル
12 収容体
13 不活性ガス導入管
14 不活性ガス排出管
15 第1光照射機
16 第2光照射機
17 引取りローラ
20 延伸・緩和処理装置
21 第1ニップローラ
22 第2ニップローラ
23 第3ニップローラ
24 第1加熱炉
25 第2加熱炉
30a ロッドレンズアレイ
30b ロッドレンズプレート
31 プラスチックロッドレンズ
32 基板
33 接着剤
40 プラスチックロッドレンズ
41 第1層
42 第2層
43 第3層
44 第4層
45 第5層
Claims (5)
- 半径Rの円柱形状を有し、中心軸から外側に向かうにつれて屈折率が減少する屈折率分布を有するプラスチックロッドレンズであって、
中心軸に垂直な断面において、屈折率分布を下記式(1)で表される2次曲線分布に近似させた際に、0.95R〜Rの範囲の近似屈折率n(L)が、0.95R〜Rの範囲の実測屈折率nNよりも高く、中心部分の実測屈折率を100、最外部分の実測屈折率を0とした際に、0R〜0.15Rの範囲の実測屈折率が100、0.25R〜0.90Rの範囲の実測屈折率が90〜50、0.95R〜Rの範囲の実測屈折率が25〜0の比率であり、
前記実測屈折率が100である中心部分と、前記中心部分の半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が90〜80である第1部分と、前記第1周辺部分に連続して半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が80〜40の第2部分と、前記第2周辺部分に連続して半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が40〜1である第3部分と、前記第3部分に連続して半径方向外側に位置し、前記実測屈折率が0である外周部とを有し、前記中心部分と、前記第1部分と、前記第2部分と、前記第3部分と、前記外周部との半径方向の厚さの比が、5〜30:15〜50:15〜40:2〜10:0.5〜10であることを特徴とするプラスチックロッドレンズ。
n(L)=n0{1−(g2/2)L2} (1)
(式中、n0はプラスチックロッドレンズの中心軸における屈折率(中心屈折率)、Lはプラスチックロッドレンズの中心軸からの距離(0≦L≦R)、gはプラスチックロッドレンズの屈折率分布定数、n(L)はプラスチックロッドレンズの中心軸からの距離Lの位置における近似屈折率である。) - 請求項1に記載のプラスチックロッドレンズの2本以上が平行に並列されているロッドレンズアレイであって、
温度60℃、相対湿度90%の環境下で1000時間湿熱処理した後のモデレーション・トランスファー・ファンクション(MTF)が、空間周波数12ラインペア/mmにおいて、波長470nm、525nm、630nmの各々で40%以上であるロッドレンズアレイ。 - 請求項1に記載のプラスチックロッドレンズの多数本が2次元に平行に並列されているロッドレンズプレート。
- 請求項2に記載のロッドレンズアレイまたは請求項3に記載のロッドレンズプレートを具備するイメージセンサ。
- 請求項2に記載のロッドレンズアレイまたは請求項3に記載のロッドレンズプレートを具備するプリンタ。
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