JP5055620B2 - 廃トナー回収容器および画像形成装置 - Google Patents
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Description
そこで、廃トナー回収ボトルの充填率を上げるために、廃トナー回収ボトル内に、搬送スクリューやアジテータ等の回転部材を設けることが多くなった(例えば、特許文献1参照)。さらに、低コスト化のために、廃トナー回収ボトル(以下、単に「回収ボトル」ともいう)をブロー成形で成形することも増えてきた。
請求項1記載の発明は、ブロー成形で成形された廃トナー回収容器であって、前記廃トナー回収容器内に、その両端の軸が該廃トナー回収容器の外側に延在する回転部材を有し、前記回転部材の前記廃トナー回収容器に対する前記軸方向の位置決めを、該廃トナー回収容器の外側に延在する前記軸の一端部および他端部に装着された移動規制部材を介して、前記廃トナー回収容器の外側両端で行い、かつ、前記移動規制部材の前記軸に対する前記軸方向の装着位置が、高温ストレスが加わった時および経時の少なくとも一方の時の前記廃トナー回収容器の収縮寸法差を考慮して設定されていることを特徴とする。
図1は、本発明の実施対象とし得る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す縦断面図である。同図において、このカラープリンタ1の装置本体としての本体ケース2内には、画像形成手段もしくは作像手段としてのプリンタエンジン3と、露光手段としての光ビームを射出する光書込装置4と、被転写体であるシート状の記録媒体の一例としての用紙Pを収納するシート収納手段としての給紙カセット5と、トナー画像が転写された用紙Pを定着処理する定着手段としての定着装置6と、トナー画像を転写した後、感光体クリーニング装置としてのクリーニング装置11等によって回収された廃トナーを収容する廃トナー回収容器7等が設けられている。
容器本体31の右端壁には、搬送スクリュー32の回転軸33の一端部を挿通しこれを回転自在に支持する軸受部としての軸受孔35が形成されている。容器本体31の左端部には、搬送スクリュー32の回転軸33の他端部を挿通する広口状の軸受取付部31bが形成されている。
搬送スクリュー32を容器本体31に取り付ける際には、鍔34の形成された搬送スクリュー32の右端部を、広口状の軸受取付部31bから挿入し、その後、従動歯車36および軸受部材37を取り付けることとなる。
搬送スクリュー32が曲がったまま長期間放置(数週間程度)されると、搬送スクリュー32は曲がったまま塑性変形を起こす。そして、曲がったまま塑性変形を起こした搬送スクリュ32ーが回転すると、搬送スクリュ32ーが振れ回ることとなり、振れ回った搬送スクリュー32と回収ボトル30の容器本体31内壁面との衝突・干渉により異音が発生することとなる。
また、搬送スクリュー32の従動歯車36も振れ回るため、画像形成装置本体側である本体側板23に軸支された駆動歯車24に対する噛み合い不良、すなわち搬送スクリュー32の歯車36との駆動伝達不良が発生して、廃トナー搬送不良となり廃トナー詰まりが発生することもある。また、駆動伝達不良が発生しなくても、搬送スクリュー32の曲がりにより、廃トナー搬送不良が発生して、廃トナー詰まりとなることもある。
本実施形態の図2に示す廃トナー回収ボトル30A(以下、単に「回収ボトル30A」ともいう)は、図3に示した比較例の回収ボトル30と比較して、搬送スクリュー32および鍔34を形成された回転軸33に代えて、鍔34を除去した搬送スクリュー32Aの回転軸33Aであって、その両端が容器本体31の外側に延在する搬送スクリュー32Aの回転軸33Aを用いる点、軸受部材37に代えて、搬送スクリュー32Aの回転軸33Aの他端部を回転自在に支持する軸受部としての貫通した軸受孔37Aaを備えた軸受部材37Aを用いる点、搬送スクリュー32の回転軸33の両端をその軸方向に位置決め(スラスト位置決め)する構造を容器本体31の内側で行っていたのに代えて、搬送スクリュー32Aの回転軸33Aの両端をその軸方向に位置決め(スラスト位置決め)する構造を容器本体31の外側で行う方式に変更した点が主に相違する。
上記相違点以外の構成、部材の材質等は、上述した比較例と同様であるため、その説明を省略する。以下、図3に示した廃トナー回収ボトル30と共通する構成部分については、同一の符号を付して説明する。
本実施形態によれば、上述したように高温ストレスや経時で、図2(b)に示すように、回収ボトル30Aがブロー成形時の応力緩和の収縮をしても、回収ボトル30A内の搬送スクリュー32のスラスト位置決めが、回転軸33Aを介して容器本体31の外側両端で行われることにより、搬送スクリュー32Aは曲がらないので、搬送スクリュー32Aを曲がったまま長期放置したときに発生する搬送スクリュー32Aの塑性変形を防止できる。そして、搬送スクリュー32Aの曲がり塑性変形によって引き起こされる搬送スクリュー32Aの回転時振れ回りが防止できるため、廃トナー回収ボトル30Aの容器本体31の内壁面との衝突による異音、駆動伝達不良といった問題の発生を未然に防止できる。
δ−(L2×K2−L1×K1)(T1−T0)>0の関係を満たすように設定されている。
2 本体ケース(画像形成装置本体)
3 プリンタエンジン(画像形成手段、作像手段)
4 光書込装置(露光装置、露光手段)
5 給紙カセット
6 定着装置
8 感光体(像担持体)
9 帯電ローラ(帯電装置)
10 現像装置
11 クリーニング装置
12 一次転写ローラ
13 中間転写ベルト
14 二次転写ローラ
15 ベルトクリーニング装置
16 駆動ローラ
17 テンションローラ
18 入口ローラ
19 搬送ローラ
20 レジストローラ
24 駆動歯車(画像形成装置本体側の歯車)
30A 廃トナー回収ボトル(廃トナー回収容器)
31 容器本体・ボトル本体(廃トナー回収容器)
32A 搬送スクリュー(回転部材)
33A 回転軸(回転部材の軸)
36 従動歯車(歯車)
37A 軸受部材
39 収縮寸法差
38 止め輪(位置決め部材、移動規制部材)
P 用紙(シート状の記録媒体、シート)
Claims (7)
- ブロー成形で成形された廃トナー回収容器であって、
前記廃トナー回収容器内に、その両端の軸が該廃トナー回収容器の外側に延在する回転部材を有し、
前記回転部材の前記廃トナー回収容器に対する前記軸方向の位置決めを、該廃トナー回収容器の外側に延在する前記軸の一端部および他端部に装着された移動規制部材を介して、前記廃トナー回収容器の外側両端で行い、かつ、前記移動規制部材の前記軸に対する前記軸方向の装着位置が、高温ストレスが加わった時および経時の少なくとも一方の時の前記廃トナー回収容器の収縮寸法差を考慮して設定されていることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1記載の廃トナー回収容器において、
前記回転部材の前記軸方向の位置決めにおける前記軸の両端間長さをL1、前記回転部材の材質による線膨張係数をK1、前記回転部材の前記軸方向の位置決めに対応した前記廃トナー回収容器の外側両端間長さをL2、前記廃トナー回収容器の材質による線膨張係数をK2、前記廃トナー回収容器が温度ストレスにより収縮を始める温度をT1、標準測定環境温度をT0、前記廃トナー回収容器と前記回転部材との前記軸方向のガタをδとしたとき、
δ−(L2×K2−L1×K1)(T1−T0)>0の関係を満たすことを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1または2記載の廃トナー回収容器において、
前記回転部材の駆動が、前記廃トナー回収容器が配設される画像形成装置本体側より伝達されることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項3記載の廃トナー回収容器において、
前記回転部材と前記画像形成装置本体側との駆動伝達を、歯車で行うことを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1ないし4の何れか一つに記載の廃トナー回収容器において、
前記回転部材は、前記廃トナー回収容器内の回収トナーを略水平方向に搬送する搬送スクリューであることを特徴とする廃トナー回収容器。 - 請求項1ないし5の何れか一つに記載の廃トナー回収容器を具備したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6記載の画像形成装置において、
感光体と、帯電装置、現像装置および感光体クリーニング装置のうち少なくとも一つとを含んでユニット化され、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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