JP5047638B2 - 暗号文復号権委譲システム - Google Patents
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Description
従来、PKE方式あるいはIBE方式のいずれか一方のみを用いて上記の暗号文復号権委譲システムを実現する技術が提案されている。PKE方式とIBE方式にはそれぞれ異なる長所と短所があり、求められる要件によって使い分けを行うのが一般的である。
[BF01]D.Boneh,M.Franklin,"Identity based encryption from the Weil paring", Aug.2001, extended abstract in Advances in Cryptology − Crypto 2001,Lecture Notes in Computer Science,Vol.2139,Springer-Verlag,p.213-229
また、IBE方式によるユーザ間で復号権の委譲を行うためには、被委譲者のために新たな秘密鍵を生成する必要があった。
これによれば、IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づいた電子署名が正当であると判定される限り、被復号権委譲装置は同一のIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて復号権委譲を行うことができる。
これによれば、PKE暗号方式による暗号化・復号を行う装置を復号権委譲装置とし、IDベース暗号方式による暗号化・復号を行う装置を被復号権委譲装置とした暗号文復号権委譲システムを提供することができる。
これによれば、IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づいた電子署名が正当であると判定される限り、被復号権委譲装置は同一のIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて復号権委譲を行うことができる。
本実施形態の説明において、PKE方式による公開鍵をPKE公開鍵という。また、PKE方式による秘密鍵をPKE秘密鍵と、PKE方式による暗号化をPKE暗号化と、PKE方式による復号をPKE復号と、PKE暗号化により暗号化された暗号文をPKE暗号文という。
次に、本実施形態の説明において用いる記号を(1)式に定義する。
図1は、第1の実施形態により、PKE暗号方式の暗号化・復号を行う復号権委譲装置10がIBE暗号方式の暗号化・復号を行う被復号権委譲装置20に暗号文の復号権委譲を行う暗号文復号権委譲システムのブロック図である。
本発明による暗号文復号権委譲システムは、PKG(Private Key Generator)装置40と、復号権委譲装置10と、被復号権委譲装置20と、暗号文変換装置30とを備えている。これらの装置は、それぞれ別のユーザが管理・利用するものとする。
セットアップ処理部41は、本発明による復号権委譲を行うための主秘密鍵mkと公開パラメータparmsとを生成する。ここで、セットアップ処理部41により行われるセットアップアルゴリズムは、まず、セキュリティパラメータをkとし、群G上の生成元g∈Gをランダムに選択し、群G上のランダムな要素g2、h∈Gを選択する。そして、Zp *上のランダムな要素α∈Zp *を選択し、主秘密鍵mk(mk=g2 α)を算出する。また、g1(g1=gα)を算出し、公開パラメータparms(parms=(g、g1、g2、h))を算出することにより行われる。なお、本実施形態では、PKG装置40がセットアップ処理部41を有することとするが、PKG装置40とは独立した信頼できる第三者が管理する装置がセットアップ処理部41を有する構成としても良い。
署名処理部44は、平文と署名鍵生成部43が生成した署名鍵とに基づいて、署名σeを算出する。署名のアルゴリズムは、一般に利用される電子署名を適用することができる。
PKG情報記憶部45は、例えば、セットアップ処理部41が生成した主秘密鍵mkと、公開パラメータparmsと、IBE秘密鍵生成部42が生成したIBE秘密鍵と、署名鍵生成部43が生成した署名鍵と、検証鍵とを記憶する。送受信部46は、情報の送受信を行い、例えば、IBE秘密鍵の一部と署名とを送信する。
PKE鍵生成部11は、PKE公開鍵とPKE秘密鍵とを生成する。ここで、PKE鍵生成部11により行われPKE公開鍵とPKE秘密鍵とを生成するPKE鍵生成アルゴリズムは、まず、公開パラメータparmsが入力され、Zp *上のランダムな要素β、θ、δ∈Zp *とを選択する。そして、g3=gθ、g4=g1 β、h1=hδを算出し、PKE公開鍵pk(pk=(g3、g4、h1))と、PKE秘密鍵sk(sk=(β、θ、δ))とを算出することにより行われる。
PKE暗号文CPK(CPK=(C1、C2、C3、C4))と、公開パラメータparmsと、秘密鍵sk(sk=(β、θ、δ))とを入力とし、平文Mを以下の(4)式によって算出する。
後述の復号権委譲情報記憶部16が記憶するPKE秘密鍵sk(sk=(β、θ、δ))と、被復号権委譲装置20のIDに対応するIBE秘密鍵skIDの一部d1=guと、公開パラメータparmsとを入力とし、変換鍵rkID(rkID=(gu/β、gu、θ、δ))を算出する。
復号権委譲情報記憶部16は、PKG装置40の公開パラメータparmsと、PKE鍵生成部11が生成するPKE公開鍵pkと、PKE秘密鍵skと、変換鍵生成部14が生成する変換鍵rkIDとを記憶する。
送受信部17は、情報の送受信を行い、例えば、IBE秘密鍵の一部と署名とを受信する。
IBE暗号化処理部21は、IBE公開鍵を利用して、平文MのIBE暗号文CIDを生成する。ここで、IBE暗号化処理部21により行われるIBE暗号化アルゴリズムは、まず、ID(ID∈Zp *)と、平文M(M∈G1)と、公開パラメータparmsを入力とする。また、Zp *上のランダムな要素r∈Zp *を選択する。そして、暗号文CIDを以下の(5)式によって算出する。
送受信部24は、情報の送受信を行い、例えば、IBE秘密鍵と署名とを受信する。
暗号文変換装置30は、復号権委譲装置10から送信される変換鍵を受信し、記憶する装置であり、暗号文変換部31と、変換鍵記憶部32と、送受信部33を備える。
暗号文変換部31は、変換鍵を利用して、PKE暗号文を、IBE暗号文である被変換暗号文に変換する。変換鍵記憶部32は変換鍵と公開パラメータを記憶する。送受信部33は、復号権委譲装置10から変換鍵を受信し、復号権委譲装置10からPKE暗号文を受信し、IBE暗号文を被復号権委譲装置20に送信する。暗号文変換アルゴリズムを以下に説明する。
IDで表される変換鍵rkID(rkID=(gu/β、gu、θ、δ))と、公開パラメータparmsと、PKE暗号文であるCPK(CPK=(C1、C2、C3、C4))とを入力として、被変換暗号文CIDを以下の(7)式によって算出する。
PKG装置40は、セットアップ処理部41を動作させ、主秘密鍵mkと公開パラメータparmsを生成し、PKG情報記憶部45に記憶する(ステップS101)。なお、セットアップ処理部41は、PKG装置40ではない信頼できる第三者が管理する装置が有することとして、信頼できる第三者装置が主秘密鍵mkと公開パラメータparmsを生成し、PKG装置40に送信することとしても良い。
一方、復号権委譲装置10は、PKE鍵生成部11を動作させ、PKE秘密鍵skとPKE公開鍵pkとのペアを生成し、復号権委譲情報記憶部16に記憶する。また、復号権委譲装置10は、PKE公開鍵pkを公開する(ステップS103)。
署名σeが正当であれば、復号権委譲装置10は変換鍵生成部14を動作させて、変換鍵rkIDを生成し(ステップS203)、暗号文変換装置30へ送信する(ステップS204)。暗号文変換装置30は、変換鍵rkIDを受信し、変換鍵記憶部32に記憶する(ステップS205)。一方、署名σeが不当であれば、復号権委譲装置10は変換鍵生成部14を動作させず、変換鍵rkIDを生成しない。
復号権委譲装置10は、暗号化する平文と、PKE公開鍵と、公開パラメータとをPKE暗号化処理部12に入力し、PKE暗号化処理部12は、PKE暗号文CPKを生成する(ステップS206)。そして、復号権委譲装置10は、PKE暗号文CPKを暗号文変換装置30に送信する(ステップS207)。
被復号権委譲装置20が、IBE復号部22に被変換暗号文CIDとIBE情報記憶部23に記憶されているIBE秘密鍵skIDと公開パラメータparmsを入力して動作させると、IBE復号部22は平文Mを出力する(ステップS210)。
図2は、第2の実施形態によるIBE方式の暗号文復号権委譲システムの概念図である。
以下、複数のIDが説明中に混在する場合には、IDi、IDjなどとして区別して表記する。
本発明による暗号文復号権委譲システムは、PKG装置80と、復号権委譲装置50と、被復号権委譲装置60と、暗号文変換装置70と、RKG(Re-encryption Key Generator)装置90とから構成される。なお、これらの装置は、それぞれ別のユーザが管理・利用するものとする。ただし、PKG装置80とRKG装置90とは同一のユーザが管理すすることとしても良く、故に、例えばひとつのサーバマシンがPKG装置80とRKG装置90とが有する各処理部の機能を有する構成としても良い。
第2の実施形態による暗号文復号権委譲システムは、いくつかの構成が第1の実施形態と同様であり、同様の構成についてはその旨を明示して説明を省略する。
PKG装置80とその備える各処理部は、第1の実施形態におけるPKG装置40とその備える各処理部と同様の構成・機能である。
暗号文検証部71は、暗号文の形式が適切であるか否かの判定を行う。復号権委譲装置50の識別情報であるIDiと、公開パラメータparms(parms=(g、g1、g2、h))、IDiに対応する暗号文CIDi(CIDi=(C1、C2、C3))を入力として、以下の(8)式によって値x、yを算出する。
暗号文変換部72は、復号権委譲装置50のIBE暗号文CIDiを被復号権委譲装置60のIBE暗号文CIDjに変換する。暗号文変換アルゴリズムを以下に説明する。
復号権委譲装置50のIBE公開鍵IDiと、被復号権委譲装置60のIBE公開鍵IDjと、被復号権委譲装置60のIBE公開鍵IDjに対応する変換鍵rkIDj(rkIDj=gujα)と、公開パラメータparmsと、被復号権委譲装置60のIBE公開鍵によって暗号化されたIBE暗号文CIDi(CIDi=(C1,C2,C3))を入力として、以下の(9)式によってIBE暗号文CIDiをIBE暗号文CIDjに変換する。
送受信部74は、RKG装置90から変換鍵を受信し、復号権委譲装置50からIBE暗号文を受信し、変換したIBE暗号文を被復号権委譲装置60に送信する。
変換鍵生成部91は、PKG装置80の主秘密鍵の一部αと、被復号権委譲装置60のIBE公開鍵IDjと、被復号権委譲装置60のIBE公開鍵IDjに対応する被復号権委譲装置60のIBE秘密鍵の一部d1(d1=guj)と、公開パラメータparmsを入力として、以下の(10)式によって変換鍵rkIDjを算出する。
以下、図5および図6を参照して、本発明による第2の実施形態の動作例について説明する。
PKG装置80は、セットアップ処理部81を動作させ、主秘密鍵mk(mk=(g2 α、α))と公開パラメータparmsを生成し、PKG情報記憶部85に記憶する(ステップS301)。PKG装置80は、生成した主秘密鍵mkの一部αをRKG装置90に送信する(ステップS302)。
そして、PKG装置80がIBE秘密鍵生成部82にIDjを入力して動作させると、IBE秘密鍵生成部82は、IBE秘密鍵skIDj(skIDj=(d0、d1))を生成する(ステップS304)。IBE秘密鍵生成部82がIBE秘密鍵を生成する処理を行うのは、対応する被復号権委譲装置60が被復号権委譲を行う前であれば良く、必ずしもセットアップ処理と連続して行う必要はない。
被復号権委譲装置60は、IDjとIBE秘密鍵skIDjの一部であるd1(d1=guj)と署名σeとをRKG装置90に送信する(ステップS401)。RKG装置90は、d1と署名σeとIDjを受信すると、PKG装置80の検証鍵とともに署名検証部93に入力して動作させ、署名σeの正当性を検証する(ステップS402)。
復号権委譲装置50は、復号権委譲装置50のユーザIDiと、IBE暗号文CIDiと、被変換暗号文の変換先のIDであるIDjとを暗号文変換装置70に送信する(ステップS405)。
暗号文変換装置70は、復号権委譲装置50のユーザIDiと、IBE暗号文CIDiと、被変換暗号文の変換先のIDであるIDjを受信すると、変換鍵テーブルから、対応するインデックス(IDi→IDj)と変換鍵(rkIDj)の組み合わせが存在するかどうかを判定する(ステップS406)。対応するインデックス(IDi→IDj)と変換鍵(rkIDj)の組み合わせが存在しない場合は、暗号文変換を行わない。
被復号権委譲装置60は、被変換暗号文CIDjとIBE情報記憶部に記憶されたIBE秘密鍵skIDj、公開パラメータparmsを入力としてIBE復号部52を動作させ、対応する平文を検出する(ステップS410)。
さらに、一般に広く利用されている、IDベース暗号方式による暗号化・復号を行う復号権委譲装置50および被復号権委譲装置60とPKG装置80と暗号文変換装置70とを備えた暗号文復号権委譲システムに、RKG装置90を加えることで、既存のシステムを活かした環境構築が行える。
11 PKE鍵生成部
12 PKE暗号化処理部(PKE暗号化手段)
13 PKE復号部
14 変換鍵生成部(変換鍵生成手段)
15 署名検証部(電子署名検証手段)
16 復号権委譲情報記憶部
17 送受信部
20 被復号権委譲装置
21 IBE暗号化処理部
22 IBE復号部(IBE復号手段)
23 IBE情報記憶部
24 送受信部
30 暗号文変換装置
31 暗号文変換部(暗号文変換手段)
32 変換鍵記憶部
33 送受信部
40 PKG装置(秘密鍵生成装置)
41 セットアップ処理部
42 IBE秘密鍵生成部(IBE秘密鍵生成手段)
43 署名鍵生成部
44 署名処理部(電子署名手段)
45 PKG情報記憶部
46 送受信部
50 復号権委譲装置
51 IBE暗号化処理部(IBE暗号化手段)
52 IBE復号部
53 IBE秘密鍵記憶部
54 送受信部
60 被復号権委譲装置
70 暗号文変換装置
71 暗号文検証部(暗号文検証手段)
72 暗号文変換部(暗号文変換手段)
73 変換鍵記憶部
74 送受信部
80 PKG装置(秘密鍵生成装置)
81 セットアップ処理部
82 IBE秘密鍵生成部(IBE秘密鍵生成手段)
83 署名鍵生成部
84 署名処理部(電子署名手段)
85 PKG情報記憶部
86 送受信部
90 RKG装置(変換鍵生成装置)
91 変換鍵生成部(変換鍵生成手段)
92 RKG記憶部
93 署名検証部(電子署名検証手段)
94 送受信部
Claims (5)
- 復号権委譲装置によって公開鍵で暗号化された暗号文を、前記公開鍵に対応する秘密鍵とは異なる秘密鍵であって主秘密鍵に基づいたIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて被復号権委譲装置が復号する暗号文復号権委譲システムであって、
前記主秘密鍵に基づいて前記被復号権委譲装置が用いる前記IDベース暗号方式の秘密鍵を生成するIBE秘密鍵生成手段と、
前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づく電子署名を生成する電子署名手段と、
前記電子署名の正当性を判定する電子署名検証手段と、
前記電子署名検証手段により前記電子署名が正当であると判定した場合、前記公開鍵に対応する秘密鍵と前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部とに基づいて、前記公開鍵で暗号化された暗号文を前記IDベース暗号方式の秘密鍵で復号される暗号文に変換するための変換鍵を生成する変換鍵生成手段と、
前記変換鍵を用いて、前記公開鍵で暗号化された暗号文を前記IDベース暗号方式の秘密鍵で復号可能な暗号文に変換する暗号文変換手段と、
を備えることを特徴とする暗号文復号権委譲システム。 - 復号権委譲装置によって公開鍵で暗号化された暗号文を、前記公開鍵に対応する秘密鍵とは異なる秘密鍵であって主秘密鍵に基づいたIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて被復号権委譲装置が復号する暗号文復号権委譲システムであって、
秘密鍵生成装置は、
前記主秘密鍵に基づいて前記被復号権委譲装置が用いる前記IDベース暗号方式の秘密鍵を生成するIBE秘密鍵生成手段と、
前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づく電子署名を生成する電子署名手段と、を有し、
前記復号権委譲装置は、
PKE暗号方式によるPKE公開鍵を用いて平文を暗号化してPKE暗号文を生成するPKE暗号化手段と、
前記秘密鍵生成装置が生成した前記電子署名の正当性を判定する電子署名検証手段と、
前記電子署名検証手段により前記電子署名が正当であると判定した場合、前記PKE公開鍵に対応する秘密鍵であるPKE秘密鍵と前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部とに基づいて、前記PKE公開鍵で暗号化されたPKE暗号文を前記IDベース暗号方式の秘密鍵で復号される被変換暗号文へ変換するための変換鍵を生成する変換鍵生成手段と、を有し、
暗号文変換装置は、
前記復号権委譲装置が生成した前記変換鍵を用いて前記PKE暗号文を前記IDベース暗号方式の被変換暗号文へ変換する暗号文変換手段を有し、
前記被復号権委譲装置は、
前記IDベース暗号方式の秘密鍵に基づいて前記被変換暗号文を復号するIBE復号手段を有する
ことを特徴とする暗号文復号権委譲システム。 - 復号権委譲装置によって公開鍵で暗号化された暗号文を、前記公開鍵に対応する秘密鍵とは異なる秘密鍵であって主秘密鍵に基づいたIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて被復号権委譲装置が復号する暗号文復号権委譲システムであって、
秘密鍵生成装置は、
前記主秘密鍵に基づいて前記被復号権委譲装置が用いるIDベース暗号方式の秘密鍵を生成するIBE秘密鍵生成手段と、
前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づく電子署名を生成する電子署名手段と、を有し、
前記復号権委譲装置は、
IDベース暗号方式により平文を暗号化したIBE暗号文を生成するIBE暗号化手段を有し、
変換鍵生成装置は、
前記秘密鍵生成装置が生成した前記電子署名の正当性を判定する電子署名検証手段と、
前記電子署名検証手段により前記電子署名が正当であると判定した場合、主秘密鍵の一部と前記IDベース暗号方式による秘密鍵の一部とに基づいて、前記復号権委譲装置が生成した前記IBE暗号文を前記被復号権委譲装置が用いるIDベース暗号方式の秘密鍵で復号される被変換暗号文へ変換するための変換鍵を生成する変換鍵生成手段と、を有し、
暗号文変換装置は、
前記変換鍵生成装置が生成した前記変換鍵を用いて、IDベース暗号方式により暗号化した前記IBE暗号文を前記被復号権委譲装置が用いるIDベース暗号方式の秘密鍵で復号される被変換暗号文へ変換する暗号文変換手段を有し、
前記被復号権委譲装置は、
前記IDベース暗号方式の秘密鍵に基づいて前記被変換暗号文を復号するIBE復号手段を有する
ことを特徴とする暗号文復号権委譲システム。 - 復号権委譲装置によって公開鍵で暗号化された暗号文を、前記公開鍵に対応する秘密鍵とは異なる秘密鍵であって主秘密鍵に基づいたIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて被復号権委譲装置が復号する暗号文復号権委譲システムに具備されるコンピュータに、
秘密鍵生成装置として、前記主秘密鍵に基づいて前記被復号権委譲装置が用いる前記IDベース暗号方式の秘密鍵を生成するIBE秘密鍵生成ステップと、
秘密鍵生成装置として、前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づく電子署名を生成する電子署名ステップと、
前記復号権委譲装置として、PKE暗号方式によるPKE公開鍵を用いて平文を暗号化してPKE暗号文を生成するPKE暗号化ステップと、
前記復号権委譲装置として、前記秘密鍵生成装置が生成した前記電子署名の正当性を判定する電子署名検証ステップと、
前記復号権委譲装置として、前記電子署名が正当であると判定した場合、前記PKE公開鍵に対応する秘密鍵であるPKE秘密鍵と前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部とに基づいて、前記PKE公開鍵で暗号化されたPKE暗号文を前記IDベース暗号方式の秘密鍵で復号される被変換暗号文へ変換するための変換鍵を生成する変換鍵生成ステップと、
暗号文変換装置として、前記復号権委譲装置が生成した前記変換鍵を用いて前記PKE暗号文を前記IDベース暗号方式の被変換暗号文へ変換する暗号文変換ステップと、
前記被復号権委譲装置として、前記IDベース暗号方式の秘密鍵に基づいて前記被変換暗号文を復号するIBE復号ステップと
を実行させるための暗号文復号権委譲プログラム。 - 復号権委譲装置によって公開鍵で暗号化された暗号文を、前記公開鍵に対応する秘密鍵とは異なる秘密鍵であって主秘密鍵に基づいたIDベース暗号方式の秘密鍵を用いて被復号権委譲装置が復号する暗号文復号権委譲システムに具備されるコンピュータに、
秘密鍵生成装置として、前記主秘密鍵に基づいて前記被復号権委譲装置が用いるIDベース暗号方式の秘密鍵を生成するIBE秘密鍵生成ステップと、
秘密鍵生成装置として、前記IDベース暗号方式の秘密鍵の一部に基づく電子署名を生成する電子署名ステップと、
前記復号権委譲装置として、IDベース暗号方式により平文を暗号化したIBE暗号文を生成するIBE暗号化ステップと、
変換鍵生成装置として、前記秘密鍵生成装置が生成した前記電子署名の正当性を判定する電子署名検証ステップと、
変換鍵生成装置として、前記電子署名が正当であると判定した場合、主秘密鍵の一部と前記IDベース暗号方式による秘密鍵の一部とに基づいて、前記復号権委譲装置が生成した前記IBE暗号文を前記被復号権委譲装置が用いるIDベース暗号方式の秘密鍵で復号される被変換暗号文へ変換するための変換鍵を生成する変換鍵生成ステップと、
暗号文変換装置として、前記変換鍵生成装置が生成した前記変換鍵を用いて、IDベース暗号方式により暗号化した前記IBE暗号文を前記被復号権委譲装置が用いるIDベース暗号方式の秘密鍵で復号される被変換暗号文へ変換する暗号文変換ステップと、
前記被復号権委譲装置として、前記IDベース暗号方式の秘密鍵に基づいて前記被変換暗号文を復号するIBE復号ステップと
を実行させるための暗号文復号権委譲プログラム。
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