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JP5046599B2 - クレーンのラフィングジブ装置 - Google Patents

クレーンのラフィングジブ装置 Download PDF

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Description

本願発明は、ラフィングジブ付きクレーンに関し、さらに詳しくはラフィングジブを簡単に着脱できるようにしたラフィングジブ装置に関するものである。
この種のクレーンの代表例として、車両上に伸縮ブームを搭載した移動式クレーンがあり、さらに高揚程及び作業半径拡大のために伸縮ブーム先端部にラフィングジブを装着したラフィングジブ付きクレーンがある。
ラフィングジブ付きクレーンでは、伸縮ブームの起仰角度を大きくするとともにラフィングジブの起仰角度も大きくしたときに、該ラフィングジブが後方に転倒するのを防止するためのバックストッパ装置が備えられている。又、ラフィングジブ付きクレーンでは、ラフィングジブをブーム先端部に着脱し得るようになっているが、前記バックストッパ装置に油圧シリンダ(バックストッパシリンダ)を使用して、該バックストッパ用の油圧シリンダをラフィングジブの着脱作業に利用するようにしたものがある。
尚、ラフィングジブは、基端ジブと先端ジブとの間に1本又は複数本の中間ジブを介在させたもので、一般に30〜50m程度の長さを有している。尚、各分割ジブは、それぞれ1本の長さが8〜9m程度の長さを有している。そして、このように長尺のラフィングジブは、ブーム先端部に装着する際に基端ジブ側から順次連結していくが、その連結の際には作業スペースの関係で伸縮ブームの起仰角度を大きくした状態(いわゆる立組みと称される方法)で行われる。
ところで、ラフィングジブ付きクレーンに前記バックストッパシリンダ(油圧シリンダ)を採用したものとして、例えば、図12に示す特開平10−310370号公報(特許文献1)のものや、図13に示す特開平9−58977号公報(特許文献2)のものがある。
図12に示す特許文献1のラフィングジブ付きクレーンでは、伸縮ブーム2の先端部2aに取付けたジブサポート21の先端部にラフィングジブ3の基端部(基端ジブ31の基端部31a)が軸30で枢着されているとともに、ジブサポート21に設けたブラケット22と基端ジブ31の先端部31aとの間に第1リンク23及び第2リンク24の先端連結部25を介して長尺の油圧シリンダ(バックストッパシリンダとなる)5Aが介設されている。この油圧シリンダ5Aは、伸縮ブーム2を大きく起仰させ(ブーム起仰角度は約70°)且つラフィングジブ3を鉛直方向に垂れ下げた状態(図12の状態)でも、基端ジブ31の先端部とジブサポート21(第1リンクと第2リンクの先端連結部25)とを連結し得る長さを有している。従って、この油圧シリンダ5Aは、最伸長状態で10m程度の長さを必要とする。
そして、この図12(特許文献1)に示すラフィングジブ付きクレーンでは、長尺の油圧シリンダ5Aを基端ジブ31とジブサポート21間に常時装着した状態で、該油圧シリンダ5Aを伸縮させることで、順次各分割ジブを立組みできるようになっている。尚、この図12のラフィングジブ付きクレーンでは、ラフィングジブを使用した作業中において、油圧シリンダ5Aが最縮小した状態でラフィングジブ3のバックストッパ機能を発揮する。
図13に示す特許文献2のラフィングジブ付きクレーンでは、伸縮ブーム2の先端部2aに取付けたジブサポート21の下部先端部にラフィングジブ3の基端部(基端ジブ31の基端部31a)が軸30で枢着されているとともに、ジブサポート21の上部と基端ジブ31の基端部位置に設けたリンク81の先端部との間に短尺の油圧シリンダ5Bが介設されている。リンク81の先端部にはブラケット82が取付けられている。
他方、基端ジブ31の基端部寄り上部には、バックストッパ83が設けられている。このバックストッパ83の先端部とリンク81のブラケット82とは、連結ピン84を挿脱することによって連結及び連結解除し得るようになっている。この連結ピン84は手動で挿脱されるもので、該連結ピン84の挿脱操作は作業員がそこまで登って行う。
そして、この図13に示すラフィングジブ付きクレーンでは、ラフィングジブ3(基端ジブ31)を伸縮ブーム2に対して大きく起仰させた状態(実線図示状態)では油圧シリンダ5Bに連続するブラケット82とバックストッパ83の先端部とを連結ピン84で連結できる一方、ラフィングジブ3を鎖線図示(符号3′)するように大きく倒伏させる場合には油圧シリンダ5Bの伸長ストロークが不足のために連結ピン84を抜外す必要がある。従って、このラフィングジブ付きクレーンでは、ラフィングジブを立組みする際に途中で前記連結ピン84を抜外す必要がある。尚、この短尺の油圧シリンダ5Bを使用したものでは、ラフィングジブを立組みする際にはウインチを含むジブ起伏手段を使用して行う。又、この図13のラフィングジブ付きクレーンでは、ラフィングジブを使用した作業中において、バックストッパ83の先端部がブラケット82のボス部(連結ピン84部分)に衝合したしたときに、ラフィングジブ3のバックストッパ機能を発揮する。
特開平10−310370号公報 特開平9−58977号公報
ところで、上記図12(特許文献1)に示すラフィングジブ付きクレーンのように長尺の油圧シリンダ5Aを使用したものでは、該油圧シリンダ5Aを常時連結状態に維持したままでラフィングジブ3の立組みができるとともに、作業時に該油圧シリンダ5Aがラフィングジブ3の後方転倒防止機能を有するものの、長尺(最伸長状態で10m程度必要)であるために該油圧シリンダが大重量になり、その分、吊上げ性能が低下する(吊上げ許容重量が少なくなる)という問題があった。
他方、上記図13(特許文献2)に示すラフィングジブ付きクレーンのように短尺の油圧シリンダ5Bを使用したものでは、該油圧シリンダ5Bが軽量であるものの、ラフィングジブ3の立組み作業の途中で、連結ピン84を挿脱操作するために作業員が高所(伸縮ブームが水平姿勢でも地上から4m程度の高さがある)まで登って行く必要があり、その連結ピン操作に危険を伴うとともに作業時間も長くかかるという問題があった。
そこで、本願発明は、ラフィングジブのバックストッパ機構として短尺の油圧シリンダ(バックストッパシリンダとなる)を使用して軽量化を図るとともに、ラフィングジブの立組み作業時に油圧シリンダに対する連結・連結解除を安全且つ迅速に行えるようにしたクレーンのラフィングジブ装置を提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、起伏自在な伸縮ブームの先端部にジブサポートを介して複数本の分割ジブからなるラフィングジブを伸縮ブームの起伏面に沿って起伏自在に装着し、ラフィングジブをジブ起伏手段により起伏せしめ得るようにしたラフィングジブ付きクレーンにおけるラフィングジブ装置を対象にしている。
そして、この請求項1の発明のラフィングジブ装置は、ジブサポートとラフィングジブの基端ジブの基端部寄り位置との間に、ラフィングジブが後方転倒するのを阻止し得るとともにラフィングジブ組立て時にラフィングジブの基端ジブを伸縮ブームに対して起伏せしめ得るバックストッパシリンダを介設しているとともに、バックストッパシリンダとジブサポート、あるいはバックストッパシリンダと基端ジブとを連結・連結解除せしめる遠隔操作可能な連結・連結解除手段を備え、さらにバックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときに連結・連結解除手段を連結解除不可とするメカニカルインタロック手段を備えている。
本願発明では、バックストッパシリンダとして油圧シリンダが使用されるが、この油圧シリンダは、ブーム先端部に取付けられるジブサポートとラフィングジブの基端ジブの基端部寄り位置との間の比較的短い距離間に設けられる関係で、比較的短尺(最伸長状態で約3m程度)のものでよい。
尚、本願のラフィングジブ付きクレーンでは、バックストッパシリンダでジブサポートと基端ジブ間を連結している状態であっても、バックストッパシリンダを最伸長させると伸縮ブームに対してラフィングジブを角度120°(内角側角度)程度まで倒伏させることができるようになっている。従って、ラフィングジブを使用した通常の作業では、ジブサポートと基端ジブとをバックストッパシリンダで連結したままでもよい。又、ラフィングジブ使用中は、バックストッパシリンダに対する油圧はフリー状態とし、伸縮ブームに対するラフィングジブの起伏動に追随してバックストッパシリンダが伸縮するようになっている。
ところで、このように短尺のバックストッパシリンダ(油圧シリンダ)を使用すると、ラフィングジブを立組みする場合に、該油圧シリンダによるジブサポートと基端ジブとの間の連結を解除する必要があるが、その連結解除部分は、油圧シリンダとジブサポート間、あるいは油圧シリンダと基端ジブ間の何れでもよい。尚、油圧シリンダ(バックストッパシリンダ)とジブサポート間に連結・連結解除部分を設ける場合は、該油圧シリンダを基端ジブ側に支持させ、逆に油圧シリンダ(バックストッパシリンダ)と基端ジブ間にに連結・連結解除部分を設ける場合は、図13(特許文献1)に示すように該油圧シリンダをジブサポート側に支持させる。
又、該油圧シリンダ(バックストッパシリンダ)とジブサポート、あるいは該油圧シリンダと基端ジブとの連結・連結解除構造は、連結ピンによるものが一般的であるが、この請求項1の発明では、該連結・連結解除構造としてその他のもの(例えばチャック式、凹凸嵌合式等)も使用可能である。
遠隔操作可能な連結・連結解除手段としては、例えば油圧シリンダが採用できるが、この請求項1ではその他の作動手段(例えばソレノイドやエアーシリンダ等)も使用可能である。
そして、この請求項1のラフィングジブ装置では、ブーム先端部に対してラフィングジブを立組み(伸縮ブームを大きく起仰させて行う組付け方法)により連結する場合には、バックストッパシリンダによる連結・連結解除部分を連結したり連結解除したりすることが必要であるが、その連結・連結解除操作は、遠隔操作可能な連結・連結解除手段により地上(運転室)から行えるようになっている。
又、本願請求項1の発明のラフィングジブ装置では、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときに連結・連結解除手段を連結解除不可とするメカニカルインタロック手段を備えているが、このメカニカルインタロック手段は、ラフィングジブが自重で不用意に下方旋回するのを防止するための安全装置として機能するものである。このメカニカルインタロック手段としては、連結・連結解除手段に対して機械的に連結解除を許容したり禁止したりし得るものであれば適宜の構成のものが採用できる。
バックストッパシリンダ(油圧シリンダ)に引張り荷重が作用するのは、基端ジブにジブの自重による下方旋回力が作用しているときであり、例えばラフィングジブの立組み時においてシブが接地しているときや、ラフィングジブ又は基端ジブがジブ起伏手段等で支持されているとき等にはバックストッパシリンダに引張り荷重は作用しない。
そして、この請求項のラフィングジブ装置では、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときには、メカニカルインタロック手段により連結・連結解除手段を連結解除不可としているので、ラフィングジブが自重で倒伏方向に旋回可能な状態のときには、不用意に(誤操作をしても)連結・連結解除手段が連結解除動作を起こさない。従って、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときには、ラフィングジブがバックストッパシリンダで支持された状態で維持される。
[本願請求項の発明]
本願請求項の発明は、前記請求項のラフィングジブ装置における連結・連結解除手段とメカニカルインタロック手段を具体化したものである。
即ち、連結・連結解除手段は、バックストッパシリンダとジブサポート、あるいは該バックストッパシリンダと基端ジブとを連結・連結解除せしめる連結ピンと、該連結ピンを挿脱せしめる遠隔操作可能な油圧シリンダを備えている。
又、メカニカルインタロック手段は、バックストッパシリンダの一方の端部ピンを連結ピンの挿脱位置に対して近接・離間方向に所定小長さだけ移動可能に設置し、該端部ピンに連結ピンの挿脱移動を禁止し得るストッパ材を連結し、端部ピンの移動に伴ってストッパ材を連結ピンに対して挿脱禁止位置と挿脱許容位置との間で移動させ得るものである。尚、バックストッパシリンダの端部ピンは、所定小長さの長穴内で移動可能にしたものでよい。又、ストッパ材は、連結ピンに対して挿脱移動を禁止し得るものであれば適宜の形状のものが採用できる(例えば、連結ピンの外側を遮蔽する遮蔽板を採用できる)。
そして、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときにはストッパ材を連結ピンの抜け出し禁止位置に位置せしめる一方、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用していないときにはストッパ材を連結ピンの挿脱許容位置に位置せしめるようにしている。
この請求項のラフィングジブ装置では、ラフィングジブが自重で倒伏方向に旋回し得る状態のときにバックストッパシリンダに引張り荷重が作用し、そのときバックストッパシリンダの前記端部ピンを所定小長さだけシリンダ縮小方向に移動させる。そして、このときには端部ピンに連結されているストッパ材が連結ピンの抜け出し禁止位置に位置している。従って、この状態で誤操作により前記連結・連結解除手段の油圧シリンダを連結ピン抜け出し側に操作しても、該連結ピンがストッパ材に阻止されて連結解除されることがないようになっている。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の発明のラフィングジブ装置では、次のような効果がある。
まず、ジブサポートとラフィングジブの基端ジブの基端部寄り位置との間にバックストッパシリンダを介設しているが、このバックストッパシリンダは、比較的短尺のものでよいので、特許文献1(図12)の長尺バックストッパシリンダを使用したものに比して軽量になり、吊上げ性能が良好になる(吊荷の重量を増大できる)という効果がある。
又、バックストッパシリンダとジブサポート、あるいは該バックストッパシリンダと基端ジブとを連結・連結解除せしめる遠隔操作可能な連結・連結解除手段を備えているので、バックストッパシリンダに対する連結・連結解除操作を地上(運転室)から行え、特許文献2(図13)のように手動で連結ピンを挿脱するもののように高所作業での作業が不要になって該連結・連結解除作業が安全になるとともに、その連結・連結解除のための作業時間が大幅に短縮できるという効果がある。
さらに、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときに連結・連結解除手段を連結解除不可とするメカニカルインタロック手段を備えているので、ラフィングジブが自重で倒伏方向に旋回可能な状態のときには、不用意に(誤操作をしても)連結・連結解除手段が連結解除動作を起こさない。従って、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときにはラフィングジブがバックストッパシリンダで確実に支持されており、ラフィングジブが不用意に下方旋回するというトラブルを未然に解消できる(安全性が確保される)という効果がある。
[本願請求項の発明の効果]
本願請求項の発明は、前記請求項のラフィングジブ装置における連結・連結解除手段とメカニカルインタロック手段を具体化させたもので、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときにバックストッパシリンダの端部ピンを所定小長さだけシリンダ縮小方向に移動させ、該端部ピンに連結されているストッパ材が連結ピンの抜け出し禁止位置に位置するようになっている。
従って、この請求項のラフィングジブ装置では、前記請求項1の効果と同様に、バックストッパシリンダに引張り荷重が作用しているときには、ラフィングジブが不用意に下方旋回するというトラブルを未然に解消できる(安全性が確保される)という効果がある。
図1〜図11を参照して本願実施例のクレーンのラフィングジブ装置を説明すると、この実施例ではクレーンとして図1に示すように移動式クレーンが採用されている。
図1に示す移動式クレーンは、車両1上に水平旋回自在な旋回台11を搭載し、該旋回台11上に伸縮ブーム2を上下起伏自在に取付けている。
伸縮ブーム2は、内蔵された伸縮装置によって伸縮されるとともに、起伏シリンダ12で起伏せしめられる。
旋回台11には、後述するラフィングジブ起伏用として使用されるサブウインチ13と、吊荷用として使用されるメインウインチ14とが設置されている。
又、この移動式クレーンは、伸縮ブーム2の先端部2aにジブサポート21を介してラフィングジブ3が装着されてラフィングジブ付きクレーンとして使用されている。
ラフィングジブ3は、この実施例では紙面の大きさの都合上、基端ジブ31と1本の中間ジブ32と先端ジブ33からなる3本の分割ジブで構成されているが、他の実施例では基端ジブ31と先端ジブ33の間に複数本の中間ジブ32を介在させたものを採用することができる。又、このラフィングジブ3は、中間ジブ32を省略して、基端ジブ31と先端ジブ33のみで構成することもできる。尚、各分割ジブ31〜33は、1本の長さが8〜9m程度の長さを有し、ラフィングジブ3は、一般に全長が30〜50m程度の長さで使用される場合が多い。
このラフィングジブ3は、その基端ジブ31の基端部をブーム先端部2aに取付けたジブサポート21の先端部に軸30で枢着して、伸縮ブーム2の起伏面に沿って起伏自在となっている。
ラフィングジブ3は、ジブ起伏手段4で起伏せしめられる。このジブ起伏手段4は、サブウインチ13と、基端ジブ31の基端部にそれぞれ立設された第1マスト41と第2マスト42と、該第1マスト41と第2マスト42間に介設された折畳み式の連結リンク43と、サブウインチ13と第1マスト41の先端部間に介設された基部側テンション部材44(サブウインチ13で引き込み、繰り出しされるワイヤーロープ44aを含む)と、第2マスト42の先端部とラフィングジブ3の先端部(先端ジブ33の先端部)間に介設された先部側テンション部材45、とで構成されている。
メインウインチ14からのワイヤーロープ15は、第1マスト41及び第2マスト42にそれぞれ取付けた各シーブ41a,42aに掛け、さらにラフィングジブ3の先端シーブ3aに掛けた後、下方に垂下させている。ワイヤーロープ15の先端には吊りフック16が取付けられている。
そして、ラフィングジブ3は、ジブ起伏手段4のサブウインチ13による基部側テンション部材44(ワイヤーロープ44a)の巻き込み・巻き戻し操作により起伏せしめ得るようになっている。
ところで、この種のラフィングジブ付きクレーンでは、クレーン作業時にラフィングジブ3が後方に転倒するのを防止するためのバックストッパ装置Aが設けられている。尚、このバックストッパ装置A部分が本願のラフィングジブ装置の主要部となるものである。
このバックストッパ装置Aは、図3及び図4に示すように、油圧シリンダからなるバックストッパシリンダ5と、下端部が基端ジブ31の基端部近傍位置に枢支された揺動アーム50と、該揺動アーム50の上端部とジブサポート21に設けたブラケット22間に介設される第1リンク23と、該第1リンク23の先端部と揺動アーム50の基端部寄り位置間に介設される第2リンク24とを基本構成としている。
以下にバックストッパ装置Aの各部材の詳細を説明するが、図5は図4の一部拡大図であり、図6は図5のVI矢視図であり、図7は図5の一部拡大図であり、図8及び図9はそれぞれ図7のVIII−VIII断面図及びIX−IX断面図である。
バックストッパシリンダ5は、最伸長時の長さが約3m程度の比較的短尺のものが使用されている。このバックストッパシリンダ5は、この実施例ではチューブ側端部を基端ジブ31の基端部寄り上面位置にピン53で枢支して、基端ジブ31側に装着している。このバックストッパシリンダ5は、ラフィングジブ3のバックストッパ機能を有するとともに、ラフィングジブ組立て時に基端ジブ31を起伏させる機能を有している(ジブ組立て作業については後述する)。
揺動アーム50、第1リンク23、及び第2リンク24は、図6、図8〜図9に示すようにそれぞれ2枚(又は2本)を1組として使用されている。
各揺動アーム50,50は、それぞれ上端部の前後幅が40〜50cm程度ある板状のもので、所定長さ(例えば1〜1.5m程度)を有している。又、この各揺動アーム50,50は、図6、図8〜図9に示すように左右に所定間隔を隔てて配置されている。そして、この各揺動アーム50,50は、基端ジブ31の基端部近傍位置の上面部にピン51,51で枢支されている。
この各揺動アーム50,50の上端部における前側(ジブ先端側)寄り位置には、バックストッパシリンダ5のロッド側端部が端部ピン54で枢支されている。そして、該バックストッパシリンダ5を伸縮作動させると揺動アーム50,50が前後に揺動するようになっている。尚、後述するように、バックストッパシリンダ5の端部ピン54は、各揺動アーム50,50に設けた長穴52,52の範囲内で移動可能となっている。
各第1リンク23,23は、その基端部がジブサポート21のブラケット22に枢支されている。各第2リンク24,24は、その基端部が揺動アーム50,50の基部寄り位置に枢支されている。そして、各第1リンク23,23と各第2リンク24,24の各先端部同士を軸26で連結している。この軸26の長さは、図9に示すように両揺動アーム50,50間の間隔より僅かに短いものであり、該軸26が第1リンク23及び第2リンク24と共に両揺動アーム50,50間に出没し得るようになっている(図11に鎖線図示する符号23′、24′、26′部分を参照)。
第1リンク23と第2リンク24の先端部同士を連結している軸26の両端面には、それぞれ後述する連結ピン61,61を嵌入させ得る凹状のピン受部27,27が形成されている。尚、この各ピン受部27は、連結ピン61を挿脱し得るものであれば適宜の構造(例えばピン受部穴)のものが採用できる。
各揺動アーム50,50の上端部における後側(ジブ基端側)寄り位置には、前記各ピン受部27,27に嵌合可能な連結ピン61,61がそれぞれ設けられている。この各連結ピン61,61は、図6、図8〜図9に示すように各揺動アーム50,50の外面に取付けている各ボス56,56に挿通されていて、後述する連結・連結解除手段6,6で挿脱せしめられる。
連結・連結解除手段6,6は、図6及び図8に示すように、各揺動アーム50,50の外面側にそれぞれ配置した一対の揺動リンク63,63と、該各揺動リンク63,63を同時に揺動させる油圧シリンダ62を有している。
各揺動リンク63,63は、その各上端部をそれぞれ各連結ピン61,61に枢支し、各中間位置をそれぞれ軸64,64で枢支しているとともに、両揺動リンク63,63の各下端部間に1本の油圧シリンダ62を介在させている。油圧シリンダ62は、地上(運転室内)から遠隔操作によって伸縮操作できるものである。
そして、この連結・連結解除手段6,6は、油圧シリンダ62が伸長すると各揺動リンク63,63により各連結ピン61,61がそれぞれ挿入方向に移動し(図8の実線図示状態)、逆に油圧シリンダ62が縮小すると各揺動リンク63,63により各連結ピン61,61がそれぞれ抜け出し方向に移動する(図8の鎖線図示状態)ようになっている。尚、図8の実線図示状態、及び図9〜図10の状態は、各連結ピン61,61の先端部がそれぞれピン受部27,27に嵌入した連結状態であり、図11の状態は、各連結ピン61,61がそれぞれピン受部27,27から抜け出した連結解除状態である。
又、このラフィングジブ装置には、バックストッパシリンダ5に引張り荷重が作用しているときに、各連結ピン61,61をそれぞれ連結解除不可にするためのメカニカルインタロック手段7,7を有している。この各メカニカルインタロック手段7,7は次のように構成されている。
まず、各揺動アーム50,50におけるバックストッパシリンダ5のロッド側端部ピン54が挿通された部分には、図7、図9〜図11に示すように各連結ピン61の挿脱位置方向に長い形状の長穴52,52が形成されている。この各長穴52,52は、端部ピン54を連結ピン61の挿脱位置に対して近接・離間方向に所定小長さ(例えば15mm程度の長さ) だけ移動させ得るようにするためのものである。尚、この実施例では、各側の長穴52,52は、図9に示すようにそれぞれ揺動アーム50自体とその外面に固定したサポート板55の両方に形成している。
又、前記端部ピン54の両端部には、それぞれ各連結ピン61,61の挿脱移動を禁止したり許容したりするためのストッパ材71,71が取付けられている。この各ストッパ材71,71は、図7及び図9に示すように、板状で、端部ピン54の位置から連結ピン61の挿脱位置を越える長さを有し、且つ連結ピン挿脱位置には連結ピン61の外形より大きい面積部分を有している。又、該ストッパ材71,71の連結ピン挿脱位置には連結ピン61の外形より僅かに大きい挿通穴72が形成されている。尚、この挿通穴72は、四角形状に形成されているが、円形でもよい。
各ストッパ材71,71の挿通穴形成側の端部には、それぞれ押えカバー73,73が設けられており、該ストッパ材71の挿通穴形成側の端部が外方に押されても、該ストッパ材71の端部が変形しない(外方に撓まない)ようになっている。
この各ストッパ材71,71は、バックストッパシリンダ5の端部ピン54とともに長穴52,52の範囲内で移動可能となっている。そして、端部ピン54が長穴52,52の後側端部(バックストッパシリンダ5の伸長側)に衝合しているときには、各ストッパ材71,71が図7の実線図示位置及び図9の位置にあって、各連結ピン61,61が各ストッパ材71,71の挿通穴72,72を通して出没し得る一方、該端部ピン54が長穴52,52の前側端部(バックストッパシリンダ5の縮小側)に衝合しているときには、各ストッパ材71,71が図7の鎖線図示位置及び図10の位置にあって、各ストッパ材71,71の挿通穴72,72の縁部72a,72aがそれぞれ連結ピン61,61の外形部分に重合して各連結ピン61,61を抜け出し不能にするようになっている。
ところで、ブーム先端部2aにジブサポート21を介して基端ジブ31を連結した状態で、該基端ジブ31に自重による下方旋回力が作用している状態では、バックストッパシリンダ5に引張り荷重が作用し、ラフィングジブの立組み時においてシブが接地しているときや、ラフィングジブ又は基端ジブがジブ起伏手段4等で支持されているとき等にはバックストッパシリンダ5に引張り荷重は作用しない。そして、このメカニカルインタロック手段7,7では、バックストッパシリンダ5に引張り荷重が作用しているときには、端部ピン54が長穴52,52前側端部に衝合する位置まで引張られて、各ストッパ材71,71をロック位置(連結ピン61,61の抜け出し不能位置)に位置せしめるようになっている。従って、ストッパ材71,71がロック位置にある状態では、誤操作により連結・連結解除手段6を連結解除操作しても、各連結ピン61,61が各ピン受部27,27から抜け出すことがない。
ラフィングジブ3をブーム先端部2aに組付けるには、次の手順で行う。尚、基端ジブ31には、図3に示すように、予めジブサポート21、バックストッパ装置A、第1及び第2の各マスト41,42等を連結して、基端ジブアッセンブリとしておく。このとき、バックストッパ装置Aの揺動アーム50と第1リンク23(及び第2リンク24)は各連結ピン61,61で連結しておく。又、移動式クレーン、基端ジブアッセンブリ、及び他の分割ジブ32,33をそれぞれ組付け作業位置に運んでおく。
そして、まず図3の状態で、別のクレーンにより基端ジブアッセンブリを吊上げて、ジブサポート21をブーム先端部2aに連結した後、基端ジブアッセンブリを吊上げていたワイヤーロープを外す。このとき、図4に示すように、基端ジブ31はバックストッパシリンダ5で支持されている。尚、バックストッパシリンダ5をジブサポート21側に連結した状態で、該バックストッパシリンダ5を最伸長させると、基端ジブ31を図4に鎖線図示(符号31′)するように伸縮ブーム2に対して内角側の角度が120°程度になるまで倒伏させることができる。
次に、図4の状態から、バックストッパシリンダ5を伸長させて基端ジブ31を下方傾斜させ、図2に実線図示するように基端ジブ31の先端上部と地面上に置いてある中間ジブ32の基端上部とをピン結合する。又、ジブ起伏手段4の各テンション部材、ワイヤーロープ15、控えロープ17等を図2に示すようにセットする。尚、この状態では、バックストッパシリンダ5への油圧を開放させておく。
その後、ジブ起伏手段4のサブウインチ13を巻上げて控えロープ17が張る程度まで各マスト41,42を起こし、その状態で伸縮ブーム2を起仰させながら各ウインチ13,14を巻き戻し操作して、図2に鎖線図示する状態にする。図2の鎖線状態では、基端ジブ31′と伸縮ブーム2′との間の角度(内角)が約120°となっていて、バックストッパシリンダ5′がほぼ最伸長している(このままでは基端ジブ31′をさらに下方旋回することはできない)。又、このとき、基端ジブ31′は控えロープ17′により支持されているので、バックストッパシリンダ5′に対して引張り荷重は作用していない。従って、図9に示すように連結・連結解除手段6が連結解除可能となっている(ストッパ材71,71が連結ピン61,61の抜け出し可能位置にある)。
次に、運転室から遠隔操作により、連結・連結解除手段6の油圧シリンダ62(図8)を縮小させて、図11に示すように左右の連結ピン61,61を各ピン受部27,27から抜き出し、各ウインチ13,14を巻き戻し操作をして、基端ジブ及び中間ジブを自重で下方に旋回させ(図2の符号31″、32″の状態)、中間ジブ32″内を登って基端ジブの先端下部と中間ジブの基端下部とをピン結合する。
続いて、中間ジブの先端上部に地上に置いてある先端ジブの基端上部とをピン結合した後、図1に鎖線図示(符号2′)するように伸縮ブームを起仰させながら伸長させ、先部側テンション部材45′の先端を外し、メインウインチ14からワイヤーロープ15を繰出して、先端ジブ33′を中間ジブ32′に対して直線状態にし、先端ジブ33′内を登って中間ジブ32′の先端下部と先端ジブ33′の基端下部とをピン結合する。
その後、先部側テンション部材45′の先端を先端ジブ33′の先端部に再連結し、ワイヤーロープ15′の先端を先端ジブ33′の先端部から外して該ワイヤーロープ先端に吊りフック16を取付ける。
そして、ジブ起伏手段4(サブウインチ13の巻上げ装置)により、ラフィングジブを伸縮ブーム2′に対して所定角度(例えば内角が120°程度)だけ起仰させて、図11に示すように左右の連結ピン61,61を各ピン受部27,27に対応させ、運転室からの遠隔操作により連結・連結解除手段6の油圧シリンダ62(図8)を伸長させて、各連結ピン61,61をそれぞれピン受部27,27内に嵌合させると、ラフィングジブの組付け作業は完了する。
このように、この実施例のラフィングジブ装置によれば、バックストッパシリンダ5として短尺のものを使用したものでも、連結・連結解除手段6を運転室から遠隔操作で操作することで、各連結ピン61,61を連結させたり連結解除させたりすることができるので、該連結ピン61,61の連結及び連結解除の各作業が安全に行え(高所に登らなくてもよい)、しかもその作業時間を極めて短縮できる。
又、バックストッパシリンダ5に引張り荷重が作用しているとき、即ちバックストッパシリンダ5の連結を解除するとラフィングジブが自重で下方旋回する状態では、メカニカルインタロック手段7,7により連結・連結解除手段6が連結解除不能になっているので、もし誤って連結・連結解除手段6を連結解除側に操作しても連結解除されることがなく(ラフィングジブ3が不用意に下方旋回することがない)、安全性が確保できる。
本願実施例のラフィングジブ装置を備えたラフィングジブ付きクレーンの全体図である。 図1のラフィングジブ付きクレーンにおけるラフィングジブ組付け時の説明図である。 図1のラフィングジブ装置における基端ジブアッセンブリの側面図である。 図3の基端ジブアッセンブリをブーム先端部に装着した状態の一部側面図のである。 図4の一部拡大図である。 図5のVI矢視図である。 図5の一部拡大図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 図7のIX−IX断面図(連結ピンのロック解除状態)である。 図9からの状態変化図(連結ピンのロック状態)である。 図9からの状態変化図(連結ピンの抜け出し状態)である。 特許文献1のラフィングジブ付きクレーンの一部側面図ある。 特許文献2のラフィングジブ付きクレーンの一部側面図ある。
1は車両、2は伸縮ブーム、2aはブーム先端部、3はラフィングジブ、4はジブ起伏手段、5はバックストッパシリンダ、6は連結・連結解除手段、7はメカニカルインタロック手段、21はジブサポート、31は基端ジブ、32は中間ジブ、33は先端ジブ、50は揺動アーム、52は長穴、54はバックストッパシリンダの端部ピン、61は連結ピン、62は油圧シリンダ、71はストッパ材である。

Claims (2)

  1. 起伏自在な伸縮ブーム(2)の先端部(2a)にジブサポート(21)を介して複数本の分割ジブ(31〜33)からなるラフィングジブ(3)を伸縮ブーム(2)の起伏面に沿って起伏自在に装着し、前記ラフィングジブ(3)をジブ起伏手段(4)により起伏せしめ得るようにしたラフィングジブ付きクレーンにおいて、
    前記ジブサポート(21)と前記ラフィングジブ(3)の基端ジブ(31)の基端部寄り位置との間に、前記ラフィングジブ(3)が後方転倒するのを阻止し得るとともにラフィングジブ組立て時にラフィングジブの基端ジブ(31)を伸縮ブーム(2)に対して起伏せしめ得るバックストッパシリンダ(5)を介設しているとともに、
    前記バックストッパシリンダ(5)と前記ジブサポート(21)、あるいは該バックストッパシリンダ(5)と前記基端ジブ(31)とを連結・連結解除せしめる遠隔操作可能な連結・連結解除手段(6)を備え、
    さらに前記バックストッパシリンダ(5)に引張り荷重が作用しているときに前記連結・連結解除手段(6)を連結解除不可とするメカニカルインタロック手段(7)を備えている、
    ことを特徴とするクレーンのラフィングジブ装置。
  2. 前記請求項において、
    前記連結・連結解除手段(6)は、前記バックストッパシリンダ(5)と前記ジブサポート(21)、あるいは前記バックストッパシリンダ(5)と前記基端ジブ(31)とを連結・連結解除せしめる連結ピン(61)と、該連結ピン(61)を挿脱せしめる遠隔操作可能な油圧シリンダ(62)を備え、
    前記メカニカルインタロック手段(7)は、前記バックストッパシリンダ(5)の端部を枢支している一方の端部ピン(54)を前記連結ピン(61)の挿脱位置に対して近接・離間方向に所定小長さだけ移動可能に設置し、該端部ピン(54)に前記連結ピン(61)の挿脱移動を禁止し得るストッパ材(71)を連結し、前記端部ピン(54)の移動に伴って前記ストッパ材(71)を前記連結ピン(61)に対して挿脱禁止位置と挿脱許容位置との間で移動させ得るものであるとともに、
    前記バックストッパシリンダ(5)に引張り荷重が作用しているときには前記ストッパ材(71)を前記連結ピン(61)の抜け出し禁止位置に位置せしめる一方、前記バックストッパシリンダ(5)に引張り荷重が作用していないときには前記ストッパ材(71)を前記連結ピン(61)の挿脱許容位置に位置せしめるようにしている、
    ことを特徴とするクレーンのラフィングジブ装置。
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