JP5038221B2 - 卓上丸鋸盤用治具及び卓上丸鋸盤 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、当て木板を用いた際も高い切断精度維持するために、当て木板に、当て木位置で当て木板と上面同士が同一高さとなる補助当て木板を、当て木板に隣接する隣接位置と、当て木板から離れる突出位置との間を移動可能に連結したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、角度切りを行う際にも良好な切断精度を確保するために、補助当て木板に、ベース上に水平回転可能に載置されたターンテーブルの上面に係合する係合部を設けて、補助当て木板をターンテーブルの回転に追従して移動可能としたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、当て木板をベースの外側での被切断材の支持にも利用可能とするために、ベースの外側での当て木板は、退避位置ではベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、当て木板の使い勝手を向上させるために、装着体を、ベースの側面へ当て木板の厚み分だけベース上面より低くなる位置で水平に装着して、当て木板は、退避位置では装着体上にセットされてベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、退避位置での当て木板とベースとの上面同士を精度良く一致させるために、装着体に、退避位置の当て木板に当接してその高さを調整可能な調整ネジを螺合させたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、ベースの上方に、モータ駆動で回転する鋸刃を有する本体を上下動可能に備えてなる卓上丸鋸盤であって、ベースの左右の側面の少なくとも一方に、請求項1乃至6の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具を装着したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、補助当て木板を利用してより鋸刃に近い位置で被切断材を支持でき、当て木板を用いた際も高い切断精度を維持できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、角度切りを行う際にも鋸刃に対する位置を変えずに補助当て木板による被切断材の支持が可能となり、良好な切断精度を確保できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、当て木板をベースの外側での被切断材の支持に利用でき、ベースからはみ出すような長尺の被切断材であっても当て木板を用いて確実に位置決め可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、退避位置へ移動した当て木板がそのままベースと同一高さにセットされて被切断材の支持が可能となり、使い勝手が向上する。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の効果に加えて、退避位置での当て木板の上面をベースの上面と精度良く一致させることができる。
図1は、本発明の卓上丸鋸盤用治具を用いた卓上丸鋸盤の正面図、図2は本体を省略した平面図である。
まず卓上丸鋸盤1は、ベース2の中央にターンテーブル4を水平回転可能に載置し、そのターンテーブル4の後方(図2の上側)に設けた連結部5に、アーム6(図4に図示)の下端を左側へ傾動可能に連結し、アーム6の上端に本体7を上下動可能に軸着している。この本体7は、右側に設けたモータ8によって回転する円盤状の鋸刃9を前後方向に向けて備え、常態では、アーム6との連結部分に設けられた図示しないコイルバネによって上限位置に付勢されている。10は上下操作用のハンドルである。
よって、操作ハンドル20を把持してターンテーブル4を水平回転させると、これに追従して本体7も水平回転し、鋸刃9の角度が変更され、ガイド面15に対して直角方向から傾斜する角度切りが可能となる。また、連結部5に設けたレバー21の操作によってアーム6を左側へ傾動させると、本体7もこれに追従して左側へ傾動し、鋸刃9の角度が鉛直方向から傾斜する。よって、ターンテーブル4の上面に対して鉛直方向から傾斜する傾斜切断が可能となる。
まずホルダ31は、金属製の棒体を平面視コ字状に折曲してなり、両端部34,34を側部3の側面に形成された図示しない装着孔に差し込むことで、側部3の上面より下方位置で当該上面と平行に装着可能となっている。また、ホルダ31の基端部35の中央には、上下方向に調整ネジ36が螺合されて、調整ネジ36のねじ込みにより基端部35の上面から突出可能となっている。
また、ワークサポート32の先端は、当て木位置において、角度切りの左側への最大角度(ガイド面15との直角位置から45°回転した位置)に合わせて後方へ行くに従って徐々に中央に近づく傾斜状となっている。
また、角度切りを行う場合は、ターンテーブル4の回転に追従してサブワークサポート33も回転し、スリット19に接近した位置を維持する。よって、鋸刃9に近い位置で被切断材Wを支持でき、安定した切断が可能となる。勿論本体7を左側へ傾動させて傾斜切断を行っても、サブワークサポート33と干渉することはない。
但し、サブワークサポート33の使用は任意であり、被切断材Wの寸法等によっては頭付ピン47を有底孔49に差し込まずに、ワークサポート32の傾斜端縁に沿った位置にセットしたまま切断を行ってもよい。
また、サブワークサポート33に、ベース2上に水平回転可能に載置されたターンテーブル4の上面に係合する頭付ピン47を設けて、サブワークサポート33をターンテーブル4の回転に追従して移動可能としたことで、角度切りを行う際にも鋸刃9に対する位置を変えずにサブワークサポート33による被切断材Wの支持が可能となり、良好な切断精度を確保できる。
加えて、ホルダ31を、ベース2の側面へワークサポート32の厚み分だけベース2上面より低くなる位置で水平に装着して、ワークサポート32は、退避位置ではホルダ31上にセットされてベース2と上面同士が同一高さとなるようにしたことで、退避位置へ移動したワークサポート32がそのままベース2と同一高さにセットされて被切断材Wの支持が可能となり、使い勝手が向上する。
そして、ホルダ31に、退避位置のワークサポート32に当接してその高さを調整可能な調整ネジ36を螺合させたことで、退避位置でのワークサポート32をベース2の上面と精度良く一致させることができる。
また、当て木板の形態も上記ワークサポートに限定するものではなく、角度切りを行わない卓上丸鋸盤用であれば傾斜端縁とする必要はないし、ホルダへの連結も端部の内側で行ったり等の設計変更は可能である。補助当て木板も同様で、ターンテーブルがなければ当て木板に対して左右方向でスライド可能に設けたりしてもよい。勿論補助当て木板の省略も可能である。
そして、上記形態では、ワークサポートの退避位置ではベースの外側で被切断材を支持するようにしているが、このベース外側での支持は必須ではなく、当て木位置から単純にベースの外側へ退避させるような治具も考えられる。
その他、卓上丸鋸盤の形態にあっても、前述のように本体が傾動しないタイプ、ターンテーブルがないタイプ、本体が前後方向にスライドするスライドタイプ等、他の卓上丸鋸盤に対しても本発明の治具は採用可能である。
Claims (7)
- 卓上丸鋸盤のベースの側面に装着される装着体と、その装着体に連結され、前記装着体の前記ベースへの装着状態で、前記ベース上に載置して上面が前記ベースの上面と平行となる当て木位置と、前記ベースの外側に退避する退避位置との間を移動可能な当て木板とを備えてなる卓上丸鋸盤用治具。
- 前記当て木板に、前記当て木位置で前記当て木板と上面同士が同一高さとなる補助当て木板を、前記当て木板に隣接する隣接位置と、前記当て木板から離れる突出位置との間を移動可能に連結したことを特徴とする請求項1に記載の卓上丸鋸盤用治具。
- 前記補助当て木板に、前記ベース上に水平回転可能に載置されたターンテーブルの上面に係合する係合部を設けて、前記補助当て木板を前記ターンテーブルの回転に追従して移動可能としたことを特徴とする請求項2に記載の卓上丸鋸盤用治具。
- 前記当て木板は、前記退避位置では前記ベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具。
- 前記装着体を、前記ベースの側面へ前記当て木板の厚み分だけ前記ベース上面より低くなる位置で水平に装着されるものとして、前記当て木板は、前記退避位置では前記装着体上にセットされて前記ベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とする請求項4に記載の卓上丸鋸盤用治具。
- 前記装着体に、前記退避位置の前記当て木板に当接してその高さを調整可能な調整ネジを螺合させたことを特徴とする請求項5に記載の卓上丸鋸盤用治具。
- ベースの上方に、モータ駆動で回転する鋸刃を有する本体を上下動可能に備えてなる卓上丸鋸盤であって、
前記ベースの左右の側面の少なくとも一方に、請求項1乃至6の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具を装着したことを特徴とする卓上丸鋸盤。
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