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JP5038221B2 - 卓上丸鋸盤用治具及び卓上丸鋸盤 - Google Patents

卓上丸鋸盤用治具及び卓上丸鋸盤 Download PDF

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Description

本発明は、卓上丸鋸盤を使用する際に用いられる卓上丸鋸盤用治具と、当該治具を備えた卓上丸鋸盤とに関する。
卓上丸鋸盤は、ベースの上方に、モータ駆動で回転する鋸刃を有する本体を上下動可能に備え、ベース上に架設されたガイドフェンスに被切断材を押し当てて位置決めした状態で本体を下降させることで、鋸刃による被切断材の切断が可能となっている。このような卓上丸鋸盤においては、前後方向の幅が大きい被切断材でも切断できるように、当て木が用いられることがある。例えば特許文献1に開示される補助定規のように、ベース上で被切断材の下にセットして被切断材をベースの上面より上方で支持することで、鋸刃の中心に近い部位で切断可能とするものである。
実開昭63−53621号公報
しかし、この補助定規は、ガイドフェンスに対してネジ固定されるため、補助定規の使用不使用に合わせていちいち着脱する手間が生じ、使い勝手が悪くなってしまう。
そこで、本発明は、当て木として手間無く簡単に使用でき、使い勝手に優れる卓上丸鋸盤用治具と、当該治具を用いた卓上丸鋸盤とを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、卓上丸鋸盤のベースの側面に装着される装着体と、その装着体に連結され、装着体のベースへの装着状態で、ベース上に載置して上面がベースの上面と平行となる当て木位置と、ベースの外側に退避する退避位置との間を移動可能な当て木板とを備えてなる卓上丸鋸盤用治具としたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、当て木板を用いた際も高い切断精度維持するために、当て木板に、当て木位置で当て木板と上面同士が同一高さとなる補助当て木板を、当て木板に隣接する隣接位置と、当て木板から離れる突出位置との間を移動可能に連結したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、角度切りを行う際にも良好な切断精度を確保するために、補助当て木板に、ベース上に水平回転可能に載置されたターンテーブルの上面に係合する係合部を設けて、補助当て木板をターンテーブルの回転に追従して移動可能としたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、当て木板をベースの外側での被切断材の支持にも利用可能とするために、ベースの外側での当て木板は、退避位置ではベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、当て木板の使い勝手を向上させるために、装着体を、ベースの側面へ当て木板の厚み分だけベース上面より低くなる位置で水平に装着して、当て木板は、退避位置では装着体上にセットされてベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、退避位置での当て木板とベースとの上面同士を精度良く一致させるために、装着体に、退避位置の当て木板に当接してその高さを調整可能な調整ネジを螺合させたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、ベースの上方に、モータ駆動で回転する鋸刃を有する本体を上下動可能に備えてなる卓上丸鋸盤であって、ベースの左右の側面の少なくとも一方に、請求項1乃至6の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具を装着したことを特徴とするものである。
請求項1及び7に記載の発明によれば、卓上丸鋸盤用治具の当て木板を当て木として手間無く簡単に利用できる。而も、ベースに装着した状態で当て木板の使用不使用が選択できるため、紛失のおそれもなく、使い勝手に優れる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、補助当て木板を利用してより鋸刃に近い位置で被切断材を支持でき、当て木板を用いた際も高い切断精度を維持できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、角度切りを行う際にも鋸刃に対する位置を変えずに補助当て木板による被切断材の支持が可能となり、良好な切断精度を確保できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、当て木板をベースの外側での被切断材の支持に利用でき、ベースからはみ出すような長尺の被切断材であっても当て木板を用いて確実に位置決め可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加えて、退避位置へ移動した当て木板がそのままベースと同一高さにセットされて被切断材の支持が可能となり、使い勝手が向上する。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5の効果に加えて、退避位置での当て木板の上面をベースの上面と精度良く一致させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の卓上丸鋸盤用治具を用いた卓上丸鋸盤の正面図、図2は本体を省略した平面図である。
まず卓上丸鋸盤1は、ベース2の中央にターンテーブル4を水平回転可能に載置し、そのターンテーブル4の後方(図2の上側)に設けた連結部5に、アーム6(図4に図示)の下端を左側へ傾動可能に連結し、アーム6の上端に本体7を上下動可能に軸着している。この本体7は、右側に設けたモータ8によって回転する円盤状の鋸刃9を前後方向に向けて備え、常態では、アーム6との連結部分に設けられた図示しないコイルバネによって上限位置に付勢されている。10は上下操作用のハンドルである。
11は、ターンテーブル4上で左右方向に架設されるガイドフェンスで、ターンテーブル4の左右で同一面上に位置するベース2の両側部3,3にボルトで固定される左右フェンス12,13と、左右フェンス12,13の中央側の端部同士をターンテーブル4上で連結する円弧状の迂回部14とからなる。ここで、左右フェンス12,13は、ターンテーブル4及び側部3の上面と直角のガイド面15を夫々前面に備えるが、右フェンス13は、下降させた本体7との干渉を回避するように上端が切欠き形状となる一方、左フェンス12は、本体7が最大角度(45度)傾動した際(図1の線Lが傾斜した鋸刃9の位置となる)の本体7との干渉を回避するように中央側が大きく切り欠かれている。
よって、左フェンス12には、先端にガイド面15と同一面上に位置する補助ガイド面17を形成した補助フェンス16の基端が回転可能に連結されており、本体7を傾動させない際には、実線で示すように補助ガイド面17を中央側へ位置させ、本体7を傾動させる際には、図3で二点鎖線で示すように補助ガイド面17を左フェンス12の外側へ位置させることで、鋸刃9の左側でのガイド面の確保を可能としている。
一方、ターンテーブル4は、鋸刃9が貫通するスリット19を半径方向に形成した刃口板18を有し、前方に突設した操作ハンドル20によって、スリット19がガイドフェンス11のガイド面15に対して直角となる位置から、図2のように左右に45度ずつ傾斜する範囲で水平回転操作が可能となっている。
よって、操作ハンドル20を把持してターンテーブル4を水平回転させると、これに追従して本体7も水平回転し、鋸刃9の角度が変更され、ガイド面15に対して直角方向から傾斜する角度切りが可能となる。また、連結部5に設けたレバー21の操作によってアーム6を左側へ傾動させると、本体7もこれに追従して左側へ傾動し、鋸刃9の角度が鉛直方向から傾斜する。よって、ターンテーブル4の上面に対して鉛直方向から傾斜する傾斜切断が可能となる。
そして、ベース2において、左右の側部3,3には、夫々卓上丸鋸盤用治具(以下単に「治具」という。)30が設けられている。この治具30は、側部3の側面に装着される装着体としてのホルダ31と、そのホルダ31に連結される当て木板としてのワークサポート32と、ワークサポート32に連結される補助当て木板としてのサブワークサポート33とを備えてなる。なお、両治具30はサブワークサポート33を除いて左右対称の形状であるため、専ら左側の治具30で説明する。
まずホルダ31は、金属製の棒体を平面視コ字状に折曲してなり、両端部34,34を側部3の側面に形成された図示しない装着孔に差し込むことで、側部3の上面より下方位置で当該上面と平行に装着可能となっている。また、ホルダ31の基端部35の中央には、上下方向に調整ネジ36が螺合されて、調整ネジ36のねじ込みにより基端部35の上面から突出可能となっている。
さらに、ホルダ31の端部34,34には、前後のリンク37,37を介してワークサポート32が連結されている。このリンク37は、一方の端部寄りの中央に長孔38を有し、その長孔38及び端部34を貫通するネジ軸39によって端部34に対して回転可能且つ長孔38の範囲内で長手方向へ移動可能に連結されている。40は前側のリンク37の前方でネジ軸39の先端に螺合されたツマミネジで、ツマミネジ40のねじ込みによってリンク37,37を端部34,34に固定可能となっている。このリンク37,37における長孔38側と反対側の端部に、ワークサポート32の基端がネジ41によって回転可能に連結される。
ワークサポート32は、ガイドフェンス11の前方で側部3の上面に載置可能な板体で、長孔38の下端にネジ軸39が位置するリンク37の上限位置で側部3側に回転させると、図1,2のように側部3の上面にセットされる当て木位置となる。一方、長孔38の上端にネジ軸39が位置するリンク37の下限位置で外側(側部3側と反対側)に回転させると、図3,4のようにホルダ31の上面にセットされる退避位置となる。ワークサポート32の厚みは、側部3の上面とホルダ31の上面との間の段差と等しく設定されているので、退避位置でワークサポート32の上になる面は側部3の上面と同じ高さとなる。
また、ワークサポート32の先端は、当て木位置において、角度切りの左側への最大角度(ガイド面15との直角位置から45°回転した位置)に合わせて後方へ行くに従って徐々に中央に近づく傾斜状となっている。
そして、サブワークサポート33は、ワークサポート32と同じ厚みを有する棒状体で、図5に示すように、ワークサポート32の傾斜端縁の先端に突設された連結片42に、上下方向のピン43によって水平回転可能に連結される。ワークサポート32の傾斜端縁には、図6に示すように、連結片42と連続する突条44が形成される一方、サブワークサポート33におけるワークサポート32の傾斜端縁側の側面には、突条44が嵌合する溝45が形成されている。よって、サブワークサポート33がワークサポート32の傾斜端縁に沿う隣接位置では、突条44と溝45との嵌合によってワークサポート32と一体化することになる。
また、サブワークサポート33の自由端側には、長手方向に伸びるガイド孔46が形成され、そのガイド孔46内に、係合部となる頭付ピン47が、ガイド孔46に沿ってスライド可能に設けられている。この頭付ピン47は、図6に示すように、その頭部と下端に設けたクリップ48とにより、当て木位置でサブワークサポート33の下面から下方へ出没可能になっており、ターンテーブル4の刃口板18の外周寄りに形成された有底孔49に差し込み係合させることで、ターンテーブル4の回転に連れて刃口板18に追従して回転するものとなる。
この頭付ピン47の回転に伴い、サブワークサポート33も、図2に二点鎖線で示すように、ガイド孔46内で頭付ピン47を摺動させることで、ワークサポート32の傾斜端縁から離れて水平回転するため、常にスリット19に沿った位置を維持することになる。なお、ここでは、傾斜切断の際の干渉を回避するために左側のサブワークサポート33は鋸刃9側の側面を斜めに切り欠いた形状としているが、本体7が左右両方に傾動する場合は、右側のサブワークサポート33も同様の切欠き形状となる。逆に傾斜切断ができない丸鋸盤の場合は、どちらも右側のサブワークサポート33のように鋸刃9側の側面をターンテーブル4の上面と直角にしてもよい。
以上の如く構成された卓上丸鋸盤1においては、ベース2に装着した治具30を当て木として使用する場合は、図1,2のようにワークサポート32を側部3の上面側の当て木位置に回転させた後、ツマミネジ40をねじ込んで上限位置のリンク37,37を固定する。すると、ワークサポート32が側部3の上面からターンテーブル4の上面にかけて左右方向で覆うようにセットされる。このとき、サブワークサポート33も同様に回転してターンテーブル4の上面にセットされるため、そのまま刃口板18側へ水平回転させて頭付ピン47を有底孔49に位置させれば、頭付ピン47が自重によって下降して下端を有底孔49に挿入させる。よって、サブワークサポート33はスリット19に沿った位置で固定される。これは左右の治具30共に同様であるが、何れか一方のみを使用しても差し支えない。
次に、被切断材Wを左右のワークサポート32,32上に亘ってセットし、そのままガイドフェンス11のガイド面15に押し当てて位置決めすれば、被切断材Wは側部3及びターンテーブル4の上面よりも上方位置で支持される。よって、ハンドル10を把持して鋸刃9を回転させた本体7を下降させれば、左右のサブワークサポート33,33の間で被切断材Wをガイド面15と直角に切断することができる。
また、角度切りを行う場合は、ターンテーブル4の回転に追従してサブワークサポート33も回転し、スリット19に接近した位置を維持する。よって、鋸刃9に近い位置で被切断材Wを支持でき、安定した切断が可能となる。勿論本体7を左側へ傾動させて傾斜切断を行っても、サブワークサポート33と干渉することはない。
但し、サブワークサポート33の使用は任意であり、被切断材Wの寸法等によっては頭付ピン47を有底孔49に差し込まずに、ワークサポート32の傾斜端縁に沿った位置にセットしたまま切断を行ってもよい。
一方、長尺の被切断材Wを切断する場合は、図3,4のようにワークサポート32を側部3の外側の退避位置に回転させる。このときツマミネジ40によるリンク37の固定は任意である。この退避位置では、ワークサポート32がホルダ31の上面でホルダ31と平行姿勢で支持され、ワークサポート32の上面が側部3の上面と同一高さとなる。ここで、側部3の上面とワークサポート32の上面とに誤差がある場合は、ホルダ31の調整ネジ36を回転操作してワークサポート32の高さを調整すればよい。よって、長尺の被切断材Wを左右のワークサポート32,32も利用してセット可能となり、安定した切断が可能となる。
また、このとき、サブワークサポート33も同様に外側に回転して上面がワークサポート32の上面と同一高さに位置するため、サブワークサポート33の上面も合わせて被切断材Wを支持することができる。ここで、被切断材Wの寸法が長い場合は、図4の二点鎖線に示すようにワークサポート32の傾斜端縁に沿った位置からサブワークサポート33を外側へ回転させれば、サブワークサポート33の上面がワークサポート32からさらに外側に位置して支持面が左右方向へ長くなるため、長尺の被切断材Wでも支障なくセットできる。なお、サブワークサポート33が外側に回転した際には、頭付ピン47が自重により下降するが、ここでサブワークサポート33の上になる面には、ガイド孔46に沿った一回り大きい長溝50が凹設されているため、図3,4のようにクリップ48が長溝50の底面に係止するまで頭付ピン47が下降して、サブワークサポート33の上面より上方に突出しない。
このように、上記形態の治具30及び卓上丸鋸盤1によれば、卓上丸鋸盤1のベース2の側面に装着されるホルダ31と、そのホルダ31に連結され、ホルダ31のベース2への装着状態で、ベース2上に載置して上面がベース2の上面と平行となる当て木位置と、ベース2の外側に退避する退避位置との間を移動可能なワークサポート32とを備えてなる治具30を使用することで、ワークサポート32を当て木として手間無く簡単に利用できる。而も、ベース2に装着した状態でワークサポート32の使用不使用が選択できるため、紛失のおそれもなく、使い勝手に優れる。
特にここでは、ワークサポート32に、当て木位置でワークサポート32と上面同士が同一高さとなるサブワークサポート33を、ワークサポート32に隣接する隣接位置と、ワークサポート32から離れる突出位置との間を移動可能に連結したことで、サブワークサポート33を利用してより鋸刃9に近い位置で被切断材Wを支持でき、ワークサポート32を用いた際も高い切断精度を維持できる。
また、サブワークサポート33に、ベース2上に水平回転可能に載置されたターンテーブル4の上面に係合する頭付ピン47を設けて、サブワークサポート33をターンテーブル4の回転に追従して移動可能としたことで、角度切りを行う際にも鋸刃9に対する位置を変えずにサブワークサポート33による被切断材Wの支持が可能となり、良好な切断精度を確保できる。
さらに、ワークサポート32は、退避位置ではベース2の側部3と上面同士が同一高さとなるので、ベース2の外側での被切断材Wの支持に利用でき、ベース2からはみ出すような長尺の被切断材Wであってもワークサポート32を用いて確実に位置決め可能となる。
加えて、ホルダ31を、ベース2の側面へワークサポート32の厚み分だけベース2上面より低くなる位置で水平に装着して、ワークサポート32は、退避位置ではホルダ31上にセットされてベース2と上面同士が同一高さとなるようにしたことで、退避位置へ移動したワークサポート32がそのままベース2と同一高さにセットされて被切断材Wの支持が可能となり、使い勝手が向上する。
そして、ホルダ31に、退避位置のワークサポート32に当接してその高さを調整可能な調整ネジ36を螺合させたことで、退避位置でのワークサポート32をベース2の上面と精度良く一致させることができる。
なお、上記形態では、ベースの左右で夫々治具を装着しているが、左右何れか一方のみに装着しても差し支えない。
また、当て木板の形態も上記ワークサポートに限定するものではなく、角度切りを行わない卓上丸鋸盤用であれば傾斜端縁とする必要はないし、ホルダへの連結も端部の内側で行ったり等の設計変更は可能である。補助当て木板も同様で、ターンテーブルがなければ当て木板に対して左右方向でスライド可能に設けたりしてもよい。勿論補助当て木板の省略も可能である。
一方、装着体も、コ字状のホルダ以外に、板状のものも採用可能である。但し、卓上丸鋸盤には、先端を側部の上面に合わせて上方へ折り曲げたサポート用のホルダが差し込み装着されることがあるため、そのような場合はサポート用のホルダが装着される既存の装着孔をそのままコ字状のホルダの装着に利用できる利点がある。
そして、上記形態では、ワークサポートの退避位置ではベースの外側で被切断材を支持するようにしているが、このベース外側での支持は必須ではなく、当て木位置から単純にベースの外側へ退避させるような治具も考えられる。
その他、卓上丸鋸盤の形態にあっても、前述のように本体が傾動しないタイプ、ターンテーブルがないタイプ、本体が前後方向にスライドするスライドタイプ等、他の卓上丸鋸盤に対しても本発明の治具は採用可能である。
卓上丸鋸盤の正面図である(治具は当て木位置)。 卓上丸鋸盤の平面図である(治具は当て木位置)。 卓上丸鋸盤の正面図である(治具は退避位置)。 卓上丸鋸盤の平面図である(治具は退避位置)。 サブワークサポートの連結部分の説明図である。 サブワークサポートの先端部分の説明図である。
符号の説明
1・・卓上丸鋸盤、2・・ベース、3・・側部、4・・ターンテーブル、7・・本体、9・・鋸刃、11・・ガイドフェンス、12・・左フェンス、13・・右フェンス、15・・ガイド面、18・・刃口板、19・・スリット、30・・卓上丸鋸盤用治具、31・・ホルダ、32・・ワークサポート、33・・サブワークサポート、36・・調整ネジ、37・・リンク、40・・ツマミネジ、43・・ピン、44・・突条、45・・溝、46・・ガイド孔、47・・頭付ピン。

Claims (7)

  1. 卓上丸鋸盤のベースの側面に装着される装着体と、その装着体に連結され、前記装着体の前記ベースへの装着状態で、前記ベース上に載置して上面が前記ベースの上面と平行となる当て木位置と、前記ベースの外側に退避する退避位置との間を移動可能な当て木板とを備えてなる卓上丸鋸盤用治具。
  2. 前記当て木板に、前記当て木位置で前記当て木板と上面同士が同一高さとなる補助当て木板を、前記当て木板に隣接する隣接位置と、前記当て木板から離れる突出位置との間を移動可能に連結したことを特徴とする請求項1に記載の卓上丸鋸盤用治具。
  3. 前記補助当て木板に、前記ベース上に水平回転可能に載置されたターンテーブルの上面に係合する係合部を設けて、前記補助当て木板を前記ターンテーブルの回転に追従して移動可能としたことを特徴とする請求項2に記載の卓上丸鋸盤用治具。
  4. 前記当て木板は、前記退避位置では前記ベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具。
  5. 前記装着体を、前記ベースの側面へ前記当て木板の厚み分だけ前記ベース上面より低くなる位置で水平に装着されるものとして、前記当て木板は、前記退避位置では前記装着体上にセットされて前記ベースと上面同士が同一高さとなることを特徴とする請求項4に記載の卓上丸鋸盤用治具。
  6. 前記装着体に、前記退避位置の前記当て木板に当接してその高さを調整可能な調整ネジを螺合させたことを特徴とする請求項5に記載の卓上丸鋸盤用治具。
  7. ベースの上方に、モータ駆動で回転する鋸刃を有する本体を上下動可能に備えてなる卓上丸鋸盤であって、
    前記ベースの左右の側面の少なくとも一方に、請求項1乃至6の何れかに記載の卓上丸鋸盤用治具を装着したことを特徴とする卓上丸鋸盤。
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