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JP5032716B2 - マスタースレーブロボットの制御装置及び制御方法、並びに、制御プログラム - Google Patents

マスタースレーブロボットの制御装置及び制御方法、並びに、制御プログラム Download PDF

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JP5032716B2
JP5032716B2 JP2012511479A JP2012511479A JP5032716B2 JP 5032716 B2 JP5032716 B2 JP 5032716B2 JP 2012511479 A JP2012511479 A JP 2012511479A JP 2012511479 A JP2012511479 A JP 2012511479A JP 5032716 B2 JP5032716 B2 JP 5032716B2
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Description

本発明は、例えばロボットアーム動作を生成及び教示するためのマスタースレーブロボットの制御装置及び制御方法、並びに、マスタースレーブロボットの制御装置のための制御プログラムに関する。
近年、製造現場では多品種少量生産のためモデルチェンジが頻繁に起こっている。セル生産が盛んに行われている近年の製造現場において、ネジ締め作業又は部品の嵌合作業、装着作業、フレキシブル基板などの挿入作業、研磨作業などをロボットにより自動化するためには、多種多様な部品又は作業手順に柔軟に対応する必要がある。また、フレキシブル基板の挿入作業などのように柔軟物を取り扱う作業などは、作業が複雑であり、依然として、人手、中心で行っている。そのような人手中心で行っている作業を、ロボットにより自動化する需要は大きい。
そこで、ティーチングペンダント又はプログラミングを用いて、ロボットに作業を教示する方法が用いられている。しかしながら、それらの方法により教示を行うと、教示工数が非常に増えるといった問題がある。その問題を解消するために、ロボットを直接触って教示するダイレクトティーチング、又は、人が操作するロボット(マスター)と実際に作業するロボット(スレーブ)とが別のロボットであるマスタースレーブロボットの制御装置を用いて簡単に教示する方法が用いられている。
ダイレクトティーチングの一例として、ロボットの手首などに力センサを装着し、力センサの先に装着されたハンドルを教示者が直接把持してロボットを教示点に誘導し、ロボットの位置の教示を行うものが知られている(特許文献1を参照)。
また、マスタースレーブロボットの制御装置を用いて簡単に教示する方法の一例として、スレーブマニピュレータで取得した力をマスターマニピュレータにフィードバックし、人がスレーブマニピュレータに加えられた力を感じることができるマスタースレーブロボットの制御装置を用いて教示する方法が用いられている(特許文献2、3、4を参照)。
マスタースレーブロボットの制御装置を用いた教示方法の一例としては、人がマスターマニピュレータを把持して動作させ、マスターマニピュレータに教示する。そして、マスターマニピュレータに教示した情報を基に、教示点間の距離を拡大又は縮小することによって、マスターマニピュレータと大きさの異なるスレーブマニピュレータに、教示する方法が用いられている(特許文献5を参照)。
特開昭59−157715号公報 特開2002−59380号公報 特開平8−281573号公報 特開平1−34686号公報 特開平5−204440号公報
しかしながら、特許文献1においては、ロボットが取得した力を人に物理的にフィードバックしているので、人に伝わる力の大きさを変化させることができない。そのため、例えばフレキシブル基板の挿入作業を行う場合において、部品又は作業手順が変わりフレキシブル基板の剛性がより低くなった場合、又はロボットがフレキシブル基板を把持する位置が基板の先端からより遠くなってしまった場合などに、ロボットが取得する力の大きさが小さくなるので、人に伝わる力の大きさも小さくなり、作業時間が大幅に増えることになる。
ここで、フレキシブル基板の挿入作業についてダイレクトティーチングを用いて、人がロボットに伝わる力を感じながら挿入作業を行った結果を以下に示す。その際、ロボットが把持するフレキシブル基板の把持位置を変えて作業を行うことで、把持位置の変更によって、作業時間がどのように変わるか、実験を通して検証する。図29A〜図29Cにおいて、人の手101が、フレキシブル基板104を把持するマニピュレータ105を直接触り、コネクタ106への挿入作業を行う。図29Aは把持位置が挿入側の端縁104aから5mmの場合を示し、図29Bは把持位置が挿入側の端縁104aから10mmの場合を示す。図29Cは、フレキシブル基板104のコネクタ106への挿入作業の作業手順を示している。把持位置が5mmの場合の実験結果を図30に、把持位置が10mmの場合の実験結果を図31に示す。図30及び図31における実線はフレキシブル基板104がコネクタ106に衝突したときの力の大きさを示し、破線はマニピュレータ105の手先の速度を示す。図30及び図31の横軸は実験時間(ms)を示し、実験開始時間を0msとし実験終了までの時間を示している。図30及び図31の左縦軸はフレキシブル基板104がコネクタ106に衝突したときの力の大きさ(N)、図30及び図31の右縦軸はマニピュレータ105の手先の速度(mm/ms)を示す。図30及び図31のグラフの下に描かれている図は、フレキシブル基板104のコネクタ106に対する挿入状況を示し、グラフの横軸が示す実験時間においてコネクタ106に対してフレキシブル基板104がどのような状況にあるのかを示す。また、図30及び図31中の参照符号Aは、フレキシブル基板104がコネクタ106の入り口に衝突しており、挿入開始した状態を示し、参照符号Bは、フレキシブル基板104がコネクタ106の奥に衝突しており、挿入完了した状態を示す。図30及び図31のAを比較すると、図31のAのほうがより時間が長く、図30及び図31のBを比較すると、図31のBのほうがより力が小さいことがわかる。よって、把持位置が10mmのほうが把持位置が5mmと比較して、挿入に要する時間が長く、得られる力の大きさが小さくなり、挿入作業が難しくなることが確認できる。
また、特許文献2、3、4においては、マスタースレーブロボットの制御装置を用いて、人に伝わる力の大きさを変化させることができるが、同一作業内では、どの工程においても、同様に力の大きさを変化させるため力の強弱を明確につけることができない。そのため、作業中の力の強弱がはっきりと作業者に伝わらず、力の大きさを変化させても、作業時間の短縮にはつながらない。
さらに、フレキシブル基板の挿入作業などのように柔軟物を取り扱う作業では、過度の力を加えると、基板などが破損してしまうという課題も併せ持つ。
特許文献5においては、マスタースレーブロボットの制御装置を用いた教示を行っているが、位置情報のみを用いた教示であり、力情報を使用しておらず、作業中にスレーブマニピュレータに外部から加えられた力を、マスターマニピュレータを把持した人の手に伝えることができない。
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたものであり、部品又は作業手順が変わった場合においても、作業者が簡単に短時間で、かつ対象物を破損しない作業を行うことができるマスタースレーブロボットの制御装置及び制御方法、並びに、制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を取得する力情報取得部と、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より検出する力補正箇所検出部と、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正する力補正部と、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに伝達する力伝達部と、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を取得する速度情報取得部をさらに備え、
前記力補正箇所検出部は、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、
前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報を取得するマスター力情報取得部と、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報より検出するスレーブ力補正箇所検出部と、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正するスレーブ力補正部と、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータに伝達するスレーブ力伝達部と、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を取得する速度情報取得部をさらに備え、
前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を取得する力情報取得部と、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より検出する力補正箇所検出部と、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正する力補正部と、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに伝達する力伝達部と、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
前記力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を選択する力補正方法選択部をさらに備え、
前記力補正部は、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第9態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、
前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報を取得するマスター力情報取得部と、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報より検出するスレーブ力補正箇所検出部と、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正するスレーブ力補正部と、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータに伝達するスレーブ力伝達部と、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を選択する力補正方法選択部をさらに備え、
前記スレーブ力補正部は、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第13態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法であって、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得し、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出し、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正し、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達し、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得し、
前記力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法を提供する
本発明の第14態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法において、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得し、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出し、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正し、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達し、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得し、
前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法を提供する。
本発明の第15態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法において、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得し、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出し、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正し、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達し、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
前記力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択し、
前記力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法を提供する。
本発明の第16態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法において、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得し、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出し、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正し、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達し、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択し、
前記スレーブ力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法を提供する。
本発明の第17態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得するステップと、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出するステップと、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正するステップと、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達するステップと、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
前記スレーブマニピュレータとマスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得して、前記力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムを提供する。
本発明の第18態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得するステップと、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出するステップと、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正するステップと、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達するステップと、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得して、前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムを提供する。
本発明の第19態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得するステップと、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出するステップと、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正するステップと、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達するステップと、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
前記力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択して、前記力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムを提供する。
本発明の第20態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得するステップと、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出するステップ、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正するステップと、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達するステップと、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択して、前記スレーブ力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムを提供する。
本発明のマスタースレーブロボットの制御装置及び制御方法、並びに、ロボット制御のプログラムによれば、作業を行う際にスレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報のうちで重要となる工程の力情報のみを増加して、マスターマニピュレータに伝達することができる。その結果、作業中の力の強弱がはっきりと作業者に伝わり、部品又は作業手順が変わった場合においても簡単に短時間で作業を行うことができる。また、作業者がマスターマニピュレータに過度の力を加えた場合においても、スレーブマニピュレータに伝達する力情報を減少させることによって、対象物が破損することを防ぐことができる。
本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面についての好ましい実施形態に関連した次の記述から明らかになる。この図面においては、
図1は、本発明の第1実施形態におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図2は、本発明の第1実施形態におけるマスターロボットシステムの説明図であり、 図3は、本発明の第1実施形態におけるスレーブロボットシステムの説明図であり、 図4Aは、本発明の第1実施形態における人がマスタースレーブロボットの制御装置を用いて作業する状態の説明図であり、 図4Bは、本発明の第1実施形態における人がマスタースレーブロボットの制御装置を用いて作業する状態において、図4Aとは力センサの正負の符号の向きが逆の場合の説明図であり、 図5Aは、本発明の第1実施形態における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータ(スレーブ側)で検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図5Bは、本発明の第1実施形態における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された速度と時間との関係を示すグラフであり、 図5Cは、力センサの正負の符号の向きが図4Aの場合であって、本発明の第1実施形態における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、マスターマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図5Dは、力センサの正負の符号の向きが図4Bの場合であって、本発明の第1実施形態における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、マスターマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図6は、本発明の第1実施形態における力情報、速度情報を取得してから力補正するまでの処理の流れを示すフローチャートであり、 図7は、本発明の第2実施形態におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図8Aは、本発明の第2実施形態における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、マスターマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図8Bは、本発明の第2実施形態における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された速度と時間との関係を示すグラフであり、 図8Cは、本発明の第2実施形態における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、スレーブマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図9は、本発明の第2実施形態における力情報、速度情報を取得してから力補正するまでの処理の流れを示すフローチャートであり、 図10Aは、本発明の第3実施形態におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図10Bは、本発明の第3実施形態におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図11は、本発明の第3実施形態における検出方法を保有するデータベースを示す図であり、 図12Aは、本発明の第3実施形態(「力情報」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図12Bは、本発明の第3実施形態における(「力情報」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、マスターマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図13Aは、本発明の第3実施形態(「力情報」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、マスターマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図13Bは、本発明の第3実施形態(「力情報」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、スレーブマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図14Aは、本発明の第3実施形態(「速度情報」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図14Bは、本発明の第3実施形態(「速度情報」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された速度と時間との関係を示すグラフであり、 図14Cは、本発明の第3実施形態(「速度情報」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、マスターマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図15Aは、本発明の第3実施形態(「速度情報」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、マスターマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図15Bは、本発明の第3実施形態(「速度情報」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された速度と時間との関係を示すグラフであり、 図15Cは、本発明の第3実施形態(「速度情報」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、スレーブマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図16Aは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図16Bは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出されたリファレンス(力)と時間との関係を示すグラフであり、 図16Cは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、スレーブマニピュレータで検出されたリファレンス(速度)と時間との関係を示すグラフであり、 図16Dは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力増加箇所を検出し、力を増加することを説明するための、マスターマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図17Aは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、マスターマニピュレータで検出された力と時間との関係を示すグラフであり、 図17Bは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、マスターマニピュレータで検出されたリファレンス(力)と時間との関係を示すグラフであり、 図17Cは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、マスターマニピュレータで検出されたリファレンス(速度)と時間との関係を示すグラフであり、 図17Dは、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)における力減少箇所を検出し、力を減少することを説明するための、スレーブマニピュレータに伝達する力と時間との関係を示すグラフを含む説明図であり、 図18は、本発明の第3実施形態(「リファレンス」を選択した場合)におけるリファレンスを保有するデータベースを示す図であり、 図19は、本発明の第3実施形態における力情報、速度情報を取得してから力補正するまでの処理の流れを示すフローチャートであり、 図20Aは、本発明の第4実施形態におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図20Bは、本発明の第4実施形態におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図21は、本発明の第4実施形態(「対象物把持位置情報」を選択した場合)における対象物把持位置を示す説明図であり、 図22Aは、本発明の第4実施形態(「対象物把持位置情報」を選択した場合)におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図22Bは、本発明の第4実施形態(「対象物把持位置情報」を選択した場合)におけるマスタースレーブロボットのブロック図であり、 図23は、本発明の第4実施形態(「対象物把持位置情報」を選択した場合)における補正量を保有するデータベースを示す図であり、 図24Aは、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)において、フレキシブル基板の座屈荷重の測定方法を示す説明図であり、 図24Bは、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)において、フレキシブル基板の座屈荷重の測定方法を示す説明図であり、 図24Cは、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)において、フレキシブル基板の座屈荷重の測定方法を示す説明図であり、 図24Dは、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)において、ネジの座屈荷重の測定方法を示す説明図であり、 図24Eは、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)において、ネジの座屈荷重の測定方法を示す説明図であり、 図24Fは、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)において、ネジの座屈荷重の測定方法を示す説明図であり、 図25は、本発明の第4実施形態(「対象物柔軟度情報」を選択した場合)における補正量を保有するデータベースを示す図であり、 図26Aは、本発明の第4実施形態(「マスター把持位置情報」を選択した場合)におけるマスター把持位置を示す説明図であり、 図26Bは、本発明の第4実施形態(「マスター把持位置情報」を選択した場合)におけるマスター把持位置を示す説明図であり、 図27は、本発明の第4実施形態(「マスター把持位置情報」を選択した場合)における補正量を保有するデータベースを示す図であり、 図28は、本発明の第4実施形態における力情報、速度情報を取得してから力補正するまでの処理の流れを示すフローチャートであり、 図29Aは、従来のフレキシブル基板のコネクタへの挿入実験におけるマニピュレータのフレキシブル基板の把持位置及び挿入手順を示す図であり、 図29Bは、従来のフレキシブル基板のコネクタへの挿入実験におけるマニピュレータのフレキシブル基板の把持位置及び挿入手順を示す図であり、 図29Cは、従来のフレキシブル基板のコネクタへの挿入実験におけるマニピュレータのフレキシブル基板の把持位置及び挿入手順を示す図であり、 図30は、従来のフレキシブル基板のコネクタへの挿入実験における把持位置5mmの実験結果を示す説明図であり、 図31は、従来のフレキシブル基板のコネクタへの挿入実験における把持位置10mmの実験結果を示す説明図である。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図面を参照して本発明における実施形態を詳細に説明する前に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を取得する力情報取得部と、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より検出する力補正箇所検出部と、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正する力補正部と、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに伝達する力伝達部と、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、
前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報を取得するマスター力情報取得部と、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報より検出するスレーブ力補正箇所検出部と、
前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正するスレーブ力補正部と、
前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータに伝達するスレーブ力伝達部と、
前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所とし、当該区間内の力情報は、時間と力の大きさとの関係において、山形に変化する曲線又は直線で表される、第1又は2の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記力補正箇所検出部は、前記力情報取得部で取得した力情報から、前記力情報の絶対値を増加させて補正する区間の力情報と、前記力情報を補正しない区間の力情報とのいずれかの区間の力情報として検出し、
前記力補正部は、前記力補正箇所検出部で検出された、前記増加させる区間の力情報の絶対値を増加させるよう補正する第1の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記マスター力情報取得部で取得した力情報から、前記力情報の絶対値を減少させて補正する区間の力情報と、前記力情報を補正しない区間の力情報とのいずれかの区間の力情報として検出し、
前記スレーブ力補正部は、前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された、前記減少させる区間の力情報の絶対値を減少させるよう補正する第2の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を取得する速度情報取得部と、
前記力補正箇所検出部は、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する第1の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を取得する速度情報取得部をさらに備え、
前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する第2の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部において前記力補正箇所を検出する際に、「力情報及び速度情報」と、「力情報」と、「速度情報」と、「記憶された力情報と速度情報」とのいずれか1つの情報を選択する検出方法選択部をさらに備え、
前記検出方法選択部で選択した前記情報に基づき、前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部で前記力補正箇所を検出する第6又は第7の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
前記検出方法選択部において前記「力情報及び速度情報」が選択された場合には、
前記速度情報取得部で取得した速度情報の変位が第一の閾値を上回った時間を力補正開始時間とし、
前記力情報取得部で取得した力情報の変位が第二の閾値を下回った時間を力補正終了時間とし、
前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの間を前記力補正箇所として検出する第8の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第10態様によれば、前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
前記検出方法選択部において前記「力情報」が選択された場合には、
前記力情報取得部で取得した力情報の変位が第一の閾値を上回った時間を力補正開始時間とし、
前記力情報取得部で取得した力情報の変位が第二の閾値を下回った時間を力補正終了時間とし、
前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する第8の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第11態様によれば、前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
前記検出方法選択部において前記「速度情報」が選択された場合には、
前記速度情報取得部で取得した速度情報の変位が第一の閾値を上回った時間を力補正開始時間とし、
前記速度情報取得部で取得した速度情報の変位が第二の閾値を下回った時間を力補正終了時間とし、
前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する第8の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第12態様によれば、力情報と速度情報とを予め記憶する記憶部をさらに備え、
前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
前記検出方法選択部において前記「記憶された力情報と速度情報」が選択された場合には、
前記記憶部に記憶された力情報又は速度情報の変位が第一の閾値を上回ったときの力情報又は速度情報の変位に対して、前記力情報取得部又は前記速度情報取得部で取得した、力情報又は速度情報の変位がある閾値の範囲内に収まる時間を力補正開始時間とし、
前記記憶部に記憶された力情報又は速度情報の変位が第二の閾値を下回ったときの力情報又は速度情報の変位に対して、前記力情報取得部又は前記速度情報取得部で取得した、力情報又は速度情報の変位がある閾値の範囲内に収まる時間を力補正終了時間とし、
前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する第8の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第13態様によれば、前記力補正部又は前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を選択する力補正方法選択部をさらに備え、
前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する第1又は第2の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第14態様によれば、前記スレーブマニピュレータが前記対象物を把持する位置情報を取得する対象物把持位置取得部と、
前記スレーブマニピュレータが前記対象物を把持する位置情報と補正量との関係情報を記憶する補正量記憶部をさらに備え、
前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、
前記力補正方法選択部において前記「対象物把持位置情報」が選択された場合には、
前記スレーブマニピュレータが前記対象物を把持する把持位置情報を前記対象物把持位置取得部で取得し、
前記対象物把持位置取得部で取得された前記把持位置情報を用いて、前記補正量記憶部から前記力情報の補正量を求める第13の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第15態様によれば、前記対象物の柔軟度情報と補正量との関係情報を記憶する補正量記憶部をさらに備え、
前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、
前記力補正方法選択部において前記「対象物柔軟度情報」が選択された場合には、
前記対象物に基づく前記対象物の柔軟度情報を前記補正量記憶部から取得し、
前記柔軟度情報を用いて、前記補正量記憶部から前記力情報の補正量を求める第13の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第16態様によれば、前記人が前記マスターマニピュレータを把持する位置情報を取得するマスター把持位置取得部と、
前記人が前記マスターマニピュレータを把持する位置情報と補正量との関係情報を記憶する補正量記憶部をさらに備え、
前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、
前記力補正方法選択部において前記「マスター把持位置情報」が選択された場合には、
前記人が前記マスターマニピュレータを把持する位置情報を前記マスター把持位置情報取部で取得し、
前記マスター把持位置情報取部で取得された前記位置情報を用いて、前記補正量記憶部から前記力情報の補正量を求める第13の態様に記載のマスタースレーブロボットの制御装置を提供する。
本発明の第17態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法であって、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得し、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出し、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正し、
前記力補正部で補正からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達し、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号をスレーブ制御部で出力するマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法を提供する。
本発明の第18態様によれば、前記マスターマニピュレータ及び前記スレーブマニピュレータと、
第1〜16のいずれか1つの態様に記載の前記マスタースレーブロボットの制御装置とを備えるマスタースレーブロボットを提供する。
本発明の第19態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得するステップと、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出するステップと、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正するステップと、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達するステップと、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
前記スレーブマニピュレータとマスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号をスレーブ制御部で出力するステップとを実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムを提供する。
本発明の第20態様によれば、対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の集積電子回路であって、
前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得し、
前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出し、
前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正し、
前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達し、
前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号をスレーブ制御部で出力するマスタースレーブロボットの制御装置の集積電子回路を提供する。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態におけるマスタースレーブロボット150の制御装置100を示すブロック線図である。図1において、マスタースレーブロボットの制御装置100は、人が直接触って操作するマスターロボットシステム1と、実際に作業をするスレーブロボットシステム21とを備えて構成されている。
マスターロボットシステム1は、マスター制御装置3と、マスター制御装置3に接続されたマスター周辺装置6と、マスター周辺装置6に接続されたマスターマニピュレータ9とで構成されている。
マスター制御装置3は、マスター入出力IF7に接続されたマスター制御部4と、マスター制御部4に接続されて人に力情報を伝える力伝達部5とで構成されている。
マスター周辺装置6は、マスター制御部4に接続されるとともにマスターマニピュレータ9に接続されたマスター入出力IF7と、マスター入出力IF7に接続されるとともにマスターマニピュレータ9に接続されたマスターモータドライバ8とで構成されている。
一方、スレーブロボットシステム21は、スレーブ制御装置23と、スレーブ制御装置23に接続されたスレーブ周辺装置29と、スレーブ周辺装置29に接続されたスレーブマニピュレータ32とで構成されている。
スレーブ制御装置23は、スレーブ制御部24と、スレーブマニピュレータ32に外部から加えられた力情報をある一定時間毎に取得する力情報取得部26と、スレーブマニピュレータ32の手先部(スレーブハンド71)の速度情報を取得する速度情報取得部28と、力情報取得部26で取得した力情報と速度情報取得部28で取得した速度情報とのいずれか1つ以上の情報より力情報を補正する箇所(区間)を検出する(具体的には、力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、力情報取得部26で取得した力情報より検出する)力補正箇所検出部27と、力補正箇所検出部27で力補正箇所(力補正区間)として検出された力情報を補正する力補正部25とで構成されている。スレーブ制御部24は、マスター制御部4に有線又は無線で接続されるとともに、力補正部25と力補正箇所検出部27とスレーブ入出力IF30とに接続されている。力補正部25は、スレーブ制御部24と力情報取得部26とに接続されている。力情報取得部26は、力補正部25と力補正箇所検出部27とに接続されている。力補正箇所検出部27は、力情報取得部26とスレーブ制御部24と速度情報取得部28とに接続されている。速度情報取得部28は、力補正箇所検出部27に接続されている。
スレーブ周辺装置29は、スレーブ制御部24と速度情報取得部28とスレーブマニピュレータ32とに接続されたスレーブ入出力IF30と、スレーブ入出力IF30に接続されるとともにスレーブマニピュレータ32に接続されたスレーブモータドライバ31とで構成されている。
ここで、力情報取得部26は、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71に取り付けられたスレーブ力センサ86から、スレーブ周辺装置29などを介して、力センサ86の値を力情報として取得し、速度情報取得部28は、スレーブマニピュレータ32に取り付けられたスレーブエンコーダ85から、スレーブ周辺装置29などを介して、マニピュレータ32の位置情報を取得し、速度情報取得部28で微分することによって導出した値を速度情報として取得する。
図2及び図3は、それぞれ、マスターマニピュレータ9とスレーブマニピュレータ32とを示す図である。各マニピュレータ9、32は、合計6個の軸周りに回転可能として6自由度の多リンクマニピュレータを構成している(詳細については、WO 2009/107358を参照)。
図2に示すように、マスターマニピュレータ9は、一例として、多関節ロボットアームであって、具体的には6自由度の多リンクのマスターマニピュレータであり、マスターハンド51と、マスターハンド51が取り付けられているマスター手首部52を先端53aに有するマスター前腕リンク53と、マスター前腕リンク53の基端53bに回転可能に先端54aが連結されるマスター上腕リンク54と、マスター上腕リンク54の基端54bが回転可能に連結支持されるマスター台部55とを備えている。マスター台部55は、一定位置に固定されているが、図示しないレールに移動可能に連結されていても良い。マスター手首部52は、マスター第4関節部59と、マスター第5関節部60と、マスター第6関節部61との3つの回転軸を有しており、マスター前腕リンク53に対するマスターハンド51の相対的な姿勢(向き)を変化させることができる。すなわち、図2において、マスター第4関節部59は、マスター手首部52に対するマスターハンド51の横軸周りの相対的な姿勢を変化させることができる。マスター第5関節部60は、マスター手首部52に対するマスターハンド51の、マスター第4関節部59の横軸とは直交する縦軸周りの相対的な姿勢を変化させることができる。マスター第6関節部61は、マスター手首部52に対するマスターハンド51の、マスター第4関節部59の横軸及びマスター第5関節部60の縦軸とそれぞれ直交する横軸周りの相対的な姿勢を変化させることができる。マスター前腕リンク53の他端53bは、マスター上腕リンク54の先端54aに対してマスター第3関節部58周りに、すなわち、マスター第4関節部59の横軸と平行な横軸周りに回転可能とする。マスター上腕リンク54の他端は、マスター台部55に対してマスター第2関節部57周りに、すなわち、マスター第4関節部59の横軸と平行な横軸周りに回転可能とする。さらに、マスター台部55の上側可動部55aは、マスター台部55の下側固定部55bに対してマスター第1関節部56周りに、すなわち、マスター第5関節部60の縦軸と平行な縦軸周りに回転可能としている。
この結果、マスターマニピュレータ9は、合計6個の軸周りに回転可能として前記6自由度の多リンクマニピュレータを構成している。
各軸の回転部分を構成する各関節部には、関節部駆動用のマスターモータ64のような回転駆動装置と、マスターモータ64の回転軸の回転位相角(すなわち関節角)を検出して位置情報を出力するマスターエンコーダ65(実際には、マスターマニピュレータ9の各関節部の内部に配設されている)とを備えている。マスターモータ64(実際には、マスターマニピュレータ9の各関節部の内部に配設されている)は、各関節部を構成する一対の部材(例えば、回動側部材と、該回動側部材を支持する支持側部材)のうちの一方の部材に備えられる、マスターモータドライバ8により駆動制御される。各関節部の一方の部材に備えられたマスターモータ64の回転軸が、各関節部の他方の部材に連結されて、前記回転軸を正逆回転させることにより、他方の部材を一方の部材に対して各軸周りに回転可能とする。
また、マスターモータドライバ8により駆動制御されるマスターハンド駆動装置の一例としてマスターハンド駆動用のマスターモータ64と、マスターハンド駆動用のマスターモータ64の回転軸の回転位相角を検出するマスターエンコーダ65とを、さらに、マスターハンド51に備えている。マスターエンコーダ65で検出された回転角度情報が、マスター入出力IF7(例えばカウンタボード)を通じてマスター制御部4に取り込まれ、マスター制御部4に取り込まれた回転角度情報を基に、マスター制御部4によってマスターハンド51の開閉動作での制御指令値(制御信号)が算出される。マスター制御部4で算出された制御指令値は、マスター入出力IF7(例えばD/Aボード)を通じて、マスターハンド51の開閉駆動も行うマスターモータドライバ8に与えられ、マスターモータドライバ8から送られた各制御指令値に従って、マスターモータ64の回転を駆動制御して、マスターハンド駆動用のマスターモータ64の回転軸を正逆回転させることにより、マスターハンド51を開閉させて、対象物102(例えば、フレキシブル基板)の把持及び把持解除の模擬的な動作を行なう。実際には、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で対象物102(例えば、フレキシブル基板)の把持及び把持解除動作を行うのであり、マスターハンド51では、直接的には、対象物102(例えば、フレキシブル基板)の把持及び把持解除動作を行うものではない。よって、ここでのマスターハンド51は、仮想的に又は模擬的に、対象物102(例えば、フレキシブル基板)の把持及び把持解除動作を行うことを意味している。
また、62はマスター台部55の下側固定部55bに対して相対的な位置関係が固定されたマスター絶対座標系であり、63はマスターハンド51に対して相対的な位置関係が固定されたマスター手先座標系である。マスター絶対座標系62から見たマスター手先座標系63のマスター原点位置O(x,y,z)をマスターマニピュレータ9の手先位置、マスター絶対座標系62から見たマスター手先座標系63の姿勢をロール角とピッチ角とヨー角で表現した(φ,θ,ψ)をマスターマニピュレータ9の手先姿勢とし、手先位置及び姿勢ベクトルをベクトルr=[x,y,z,φ,θ,ψ]と定義する。よって、一例として、マスター絶対座標系62のz軸に対してマスター第1関節部56の縦軸が平行であり、x軸に対してマスター第2関節部57の横軸が平行に位置可能とするのが好ましい。また、マスター手先座標系63のx軸に対して第6関節部61の横軸が平行に位置可能であり、y軸に対してマスター第4関節部59の横軸が平行に位置可能であり、z軸に対してマスター第5関節部60の縦軸が平行に位置可能とするのが好ましい。なお、マスター手先座標系63のx軸に対しての回転角をヨー角ψとし、y軸に対しての回転角をピッチ角θとし、z軸に対しての回転角をロール角φとする。マスターマニピュレータ9の手先位置と姿勢を制御する場合には、手先位置及び姿勢ベクトルrを、前記WO 2009/107358号の国際出願公開公報などに開示された目標軌道生成部で生成された手先位置及び姿勢目標ベクトルrに追従させることになる。
また、図3では、スレーブマニピュレータ32は、一例として、多関節ロボットアームであって、6自由度の多リンクのスレーブマニピュレータであり、スレーブハンド71と、スレーブハンド71が取り付けられているスレーブ手首部72を先端73aに有するスレーブ前腕リンク73と、スレーブ前腕リンク73の基端73bに回転可能に先端74aが連結されるスレーブ上腕リンク74と、スレーブ上腕リンク74の基端74bが回転可能に連結支持されるスレーブ台部75とを備えている。スレーブ台部75は、一定位置に固定されているが、図示しないレールに移動可能に連結されていても良い。スレーブ手首部72は、スレーブ第4関節部79と、スレーブ第5関節部80と、スレーブ第6関節部81との3つの回転軸を有しており、スレーブ前腕リンク73に対するスレーブハンド71の相対的な姿勢(向き)を変化させることができる。すなわち、図3において、スレーブ第4関節部79は、スレーブ手首部72に対するスレーブハンド71の横軸周りの相対的な姿勢を変化させることができる。スレーブ第5関節部80は、スレーブ手首部72に対するスレーブハンド71の、スレーブ第4関節部79の横軸とは直交する縦軸周りの相対的な姿勢を変化させることができる。スレーブ第6関節部81は、スレーブ手首部72に対するスレーブハンド71の、スレーブ第4関節部79の横軸及びスレーブ第5関節部80の縦軸とそれぞれ直交する横軸周りの相対的な姿勢を変化させることができる。スレーブ前腕リンク73の他端73bは、スレーブ上腕リンク74の先端74aに対してスレーブ第3関節部78周りに、すなわち、スレーブ第4関節部79の横軸と平行な横軸周りに回転可能とする。スレーブ上腕リンク74の他端74bは、スレーブ台部75に対してスレーブ第2関節部77周りに、すなわち、スレーブ第4関節部79の横軸と平行な横軸周りに回転可能とする。さらに、スレーブ台部75の上側可動部75aは、スレーブ台部75の下側固定部75bに対してスレーブ第1関節部76周りに、すなわち、スレーブ第5関節部80の縦軸と平行な縦軸周りに回転可能としている。
この結果、スレーブマニピュレータ32は、合計6個の軸周りに回転可能として前記6自由度の多リンクマニピュレータを構成している。
各軸の回転部分を構成する各関節部には、スレーブモータ84のような回転駆動装置と、スレーブモータ84の回転軸の回転位相角(すなわち関節角)を検出して位置情報を出力するスレーブエンコーダ85(実際には、スレーブマニピュレータ32の各関節部の内部に配設されている)とを備えている。スレーブモータ84(実際には、スレーブマニピュレータ32の各関節部の内部に配設されている)は、各関節部を構成する一対の部材(例えば、回動側部材と、該回動側部材を支持する支持側部材)のうちの一方の部材に備えられる、スレーブモータドライバ31により駆動制御される。各関節部の一方の部材に備えられたスレーブモータ84の回転軸が、各関節部の他方の部材に連結されて、前記回転軸を正逆回転させることにより、他方の部材を一方の部材に対して各軸周りに回転可能とする。
また、スレーブモータドライバ31により駆動制御されるスレーブハンド駆動装置の一例としてスレーブハンド駆動用のスレーブモータ84と、スレーブハンド駆動用のスレーブモータ84の回転軸の回転位相角を検出するスレーブエンコーダ85とを、さらに、スレーブハンド71に備えている。スレーブエンコーダ85で検出された回転角度情報が、スレーブ入出力IF30(例えばカウンタボード)を通じてスレーブ制御部24に取り込まれ、スレーブ制御部24に取り込まれた回転角度情報を基に、スレーブ制御部24によってスレーブハンド71の開閉動作での制御指令値(制御信号)が算出される。スレーブ制御部24で算出された制御指令値は、スレーブ入出力IF30(例えばD/Aボード)を通じて、スレーブハンド71の開閉駆動も行うスレーブモータドライバ31に与えられ、スレーブモータドライバ31から送られた各制御指令値に従って、スレーブモータ84の回転を駆動制御して、スレーブハンド駆動用のスレーブモータ84の回転軸を正逆回転させることにより、スレーブハンド71を開閉させて、対象物102(例えば、フレキシブル基板)の把持及び把持解除を行なう。
また、82はスレーブ台部75の下側固定部75bに対して相対的な位置関係が固定されたスレーブ絶対座標系であり、83はスレーブハンド71に対して相対的な位置関係が固定されたスレーブ手先座標系である。スレーブ絶対座標系82から見たスレーブ手先座標系83のスレーブ原点位置O(x,y,z)をスレーブマニピュレータ32の手先位置、スレーブ絶対座標系82から見たスレーブ手先座標系83の姿勢をロール角とピッチ角とヨー角で表現した(φ,θ,ψ)をスレーブマニピュレータ32の手先姿勢とし、手先位置及び姿勢ベクトルをベクトルr=[x,y,z,φ,θ,ψ]と定義する。よって、一例として、スレーブ絶対座標系82のz軸に対してスレーブ第1関節部76の縦軸が平行であり、x軸に対してスレーブ第2関節部77の横軸が平行に位置可能とするのが好ましい。また、スレーブ手先座標系83のx軸に対して第6関節部81の横軸が平行に位置可能であり、y軸に対してスレーブ第4関節部79の横軸が平行に位置可能であり、z軸に対してスレーブ第5関節部80の縦軸が平行に位置可能とするのが好ましい。なお、スレーブ手先座標系83のx軸に対しての回転角をヨー角ψとし、y軸に対しての回転角をピッチ角θとし、z軸に対しての回転角をロール角φとする。スレーブマニピュレータ32の手先位置と姿勢を制御する場合には、手先位置及び姿勢ベクトルrを、前記WO 2009/107358号の国際出願公開公報などに開示された目標軌道生成部で生成された手先位置及び姿勢目標ベクトルrに追従させることになる。
マスタースレーブロボットの制御装置100は、本発明における装置全体であり、作業を行うにあたり人が遠隔により操作することができる装置である。マスターロボットシステム1は、人が直接触って操作するためのロボットシステムである。スレーブロボットシステム21は、マスターロボットシステム1と離れたところにあり、実際に作業(例えば、対象物102をロボットで把持し被対象物103に対して対象物102を接触させながら行う作業)を行うためのロボットシステムである。
マスターマニピュレータ9は、人が直接触り操作するロボットであり、人が動かす際に、マスター入出力IF7に内蔵されたタイマーを利用して、ある一定時間毎(例えば、1ms毎)に、マスターマニピュレータ9の位置情報を各マスターエンコーダ65から取得し、マスター入出力IF7に出力する。
スレーブマニピュレータ32は、対象物102(例えば、フレキシブル基板)を把持して被対象物103(例えば、図示しない保持部材に保持された被対象物103)(例えば、フレキシブル基板の一端部を挿入すべき凹部を有するコネクタ)に対して作業(例えば、挿入又は取付作業)を行うロボットであり、マスターマニピュレータ9で取得した位置情報に追従するようにスレーブマニピュレータ32を動作する(図4A参照)。
マスター周辺装置6は、マスターマニピュレータ9とマスター制御装置3との間の情報を伝達する。スレーブ周辺装置29も同様に、スレーブマニピュレータ32とスレーブ制御装置23との間の情報を伝達する。
マスター入出力IF7は、マスターマニピュレータ9の各マスターエンコーダ65からマスター入出力IF7に入力された位置情報と、マスター入出力IF7に内蔵されたタイマーからの時間情報とをマスター制御部4に出力する。また、マスター制御部4からマスター入出力IF7に入力された位置情報を、マスター入出力IF7がマスターモータドライバ8に出力する。マスターモータドライバ8は、マスター入出力IF7からマスターモータドライバ8に入力された位置情報にマスターマニピュレータ9が追従するように、マスターマニピュレータ9のマスターモータ64をそれぞれ動かす。
スレーブ入出力IF30は、スレーブ制御部23からスレーブ入出力IF30に入力された位置情報をスレーブモータドライバ31に出力する。また、スレーブマニピュレータ32からスレーブ入出力IF30に入力された位置情報と時間情報とを、スレーブ入出力IF30からスレーブ制御部24に出力する。スレーブモータドライバ31は、スレーブ入出力IF30からスレーブモータドライバ31に入力された位置情報にスレーブマニピュレータ32が追従するように、スレーブマニピュレータ32のスレーブモータ84をそれぞれ動かす。
マスター制御装置3は、
(i)マスターマニピュレータ9が動いた位置情報を、マスター入出力IF7に内蔵されたタイマーを利用して、ある一定時間毎に、マスター入出力IF7及びマスター制御装置3を介してスレーブ制御装置23に出力することと、
(ii)スレーブ制御装置23からマスター制御装置3に入力される力情報を人に伝達すること、
の二つの役割を持つ。
マスター制御部4は、人が、力伝達部5からの力情報に基づいてマスターマニピュレータ9を操作するとき、マスターマニピュレータ9の操作情報を制御するものである。具体的には、マスター制御部4は、マスター入出力IF7からマスター制御部4に入力されたマスターマニピュレータ9の位置情報と時間情報とをスレーブ制御部24に出力する。また、スレーブ制御部24からマスター制御部4に入力された力情報を、マスター制御部4から力伝達部5に出力する。
力伝達部5は、スレーブ制御部24からマスター制御部4を介して入力された力情報を、人の手101に伝達する。人の手101への力の伝達方法は、フックの法則(例えば、バネ定数は0.5とする)を用いて力情報を位置情報に力伝達部5で変換し、力伝達部5で算出した位置情報を指令値としてマスターマニピュレータ9に力伝達部5からマスター制御部4及びマスター周辺装置6などを介して出力し、マスターモータ64を動かすことで、力の伝達を実現する。力伝達部5は、力補正部25との関係では、力補正部25からの力情報をマスターマニピュレータ9に伝達する。
スレーブ制御装置23は、
(i)マスター制御装置3からスレーブ制御装置23に入力された位置情報と時間情報とにスレーブマニピュレータ32を追従させることと、
(ii)スレーブマニピュレータ32が取得した力情報と速度情報とを基に力補正箇所(力補正区間)を検出し、検出した力補正箇所(力補正区間)のみの力補正を行いマスター制御装置3に力情報を出力すること、
の二つの役割を持つ。
力情報取得部26は、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71に取り付けられたスレーブ力センサ86(図3参照)の値を力情報として、スレーブ入出力IF30を介して、スレーブ入出力IF30に内蔵されたタイマーを利用して、スレーブ入出力IF30を介して、ある一定時間毎に取得する。取得した力情報を力補正部25及び力補正箇所検出部27に出力する。
速度情報取得部28は、スレーブマニピュレータ32の手先の速度情報を取得する。取得方法は、スレーブエンコーダ85(図3参照)で得られた位置情報を、速度情報取得部28に内蔵されたタイマーからの時間情報を基に、ある一定時間毎に取得し、速度情報取得部28に記憶されていた現在の位置情報から一定時間前の位置情報を引き、ある一定時間で割り、得られた値を速度情報とする。速度情報取得部28で取得した速度情報を、速度情報取得部28から力補正箇所検出部27に出力する。
力補正箇所検出部27は、力情報取得部26から力補正箇所検出部27に入力された力情報と速度情報取得部28から力補正箇所検出部27に入力された速度情報とを用いて、力情報における力補正箇所(力補正区間)を検出し、検出した力情報を力補正箇所検出部27からスレーブ制御部24に出力する。
力補正箇所(力補正区間)の検出方法については、図4A〜図5Cを用いて説明する。図4Aに示す作業は、対象物102の先端102aを被対象物103のくぼみ103aに挿入する作業であり、マスターマニピュレータ9を人の手101が直接触ることにより、対象物102をスレーブハンド71で把持するスレーブマニピュレータ32を操作している場合において、スレーブハンド71で把持された対象物102が被対象物103に接触しながら挿入作業を行う。
図5Aは、スレーブマニピュレータ32で検出された力と時間との関係を示すグラフであって、力情報取得部26で取得された力情報である。図5Bは、スレーブマニピュレータ32で検出された速度と時間との関係を示すグラフであって、速度情報取得部28で取得された速度情報である。また、図5Cは、マスターマニピュレータ9に伝達する力と時間との関係を示すグラフであって、力補正された後にマスターマニピュレータ9に伝達する力情報であり、破線及び白丸は補正前の値であり、実線及び黒丸は補正後の値である。
力情報取得部26で前記一定時間毎に取得された力情報(例えば、図5Aの力情報(f11)と力情報(f12)と)を基に、力情報の変位(力情報の差、すなわち、図5Aの(f12)−(f11))が力情報の変位の閾値(例えば、1.0N)を上回ると力補正箇所検出部27で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことを力補正箇所検出部27で検知したことになり、その力情報(f12)を取得した時点が「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27で検出される(ただし、「閾値を上回る」とは、閾値と符号が同じであり、かつ絶対値が閾値より大きいことを力補正箇所検出部27で判断することを意味し、マスターマニピュレータ9の動作速度が遅くなった状態を示す。以降、本明細書では、同様の意味で用いる。)。
一方、力情報取得部26で前記力情報(f11)と(f12)を基に、力情報の変位(力情報の差、すなわち、図5Aの(f12)−(f11))が力情報の変位の閾値を上回らない場合は、「変更なし」として力補正箇所検出部27で検出される。ここで、「変更なし」とは、力補正箇所(力補正区間)が無いことを意味する。
よって、力補正箇所検出部27により、力情報取得部26で取得された力情報の前記変位((f12)−(f11))が前記閾値を上回っている時点(すなわち、マスターマニピュレータ9に伝達する力の変位(図5Cの(fa12)−(fa11))が閾値を上回っている時点(図5CのA1の時点))を「力補正開始時間」とする。また、力補正箇所検出部27により、力情報取得部26で取得された力情報の前記変位(図5Aの(f14)−(f13))が前記閾値以下となる時点(すなわち、マスターマニピュレータ9に伝達する力の変位(図5Cの(fc12)−(fc11))が前記閾値以下の時点(図5CのC1時点))を「力補正終了時間」とする。そして、「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、力補正箇所検出部27で、「力補正箇所」(力補正区間)(図5CのB1区間)とする。
よって、 力補正開始時間から力補正終了時間までの区間を力補正箇所とすると、当該区間内の力情報は、時間と力の大きさとの関係において、一定値ではなく、上向き凸の山形に変化する曲線又は直線で表されることになる。
以上は、力情報取得部26で取得した力情報のみを使用して、力情報を補正する力補正箇所(力補正区間)を力補正箇所検出部27で検出する方法について説明した。力情報取得部26で取得した力情報のみを使用する場合の利点としては、速度情報取得部28を用いる必要がなく、簡易で安価に行える点が挙げられる。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図4Aにおいて力情報取得部26のスレーブ力センサ86の正負の符号の向きを逆にすれば、言い換えれば、図4Bに示すようにすれば、図5Cのグラフは上向き凸の山形ではなく、図5Dに示すように下向き凸の山形となる。この場合であっても、力補正開始時間から力補正終了時間までの区間を力補正箇所とし、当該区間内の力情報は、時間と力の大きさとの関係において、一定値ではなく、下向き凸の山形に(言い換えれば、谷形に)変化する曲線又は直線で表される。よって、本明細書及び請求の範囲において、前記した「山形に変化する曲線又は直線」とは、図5Cの場合の他、スレーブ力センサ86の正負の符号の向きを逆にした図5Dの場合をも意味するものとする。
例えば、力情報取得部26で取得した力情報と速度情報取得部28で取得した速度情報との両方を使用して、力情報を補正する力補正箇所(力補正区間)を検出することもできる。
すなわち、速度情報取得部28で一定時間毎に取得された速度情報(例えば、図5Bの速度情報(v11)と速度情報(v12)と)を基に、速度情報の変位(速度情報の差、すなわち、図5Bの(v12)−(v11))が速度情報の変位の閾値(例えば、−0.01mm/ms)を上回ると力補正箇所検出部27で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことを力補正箇所検出部27で検知したことになり、その速度情報(v12)を取得した時点が「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27で検出される(ただし、「閾値を上回る」とは、閾値と符号が同じであり、かつ絶対値が閾値より大きいことを力補正箇所検出部27で判断することを意味し、マスターマニピュレータ9の動作速度が遅くなった状態を示す。以降、本明細書では、同様の意味で用いる。)。
一方、速度情報取得部28で前記速度情報(v11)と(v12)を基に、速度情報の変位(速度情報の差、すなわち、図5Bの(v12)−(v11))が速度情報の変位の閾値を上回らない場合は、「変更なし」の時点として力補正箇所検出部27で検出される。ここで、「変更なし」とは、力補正箇所(力補正区間)が無いことを意味する。
よって、力補正箇所検出部27により、速度情報取得部28で取得された速度情報の変位((v12)−(v11))が前記閾値を上回っている時点(すなわち、マスターマニピュレータ9に伝達する力の変位(図5Cの(fa12)−(fa11))が閾値を上回っている時点(図5CのA1の時点))を「力補正開始時間」とする。
また、力補正箇所検出部27により、力情報取得部26で取得された力情報の変位(図5Cの(fc12)−(fc11))が閾値(例えば、−1.0N)を下回る時点(図5CのC1の時点)を「力補正終了時間」とする。すなわち、前記力情報の変位が、前記閾値を越えていた状態から前記閾値を下回る状態になった時点を「力補正終了時間」とする。「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、力補正箇所検出部27で、「力補正箇所」(力補正区間)(図5CのB1区間)とする。
以上のように、力情報取得部26で取得された力情報と速度情報取得部28で取得された速度情報との両方を使用し、「力補正開始時間」及び「力補正終了時間」を検出する場合の利点として、力情報取得部26で取得された力情報又は速度情報取得部28で取得された速度情報のどちらか1つの情報を使用し、「力補正開始時間」及び「力補正終了時間」を検出する場合と比較して、誤検出の少ない正確な検出が行えることが挙げられる。
力補正部25は、スレーブ制御部24から力補正部25に入力された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、力情報がその前記閾値を超えていない状態である「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報の変位(図5Cの(fa12)−(fa11))に予め決められた定数(例えば、0.5)を力補正部25で掛け、掛けて求められた値を現在の力情報(図5Cのfa12)に力補正部25で加える(図5Cの(fa12)+0.5×((fa12)−(fa11)))ことにより、力補正部25で力情報の補正を行なうことができる。
スレーブ制御部24は、マスター制御部4からスレーブ制御部24に入力された位置情報をスレーブ入出力IF30に出力する。また、力補正箇所検出部27からスレーブ制御部24に入力された力情報を、スレーブ制御部24から力補正部25に出力し、力補正部25からスレーブ制御部24に入力された力情報を、スレーブ制御部24からマスター制御部4に出力する。
第1実施形態におけるマスタースレーブロボットの制御装置100の操作手順を図4Aと図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS201では、対象物102が被対象物103に衝突するとき、力情報取得部26により力情報を取得し、速度情報取得部28により速度情報を取得し、力情報取得部26と速度情報取得部28とから、力情報取得部26で取得した力情報と速度情報取得部28で取得した速度情報とを力補正箇所検出部27にそれぞれ出力する。なお、力情報取得部26で取得した力情報のみを使用する場合には、速度情報取得部28で速度情報を取得することは不要である。力情報取得部26で取得した力情報と速度情報取得部28で速度情報との両方を使用する場合について、ここでは説明している。
ステップS201に続いて、ステップS206では、ステップS201で力情報と速度情報との両方を取得した場合には、力情報と速度情報とのどちらか1つ以上を用いて、力補正箇所検出部27において、力補正箇所情報(力補正区間情報)を検出し、検出した力補正箇所情報(力補正区間情報)を、力補正箇所検出部27からスレーブ制御部24を介して力補正部25に出力する。そして、力補正部25において、力情報取得部26で取得した力情報に関して、力補正箇所検出部27で力補正箇所(力補正区間)があるか否かを判断する。なお、力情報のみを使用する場合には、力情報のみを用いて、力補正箇所検出部27において、力補正箇所情報(力補正区間情報)を検出し、検出した力補正箇所情報(力補正区間情報)を、力補正箇所検出部27からスレーブ制御部24を介して力補正部25に出力する。
ステップS206において、力補正箇所(力補正区間)が無いと力補正箇所検出部27で判断する場合には、ステップS210に進む。
ステップS206において、力補正箇所(力補正区間)が有ると力補正箇所検出部27で判断する場合には、ステップS208に進む。
ステップS208では、力補正部25において、力情報取得部26で取得した力情報に関して、力補正箇所情報(力補正区間情報)により力補正が必要であると検出された力情報を補正し、スレーブ制御部24に出力したのち、ステップS210に進む。
ステップS210では、スレーブ制御部24に出力された力情報が、スレーブ制御部24からマスター制御部4に送られ、さらに、マスター制御部4から力伝達部5へと伝達される。力伝達部5に入力された前記力情報は、前述した方法で人の手101に伝達して、このフローを終了する。
《第1実施形態の効果》
一般に、作業中に、スレーブマニピュレータ32の対象物102の把持方法が変わり、対象物102が被対象物103に衝突するときに力情報取得部26で取得される力情報が把持方法が変わる前と比較して小さい場合において、従来では、人の手101が感じる力情報が小さく、操作が困難になり、作業完了に要する時間が長くなる。
これに対して、第1実施形態を用いることによって、対象物102が被対象物103に衝突するときの力情報のみを力補正部25で補正することにより、力情報が力補正部25で増加される。この増加された力情報が、力伝達部5からマスター制御部4及びマスター周辺装置6などを介してマスターマニピュレータ9に出力し、前記増加された力情報に基づいてマスターモータ64が駆動されるので、操作する上で重要となる箇所が、人の手101に明確に伝わり、作業が簡単になり、作業完了に要する時間が短くなる。
例えば、作業を行う際にスレーブマニピュレータ32に外部から加えられた力情報のうちで重要となる工程の力情報のみを増加して、マスターマニピュレータ9に伝達することができる。その結果、作業中の力の強弱がはっきりと作業者に伝わり、部品又は作業手順が変わった場合においても簡単に短時間で作業を行うことができる。
なお、力補正箇所検出部27と力補正部25はマスター制御装置3に備えることも可能である。
(第2実施形態)
第1実施形態においては、対象物102が被対象物103に衝突したときのスレーブマニピュレータ32に加えられた力情報の絶対値を増加してマスターマニピュレータ9に伝達することで、人の手101に明確に力が伝わり、作業を簡単に行うことを可能としている。それに対して、本発明の第2実施形態においては、対象物102が被対象物103に衝突したときの人の手101がマスターマニピュレータ9に過度に加えた力情報の絶対値を減少してスレーブマニピュレータ32に伝達することで、人の手101がマスターマニピュレータ9に過度の力を加えた場合においても、対象物102又は被対象物103が破損することを防ぐことを可能とする。以下、これについて説明する。
図7は、本発明の第2実施形態におけるマスタースレーブロボット150の制御装置100Aを示すブロック線図である。本発明の第2実施形態におけるマスター制御部4と、マスター入出力IF7と、マスターモータドライバ8と、マスターマニピュレータ9と、スレーブ制御部24と、速度情報取得部28と、スレーブ入出力IF30と、スレーブモータドライバ31と、スレーブマニピュレータ32とは第1実施形態と同様であるので、共通の参照符号を付して共通部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ、以下、詳細に説明する。
マスター制御装置3は、マスター制御部4と、マスター力情報取得部10とを備えている。
スレーブ制御装置23は、スレーブ制御部24と、速度情報取得部28と、スレーブ力伝達部33と、スレーブ力補正部39と、スレーブ力補正箇所検出部40とを備えている。
マスター力情報取得部10は、マスターマニピュレータ9のマスターハンド51に取り付けられたマスター力センサ66(図2参照)の値を力情報として、マスター入出力IF7を介して、取得する。マスター力情報取得部10で取得した力情報を、マスター力情報取得部10からマスター制御部4に出力する。
スレーブ力伝達部33は、スレーブ制御部24からスレーブ力伝達部33に入力された力情報を、スレーブ力伝達部33からスレーブマニピュレータ32に伝達する。力情報の伝達方法は、フックの法則(例えば、バネ定数は0.5とする)を用いて、力情報を位置情報にスレーブ力伝達部33で変換し、スレーブ力伝達部33で算出した位置情報を、指令値としてスレーブマニピュレータ32にスレーブ力伝達部33から出力して、スレーブモータ74を動かすことで、力情報の伝達を実現する。
スレーブ力補正箇所検出部40は、マスター力情報取得部10からマスター制御部4及びスレーブ制御部24を介してスレーブ力補正箇所検出部40に入力された力情報及び速度情報取得部28からスレーブ力補正箇所検出部40に入力された速度情報を用いて、力情報における力補正箇所(力補正区間)をスレーブ力補正箇所検出部40で検出し、スレーブ力補正箇所検出部40で検出した力情報を、スレーブ力補正箇所検出部40からスレーブ制御部24に出力する。
スレーブ力補正箇所検出部40での力補正箇所(力補正区間)の検出方法については、図4A、図8A〜図8Cを用いて説明する。図8Aは、マスターマニピュレータ9で検出された力と時間との関係を示すグラフであって、マスター力情報取得部10で取得された力情報である。図8Bは、スレーブマニピュレータ32で検出された速度と時間との関係を示すグラフであって、速度情報取得部28で取得された速度情報である。また、図8Cは、スレーブマニピュレータ32に伝達する力と時間との関係を示すグラフであって、力補正された後にスレーブマニピュレータ32に伝達する力情報であり、破線及び白丸は補正前の値であり、実線及び黒丸は補正後の値である。
マスター力情報取得部10で前記一定時間毎に取得された力情報(例えば、図8Aの力情報(f21)と力情報(f22)と)を基に、力情報の変位(力情報の差、すなわち、図8Aの(f22)−(f21))が力情報の変位の閾値(例えば、1.0N)を上回るとスレーブ力補正箇所検出部40で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことをスレーブ力補正箇所検出部40で検知したことになり、その力情報(f22)を取得した時点が「力補正箇所」(力補正区間)としてスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。
一方、マスター力情報取得部10で前記力情報(f21)と(f22)を基に、力情報の変位(力情報の差、すなわち、図8Aの(f22)−(f21))が力情報の変位の閾値を上回らない場合は、「変更なし」としてスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。ここで、「変更なし」とは、力補正箇所(力補正区間)が無いことを意味する。
よって、スレーブ力補正箇所検出部40により、マスター力情報取得部10で取得された力情報の前記変位((f22)−(f21))が前記閾値を上回っている時点(すなわち、スレーブマニピュレータ32に伝達する力の変位(図8Cの(fa22)−(fa21))が閾値を上回っている時点(図8CのA2の時点))を「力補正開始時間」とする。また、スレーブ力補正箇所検出部40により、マスター力情報取得部10で取得された力情報の前記変位(図8Aの(f24)−(f23))が前記閾値以下となる時点(すなわち、スレーブマニピュレータ32に伝達する力の変位(図8Cの(fc22)−(fc21))が前記閾値以下の時点(図8CのC2時点))を「力補正終了時間」とする。そして、「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、スレーブ力補正箇所検出部40で、「力補正箇所」(力補正区間)(図8CのB2区間)とする。
以上は、マスター力情報取得部10で取得した力情報のみを使用して、力情報を補正する力補正箇所(力補正区間)をスレーブ力補正箇所検出部40で検出する方法について説明した。マスター力情報取得部10で取得した力情報のみを使用する場合の利点としては、速度情報取得部28を用いる必要がなく、簡易で安価に行える点が挙げられる。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、マスター力情報取得部10で取得した力情報と速度情報取得部28で取得した速度情報との両方を使用して、力情報を補正する力補正箇所(力補正区間)を検出することもできる。
すなわち、速度情報取得部28で一定時間毎に取得された速度情報(例えば、図8Bの速度情報(v21)と速度情報(v22)と)を基に、速度情報の変位(速度情報の差、すなわち、図8Bの(v22)−(v21))が速度情報の変位の閾値(例えば、−0.01mm/ms)を上回るとスレーブ力補正箇所検出部40で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことをスレーブ力補正箇所検出部40で検知したことになり、その速度情報(v22)を取得した時点が「力補正箇所」(力補正区間)としてスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。
一方、速度情報取得部28で前記速度情報(v21)と(v22)を基に、速度情報の変位(速度情報の差、すなわち、図8Bの(v22)−(v21))が速度情報の変位の閾値を上回らない場合は、「変更なし」の時点としてスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。ここで、「変更なし」とは、力補正箇所(力補正区間)が無いことを意味する。
よって、スレーブ力補正箇所検出部40により、速度情報取得部28で取得された速度情報の変位((v22)−(v21))が前記閾値を上回っている時点(すなわち、スレーブマニピュレータ32に伝達する力の変位(図8Cの(fa22)−(fa21))が閾値を上回っている時点(図8CのA2の時点))を「力補正開始時間」とする。また、スレーブ力補正箇所検出部40により、マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位(図8Cの(fc22)−(fc21))が閾値(例えば、−1.0N)を下回る時点(図8CのC2の時点)を「力補正終了時間」とする。「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、スレーブ力補正箇所検出部40で、「力補正箇所」(力補正区間)(図8CのB2区間)とする。
以上のように、マスター力情報取得部10で取得された力情報と速度情報取得部28で取得された速度情報との両方を使用し、「力補正開始時間」及び「力補正終了時間」を検出する場合の利点として、マスター力情報取得部10で取得された力情報又は速度情報取得部28で取得された速度情報のどちらか1つの情報を使用し、「力補正開始時間」及び「力補正終了時間」を検出する場合と比較して、誤検出の少ない正確な検出が行えることが挙げられる。
スレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24からスレーブ力補正部39に入力された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報の変位(図8Cの(fa22)−(fa21))に予め決められた定数(例えば、0.5)をスレーブ力補正部39で掛け、掛けて求められた値を、現在の力情報(図8Cのfa22)からスレーブ力補正部39で減らす(図8Cの(fa22)−0.5×((fa22)−(fa21)))ことにより、スレーブ力補正部39で力情報の補正を行なうことができる。
第2実施形態におけるマスタースレーブロボットの制御装置100Aの操作手順を図4Aと図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップS212では、対象物102が被対象物103に衝突するとき、マスター力情報取得部10により力情報を取得し、速度情報取得部28により速度情報を取得し、マスター力情報取得部10と速度情報取得部28とから、マスター力情報取得部10で取得した力情報と速度情報取得部28で取得した速度情報とをスレーブ力補正箇所検出部40にそれぞれ出力する。なお、マスター力情報取得部10で取得した力情報のみを使用する場合には、速度情報取得部28で速度情報を取得することは不要である。マスター力情報取得部10で取得した力情報と速度情報取得部28で速度情報との両方を使用する場合について、ここでは説明している。
ステップS212に続いて、ステップS213では、ステップS212で力情報と速度情報との両方を取得した場合には、力情報と速度情報とのどちらか1つ以上を用いて、スレーブ力補正箇所検出部40において、力補正箇所情報(力補正区間情報)を検出し、検出した力補正箇所情報(力補正区間情報)を、スレーブ力補正箇所検出部40からスレーブ制御部24を介してスレーブ力補正部39に出力する。そして、スレーブ力補正部39において、マスター力情報取得部10で取得した力情報に関して、スレーブ力補正箇所検出部40で力補正箇所(力補正区間)があるか否かを判断する。なお、力情報のみを使用する場合には、力情報のみを用いて、スレーブ力補正箇所検出部40において、力補正箇所情報(力補正区間情報)を検出し、検出した力補正箇所情報(力補正区間情報)を、スレーブ力補正箇所検出部40からスレーブ制御部24を介してスレーブ力補正部39に出力する。
ステップS213において、力補正箇所(力補正区間)が無いとスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合には、ステップS211に進む。
ステップS213において、力補正箇所(力補正区間)が有るとスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合には、ステップS209に進む。
ステップS209では、スレーブ力補正部39において、マスター力情報取得部10で取得した力情報に関して、力補正箇所情報(力補正区間情報)により力補正が必要であると検出された力情報を補正し、スレーブ制御部24に出力したのち、ステップS211に進む。
ステップS211では、スレーブ制御部24に出力された力情報が、スレーブ制御部24からスレーブ力伝達部33へと伝達される。スレーブ力伝達部33に入力された前記力情報は、前述した方法でスレーブマニピュレータ9に伝達して、このフローを終了する。
《第2実施形態の効果》
人の手101でマスターマニピュレータ9を操作し、対象物102を把持したスレーブマニピュレータ32が作業を行う場合において、人の手101がマスターマニピュレータ9に対して過度の力を加え対象物102が被対象物103に衝突するとき、従来では対象物102又は被対象物103が破損する場合があった。
これに対して、第2実施形態を用いることによって、人の手101が過度の力を加えたことをスレーブ力補正箇所検出部40で検出し、その力情報の絶対値をスレーブ力補正部39で減少してスレーブマニピュレータ32に伝達して、伝達された力情報に基づきスレーブマニピュレータ32が駆動されることによって、対象物102又は被対象物103が破損することを防止する。
なお、第2実施形態においては、図2中の各関節部駆動用及びハンド駆動用のすべてのマスターモータ64を取り除くことができる。また、スレーブ力補正箇所検出部40とスレーブ力補正部39とはマスター制御装置3に備えることも可能である。
(第3実施形態)
図10A及び図10Bは、本発明の第3実施形態におけるマスタースレーブロボット150の制御装置100Bを示すブロック線図である。本発明の第3実施形態におけるマスターロボットシステム1と、スレーブ制御部24と、力情報取得部26と、速度情報取得部28と、スレーブ周辺装置29と、スレーブマニピュレータ32とは第1実施形態と同様であるので、共通の参照符号を付して共通部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ、以下、詳細に説明する。
マスター制御装置3は、マスター制御部4と、力伝達部5とを備えている。
スレーブ制御装置23は、スレーブ制御部24と、力補正部25と、力情報取得部26と、速度情報取得部28と、検出方法選択部34と、リファレンス情報記憶部41と、力補正箇所検出部27とを備えている。
また、力補正部25とスレーブ力補正部39との機能の差異については下記に示す。力補正部25では、マスターマニピュレータ9に伝達する力を増やす機能を持つ。一方で、スレーブ力補正部39では、スレーブマニピュレータ32に伝達する力を減らす機能を持つ。
検出方法選択部34は、「力情報及び速度情報」と、「力情報」と、「速度情報」と、「記憶された力情報と速度情報」(以降、「リファレンス」と呼ぶ)とのうち1つの情報を選択する。検出方法選択部34で選択された選択情報は力補正箇所検出部27に出力され、力補正箇所(力補正区間)を検出する際に使用する情報を前記選択情報に基づき力補正箇所検出部27で指定する。力補正箇所検出部27と、スレーブ力補正箇所検出部40及び力補正部25とスレーブ力補正部39とは、検出方法選択部34で選択された情報により異なるので、以下に選択された情報毎に説明する。
検出方法選択部34における各情報の選択方法は、作業者(人)が、例えば複数のボタンが配置された操作盤などで構成されるマスター入出力IF7を用いて、作業者の作業経験と作業難易度の該当するボタンを押下すると、図11のデータベースに従って、対応する情報が検出方法選択部34で自動的に選択されるように構成している(図11のデータベースは検出方法選択部34に情報として記憶されている)。作業経験は、「0〜1年」と、「1〜3年」と、「3年〜」との中から作業者が1つ選択してマスター入出力IF7を用いて検出方法選択部34に入力する。作業難易度は、「難」と、「普通」と、「易」との中から1つ選択してマスター入出力IF7を用いて検出方法選択部34に入力する。例えば、作業経験は「0〜1年」を選択し、作業難易度は「難」を選択して、それぞれマスター入出力IF7から検出方法選択部34に入力すると、検出方法選択部34では、図11のデータベースに基づいて、「リファレンス」を選択する。また、作業経験は「3年〜」を選択し、作業難易度は「易」を選択して、それぞれマスター入出力IF7から検出方法選択部34に入力すると、検出方法選択部34では、図11のデータベースに基づいて、「速度情報」を選択する。また、作業経験と作業難易度とをそれぞれ選択しなかった場合は、作業経験については「0〜1年」、作業難易度については「普通」が自動的に選択されてマスター入出力IF7を用いて検出方法選択部34に入力されて、検出方法選択部34では、図11のデータベースに基づいて、「力情報及び速度情報」を選択する。
リファレンス情報記憶部41は、検出方法選択部34で「リファレンス」が選択された場合に用いられ、対象物102又は対象物102の把持位置に応じて使用するリファレンスの情報を選択するようなデータベースが予め記憶されている(後で、「リファレンス」を選択した場合において、その詳細を述べる。)。
(「力情報及び速度情報」を検出方法選択部34で選択した場合)
力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40は、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10から力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40に入力された力情報及び速度情報取得部28から力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40に入力された速度情報を用いて、力情報における力補正箇所(力補正区間)を力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出し、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出した力情報を、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40からスレーブ制御部24に出力する。
力補正箇所(力補正区間)の検出方法については、図5A〜図5C、図8A〜図8Cを用いて説明する。図5Aは力情報取得部26で取得された力情報であり、図8Aはマスター力情報取得部10で取得された力情報であり、図5Bと図8Bとは速度情報取得部28で取得された速度情報である。また、図5Cは力補正された後にマスターマニピュレータ9に伝達する力情報であり、図8Cは力補正された後にスレーブマニピュレータ32に伝達する力情報であり、破線及び白丸は補正前の値であり、実線及び黒丸は補正後の値である。
速度情報取得部28で一定時間毎に取得された速度情報を基に、速度情報の変位(図5Bの(v12)−(v11)、図8Bの(v22)−(v21))が閾値(例えば、−0.01mm/ms)を上回ると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことを力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検知したことになり、その速度情報(v12)を取得した時点が「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。「力補正箇所」(力補正区間)として検出された力情報は、力情報取得部26で取得された力情報の変位が閾値(例えば、1.0N)を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「増加」と検出し、マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位が閾値を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「減少」と検出する。一方、速度情報の変位が閾値を上回らないと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、「変更なし」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。
よって、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、速度情報取得部28で取得された速度情報の変位が閾値を上回っている時点(図5CのA1の時点、図8CのA2の時点)を「力補正開始時間」とする。また、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10で取得された力情報の変位(図5Cの(fc12)−(fc11)、図8Cの(fc22)−(fc21))が閾値(例えば、−1.0N)を下回る時点(図5CのC1の時点、図8CのC2の時点)を「力補正終了時間」とする。「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で、「力補正箇所」(力補正区間)(図5CのB1区間、図8CのB2区間)とする。
力補正部25は、スレーブ制御部24から力補正部25に入力された、検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報の変位(図5Cの(fa12)−(fa11))に予め決められた定数(例えば、0.5)を力補正部25で掛け、掛けて求められた値を現在の力情報(図5Cの(fa12))に力補正部25で加える(図5Cの(fa12)+0.5×((fa12)−(fa11)))ことにより、力補正部25で力情報の補正を行なうことができる。
スレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24からスレーブ力補正部39に入力された、検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報の変位(図8Cの(fa22)−(fa21))に予め決められた定数(例えば、0.5)をスレーブ力補正部39で掛け、掛けて求められた値を現在の力情報(図8Cの(fa22))からスレーブ力補正部39で減らす(図8Cの(fa22)−0.5×((fa22)−(fa21)))ことにより、スレーブ力補正部39で力情報の補正を行なうことができる。
(「力情報」を検出方法選択部34で選択した場合)
力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40は、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10から力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40に入力された力情報を用いて、力情報における力補正箇所(力補正区間)を力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出し、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出した力情報を、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40からスレーブ制御部24に出力する。
力補正箇所(力補正区間)の検出方法については、図12A〜図13Bを用いて説明する。図12Aは力情報取得部26で取得された力情報であり、図13Aは、マスター力情報取得部10で取得された力情報である。また、図12Bは、力補正された後にマスターマニピュレータ9に伝達する力情報であり、図13Bは、力補正された後にスレーブマニピュレータ32に伝達する力情報であり、破線及び白丸は補正前の値であり、実線及び黒丸は補正後の値である。
力情報取得部26で一定時間毎に取得された力情報を基に、力情報の変位(図12Bの(fa32)−(fa31)、図13Bの(fa42)−(fa41))が閾値(例えば、1.0N)を上回ると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことを力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検知し、「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された力情報は、力情報取得部26で取得された力情報の変位が閾値を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は「増加」と力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出し、マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位が閾値を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は「減少」と力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出する。一方、力情報の変位が閾値を上回らないと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、「変更なし」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。
よって、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、力情報取得部26で取得された力情報の変位が閾値を上回っている時点(図12BのA3時点、図13BのA4の時点)を「力補正開始時間」とする。また、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、力情報取得部26で取得された力情報の変位(図12Bの(fc32)−(fc31)、図13Bの(fc42)−(fc41))が閾値(例えば、−1.0N)を下回る時点(図12BのC3の時点、図13BのC4の時点)を「力補正終了時間」とする。「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で、「力補正箇所」(力補正区間)(図12BのB3区間、図13BのB4区間)とする。
力補正部25は、スレーブ制御部24から力補正部25に入力された、検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報の変位(図12bの(fa32)−(fa31))に予め決められた定数(例えば、0.5)を力補正部25で掛け、掛けて求められた値を現在の力情報(図12Bの(fa32))に力補正部25で加える(図12Bの(fa32)+0.5×((fa32)−(fa31)))ことにより、力補正部25で力情報の補正を行なうことができる。
スレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24からスレーブ力補正部39に入力された、検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報の変位(図13bの(fa42)−(fa41))に予め決められた定数(例えば、0.5)をスレーブ力補正部39で掛け、掛けて求められた値を現在の力情報(図13Bの(fa42))からスレーブ力補正部39で減らす(図13Bの(fa42)−0.5×((fa42)−(fa41)))ことにより、スレーブ力補正部39で力情報の補正を行なうことができる。
(「速度情報」を検出方法選択部34で選択した場合)
力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40は、速度情報取得部28から力補正箇所検出部27に入力された速度情報を用いて、力情報における力補正箇所(力補正区間)を検出し、力補正箇所検出部27で検出した力情報を力補正箇所検出部27からスレーブ制御部24に出力する。
力補正箇所(力補正区間)の検出方法については、図14A〜図15Cを用いて説明する。図14Aは力情報取得部26で取得された力情報であり、図15Aはマスター力情報取得部10で取得された力情報であり、図14B、図15Bは速度情報取得部28で取得された速度情報である。また、図14Cは力補正された後にマスターマニピュレータ9に伝達する力情報であり、図15Cは力補正された後にスレーブマニピュレータ32に伝達する力情報であり、破線及び白丸は補正前の値であり、実線及び黒丸は補正後の値である。
速度情報取得部28で一定時間毎に取得された速度情報を基に、速度情報の変位(図14Bの(v52)−(v51)、図15Bの(v62)−(v61))が閾値(例えば、−0.01mm/ms)を上回ると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断されると、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したことを力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検知したことになり、その速度情報(v52)を取得した時点が「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。「力補正箇所」(力補正区間)として検出された力情報は、力情報取得部26で取得された力情報の変位が閾値(例えば、1.0N)を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「増加」と検出し、マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位が閾値を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「減少」と検出する。一方、速度情報の変位が閾値を上回らないと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、「変更なし」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出される。
よって、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、速度情報取得部28で取得された速度情報の変位が閾値を上回っている時点(図14CのA5の時点、図15CのA6の時点)を「力補正開始時間」とする。また、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、速度情報取得部28で取得された速度情報の変位(図14Bの(v54)−(v53)、図15Bの(v64)−(v63))が閾値(例えば、−0.01mm/ms)を下回る時点(図14CのC5の時点、図15CのC6の時点)を「力補正終了時間」とする。「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で、「力補正箇所」(力補正区間)(図14CのB5区間、図15CのB6区間)とする。
力補正部25は、スレーブ制御部24から力補正部25に入力された、検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報を力補正部25で定数倍する(図14Bの1.5×(fa51))ことにより、力補正部25で力情報の補正を行なうことができる。
スレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24からスレーブ力補正部39に入力された検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報をスレーブ力補正部39で定数倍する(図15Bの0.5×(fa61))ことにより、スレーブ力補正部39で力情報の補正を行なうことができる。
(「リファレンス」を検出方法選択部34で選択した場合)
力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40は、リファレンス情報記憶部41と、力情報取得部26と、マスター力情報取得部10とから力補正箇所検出部27に入力された力情報と、速度情報取得部28とから力補正箇所検出部27に入力された速度情報とを用いて、力情報における力補正箇所(力補正区間)を力補正箇所検出部27で検出し、力補正箇所検出部27で検出した力情報を、力補正箇所検出部27からスレーブ制御部24に出力する。
力補正箇所(力補正区間)の検出方法については、図16A〜図17Dを用いて説明する。図16A及び図17Aはそれぞれ力情報取得部26で取得された力情報である。また、図16B及び図17Bは、それぞれ、スレーブリファレンス及びマスターリファレンスの力情報であり、図16C、図17Cは、それぞれ、スレーブリファレンス及びマスターリファレンスの速度情報である。図16D及び図17Dは、それぞれ、力補正された後にマスターマニピュレータ9及びスレーブマニピュレータ32に伝達する力情報であり、破線及び白丸は補正前の値であり、実線及び黒丸は補正後の値である。
リファレンスの力情報の変位(図16Bの(fr72)−(fr71)、図17Bの(fr82)−(fr81))が閾値(例えば、1.0N)を上回ると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断されたときの力情報と、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10で取得された力情報の変位とを力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40でマッチングさせて、同様の傾向が見られる力情報(リファレンスの力情報の変位に定数(例えば0.5と、2と)を掛けた範囲に収まる場合(図17の0.5×((fr72)−(fr71))<((f72)−(f71))<2×((fr72)−(fr71))が成り立つ時点、図18の0.5×((fr82)−(fr81))<((f82)−(f81))<2×((fr82)−(fr81))が成り立つ時点))を力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出する。
そのようにして検出された複数の力情報に基づき、スレーブマニピュレータ32のスレーブハンド71で把持する対象物102が被対象物103に衝突したと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出し、「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出する。一方、力情報の変位が同様の傾向が見られないと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合は、「変更なし」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出する。「力補正箇所」(力補正区間)として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された力情報において、力情報取得部26で取得された力情報の変位がスレーブリファレンスの力情報の変位とマッチングが取れたと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合は、「増加」と力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出する。一方、マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位がマスターリファレンスの力情報の変位とマッチングが取れたと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合は、「減少」と力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出する。
よって、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10で取得された力情報がリファレンスの力情報と同様の傾向が見られる時点(図16DのA7の時点、図17DのA8の時点)を「力補正開始時間」とする。一方、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40により、リファレンスの力情報の変位(図16Bの(fr74)−(fr73)、図17Bの(fr84)−(fr83))が閾値(例えば、−1.0N)を下回ると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断されたときの力情報と、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10で取得された力情報の変位とが同様の傾向が見られる時点(図16DのC7の時点、図17DのC8の時点)を「力補正終了時間」とする。「力補正開始時間」から「力補正終了時間」の区間を、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で、「力補正箇所」(力補正区間)(図16DのB7区間、図17DのB8区間)とする。
力補正部25は、スレーブ制御部24から力補正部25に入力された検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報をリファレンスの力情報と同じ値に力補正部25で増加させる。
スレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24からスレーブ力補正部39に入力された検出された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。力情報の補正方法は、力情報をリファレンスの力情報と同じ値に減少させる。
リファレンスの情報は、例えば、マスタースレーブロボットの制御装置を製造するメーカーから予め提供されて、リファレンス情報記憶部41に予め記憶することができる。また、リファレンスの情報を追加することもでき、事前実験で取得した力情報又は速度情報のリファレンスの情報について、マスター入出力IF7を用いて、リファレンス情報記憶部41に追加記憶することができる。スレーブマニピュレータ32が力情報を取得しやすい状況が、リファレンスの情報として用いられ、図29A〜図31において従来の実験結果を示してあるフレキシブル基板104の挿入実験においては、フレキシブル基板104の把持位置5mmの情報をリファレンスの情報として用いるほうが、フレキシブル基板104の把持位置10mmの情報をリファレンスの情報として用いるよりも優れている。リファレンスの情報は、リファレンス情報記憶部41で記憶され、図18に示すようなデータベースで保存し、どのリファレンスの情報を用いるかを、操作者がマスター入出力IF7を用いて対象物102又は把持位置をボタンで決定し、操作する際にリファレンスの情報として用いる。
図19は、本発明の第3実施形態において、力情報及び速度情報を取得してから力補正するまでのフローチャートである。
まず、ステップS201で、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10において力情報をそれぞれ取得するとともに、速度情報取得部28において速度情報を取得する。
次に、ステップS202で、検出方法選択部34において、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40と力補正部25及びスレーブ力補正部39とで使用する情報として、「力情報及び速度情報」を選択するか否か、検出方法選択部34で判断する。作業者がマスター入出力IF7を用いて検出方法を検出方法選択部34に選択入力することにより、「力情報及び速度情報」を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS206に進む。「力情報及び速度情報」以外を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS203に進む。
ステップS203では、検出方法選択部34において、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40と力補正部25及びスレーブ力補正部39とで使用する情報として、「力情報」を選択するか否か、検出方法選択部34で判断する。作業者がマスター入出力IF7を用いて検出方法を検出方法選択部34に選択入力することにより、「力情報」を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS206に進む。「力情報」以外を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS204に進む。
ステップS204では、検出方法選択部34において、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40と力補正部25及びスレーブ力補正部39とで使用する情報として、「速度情報」を選択するか否か、検出方法選択部34で判断する。作業者がマスター入出力IF7を用いて検出方法を検出方法選択部34に選択入力することにより、「速度情報」を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS206に進む。「速度情報」以外を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS205に進む。
ステップS205では、検出方法選択部34において、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40と力補正部25及びスレーブ力補正部39とで使用する情報として、「リファレンス」を選択するか否か、検出方法選択部34で判断する。作業者がマスター入出力IF7を用いて検出方法を検出方法選択部34に選択入力することにより、「リファレンス」を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS206に進む。「リファレンス」以外を選択すると検出方法選択部34で判断すると、ステップS202〜ステップS205までどの情報も選択しなかったこととなり、この場合には、先の説明中、作業経験と作業難易度とをそれぞれ選択しなかった場合に該当する。すなわち、検出方法選択部34で、「力情報及び速度情報」を自動的に選択することになり、ステップS206に進む。
ステップS206では、検出方法選択部34で選択した情報を用いて、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40において、力補正を行うか行わないかを検出する。力補正を行うと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出されると、ステップS207に進む。力補正を行わないと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出されると、ステップS300に進む。
ステップS300では、力補正を行わない力情報を、そのまま、力補正部25からマスターマニピュレータ9及びスレーブマニピュレータ32に伝達して、一連のフローを終了する。
ステップS207では、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40において、力補正を行うことを検出した場合であって、力補正として、力情報を増加させるか又は減少させるかを検出する。なお、「変更なし」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、力情報を補正せずに、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で力情報を伝達する。「増加」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、ステップS208に進む。「増加」ではなく、「減少」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、ステップS209に進む。
ステップS208では、力補正部25において力情報の絶対値を増加したのち、ステップS210に進む。
ステップS210では、増加した力情報を、力補正部25からマスターマニピュレータ9に伝達して、一連のフローを終了する。
一方、ステップS209では、「減少」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、スレーブ力補正部39において力情報の絶対値を減少したのち、ステップS211に進む。
ステップS211では、減少した力情報を、スレーブ力補正部39からスレーブマニピュレータ32に伝達して、一連のフローを終了する。
《第3実施形態の効果》
作業者の能力又は作業の難易度に合わせて力を補正する手順を変更することができるので、第1実施形態及び第2実施形態と比較して、より効率的に作業を行うことができる。
(第4実施形態)
図20A及び図20Bは、本発明の第4実施形態におけるマスタースレーブロボット150の制御装置100Cを示すブロック線図である。本発明の第4実施形態におけるマスターロボットシステム1と、スレーブ制御部24と、力情報取得部26と、力補正箇所検出部27と、速度情報取得部28と、スレーブ周辺装置29と、スレーブマニピュレータ32は第1実施形態と同様であるので、共通の参照符号を付して共通部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ、以下、詳細に説明する。
マスター制御装置3は、マスター制御部4と、力伝達部5とを備えている。
スレーブ制御装置23は、スレーブ制御部24と、力補正部25と、力情報取得部26と、力補正箇所検出部27と、速度情報取得部28と、力補正方法選択部35と、補正量記憶部42とを備えている。
力補正方法選択部35では、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのうち1つの情報を選択する。力補正方法選択部35で選択された選択情報は力補正部25に出力され、力補正を行う際に使用する情報を前記選択情報に基づき力補正部25で指定する。力補正部25及びスレーブ力補正部39は、力補正方法選択部35で選択された選択情報により異なるので、以下に選択された情報毎に説明する。
力補正方法選択部35における各情報の選択方法は、作業者(人)が、例えば複数のボタンが配置された操作盤などで構成されるマスター入出力IF7を用いて、作業者の手動で「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのボタンのうち1つを押下すると、その押下られて入力された情報に基づき、前記入力された情報を力補正方法選択部35で選択する。もし作業者が何も選択しなかった場合は、「対象物把持位置情報」が力補正方法選択部35で自動的に選択される。
補正量記憶部42は、力補正方法選択部35で選択された情報に応じたデータベース(スレーブマニピュレータ32が対象物102を把持する位置情報などの力補正方法選択部35で選択された情報と補正量との関係情報を記憶するデータベース)を保管している。それぞれのデータベースについては後述する。また、各データベースは、マスター入出力IF7での入力に応じて、力補正部25及びスレーブ力補正部39により補正量記憶部42から補正量を決定する。
(「対象物把持位置情報」を力補正方法選択部35で選択した場合)
力補正部25及びスレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24から力補正部25及びスレーブ力補正部39に入力された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。
また、力補正部25とスレーブ力補正部39との機能の差異については下記に示す。力補正部25では、マスターマニピュレータ9に伝達する力を増やす機能を持つ。一方で、スレーブ力補正部39では、スレーブマニピュレータ32に伝達する力を減らす機能を持つ。
力情報の補正方法について、図21及び図22A及び図22Bを用いて説明する。一例として、対象物の種類と把持位置とに応じて、力補正部25及びスレーブ力補正部39により補正量記憶部42から力情報の補正量を決定する場合について説明する。ここで、対象物の把持位置とは、図21に示すように、スレーブマニピュレータ32が対象物102を把持するとき、スレーブマニピュレータ32の手先部(スレーブハンド71)(図21のA)から対象物102の先端(図21のB)までの距離D1のことを示す。
対象物把持位置D1の取得方法としては、人が定規などで距離D1を直接測定し、マスター入力IF7を用いて入力する方法、又は、カメラを用いて画像認識により距離D1を測定する方法などが考えられる。
ここでは、一例として、画像認識により対象物把持位置D1を測定し、力補正する手順について図22A及び図22Bを用いて説明する。
図22A及び図22Bのマスタースレーブロボット150の制御装置100Dを示すブロック線図においては、図1におけるマスターロボットシステム1と、スレーブ制御部24と、力情報取得部26と、力補正箇所検出部27と、速度情報取得部28と、スレーブ周辺装置29と、スレーブマニピュレータ32とは第1実施形態と同様であるので、共通の参照符号を付して共通部分の説明は省略し、異なる部分についてのみ、以下、詳細に説明する。なお、図20A及び図20Bの構成と図22A及び図22Bの構成との差異は、カメラなどの画像撮像装置36と、画像撮像装置36に接続された把持位置取得部37とを追加したことである。ここでは、画像撮像装置36と把持位置取得部37とで対象物把持位置取得部110を構成している。
カメラなどの画像撮像装置36は、スレーブマニピュレータ32が対象物102を把持する画像を取得し、取得した画像情報を把持位置取得部37に出力する。
把持位置取得部37は、画像撮像装置36で取得した画像情報を基に対象物把持位置情報を算出し、力補正部25とスレーブ力補正部39とに出力する。力補正部25及びスレーブ力補正部39は、把持位置取得部37からの対象物把持位置情報を用いて、補正量記憶部42で保管されている、図23に示すような、対象物と、把持位置と、補正量との関係を保存したデータベースより、力補正部25及びスレーブ力補正部39により、補正量をそれぞれ求める。ここで、使用する対象物の種類(図23中のフレキシブル基板A又はネジAなど)については、マスター入出力IF7のボタンを用いて、作業者が補正量記憶部42に入力する。作業者が入力した、使用する対象物の種類の情報と、把持位置取得部37からの対象物把持位置情報とに基づき、力補正部25及びスレーブ力補正部39は、補正量記憶部42から補正量を取得する。補正量記憶部42のデータベースの値は、フレキシブル基板Aの場合、把持位置が5mm、10mmと長くなるにつれて、補正量が増加する場合は1.2倍、1.4倍と大きくなり、補正量が減少する場合は0.6倍、0.8倍と大きくなる。フレキシブル基板Bの場合、把持位置が5mm、10mmと長くなるにつれて、補正量が増加する場合は1.5倍、2.0倍と大きくなり、補正量が減少する場合は0.2倍、0.5倍と大きくなる。
補正量が増加する場合か、減少する場合かの判断について、下記に示す。力情報取得部26で取得された力情報の変位が閾値(例えば、1.0N)を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「増加」と検出する。マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位が閾値を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「減少」と検出する。
(「対象物柔軟度情報」を力補正方法選択部35で選択した場合)
力補正部25及びスレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24から力補正部25及びスレーブ力補正部39に入力された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。
力情報の補正方法については、対象物柔軟度情報に応じて、力補正部25及びスレーブ力補正部39は、補正量記憶部42から力情報の補正量を決定する。対象物柔軟度とは、対象物の座屈荷重のことを示し、作業者が対象物の座屈荷重を事前に測定する必要がある。事前に測定して取得した座屈荷重は、マスター入力IF7を用いて、補正量記憶部42に作業者が入力する。対象物の座屈荷重の測定方法について、図24A〜図24Fを用いて説明する。図24A〜図24Cはフレキシブル基板104を用いた場合の横から見た図、図24D〜図24Fはネジ107を用いた場合の図を示す。
まず、図24A及び図24Dに示すように、対象物を固定台108上で起立させて、対象物の挿入方向側とは逆側の端部を、固定台108で固定する。
次に、図24B及び図24Eに示すように、対象物の挿入方向側の端部に対して、力印加装置109を用いて徐々に力を、対象物の長手方向沿いに印加する。
そして、図24C及び図24Fに示すように、対象物が座屈したときの力の大きさを測定し、その力の大きさを座屈荷重とする。
こうして得られた座屈荷重と対象物の種類について、マスター入力IF7を用いて作業者が入力して、補正量記憶部42に記憶させる。
対象物柔軟度情報を用いた補正量の算出方法としては、図25に示すような対象物の種類と、座屈荷重と、補正量との関係を保存したデータベースを補正量記憶部42で所有し、対象物の種類と座屈荷重との情報に応じて、力補正部25及びスレーブ力補正部39が、補正量記憶部42から補正量を求める。データベースの値は、フレキシブル基板Aの場合、座屈荷重が10N、20Nと大きくなる(硬くなる)につれて、補正量が増加する場合は1.4倍、1.2倍と小さくなり、補正量が減少する場合は0.8倍、0.6倍と小さくなる。
補正量が増加する場合か、減少する場合かの判断について、下記に示す。力情報取得部26で取得された力情報の変位が閾値(例えば、1.0N)を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「増加」と検出し、マスター力情報取得部10で取得された力情報の変位が閾値を上回っていると力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断される場合は、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で「減少」と検出する。
(「マスター把持位置情報」を力補正方法選択部35で選択した場合)
力補正部25及びスレーブ力補正部39は、スレーブ制御部24から力補正部25及びスレーブ力補正部39に入力された力情報を基に、「力補正箇所」(力補正区間)の力情報としては、力情報を補正した情報をスレーブ制御部24に出力する一方、「変更なし」の情報としては、力情報を変更せずにスレーブ制御部24に出力する。
力情報の補正方法について、図26A〜図26Bを用いて説明する。マスター把持位置情報とは、図26Aに示すように、人の手101がマスターマニピュレータ9を把持する位置情報のことである。ここで、マスターマニピュレータ9には、図26A中のA点、B点、C点の3点に、マスター把持位置取得部の一例としての力センサ66A,66B,66Cがそれぞれ取り付けられている。
力センサ66A,66B,66Cで取得された力情報がマスター入出力IF7を介してマスター力情報取得部10に各力情報が送られたのち(図7参照)、マスター制御部4とスレーブ制御部24とを介して力補正部25に前記各力情報が送られる。その際、A点、B点、C点の力情報を力補正部25で比較し、力補正部25において、最も大きな値を示した点をマスター把持位置とする。また、スレーブマニピュレータ32(図21の形状参照)とマスターマニピュレータ9の形状が異なる図26Bのような場合においても、マスターマニピュレータ9に力センサ66A,66B,66Cを3個取り付け、A点、B点、C点の力情報を基に把持位置を取得する。マスター把持位置情報を用いた補正量の算出方法としては、図27に示すような、マスター把持位置と、補正量との関係を保存したデータベースを補正量記憶部42で所有し、力補正部25及びスレーブ力補正部39により補正量記憶部42から力情報の補正量を求める。データベースの値は、マスター把持位置がA点、B点、C点となるにつれて、補正量が増加する場合は1.2倍、1.4倍、1.6倍と大きくなり、補正量が減少する場合は0.8倍、0.6倍、0.4倍と小さくなる。
図28は、本発明の第4実施形態における力情報と速度情報とを取得してから、力補正するまでのフローチャートである。
まず、ステップS201で、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10において力情報をそれぞれ取得するとともに、速度情報取得部28において速度情報を取得する。
次に、ステップS206で、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40において、力補正を行うか行わないかを検出する。すなわち、力補正部25において、力情報取得部26及びマスター力情報取得部10で取得した力情報に関して、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で力補正箇所(力補正区間)があるか否かを判断する。
力補正箇所検出部27とスレーブ力補正箇所検出部40との機能の差異については下記に示す。力補正箇所検出部27では、力情報取得部26で取得された力情報と速度情報取得部28で取得された速度情報のどちらか1つ以上の情報を用いて「力補正箇所」(力補正区間)を検出する機能を持つ。一方で、スレーブ力補正箇所検出部40では、マスター力情報取得部10で取得された力情報と速度情報取得部28で取得された速度情報のどちらか1つ以上の情報を用いて「力補正箇所」(力補正区間)を検出する機能を持つ。
ステップS206において、力補正箇所(力補正区間)が無いと力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合には、ステップS300に進む。
ステップS300では、力補正を行わない力情報を、そのまま、力補正部25からマスターマニピュレータ9及びスレーブマニピュレータ32に伝達して、一連のフローを終了する。
ステップS206において、力補正箇所(力補正区間)が有ると力補正箇所検出部27又はスレーブ力補正箇所検出部40で判断する場合には、ステップS207に進む。
ステップS207で、力補正箇所(力補正区間)が有ると力補正箇所検出部27又はスレーブ力補正箇所検出部40で判断して、力補正箇所検出部27又はスレーブ力補正箇所検出部40において、力補正を行う場合、補正量を増加させるか又は減少させるかを検出する。なお、「変更なし」として力補正箇所検出部27又はスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、力情報を補正せずに、力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で力情報を伝達する。「増加」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、ステップS221Aに進む。一方、「減少」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、ステップS221Bに進む。
ステップS221Aでは、力補正方法選択部35において、力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物把持位置情報」を選択するか否かを、力補正方法選択部35で判断する。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物把持位置情報」を選択すると力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS208に進む。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物把持位置情報」を選択しないと力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS222Aに進む。
ステップS222Aでは、力補正方法選択部35において、力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物柔軟度情報」を選択するか否かを、力補正方法選択部35で判断する。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物柔軟度情報」を選択すると力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS208に進む。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物柔軟度情報」を選択しないと力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS223Aに進む。
ステップS223Aでは、力補正方法選択部35において、力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「マスター把持位置情報」を選択するか否かを、力補正方法選択部35で判断する。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「マスター把持位置情報」を選択すると力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS208に進む。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「マスター把持位置情報」を選択しないと力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS221A〜ステップS223Aまでどの情報も選択しなかったこととなり、この場合には、作業者が何も選択しなかった場合となり、「対象物把持位置情報」が力補正方法選択部35で自動的に選択することになり、ステップS208に進む。
ステップS208では、力補正方法選択部35で選択した情報を用いて、「増加」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、力補正部25において力情報の絶対値を増加したのち、ステップS210に進む。
ステップS210では、増加した力情報を、力補正部25からマスターマニピュレータ9に伝達して、一連のフローを終了する。
一方、 ステップS221Bでは、力補正方法選択部35において、力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物把持位置情報」を選択するか否かを、力補正方法選択部35で判断する。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物把持位置情報」を選択すると力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS209に進む。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物把持位置情報」を選択しないと力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS222Bに進む。
ステップS222Bでは、力補正方法選択部35において、力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物柔軟度情報」を選択するか否かを、力補正方法選択部35で判断する。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物柔軟度情報」を選択すると力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS209に進む。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「対象物柔軟度情報」を選択しないと力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS223Bに進む。
ステップS223Bでは、力補正方法選択部35において、力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「マスター把持位置情報」を選択するか否かを、力補正方法選択部35で判断する。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「マスター把持位置情報」を選択すると力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS209に進む。力補正部25及びスレーブ力補正部39で使用する情報として「マスター把持位置情報」を選択しないと力補正方法選択部35で判断する場合には、ステップS221B〜ステップS223Bまでどの情報も選択しなかったこととなり、この場合には、作業者が何も選択しなかった場合となり、「対象物把持位置情報」が力補正方法選択部35で自動的に選択することになり、ステップS209に進む。
ステップS209では、「減少」として力補正箇所検出部27及びスレーブ力補正箇所検出部40で検出された箇所(区間)では、スレーブ力補正部39において力情報の絶対値を減少したのち、ステップS211に進む。
ステップS211では、減少した力情報を、力補正部25からスレーブマニピュレータ32に伝達して、一連のフローを終了する。
《第4実施形態の効果》
作業毎に対象物の把持位置が異なるような作業を行う場合、「対象物把持位置情報」を選択すると、対象物を把持した位置に応じて補正量を調整する。その結果、作業毎に対象物の把持位置が異なるような作業を行う場合の作業を容易に行うことができる。同様に、作業毎に対象物の柔軟度が異なるような作業を行う場合、「対象物柔軟度情報」を選択すると、対象物の柔軟度に応じて補正量を調整する。その結果、作業毎に対象物の柔軟度が異なるような作業を行う場合の作業を容易に行うことができる。また、「マスター把持位置情報」を選択すると、人の意思で補正量を調整することができるので、細かい作業を行う場合(例えば、フレキシブル基板をコネクタに挿入する作業の場合)に補正量を大きくし、大雑把な作業を行う場合(例えば、フレキシブル基板をコネクタの挿入口まで移動する作業の場合)に補正量を小さくするといったように、作業に応じて補正量を人が調整できるようになる。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、産業用ロボットなど、人が操作するロボットと作業するロボットが別々の操作可能なマスタースレーブロボットの制御装置及び制御方法、マスタースレーブロボット、ロボット制御のプログラム、並びに集積電子回路として有用である。また、産業用ロボットに限らず、家庭用のロボット、ロボットの制御装置、ロボット制御の制御プログラム、並びに、集積電子回路として適用される可能性がある。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形又は修正は明白である。そのような変形又は修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。

Claims (20)

  1. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
    前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を取得する力情報取得部と、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より検出する力補正箇所検出部と、
    前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正する力補正部と、
    前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに伝達する力伝達部と、
    前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
    前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を取得する速度情報取得部をさらに備え、
    前記力補正箇所検出部は、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置。
  2. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、
    前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
    前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報を取得するマスター力情報取得部と、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報より検出するスレーブ力補正箇所検出部と、
    前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正するスレーブ力補正部と、
    前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータに伝達するスレーブ力伝達部と、
    前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
    前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を取得する速度情報取得部をさらに備え、
    前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置。
  3. 前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部において前記力補正箇所を検出する際に、「力情報及び速度情報」と、「力情報」と、「速度情報」と、「記憶された力情報と速度情報」とのいずれか1つの情報を選択する検出方法選択部をさらに備え、
    前記検出方法選択部で選択した前記情報に基づき、前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部で前記力補正箇所を検出する請求項1又は請求項2に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  4. 前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
    前記検出方法選択部において前記「力情報及び速度情報」が選択された場合には、
    前記速度情報取得部で取得した速度情報の変位が第一の閾値を上回った時間を力補正開始時間とし、
    前記力情報取得部で取得した力情報の変位が第二の閾値を下回った時間を力補正終了時間とし、
    前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する請求項3に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  5. 前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
    前記検出方法選択部において前記「力情報」が選択された場合には、
    前記力情報取得部で取得した力情報の変位が第一の閾値を上回った時間を力補正開始時間とし、
    前記力情報取得部で取得した力情報の変位が第二の閾値を下回った時間を力補正終了時間とし、
    前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する請求項3に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  6. 前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
    前記検出方法選択部において前記「速度情報」が選択された場合には、
    前記速度情報取得部で取得した速度情報の変位が第一の閾値を上回った時間を力補正開始時間とし、
    前記速度情報取得部で取得した速度情報の変位が第二の閾値を下回った時間を力補正終了時間とし、
    前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する請求項3に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  7. 力情報と速度情報とを予め記憶する記憶部をさらに備え、
    前記力補正箇所検出部又は前記スレーブ力補正箇所検出部は、
    前記検出方法選択部において前記「記憶された力情報と速度情報」が選択された場合には、
    前記記憶部に記憶された力情報又は速度情報の変位が第一の閾値を上回ったときの力情報又は速度情報の変位に対して、前記力情報取得部又は前記速度情報取得部で取得した、力情報又は速度情報の変位がある閾値の範囲内に収まる時間を力補正開始時間とし、
    前記記憶部に記憶された力情報又は速度情報の変位が第二の閾値を下回ったときの力情報又は速度情報の変位に対して、前記力情報取得部又は前記速度情報取得部で取得した、力情報又は速度情報の変位がある閾値の範囲内に収まる時間を力補正終了時間とし、
    前記力補正開始時間から前記力補正終了時間までの区間を前記力補正箇所として検出する請求項3に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  8. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
    前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を取得する力情報取得部と、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より検出する力補正箇所検出部と、
    前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正する力補正部と、
    前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに伝達する力伝達部と、
    前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
    前記力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を選択する力補正方法選択部をさらに備え、
    前記力補正部は、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置。
  9. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、
    前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置において、
    前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報を取得するマスター力情報取得部と、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報より検出するスレーブ力補正箇所検出部と、
    前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を補正するスレーブ力補正部と、
    前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータに伝達するスレーブ力伝達部と、
    前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報を制御するマスター制御部と、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続され、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を、前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するスレーブ制御部とを備えるとともに、
    前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を選択する力補正方法選択部をさらに備え、
    前記スレーブ力補正部は、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置。
  10. 前記スレーブマニピュレータが前記対象物を把持する位置情報を取得する対象物把持位置取得部と、
    前記スレーブマニピュレータが前記対象物を把持する位置情報と補正量との関係情報を記憶する補正量記憶部をさらに備え、
    前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、
    前記力補正方法選択部において前記「対象物把持位置情報」が選択された場合には、
    前記スレーブマニピュレータが前記対象物を把持する把持位置情報を前記対象物把持位置取得部で取得し、
    前記対象物把持位置取得部で取得された前記把持位置情報を用いて、前記補正量記憶部から前記力情報の補正量を求める請求項8又は9に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  11. 前記対象物の柔軟度情報と補正量との関係情報を記憶する補正量記憶部をさらに備え、
    前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、
    前記力補正方法選択部において前記「対象物柔軟度情報」が選択された場合には、
    前記対象物に基づく前記対象物の柔軟度情報を前記補正量記憶部から取得し、
    前記柔軟度情報を用いて、前記補正量記憶部から前記力情報の補正量を求める請求項8又は9に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  12. 前記人が前記マスターマニピュレータを把持する位置情報を取得するマスター把持位置取得部と、
    前記人が前記マスターマニピュレータを把持する位置情報と補正量との関係情報を記憶する補正量記憶部をさらに備え、
    前記力補正部又は前記スレーブ力補正部は、
    前記力補正方法選択部において前記「マスター把持位置情報」が選択された場合には、
    前記人が前記マスターマニピュレータを把持する位置情報を前記マスター把持位置情報取部で取得し、
    前記マスター把持位置情報取部で取得された前記位置情報を用いて、前記補正量記憶部から前記力情報の補正量を求める請求項8又は9に記載のマスタースレーブロボットの制御装置。
  13. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法であって、
    前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得し、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出し、
    前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正し、
    前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達し、
    前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
    前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得し、
    前記力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法
  14. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法において、
    前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得し、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出し、
    前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正し、
    前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達し、
    前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
    前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得し、
    前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法
  15. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法において、
    前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得し、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出し、
    前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正し、
    前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達し、
    前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
    前記力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択し、
    前記力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法
  16. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御方法において、
    前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得し、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出し、
    前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正し、
    前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達し、
    前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御し、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力し、
    前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択し、
    前記スレーブ力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正する、マスタースレーブロボットの制御装置の制御方法
  17. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得するステップと、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出するステップと、
    前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正するステップと、
    前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達するステップと、
    前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
    前記スレーブマニピュレータとマスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
    前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得して、前記力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラム
  18. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得するステップと、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出するステップと、
    前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正するステップと、
    前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達するステップと、
    前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
    前記スレーブマニピュレータの手先部の速度情報を速度情報取得部で取得して、前記スレーブ力補正箇所検出部は、前記力補正箇所を検出するとき、前記速度情報取得部で取得した速度情報より、前記力情報を補正する区間を検出するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラム
  19. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記スレーブマニピュレータに外部から加えられた力情報を力情報取得部で取得するステップと、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記力情報取得部で取得した力情報より力補正箇所検出部で検出するステップと、
    前記力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報を力補正部で補正するステップと、
    前記力補正部からの力情報を前記マスターマニピュレータに力伝達部で伝達するステップと、
    前記人が、前記力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
    前記力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択して、前記力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラム
  20. 対象物を把持し被対象物に対して接触しながら作業を行うスレーブマニピュレータと、前記スレーブマニピュレータを人が遠隔により操作するマスターマニピュレータとを備えるマスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記人が前記マスターマニピュレータに加える力情報をマスター力情報取得部で取得するステップと、
    前記力情報において補正が必要である区間の情報である力補正箇所を、前記マスター力情報取得部で取得した力情報よりスレーブ力補正箇所検出部で検出するステップ、
    前記スレーブ力補正箇所検出部で検出された区間の前記力情報をスレーブ力補正部で補正するステップと、
    前記スレーブ力補正部からの力情報を前記スレーブマニピュレータにスレーブ力伝達部で伝達するステップと、
    前記人が、前記スレーブ力伝達部からの力情報に基づいて前記マスターマニピュレータを操作するとき、前記マスターマニピュレータの操作情報をマスター制御部で制御するステップと、
    前記スレーブマニピュレータと前記マスター制御部とに接続されたスレーブ制御部で、前記マスター制御部から送られる前記マスターマニピュレータの操作情報を前記スレーブマニピュレータに伝達する制御信号を出力するステップと、
    前記スレーブ力補正部において力を補正する際に、「対象物把持位置情報」と、「対象物柔軟度情報」と、「マスター把持位置情報」とのいずれか1つの情報を力補正方法選択部で選択して、前記スレーブ力補正部は、前記補正を行うとき、前記力補正方法選択部で選択した力補正方法により、前記力情報を補正するステップと、を実行するための、マスタースレーブロボットの制御装置の制御プログラム
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