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JP5030596B2 - 椅子 - Google Patents

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JP5030596B2
JP5030596B2 JP2007003280A JP2007003280A JP5030596B2 JP 5030596 B2 JP5030596 B2 JP 5030596B2 JP 2007003280 A JP2007003280 A JP 2007003280A JP 2007003280 A JP2007003280 A JP 2007003280A JP 5030596 B2 JP5030596 B2 JP 5030596B2
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Description

この発明は、使用者が着座する座本体が動く椅子に関する。
従来、座本体が動く椅子として、例えば特許文献1がある。この椅子は、床面に置く椅子本体と、水平方向に動作可能として椅子本体に支持された座本体と、この座本体を駆動する駆動部とを備えている。この椅子において、駆動部が有しているモータが回転すると、座本体は水平面上を往復直線運動したり円運動したりする。
実用新案登録第3001832号
この特許文献1に記載の椅子において、座本体の動作は、水平面上を往復直線運動する一次元的な動作又は水平面上を円運動する二次元的な動作であるため、座本体の動きが単調である。したがって、座本体を動かすことによって、この座本体に着座する使用者にリラックス感を与える場合、座本体の動きが平面的であり単調であるため、その効果は低いという問題点がある。
そこでこの発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、高さ方向の成分を有した揺動を座本体に行わせることができる椅子を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためのこの発明の椅子は、上面が使用者を着座させる座面である座本体と、前後にリクライニング可能な背凭れ部と、前記背凭れ部に設けられたマッサージ具と、この座本体を、中央位置と、この中央位置から、座面の左右方向に揺動させた揺動位置とに移動可能に支持しているフレームと、を備え前記座本体が前記中央位置にある状態での前記座面の高さは、前記揺動位置にある状態での前記座面の高さよりも低くなっており、前記マッサージ具は、前記座本体が前記揺動位置にある状態で施療を行うことを特徴とする。
これによれば、座本体が中央位置と揺動位置との間を移動することにより座面の高さが変化する。すなわち、座本体は高さ方向の成分を有した左右方向の揺動を行うことができる。
これにより、使用者に対する背凭れ部のマッサージ具による施療範囲を広くすることができる。
前記マッサージ具として、施療子を有した施療ユニットを備え、前記座本体を揺動位置で停止させた状態で、施療子による施療動作を行なうことを特徴とする。
座本体が中央位置にある状態で、使用者に使用者に背凭れ部のマッサージ具を当てることができなかった部位に対して、座本体を左右の揺動位置で停止させることによって、マッサージ具を当てることができる。
前記マッサージ具として、背凭れ部の左右側部に設けられているエアセルを備え、
座本体を揺動位置に移動させた際に、前記エアセルのいずれか一方を膨張させることを特徴とすることを特徴とする。
これにより、使用者の腰部を右側又は左側へ揺する動作に上半身を捻る動作を伴わせることが可能であり、施療効果をさらに高めることができる。
この発明の椅子によれば、座本体が中央位置と揺動位置との間を移動することにより、座面の高さが変化するため、使用者に対してリラックス感を与えることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の椅子の実施の一形態を示す斜視図である。この椅子は、床面上に載置させる左右の脚部6a,6bを有した椅子本体部6と、この椅子本体部6の上に支持されている座部1と、この座部1の後部において立設し使用者の背中及び頭部に当接する背凭れ部2と、座部1の左右両側に配設され、使用者の肘及び前腕部を支持し得る肘掛け部3a,3bとを有している。座部1は、着座した使用者(被施療者)の臀部及び大腿部(太股部)に当接する。なお、背凭れ部2の前部にはカバー用部材やパッドが設けられているが、図1ではこれを省略している。
背凭れ部2は、傾動可能として椅子本体部6に支持されており、椅子本体部6と背凭れ部2との間に、背凭れ部2の傾倒角度を変化させるためのリクライニング機構(図示せず)が設けられている。リクライニング機構は、例えば電動モータにより伸縮駆動するアクチュエータを備えている。アクチュエータが伸びると背凭れ部が起立した状態となり、アクチュエータが縮むと背凭れ部が倒れた状態となる。また、図示しないが、座部1の前側において、着座した使用者の脚に当接する脚載せ部が設けられていてもよい。
座部1と背凭れ部2と脚載せ部の少なくとも一つには、使用者に対してマッサージを行うためのマッサージ具が設けられている。マッサージ具としては、例えば背凭れ部2に設けられた施療子4aを有した施療ユニット4があり、その他として図示しないがエアセル、バイブレータ等がある。また、前記エアセルにエアを供給するエア供給装置、各マッサージ具の動きを制御したり座部1や背凭れ部2の動作を制御したりする制御装置5が、椅子本体部6(座部1の下方)に設けられている。
制御装置5は使用者が操作する操作器(図示せず)と接続されており、操作器が操作されることによって電源のオン、オフや各種マッサージ動作が行われる。操作器には、電源のオン・オフ操作を行うための電源ボタン、停止ボタン、マッサージコース選択ボタンや、後述の駆動部12(図4参照)を駆動させる動作開始ボタン及び動作停止ボタン等が設けられている。
座部1は、上面が使用者を着座させる座面である座本体7を有している。座本体7は上部にパッドを有しているが、図1ではこれを省略して示している。座本体7は平面視矩形に形成された板状部材である。
椅子本体部6は、この座本体7を支持しているフレーム8を有している。フレーム8は、脚部6a,6bと連結されており床面に対して固定された状態にある。フレーム8は支持部材9を有しており、フレーム8はこの支持部材9を介して座本体7を揺動可能として支持している。図示している椅子において、フレーム8は座本体7を左右方向に揺動可能として支持している。なお、この発明において、フレーム8は座本体7を前後方向に揺動可能として支持してもよく、または、円形の軌跡を有するように揺動可能として支持してもよい。
図2はフレーム8、座本体7及び支持部材9を有した座構造を示している斜視図である。図3は座本体7及び支持部材9を示している斜視図である。
図2において、フレーム8は、左右両側の側壁部10と、これらを下部において連結している連結部11とを有している。支持部材9はフレーム8の左右両側にそれぞれ設けられている。支持部材9は、図3に示しているように、丸棒が略U字形に形成された部材であり、前後方向に伸びる本体部9aと、この本体部9aの前後端からそれぞれ上方へ伸びたアーム部9bと、各アーム部9bの上端部から前後方向へそれぞれ伸びた上部9cとを有している。支持部材9は例えば金属製の棒部材を塑性変形することによって形成することができる。
図3において、座本体7は、その左右両側部においてそれぞれ左右方向外側に突出した取付部7bを有している。取付部7bは支持部材9の前後両アーム部9bの間に収まる。
取付部7bは、その下面に支持部材9の本体部9aが係止する凹溝を有しており、本体部9aが取付部7bを下から支持することができると共に、両者間において自由に回動自在である。また、図2において、フレーム8の側壁部10の内側面において、その前後それぞれの位置に受け部10aが設けられている。この受け部10aは、支持部材9の上部9cが係止する部分であり、受け部10aが上部9cを下から支持することができると共に、両者間において自由に回動自在である。これにより、フレーム8が座本体7を左右の支持部材9によって吊り下げた状態で支持している構造となり、座本体7は、左右の両側から吊り下げられたブランコの如く左右方向に揺れることができる。
このように、座本体7の揺動中心は、当該座本体7と支持部材9との取付位置よりも上方にある。具体的には、座本体7の揺動中心となる支持部材9の上部9cの中心線の位置は、座本体7の取付部7bと支持部材9の本体部9aとの取付位置よりも上方にある。
この椅子(座構造)は、座本体7を強制移動させる駆動部12(図4参照)を更に備えている。図4は、座本体7、支持部材9及び駆動部12を後方(背凭れ部2側)から見た斜視図である。また、図5は駆動部12の斜視図である。駆動部12は、モータ13と、このモータ13の回転数を減速する減速部14と、減速部14の出力軸15と一体回転する回転部材16と、この回転部材16に一端部17aが取り付けられ他端部17bが座本体7に取り付けられる自在継手17とを有している。
モータ13と減速部14とは枠部材18に取り付けられており、この枠部材18は椅子本体部6(フレーム8)(図1参照)に固定されている。出力軸15は上下方向を軸線とし、回転部材16はこの軸線回りに回転駆動する。自在継手17の一端部17aと回転部材16とは、出力軸15と偏心した位置において回動自在として連結されている。自在継手17は、両端部17a,17bと中間の棒状の本体部17cとの間において、360°首振りが自在であり、一端部17aと他端部17bとが上下方向に相対変位可能なものである。例えば、自在継手17は、両端部17a,17bにおいてボールジョイントを有した構造である。
自在継手17の他端部17bは、座本体7とピン19を介して連結されている。座本体7に設けた上下方向の孔(貫通孔)にピン19を挿通し、抜け止めピン19aによって座本体7とピン19とを抜け止めしている。ピン19は座本体7に対して回動自在である。
モータ13は、前記制御装置5からの信号に基づいて正逆回転することができる。モータ13が一方向に回転すると回転部材16が一方向に回転し、これにより自在継手17が偏心回転する。そして、自在継手17がクランク部材として機能し、支持部材9に支持された座本体7を左右方向に往復して揺動させることができる。
図6は座本体7の動作を説明する正面図である。座本体7の動作について説明する。なお、図6において、フレーム8及び駆動部12を省略している。図2と図6とにおいて、フレーム8は、左右両側壁部10の間において、座本体7を、中央位置Aと、この中央位置Aから左右それぞれに揺動させた揺動位置B1,B2とに移動可能に支持している。具体的には、フレーム8は、座本体7を、中央位置Aを挟んで左右の両側の揺動位置B1,B2間を揺動可能に支持している。
そして、駆動部12(図4参照)が駆動することによって、座本体7を左右方向に強制的に往復揺動させることができる。図6(a)は座本体7が中央位置Aから右側の揺動位置B1(以下、右揺動位置B1という)へ揺動した状態であり、図6(b)は座本体7が中央位置Aから左側の揺動位置B2(以下、左揺動位置B2という)へ揺動した状態である。座本体7は、右揺動位置B1及び左揺動位置B2がそれぞれ揺動ストロークエンドとされた揺動を繰り返すことができ、この左右の揺動ストロークエンド間の中心が前記中央位置Aとなる。
すなわち、右揺動位置(第一揺動位置)B1と左揺動位置(第二揺動位置)B2との間における、座本体7の1回の揺動(片側一方への揺動)が1ストロークであり、座本体7が中央位置Aにある状態がストローク中央であり、座本体7が右揺動位置B1又は左揺動位置B2にある状態がストローク端部である。
以上の実施形態によれば、図6に示しているように、座本体7が中央位置Aにある状態での座面7aの中心部における高さは、座本体7が右揺動位置B1にある状態(図6(a))での座面7aの中心部における高さよりも低く、かつ、座本体7が左揺動位置B2にある状態(図6(b))での座面7aの中心部における高さよりも低い。言い換えると、ストローク中央での座本体7の中心部における座面7aの高さは、ストローク端部での座面7aの中心部における高さよりも低くなっている。さらに図6に示しているように、中央位置A、並びに、右揺動位置B1及び左揺動位置B2において、座本体7の座面7aは水平状となっている。
図7(b)は従来の椅子を説明する模式図である。この図7(b)に示している従来の椅子の座構造は、本発明と同様に、フレーム(図示せず)が座本体41を移動可能に支持しており、座本体41を中央位置aと、この中央位置aから右に揺動させた右揺動位置b1又は左に揺動させた左揺動位置b2に移動可能としている。しかし、この座本体41が中央位置aにある状態での座面41aの中心部における高さは、本発明と反対に、座本体41が右又は左の揺動位置b1,b2にある状態での座面41aの中心部における高さよりも高い構造である。そして、この従来の椅子では、座本体41が右又は左の揺動位置b1,b2にある状態で、座面41aが、揺動方向である左右方向の外側へ下傾した状態となる。さらに、この椅子は、座面41aよりも低い位置を揺動中心とし、座本体41に座った使用者Mを揺することとなる。
このため、右又は左の揺動位置b1,b2に揺動した座本体41に着座している使用者Mに対して、座面41aから左右方向の外側へ滑り落ちそうになる感覚を与えてしまうおそれがある。さらに、右又は左の揺動位置b1,b2に揺動した座本体41に着座している使用者Mは、その頭部Hが左右方向に大きく振られてしまい(振れ量E)、船酔いのような不快感を与えるおそれがある。
図7(a)は本発明の椅子(前記実施形態)を説明する模式図である。図7(a)に示しているように、本発明によれば、座本体7が中央位置Aにある状態での座面7aの中心部における高さは、右又は左の揺動位置B1,B2にある状態での座面7aの高さよりも低く、さらに、右又は左の揺動位置B1,B2において、座面7aは水平状となる。このため、右又は左の揺動位置B1,B2に移動した座本体7に着座している使用者Mに対して、座面7aから揺動方向の外側へ滑り落ちそうになる感覚を与えてしまうことを防ぐことができ、安心感を与えることができる。
さらに、本発明において、座本体7が中央位置Aにある状態で座面7aの高さが低く、また、座本体7が右又は左の揺動位置B1,B2にある状態で座面7aの高さが高く、かつ、座面7aは水平状となるため、座面7aよりも高い位置を揺動中心として座本体7に座った使用者Mを揺することができる。これにより、従来例である図7(b)に示した場合よりも、使用者Mの頭部H側の振れ量eを小さくすることができる(e<E)。また、座本体7の左右の揺動に合わせて使用者Mが左右に腰を振るように動作することで、より一層効果的に頭部H側の振れ量eを小さくすることができる。
図5において、この椅子は、座本体の位置を検出するセンサ20を備えている。センサ20は駆動部12に設けられており、前記回転部材16の位置を検出することによって、座本体7の位置を検出する構成である。具体的に説明すると、センサ20は枠部材18に固定した基板21上に設けられている。回転部材16は出力軸16の軸線を中心として回転し、回転部材16が1回転すると、座本体7は右揺動位置B1と左揺動位置B2(図6参照)との間を1往復(2ストローク)だけ移動する。すなわち、座本体7の揺動位置と回転部材16の回転位置とは対応関係を有している。したがって、回転部材16に被検出部20aを設け、センサ20がこの被検出部20aを検出することによって、回転部材16の回転位置を判断し、座本体7の揺動位置を知ることができる。
センサ20は従来知られている位置検出センサを用いることができるが、非接触式センサが好ましく、例えば磁気センサ(ホールIC)が好ましい。この場合、回転部材16に被検出部20として磁石を取り付ければよい。
これにより、回転部材16に設けた被検出部20aを、座本体7が中央位置Aにある際にセンサ20が検出することによって、センサ20は、座本体7が中央位置Aにある状態を検出できる。なお、被検出部20aは回転部材16に複数設けてもよく、センサ20は、座本体7の中央位置Aを検出するのみならず、右又は左の揺動位置B1,B2等を検出してもよい。
さらに、この椅子は、センサ20による座本体7の位置検出に基づいて、座本体7を基準位置となる前記中央位置A(図6参照)に復帰させる復帰動作部を備えている。この復帰動作部は、前記駆動部12とすることができる。この場合、座本体7が中央位置Aにあって、回転部材16に設けた前記被検出部20aをセンサ20が検出している状態で、駆動部12を停止させた状態とすればよい。具体的に説明すると、例えば、座本体7が中央位置Aにある状態で、回転部材16に設けられている被検出部20aをセンサ20が検出できる構成とする。そして、前記制御装置5(図1参照)からの信号によって、駆動部12が座本体7を揺動駆動している状態において、座本体7を中央位置(基準位置)Aに停止させる必要がある場合(制御装置5が停止信号を受けると)、センサ20が前記被検出部20aを検出する位置で、制御装置5からの信号により駆動部12を停止させる。
なお、座本体7を中央位置Aに停止させるために、センサ20が被検出部20aを検出した状態で、動作している駆動部12を即座に停止させてもよいが、制御装置5が停止信号を受けると、座本体7の揺動ストロークが徐々に小さくなるように駆動部12がしばらく動作してから、センサ20が被検出部20aを検出した状態で、駆動部12を完全に停止させ、座本体7を中央位置Aに停止させるのが好ましい。
また、制御装置5は、図5の駆動部12において、回転部材16を正転させたり逆転させたりすることができる。例えば、モータ13を正逆切り換えて回転させればよい。駆動部12が回転部材16を一方向に連続して回転させると、座本体7は連続して左右に揺動を続ける。この場合、座本体7は、ストローク端部である右揺動位置B1と左揺動位置B2との間を往復揺動する(図6参照)。
また、制御装置5の信号に基づいて、駆動部12において、回転部材16の回転方向を正逆交互に切り換えることによって、回転部材16が一方向に連続して回転する場合よりも、座本体7を小さいストロークによって揺動させることができる。つまり、図6において、座本体7が中央位置Aからストローク端部である右揺動位置B1又は左揺動位置B2に到達する前に、回転部材16を反転させ、この動作を繰り返し行うことによって、座本体7を小さいストロークによって揺動させることができる。
さらに、制御装置5は、駆動部12において、回転部材16の回転速度を変更することができる。例えば、モータ13の回転速度を変更したり、減速部14における減速比を変更したりすればよい。これにより、座本体7の揺動スピードを変更することができ、座本体7をゆっくり揺動させたり、早く揺動させたりすることができる。
図8は、本発明の椅子の座構造の変形例を示す模式図である。この座本体7は、左右両側部にエアの給排によって膨縮するエアセル22を有している。これらエアセル22は膨張すると座本体7に座っている使用者Mを左右から挟むことができる。膨張するエアセル22は、座本体7に座っている使用者Mの臀部乃至大腿部を左右両側から挟むように押圧することができる。そして、これらエアセル22によって座本体7に座っている使用者Mを左右両側から挟んだ状態で、前記のとおり座本体7を左右に揺動させることができる。これにより、使用者Mを座本体7に固定した状態で使用者Mを揺することができる。
図9は、本発明の椅子の他の実施形態を示す模式図である。この椅子は、座部1の前側に、着座した使用者Mの脚を載せる脚載せ部23が設けられている。
足載せ部23には使用者Mの脚を把持する把持部24が設けられている。この把持部24は、使用者Mの左右各脚のふくらはぎ部分を左右の二方向から挟んで押圧することができるマッサージ具とすることができる。特に、このマッサージ具をエアの給排によって膨縮するエアセルとすることができる。これらエアセルを膨張させることによって、各脚が足載せ部23に固定された状態となる。把持部24は脚のふくらはぎ部分を挟む構成としたが、脚の足首部分、又は、足首部分及びふくらはぎ部分を挟む構成であってもよい。
そして、把持部24が使用者Mの脚を把持した状態で、駆動部12(図4参照)が座本体7を揺動させることができる。図9の二点鎖線で示している状態は、座本体7を左右方向片側へ揺動させた状態を示している。これによれば、使用者Mの脚が足載せ部23に固定された状態で、座本体7上の使用者Mに対して左右方向の揺動が行われる。これにより、使用者Mは腰部から下の部分について効果的な揺動運動を行うことができる。
図10(a)は本発明の椅子が備えている背凭れ部2の別の実施例の断面図である。この背凭れ部2には使用者Mの背中の左右両側部にそれぞれ対応するマッサージ具25が設けられている。このマッサージ具25はエアの給排によって膨縮するエアセル26を有しており、エアセル26は背凭れ部2の身長方向に沿って設けられている。左右一対のマッサージ具25は左右相互離れて設置されており、使用者Mの背中を左右両側から挟むように押圧することができる。さらに、一対のマッサージ具25によって使用者Mを左右両側から挟むことにより、使用者Mの上半身が左右に動かないように固定することができる。
また、図10(b)は背凭れ部2の変形例を示している断面図である。この背凭れ部2は左右両側部に前方(使用者M側)へ突出した突起体27を有しており、これら突起体27の間に使用者Mの上半身が嵌め込まれる。この突起体27のそれぞれの内側面にはマッサージ具25が設けられている。このマッサージ具25はエアセル26を有しており、エアセル26は空気の給排によって膨縮できる。左右一対の突起体27(マッサージ具25)は左右相互離れて設置されており、使用者Mの背中側部分を左右両側から挟むように押圧することができる。さらに、一対のマッサージ具25によって使用者Mを左右両側から挟むことにより、使用者Mの上半身が左右に動かないように固定することができる。
そして、図10(a)及び(b)の各実施の形態において、使用者Mの上半身を一対のマッサージ具25によって固定した状態で、前記のとおり座本体7を駆動部12(図4参照)によって左右方向に揺動させることができる。このように、使用者Mの上半身を背凭れ部2に固定した状態で、座本体7を動作させることによって、使用者Mは腰部について効果的な揺動運動を行うことができる。
図11は本発明の椅子を上から見た模式図であり、背凭れ部2を断面により示している。この背凭れ部2は、背凭れ面2aの左側部と右側部とを選択的に前方へ突出させることができる動作手段28を備えている。図11に示している動作手段28は、使用者Mの背中の左右両側部のそれぞれに対応させるマッサージ具である。なお、このマッサージ具は、使用者Mの胴部のうち背面における左側部と右側部に対応するように設けられており、このマッサージ具は使用者の背中の左側部又は右側部を前方へ向かって押圧することができる。このマッサージ具は左側のエアセル29aと右側のエアセル29bとを有しており、これらエアセル29a,29bはエアの給排によって膨縮できる。
図11(a)に示しているように、前記制御装置5の制御によって、右のエアセル29bが膨張することによって、背凭れ面2aの右側部を使用者側(前方)へ突出させ、背中の右側部を押すことができる。これにより、背凭れ部2に凭れている使用者Mの上半身(胴部)Bのうちの右半身を左半身よりも前とする捻り動作が行われる。一方、図11(b)に示しているように、左のエアセル29aが膨張することによって、背凭れ面2aの左側部を使用者側(前方)へ突出させ、背中の左側部を押すことができる。これにより、背凭れ部2に凭れている使用者の上半身(胴部)Bのうちの左半身を右半身よりも前とする捻り動作がされる。
そして、前記制御装置5の制御によって、前記駆動部12によって前記座本体7を左右方向に揺動させる際に、背凭れ部2における前記マッサージ具(エアセル29a,29b)によって背凭れ面2aの左側部や右側部を前方へ突出させる動作を行わせることができる。具体的には、図11(a)に示しているように、駆動部12によって座本体7を右方向へ揺動させる際に、右のエアセル29bを膨張させて背凭れ面2aの右側部を突出させる動作を行わせる。または、図11(b)に示しているように、駆動部12によって座本体7を左方向へ移動させる際に、左のエアセル29aを膨張させて背凭れ面2aの左側部を突出させる動作を行わせる。これにより、使用者Mの腰部を右側又は左側へ揺する動作に上半身を捻る動作を伴わせることができる。
さらに、前記制御装置5は、座本体7を右方向へ移動させかつ背凭れ面2aの右側部を突出させる動作(図11(a))と、座本体7を左方向へ移動させかつ背凭れ面2aの左側部を突出させる動作(図11(b))とを交互に行わせる。これにより、より効果的な揺動運動が可能となり施療効果をさらに高めることができる。
さらに、図11の椅子において、脚載せ部23は、保持する脚の長手方向前後及びこれに直交する左右方向へ移動可能として構成されており、脚載せ部23用の駆動手段(図示せず)によって、この脚載せ部23を前記長手方向前後及び左右方向へ駆動させる構成としている。この脚載せ部23における具体的な動作としては、左右揺動、前後揺動、又は、左右揺動と前後移動とを組み合わせて得られる複合揺動(∞字動作)がある。また、これら各揺動を、脚載せ部23を下方へ降ろした垂下状態又は上方へ跳ね上げた水平状態で行ったり上下中間状態で行ったりすることができる。これにより、脚載せ部23を上下又は前後の二次元的に揺動させたり、前後上下左右の三次元的に揺動させたりすることができる。なお、図11(a)と(b)とでは、脚載せ部23を左右方向に揺動させている状態を示している。
そして、前記制御装置5は、脚載せ部23の動作、座本体7の動作及び背凭れ部2の動作のいずれか二つ又は全部が組み合わされた複合動作を行わせることができる。すなわち、駆動部12(図4参照)によって座本体7を左右方向等に移動(揺動)させる動作と、背凭れ部2におけるマッサージ具28によって背もたれ面2aの左側部や右側部を前方へ突出させる動作と、脚載せ部23用の駆動手段(図示せず)によってこの脚載せ部23を前後方向や左右方向へ移動させる動作とのうちの少なくとも二つの動作を組み合わせて動作させることができる。
例えば、制御装置5は、脚載せ部23において揺動を行わせる際に、座本体7を左右に移動させる動作と、背凭れ部2においてマッサージ具28によって背凭れ面2aの左側部や右側部を前方へ突出させる動作との双方又は一方を動作させることができる。
具体的には、図11(a)において、駆動部12(図4参照)によって座本体7を右方向へ揺動させる際に、右のエアセル29bを膨張させて背凭れ面2aの右側部を突出させる動作を行わせ、さらに、脚載せ部23を左側へ揺動させた状態とする。また、図11(b)において、駆動部12によって座本体7を左方向へ揺動させる際に、左のエアセル29aを膨張させて背凭れ面2aの左側部を突出させる動作を行わせ、さらに、脚載せ部23を右側へ揺動させた状態とする。これにより、腰部を右側又は左側へ揺する動作に、上半身及び下半身を捻る動作を伴わせることができる。
また、この発明の椅子の制御装置5が有している記憶装置には、マッサージプログラムが複数記憶されている。マッサージプログラムは複数のマッサージステップから構成されている。各マッサージステップは、椅子に設けられたマッサージ具(例えば図1の背凭れ部2に設けた施療子4a等)に所定のマッサージ動作を行わせたり、座本体7を揺動させたりするように設定されている。
一つのマッサージステップにおいて、背凭れ部2に設けられたマッサージ具(施療子4a)による施療動作と、座本体7の往復揺動とが同時に行われないように設定されている。これは、座本体7が左右に往復揺動することによって、施療子4aが使用者の背骨に当接することを防止するためである。
しかし、あるマッサージプログラムにおいて、座本体7を左右の揺動位置に移動させ、その移動させた位置に座本体7を停止させた状態で、背凭れ部2に設けられたマッサージ具による施療動作を行うマッサージステップを有していてもよい。これにより、使用者に対する背凭れ部2のマッサージ具による施療範囲を広くすることができる。つまり、座本体7が中央位置A(図7参照)にある状態で、使用者Mに背凭れ部のマッサージ具を当てることができなかった部位に対して、座本体7を左右の揺動位置で停止させることによって、マッサージ具を当てることができる。
以上、本発明の椅子によれば、図7に示したように、座本体7が中央位置Aにある状態での座面7aの中心部における高さは、右又は左の揺動位置B1,B2にある状態での座面7aの高さよりも低いため、座本体7が中央位置Aと揺動位置B1,B2との間を移動することにより座面7aの高さが変化する。すなわち、座本体7は高さ方向の成分を有した揺動を行うことができ、この座本体7に座っている使用者Mに心地良いリラックス感を与えることができる。
そして、図5に示した駆動部12が座本体7を左右に往復揺動させることができるので、座本体7に座っている使用者を左右に揺することができ、また、この駆動部12は座本体7の揺動を周期的とすることができ、揺れが規則的であるため、リラックス効果の高い椅子とすることができる。
また、本発明の椅子は、図示する形態に限らずこの発明の範囲内において他の形態のものであっても良い。
例えば、図12は本発明の椅子の別の実施形態を示す模式図である。この図に示しているように、フレーム8が有している支持部材39は、座本体7を下から支持しているものである。この支持部材39は左右の側壁部10間に設けられており、支持部材39の上面が凹状の支持面30である。支持面30は滑らかな円弧形状であり、左右方向の中央部が両側部よりも低くなっている。そして、座本体7とこの支持面30との間に転がり部材31が介在している。これにより、座本体7は左右方向に揺動可能となる。そして、左右両側壁部10の内側に駆動部としてエアセル32がそれぞれ設けられている。左右のエアセル32はエアの給排によって膨縮することができ、左右のエアセル32が交互に膨張することによって座本体7を押すことができ、座本体7を左右に交互に揺動させる。
また、前記各実施形態では、座本体7を左右方向に揺動させる場合を説明したが、揺動方向は左右方向に限られない。すなわち、揺動方向を、左右方向若しくは前後方向、又は、左右方向と前後方向とのうちの少なくともいずれかの成分を含む方向としたり、このような成分を含む円軌道による運動としたりできる。この場合、前記支持部材9(図3参照)を金属製の棒部材とする以外に、可撓性のある部材(例えばワイヤ)としてもよい。
また、本発明の椅子において、図7(a)では、座本体7が右揺動位置B1及び左揺動位置B2にある状態で、座面7aが水平状となっている場合を説明したが、これ以外として、図示しないが、座面7aが中央位置A側へ下傾した状態となってもよい。
また、前記各実施形態では、図5に示したように、駆動部12を、モータ13を備えている構成としたが、これ以外であってもよく、図12のように、駆動部をエアの給排によって膨縮するエアセル32によって構成してもよい。
この発明の椅子の実施の一形態を示す斜視図である。 フレーム、座本体及び支持部材を有した座構造を示している斜視図である。 座本体及び支持部材を示している斜視図である。 座本体、支持部材及び駆動部を後方から見た斜視図である。 駆動部の斜視図である。 座本体の動作を説明する正面図である。 (a)は本発明の椅子を説明する模式図であり、(b)は従来の椅子を説明する模式図である。 本発明の椅子の座構造の変形例を示す模式図である。 本発明の椅子の他の実施形態を示す模式図である。 (a)は本発明の椅子が備えている背凭れ部の別の実施例の断面図であり、(b)はその背凭れ部の変形例を示している断面図である。 本発明の椅子を上から見た模式図であり、背凭れ部を断面により示している。 本発明の椅子の別の実施形態を示す模式図である。
符号の説明
1 座部
7 座本体
7a 座面
8 フレーム
9,39 支持部材
12 駆動部
20 センサ
A 中央位置
B1,B2 揺動位置

Claims (3)

  1. 上面が使用者を着座させる座面である座本体と、
    前後にリクライニング可能な背凭れ部と、
    前記背凭れ部に設けられたマッサージ具と、
    この座本体を、中央位置と、この中央位置から、座面の左右方向に揺動させた揺動位置とに移動可能に支持しているフレームと、を備え、
    前記座本体が前記中央位置にある状態での前記座面の高さは、前記揺動位置にある状態での前記座面の高さよりも低くなっており、
    前記マッサージ具は、前記座本体が前記揺動位置にある状態で施療を行う
    ことを特徴とする椅子。
  2. 前記マッサージ具として、施療子を有した施療ユニットを備え、
    前記座本体を揺動位置で停止させた状態で、施療子による施療動作を行なうことを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記マッサージ具として、背凭れ部の左右側部に設けられているエアセルを備え、
    座本体を揺動位置に移動させた際に、前記エアセルのいずれか一方を膨張させることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子。
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