[go: up one dir, main page]

JP5029509B2 - 流量センサ - Google Patents

流量センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5029509B2
JP5029509B2 JP2008162121A JP2008162121A JP5029509B2 JP 5029509 B2 JP5029509 B2 JP 5029509B2 JP 2008162121 A JP2008162121 A JP 2008162121A JP 2008162121 A JP2008162121 A JP 2008162121A JP 5029509 B2 JP5029509 B2 JP 5029509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
power supply
temperature detector
resistance temperature
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008162121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010002329A (ja
Inventor
博海 有吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008162121A priority Critical patent/JP5029509B2/ja
Publication of JP2010002329A publication Critical patent/JP2010002329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5029509B2 publication Critical patent/JP5029509B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、例えば内燃機関の吸入空気流量の測定に用いられる流量センサに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、電熱ヒータ(発熱抵抗体)と、発熱抵抗体に対して流体の下流側と上流側それぞれに設けられた、自身の温度変化に伴って自身の抵抗値も変化する2つの温度依存抵抗(測温抵抗体)を有する流量センサが提案されている。
一方向から流体が流れた場合、発熱抵抗体によって生成された温度分布が、一方向から他方向に変形する。これにより、一方の測温抵抗体の温度が下がり、他方の測温抵抗体の温度が高くなり、測温抵抗体間に温度差が生じる。上記したように、測温抵抗体は、自身の温度変化に伴って自身の抵抗値も変化する性質を有しているので、各測温抵抗体の抵抗値にも差が生じ、各測温抵抗体に掛かる電圧にも差が生じる。特許文献1では、上流側と下流側それぞれに設けられた2つの測温抵抗体、第1基準抵抗、及び第2基準抵抗によってブリッジ回路が形成されており、第1基準抵抗と下流側に設けられた測温抵抗体間の第1中点電位と、第2基準抵抗と上流側に設けられた測温抵抗体間の第2中点電位との電位差を測定することで、流量や流体の流れ方向を検出している。流体の流量は、電位差の絶対値から計測され、流体の流れ方向は、電位差の正負から検出される。
特開昭56−57914号公報
ところで、特許文献1に示される流量センサでは、2つの測温抵抗体の接地側の端部と発熱抵抗体の接地側の端部が、同一の接地配線と接続されている。そのため、発熱抵抗体に流入される電流量の変化によって発熱抵抗体の電圧降下が変動すると、接地配線自身が抵抗(配線抵抗)を有しているために、接地配線の電圧降下も変動する。これにより、測温抵抗体における接地配線側の端部の電位が変動し、測温抵抗体の電圧降下も変動する。すなわち、基準抵抗と測温抵抗体間の中点電位も変動してしまう。上記したように、流体の流量は、ブリッジ回路の第1中点電位と第2中点電位との電位差の絶対値から計測される。したがって、発熱抵抗体の電圧降下の変動に伴って、各中点電位の電位差にも変動が生じ、流量の検出信頼性が低下する虞がある。
また、流体の流量が微量な場合、測定される第1中点電位と第2中点電位の電位差も微量となる。そのため、上記した発熱抵抗体の電圧降下の変動によって、電位差の正負が逆転してしまい、流体の流れ方向を誤って検出してしまう可能性がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、流量と流れ方向の検出信頼性の低下が抑制された流量センサを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電流の印加によって発熱する発熱抵抗体と、温度に応じて抵抗値が変化する複数の温度測定用抵抗体を有するセンサ部と、少なくともセンサ部の出力信号を処理し、その出力信号を処理する出力部を有する回路部と、電源電位とされ、センサ部及び回路部と配線を介して電気的に接続された電源端子、接地電位とされ、センサ部及び回路部と配線を介して電気的に接続された接地端子、及び回路部と電気的に接続されて、出力部によって処理された出力信号を外部に出力する出力端子を有する外部接続用端子と、を備える流量センサであって、接地端子として、互いに電気的に独立して設けられた第1接地端子と第2接地端子を有し、発熱抵抗体と第1接地端子とを電気的に接続する第1接地配線と、複数の温度測定用抵抗体と第2接地端子とを電気的に接続する第2接地配線とが、電気的に独立していることを特徴とする。
このように本発明によれば、発熱抵抗体と接地端子とを電気的に接続する第1接地配線と、温度測定用抵抗体と接地端子とを電気的に接続する第2接地配線が、電気的に独立している。また、第1接地配線が接続された接地端子(第1接地端子)と、第2接地配線が接続された接地端子(第2接地端子)が、電気的に独立している。すなわち、発熱抵抗体の電圧降下の変動が、温度測定用抵抗体における第2接地配線側の電位に影響しない構成となっている。これにより、流量と流れ方向の検出信頼性の低下が抑制される。
請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載のように、発熱抵抗体と電源端子とを電気的に接続する第1電源配線と、温度測定用抵抗体と電源端子とを電気的に接続する第2電源配線が、電気的に独立している構成が好ましい。
これによれば、発熱抵抗体に流れる電流量の変化に伴って、第2電源配線に流れる電流量が殆ど変化しない構成となっている。これにより、流量と流れ方向の検出信頼性の低下が抑制される。
請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載のように、電源端子として、互いに電気的に独立して設けられた第1電源端子と第2電源端子を有し、第1電源端子は第1電源配線と接続され、第2電源端子は第2電源配線と接続されている構成が好ましい。
請求項2に記載の発明においては、請求項4に記載のように、第1電源配線と第2電源配線が、共通の電源端子に接続されている構成としても良い。これによれば、外部接続用端子の数を減らすことができる。
なお、請求項1〜4いずれかに記載の発明においては、請求項5に記載のように、センサ部を構成する発熱抵抗体と、複数の温度測定用抵抗体としての測温抵抗体、傍熱抵抗体、及び流体温度測温抵抗体は、同一の基板における一面上に設けられ、測温抵抗体は、発熱抵抗体の上流側と下流側に発熱抵抗体に対して対称配置された上流側測温抵抗体及び下流側測温抵抗体を有し、傍熱抵抗体は、発熱抵抗体の近傍に配置され、流体温度よりも所定温度高くなるように制御され、流体温度測温抵抗体は、流体の温度を測定すべく、発熱抵抗体から離れた位置に配置され、回路部は、出力部とともに、傍熱抵抗体の温度を所定の温度に保つように、発熱抵抗体に流す電流を制御する電流制御部を有し、センサ部が形成された基板とは別の基板に構成されている流量センサに適応することができる。
請求項5に記載の発明においては、請求項6に記載のように、傍熱抵抗体は、略コの字状とされ、互いに略平行とされた一対の折り返し部と、折り返し部の一方の端部間を連結する連結部を備えており、発熱抵抗体に対して、一対の折り返し部が対称配置されていることが好ましい。これによれば、発熱抵抗体の熱を、傍熱抵抗体に効率的に印加することができると共に、上流側測温抵抗体及び下流側測温抵抗体に同量の熱を印加することができる。
請求項5又は請求項6に記載の発明においては、請求項7に記載のように、流体温度測温抵抗体は、第1流体温度測温抵抗体、第2流体温度測温抵抗体、及び第3流体温度測温抵抗体を有し、電源端子側に配置された第1流体温度測温抵抗体と接地端子側に配置された第2流体温度測温抵抗体が直列接続され、電源端子側に配置された第3流体温度測温抵抗体と接地端子側に配置された傍熱抵抗体が直列接続されて、第1ブリッジ回路が構成されており、第1ブリッジ回路の2つの中点端子が、電流制御部と電気的に接続されている構成を採用しても良い。
請求項5〜7いずれかに記載の発明においては、請求項8に記載のように、上流側測温抵抗体は、第1測温抵抗体及び第2測温抵抗体を有し、下流側測温抵抗体は、第3測温抵抗体及び第4測温抵抗体を有しており、基板上において、発熱抵抗体に対して、第1測温抵抗体と前記第4測温抵抗体が対称配置され、第2測温抵抗体と前記第3測温抵抗体が対称配置されており、電源端子側に配置された第1測温抵抗体と接地端子側に配置された第3測温抵抗体が直列接続され、電源端子側に配置された第4測温抵抗体と接地端子側に配置された第2測温抵抗体が直列接続されて、第2ブリッジ回路が構成されており、第2ブリッジ回路の2つの中点端子が、出力部と電気的に接続されている構成を採用しても良い。
請求項5〜8いずれかに記載の発明においては、請求項9に記載のように、基板に薄肉部が形成され、該薄肉部形成領域上に測温抵抗体、傍熱抵抗体、及び発熱抵抗体が形成されており、基板における薄肉部形成領域以外の領域に、流体温度測温抵抗体が形成されている構成が好ましい。これによれば、薄肉部によって、測温抵抗体、傍熱抵抗体、及び発熱抵抗体と、流体温度測温抵抗体を熱的に分離することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る流量センサのAssy後の状態を示す概略斜視図である。図2は、図1において流量センサを拡大した平面図である。図3は、センサチップの概略構成を示す平面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、図3のV−V線に沿う断面図である。図6は、流量センサの回路図である。なお、図4においては、便宜上、抵抗体13〜22を省略している。また、以下においては、流体の流れ方向を、単に流れ方向と示し、流れ方向に対して垂直な方向を単に垂直方向と示す。
図1に示すように、流量センサ100は、流体の流量や流れ方向を測定するセンサチップ10が流体に晒されるように、内燃機関の吸気流路内に配置される。流量センサ100は、図2に示すように、要部として、流体に晒されるセンサチップ10と、該センサチップ10と電気的に接続される回路チップ30と、該回路チップ30を介してセンサチップ10と電気的に接続される外部接続用端子50と、センサチップ10及び回路チップ30を搭載し、外部接続用端子50と一体的に形成された支持部70と、を有している。
センサチップ10は、例えばシリコン基板11(以下、単に基板11と示す)からなるものである。図3に示すように、基板11の一面上には、絶縁膜12が形成されており、その絶縁膜12上に、自身の温度に応じて自身の抵抗値が変化する温度測定用抵抗体13と、電流の印加によって自身が発熱する発熱抵抗体14が形成されている。温度測定用抵抗体13は、発熱抵抗体14の近傍に配置された傍熱抵抗体15、発熱抵抗体14に対して対称となるように配置された測温抵抗体16〜19、及び抵抗体14〜19とは離間した位置に配置された流体温度測温抵抗体20〜22を有している。これら抵抗体13〜22は、例えば、白金(Pt)やポリシリコン(Poly−Si)を真空蒸着やスパッタリングすることによって、基板11(絶縁膜12)上に、それぞれを電気的に接続する配線(図示略)とともに形成される。該配線にはパッド23が接続されおり、パッド23が、ボンディングワイヤ32を介して、後述する回路チップ30のパッド31と電気的に接続される。本実施形態において、基板11上に形成された配線は、発熱抵抗体14と抵抗体15〜22(温度測定用抵抗体13)が電気的に独立するように形成されている。したがって、基板11上において、発熱抵抗体14と抵抗体15〜22(温度測定用抵抗体13)は、電気的に独立している。なお、図3及び図4に示すように、基板11には、基板11の裏面からエッチングすることによってメンブレン24(特許請求の範囲に記載の薄肉部に相当)が形成されている。抵抗体14〜19は、メンブレン24上に設けられており、流体温度測温抵抗体20〜22はメンブレン24以外の領域に形成されている。これにより、流体温度測温抵抗体20〜22が、抵抗体14〜19と熱的に分離される。流体の温度は流体温度測温抵抗体20〜22の抵抗値に基づいて決定される。したがって、発熱抵抗体14による熱の影響が抑制された状態で、流体の温度を検出することができる。
発熱抵抗体14は、電流の印加によって自身が発熱するものである。図3に示すように、発熱抵抗体14は、平面略矩形状を有しており、その長手辺が、垂直方向に対して略平行となるように、流れ方向における基板11の中心に形成されている。なお、後述するが、本実施形態では、発熱抵抗体14の一端がスイッチング素子34を介して電源端子51と接続されて、他端が第1接地端子54と接続されている。したがって、スイッチング素子34が駆動されると、発熱抵抗体14と電源端子51(外部電源)が接続されて、これによって発熱抵抗体14に電流が印加され、発熱抵抗体14が発熱するようになっている。
傍熱抵抗体15は、流体の温度よりも所定温度高くなるように制御されており、図3に示すように、略コの字状とされ、互いに略平行とされた一対の折り返し部15a,15bと、一対の折り返し部15a,15bの端部を連結する連結部15cを有している。そして、上流側に配置された上流側折り返し部15aと、下流側に配置された下流側折り返し部15bは、それぞれ発熱抵抗体14に対して対称となるように設けられている。なお、図5に示される符号12aは、抵抗体13〜22とその配線を保護するための保護膜12aである。
測温抵抗体16〜19は、それぞれ同一の平面略矩形状を有しており、いずれの測温抵抗体16〜19も、その長手辺が垂直方向に対して略平行となるように、基板11上に形成されている。測温抵抗体16〜19のうち、2つの測温抵抗体16,17が流体の流れ方向に対して上流側に形成され、他の2つの測温抵抗体18,19が下流側に形成されている。図3及び図5に示すように、発熱抵抗体14に対して、上流側に配置された第1測温抵抗体16と下流側に配置された第4測温抵抗体19はそれぞれ対称な関係となっており、上流側に配置された第2測温抵抗体17と下流側に配置された第3測温抵抗体18がそれぞれ対称な関係となっている。そして、傍熱抵抗体15の上流側折り返し部15aと第1測温抵抗体16の距離が、下流側折り返し部15bと第4測温抵抗体19の距離と等しく、上流側折り返し部15aと第2測温抵抗体17の距離が、下流側折り返し部15bと第3測温抵抗体18の距離と等しくなっている。
本実施形態では、図6に示すように、電源端子51側に、第1測温抵抗体16と第4測温抵抗体19が配置され、接地端子53側に、第3測温抵抗体18と第2測温抵抗体17が配置されており、第1測温抵抗体16と第3測温抵抗体18が直列に接続され、第4測温抵抗体19と第2測温抵抗体17が直列に接続されて、第2ブリッジ回路93が構成されている。第2ブリッジ回路93の2つの中点端子は、それぞれ第2差動増幅器36と電気的に接続されており、これにより、第1測温抵抗体16と第3測温抵抗体18間の電位V3と、第4測温抵抗体19と第2測温抵抗体17間の電位V4が第2差動増幅器36に入力される。電位差(V3−V4)は第2差動増幅器36によって差動増幅され、出力端子52を介して外部ECU(図示略)に出力される。これにより、流体の流量や流れ方向が検出されるようになっている。
ここで、流体の流量や流れ方向が検出される仕組みを説明する。図5に示すように、無風状態では、発熱抵抗体14を中心とする対称な温度分布T1が形成される。したがって、無風状態においては、発熱抵抗体14に対して対称な位置に形成されている第1測温抵抗体16と第4測温抵抗体19に伝達される熱量はほぼ等しく、第2測温抵抗体17と第3測温抵抗体18に伝達される熱量はほぼ等しくなる。これにより、第1測温抵抗体16と第4測温抵抗体19の抵抗値は互いにほぼ等しく、第2測温抵抗体17と第3測温抵抗体18の抵抗値は互いにほぼ等しくなる。したがって、無風状態では、測温抵抗体16,18間の電位V3と測温抵抗体19,17間の電位V4は互いに等しく、電位差(V3−V4)はゼロとなる。しかしながら、例えば、図5に示すように、流体が上流側から下流側に流れると、それに伴い、温度分布T1の中心位置が発熱抵抗体14の中心位置から下流側に移動し、図中で破線で示される新たな温度分布T2が形成される。したがって、上流側に配置されている測温抵抗体16,17の温度が低くなり、下流側に配置されている測温抵抗体18,19の温度が上昇する。これにより、例えば、上流側の測温抵抗体16,17の抵抗値が下降し、下流側の測温抵抗体18,19の抵抗値が上昇することとなる。電位差(V3−V4)は、もはやゼロとはならなく、この場合、電位差(V3−V4)は正の値をとる。反対に、下流側から上流側に流体が流れると、温度分布T1の中心位置が発熱抵抗体14の中心位置から上流側に移動するので、例えば、上流側の測温抵抗体16,17の抵抗値が上昇し、下流側の測温抵抗体18,19の抵抗値が下降する。したがって、この場合、電位差(V3−V4)は負の値をとる。このように、流体の流れ方向に対して、電位差(V3−V4)が正負の値をとるので、この正負の値を判定することにより、流体の流れ方向が検出される。また、流体の流量が多い場合、温度分布は大きく移動するので、測温抵抗体16〜19の抵抗値も大きく変動し、電位差(V3−V4)も大きく変動する。このように、流体の流量と電位差は比例の関係となっている。したがって、電位差(V3−V4)の絶対値を測定することにより、流体の流量が検出される。
流体温度測温抵抗体20〜22は、流体の温度を測定するものである。本実施形態においては、発熱抵抗体14に対して対称となるように、第1流体温度測温抵抗体20と第2流体温度測温抵抗体21がそれぞれ上流側と下流側に配置されており、第3流体温度測温抵抗体22が、上流側に配置されている。なお、後述するが、本実施形態では、電源端子51側に、第1流体温度測温抵抗体20と第3流体温度測温抵抗体22が配置され、接地端子53側に、第2流体温度測温抵抗体21と上記した傍熱抵抗体15が配置されており、第1流体温度測温抵抗体20と第2流体温度抵抗体21が直列接続され、第3流体温度測温抵抗体22と傍熱抵抗体15が直列接続されて、第1ブリッジ回路92が構成されている。そして、第1流体温度測温抵抗体20と第2流体温度測温抵抗体21間の電位V1と、第3流体温度測温抵抗体22と傍熱抵抗体15間の電位V2との電位差(V1−V2)を測定することにより、発熱抵抗体14に流れる電流量が決定されるようになっている。電位V1は、流体温度測温抵抗体20,21間の電位なので、電位V1は変化しなく、一定値をとる。しかしながら、電位V2は、第3流体温度測温抵抗体22と傍熱抵抗体15間の電位なので、温度変化により傍熱抵抗体15の抵抗値が変動すると、電位V2は変化する。なお、電位差(V1−V2)は、傍熱抵抗体15が所定の温度であるときにはゼロとなるように設定されている。
回路チップ30は、図6に示すように、流体温度測温抵抗体20,21間の電位V1と第3流体温度測温抵抗体22と傍熱抵抗体15間の電位V2との電位差(V1−V2)を増幅する第1差動増幅器33、及び該第1差動増幅器33の出力信号に基づいて発熱抵抗体14に流す電流量を制御するスイッチング素子34を有する電流制御部35と、測温抵抗体16,18間の電位V3と測温抵抗体19,17間の電位V4との電位差(V3−V4)を増幅する第2差動増幅器36(特許請求の範囲に記載の出力部に相当)と、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93(電源端子51側に配置された抵抗体16,19,20,22)の一端に掛かる電位を一定にするための定電圧回路37と、を備えるものである。本実施形態では、スイッチング素子34として、バイポーラトランジスタを採用している。なお、スイッチング素子34としては、MOSトランジスタを採用しても良い。
外部接続用端子50は、外部電源(図示略)と接続される電源端子51と、第2差動増幅器36から出力される出力信号に基づいて、流体の流量や流れ方向を検出する外部ECU(図示略)と接続される出力端子52と、発熱抵抗体14、第1ブリッジ回路92、及び第2ブリッジ回路93の一端を接地するための接地端子53と、を有している。本実施形態において、接地端子53は、第1接地配線90を介して発熱抵抗体14と電気的に接続される第1接地端子54と、第2接地配線91を介して抵抗体15〜22(温度測定用抵抗体13)と電気的に接続される第2接地端子55と、を有している。なお、本実施形態に係る外部接続用端子50は、一つのリードフレームによって構成されており、図2に示すように、該リードフレームのアイランド56が、第2接地端子55と一体化されている。
支持部70は、図2に示すように、回路チップ30を搭載し、センサチップ10のパッド15と回路チップ30のパッド31、及び回路チップ30のパッド31と外部接続用端子50とをそれぞれボンディングワイヤ32によって電気的に接続した後で、その接続部と回路チップ30を保護する樹脂(図示略)を貯留するための貯留部71と、センサチップ10を搭載し、センサチップ10を流体に晒すための舌部72とを有している。貯留部71の底部には、アイランド56の一面が露出されて固定されており、該アイランド56の一面上に、回路チップ30が搭載されている。
次に、本実施形態に係る流量センサ100の回路構成の特徴部分を説明する。図6に示すように、発熱抵抗体14は、その一端がスイッチング素子34と電源配線94を介して電源端子51と接続され、他端が第1接地配線90を介して第1接地端子54と接続されている。また、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93は、その一端が定電圧回路37と電源配線94を介して電源端子51と接続され、他端が第1接地配線90とは電気的に独立した第2接地配線91を介して第2接地端子55と接続されている。したがって、後述するスイッチング動作によって生じる発熱抵抗体14の電圧降下の変動が、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の第2接地配線91側の電位(すなわち、抵抗体18,17,21,15の第2接地配線91側の端部の電位)に影響しない構成となっている。なお、図6における符号95は第1接地配線90の配線抵抗95を示し、符号96は第2接地配線91の配線抵抗96を示している。
次に、スイッチング素子34のスイッチング動作についての説明をする。図6に示すように、3つの流体温度測温抵抗体20〜22と傍熱抵抗体15によって第1ブリッジ回路92が構成されている。第1ブリッジ回路92の2つの中点端子は、それぞれ電流制御部35の第1差動増幅器33と電気的に接続されており、これによって、流体温度測温抵抗体20,21間の電位V1と、第3流体温度測温抵抗体22と傍熱抵抗体15間の電位V2が第1差動増幅器33に入力され、電位差(V1−V2)が第1差動増幅器33によって差動増幅されて、スイッチング素子34のベース電極に出力される。傍熱抵抗体15が所定温度である場合には、電位差(V1−V2)は、ゼロになるように設定されているので、この場合、スイッチング素子34は駆動しない。しかしながら、傍熱抵抗体15が所定温度よりも低くなると、例えば傍熱抵抗体15の抵抗値が下降し、電位V2も下降する。すなわち、電位V2が、電位V1よりも小さい値となるので、電位差(V1−V2)は、正の値をとることとなる。この正の電位差(V1−V2)が第1差動増幅器33に入力され、第1差動増幅器33によって差動増幅される。増幅された電位差(V1−V2)は、スイッチング素子34のベース電極に出力される。これにより、スイッチング素子34が駆動されて、発熱抵抗体14と電源端子51が接続され、発熱抵抗体14に電流が流れる。これにより、発熱抵抗体14が発熱され、発熱抵抗体14の近傍に配置された傍熱抵抗体15と測温抵抗体16〜19に熱が印加される。傍熱抵抗体15の温度が所定温度まで上昇されると、例えば、傍熱抵抗体15の抵抗値も上昇し、電位V2が所定温度における値(V1)まで上昇する。これにより、電位差(V1−V2)がゼロとなり、スイッチング素子34の駆動が停止し、発熱抵抗体14に流れる電流が遮断される。なお、傍熱抵抗体14が所定温度よりも高くなった場合には、例えば傍熱抵抗体15の抵抗値も上昇し、電位V2がV1よりも大きくなる。これにより、電位差(V1−V2)が負の値をとることとなり、スイッチング素子34のベース電極に、第1差動増幅器33によって差動増幅された負の電位差が入力されることとなる。この場合、スイッチング素子34は駆動されなく、従って、発熱抵抗体14に電流が流れないようになっている。このように、電流制御部35によって、傍熱抵抗体15の温度が所定値となるように、フィードバック加熱制御されている。以上が、スイッチング素子34のスイッチング動作である。
次に、本実施形態に係る流量センサの効果を説明する。上記したスイッチング動作によって、発熱抵抗体14に流れる電流量が変化すると、それに伴って、発熱抵抗体14の電圧降下も変動する。すると、接地配線自身も抵抗(配線抵抗)を有しているために、発熱抵抗体14と接続されている接地配線の電圧降下も変動する。したがって、接地配線側において、発熱抵抗体14と例えば第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の一端(抵抗体18,17,21,15の一端)が電気的に接続されている場合には(接地配線が共通となっている場合には)、接地配線の配線抵抗の電圧降下が変動するために、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の一端に掛かる電位も変動してしまう。すなわち、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93に掛かる電圧が変動してしまう。しかしながら、上記したように、本実施形態では、発熱抵抗体14と接続される第1接地配線90が、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の一端(抵抗体18,17,21,15の一端)と接続される第2接地配線91と電気的に独立した構成となっている。したがって、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の第2接地配線91側の電位(抵抗体18,17,21,15の第2接地配線91側の端部の電位)が、発熱抵抗体14の電圧降下の変動の影響を受けない構成となっている。すなわち、第1ブリッジ回路92と第2ブリッジ回路93の中点電位である電位V1〜V4が、発熱抵抗体14の電圧降下の変動の影響を受けない構成となっている。これにより、流量と流れ方向の検出信頼性の低下が抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、接地端子53が第1接地端子54と第2接地端子55を有しており、第1接地端子54と第1接地配線90が接続され、第2接地端子55と第2接地配線91が接続される例を示した。しかしながら、図7に示すように、接地端子53が1つの接地端子57のみを有しており、接地端子57に第1接地配線90と第2接地配線91が接続される構成としても良い。これにより、外部接続用端子50(接地端子53)の数を減らすことができる。なお、図7は、流量センサの変形例を示す回路図である。
本実施形態においては、発熱抵抗体14の一端がスイッチング素子34を介して電源配線94と接続され、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の一端(抵抗体16,19,20,22の一端)が定電圧回路37を介して電源配線94と接続されている例を示した。すなわち、発熱抵抗体14の一端、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の一端それぞれが、電源配線94と接続される例を示した。しかしながら、図8に示すように、電源配線94が、それぞれ電気的に独立した第1電源配線97と第2電源配線98を有しており、第1電源配線97とスイッチング素子34を介して発熱抵抗体14が接続され、第2電源配線98と定電圧回路37を介して第1ブリッジ回路92と第2ブリッジ回路93が接続される構成としても良い。これにより、スイッチング動作によって、発熱抵抗体14に流れる電流量の変化に伴って、抵抗体15〜22(温度測定用抵抗体13)に流れる電流量が変化しない構成となっている。したがって、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の第2電源配線98側の電位(すなわち、抵抗体16,19,20,22の第2電源配線98側の電位)が、発熱抵抗体14の電圧降下の変動の影響を受けない構成となっている。すなわち、第1ブリッジ回路92と第2ブリッジ回路93の中点電位である電位V1〜V4が、発熱抵抗体14の電圧降下の変動の影響を受けない構成となっている。これにより、流量と流れ方向の検出信頼性の低下が抑制される。また、図9に示すように、電源端子51が、第1電源配線97(発熱抵抗体14)と接続される第1電源端子58と、第2電源配線98(抵抗体15〜22)と接続される第2電源端子59とを有する構成としても良い。しかしながら、この構成の場合、電源端子51(外部接続用端子50)の数が増えてしまうので、電源端子51は1つのほうが好ましい。図8,9は、流量センサの変形例を示す回路図である。
なお、図6〜図9に示すように、第1ブリッジ回路92及び第2ブリッジ回路93の電源配線94側の一端(抵抗体16,19,20,22の電源配線94側の一端)には、その一端に掛かる電位を一定にするための定電圧回路37が接続されている。したがって、スイッチング動作によって、発熱抵抗体14に流れる電流量の変化に伴って、第1ブリッジ回路92と第2ブリッジ回路93の一端に印加される電位の変化が、定電圧回路37によって抑制された構成となっている。しかしながら、スイッチング動作によって電源端子51から供給される電流量が変化すると、それに伴い、定電圧回路37の電源電圧特性も変化してしまい、第1ブリッジ回路92と第2ブリッジ回路93の一端に印加される電位も変化し、電位V1〜V4も変化してしまうことが懸念される。したがって、図8及び図9に示すように、電源配線94は、電気的に独立した第1電源配線97と第2電源配線98を有する構成が好ましい。
流量センサのAssy後の状態を示す概略斜視図である。 図1おいて流量センサを拡大した平面図である。 センサチップの概略構成を示す平面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 流量センサの回路図である。 流量センサの変形例を示す回路図である。 流量センサの変形例を示す回路図である。 流量センサの変形例を示す回路図である。
符号の説明
10・・・センサチップ
13・・・温度測定用抵抗体
14・・・発熱抵抗体
16〜19・・・測温抵抗体
30・・・回路チップ
36・・・第2差動増幅器
50・・・外部接続用端子
51・・・電源端子
52・・・出力端子
53・・・接地端子
70・・・支持部
90・・・第1接地配線
91・・・第2接地配線
100・・・流量センサ

Claims (9)

  1. 電流の印加によって発熱する発熱抵抗体と、温度に応じて抵抗値が変化する複数の温度測定用抵抗体を有するセンサ部と、
    少なくとも前記センサ部の出力信号を処理し、その出力信号を処理する出力部を有する回路部と、
    電源電位とされ、前記センサ部及び前記回路部と配線を介して電気的に接続された電源端子、接地電位とされ、前記センサ部及び前記回路部と配線を介して電気的に接続された接地端子、及び前記回路部と電気的に接続されて、前記出力部によって処理された前記出力信号を外部に出力する出力端子を有する外部接続用端子と、を備える流量センサであって、
    前記接地端子として、互いに電気的に独立して設けられた第1接地端子と第2接地端子を有し、
    前記発熱抵抗体と前記第1接地端子とを電気的に接続する第1接地配線と、複数の前記温度測定用抵抗体と前記第2接地端子とを電気的に接続する第2接地配線とが、電気的に独立していることを特徴とする流量センサ。
  2. 前記発熱抵抗体と前記電源端子とを電気的に接続する第1電源配線と、前記温度測定用抵抗体と前記電源端子とを電気的に接続する第2電源配線が、電気的に独立していることを特徴とする請求項1に記載の流量センサ。
  3. 前記電源端子として、互いに電気的に独立して設けられた第1電源端子と第2電源端子を有し、
    前記第1電源端子は前記第1電源配線と接続され、前記第2電源端子は前記第2電源配線と接続されていることを特徴とする請求項2に記載の流量センサ。
  4. 前記第1電源配線と前記第2電源配線が、共通の前記電源端子に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の流量センサ。
  5. 前記センサ部を構成する前記発熱抵抗体と、複数の前記温度測定用抵抗体としての測温抵抗体、傍熱抵抗体、及び流体温度測温抵抗体は、同一の基板における一面上に設けられ、
    前記測温抵抗体は、前記発熱抵抗体の上流側と下流側に前記発熱抵抗体に対して対称配置された上流側測温抵抗体及び下流側測温抵抗体を有し、
    前記傍熱抵抗体は、前記発熱抵抗体の近傍に配置され、流体温度よりも所定温度高くなるように制御され、
    前記流体温度測温抵抗体は、流体の温度を測定すべく、前記発熱抵抗体から離れた位置に配置され、
    前記回路部は、前記出力部とともに、前記傍熱抵抗体の温度を所定の温度に保つように、前記発熱抵抗体に流す電流を制御する電流制御部を有し、前記基板とは別の基板に構成されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の流量センサ。
  6. 前記傍熱抵抗体は、略コの字状とされ、互いに略平行とされた一対の折り返し部と、前記折り返し部の一方の端部間を連結する連結部を備えており、
    前記発熱抵抗体に対して、一対の前記折り返し部が対称配置されていることを特徴とする請求項5に記載の流量センサ。
  7. 前記流体温度測温抵抗体は、第1流体温度測温抵抗体、第2流体温度測温抵抗体、及び第3流体温度測温抵抗体を有し、
    前記電源端子側に配置された前記第1流体温度測温抵抗体と前記接地端子側に配置された前記第2流体温度測温抵抗体が直列接続され、前記電源端子側に配置された前記第3流体温度測温抵抗体と前記接地端子側に配置された前記傍熱抵抗体が直列接続されて、第1ブリッジ回路が構成されており、
    前記第1ブリッジ回路の2つの中点端子が、前記電流制御部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の流量センサ。
  8. 前記上流側測温抵抗体は、第1測温抵抗体及び第2測温抵抗体を有し、前記下流側測温抵抗体は、第3測温抵抗体及び第4測温抵抗体を有しており、
    前記基板上において、前記発熱抵抗体に対して、前記第1測温抵抗体と前記第4測温抵抗体が対称配置され、前記第2測温抵抗体と前記第3測温抵抗体が対称配置されており、
    前記電源端子側に配置された前記第1測温抵抗体と前記接地端子側に配置された前記第3測温抵抗体が直列接続され、前記電源端子側に配置された前記第4測温抵抗体と前記接地端子側に配置された前記第2測温抵抗体が直列接続されて、第2ブリッジ回路が構成されており、
    前記第2ブリッジ回路の2つの中点端子が、前記出力部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項5〜7いずれか1項に記載の流量センサ。
  9. 前記基板に薄肉部が形成され、
    該薄肉部形成領域上に前記測温抵抗体、前記傍熱抵抗体、及び前記発熱抵抗体が形成されており、
    前記基板における前記薄肉部形成領域を除く領域に、前記流体温度測温抵抗体が形成されていることを特徴とする請求項5〜8いずれか1項に記載の流量センサ。
JP2008162121A 2008-06-20 2008-06-20 流量センサ Active JP5029509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008162121A JP5029509B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 流量センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008162121A JP5029509B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 流量センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010002329A JP2010002329A (ja) 2010-01-07
JP5029509B2 true JP5029509B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=41584176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008162121A Active JP5029509B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 流量センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5029509B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150829A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018003394B4 (de) 2017-09-29 2024-09-05 Hitachi Astemo, Ltd. Detektionsvorrichtung für physikalische Größen
JP7022646B2 (ja) * 2018-05-08 2022-02-18 愛知時計電機株式会社 熱線式流量計

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137842U (ja) * 1982-03-12 1983-09-16 日本電子機器株式会社 内燃機関の電子制御燃料噴射装置
JP2740259B2 (ja) * 1989-05-11 1998-04-15 株式会社日立製作所 熱式空気流量計
JP2006258676A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Hitachi Ltd 熱式流量計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150829A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 熱式流量計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010002329A (ja) 2010-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5055349B2 (ja) 熱式ガスセンサ
US8336376B2 (en) Thermal flow meter
JP3366818B2 (ja) 熱式空気流量計
CN101680788B (zh) 热式流量计
JP4558647B2 (ja) 熱式流体流量計
CN101308036A (zh) 热式流量计
JP4157034B2 (ja) 熱式流量計測装置
US7010971B2 (en) Heating resistor type flow-measuring device having a heating resistor and a thermoresistance, whose resistance value varies in response to the ambient temperature
JP5029509B2 (ja) 流量センサ
JP5153996B2 (ja) 熱式流量計測装置
JP5079723B2 (ja) 湿度センサ
WO2003093838A1 (fr) Capteur de vitesse d'ecoulement
JP2005283381A (ja) 発熱抵抗式流量測定装置
JP3454265B2 (ja) 熱式流速センサ
JPH09318412A (ja) 熱式流速センサ
JP2006200991A (ja) 流量センサ
JP5628236B2 (ja) 熱式湿度センサ
JP3991161B2 (ja) 流速センサ
JP3577902B2 (ja) 熱式流速センサ
JPH11148945A (ja) 流速センサ及び流速測定装置
JP4089657B2 (ja) 空気流量センサ
JPWO2017203860A1 (ja) 湿度測定装置
CN115769084A (zh) 流量传感器元件
JP2001235355A (ja) 熱式流量計及びその調整方法
JP2001141538A (ja) 測定器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5029509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250