JP5017885B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、入力画像データの彩度情報により決定した彩度強調量に基づいて、各色成分に対する彩度強調を行うことで、少ない計算量で、色成分間のバランスが自然な彩度強調を行うことが可能な画像処理手法が開示されている。
さらに、特許文献3には、R、G、B映像データもしくは、輝度データより任意期間での映像特性を求めて折れ線ポイントデータを生成し、当該折れ線ポイントデータと入力R、G、B映像データを用いて演算処理を行い、ポイント間の出力階調データを求めて表示パネルに出力することにより、映像データに応じて、適切なコントラストを得て、映像を鮮明に表示することができる液晶表示装置が開示されている。
また、特許文献4には、画素ごと或いは領域ごとに設定された輝度補正データを格納する補正テーブルを複数有し、当該補正テーブルのうちモータの位相情報に基づいて決定された補正テーブルから読み出した補正データに基づいて、ディジタル映像データを補正する投射型映像表示装置が開示されている。
また、特許文献5には、サブフィールドの前半にオン電圧を集中させるようにサブフィールドを制御するコードが格納されたROMと、階調数を増大させるようにサブフィールドを制御するコードが格納されたROMとを有し、1フィールドを時間軸上で複数のサブフィールドに分割して、表示データの各画素が動画のエッジ部分であるか否かを判別し、動画のエッジ部分では応答性に優れた表示を可能にするコードを、その他の部分では階調再現性に優れた表示を可能にするコードをROMから選択することで、応答性重視モードでの表示及び階調再現性重視モードでの表示を可能にした電気光学装置が開示されている。
1フレーム分の画像データにおける各画素データの輝度から算出した所定の統計値により、当該1フレーム分の画像データの代表輝度を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記代表輝度に基づいて、前記各画素データの補正を行う補正手段と、
を備え、
前記決定手段は、
前記画像データにおける前記各画素データに基づいて輝度値を検出する輝度検出回路と、
該輝度検出回路が検出した輝度値に基づいてパルスを発生するパルス発生回路と、
当該パルス発生回路が発生したパルス信号をそれぞれカウントすべく、輝度のレベル数と同数だけ設けられた複数のヒストグラムカウンタと、
各々のヒストグラムカウンタでカウントされたカウント値を保持するヒストグラムレジスタと、
該ヒストグラムレジスタによって生成されたヒストグラムから前記画像データの輝度の統計値としての中央値である輝度中央値を算出する算出手段とを備え、
前記補正手段は、
画素データにおける輝度と、当該輝度の補正値であって、高輝度レベルの画素データに対しては輝度を上げるとともに、低輝度レベルの画素データに対しては輝度を下げるような補正値とを対応付けて記憶する補正値テーブルと、
前記各画素データの補正値を、前記補正値テーブルを参照して決定する補正値決定手段と、
前記補正値決定手段により決定された前記補正値に基づいて、前記各画素データを補正する画像データ補正手段と、
を備え、
前記補正値テーブルは、各輝度レベルに対応する数が用意されたものであって、
前記算出手段により算出された前記輝度中央値を前記代表輝度とし、
輝度を動的に変化させることによりコントラスト表示を行うことを特徴とする。
1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データに分割して、分割された各ブロック画像データにおける各画素データの輝度から算出した所定の統計値により、ブロック画像データ毎の代表輝度を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記ブロック画像データ毎の前記代表輝度に基づいて、前記各画素データの補正を行う補正手段と、
を備え、
前記決定手段は、
前記1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データに分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された前記ブロック画像データ毎に、各ブロック画像データにおける前記各画素データに基づいて輝度値を検出する輝度検出回路と、
該輝度検出回路が検出した輝度値に基づいてパルスを発生するパルス発生回路と、
当該パルス発生回路が発生したパルス信号をそれぞれカウントすべく、輝度のレベル数と同数だけ設けられた複数のヒストグラムカウンタと、
各々のヒストグラムカウンタでカウントされたカウント値を保持するヒストグラムレジスタと、
該ヒストグラムレジスタによって生成されたヒストグラムから前記ブロック画像データ毎の輝度の統計値としての中央値である輝度中央値を算出する算出手段と、を備え、
前記補正手段は、
画素データにおける輝度と、当該輝度の補正値であって、高輝度レベルの画素データに対しては輝度を上げるとともに、低輝度レベルの画素データに対しては輝度を下げるような補正値とを対応付けて記憶する補正値テーブルと、
前記各画素データの補正値を、前記補正値テーブルを参照して決定する補正値決定手段と、
前記補正値決定手段により決定された前記補正値に基づいて、前記各画素データを補正する画像データ補正手段と、
を備え、
前記補正値テーブルは、各輝度レベルに対応する数が用意されたものであって、
前記算出手段により算出された前記輝度中央値を前記代表輝度とし、
輝度を動的に変化させることによりコントラスト表示を行うことを特徴とする。
高輝度レベルの代表輝度に対応する補正値テーブルと、低輝度レベルの代表輝度に対応する補正値テーブルとでは、所定の画素データにおける輝度の各レベルに割り当てる補正値を段階的に異なるものとして、輝度レベルに対応して複数備えられ、
前記補正値決定手段は、
前記決定手段により決定された前記代表輝度に対応する補正値テーブルを、前記複数の補正値テーブルの中から決定し、決定した補正値テーブルにおける前記各画素データの輝度に対応する補正値を参照して、当該各画素データの前記補正値を決定することを特徴とする。
さらに、画素データにおける輝度と、当該輝度を有する画素データの補正値であって、高輝度レベルの画素データに対しては輝度を上げるとともに、低輝度レベルの画素データに対しては輝度を下げるような補正値とを対応付けて記憶する補正値テーブルを備え、補正値決定手段は、各画素データの補正値を、補正値テーブルを参照して決定し、画像データ補正手段は、補正値決定手段に基づいて決定された補正値に基づいて、各画素データを補正する。従って、各画素データの補正を、細かく設定することとなって、より適切なコントラスト表示を実現することができる。
さらに、画素データにおける輝度と、当該輝度を有する画素データの補正値であって、高輝度レベルの画素データに対しては輝度を上げるとともに、低輝度レベルの画素データに対しては輝度を下げるような補正値とを対応付けて記憶する補正値テーブルを備え、補正値決定手段は、各画素データの補正値を、補正値テーブルを参照して決定し、画像データ補正手段は、補正値決定手段に基づいて決定された補正値に基づいて、各画素データを補正する。従って、各画素データの補正を、ブロック単位でより細かく設定することとなって、より適切なコントラスト表示を実現することができる。
本実施形態は、CRT(Cathode Ray Cube)ディスプレイでのインターレース表示を前提として生成されたテレビジョン放送信号に基づいて、コントラストを適切に表現することができる液晶表示装置100について説明する。
本実施形態の液晶表示装置100においては、例えば、スケーラ52に、放送信号を構成する輝度信号Yに対して補正処理を行う機能を付加し、これにより、CRTディスプレイ用に生成された放送信号に基づいて、液晶表示装置100の特性に応じた適切なコントラストの表示を実現することとした。
また、図2における画素データPとは、1画素を構成する画像データのことをいい、それぞれの画素データPの輝度は、図4に示すように、符号Ypで示す。
本液晶表示装置100は、装置本体1と、テレビジョン放送局より送信された放送信号を受信するアンテナ2と、当該アンテナ2より受信された放送信号のうちから所定の放送チャンネルの放送信号を選局するチューナ部3と、チューナ部3から出力された放送信号に対して所定の入力信号処理を行う入力信号処理部4と、入力信号処理部4を介して入力された画像データに対してスケーリング及びコントラスト補正処理を行う画像データ変換部5と、映像・音声信号に対して所定の出力信号処理を行う出力信号処理部6と、出力信号処理部6から入力された画像データに基づく映像を表示させる表示部7と、ユーザが各種指示を入力するためのリモコン等のキー入力部8と、装置本体1全体を統括制御する制御部9と、各部を接続する制御バス10と、等を備えて構成されている。
具体的には、輝度・色信号処理部41は、図示は省略するが、Y/C分離回路、色信号復調回路及びマトリクス回路等を備えており、Y/C分離回路において、輝度信号Y、色信号C及び同期信号が複合されたコンポジットビデオ信号から、輝度信号Yと色信号Cを分離し、色信号復調回路において、色信号CをR−Y信号及びB−Y信号の色差信号に復調する。マトリクス回路は、色差信号R−Y、B−Yから、所定の導出式を用いてG−Y信号を生成し、色差信号R−Y、B−Y、G−Yのそれぞれに輝度信号Yを加算することにより、RGB信号を生成して、後段のA/D変換部42に出力する。コンポジットビデオ信号に含まれる同期信号は、図示しない同期分離回路において分離されて、制御部9に対して出力される。
当該元画像メモリ51への画像データの書き込みは、図示しないPLL回路において、放送信号を構成する同期信号に応じた発振周波数で発振される書き込みクロックに同期して行われる。
当該補正画像メモリ53からの画像データの読み出しは、図示しないPLL回路において、画像データの出力先である表示画面71に応じた固定周波数で発振される読み出しクロックに同期して行われる。
ヒストグラム検出部54は、1フレーム分の画像データを分割して得られたブロック画像データBにおける各画素データPの輝度信号Y(輝度)に基づいて、輝度のヒストグラムを作成し、当該ヒストグラムに基づくデータを制御部9に対して出力する。当該ヒストグラムは、各ブロック画像データBの輝度信号Yに基づいてそれぞれ作成され、ここでは1フレーム分の画像データから4つのヒストグラムが生成されることとなる。
なお、ヒストグラム検出部54は、RGBの各色信号ごとの輝度信号Yに基づいてヒストグラムを作成しても良く、その場合には、1フレーム分の画像データから12個のヒストグラムが生成されることとなる。
各画素データPを成すRGB信号は、例えば、R信号、G信号、B信号の各色信号が8ビットから構成されており、当該RGB信号に基づいて、輝度検出回路において、RGBの各色信号の輝度値をそれぞれ検出し、当該検出した各輝度値に基づいて、Y=0.299R+0.587G+0.114Bの計算式により、RGB信号の輝度信号Yの値が求められる。パルス発生回路は、輝度検出回路において、RGB信号から算出された輝度信号Yに基づいてパルスを発生し、カウンタは当該パルス信号をそれぞれカウントする。ヒストグラムレジスタは、各々のカウンタでカウントされたカウント値を保持し、これにより、輝度信号Yに基づくヒストグラムが生成される。図3(a)は、当該ヒストグラム検出部54により、ブロック画像データBの輝度信号Yに基づいて生成されたヒストグラムの例であり、X軸が輝度レベル(例えば、256階調)、Y軸が出現頻度数を表している。
具体的には、輝度補正値付与部55は、CPU92による補正値決定プログラム94bの実行により、各画素データPの輝度Ypに対応する補正値が、補正値テーブル931から読み出されて出力されると、それぞれの補正値に基づいて、補正画像メモリ53から出力される画像データを構成する画素データPの輝度Ypの各々に補正値を加算することにより、各画素データPの輝度Ypを補正する。
当該画素は、各々が信号線及び走査線と接続するよう形成された画素電極と、これを駆動する薄膜トランジスタ(TFT)と等を備えて構成されており、画素電極と対向電極との間に封入された領域の液晶が、電極間の電界の変動を受けて配列方向を変え、偏光板と、画素電極及び対向電極上に形成された配向膜とともに動作して、光を通過或いは遮断させ、信号線及び走査線に送られた画像データに基づく映像を、表示画面71に表示させることとなる。また、対向基板側にはRGBのカラーフィルタが配設されており、背面側のバックライトから照射される光が当該カラーフィルタを介することにより、カラー表示がされる。
当該補正値テーブル931は、輝度レベルに対応して複数設けられており、例えば、代表輝度Ybの輝度レベルが256階調で表される場合に、輝度レベル0〜31、32〜63、64〜95、96〜127、128〜159、160〜191、192〜223、224〜255の代表輝度Ybに対応する8つの補正値テーブル931A〜931Hが設けられている。
ここで、代表輝度Ybとは、ヒストグラム検出部54において作成された、各ブロック画像データBにおける各画素データPの輝度Ypに基づくヒストグラムから算出されるブロック画像データB毎の輝度中央値(統計値)である。詳細については後述する。
各補正値テーブル931には、高輝度レベルの画素データPに対しては輝度Ypを上げるとともに、低輝度レベルの画素データPに対しては輝度Ypを下げるような補正値が格納されており、輝度補正値付与部55において、各画素データPの輝度Ypに対して、当該輝度Ybに対応する補正値がそれぞれ付与されることにより、画像データのハイライト輝度と黒レベル輝度との比(コントラスト比)が大きくなって、表示画面71に表示される映像のコントラストが改善されることとなる。
また、輝度レベルに対応して設けられた複数の補正値テーブル931は、高輝度レベルの代表輝度Ybに対応する補正値テーブル931(例えば、補正値テーブル931A)と、低輝度レベルの代表輝度Ybに対応する補正値テーブル(例えば、補正値テーブル931H)とでは、画素データPにおける輝度Ypの各レベルに割り当てる補正値を、段階的に異ならせており、輝度補正値付与部55において、それぞれの代表輝度Ybに応じた補正値テーブル931に基づく補正が行われることにより、より適切な補正値が付与されることとなり、画像データのハイライト輝度と黒レベル輝度との比(コントラスト比)が更に大きくなって、コントラストの表示がより適切なものとなる。
具体的には、CPU92は、ヒストグラム検出部54において、元画像メモリ51からフレーム単位で記憶された画像データを読み出すと、1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データBに分割する。さらに、分割して得られた各ブロック画像データBの輝度信号Yに基づいて、それぞれ輝度のヒストグラムを作成し(図3(a)参照)、作成したヒストグラムに基づいて、輝度中央値を算出する。そして、当該算出された輝度中央値を、当該ブロック画像データBの代表輝度Ybとして決定する。
CPU92は、かかる輝度決定プログラム94aを実行することにより、決定手段、分割手段及び算出手段として機能する。
具体的には、CPU92は、輝度決定プログラム94aの実行により、ヒストグラム検出部54において生成されたヒストグラムに基づいてブロック画像データB毎の代表輝度Ybが決定されると、当該代表輝度Ybに対応する補正値テーブル931を、メモリ部93に格納された複数の補正値テーブル931A〜931Hの中から決定し、当該補正値テーブル931(例えば、補正値テーブル931A)において、ブロック画像データBを構成するそれぞれの画素データPについて、その輝度Ypに対応する補正値を読み出すことにより、ブロック画像データBを構成する各画素データPの補正値を決定する。
CPU92は、かかる補正値決定プログラム94bを実行することにより、補正値決定手段、補正手段として機能する。
具体的には、CPU92は、補正値決定プログラム94bの実行により、補正値テーブル931から各画素データPの輝度Ypに対応する補正値が読み出され、各画素データPの補正値が決定されると、当該補正値を、輝度補正値付与部55に対して出力する。輝度補正値付与部55は、補正画像メモリ53から入力された画像データの各画素データPに対して、当該補正値をそれぞれ加算する演算処理を行うことにより、各画素データPの輝度Ypを補正し、画像データのコントラストを調整する。
CPU92は、かかる画像データ補正プログラム94cを実行することにより、輝度補正値付与部55とともに、画像データ補正手段、補正手段として機能する。
例えば、CPU92は、ヒストグラム検出部54において、元画像メモリ51からフレーム単位で記憶された画像データを読み出すと、1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データBに分割し、各々のブロック画像データBにおける画素データPの輝度信号Yに基づいて、輝度のヒストグラムを作成し、作成したヒストグラムに基づいて輝度中央値(例えば、30)を算出する。そして、当該算出された輝度中央値(例えば、30)を、当該ブロック画像データBの代表輝度Ybとして決定する。
次に、CPU92は、ブロック画像データBの代表輝度Ybが決定されると、当該代表輝度Yb(例えば、Yb=30)に対応する補正値テーブル931(例えば、補正値テーブル931A)を、メモリ部93に格納された複数の補正値テーブル931A〜931Hの中から決定し、当該補正値テーブル931(例えば、補正値テーブル931A)において、当該ブロック画像データBを構成する画素データPの輝度Yp(例えば、Yp=2)に対応する補正値(例えば、補正値2A)を、画素データPの各々について読み出すことにより、ブロック画像データBを構成する各画素データPの補正値を決定する。
さらに、CPU92は、補正値テーブル931(例えば、補正値テーブル931A)から各画素データPの輝度Yp(例えば、Yp=2)に対応する補正値(例えば、補正値2A)が読み出されることにより、各画素データPの補正値が決定されると、決定された各補正値(例えば、補正値2A)を、輝度補正値付与部55に対して出力する。そして、CPU92は、輝度補正値付与部55において、補正画像メモリ53から入力された画像データの各画素データPに対して、補正値をそれぞれ加算する演算処理を行うことにより、画像データにおける各画素データPの輝度Ypを補正して、表示画面71に表示される画像のコントラストを調整する。
従って、各画素データPの輝度が動的に変化する場合に、画素データP毎に、より適切な補正値に基づく補正が行われることとなって、液晶表示装置100の特性に応じた適切なコントラスト表示を行うことができ、しかも、ブロック画像データB単位で算出した代表輝度Ybに基づいて画素データPの補正を行うので、複雑な演算処理に依ることなく、より簡単な構成且つ低コストで、適切なコントラスト表示を行うことができる液晶表示装置100を提供することができる。
例えば、本実施形態では、1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データBに分割して、それぞれのブロック画像データB毎に代表輝度Ybを決定する例を用いて説明したが、画像データをブロックに分割することなく、1フレーム分の画像データ毎に代表輝度Ybを決定し、当該1フレーム毎の代表輝度Ybに基づいて補正値テーブル931を決定し、各画素データPの補正を行う構成であっても良い。
また、例えば、本実施形態において、8つの補正値テーブル931A〜931Hを設ける例について説明したが、0〜255の各輝度レベルに対応する256個の補正値テーブル931が用意されている構成であっても良い。
また、例えば、RGB信号に変換された画像データに対して、コントラスト補正処理を行う構成について説明したが、RGB信号に変換前の輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Y等の、他の形式の画像データに対して、コントラスト補正処理を行う構成であっても良い。
また、放送信号は、NTSC方式に限られず、PAL(Phase Alternation by Line)方式、SECAM(SEquential Colour And Memory)方式等であっても良い。
また、統計値は、輝度中央値に限られることなく、平均値、最頻値等であっても良い。
また、例えば、本実施形態の液晶表示装置100では、スケーラ52に、コントラストの調整機能を付加する例を用いて説明したが、本発明はこれに限られることなく、例えば、コントラストの調整を行うコントラスト調整部を、スケーラ部とは別に設ける構成であっても良い。
液晶表示装置300では、A/D変換部42によりデジタル変換されたデジタル画像データが、表示画面71に合わせて画素数変換処理等を行うスケーラ部5aと、コントラストの調整を行うコントラスト調整部5bとに、別々に入力されるようになっている。CPU92aは、コントラスト調整部5bに入力された画像データを、元画像メモリ51aとは別に設けられたフレームメモリ56aに、フレーム単位で一旦記憶させ、ヒストグラム検出部54aにおいて、フレームメモリ56aからフレーム単位で記憶された画像データを読み出す。そして、読み出した1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データBに分割し、各ブロック画像データB毎に、各画素データPの輝度信号Yに基づく輝度のヒストグラムを作成する。さらに、CPU92aは、それぞれのヒストグラムに基づいて、各ブロック画像データB毎の輝度中央値を算出し、当該輝度中央値を、ブロック画像データBの代表輝度Ybとして決定する。CPU92aは、各ブロック画像データBの代表輝度Ybが決定されると、当該代表輝度Ybに対応する補正値テーブル931を決定し、決定した補正値テーブル931における各画素データPの輝度Ypに対応する補正値を参照して、各画素データPの補正値を決定する。CPU92は、各画素データPの補正値が決定されると、当該補正値を輝度補正値付与部55aに対して出力し、スケーラ部5aから入力されるスケーリング処理等が行われた画像データに対して、当該補正値をそれぞれ加算する演算処理を行うことにより、各画素データPの輝度Ypを補正し、よって、表示画面71に表示される画像のコントラストがより適切なものとなる。
この構成によれば、従来の液晶表示装置に対して、新たにコントラスト調整部5bを追加するだけで、本発明における適切なコントラスト表示を行うことができる液晶表示装置300を実現することができる。
54、54a ヒストグラム検出部(決定手段、算出手段)
55、55a 輝度補正値付与部(画像データ補正手段、補正手段)
71 表示画面
92、92a CPU(決定手段、分割手段、算出手段、補正手段、補正値決定手段、画像データ補正手段)
931(931A〜931H)補正値テーブル(補正手段)
94a 輝度決定プログラム(決定手段、分割手段、算出手段)
94b 輝度補正値決定プログラム(補正手段、補正値決定手段)
94c 画像データ補正プログラム(補正手段、画像データ補正手段)
B ブロック画像データ
P 画素データ
Claims (3)
- 画像データに基づく画像の表示を行う液晶表示装置において、
1フレーム分の画像データにおける各画素データの輝度から算出した所定の統計値により、当該1フレーム分の画像データの代表輝度を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記代表輝度に基づいて、前記各画素データの補正を行う補正手段と、
を備え、
前記決定手段は、
前記画像データにおける前記各画素データに基づいて輝度値を検出する輝度検出回路と、
該輝度検出回路が検出した輝度値に基づいてパルスを発生するパルス発生回路と、
当該パルス発生回路が発生したパルス信号をそれぞれカウントすべく、輝度のレベル数と同数だけ設けられた複数のヒストグラムカウンタと、
各々のヒストグラムカウンタでカウントされたカウント値を保持するヒストグラムレジスタと、
該ヒストグラムレジスタによって生成されたヒストグラムから前記画像データの輝度の統計値としての中央値である輝度中央値を算出する算出手段とを備え、
前記補正手段は、
画素データにおける輝度と、当該輝度の補正値であって、高輝度レベルの画素データに対しては輝度を上げるとともに、低輝度レベルの画素データに対しては輝度を下げるような補正値とを対応付けて記憶する補正値テーブルと、
前記各画素データの補正値を、前記補正値テーブルを参照して決定する補正値決定手段と、
前記補正値決定手段により決定された前記補正値に基づいて、前記各画素データを補正する画像データ補正手段と、
を備え、
前記補正値テーブルは、各輝度レベルに対応する数が用意されたものであって、
前記算出手段により算出された前記輝度中央値を前記代表輝度とし、
輝度を動的に変化させることによりコントラスト表示を行うことを特徴とする液晶表示装置。 - 画像データに基づく画像の表示を行う液晶表示装置において、
1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データに分割して、分割された各ブロック画像データにおける各画素データの輝度から算出した所定の統計値により、ブロック画像データ毎の代表輝度を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された前記ブロック画像データ毎の前記代表輝度に基づいて、前記各画素データの補正を行う補正手段と、
を備え、
前記決定手段は、
前記1フレーム分の画像データを複数のブロック画像データに分割する分割手段と、
前記分割手段により分割された前記ブロック画像データ毎に、各ブロック画像データにおける前記各画素データに基づいて輝度値を検出する輝度検出回路と、
該輝度検出回路が検出した輝度値に基づいてパルスを発生するパルス発生回路と、
当該パルス発生回路が発生したパルス信号をそれぞれカウントすべく、輝度のレベル数と同数だけ設けられた複数のヒストグラムカウンタと、
各々のヒストグラムカウンタでカウントされたカウント値を保持するヒストグラムレジスタと、
該ヒストグラムレジスタによって生成されたヒストグラムから前記ブロック画像データ毎の輝度の統計値としての中央値である輝度中央値を算出する算出手段と、を備え、
前記補正手段は、
画素データにおける輝度と、当該輝度の補正値であって、高輝度レベルの画素データに対しては輝度を上げるとともに、低輝度レベルの画素データに対しては輝度を下げるような補正値とを対応付けて記憶する補正値テーブルと、
前記各画素データの補正値を、前記補正値テーブルを参照して決定する補正値決定手段と、
前記補正値決定手段により決定された前記補正値に基づいて、前記各画素データを補正する画像データ補正手段と、
を備え、
前記補正値テーブルは、各輝度レベルに対応する数が用意されたものであって、
前記算出手段により算出された前記輝度中央値を前記代表輝度とし、
輝度を動的に変化させることによりコントラスト表示を行うことを特徴とする液晶表示装置。 - 前記補正値テーブルは、
高輝度レベルの代表輝度に対応する補正値テーブルと、低輝度レベルの代表輝度に対応する補正値テーブルとでは、所定の画素データにおける輝度の各レベルに割り当てる補正値を段階的に異なるものとして、輝度レベルに対応して複数備えられ、
前記補正値決定手段は、
前記決定手段により決定された前記代表輝度に対応する補正値テーブルを、前記複数の補正値テーブルの中から決定し、決定した補正値テーブルにおける前記各画素データの輝度に対応する補正値を参照して、当該各画素データの前記補正値を決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液晶表示装置。
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