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JP5017678B2 - 信号検査方法および信号検査モジュール - Google Patents

信号検査方法および信号検査モジュール Download PDF

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JP5017678B2
JP5017678B2 JP2005251923A JP2005251923A JP5017678B2 JP 5017678 B2 JP5017678 B2 JP 5017678B2 JP 2005251923 A JP2005251923 A JP 2005251923A JP 2005251923 A JP2005251923 A JP 2005251923A JP 5017678 B2 JP5017678 B2 JP 5017678B2
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Description

本発明は、対象物の状態診断やパターン認識などの分野において、計測により得られた対象物の信号はオーバーフロー、外れ値および非定常性があるか否かを総合的に評価し、計測された信号の良否を検査する方法であり、診断装置やパターン認識装置などにおいて誤診断や誤判定を防ぐために提供できる信号検査用のモジュールに関するものである。
対象物の状態診断やパターン認識などのために信号を計測するときに、測定された信号が定常な信号か、非定常な信号かによって処理方法が違う。定常な信号を処理するための診断装置やパターン認識装置などに非定常な信号を入力すると、間違った結果が出力される。
また、診断やパターン認識などの対象物から発する真の信号が定常な信号であるが、計測ミスや外乱などの原因により計測された信号は非定常な信号となり、更にオーバーフローなどの発生により計測された信号は対象物の真の信号でない不備な信号となってしまう。このような非定常な信号や不備な信号を診断装置やパターン認識装置などに入力しても正確な結果が得られない。
従来、様々な分野で色々な診断装置やパターン認識装置などが提案されているが、診断やパターン認識のための処理を行う前に、測定された信号の良否(測定ミスや処理上の不備などの有無)についての検査手法およびモジュールが示されていない。この点については特に関連性のある過去の文献は先願[特許文献1]であり、その他に関連のある文献は、たとえば、[特許文献2,3,4,5、6]である。
特願2004−161802 特許公開平7−324976 特許公開2000−171291 特許公開平11−290323 特許公開2005−33559 国際公開番号W001/070113
従来の診断装置やパターン認識装置には、測定された信号の測定ミスがあるか否かを判断する手段は、信号のオーバーフローの有無だけをチェックするか、または計測者の目視や勘などにより不備(測定ミス)の有無を判断することである。しかし、前記のように、定常な信号を処理するための診断装置やパターン認識装置は、測定された信号のオーバーフローの有無だけの確認では不十分であり、信号の定常性を検査する必要がある。また、計測者の目視や勘などにより不備の有無を判断するのは限界があり、特に測定された生信号が直接に確認できない計測装置の場合は判定の精度が保証できない。
本発明は、様々な分野で色々な診断装置やパターン認識装置などにおいて、診断やパターン認識のための処理を行う前に、測定された信号が定常な信号か、非定常な信号か、また測定された信号の測定ミスがあるか否かについての信号検査手法および信号検査モジュールを提供することを目的とする。
上記の問題点を解決するために、本発明においては、次のような手段を採る。測定された信号が定常な信号か、非定常な信号かについては、有次元特徴パラメータおよび無次元特徴パラメータの定常性を確認することにより検査する。また、測定された信号に不備(測定ミス)があるか否かについては、オーバーフローの有無および外れ値の有無を確認することにより検査する。
本発明においては、対象物の状態診断やパターン認識などのために測定された信号が定常な信号か、非定常な信号か、また不備があるか否かを自動的に検査する方法およびモジュールを提供できる。よって、本発明の方法およびモジュールは、様々な分野で色々な診断装置やパターン認識装置に適用でき、状態診断やパターン認識などの精度を高くすることができ、信号検査の自動化に役立つ。
本発明の処理の流れは図1に示す。ここで、この流れに沿って本発明の最良の形態について説明する。
信号の測定(図1のA)
ここで、対象とする信号は、振動信号、電圧信号、電流信号、音響信号および生体信号などであり、対象物の状態診断やパターン認識に用いられるものである。
時系列信号(図1のB)
本発明の検査対象は時系列信号であり、図5,図6,図7および図8の例に示すように、計測部で測定されて状態診断やパターン認識などの処理をしようとする対象信号の波形データ全体である。すなわち、測定された信号は不備などがあるか否か、また、時系列信号の統計的な性質が時間と共に変化するか否かを検査することにより信号の定常性を判定する。なお、計測された信号はサンプリングによりN個の離散データ波形となり、x(i)(i=1〜N)で表す。なお、x(i)の平均値μと標準偏差Sを求めたら、次のようにx(i)の正規化を行えば、
Figure 0005017678
Figure 0005017678
オーバーフロー検出法(図1のC,D)
オーバーフローとは、信号の最大値(プラス側)が計測装置の最大計測レンジより大きいか、最小値(マイナス側)が計測装置の最大計測レンジより小さいことである。オーバーフローが発生したか否かは次のように判定する。波形データx(i)の最大値と最小値をそれぞれxmax(i)とxmin(i)とし、計測装置の最大計測レンジと最小計測レンジをそれぞれRmaxとRminとすると、xmax(i)≧Rmaxはるいはxmin(i)≦Rminならば、オーバーフローが発生したと判定する。
外れ値の検出法(図1のE,F,G,H)
外れ値は、「統計においてデータの集団から外れた極端に大きな値あるいは極端に小さな値である」と定義されている。外れ値の検定方法は、様々あるが、本発明では、処理の迅速化のために波形データの中に「平均値+4×標準偏差」以上、あるいは「平均値−4×標準偏差」以下の値を外れ値と見做し、外れ値の程度は「平均値+4×標準偏差」より大きいほど、あるいは「平均値−4×標準偏差」より小さいほど、外れ値の発生程度が大きい。外れ値の検出は次の2つの方法がある。
(1)波形データの平均値と標準偏差を用いた外れ値検出法
状態診断やパターン認識などのために得られた信号の離散データをx(i)(i=1〜N)とし、x(i)の絶対値を|x(i)|とし、|x(i)|の平均値と標準偏差をそれぞれμとSとし、係数kの範囲をk min 〜k max と設定した後、|x(i)|の中にある値|x(j)|(j=1〜N)>μ+k min Sならば、x(j)を外れ値と判定される。一般にk min 〜k max =4〜50である。望ましいk min 〜k max は5〜20である。
(2)波形データの絶対最大値を用いた外れ値検出法
前記のx(i)のL個の絶対最大値を|x Mj |(j=1〜L)とし、x Mj 除いた後の平均値と標準偏差をそれぞれμ とS とすると、係数k の範囲をk amin 〜k amax と設定した後、|x Mj |>μ +k min ならば、x Mj を外れ値と判定される。ここで、一般にk amin 〜k amax =4〜30である。望ましいk amin 〜k amax は5〜20である。また、一般にL/N=0.00001〜0.1であり、望ましいL/Nの範囲は0.0001〜0.001である。
(3)外れ値の発生程度の計算法
外れ値の発生程度(以下「外れ程度」と呼ぶ)をパーセンテージで表す場合、係数k(または、k )の上限値と下限値をそれぞれk max とk min (または、k amax とk amin )とし、|x(j)|≧μ+k max S(または、|x Mj |≧μ +k amax )のとき、外れ程度を100%とし、|x(j)|≦μ+k min S(または、|x Mj |≦μ +k amin )のとき、外れ程度を0%とし、|x(j)|=μ+k min S〜μ+k max (または、|x Mj |=μ +k amin 〜μ +k amax )のとき、外れ程度を0%〜100%とすると、外れ程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を不備な信号と判定して適宜な対処を行う。
たとえば、kmax=15とkmin=5のとき、xmax=μ+5Sであれば0%、xmax=μ+10Sであれば50%、xmax>μ+15Sであれば100%。
外れ値の発生程度はx%以上の場合、信号の不備や測定ミスがあると判定されるが、x%は「外れパーセンテージ閾値」といって、測定対象の性質によって測定者が決める。また、外れ値の発生程度が大きいと判明した後、その対処として、信号を測定し直すか、外れ値を取り除いて処理するか測定者が決めることができる。
有次元特徴パラメータの定常性について(図1のI,J,K)
有次元特徴パラメータとは、波形データから求めた単位付きのパラメータのことである。波形データx(i)の有次元特徴パラメータの例としては、次のものがある。
Figure 0005017678
なお、上記の有次元特徴パラメータ以外に実効値もあるが、実効値の定常性については標準偏差と同様に考えることができる。
有次元特徴パラメータの定常性を検査するとき、波形データx(i)(あるいは、
Figure 0005017678
いは、x(i)とx(i))で表す。一般にM/N=0.0001=0.5であり、望ましいM/Nの範囲は0.01〜0.1である。第j区間と第k区間の波形データ数をNとNとする。
Figure 0005017678
(1)有次元特徴パラメータの定常性評価法I
μの定常性を検定するときに、x(i)とx(i)における平均値をμとμとし、x(i)とx(i)における標準偏差をSとSとすると、μ=μならば、第j区間と第k区間はμに関する定常区間と定義する。M個の区間における平均値μが全て等しければ、すなわちμ=μ=・・・μ=μ=・・・=μならば、波形データ(信号)の平均値が定常であると判定できる。しかし、実際にはデータ波形のばらつきを考慮して、確率の有意水準αを与えて、仮説μ=μ=・・・μ=μ=・・・=μについての統計検定を行う。統計検定方法[非特許文献1]は多く提案されているが、ここでその1例を示す。たとえば、有意水準αが与えられた場合、
Figure 0005017678
であるば、上記の仮説が成り立たなく、信号が非定常と判定される。ここで、j≠k,j,k=1〜Mで、t(α,∞)は自由度∞のt分布の確率密度関数が上側確率αに対するパーセント点である。αの最小値と最大値をそれぞれα min とα max とすると、一般にα min 〜α max =0.00001〜0.9であるが、望ましい値としてα min 〜α max =0.001〜0.5である。
Figure 0005017678
る。
K.A.Brownlee:Statistical Theory and Methodology in Science and Engineering,Second Edition,The University of Chicago,1965.
(2)有次元特徴パラメータの定常性評価法II
Figure 0005017678
Figure 0005017678
であるば、信号が非定常と判定される。ここで、t(α/2,N−1)は自由度(N−1)のt分布の確率密度関数が上側確率α/2に対するパーセント点である。αの最小値と最大値をそれぞれα min とα max とすると、一般にα min 〜α max =0.00001〜0.9であるが、望ましい値としてα min 〜α max =0.001〜0.5である。
(3)有次元特徴パラメータの定常性評価法III
Sの定常性を検定するとき、x(i)とx(i)における標準偏差をSとSとすると、
Figure 0005017678
であるば、S≠Sであり、信号が非定常と判定される。ここで、ここで、F(α/2,N−1,N−1)は自由度(N−1,N−1)のF分布の確率密度関数が上側確率α/2に対するパーセント点である。αの最小値と最大値をそれぞれα min とα max とすると、一般にα min 〜α max =0.00001〜0.9であるが、望ましい値としてα min 〜α max =0.001〜0.5である。
Figure 0005017678
る。
有次元特徴パラメータの定常性評価法IV
(4)有次元特徴パラメータの定常性評価法IV
Figure 0005017678
と、
Figure 0005017678
であるば、信号が非定常と判定される。ここで、X(α/2,N−1)は自由度(N−1)のカイ2乗分布の確率密度関数が上側確率α/2に対するパーセント点である。αの最小値と最大値をそれぞれα min とα max とすると、一般にα min 〜α max =0.00001〜0.9であるが、望ましい値としてα min 〜α max =0.001〜0.5である。
(5)有次元特徴パラメータの非定常程度の計算法
有次元特徴パラメータの非安定程度(以下、「有次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、、有意水準α を与えたときに、[数2]、[数3]、[数4]および[数5]が左側と右側が等しく、しかもα ≧α max のときに、有次元非安定程度を0%とし、また、α ≦α min のときに、有次元非安定程度を100%とし、α =α min 〜α max のとき、有次元非安定程度を100%〜0%とすると、有次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定して適宜な対処を行う。
たとえば、[数2]において、αmax=0.2、αmin=0.001とする。α=0.3のときに、[数2]の左側と右側が等しければ0%、α=0.0005のとき、[数2]の左側と右側が等しければ100%、α=0.1のとき、左側と右側が等しければ50.3%、α=0.05のとき、左側と右側が等しければ25.1%である。
有次元非安定程度はx%以上の場合、信号が「非定常」と判定すれば、x%は有次元特徴パラメータの「非定常パーセンテージ閾値」といって、測定対象の性質によって測定者が決める。
信号が非定常と判定されたとき、信号を測定しなおすか否かは対象物の性質によって決められる。場合によって検定の結果を測定者に示し、測定者が信号を測定しなおすか否かを決める。
なお、定常な信号しか処理できない診断装置やパターン認識装置などには、非定常な信号を入力することは明らかに不適切である。
無次元特徴パラメータの定常性評価法について(図1のL,M,N)
無次元特徴パラメータとは、波形データから求めた単位無しのパラメータのことである。波形データx(i)(=x)の無次元特徴パラメータの例としては、次のものがある。
Figure 0005017678
ここで、
Figure 0005017678
Figure 0005017678
Figure 0005017678
ここで、μはxの平均値で、σはxの標準偏差である。
Figure 0005017678
Figure 0005017678
ここで,μは波形の極大値(ピーク値)の平均値である。
Figure 0005017678
ここで、μmaxはの10個最大値の平均値である。
Figure 0005017678
ここで、σは極大値の標準偏差値である。
Figure 0005017678
ここで、μとσはそれぞれ極小値(谷値)の平均値と標準偏差値である。
Figure 0005017678
Figure 0005017678
Figure 0005017678
Figure 0005017678
但し、xki>kσ(例えば、k=1,2)。
Figure 0005017678
但し、xhi>kσ。(例えば、H=1,2)。
なお、以下で述べる無次元特徴パラメータの定常性の判定法は上記以外に他の無次元特徴パラメータにも適用できる。
無次元特徴パラメータの定常性を検査するとき、波形データx(i)をM区間に分割し、第j区間の波形データをx(i)で表す。一般にM/N=0.0001〜0.1であり、望ましいM/Nの範囲は0.005〜0.01である。第j区間の波形データ数をNとする。舞次元特徴パラメータを統一にpで表し、x(i)における無次元特徴パラメータpをp(j=1〜M)で表す。
無次元特徴パラメータpの定常性を判定するとき、次のような方法がある。
(1)無次元特徴パラメータの定常性評価法I
予め係数k の範囲をk pnin 〜k pmax と設定した後、|p |>μ +k pmin ならばp を特異な無次元特徴パラメータと判定され、信号が非定常と判定される。一般にk pnin 〜k pmax =1〜20である。望ましいk pnin 〜k pmax は2〜3である。
(2)無次元特徴パラメータの定常性評価法II
予め係数k の範囲をk Lnin 〜k Lmax と設定した後、|S /μ |>k Lmin ならば無次元特徴パラメータpを非安定と判定される。一般にk Lnin 〜k Lmax =0.1〜6である。望ましいk Lnin 〜k Lmax は0.5〜3である。
(3)無次元特徴パラメータの定常性評価法III
(i)における無次元特徴パラメータをp のU個の最大値をp Mj (i=1〜U)とし、p Mj 除いた後のx(i)の平均値と標準偏差をそれぞれμ pn とS pn とすると、予め係数k の範囲をk Mnin 〜k Mmax と設定した後、|p Mj |>μ pn +k Mmin pn ならば無次元特徴パラメータpを非安定と判定され、信号が非定常と判定される。一般にk Mnin 〜k Mmax =2〜10である。望ましいk Mnin 〜k Mmax は3〜6である。また、一般にU/M=0.001〜0.5であり、望ましいU/Mの範囲は0.001〜0.01である。
(4)無次元特徴パラメータの定常性評価法IV
予め係数k の範囲をk inin 〜k imax と設定した後、|p ×p j−1 |(j=2〜M)の最大値>k imin ならば無次元特徴パラメータpを非安定と判定される。k の決め方は経験
Figure 0005017678
(5)無次元特徴パラメータの非定常程度の計算法
無次元特徴パラメータの非定常程度(以下、「無次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、係数k (k 、k 、k も同様)の上限値と下限値をそれぞれk max とk min とし、|p |≧μ +k pmax のとき、無次元非安定程度を100%とし、、|p |≦μ +k pmin のとき、無次元非安定程度を0%とし、k =μ +k pmin 〜k pmax のとき、無次元非安定程度を0%〜100%とすると、無次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定して適宜な対処を行う。
たとえば、k pmax =5とk pmin =1のとき、|p |=μ +0.8S であれば0%、|p |=u +3S であれば50%、|p |=μ +6S であれば100%。
また、係数k(なお、以下の方法はkにも適用できる。)の上限値と下限値をそれぞれkimaxとkiminとし、|pj−1|(j=2〜M)の最大値をΔpjmaxとすると、Δpjmax≧kimaxのとき、100%とし、Δpjmax<kiminのとき、0%とする。
たとえば、kimax=11とkimax=1とのとき、Δpjmax=0.9であれば0%、Δpjmax=6であれば50%、Δpjmax=12であれば100%である。
無次元特徴パラメータの非定常程度はx%以上の場合、信号が「非定常」と判定すれば、x%は無次元特徴パラメータの「非定常パーセンテージ閾値」といって、測定対象の性質によって測定者が決める。
信号が非定常と判定されたとき、信号を測定しなおすか否かは対象物の性質によって決められる。場合によって検定の結果を測定者に示し、測定者が信号を測定しなおすか否かを決める。
なお、定常な信号しか処理できない診断装置やパターン認識装置などには、非定常な信号を入力することは明らかに不適切である。
以上、各項目による信号検査の結果を信号の測定者に示し、信号を計測しなおすか否かは測定者によって決めることができる。複数の有・無次元特徴パラメータで評価する場合、得られた複数の有・無次元特徴パラメータの非定常程度(%)の最大値を最終結果として表示する。
図2は棒グラフによる信号検査結果の表示法(I、II)を示す。
図3はランプによる信号検査結果の表示法(I、II、III、IV)を示す。ランプの点灯か消灯かは対象物の特性により決められる。望ましい決め方は次の通りである。
ランプによる信号検査結果の表示法IとIIIにおいては、80%以上は「赤」、30%以上〜80%以下は「黄」、30%未満は「青」とする。ランプによる信号検査結果の表示法IIとIVにおいては、50%以上は「点灯」、50%未満は「消灯」とする。
更に、ブザーなどの音による表示も出来る。信号検査結果(%)が設定されたパーセンテージ以上になった場合、ブザーを鳴らす。たとえば、50%以上は「ブザー音」とする。
図4は本発明の方法により構築される信号検査モジュールの構成図を示す。すなわち、対象物の状態診断やパターン認識などのために、信号計測部で測定された信号が定常な信号か、非定常な信号か、また測定された信号の測定ミスがあるか否かを信号検査部で自動的に検査し、検査結果を検査結果の表示部で表示し、診断部やパターン認識部で診断やパターン認識のための処理を行う前に、信号の測定者が検査結果に基づき信号を測定しなおすか否かをその場で決定するか、事前に設定したルールにより信号検査部で自動的に対処することができ、状態診断やパターン認識などの精度を確保することができる。
図5は設備診断装置によって測定された回転機械の振動加速度信号である。この設備診断装置は、定常回転のモータ、ポンプ、発電機および歯車装置などの回転機械の状態診断に用いられる。この診断装置は診断対象の回転機械の定常な振動信号を測定して、定常な振動信号を処理することにより状態診断を行う。
この信号を検査した結果を次に示す。
データの測定条件:データ数:N=2048、サンプリング周波数:1000Hz。
オーバーフローの検査結果:オーバーフロー検出のレンジはRmax=4.0(v)、Rmin=−4.0(v)である。この信号のxmax(i)=2.79(v)、xmin(i)=−2.95(v)である。よって、xmax(i)≦Rmax、xmin(i)≧Rminから、オーバーフローは無し。
外れ値の検査結果:外れ値検出法Iの係数kをkmax=20とkmin=5とする。この信号のμ=0.013784、S:0.799である。よって、|x(i)|の最大値2.79<0.013784+5×0.799から、外れ値の程度は0%である。
有次元特徴パラメータ(μとμ)の定常性の判定結果:
波形データの分割数M=8、
有次元特徴パラメータの定常性評価法Iにおける有意水準α=0.001、
有意水準の最小値αmin=0.001、
有意水準の最大値αmin=0.01、
t(0.001,2048/8)=3.329867、
t(0.01,2048/8)=2.596、
第1分割区間のx(i)の平均値μおよび|x(i)|の平均値μa1を基準として、有次元特徴パラメータの定常性評価法Iにより求めた分割区間のtおよびtaiによる判定結果は次の通りである。
第2分割区間のt=1.45、非定常程度=0%
第2分割区間のta2=0.80、非定常程度=0%
第3分割区間のt=0.23、非定常程度=0%
第3分割区間のta3=0.97、非定常程度=0%
第4分割区間のt=1.35、非定常程度=0%
第4分割区間のta4=0.87、非定常程度=0%
第5分割区間のt=0.79、非定常程度=0%
第5分割区間のta5=0.10、非定常程度=0%
第6分割区間のt=2.36、非定常程度=0%
第6分割区間のta6=1.08、非定常程度=0%
第7分割区間のt=0.40、非定常程度=0%
第7分割区間のta7=0.25、非定常程度=0%
第8分割区間のt=1.95、非定常程度=0%
第8分割区間のta8=1.07、非定常程度=0%
以上の結果により、この波形は有次元特徴パラメータの非定常の程度は0%である。
無次元特徴パラメータ(pとp)の定常性の判定結果:
波形データの分割数M=8、
無次元特徴パラメータの定常性評価法IVにおけるk
の係数k2max=2、k2min=1
の係数k3max=3、k3min=1
のΔpjmax=0.89、非定常程度=0%
のΔpjmax=1.23、非定常程度=11.5%
以上の結果により、この波形は無次元特徴パラメータの非定常の程度が11.5%である。
よって、この信号は正常に測定された信号として、状態診断に用いられた。
図6図5の波形と同じ診断装置と測定条件で測定された波形例である。この信号を検査した結果を次に示す。
データの測定条件:データ数:N=2048、サンプリング周波数:1000Hz。
オーバーフローの検査結果:オーバーフロー検出のレンジはRmax=4.0(v)、Rmin=−4.0(v)である。この信号のxmax(i)=3.14(v)、xmin(i)=−3.19(v)である。よって、xmax(i)≦Rmax、xmin(i)≧Rminから、オーバーフローは無し。
外れ値の検査結果:外れ値検出法Iの係数kをkmax=20とkmin=5とする。この信号のμ=0.26、S=0.701である。よって、|x(i)|の最大値3.19<0.26+5×0.701から、外れ値の程度は0%である。
有次元特徴パラメータ(μとμ)の定常性の判定結果:
波形データの分割数M=8、
有次元特徴パラメータの定常性評価法Iにおける有意水準α=0.001、
有意水準の最小値αmin=0.001、
有意水準の最大値αmin=0.01、
t(0.001,2048/8)=3.329867、
t(0.01,2048/8)=2.596、
第1分割区間のx(i)の平均値μおよび|x(i)|の平均値μa1を基準として、有次元特徴パラメータの定常性評価法Iにより求めた分割区間のtおよびtaiによる判定結果は次の通りである。
第2分割区間のt=4.98、非定常程度=100%
第2分割区間のta2=0.78、非定常程度=0%
第3分割区間のt=5.32、非定常程度=100%
第3分割区間のta3=1.91、非定常程度=0%
第4分割区間のt=4.48、非定常程度=100%
第4分割区間のta4=0.82、非定常程度=0%
第5分割区間のt=4.92、非定常程度=100%
第5分割区間のta5=0.10、非定常程度=0%
第6分割区間のt=0.44、非定常程度=0%
第6分割区間のta6=0.76、非定常程度=0%
第7分割区間のt=2.75、非定常程度=5%
第7分割区間のta7=0.33、非定常程度=0%
第8分割区間のt=6.72、非定常程度=100%
第8分割区間のta8=0.99、非定常程度=0%
以上の結果により、この波形は有次元特徴パラメータの非定常の程度が100%である。
無次元特徴パラメータ(pとp)の定常性の判定結果:
波形データの分割数M=8、
無次元特徴パラメータの定常性評価法IVにおけるk
の係数k2max=2、k2min=1
の係数k3max=3、k3min=1
のΔpjmax=1.68、非定常程度=68%
のΔpjmax=1.75、非定常程度=37.5%
以上の結果により、この波形は有次元特徴パラメータの非定常の程度が68%である。
この例では、有次元特徴パラメータの非定常の程度が100%であるから、定常信号しか処理できない上記の設備診断装置は、この信号を処理できないと判定された。
図7図5の波形と同じ診断装置と測定条件で測定された波形例である。この信号を検査した結果を次に示す。
データの測定条件:データ数:N=2048、サンプリング周波数:1000Hz。
オーバーフローの検査結果:オーバーフロー検出のレンジはRmax=2.0(v)、Rmin=−2.0(v)である。この信号のxmax(i)=3.17(v)、xmin(i)=−2.79(v)である。よって、xmax(i)>Rmax、xmin(i)<Rminから、オーバーフローが発生したと判定され、信号を測定しなおした。
図8図5の波形と同じ診断装置と測定条件で測定された波形例である。この信号を検査した結果を次に示す。
データの測定条件:データ数:N=2048、サンプリング周波数:1000Hz。
オーバーフローの検査結果:オーバーフロー検出のレンジはRmax=15.0(v)、Rmin=−15.0(v)である。この信号のxmax(i)=9.7(v)、xmin(i)=−14.0(v)である。よって、xmax(i)≦Rmax、xmin(i)≧Rminから、オーバーフローは無し。
外れ値の検査結果:外れ値検出法IIのLをL=2、係数kをkmax=12とkmin=6とする。この信号のμ=−0.0054、S=0.822である。よって、|x(i)|の最大値12.3>−0.0054+12×0.822から、外れ値の程度は100%であり、信号を測定しなおした。
本発明の処理の流れを示すグラフである。 棒グラフによる信号検査結果の表示法を示すグラフである。 ランプによる信号検査結果の表示法を示すグラフである。 本発明の信号検査モジュールの構成を示すグラフである。 定常な信号の例を示すグラフである。 非定常な信号の例を示すグラフである。 オーバーフローが発生した信号の例を示すグラフである。 外れ値が存在する信号の例を示すグラフである。
図4中の符号について、
1 状態診断装置やパターン認識装置、2 本発明の信号検査モジュール、3 信号計測部、4 信号検査部、5 検査結果表示部、6 診断部やパターン認識部。

Claims (3)

  1. 状態診断やパターン認識のために対象物から測定した信号の波形データについてオーバーフロー有無ならびに下記の「外れ値程度算出法」と下記の「波形非安定程度算出法」を用いて総合的に評価することにより前記波形データが状態診断やパターン認識に使用できるか否かを検査して決定することを特徴とする信号検査モジュール。
    「外れ値程度算出法」:
    状態診断やパターン認識のために得られた信号の波形データをx(i)(i=1〜N)とし、x(i)の絶対値を|x(i)|とし、|x(i)|の平均値と標準偏差をそれぞれμとSとし、係数kの範囲をkmin〜kmaxと設定した後、|x(i)|の中にある値|x(j)|(j=1〜N)>μ+kminSならば、x(j)を外れ値と判定し、
    または、x(i)のL個の絶対最大値を|xMj|(j=1〜L)とし、xMj除いた後の平均値と標準偏差をそれぞれμとSとすると、係数kの範囲をkamin〜kamaxと設定した後、|xMj|>μ+kaminならば、xMjを外れ値と判定し、
    外れ値の発生程度(以下「外れ程度」と呼ぶ)をパーセンテージで表す場合、係数k(または、k)の上限値と下限値をそれぞれkmaxとkmin(または、kamaxとkamin)とし、|x(j)|≧μ+kmaxS(または、|xMj|≧μ+kamax)のとき、外れ程度を100%とし、|x(j)|≦μ+kminS(または、|xMj|≦μ+kamin)のとき、外れ程度を0%とし、|x(j)|=μ+kminS〜μ+kmaxS(または、|xMj|=μ+kamin〜μ+kamax)のとき、外れ程度を0%〜100%とすると、外れ程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を不備な信号と判定する。
    「波形非安定程度算出法」:
    「波形非安定程度算出法」は下記の「(1)有次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法」と下記の「(2)無次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法」とから構成され、状態診断やパターン認識などのために得られた信号に対して、下記の「(1)有次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法」を用いて算出した有次元特徴パラメータの非定常程度が予め設定した閾値より大きい場合、または、下記の「(2)無次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法」を用いて算出した無次元特徴パラメータの非定常程度が予め設定した閾値より大きい場合、前記信号を非安定な信号と判定する。
    (1)有次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法:
    状態診断やパターン認識などのために得られた信号の波形データx(i)をM区間に分割し、第j区間と第k区間の波形データをそれぞれx(i)とx(i)で表し、第j区間と第k区間の波形データ数をそれぞれNとNとし、第j区間と第k区間における有次元特徴パラメータの平均値をそれぞれμとμとし、第j区間と第k区間における有次元特徴パラメータの標準偏差をそれぞれSとSとし、M個の区間における平均値μ(i=1〜M)が全て等しい(すなわちμ=μ=・・・μ=μ=・・・=μ)またはM個の区間における標準偏差S(i=1〜M)が全て等しい(すなわちS=S=・・・S=S=・・・=S)という帰無仮説を統計理論により検定するために与えられた有意水準αの最大値と最小値をそれぞれαmaxとαminとを設定した後、αを0から1まで変化させた時に前記の帰無仮説が丁度棄却された時点でのαをαとすると、α<αminのときに有次元特徴パラメータが非定常と判定し、
    有次元特徴パラメータの非安定程度(以下、「有次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、α≦αminのとき、有次元非安定程度を100%とし、α≧αmaxのとき、有次元非安定程度を0%とし、α=αmin〜αmaxのとき、有次元非安定程度を100%〜0%とすると、有次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定する。
    (2)無次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法:
    状態診断やパターン認識などのために得られた信号の波形データx(i)から算出された無次元特徴パラメータをpとし、x(i)における無次元特徴パラメータpの平均値と標準偏差をそれぞれμとSとし、x(i)をM区間に分割し、第j区間の波形データ数をNとし、第j区間の波形データをx(i)(j=1〜M)で表し、x(i)における無次元特徴パラメータをpで表すと、
    「無次元特徴パラメータの安定性による波形非安定程度算出法」は下記の「無次元非定常程度算出法1」と下記の「無次元非定常程度算出法2」と下記の「無次元非定常程度算出法3」と下記の「無次元非定常程度算出法4」から構成され、前記信号に対して、下記の「無次元非定常程度算出法1」と下記の「無次元非定常程度算出法2」と下記の「無次元非定常程度算出法3」と下記の「無次元非定常程度算出法4」とのうちの少なくとも一方を用いて算出した無次元特徴パラメータの非安定程度が予め設定した閾値より大きい場合、前記信号を非安定な信号と判定する。
    無次元非定常程度算出法1:
    予め係数kの範囲をkpnin〜kpmaxと設定した後、|p|>μ+kpminならばpを特異な無次元特徴パラメータと判定し、
    無次元特徴パラメータの非安定程度(以下、「無次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、|p|≧μ+kpmaxのとき、無次元非安定程度を100%とし、|p|≦μ+kpminのとき、無次元非安定程度を0%とし、|p|=μ+kpmin〜μ+kpmaxのとき、無次元非安定程度を0%〜100%とすると、無次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定する。
    無次元非定常程度算出法2:
    予め係数kの範囲をkLnin〜kLmaxと設定した後、|S/μ|>kLminならば無次元特徴パラメータpを非安定と判定し、
    無次元特徴パラメータの非安定程度(以下、「無次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、|S/μ|≧kLmaxのとき、無次元非安定程度を100%とし、|S/μ|≦kLminのとき、無次元非安定程度を0%とし、|S/μ|=kLmin〜kLmaxのとき、無次元非安定程度を0%〜100%とすると、無次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定する。
    無次元非定常程度算出法3:
    (i)における無次元特徴パラメータをpのU個の最大値をpMj(j=1〜U)とし、pMj除いた後のx(i)の平均値と標準偏差をそれぞれμpnとSpnとすると、予め係数kの範囲をkMnin〜kMmaxと設定した後、|pMj|>μpn+kMminpnならば無次元特徴パラメータpを非安定と判定し、
    無次元特徴パラメータの非安定程度(以下、「無次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、|pMj|≧μpn+kMaxpnのとき、無次元非安定程度を100%とし、|pMj|≦μpn+kMinpnのとき、無次元非安定程度を0%とし、|pMj|=μpn+kMminpn〜μpn+kMaxpnのとき、無次元非安定程度を0%〜100%とすると、無次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定する。
    無次元非定常程度算出法4:
    予め係数kの範囲をkinin〜kimaxと設定した後、|p×pj−1|(j=2〜M)の最大値>kiminならば無次元特徴パラメータpを非安定と判定し、
    無次元特徴パラメータの非安定程度(以下、「無次元非安定程度」とよぶ)をパーセンテージで表す場合、|p×pj−1|(j=2〜M)の最大値≧kimaxのとき、無次元非安定程度を100%とし、|p×pj−1|(j=2〜M)の最大値≦kiminのとき、無次元非安定程度を0%とし、|p×pj−1|(j=2〜M)の最大値=kimin〜kimaxのとき、無次元非安定程度を0%〜100%とすると、無次元非安定程度が予め設定した閾値より大きい時に前記信号を非安定な信号と判定する。
  2. 状態診断やパターン認識のために信号計測部により設定のサンプリング時間で信号を測定して波形データを得る第1工程と、請求項1に記載の信号検査モジュールを用いて信号検査を行う第2工程と、信号検査の結果を表示部で表示する第3工程と、前記信号検査の結果により前記波形データが状態診断やパターン認識に用いられるか否かの最終決定を行う第4工程と、前記最終決定の結果に従って信号の再測定または状態診断やパターン認識などを開始させる第5工程と、を有することを特徴とする信号検査方法。
  3. 請求項2に記載の信号検査方法に基づいた信号検査機能を有することを特徴とする、状態診断やパターン認識のための装置。
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