[go: up one dir, main page]

JP5016542B2 - 画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5016542B2
JP5016542B2 JP2008094519A JP2008094519A JP5016542B2 JP 5016542 B2 JP5016542 B2 JP 5016542B2 JP 2008094519 A JP2008094519 A JP 2008094519A JP 2008094519 A JP2008094519 A JP 2008094519A JP 5016542 B2 JP5016542 B2 JP 5016542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
component
component image
attention
original image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008094519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009246920A (ja
Inventor
睦朗 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2008094519A priority Critical patent/JP5016542B2/ja
Publication of JP2009246920A publication Critical patent/JP2009246920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5016542B2 publication Critical patent/JP5016542B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

本発明は、合成画像などに用いる部品画像を自動的に生成する画像処理装置およびそのプログラム、並びに、部品画像を記憶保管する画像記憶装置に関するものである。
従来より、写真を切り抜いて、コラージュ加工したり、文章やイラストなどと一緒に飾り付けをした作品を楽しんでいた。特に、近年ではデジタル画像を用いてパソコン上で同様の加工を行っている。具体的には、デジタル画像から素材となるオブジェクト部分を部品画像として切り出して合成することによってこのような加工を行っているが、このような素材となる部品画像の作成は、人間が目視で使用したいオブジェクト領域を画像の中から選び出して必要な部分を切り出している。しかし、多数の画像の中から、適切な領域を選択したり、最適なオブジェクト領域を抽出するためには大変時間がかかる。
そこで、人間の顔のように特定のオブジェクトを切り出す際には、そのオブジェクトに対応した検出技術(例えば、顔検出技術)を用いて画像から特定のオブジェクト(例えば、顔部分)を自動検出し、そのオブジェクトを独立した画像として切り出して、テンプレートなどと合成する手法を提案したものがある(例えば、特許文献1など)。
特開2006−86732号公報
しかしながら、コラージュのような作品を作成する際には、特定のオブジェクトの画像だけで作成するような場合は少なく、いろんな種類のオブジェクトを貼り合わせて作品を完成させる場合が多い。従来から提案されているような特定のオブジェクトを検出する検出器を用いて、多種のオブジェクトを使ったコラージュを作成するためには、必要とするオブジェクトに対応する検出器をそれぞれ用意しなければならなくなる。
また、特定のオブジェクトを検出する検出器のみを用いた場合には、画像中に特定のオブジェクト以外の注目を引くような画像部分が存在していたとしても、用意した検出器の検出対象となるオブジェクトしか抽出することができず、他の注目を引く画像部分を抽出することはできない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画像中の注目する画像部分を自動的に抽出して合成画像に用いる部品画像を作成することができる画像処理装置、画像記憶装置および画像処理装置のプログラムを提供することを目的とするものである。
本願発明の画像処理装置は、オリジナル画像を記憶するオリジナル画像記憶手段と、
前記オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向に基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が該部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて、これらの度合いに応じて注目領域を前記オリジナル画像の中から抽出する注目領域抽出手段と、
該注目領域抽出手段により抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出して画像の合成に用いる部品画像を作成する部品画像作成手段と、
該部品画像作成手段により作成された部品画像を記憶する部品画像記憶手段とを備えることを特徴とするものである。
本願発明の画像記憶装置は、複数の画像を合成して合成画像を作成するために用いられる部品画像を記憶する画像記憶装置であって、
オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向に基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が周囲の画像の特徴と違う度合いを求めて、これらの度合いに応じて注目領域を前記オリジナル画像の中から抽出して、該抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出した画像を合成に用いる部品画像として記憶した部品画像記憶手段を備えることを特徴とするものである。
本願発明のプログラムは、コンピュータを、
オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向に基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が該部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて、これらの度合いに応じて注目領域を前記オリジナル画像の中から抽出する注目領域抽出手段と、
該注目領域抽出手段により抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出して画像の合成に用いる部品画像を作成する部品画像作成手段として機能させることを特徴とするものである。
「注目領域」とは、オリジナル画像上の視覚的に注目される領域をいうが、「注目領域」には、真に視覚的に注目されるか否かにかかわらず、視覚的に注目される可能性が高いと判定された領域を含むものである。視覚的に注目される領域は、周囲の画像と色、明度、および、オリジナル画像に現れた直線成分の方向などが異なるために注目されることが多いので、色、明度、および、オリジナル画像に現れた直線成分が周囲と異なる領域を「注目領域」として抽出する。
「注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出す」は、注目領域の全体ではなく少なくとも一部が含まれるように画像を切り出せばよい。また、切り出した1つの画像内に2箇所以上の注目領域が含まれるように切り出してもよい。
また、前記注目領域抽出手段が、抽出した各注目領域に対する注目度を算出するようにして、前記画像処理装置が、前記部品画像のうち該部品画像に含まれる注目領域の注目度が高い部品画像に対して特殊表示効果加工処理を施した画像を部品画像として前記部品画像記憶手段に追加記憶する部品画像加工処理手段をさらに備えるようにするのが好ましい。
「特殊表示効果加工処理」とは、静止画像に特殊な表示効果を与えるための加工処理をいい、例えば、モノクロ化(白黒、セピアなど)、エンボス加工、ソラリゼーション、モザイク化、絵画表現、ポスタリゼーション、クロスフィルタ、ソフトフォーカス、エッジ表現、ステンドグラス表現、色反転などがある。
さらに、前記部品画像加工処理手段が、前記注目度が低い注目領域を含む部品画像より前記注目度が高い注目領域を含む部品画像に対してより多くの種類の特殊表示効果加工処理を施した部品画像を作成して前記部品画像記憶手段に追加記憶させるものが望ましい。
本発明によれば、オリジナル画像より、画像中の各部分の特徴がその部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて注目領域を抽出して、抽出した注目領域を含む所定の範囲の画像を部品画像として記憶することにより、特定のオブジェクトに限られない種々の部品画像を用意することができる。
また、抽出した各注目領域の注目度を算出するようにして、注目度が高い注目領域を含む部品画像に対しては特殊表示効果加工処理を施した画像を部品画像として追加するようにすれば、利用価値の高い部品画像を用意することができる。
さらに、注目度が低い注目領域を含む部品画像より注目度が高い注目領域を含む部品画像に対して、より多くの種類の特殊表示効果加工処理を施した部品画像を作成するようにすれば、利用される可能性の高い部品については、さらに利用価値を高めることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1に、本発明の画像処理装置の概略構成図を示す。
画像処理装置1は、補助記憶装置に読み込まれたアプリケーションプログラムがコンピュータ(例えば、ワークステーション等)上で実行されることにより実現される。画像処理プログラムは、CD−ROM等の記録媒体として配布され、記録媒体からコンピュータにインストールされても良いし、インターネット等のネットワーク経由で接続されたサーバからダウンロードされた後にインストールされてもよい。
画像処理装置1は、オリジナル画像Pを記憶するオリジナル画像記憶手段10と、オリジナル画像Pの色、明度、および、このオリジナル画像Pに現れた直線成分の方向に基づいて、オリジナル画像Pの中から注目領域を抽出する注目領域抽出手段11と、注目領域を含む所定の範囲内の画像をオリジナル画像Pから切り出して画像の合成に用いる部品画像Qを作成する部品画像作成手段12と、部品画像Qを記憶する部品画像記憶手段13と、部品画像Qに特殊表示効果加工処理を施す部品画像加工処理手段14と、部品画像Qを使った合成画像を作成するための合成画像生成手段15とを備える。
オリジナル画像記憶手段10は、ハードディスクなどの大容量記憶装置や画像処理装置1に接続された記録媒体などである。オリジナル画像記憶手段10には、デジタルスチールカメラやデジタルビデオカメラによって撮影された撮影画像、あるいは、イラストレーターなどの画像作成用ソフトなど用いて作成したイラスト画像などがオリジナル画像Pとして多数記憶されている。このオリジナル画像Pは、静止画像のことをいう。以下、オリジナル画像Pは静止画像として説明する。
部品画像記憶手段13は、ハードディスクなどの大容量記憶装置である。部品画像記憶手段13には、オリジナル画像Pから切り取られた部品画像Qが記憶される。
合成画像生成手段15は、部品画像記憶手段13に記憶されている部品画像Qを用いてコラージュ、電子アルバムなどの合成画像を作成する機能を備えている。
注目領域抽出手段11は、オリジナル画像Pを目視で確認したときに注目される部分を注目領域として抽出する。例えば、オリジナル画像P上の一部の色が周囲の色と異なる部分、オリジナル画像P上の一部が周囲に比べて非常に明るい部分、平坦な画面上に現れた直線部分などが画像を見たとき注目される領域となる。そこで、オリジナル画像Pの色、明度、および、オリジナル画像Pに現れた直線成分の方向に基づいて、オリジナル画像P中の各部分の特徴がその部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて、これらの異なる度合いが大きいところを注目領域として抽出する。
このように視覚的に注目される注目領域は、色、明度、画像中に現れた直線成分などの画像を構成する要素が周囲と異なる特徴を持っている。そこで、オリジナル画像Pの色(Color)、オリジナル画像Pの明度(Intensity)、オリジナル画像Pに現れた直線成分の方向(Orientation)を用いて、画像中の各部分の特徴が、その部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求め、異なる度合いが大きい部分が視覚的に注目される注目領域であると考えられる。具体的には、IttiやKoch達によって提案された手法を用いて、視覚的に注目される注目領域を自動的に抽出することができる(例えば、IEEE TRANSACTIONS ON PATTERN ANALYSIS AND MACHINE INTELLIGENCE, VOL. 20, NO. 11, NOVEMBER 1998 “A Model of Saliency-Based Visual Action for Rapid Scene Analysis”, Laurent Itti, Christof Koch and Emst Neiburを参照)。
図2に従って、この手法を用いて注目領域を抽出する処理の流れについて説明する。
まず、オリジナル画像Pにフィルタリング処理を施して明度をあらわす画像と複数の色成分に分けた色成分の画像とをそれぞれ生成する(Step1)。
まず、オリジナル画像Pから明度の画像Iを生成して、さらに、明度の画像IのGaussian pyramidを生成する。このGaussian pyramidの各階層の画像をI(σ)(σは画素のスケールを表し、σ∈[0..8]とする)とする。
次に、オリジナル画像Pを4つの色成分の画像R(赤),G(緑),B(青),Y(黄)に分ける。さらに、これらの画像R,G,B,Yから4種類のGaussian pyramidを生成して、各階層の画像をR(σ)、G(σ)、B(σ)、Y(σ)とする。
そこで、これらの画像I(σ)、R(σ)、G(σ)、B(σ)、Y(σ)からオリジナル画像P上の各部分の特徴がその周囲の部分とどの程度異なるかを表す特徴量マップを生成する(Step2)。
画面上のある部分の明度がその周囲の明度とは違うと感知される場所は、周囲が明るいところに暗い部分が存在する場所、あるいは、周囲が暗いところに明るい部分が存在する場所である。そこで、周囲の明度に比べて中心部分の明度がどの程度異なるかは、細かい画素で表された画像I(c)と、荒い画素で表された画像I(s)とを用いて求める。荒い画像I(s)の画素1個の値は、細かい画像I(c)の画素を複数個分まとめた値を表しているので、画像I(c)の画素の値(中心部の明度)と、この画素に対応する位置にある画像I(s)の画素の値(周囲の明度)の差を求める(center-surroundと呼ばれる)ことによって、画像上の各部分が周囲とどの程度異なるかを求めることができる。例えば、細かい画素で表された画像I(c)のスケールをc∈{2,3,4}とし、荒い画素で表された画像I(s)のスケールをs=c+δ(δ∈{3,4})として明度の特徴マップM(c,s)を求める。この明度の特徴マップM(c,s)は下式(1)のように表される。
Figure 0005016542
各色成分についても同様に、R(σ)、G(σ)、B(σ)、Y(σ)から特徴マップを生成する。画面上のある部分の色がその周囲の色と違うと感知される場所は、色相環で正反対に位置する色(反対色)の組み合わせから見つけることができる。例えば、赤/緑と緑/赤の組み合わせから特徴マップMRG(c,s)を取得し、青/黄と黄/青の組み合わせから特徴マップMBY(c,s)を取得する。この色の特徴マップは下式(2)(3)のように表される。
Figure 0005016542
さらに、画像上に表れた直線成分の方向について、各部分に現れた直線成分の方向とその周囲の直線成分との違いが感知される部分は、明度の画像Iから直線成分の方向を検出するGaborフィルターなどを利用して見つけることができる。I(σ)の各階層の画像に対してGaborフィルターを用いて、θ∈{0°,45°,90°,135°}の各方向の直線成分を検知して特徴マップM(c,s,θ)を取得する。この方向の特徴マップは下式(4)のように表される。
Figure 0005016542
c∈{2,3,4}とし、s=c+δ(δ∈{3,4})とした場合には、明度の特徴マップは6個、色の特徴マップは12個、方向に関する特徴マップは24個得られ、これらのマップを総合的にみて、視覚的に注目される注目領域を抽出する。
これらの42個の特徴マップM,MRG,MBY,Mは、ダイナミックレンジの違いや抽出する情報の違いなどにより、各部分とその周囲の違いが大きく表れるものとあまり大きく表れないものがある。そのため、42個の特徴マップM,MRG,MBY,Mの値をそのまま用いて判定を行ったのでは、違いが大きい特徴マップに影響されて、違いが少ない特徴マップの情報が反映されない場合がある。そこで、これらの42個の特徴マップM,MRG,MBY,Mを規格化した後に組み合わせて、注目領域を抽出するようにするのが好ましい。
具体的には、例えば、明度の特徴マップM(c,s)の6個を規格化して組み合わせた明度の要素別注目度マップM を取得し、色の特徴マップMRG(c,s)、MBY(c,s)の12個を規格化して組み合わせた色の要素別注目度マップM を取得し、方向に関する特徴マップM(c,s,θ)の24個を規格化して組み合わせた方向の要素別注目度マップM を取得する(Step3)。さらに、要素別注目度マップM 、M 、M を線形結合して、オリジナル画像Pの各部分の注目度の分布を表した注目度マップMを取得する(Step4)。この注目度が所定の閾値を越えた領域を注目領域として抽出する(Step5)。
また、注目領域を抽出する際に、オリジナル画像Pの色、明度、オリジナル画像Pに現れた直線成分の傾きが周囲と異なる度合いの影響を変えるように、オリジナル画像Pの色、明度、オリジナル画像Pに現れた直線成分の傾きのそれぞれの度合いと、各度合いそれぞれに対して重み付けした重み付け度合いを変えることによって、抽出される注目領域を変えることができる。例えば、要素別注目度マップM 、M 、M を線形結合するときの重みを変えることによって抽出される注目領域を変えることができる。あるいは、要素別注目度マップM 、M 、M を取得するときに、各明度の特徴マップM(c,s)、色の特徴マップMRG(c,s)、MBY(c,s)、方向に関する特徴マップM(c,s,θ)のそれぞれのマップの影響を変えるように、各特徴マップM(c,s)、MRG(c,s)、MBY(c,s)、M(c,s,θ)に対する重みを変えるようしてもよい。
部品画像作成手段12は、注目領域を含む部分を部品画像Qとして切り出して、部品画像記憶手段13に記憶する。切りだされる画像の範囲は、用意する部品画像Qの大きさや解像度に応じて決められる。例えば、部品画像Qを150×150画素で用意する場合には、オリジナル画像Pから注目領域を含むように150×150画素で切り取った画像を部品画像Qとする。注目領域を抽出する際に、オリジナル画像の色、明度、前記オリジナル画像に現れた直線成分の傾きが周囲と異なる度合いの影響を変えて様々な注目領域を抽出できるようにするのが好ましい。
部品画像加工処理手段14は、注目領域抽出手段11で抽出された部品画像Qのうち、算出された注目度が高い注目領域を含む部品画像Qに対して特殊表示効果加工処理を施して、その画像を部品画像Qとして部品画像記憶手段13に追加記憶する。
特殊表示効果加工処理には、モノクロ化(白黒、セピアなど)、エンボス加工、ソラリゼーション、モザイク化、絵画表現、ポスタリゼーション、クロスフィルタ、ソフトフォーカス、エッジ表現、ステンドグラス表現、色反転などがある。
さらに、注目領域の注目度が高いものほど利用価値が高いと考えられるので、注目度が低い注目領域を含む部品画像Qより注目度の高い注目領域を含む部品画像Qに対して、より多くの種類の特殊表示効果加工処理を施した部品画像Qを生成して、部品画像記憶手段13に追加記憶する。
次に、図3、図4のフローチャートを用いて、本発明の画像処理装置1で部品画像Qを生成する処理の流れと、その部品画像Qを使って合成画像を生成する処理の流れについて説明する。
まず、画像処理装置1では、撮影画像やイラスト画像などのオリジナル画像Pを読み込んでハードディスク(オリジナル画像記憶手段10)に一旦記憶する(S100)。
注目領域抽出手段11では、ハードディスクに記憶されているオリジナル画像Pから、明度を表す画像Iと各色成分に分けた画像R,G,B,Yを生成し、さらに、これらからGaussian pyramid画像I(σ),R(σ),G(σ),B(σ),Y(σ)を生成する。これらのGaussian pyramid画像を用いて、色、明度、オリジナル画像P上の直線成分の方向に基づいて、オリジナル画像Pの各部分の注目度を算出した注目度マップMを生成する(S101)。注目度マップMの注目度が所定の閾値以上の領域を注目領域として抽出する(S102)。
例えば、図5Aに示すように、画像の中心付近に赤い道路標識が撮影されている画像では、周囲の山や道路は茶〜灰色の色が多く道路標識の色が周囲と大きく異なるため、注目度マップM上の注目度が高く表れる。そこで、図5Bに示すように、所定の閾値以上の部分を注目領域ROIとして抽出する。図あるいは、図6Aに示すように、赤い矩形(細かい間隔の斜線部分)が1つと緑の矩形(広い間隔の斜線部分)が多数とが、様々な方向を向いて並んでいる場合には、図6Bに示すように、赤い矩形の部分や、緑の矩形のうち傾きが周囲の矩形と比べて大きく傾いている部分の注目度が高くなり、この注目度の高い領域を注目領域ROIとして抽出する。
そこで、部品画像作成手段12で注目領域ROIを含むように矩形の領域を部品画像Qとして切り取り(S103)、部品画像Qを部品画像記憶手段13に記憶する(S104)。例えば、図5Aのような画像では、矩形で囲まれた範囲を部品画像Qとして切り取る。部品画像の大きさや部品画像中の注目領域ROIの位置は常に同じでなくてもよい。また、同じ注目領域ROIを含むいろいろな範囲の画像を部品画像として用意してもよい。このようにしてオリジナル画像Pから注目領域ROIを含む部分を部品画像Qとして記憶する。
さらに、注目度マップMの注目度の高い注目領域ROIを含む部品画像Qに対しては部品画像加工処理手段14で特殊表示効果加工処理を施した部品画像Qを部品画像記憶手段13に追加記憶する。具体的には、注目度の閾値を設定して、部品画像Qを注目度に応じて複数のランクに分けて、注目度のランクが高い部品画像Qに対してランクが低い部品画像Qより多くの種類の特殊表示効果加工処理を施して部品画像記憶手段13に追加記憶する。あるいは、注目度の上位から何番目の部品画像Qであるかに応じてランク分けして、注目度のランクが高い部品画像Qに対してランクが低い部品画像Qより多くの種類の特殊表示効果加工処理を施して部品画像記憶手段13に追加記憶する。
合成画像を作成する際には、ユーザは部品画像記憶手段13に記憶されている部品画像Qを表示装置上に表示して(S110)、合成画像生成手段15を用いて部品画像Qを合成画像作成用のレイアウト画面上に配置し(S111)、部品画像Qの配置が完了すると合成画像として生成する(S112)。必要に応じて、同じ部品画像Qであっても特殊表示効果加工処理が施されている部品画像Qを選択することができるように、各部品画像Qごとに特殊表示効果加工処理が施された部品画像Qを切り替えて表示できるようにするのが好ましい。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施形態では、本願発明の画像記憶装置を備えた合成画像生成システム2について説明する。
合成画像生成システム2は、図7に示すように、画像処理装置1aと、画像合成用端末3と、オリジナル画像サーバ4と、部品画像サーバ(本発明の画像記憶装置に対応する)5と、これらを接続するネットワーク6とを備える。
ネットワーク6は、インターネットや専用回線を用いて遠隔地に設置された上記装置を接続するものであってもよいし、あるいは、上記各装置を接続するローカルエリアネットワークでもよい。ネットワーク6は光ネットワークなど画像情報の高速転送を実現できるものとすることが望ましい。
画像処理装置1aは、図8に示すように第1の実施の形態で説明したものと略同じ構成を備えるが、オリジナル画像記憶手段および部品画像記憶手段は本画像処理装置1a内には設けられず、それぞれオリジナル画像サーバ4および部品画像サーバ(画像記憶装置)5として、合成画像生成システム2上に設けられ、画像処理装置1aとはネットワーク6で接続される。また、合成画像生成手段も本画像処理装置1a内には設けられず、画像合成端末3として合成画像生成システム2上に設けられる。また、画像処理装置1aに設けられる注目領域抽出手段11と部品画像作成手段12と部品画像加工処理手段14は、前述の第1の実施の形態と同じ機能を備えるので詳細な説明は省略する。
オリジナル画像サーバ4は、オリジナル画像記憶手段10を備え、スチールカメラやビデオカメラによって撮影された撮影画像や、イラストレーターなどの画像作成用ソフトなど用いて作成したイラスト画像などの静止画像をオリジナル画像Pとして多数記憶している。
部品画像サーバ5は、部品画像記憶手段13を備え、オリジナル画像Pから作成された部品画像Qを多数記憶する。この部品画像サーバ5は、上記オリジナル画像サーバ4と同じサーバであってもよい。
画像合成端末3は、部品画像サーバ5とネットワーク6で接続され、部品画像サーバ5に記憶されている部品画像Qにアクセスして、部品画像Qを用いてコラージュ、電子アルバムなどの合成画像を作成する機能を備えている。
上述の合成画像生成システム2の各機器で動作するソフトウェアは、CD−ROM等の記録媒体から各機器にインストールされても良いし、インターネット等のネットワーク経由で接続されたサーバからダウンロードされた後にインストールされてもよい。
本発明の合成画像生成システム2を利用した部品画像Qを生成する処理の流れ、および、合成画像を生成する処理の流れは、前述の第1の実施の形態と略同様の流れで行われるので、相違する点についてのみ説明する。
オリジナル画像Pは、オリジナル画像サーバ4に直接入力されて記憶されたり、ネットワーク6を介して入力されて記憶される。このオリジナル画像Pは画像処理装置1aからネットワーク6を経由して画像処理装置1aに送信され、画像処理装置1aで部品画像Qが作成される。また、画像処理装置1aで作成された部品画像Qは、画像処理装置1aからネットワーク6を介して部品画像サーバ5に送信されて記憶される。
また、画像の合成は画像合成用端末3で行われ、ユーザは、画像合成端末3からネットワーク6経由で部品画像サーバ5に接続して部品画像Qを読み出して表示し、画像合成端末3で表示された部品画像Qを選択しながら合成画像を生成する。
以上、詳細に説明したように、オリジナル画像から色、明度および直線成分の方向に基づいて、視覚的に注目される注目領域を抽出して、その注目領域を含む領域を部品画像として切り出すことにより、活用度の高い様々なオブジェクトの部品画像を生成することができる。
画像処理装置の概略構成図 注目領域の抽出方法を説明するための図 オリジナル画像から注目領域を抽出する処理の流れを表すフローチャート 部品画像を用いて合成画像を生成するする処理の流れを表すフローチャート オリジナル画像の一例(その1) 注目度マップの一例(その1) オリジナル画像の一例(その2) 注目度マップの一例(その2) 合成画像生成システムの構成を表す図 画像処理装置の構成を表す図
符号の説明
1 画像処理装置
1a 画像処理装置
2 合成画像生成システム
3 画像合成用端末
4 オリジナル画像サーバ
5 部品画像サーバ
6 ネットワーク
10 オリジナル画像記憶手段
11 注目領域抽出手段
12 部品画像作成手段
13 部品画像記憶手段
14 部品画像加工処理手段
15 合成画像生成手段
P オリジナル画像
Q 部品画像
ROI 注目領域

Claims (6)

  1. オリジナル画像を記憶するオリジナル画像記憶手段と、
    前記オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向のそれぞれに基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が該部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて、これらの度合いの組み合わせから得られる注目度が閾値を越える領域を注目領域として前記オリジナル画像の中から抽出する注目領域抽出手段と、
    該注目領域抽出手段により抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出して画像の合成に用いる部品画像を作成する部品画像作成手段と、
    該部品画像作成手段により作成された部品画像を記憶する部品画像記憶手段と、
    前記部品画像作成手段により作成された複数の部品画像のうち各部品画像に含まれる注目領域の注目度が所定の値より高い部品画像に対し特殊表示効果加工処理を施した画像を加工済み部品画像として前記部品画像記憶手段に追加記憶する部品画像加工処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記部品画像加工処理手段が、
    前記注目度が所定の値より高い注目領域を含む部品画像のうち前記注目度が低い注目領域を含む部品画像より前記注目度が高い注目領域を含む部品画像に対してより多くの種類の特殊表示効果加工処理のそれぞれを施した加工済み部品画像を作成して前記部品画像記憶手段に追加記憶させるものであることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記特殊表示効果加工処理は、モノクロ化、エンボス加工、ソラリゼーション、モザイク化、絵画表現、ポスタリゼーション、クロスフィルタ、ソフトフォーカス、エッジ表現、ステンドグラス表現、および色反転の各処理のいずれかであることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 複数の画像を合成して合成画像を作成するために用いられる部品画像を記憶する画像記憶装置において、
    オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向のそれぞれに基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が周囲の画像の特徴と違う度合いを求めて、これらの度合いの組み合わせから得られる注目度が閾値を越える領域を注目領域として前記オリジナル画像の中から抽出して、該抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出した画像を合成に用いる部品画像として記憶するとともに、該部品画像のうち各部品画像に含まれる注目領域の注目度が所定の値より高い部品画像に対し特殊表示効果加工処理を施した画像を加工済み部品画像として前記部品画像記憶手段に追加記憶する部品画像記憶手段を備えることを特徴とする画像記憶装置。
  5. コンピュータを、
    オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向のそれぞれに基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が該部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて、これらの度合いの組み合わせから得られる注目度が閾値を越える領域を注目領域として前記オリジナル画像の中から抽出する注目領域抽出手段と、
    該注目領域抽出手段により抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出して画像の合成に用いる部品画像を作成する部品画像作成手段と、
    前記部品画像作成手段により作成された複数の部品画像のうち各部品画像に含まれる注目領域の注目度が所定の値より高い部品画像に対し特殊表示効果加工処理を施した画像を加工済み部品画像として前記部品画像記憶手段に追加記憶する部品画像加工処理手段として機能させるプログラム。
  6. オリジナル画像を記憶するオリジナル画像記憶手段と、
    前記オリジナル画像中から注目領域を抽出する注目領域抽出手段と、
    前記オリジナル画像から部品画像を作成する部品画像作成手段と、
    前記部品画像を記憶する部品画像記憶手段と、
    前記部品画像に対し特殊表示効果加工処理を施す部品画像加工処理手段とを備えた画像処理装置の動作方法であって、
    前記注目領域抽出手段により、前記オリジナル画像の色、明度、および、該オリジナル画像に現れた直線成分の方向のそれぞれに基づいて、該オリジナル画像中の各部分の特徴が該部分の周囲に位置する部分の特徴と異なる度合いを求めて、これらの度合いの組み合わせから得られる注目度が閾値を越える領域を注目領域として前記オリジナル画像の中から抽出する注目領域抽出ステップと、
    前記部品画像作成手段により、前記注目領域抽出手段により抽出された注目領域を含む所定の範囲内の画像を前記オリジナル画像から切り出して画像の合成に用いる部品画像を作成して、前記部品画像記憶手段に記憶する部品画像作成ステップと、
    前記部品画像加工処理手段により、前記複数の部品画像のうち各部品画像に含まれる注目領域の注目度が所定の値より高い部品画像に対し特殊表示効果加工処理を施した画像を加工済み部品画像として前記部品画像記憶手段に追加記憶する部品画像加工処理ステップとを備えることを特徴とする画像処理装置の動作方法。
JP2008094519A 2008-04-01 2008-04-01 画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム Active JP5016542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008094519A JP5016542B2 (ja) 2008-04-01 2008-04-01 画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008094519A JP5016542B2 (ja) 2008-04-01 2008-04-01 画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009246920A JP2009246920A (ja) 2009-10-22
JP5016542B2 true JP5016542B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=41308312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008094519A Active JP5016542B2 (ja) 2008-04-01 2008-04-01 画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5016542B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3700687B2 (ja) * 2002-07-08 2005-09-28 カシオ計算機株式会社 カメラ装置及び被写体の撮影方法
JP4052128B2 (ja) * 2003-01-23 2008-02-27 セイコーエプソン株式会社 画像トリミング装置、画像のトリミング方法、及びプログラム
JP2006013722A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009246920A (ja) 2009-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zhao et al. Dehazing evaluation: Real-world benchmark datasets, criteria, and baselines
Berman et al. Non-local image dehazing
Singh et al. Dehazing of remote sensing images using improved restoration model based dark channel prior
CN101601287B (zh) 产生照片级真实感图像缩略图的设备和方法
CA2662355C (en) Mosaic oblique images and methods of making and using same
US8023725B2 (en) Identification of a graphical symbol by identifying its constituent contiguous pixel groups as characters
JP2009246919A (ja) 画像処理装置および方法並びにプログラム
CN1954339B (zh) 用于将图像从低动态范围转换为高动态范围的方法和系统
EP3100208B1 (en) Note capture and recognition with manual assist
US20090245625A1 (en) Image trimming device and program
El Khoury et al. Color and sharpness assessment of single image dehazing
US8565491B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, program, and imaging apparatus
Congalton Remote sensing: an overview
US12051226B2 (en) Feature detection methods and systems using deconstructed color image data
Bello-Pineda et al. Using aerial video to train the supervised classification of Landsat TM imagery for coral reef habitats mapping
JP4662258B2 (ja) 画像処理方法及び装置、デジタルカメラ装置、並びに画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2014044595A (ja) 線画着色システム
Liang et al. Mosaicing of camera-captured document images
JP5016542B2 (ja) 画像処理装置、画像記憶装置、および、画像処理装置のプログラム
JP5006839B2 (ja) トリミングルール学習装置および方法並びにプログラム
JP5095501B2 (ja) 注目度算出装置および方法並びにプログラム
CN114529624A (zh) 一种图像色彩匹配方法、系统及图像生成方法和系统
JP4507673B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
Jurecka et al. Impact of boosting saturation on automatic human detection in imagery acquired by unmanned aerial vehicles
Fox Essential Earth imaging for GIS

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5016542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250