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JP5015625B2 - 車両用情報出力制御装置 - Google Patents

車両用情報出力制御装置 Download PDF

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本発明は、運転者等が車両に乗車した際に、予め設定されているメッセージ情報を車室内に出力するようにした車両用情報出力制御装置に関する。
従来、パソコンでは、起動スイッチをONしたとき、ユーザーに対して「welcome」や「ようこそ」といったウエルカムメッセージを映像及びサウンドで表現することで商品価値を高めるようにしたものが知られている。
一方、車両においても乗車時に乗員に対してウエルカムメッセージを出力するようにした技術が種々提案されている。例えば特許文献1(特開2005−346264号公報)には、運転者等がドアを開けたときオーディオシステム電源がONされ、次いでドアが閉められ、且つ運転者の乗車が検知されたとき、当該システムからウエルカムメッセージを乗員に対して出力するようにした技術が開示されている。
特開2005−346264号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術では、ドアを開けたときにオーディオシステム電源がONされてスタンバイ状態となるため、ドアを開けた直後に乗車した場合、未だオーディオシステムが立ち上げられていない状況で乗車が完了してしまう場合が考えられる。このような状況では、例えば着座センサで運転者の乗車を検知してもオーディオシステムが立ち上がっていないので、ウエルカムメッセージが出力されず、運転者の期待感が損なわれてしまう不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、ユーザがドアを開けて素早く乗車した場合であっても、メッセージ情報を確実に出力させることができて、運転者の期待感を充分満足させることのできる車両用情報出力制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、車両のドア錠の施解錠に用いられる携帯機と、前記車両に設けられて前記携帯機との間で無線通信を行う通信部と、前記車両に設けられて予め記憶されているメッセージ情報を乗員に対して出力する車載情報入出力部とを備える車両用情報出力制御装置において、前記携帯機による前記ドア錠の解錠動作を検知したとき前記車載情報入出力部の電源をオンさせ、その後、所定の条件が満たされると前記メッセージ情報を乗員に対して出力する制御手段を備え、前記制御手段は、エンジン停止後、予め設定した時間が経過するまでは前記車載情報入出力部からの前記メッセージ情報の出力を規制するとを特徴とする。
本発明によれば、携帯機を用いてドア錠を解錠させたときに車載情報入出力部の電源をONさせるようにしたので、ドア錠の解錠から、運転者等のユーザがドアを開けて乗車するまでの間に充分な時間を確保することができ、ユーザが素早くドアを開けて乗車した場合であっても、その後、例えばドアを閉めた際には、直ちにメッセージ情報を出力させることができ、ユーザの期待感を充分満足させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1は車内通信回線を用いて車両に搭載されているドア施解錠ユニットの制御部と車載情報入出力部の制御部との概略構成図、図2は車載情報入出力部の全体構成図である。尚、図2に示す、車載情報入出力部としての情報入出力ユニット1は、本実施形態ではカーオーディオ機器に備えられている機能を利用している。
ドア施解錠ユニット21は送受信部22、制御部23、ドア錠を施解錠させる駆動信号を出力するアクチュエータ駆動回路24を有している。尚、送受信部22は室外アンテナ22aと室内アンテナ22bとを有しており、室内アンテナ22bで後述する携帯機31からの信号を受信することでユーザの乗車が検出される。又、符号31は、ドア施解錠ユニット21との間でID信号を送受信する携帯機である。
送受信部22は、携帯機31との間で双方向に無線通信を行うための通信部(図示せず)を含んでいる。この通信部は、室外アンテナ22aから車両外方に向けて携帯機31に対してID信号の送信を促す為のID要求信号を送信し、且つ携帯機31から送信される信号(ACK信号、IDコード等)を受信する。制御部23は、CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータであり、ROMには、CPUが実行する各種プログラムやIDコード等が記憶されている。CPUは、ROMに記憶されているプログラムに従い、送受信部22に設けられている通信部を制御し、携帯機31との双方向通信を実現すると共に、アクチュエータ駆動回路24を介してドアロックアクチュエータ25に対し、施錠信号或いは解錠信号を出力して、ドア錠の施錠及び解錠を実行する。
一方、携帯機31は、ドア施解錠ユニット21に設けられている通信部から送信されるID要求信号を受信すると共に、この通信部に対して起動要求信号に対するACK信号(肯定応答信号)や、携帯機31固有のIDコード等を無線送信する送受信部32と、携帯機31固有のIDコードの記憶等を行う制御部33とを備えた、いわゆるスマートキーとしての機能を有している。
携帯機31の制御部33は、ドア施解錠ユニット21に設けられている通信部から送信されるID要求信号を送受信部32を介して受信すると、この送受信部32を介して当該IDコードを送信する。
携帯機31を携帯しているユーザが、ドア施解錠ユニット21に設けられている通信部の通信エリアに入ると、携帯機31の送受信部32が、送受信部22に設けられている通信部からのID要求信号を受信し、固有のIDコードを含む応答信号を送受信部32から通信部へ送信する。
すると、ドア施解錠ユニット21の制御部23が通信部で受信した応答信号に含まれるIDコードを自身のメモリに記録されているコードと照合し、携帯機31が当該車両用のものであるかどうかを判定し、携帯機31が当該車両用のものであれば、アクチュエータ駆動回路24に解錠信号を出力し、ドアロックアクチュエータ25を解錠動作させてドア錠を解錠させる。又、ユーザが車両から離れ、携帯している携帯機31が、通信部の通信エリアから外れると、応答信号が受信されなくなり、制御部33はアクチュエータ駆動回路24に施錠信号を出力し、ドアロックアクチュエータ25を施錠動作させてドア錠を自動的に施錠させる。
このドア施解錠ユニット21の制御部33から出力される解錠信号は、車内通信回線40を通じて、情報入出力ユニット1の制御手段としての制御部(ECU)2へ送信され、制御部2は、この解錠信号をトリガとして起動される。
制御部2は、メッセージ情報の乗員に対する出力等のオーディオ制御を行う機能を有し、CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータであり、ROMには、CPUが実行する各種プログラム、及び各種固定データ等が記憶されている。この制御部2に、ドア開閉検知手段としてのドアスイッチ3、録音スイッチ4、イグニッションスイッチ5、運転開始操作検知部6が接続されていると共に、オーディオ操作部7、及びDSP(Digital Signal Processor)回路8が接続されている。
又、運転開始操作とは、ユーザが走行を開始しようとする際に行う一連の操作であって、センサ・スイッチにより検出可能な各操作開始状態の総称であり、運転開始操作を、各センサ・スイッチの何れかが検知した場合、運転開始操作と判定する。尚、運転開始操作を検出するセンサ・スイッチとしては、キーをキー溝に差し込むとONするキー差し込み検出スイッチ、キー溝に差し込んだキーをアクセサリ(ACC)位置にセットするとONするアクセサリスイッチ、パーキングレバーを開放するとOFF動作するパーキングブレーキスイッチ、セレクトレバーの位置を検知するセレクトポジションスイッチ、車速を検出する車速センサ等がある。
運転開始操作検知部6は、これら各センサ・スイッチの中から1つ、或いは2つ以上選択して構成されている。例えば運転開始操作検知部6としてセレクトポジションスイッチとパーキングブレーキスイッチとが選択されている場合、セレクトポジションスイッチにてセレクトレバーがPレンジから他のレンジへ移動された状態を検知し、或いはパーキングブレーキスイッチがOFFしたとき運転開始操作ありと判定する。尚、この場合、キー操作では運転開始を検出する前に、オーディオ操作部7に設けられているオーディオスイッチがONした場合、これを運転開始操作と判定するようにしても良い。
又、このDSP回路8にCDプレーヤ9、オーディオ・アンプ10、A/D変換器11等が接続されている。更に、このオーディオ・アンプ10に、出力手段としてのスピーカ12が接続され、又、A/D変換器11にマイクロフォン13が接続されている。ドアスイッチ3はドア開でON動作し、ドア閉でOFF動作される。尚、本実施形態によるドアスイッチ3は運転席側に設けられているものを対象としているが、車両の全てのドアスイッチをOR回路を介して制御部2に接続するようにしても良い。又、CDプレーヤ9にはメモリ9aが内蔵されており、このメモリ9aにメッセージ情報が記憶される。このメッセージ情報としては、定型メッセージと個人メッセージとが含まれる。又、定型メッセージとしては、乗車時のもてなしを表す音楽、音声等、複数の情報が格納されており、又個人メッセージとしては、ユーザがCDプレーヤ9からダビングした音楽やマイクロフォン13を通して入力した音声を記憶させることができる。
個人メッセージは録音スイッチ4を操作して記憶させる。録音スイッチ4はプッシュスイッチであり、一回押圧することで個人メッセージの録音が開始され、再度押圧することで録音が停止される。録音に際し、CDプレーヤ9が駆動しているときはCDプレーヤ9から出力される音楽が録音され、CDプレーヤ9が停止しているときはマイクロフォン13から入力される音声が録音される。
又、オーディオ操作部7は、CDプレーヤ9のON/OFFスイッチ、選曲ボタン、ボリュームつまみ、及びプリセットスイッチ等が集合されて構成されている。尚、プリセットスイッチは、メモリ9aに記憶されている複数のメッセージ情報から1つのメッセージ情報を選択し、或いは記憶されている全てのメッセージを1回毎にランダムに選択するもので、選択されたメッセージ情報が乗車時に乗員に対して出力される。
制御部2は、オーディオ操作部7の操作に応じてCDプレーヤ9、DSP回路8、オーディオ・アンプ10等の各オーディオ手段を制御すると共に、ドアスイッチ3のON/OFFに応じてメッセージ情報の出力、停止、及び出力量(ボリューム)を制御する。尚、この出力量(ボリューム)は、オーディオ操作部7に設けられているボリュームスイッチで設定する。又、制御部2は、駐車状態にある車両にユーザが乗車するに際し、メモリ9aに記憶されているメッセージ情報を乗員に対して出力するメッセージ出力機能を有している。
制御部2で実行されるメッセージ出力機能は、具体的には、図3〜図5に示すルーチンに従って行われる。
図3、図4に示す乗車時メッセージ出力ルーチンは、所定演算周期毎に実行され、先ず、ステップS1で、ドア施解錠ユニット21の制御部23から送信される解錠信号が受信されなければルーチンを終了し、制御部23から送信された解錠信号が受信されたとき、ステップS2へ進む。ステップS2では、タイマフラグFtの値を調べる。タイマフラグFtは、後述するタイマフラグ設定ルーチンで設定されるもので、イグニッションスイッチ5がOFFされた後、設定時間Tcoが経過するまではセットされており(Ft=1)、設定時間Tcoが経過したときクリアされる(Ft=0)。尚、タイマフラグ設定ルーチンでの処理については後述する。
Ft=0のときはイグニッションスイッチ5がOFF後、設定時間Tcoが経過しているため、ステップS3へ進む。又、Ft=1のときはイグニッションスイッチ5がOFF後、未だ設定時間Tcoが経過していないため、ルーチンを終了する。従って、例えばイグニッションスイッチ5をOFFして、エンジンを停止させた後、一時的に車両から離れ、設定時間Tco以内に乗車した場合は、タイマフラグFtがセットされている状態であるため(Ft=1)、ルーチンが終了される。そのため、メッセージ情報がスピーカ12から出力されることはない。
又、Ft=0と判定されて、ステップS3へ進むと、システム電源であるオーディオ電源をON動作させてスタンバイ状態とする。その後、ステップS4で予め設定した時間が経過したかどうかを判定し、経過していなければ、ステップS5へ進みドアスイッチ3がON(ドア開)するまで待機する。又、経過していればステップS6へ分岐し、オーディオ電源をOFF動作させてルーチンを抜ける。
そして、ドアスイッチ3がONしたとき、ステップS5からステップS7へ進み、今度は、ドアスイッチ3がOFF動作(ドア閉)するまで待機する。
そして、ドアスイッチ3がOFF動作したとき、ステップS8へ進み、ドア施解錠ユニット21の送受信部22に設けられている室内アンテナ22bで携帯機31からの信号が受信されているか否かを調べる。すなわち、このステップS5,S7,S8では、ドアスイッチ3が一旦ON動作した後にOFF動作し、且つ携帯機31が車室内で検出されているという一連の状況からユーザの乗車を判定する。
そして、ドア施解錠ユニット21の送受信部22に設けられている室内アンテナ22bで携帯機31からの信号が受信された場合は、ステップS9へ進む。又、この室内アンテナ22bで携帯機31からの信号が受信されない場合は、ルーチンを終了する。
その結果、例えばユーザがドアを一旦開けた後、乗車することなく閉めた場合には、携帯機31が車室内で検出されないため、メッセージ情報が車室内に出力されることはない。同様に、ドアを開放したままの状態で車両から荷物を搬入し、或いは車両から荷物を搬出した場合、ドアスイッチ3がON状態であるため、室内アンテナ22bで携帯機31からの信号が受信されてもメッセージ情報が出力されることはない。
そして、室内アンテナ22bで携帯機31が検出されて、ステップS9へ進むと、メモリ9aに記憶されているメッセージ情報を出力する。尚、このメッセージ情報はオーディオ操作部7に設けられているプリセットスイッチにて予め選択したものである。
すると、当該メッセージ情報がDSP回路8を経てオーディオ・アンプ10にて増幅された後、スピーカ12から出力される。その結果、ユーザが乗車してドアを閉じた瞬間、予め選択されている音楽等のメッセージ情報がスピーカ12から室内に流される。
その後、ステップS10へ進むと、メッセージ用カウンタタイマのカウント時間Tmをインクリメントし(Tm←Tm+1)、ステップS11でカウント時間Tmと設定時間Tmo(例えば1[min]に相当する値)とを比較する。尚、この設定時間Tmoはオーディオ操作部7に設けられている選曲ボタン等を用いて任意に可変設定することができる。
そして、Tm<Tmoのときは、ステップS12へ分岐し、又、Tm≧TmoのときはステップS13へ進む。ステップS12へ進むと、運転開始操作有りか、否かを運転開始操作検知部6からの信号に基づいて判定する。尚、運転開始操作検知部6については既述したので説明を省略する。ここで、運転開始操作有りと判定した場合は、ステップS13へ進む。又、運転開始操作無しと判定した場合は、ステップS9へ戻りメッセージ情報の出力を継続させる。
その後、ステップS11或いはステップS12からステップS13へ進むと、メッセージ情報の出力を停止させ、続くステップS12でカウント時間Tmをクリアして(Tm←0)、ルーチンを終了する。
又、上述したステップS3で読込む、タイマフラグFtの値は、図5に示すタイマフラグ設定ルーチンで設定される。このタイマフラグ設定ルーチンは、設定演算周期毎に実行され、先ず、ステップS21でイグニッションスイッチ5がOFFか否かを調べ、イグニッションスイッチ5がONのときは、OFF動作するまで待機する。そして、イグニッションスイッチ5がOFF動作したとき、ステップS22へ進み、フラグ用カウンタタイマのカウント時間Tcをインクリメントし(Tc←Tc+1)、ステップS23へ進む。
ステップS23では、カウンタタイマのカウント時間Tcと設定時間Tco(例えば30[min]に相当する値)とを比較し、Tc<Tcoのときは、ステップS24へ進み、タイマフラグFtをセットして(Ft←1)、ステップS21へ戻る。一方、Tc≧Tcoのときは、ステップS25へ進み、タイマフラグFtをクリアした後(Ft←0)、ステップ26へ進み、カウント時間Tcをクリアして(Tc←0)ルーチンを抜ける。
従って、このルーチンではイグニッションスイッチ5がOFFした後、設定時間Tcoが経過するまで、タイマフラグFtはセット(Ft←1)されており、設定時間Tcoに達したとき、タイマフラグFtがクリアされる(Ft←0)ことになる。
このように、本実施形態では、ドア施解錠ユニット21がユーザの携帯している携帯機31との相互通信によりドア錠を解錠させた時点で、オーディオ電源をONしてスタンバイ状態としたので、ユーザがドアを開けた後、素早く乗車してドアを閉めても、情報入出力ユニット1は時間的余裕を持って立ち上げられているので、確実にメッセージ情報を出力させることができ、ユーザの期待感を充分満足させることができる。
又、携帯機31が車室内に無い状態でドアを閉めた場合、すなわち、ユーザが乗車することなくドアを閉めた場合には、メッセージ情報が出力されないので、ユーザに安心感を与えることができる。又、本実施形態では、携帯機31を車室内で検出することでユーザの乗車を検出するようにしているため着座センサなどセンサ類を特別に設ける必要が無く、取扱性がよい。この場合、ユーザが助手席や後部座席に乗車した場合も、メッセージ情報が出力されるので、商品価値をより高めることができる。更に、ドアを開放した状態でユーザが荷物の搬入、搬出を行った場合にはメッセージ情報が流れないため、ユーザに不快感を与えることがない。
又、ユーザが運転席に着座した後、キーをキー溝に差し込む等の運転開始操作を行うと、メッセージ情報が停止されるので、ユーザが乗車した後、直ちに発進させた場合であってもメッセージ情報が流れ続けることが無く、ユーザに不快感を与えることがない。
更に、タイマカウンタによりイグニッションスイッチ5をOFFした後の時間が計時されており、設定時間Tcoが経過するまではメッセージ情報が出力されないので、一時的に車両から離れて簡単な買い物をした後に乗車しても、メッセージ情報が一々出力されることが無く、ユーザに不快感を与えることがない。
尚、本実施形態では、イグニッションスイッチ5をOFFした後の時間が設定時間Tcoが経過するまではメッセージ情報を出力しないように規制しているが、これに代えて、設定時間Tcoが経過するまでの間に出力はするものの、その出力量を設定時間Tcoが経過した後の出力量に比べて低減させるように規制してもよい。
又、本発明は、上述した実施形態に限るものではなく、例えば車両用情報入出力部はカーオーディオの機能ではなく、カーナビゲーションの機能を利用するようにしても良い。更に、メッセージ情報は車載機器からの聴覚的情報や視覚的情報であれば如何なる形態でもよく、例えばモニタ上に表示される映像であっても良い。
又、本実施形態ではドアを閉めた場合にメッセージ情報を出力しているが、必ずしもこの形態に限定されることはなく、例えば、ドア開の後にドア閉の検知結果によらず、室内アンテナにより、携帯機が車室内にあることが検出された場合にはメッセージ情報を出力するようにしても良い。このようにすることで、ドアが開いている状態でもメッセージ情報が出力されるため、メッセージ情報を出力させることが出来て、メッセージ情報を他人に聞かせたい場合に有効である。また、ドアを閉めてからメッセージ情報を出力する仕様と、ドア閉の検知結果によらず、車室内における携帯機の存在によりメッセージ情報を出力する仕様とを準備しておき、それらの仕様をユーザの任意により選択できるようにすればより使い勝手を良くすることができる。
車内通信回線を用いて接続されているドア施解錠ユニットの制御部と車載情報入出力部の制御部との概略構成図 情報入出力部の全体構成図 乗車時メッセージ出力ルーチンを示すフローチャート(その1) 乗車時メッセージ出力ルーチンを示すフローチャート(その2) タイマフラグ設定ルーチンを示すフローチャート
符号の説明
1…情報入出力ユニット
2…制御部
3…ドアスイッチ
6…運転開始操作検知部
7…オーディオ操作部
10…オーディオ・アンプ
12…スピーカ
21…ドア施解錠ユニット
22…送受信部
22a…室外アンテナ
22b…室内アンテナ
23…制御部
24…アクチュエータ駆動回路、
31…携帯機
32…送受信部
33…制御部
Ft…タイマフラグ
Tc,Tm…カウント時間
Tco,Tmo…設定時間

Claims (6)

  1. 車両のドア錠の施解錠に用いられる携帯機と、前記車両に設けられて前記携帯機との間で無線通信を行う通信部と、前記車両に設けられて予め記憶されているメッセージ情報を乗員に対して出力する車載情報入出力部とを備える車両用情報出力制御装置において、
    前記携帯機による前記ドア錠の解錠動作を検知したとき前記車載情報入出力部の電源をオンさせ、その後、所定の条件が満たされると前記メッセージ情報を乗員に対して出力する制御手段を備え
    前記制御手段は、エンジン停止後、予め設定した時間が経過するまでは前記車載情報入出力部からの前記メッセージ情報の出力を規制する
    とを特徴とする車両用情報出力制御装置。
  2. ドアの開閉を検知するドア開閉検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記ドア開閉検知手段でドア開の検知後、ドア閉を検知したとき前記車載情報入出力部から前記メッセージ情報を乗員に対して出力させる
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用情報出力制御装置。
  3. ドアの開閉を検知するドア開閉検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記ドア錠の解錠動作を検知して前記車載情報入出力部の電源をオンさせた後、予め設定した時間内に前記ドア開閉検知手段でドア開を検知しないときには前記車載情報入出力部の電源をオフさせる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用情報出力制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記ドア錠の解錠動作を検知して前記車載情報入出力部の電源をオンさせた後、車両に設けられている送受信部が前記携帯機からのID信号を車室内で受信したとき前記車載情報入出力部から前記メッセージ情報を乗員に対して出力させる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用情報出力制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記ドア錠の解錠動作を検知した後、前記携帯機から出力されるID信号が受信されなくなったとき前記車載情報入出力部の電源をオフさせる
    ことを特徴とする請求項4記載の車両用情報出力制御装置。
  6. 前記メッセージ情報は、聴覚的情報と視覚的情報との少なくとも一方である
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用情報出力装置。
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