JP5012297B2 - コネクタ装置 - Google Patents
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Description
コネクタ装置は、ハウジングのうち電源側との接続部(端子の他端が配される部分)を覆う金属製のシールドシェルと、接続部以外の部分を覆うとともにケースにネジ固定可能とされたシールドカバーと、からなるシールド構造を備えている。シールドカバーはシールドシェルの外側に被せられるようになっており、シールドシェルには外側へ向かって片持ち状に突出する接触片が設けられている。そして、シールドカバーが装着されると、接触片がシールドカバーの内面に接触して導通状態になる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シールド性能が低下してしまうことを防止することができるコネクタ装置を提供することを目的とする。
また、切欠部内に接触アーチ部が配されるようにして、第2シールドシェルを第1シールドシェル側にスライドさせると、接触片部が接触アーチ部に差し込み可能な位置に配され、第2シールドシェルをハウジングの取り付け方向にスライドさせると、切欠部内に配された接触アーチ部に接触片部が差し込まれる。こうして、ハウジングの取り付け方向に延びる接触片部が、接触アーチ部に差し込まれた状態になる。ここで、外力等の作用により接続部がハウジングの取り付け方向に変位したときには、第1シールドシェルと第2シールドシェルとはその取り付け方向に相対的な位置のずれを生じる。しかしながら、本発明の構成によれば、その相対的な位置ずれの方向は接触片部の延出方向と一致するから、そのずれが接触片部の長さの範囲内であれば接触状態が保持され、もってシールド性能が低下してしまうことを防止することができる。
本実施形態におけるコネクタ装置は、図示しないモータを内部に収容した金属製のケースKに取り付けられ、モータ側(本発明の機器側に該当する)に電気的に接続されるとともに、モータに駆動電力を供給する図示しないECU側(本発明の電源側に該当する)に電気的に接続されて使用される。以下、各構成部材において、図1の上側を上方、下側を下方、左側を前方、右側を後方として説明する。
まず、第1シールドシェル30をハウジング10の接続部12に装着すると、接続部12の外周が第1シールドシェル30に被覆された状態になる。このとき、接触アーチ部34は、接続部12の突出方向と略平行方向に延びて配される。
ハウジング10に作用する外力等(例えばECU側の電線が引っ張られる等による力)によって、ケースKとの固定位置を支点にして接続部12がケースKに接近する方向へ傾こうとした場合には、第1シールドシェル30は第2シールドシェル40に対して下方へ変位しようとする。このとき、接触アーチ部34が接触片部48に対して下方へずれても、接触片部48の長さの範囲内で接触アーチ部34は接触片部48と重なって配される。これにより、突起36が接触片部48に接触した状態で保持されるから、両シールドシェル30,40が非接触状態になることを防ぐことができ、もってシールド性能が低下してしまうことを防止することができる。また、外力等により第2シールドシェル40がケースKとの固定部を支点にして、前端部が斜め上方へ浮くように変位しようとした場合も同様、接触片部48の長さの範囲内で突起36が接触片部48に接触した状態で保持され、両シールドシェル30,40が非接触状態になることを防ぐことができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)上記実施形態によれば、第1シールドシェル30に接触アーチ部34を、第2シールドシェル40に接触片部48を設けたが、これとは逆に第1シールドシェルに接触片部を、第2シールドシェルに接触アーチ部を設けるようにしてもよい。
(4)上記実施形態によれば、接触アーチ部34は、第1シールドシェル30の第1側壁部32を切り起して形成されたものとされているが、これに限らず、接触アーチ部はどのようにして形成されたものであってもよい。
(6)上記実施形態によれば、接触アーチ部34は、第1シールドシェル30の第1側壁部32から外側へ張り出す形態とされているが、これに限らず、第1側壁部から内側に張り出す形態とされていてもよい。
(9)上記実施形態によれば、接触片部48の下端部は先端に向かって厚さ寸法が少しずつ小さくなる設定とされているが、これに限らず、接触片部の厚さ寸法は下端まで一定の寸法とされていてもよい。
H…取付孔
10…ハウジング
12…接続部
30…第1シールドシェル(他方のシールドシェル)
32…第1側壁部(側壁部)
34…接触アーチ部
36…突起
40…第2シールドシェル(一方のシールドシェル)
43…第2側壁部(側壁部)
47…切欠部
48…接触片部
Claims (6)
- 内部に機器を収容した金属製のケースに取り付けられ、前記機器に電力を供給する電源側と前記機器側とに電気的に接続可能とされたコネクタ装置であって、
前記ケースの取付孔に取り付け可能なハウジングと、
前記ハウジングのうち前記ケースの外側に配される部分を覆って同ハウジングの外面側に装着される金属製の第1シールドシェルおよび第2シールドシェルと、
前記第1シールドシェルおよび第2シールドシェルのうちの一方に形成され、片持ち状をなして延びる接触片部と、
前記第1シールドシェルおよび第2シールドシェルのうちの他方に形成され、同他方のシールドシェルの壁面との間に前記接触片部を差し込み可能な間隔を空けて張り出す接触アーチ部と、
前記接触片部または前記接触アーチ部に形成され、前記接触片部が前記接触アーチ部に差し込まれると相手側に接触した状態となる突起と、を備え、
前記ハウジングには前記電源側と接続可能とされた接続部が設けられ、この接続部は前記ハウジングの前記ケースに対する取り付け方向と略直角方向に突出する形態をなしており、
前記第1シールドシェルは前記接続部を、前記第2シールドシェルは前記ハウジングのうち前記接続部を除く部分をそれぞれ覆う形状をなすとともに、前記第2シールドシェルは前記ケースに固定可能とされ、
前記第2シールドシェルのうち前記第1シールドシェル側に配される縁部には、前記接続部の突出方向に開放された形態の切欠部が形成され、この切欠部の縁部からは前記接触片部が前記ハウジングの取り付け方向に延びて形成されており、
前記第1シールドシェルのうち前記第2シールドシェルが装着された状態で前記切欠部内に配される部分には、前記接触片部を前記ハウジングの取り付け方向に差し込み可能な前記接触アーチ部が形成されていることを特徴とするコネクタ装置。 - 前記突起は、前記接触アーチ部側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
- 前記接触アーチ部は、前記他方のシールドシェルの壁面を切り起して形成されたものであり、
前記接触片部の延出寸法は、前記壁面を切り起した跡の開口の幅寸法よりも大きい寸法とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ装置。 - 前記接触アーチ部は、前記他方のシールドシェルの壁面から外側へ張り出す形態とされていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
- 前記第1シールドシェルおよび前記第2シールドシェルには、前記ハウジングを間に挟んだ両外側において互いに重なって配される側壁部が備えられており、
前記接触片部と前記接触アーチ部とは前記ハウジングの両外側の前記両側壁部に一対ずつ形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ装置。 - 前記接触片部は、前記一方のシールドシェルの板厚寸法と等しい厚さ寸法を備えた板状をなしており、
前記接触片部のうち前記接触アーチ部への差し込み方向前側の端部は、その先端に向かって厚さ寸法が少しずつ小さくなる設定とされていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
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