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JP5006599B2 - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池に関し、特にリチウムイオン二次電池の安全性の向上に関する。
リチウムイオン二次電池は、高電圧で高エネルギー密度であるため、多くの移動体通信機器および携帯電子機器の主電源として利用されている。近年、これら機器の小型化および高性能化が進んでおり、これに伴って、リチウムイオン二次電池の更なる高エネルギー密度化が求められている。
リチウムイオン二次電池の高エネルギー密度化にともない、リチウムイオン二次電池の熱的安定性を確保することの重要性が増しつつある。例えば、機器トラブルにより定格容量を超える電気量が充電され、リチウムイオン二次電池が過充電状態となった場合や、内部短絡が発生した場合、リチウムイオン二次電池が発熱を伴う可能性がある。温度上昇は、内部短絡の発生箇所や電池中心部において、最も大きくなる。ただし、電池表面も、電池内部の影響を受けて、温度上昇を起こす可能性がある。
リチウムイオン二次電池の熱的安定性を向上させる観点から、電池の構成材料を改良する検討がなされている。一般に、充電状態のリチウムイオン二次電池内では、電極活物質の熱的安定性が低下し、特に正極活物質の熱的安定性の低下が大きい。
電池が発熱するメカニズムは、概ね以下のとおりと考えられる。まず、電池内部の温度が上昇し、熱的安定性の低い正極の発熱開始温度以上になると、正極が発熱を開始する。正極の発熱により、電池内部の温度は更に上昇し、負極の発熱開始温度に到達する。負極が発熱を開始すると、電池内部の温度は更に上昇する。
従って、例えば充電機器のトラブルにより、リチウムイオン二次電池が過充電状態となった場合、電池内部の温度が大幅に上昇し、結果として、電池表面の温度も上昇する可能性がある。
以上を踏まえると、初めに発熱を開始する正極活物質の熱的安定性を向上させることで、電池の熱的安定性も向上するものと考えられる。そこで、充電状態における正極活物質の熱的安定性を高めることが提案されている(特許文献1、2参照)。
特開2001−52684号公報 特開2003−132883号公報
しかし、正極を改善するだけでは、電池内部の温度が正極の発熱開始温度に到達した場合には、それ以降の温度上昇を制御することは難しい。
本発明は、リチウムを吸蔵および放出可能な正極と、リチウムを吸蔵および放出可能な負極と、非水電解液と、を有し、正極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T1と、負極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T2との差:ΔTが、50℃以上であり、T 1 <T 2 であり、温度T 1 が215℃以上であり、温度T 2 が295℃以下である、リチウムイオン二次電池に関する
正極活物質は、電極作製の容易さや、反応面積の点で、粉末状の材料であることが好ましい。正極は、電導性および強度の点で、正極活物質と、導電剤と、結着剤とを含むことが好ましい。正極活物質は、充放電容量の点で、LixCo1-y-zNiyz2(0.95≦x≦1.1、0≦y≦0.9、および、0≦z≦0.5を満たし、元素Mは、Al、Mn、Mg、Ti、V、Fe、CuおよびZnよりなる群から選択される少なくとも1種である。)で表されることが好ましい。
負極活物質は、電極作製の容易さや、反応面積の点で、粉末状の材料であることが好ましい。負極は、強度の点で、負極活物質と、結着剤とを含むことが好ましい。負極活物質は、充放電容量の点で、炭素材料、Si、Si合金、Si酸化物、Sn、Sn合金およびSn酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。
温度T1および温度T2は、それぞれ充電状態の電池から取り出した正極および負極のARC測定(Accelerating Rate Calorimetry)により得ることができる。充電状態の電池とは、充電器により、電池電圧が充電終止電圧(電池を充電する際の上限電圧)となるまで充電した状態の電池をいう。
本発明は、更に、リチウムイオン二次電池と、リチウムイオン二次電池を充電する充電器と、を有し、リチウムイオン二次電池が、リチウムを吸蔵および放出可能な正極と、リチウムを吸蔵および放出可能な負極と、非水電解液と、を有し、充電器は、リチウムイオン二次電池が定格容量の90%以上の充電状態であるときに、充電を終止する機能を有し、定格容量の90%以上の充電状態であるリチウムイオン二次電池内の正極の発熱速度が最大となる温度T1と、定格容量の90%以上の充電状態であるリチウムイオン二次電池内の負極の発熱速度が最大となる温度T2との差:ΔTが、50℃以上であり、T 1 <T 2 であり、温度T 1 が215℃以上であり、温度T 2 が295℃以下である、リチウムイオン二次電池の充電システムに関する。
本発明によれば、過充電状態であるリチウムイオン二次電池の表面温度の上昇を抑制することができる。
過充電状態のリチウムイオン二次電池においては、以下のような理由で、電池内部の温度上昇が起こると考えられる。
過充電状態では、電極活物質の電気化学的な反応性が低下し、電池の内部抵抗が増大するため、ジュール熱が発生する。ジュール熱により、電池内部の温度が上昇し、熱的安定性の低い正極の発熱開始温度以上になると、正極が発熱を開始する。正極の発熱により、電池内部の温度は更に上昇し、負極の発熱開始温度に到達する。負極が発熱を開始すると、電池内部の温度は更に上昇する。
充電状態のリチウムイオン二次電池においては、負極よりも正極の熱的安定性の方が低く、正極の発熱が先に起こる。従って、正極の熱的安定性を高めることで、電池全体の熱的安定性を向上させることができる。しかし、ジュール熱により、電池内部の温度が、正極の発熱開始温度以上となった場合には、その後の正極および負極の発熱を抑制することができない。
本発明者らは、正極および負極の発熱温度と、電池の熱的安定性との関係を明らかにするため、以下の検討を行った。
まず、種々の構成の電池において、低温(0℃)で、1Cの電流値(1時間で定格容量に相当する電気量を充電または放電する電流値)で、過充電試験を行い、電池の表面温度を測定した。また、充電状態の電池から正極と負極を取り出し、正極および負極の充電状態での熱挙動をARC装置(Accelerating Rate Calorimeter)で測定した。そして、正極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T1と、負極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T2とを求めた。その結果、温度T1と温度T2との差:ΔTが50℃以上である場合に、0℃で1Cの電流値で過充電を行っても、電池の表面温度を60℃以下に抑えることが可能であることを見出した。
そこで、本発明は、リチウムを吸蔵および放出可能な正極と、リチウムを吸蔵および放出可能な負極と、非水電解液と、を有し、正極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T1と、負極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T2との差:ΔTが、50℃以上である、リチウムイオン二次電池を提案する。過充電状態であるリチウムイオン二次電池の表面温度の上昇を大幅に抑制する観点からは、ΔTは55℃以上であることが好ましい。
温度T1、215℃以上であり、250℃以上であることが好ましい。温度T1を215℃以上とすることで、過充電時の電池の表面温度をより低く抑えることが可能となる。
温度T2は、295℃以下であり、例えば265℃以上であることが好ましい。温度T2を265℃以上とすることで、過充電時の電池の表面温度をより低く抑えることが可能となる。
安全性の観点から、0℃で、1Cの電流値で、過充電試験(定格容量の150%まで充電を行う試験)を行う際には、電池の表面温度の最高到達温度は、60℃以下であることが好ましい。0℃での過充電試験で表面温度が60℃を超えるような電池は、常温で過充電になると、表面温度がかなりの高温に達する。よって、電池を使用する機器に不具合が生じる等の問題が起こる可能性がある。例えば、制御回路の誤動作などにより、常温で電池が過充電状態となる場合が考えられる。
0℃での過充電試験で表面温度が60℃を超えない電池は、常温で過充電状態になったとしても、表面温度は、それほど高温には達しない。よって、電池の温度上昇による機器の不具合は回避できる。
本発明では、例えば、以下のような正極、負極および非水電解質を用いることができる。
(i)正極
正極は、例えば、正極活物質と、導電剤と、結着剤とを含む。正極活物質は、LixCo1-y-zNiyz2(0.95≦x≦1.1、0≦y≦0.9、および、0≦z≦0.5を満たし、元素Mは、Al、Mn、Mg、Ti、V、Fe、CuおよびZnよりなる群から選択される少なくとも1種である。)で表されるリチウム複合酸化物を含むことが好ましい。
リチウム複合酸化物の形態は特に限定されないが、例えば一次粒子の状態で活物質粒子を構成する場合と、二次粒子の状態で活物質粒子を構成する場合がある。複数の活物質粒子が凝集して、二次粒子を形成していてもよい。活物質粒子の平均粒径は、特に限定されないが、例えば1〜30μmが好ましく、10〜30μmが特に好ましい。平均粒径は、例えばマイクロトラック社製の湿式レーザー回折式粒度分布測定装置等により測定することができる。この場合、体積基準における50%値(メディアン値:D50)を、活物質粒子の平均粒径と見なすことができる。
リチウム複合酸化物中の元素Mは、Mn、Al、Mg、Ti、V、Fe、CuおよびZnよりなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。これらの元素は、リチウム複合酸化物に元素Mとして単独で含まれてもよく、2種以上が含まれてもよい。これらのうちでは、特にMn、Al、Mgなどが、リチウム複合酸化物の熱的安定性を向上させる効果が得られる点で好ましい。
Li含有量を表すxの範囲は、電池の充放電により増減するが、初期状態(リチウム複合酸化物の合成直後)におけるxの範囲は、一般に0.95≦x≦1.1である。
Niの含有量を表すyの範囲は、例えば0≦y≦0.9、もしくは0.3≦y≦0.85が好ましい。Niを含む正極活物質を用いることで、高容量を実現することが可能となる。
CoとNiと元素Mとの合計に対するCoの原子比aは、0.05≦a≦0.5であることが好ましく、0.05≦a≦0.35であることが更に好ましい。
元素Mが、Alを含む場合、CoとNiと元素Mとの合計に対するAlの原子比bは、0.005≦b≦0.1であることが好ましく、0.01≦b≦0.08であることが更に好ましい。
元素Mが、Mnを含む場合、CoとNiと元素Mとの合計に対するMnの原子比cは、0.005≦c≦0.5であることが好ましく、0.01≦c≦0.35であることが更に好ましい。
元素Mが、Mgを含む場合、CoとNiと元素Mとの合計に対するMgの原子比dは、0.00002≦d≦0.1であることが好ましく、0.0001≦d≦0.05であることが更に好ましい。
正極に含ませる導電剤は、電池内で化学的に安定な電子伝導性材料であれば何でもよい。例えば、天然黒鉛(鱗片状黒鉛など)、人造黒鉛、膨張黒鉛などの黒鉛類、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック類、炭素繊維、金属繊維などの導電性繊維類などを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらのうちでは、特に微粒子で導電性が高い点で、カーボンブラックが好ましく、アセチレンブラックが特に好ましい。導電剤の量は、正極活物質100重量部あたり、例えば2〜15重量部、もしくは3〜10重量部が好ましい。
正極に含ませる結着剤は、一般にリチウムイオン二次電池の正極の結着剤に用いることができる樹脂であればよく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンゴム、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、フッ化ビニリデン−ペンタフルオロプロピレン共重合体、プロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−パーフルオロメチルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらはNaイオンなどによる架橋体であってもよい。電極反応を阻害することなく良好な電極強度を得ることができる点からはPTFEが好ましい。
正極の作製方法や正極の形状は、特に限定されない。一般的には、正極活物質と導電剤と結着剤とを含む正極合剤を、帯状の正極集電体に担持させることにより、正極が作製される。正極合剤を液状成分に分散させてスラリーを調製し、スラリーを正極集電体に塗工し、乾燥させることにより、正極合剤を正極集電体に担持させることができる。正極合剤をシート状もしくはペレット状に成形して正極を作製することもできる。
正極集電体には、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケル、チタンなどを含む箔もしくはシートを用いることができる。特にコスト、加工性、安定性などの面で、アルミニウム箔、アルミニウム合金箔等が好ましい。箔もしくはシートの表面には、カーボンやチタンの層を付与したり、酸化物層を形成したりすることもできる。箔もしくはシートの表面に凹凸を付与することもできる。ネット、パンチングシート、ラス体、多孔質体、発泡体などを用いることもできる。正極集電体は、電子伝電導性を有さない樹脂シートの表面に導電層を形成したものでもよい。樹脂シートの材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイドなどが用いられる。正極集電体の厚みは、特に限定されないが、例えば1〜500μmである。
(ii)負極
負極は、例えば、負極活物質と、結着剤とを含む。負極活物質は、リチウムを電気化学的に充放電し得る材料、例えば炭素材料、金属、合金、金属酸化物などであればよい。充放電容量やサイクル特性の点からは合金が好ましい。
炭素材料としては、例えば、天然黒鉛、人造黒鉛、難黒鉛化性炭素などが挙げられる。
金属および合金としては、例えば、ケイ素単体、ケイ素合金、スズ単体、スズ合金、ゲルマニウム単体、ゲルマニウム合金などを用いることができる。これらのうちでは、特に、ケイ素単体やケイ素合金が好ましい。ケイ素合金に含まれる、ケイ素以外の金属元素は、リチウムと合金を形成しない金属元素であることが望ましい。リチウムと合金を形成しない金属元素は、化学安定な電子伝導体であればよいが、例えば、チタン、銅、ニッケルなどが望ましい。これらは、1種が単独でケイ素合金に含まれていてもよく、複数種が同時にケイ素合金に含まれていてもよい。
ケイ素合金がTiを含む場合、Ti/Siのモル比は、0<Ti/Si<2が好ましく、0.1≦Ti/Si≦1.0が特に好ましい。ケイ素合金がCuを含む場合、Cu/Siのモル比は、0<Cu/Si<4が好ましく、0.1≦Cu/Si≦2.0が特に好ましい。ケイ素合金がNiを含む場合、Ni/Siのモル比は、0<Ni/Si<2が好ましく、0.1≦Ni/Si≦1.0が特に好ましい。
金属酸化物には、例えば、ケイ素酸化物、スズ酸化物、ゲルマニウム酸化物などを用いることができる。これらのうちでは、特に、ケイ素酸化物が好ましい。ケイ素酸化物は、一般式SiOx(0<x<2)で表される組成を有することが望ましい。ここで、酸素元素の含有量を示すx値は、0.01≦x≦1であることが更に好ましい。
負極に含ませる結着剤は、一般にリチウムイオン二次電池の負極の結着剤に用いることができる樹脂であればよく、例えばスチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、フッ化ビニリデン−ペンタフルオロプロピレン共重合体、プロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−パーフルオロメチルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらはNaイオンなどによる架橋体であってもよい。結着力の点では特にSBRが好ましい。SBRはスチレン単位およびブタジエン単位の他に別のモノマー単位を含んでいてもよい。
負極は、導電剤を含むこともできる。負極に含ませる導電剤は、電池内で化学的に安定な電子伝導性材料であれば何でもよい。例えば、天然黒鉛(鱗片状黒鉛など)、人造黒鉛、膨張黒鉛などの黒鉛類、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック類、炭素繊維、金属繊維などの導電性繊維類などを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらのうちでは、特に微粒子で導電性が高い点で、カーボンブラックが好ましく、アセチレンブラックが特に好ましい。導電剤の量は、負極活物質100重量部あたり、例えば2〜15重量部、もしくは3〜10重量部が好ましい。
負極の作製方法や負極の形状は、特に限定されない。一般的には、負極活物質と結着剤と必要に応じて導電剤とを含む負極合剤を、帯状の負極集電体に担持させることにより、負極が作製される。負極合剤を液状成分に分散させてスラリーを調製し、スラリーを負極集電体に塗工し、乾燥させることにより、負極合剤を負極集電体に担持させることができる。負極合剤をシート状もしくはペレット状に成形して負極を作製することもできる。
負極集電体には、例えば、ステンレス鋼、ニッケル、銅、チタンなどを含む箔もしくはシートを用いることができる。特にコスト、加工性、安定性などの面で、銅箔や銅合金箔が好ましい。箔もしくはシートの表面には、カーボン、チタン、ニッケルなどの層を付与したり、酸化物層を形成したりすることもできる。箔もしくはシートの表面に凹凸を付与することもできる。ネット、パンチングシート、ラス体、多孔質体、発泡体などを用いることもできる。負極集電体は、電子伝電導性を有さない樹脂シートの表面に導電層を形成したものでもよい。樹脂シートの材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイドなどが用いられる。負極集電体の厚みは、特に限定されないが、例えば1〜500μmである。
非水電解液には、リチウム塩を溶解した非水溶媒が好ましく用いられる。
非水溶媒としては、例えばエチレンカーボネ−ト(EC)、プロピレンカ−ボネ−ト(PC)、ブチレンカーボネート(BC)などの環状カーボネート類、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジプロピルカーボネート(DPC)などの鎖状カーボネート類、ギ酸メチル、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチルなどの脂肪族カルボン酸エステル類、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等のラクトン類、1,2−ジメトキシエタン(DME)、1,2−ジエトキシエタン(DEE)、エトキシメトキシエタン(EME)等の鎖状エーテル類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン等の環状エーテル類、ジメチルスルホキシド、1,3−ジオキソラン、ホルムアミド、アセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジオキソラン、アセトニトリル、プロピルニトリル、ニトロメタン、エチルモノグライム、リン酸トリエステル、トリメトキシメタン、ジオキソラン誘導体、スルホラン、メチルスルホラン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、プロピレンカーボネート誘導体、テトラヒドロフラン誘導体、エチルエーテル、1,3−プロパンサルトン、アニソール、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドンを用いることができる。これらは単独で用いてもよいが、2種以上を混合して用いることが好ましい。なかでも環状カーボネートと鎖状カーボネートとの混合溶媒、または、環状カーボネートと鎖状カーボネートと脂肪族カルボン酸エステルとの混合溶媒が好ましい。
非水溶媒に溶解するリチウム塩としては、例えばLiClO4、LiBF4、LiPF6、LiAlCl4、LiSbF6、LiSCN、LiCl、LiCF3SO3、LiCF3CO2、Li(CF3SO22、LiAsF6、LiN(CF3SO22、LiB10Cl10、低級脂肪族カルボン酸リチウム、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチウム、四フェニルホウ酸リチウム、リチウムイミド塩等を挙げることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、少なくともLiPF6を用いることが好ましい。リチウム塩の非水溶媒に対する溶解量は、特に限定されないが、リチウム塩濃度は0.2〜2mol/Lが好ましく、0.5〜1.5mol/Lが更に好ましい。
非水電解液には、電池の充放電特性を改良する目的で、種々の添加剤を添加することができる。添加剤としては、例えばビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、フォスファゼンおよびフルオロベンゼンよりなる群から選択される少なくとも1種を用いることが好ましい。これらの添加剤の含有量は、非水電解液の0.5〜20重量%が適量である。
正極と負極との間には、一般にセパレータを介在させる必要がある。セパレータは、大きなイオン透過度を持ち、所定の機械的強度を持ち、絶縁性である微多孔性薄膜が好ましく用いられる。微多孔性薄膜は、一定温度以上で孔を閉塞し、抵抗を上昇させる機能を持つことが好ましい。微多孔性薄膜の材質は、耐有機溶剤性に優れ、疎水性を有するポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィンが好ましく用いられる。ガラス繊維などから作製されたシート、不織布、織布なども用いられる。セパレータの孔径は、例えば0.01〜1μmである。セパレータの厚みは、一般的には10〜300μmである。セパレータの空孔率は、一般的には30〜80%である。
本発明のリチウムイオン二次電池の構造は、特に限定されず、正極と負極とをセパレータもしくは電解質を介して対向させた構造を有する電池であれば、特に限定なく本発明を適用することができる。電池の形状としては、例えばコイン型、シート型、円筒型、角型などが挙げられる。本発明のリチウムイオン二次電池は、電気自動車等に用いる大型であってもよく、携帯情報端末、携帯電子機器などに用いる小型であってもよい。本発明のリチウムイオン二次電池は、家庭用小型電力貯蔵装置、自動二輪車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車等にも用いることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
各種正極および負極を作製し、これらを用いて図1に示すような18650サイズの円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
(i)正極の作製
水酸化リチウム粉末、水酸化コバルト粉末、水酸化ニッケル粉末、水酸化アルミニウム粉末、四三酸化マンガン粉末を、所定の割合で配合し、得られた混合物を、酸素雰囲気中800℃で焼成し、表1に示す各種リチウム含有複合酸化物(LiCoO2、LiCo0.2Ni0.82、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、およびLiCo0.33Ni0.33Mn0.332)からなる正極活物質(平均粒径D50は、いずれも10μm)を調製した。
正極活物質と、導電剤としてのアセチレンブラック(AB)と、結着剤としてのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の水性エマルジョンとを、正極活物質:AB:PTFEが所定の重量比となるように配合し、分散媒として水を加えて練合し、正極合剤スラリーを調製した。この正極合剤スラリーを、コンマコーター式の塗工機により、アルミニウム箔からなる正極集電体(厚さ20μm)の両面に塗布し、乾燥後、ローラで圧延して、正極シートを作製した。正極シートを所定のサイズに切断し、加工し、正極リード4を溶接して、正極1を得た。
(ii)負極の作製
負極活物質には、表1に示す各種材料(人造黒鉛、Ti−Si合金、Si単体、Sn単体、SiO、およびSnO)を用いた。Ti−Si合金、Si単体、Sn単体、SiO、およびSnOは、いずれも(株)高純度化学研究所製である。Ti−Si合金は、メカニカルアロイング法により調製した。Ti−Si合金におけるTiおよびSiの含有量は、それぞれ37重量%および63重量%とした。得られたTi−Si合金は、TiSi2相とSi単体相とを含む二相合金であった。負極活物質は、いずれも最大粒径50μm、平均粒径D50は20μmとした。
負極活物質と、導電剤としてのアセチレンブラック(AB)と、結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)の水性エマルジョンとを、負極活物質:AB:SBRが所定の重量比となるように配合し、分散媒として水を加えて練合し、負極合剤スラリーを調製した。この負極合剤スラリーを、コンマコーター式の塗工機により、銅箔からなる負極集電体(厚さ15μm)の両面に塗布し、乾燥後、ローラで圧延して、負極シートを作製した。負極シートを所定のサイズに切断し、加工し、負極リード5を溶接して、負極2を得た。
(iii)非水電解質の調製
非水溶媒であるエチレンカーボネートとエチルメチルカーボネートとを、体積比1:1で混合し、得られた混合溶媒に、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を1mol/リットルの濃度で溶解することにより、非水電解質を得た。
(iv)電池の作製
正極1と負極2とを、これらの間に介在するセパレータ3とともに捲回して、電極群を作製した。セパレータ3には、厚さ25μmのポリエチレン製の微多孔膜(東燃化学(株)製)を用いた。この電極群をその上下にそれぞれ配した上部絶縁板6および下部絶縁板7とともに、電池ケース8内に挿入した。正極リード4は、正極端子10を具備する封口板9の下面に溶接し、負極リード5は、電池ケース8の内底面に溶接した。その後、電池ケース8内に非水電解質を注液し、封口板9で、電池ケース8の開口を封口し、電池を完成させた。全ての電池の設計容量は2000mAhとした。充放電の電圧範囲は4.3V〜2.5Vとした。
(v)ARC測定
各電池を、1Cの定電流で、電池電圧4.3Vまで充電した。その後、4.3Vの定電圧で、電流値が0.05C(100mA)になるまで充電した。なお、いずれの電池においても、電池電圧が4.3Vのときに、リチウム金属に対する正極の電位が4.25V、かつ負極の電位が0.05Vとなるように、正極と負極の容量バランスを調整した。また、このときの容量が定格容量の100%となることを確認した。
露点−50℃の乾燥空気雰囲気中で、充電状態の電池から、正極および負極を取り出し、密閉容器に封入した。
封入された試料を用いてARC測定を行い、正極の発熱速度が最大となる温度T1と、負極の発熱速度が最大となる温度T2とを求めた。結果を表1に示す。
ARC測定装置には、Thermal Hazard Technology社製の装置を用いた。測定条件を以下に示す。
Temperature Step:20℃
Wait Time:15分
Temp. Rate Sensitivity:0.04℃/分
Calculation Step temp.:0.2℃
Figure 0005006599
表1に示した正極と負極とを、表2に示す様々な組み合わせで用いて、電池1〜22を作製した。電池3、4、9、13、16および18は、T1とT2との差:ΔTが50℃未満であり、比較例に相当する。電池1、2、5、6、7、10、11、14および15は、T 1 が215℃未満であり、参考例に相当する。その他の電池は、T1とT2との差:ΔTが50℃以上であり、実施例に相当する。
Figure 0005006599
各電池の表面に熱電対を取り付け、0℃で、1Cの電流値で、過充電試験(定格容量の150%まで充電を行う試験)を行った。電池の表面温度の最高到達温度を表3に示す。
Figure 0005006599
表2および表3に示されるように、正極および負極のARC測定で得られたΔTが50℃以上である場合には、電池表面の最高到達温度が60℃以下に抑制されている。ΔTが同程度である電池のなかでも、正極の発熱速度が最大となる温度T1が215℃以上の電池の場合、電池表面の最高到達温度がより低くなり、例えば55℃以下に抑えられている。
これに対して、ΔTが50℃未満の場合には、電池表面の最高到達温度が60℃を超える結果となった。
なお、本実施例では、正極活物質としてLiCoO2、LiCo0.2Ni0.82、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、およびLiCo0.33Ni0.33Mn0.332を用い、負極活物質として人造黒鉛、Ti−Si合金、Si単体、Sn単体、SiO、およびSnOを用いたが、他の活物質を用いても、同様の結果を得ることができる。
本発明のリチウムイオン二次電池は、高エネルギー密度であり、優れた安定性を有する。本発明のリチウムイオン二次電池の用途は特に限定されないが、特に携帯電話やノートパソコンのような携帯機器の電源として有用である。
本発明のリチウムイオン二次電池の一例の縦断面図である。
符号の説明
1 正極
2 負極
3 セパレータ
4 正極リード
5 負極リード
6 上部絶縁板
7 下部絶縁板
8 電池ケース
9 封口板
10 正極端子

Claims (4)

  1. リチウムを吸蔵および放出可能な正極と、リチウムを吸蔵および放出可能な負極と、非水電解液と、を有し、
    前記正極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T1と、前記負極の充電状態での発熱速度が最大となる温度T2との差:ΔTが、50℃以上であり、
    1 <T 2 であり、
    温度T 1 が215℃以上であり、
    温度T 2 が295℃以下である、リチウムイオン二次電池。
  2. 前記正極が、正極活物質と、導電剤と、結着剤とを含み、前記正極活物質が、LixCo1-y-zNiyz2(0.95≦x≦1.1、0≦y≦0.9、および、0≦z≦0.5を満たし、元素Mは、Al、Mn、Mg、Ti、V、Fe、CuおよびZnよりなる群から選択される少なくとも1種である。)で表される、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
  3. 前記負極が、負極活物質と、結着剤とを含み、前記負極活物質が、炭素材料、Si、Si合金、Si酸化物、Sn、Sn合金およびSn酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
  4. リチウムイオン二次電池と、前記リチウムイオン二次電池を充電する充電器と、を有し、
    前記リチウムイオン二次電池が、リチウムを吸蔵および放出可能な正極と、リチウムを吸蔵および放出可能な負極と、非水電解液と、を有し、
    前記充電器は、前記リチウムイオン二次電池が定格容量の90%以上の充電状態であるときに、充電を終止する機能を有し、
    定格容量の90%以上の充電状態である前記リチウムイオン二次電池内の正極の発熱速度が最大となる温度T1と、定格容量の90%以上の充電状態である前記リチウムイオン二次電池内の負極の発熱速度が最大となる温度T2との差:ΔTが、50℃以上であ
    1 <T 2 であり、
    温度T 1 が215℃以上であり、
    温度T 2 が295℃以下である、リチウムイオン二次電池の充電システム。
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