JP5000121B2 - 酸素還元ガス拡散陰極及び食塩電解方法 - Google Patents
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Description
燃料電池は化学エネルギーを電気エネルギーに変換可能なクリーンかつ高効率な発電システムである。水素や有機炭素原料の酸化反応と、空気中の酸素還元反応を組み合わせることにより、その起電力から電気エネルギーを得るものであり、特に1960年代の低温型宇宙用電池としての実用化で注目された後、最近、燃料電池自動車、小型可搬電源、家庭用電源として再び注目されている。原料は水素、メタノールが汎用されるが、エタノール、エチレングリコールなどの他の有機物質も利用可能である。最近の技術進展に関しては、「燃料電池技術とその応用」、テクノシステム社(2001)、「電極触媒科学の新展開」、北海道大学図書刊行会(2001)、「燃料電池」、丸善(2005)などの書籍に詳しい。
ガス拡散電極は、反応物質としてのガスを電極表面に供給し、該電極上でガスの酸化ないし還元反応を進行させることを特徴とし、燃料電池用を中心として開発されてきた。
近年になって、酸素ガス拡散電極を工業電解に利用することが検討され始めている。例えば、酸素還元反応を行なうための疎水性陰極が過酸化水素の電解製造装置に利用されている。又、アルカリ製造や酸、アルカリ回収プロセスでは、陽極での酸素発生の代替として水素酸化反応(水素陽極)、或いは陰極での水素発生の代替として酸素還元反応(酸素陰極)を、ガス拡散電極を用いて行い、消費電力の低減を図っている。亜鉛採取等の金属回収、亜鉛メッキの対極としても水素陽極による減極が可能であることが報告されている。
工業用原料として重要である苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)及び塩素は主として食塩電解法により製造されている。この電解プロセスは、水銀陰極を使用する水銀法、及びアスベスト隔膜と軟鉄陰極を使用する隔膜法を経て、イオン交換膜を隔膜とし、過電圧の小さい活性陰極を使用するイオン交換膜法に移行してきた。この間、苛性ソーダ1トンの製造に要する電力原単位は2000kWhまで減少した。しかしながら、苛性ソーダ製造は電力多消費産業であるため、更なる電力原単位の削減が求められている。
2Cl− → Cl2 + 2e(1.36V) (1)
2H2O + 2e → 2OH− + H2 (-0.83V) (2)
陰極で水素発生反応を行わせる代わりに酸素陰極を用いれば、反応は式(3)の通りになり、理論的には1.23V、実用的電流密度範囲でも0.8V程度の槽電圧を低減することができ、水酸化ナトリウム1トン当たり700kWhの電力原単位の低減が期待できる。
O2 + 2H2O + 4e → 4OH− (0.40V) (3)
食塩電解での酸素ガス陰極については、「食塩電解酸素陰極に関する国内外の状況」、ソーダと塩素、第45巻、85(1994)に詳しい。
現在、最も一般的に行われている酸素陰極を用いた食塩電解法の電解槽は、カチオン交換膜の陰極側に陰極室(苛性室)を介して酸素陰極が配置され、原料となる酸素を陰極背面のガス室から供給するタイプのもので、陽極室、陰極液室、および陰極ガス室の3室から構成されるため、3室型電解槽と称される。ガス室に供給された酸素は電極内を拡散し触媒層で水と反応して水酸化ナトリウムを生成する。従ってこの電解法に用いられる陰極は、酸素のみを充分に透過し、なおかつ水酸化ナトリウム溶液がガス室へ漏洩しない、いわゆる気液分離型のガス拡散電極でなければならない。このような要求を満たすものとして、カ−ボン粉末とPTFEを混合させシ−ト状に成形した電極基材に銀、白金等の触媒を担持させたガス拡散電極が提案されている。
しかし、このタイプの電解法はいくつかの課題を有している。電極材料として用いられているカ−ボン粉末は高温で水酸化ナトリウムおよび酸素の共存下では容易に劣化し、電極性能を著しく低下させ、また、液圧の上昇及び電極の劣化に伴い発生する水酸化ナトリウム溶液のガス室側への漏洩は、特に大型の電解槽において防止することが困難である。
この電解槽を使用する電解プロセスに適した酸素陰極に要求される性能は従来型のものとは大きく異なり、電極背面に漏洩してきた水酸化ナトリウム溶液を回収するため、電極による苛性室とガス室を分離する機能が不要となり、電極は一体構造である必要がなく、大型化も比較的容易になる。
これらの電解槽の中間的な電解槽として、気液透過性を有するガス電極を膜とわずかに離して配置し、上部よりその隙間にアルカリ溶液を流す、液落下型の電解セルも開発されている(米国特許明細書第4,486,276号)。
[疎水性低下]
電気化学的に酸素還元を行うと、過酸化水素を含む活性な酸素化学種が発生することが知られている。即ち酸素の電気化学的還元では、式(3)’ のように、4電子還元により水酸化物イオンのみを合成することが好ましいが、触媒材料や運転条件によっては、式(4)により過酸化水素が合成される。
O2 + 2H2O + 4e → 4OH− (0.40V) (3)’
O2 + H2O + 2e → HO2 − + OH− (−0.08V) (4)
CAT + O2 + e → CAT−O2 ・− (5)
CAT−O2 ・− + H2O → CAT−O2H・ +OH− (6)
CAT−O2H・ + e → HO2 − + CAT (7)
また、後続反応として、過酸化水素イオンが電極上で式(8)に従って還元分解される過程も知られている。
HO2 − + H2O + 2e → 3OH− (8)
M + H2O2 = M(+)+ OH・ +OH− (9)
OH− + H2O2 = HO2 − + H2O (10)
HO2 − + M(+)= HO2 ・ + M (11)
しかしながら、これらの酸化物、有機配位子触媒では2電子還元が主に進行し易いため、上記課題が解決されていない。銀触媒成分は耐久性があり汎用されているが、2電子還元が一部進行し、上記劣化を完全には防止できない。
燃料電池系では触媒の担体として数十nmのカーボン粉末が常用され、触媒はこの表面にナノメートルオーダーで分散形成されている。一方、食塩電解系での酸素陰極系では、式(3)に従いアルカリ濃厚水溶液が生成し、燃料電池系に比較してより優れた排水能力を要求される。一般的には、微細な電極粒子を利用するほど、有効電極面積の増大に従って性能向上が期待できるはずであるが、排水機能が十分でないと、電極粒子近傍の微細孔がすべてアルカリ溶液で満たされ、原料ガスを反応面に供給できなくなり、得られるべき性能向上が達成できない。
特開2001-307747号公報は、セパレータ表面にダイアモンド成分を利用することを開示しているが、疎水性材料としての開示はない。
特表2001-519594号公報は、電気化学電池として、針状超微小触媒粒子を支持する針状ミクロ構造担体ウィスカーを含むナノ構造要素を開示し、ミクロ構造体を製造するための有用な無機材料の1つとしてダイアモンドを記載している。ミクロ構造体のアスペクト比(すなわち、長さ対直径)は好ましくは、約3:1〜約100:1とあり、ウィスカーの形態に開示が限定されている。
特開2004-292231号公報及び特開2004-323292号公報は、燃料電池の触媒担持用炭素材料としてのナノカーボン材料の製造法に関して開示しているが、疎水性付与に関しては開示がない。
特開2004-22471号公報は、燃料極層と改質触媒層との間に熱伝導層を設け、熱伝導層が、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅、銀、ダイアモンドライクカーボン、炭化ケイ素及び窒化ケイ素から成る群より選ばれる燃料電池用セルを開示している。
特開2003-272649号公報は、燃料電池用金属製セパレータを開示している。
このように上記各刊行物には、ダイアモンド粒子を疎水性材料として利用する開示はない。
本発明は、ダイアモンド粒子又はダイアモンドライクカーボン(DLC)粒子(本発明では両者を含めてダイアモンド粒子と称する)と触媒粒子とを含む物質を多孔性導電基材上に担持形成させた酸素還元用ガス拡散電極であり、ダイアモンド粒子が疎水性表面を有することで、上記課題が解決できる。
本発明のガス拡散陰極は、電解反応の中でも電解条件が過酷な食塩電解用陰極として好適に用いることができるが、それ以外に燃料電池やその他のガス拡散電極を用いたプロセスにおいてもそれぞれ使用でき、それぞれの用途で耐久性を向上する効果を有する。
前記課題が解決される理由をフッ素樹脂等の疎水性樹脂によりダイアモンド粒子と触媒粒子が結合した態様を例にして図面を参照し説明する。
図1のダイアモンド粒子を有する電極物質の場合、電解液あるいは生成物含有溶液は、はすの葉効果により超疎水性表面となったダイアモンド粒子には接することができず、更に触媒粒子間にダイアモンド粒子が存在するため、触媒粒子間の電解液が連続せず、電解液等が触媒粒子の周囲に図示の通り薄膜状又は薄層状として存在する。従って常にガス供給ネットワークが形成され、ガス供給は維持される。これにより電解液等は微細な触媒粒子の親水性表面に偏在し薄く形成される以外は、迅速に外部に移動する。
図1及び図2を比較することにより、疎水性表面を有するダイアモンド粒子を触媒粒子と混合することの効果は明らかになる。
電極形態としては、図1に示したように、バインダーとして機能するフッ素樹脂等の疎水性樹脂によりダイアモンド粒子と触媒粒子が結合されることが望ましく、多孔性導電基材の材料としてはカーボン粉末或いはまた繊維が好ましく利用される。
また、電解を継続するに従い、活性な触媒の自己凝集が徐々に進行するが、該ダイアモンド粒子が触媒粒子間に安定に介在するために、これを抑制する効果が期待できる。
本発明での疎水性粒子材料としては、疎水性表面を有するダイアモンド粒子を使用する。表面に水素原子が結合していると疎水性が発現する。ナノオーダーのダイアモンド微粒子は、研磨剤などの工業用に大量に生産されており、これをガス電極材料として利用することに品質上問題がなく、新たな市場を提供できる。
より以上の疎水性を付与する方法としては、フッ素化処理が好適である。ダイアモンド粒子のフッ素処理は、熱フッ素処理、電解フッ素処理、プラズマフッ素処理などを利用することができるが、大量にフッ素処理を行う場合でも容易に適用できるという観点から、熱フッ素処理および電解フッ素処理が好ましい。
電解フッ素処理に使用する電解浴は、KF・2HF浴などの溶融塩であり、電解浴温度を70〜100℃に保持する。フッ素化反応を促進させるために10〜100 ppmの水を電解浴に添加してもよい。フッ素処理対象粉末を添加分散させ、電流密度1〜100 A/dm2でフッ素化反応を進行させる。
ダイアモンド粒子の寸法は1nmから100nmが好ましく、使用する触媒の寸法と適合させれば良い。触媒粒子に対して、同等かそれ以下の寸法の粒子を使用することが好ましい。
本発明で使用可能な疎水性表面を有するダイアモンド粒子はアルカリ雰囲気かつ高温、かつ酸素還元電位下で耐久性を有することが必要である。
疎水性材料の使用量が適量より多すぎると、酸素ガスが溶解し反応面を形成するために電解液等の排除が促進され過ぎて、かえって性能低下を引き起こす。従って、疎水性材料の添加率は、触媒粒子の体積1に対して0.01から1が好適である。
本発明のダイアモンド粒子は化学的安定性を有するSP3結合以外の結合が極力存在していないことが好ましい。他の微細構造を有する黒鉛、フラーレン、CNTなどでは、フッ素化により、それら自体の構造破壊が進行するため使用できない。
本発明の酸素還元用ガス拡散陰極で使用する触媒の種類は、その用途に応じて適宜選択すれば良い。
例えば食塩電解での触媒としては、高温アルカリ中で安定であり、安価であることが好ましく、銀或いは銀合金(銅、白金、パラジウムを少量を含有)を選択することが好ましい。これらは市販されている粒子を使用しても良いが、公知方法に従って合成後使用しても良く、硝酸銀、あるいは硝酸銀と硝酸パラジウムの水溶液に、還元剤を混合して合成する湿式法を使用することが好ましい。また、蒸着、スパッターなどの乾式法により合成しても良い。
触媒粒子の粒径は0.001〜1μmが好ましい。
この触媒粒子は前述のダイアモンド粒子と混合して使用するが、前記触媒粒子の粒径は前記ダイアモンド粒子より大きくすることが望ましく、この場合は触媒粒子表面にダイアモンド粒子が付着するような形態が好適である。
本発明の触媒組成において、前記ダイアモンド粒子と触媒粒子を担持する導電性担体粒子は必ずしも必要とはしないが、担体粒子としてカーボン粒子を使用し、この粒子に展開することにより、触媒表面積を有効に拡大することができる。前記担体粒子として通常は、微粒子状の炭素微粒子が用いられ、ファーネスブラック、アセチレンブラックなどを使用することができる。炭素粒子の粒径は0.01〜1μmが好ましい。
電極触媒量は、銀合金、マンガン系酸化物の場合、それぞれ10〜1000g/m2、0.25〜250 g/m2の範囲が好ましい。カーボンを担体として利用する場合は、銀合金が1〜100 g/m2、マンガン系酸化物が0.0025〜25 g/m2の範囲が好適である。
本発明の酸素還元用ガス拡散陰極を製造する際には、触媒粒子及びダイアモンド粒子を、疎水性バインダー及び水、ナフサ等の溶剤と混合しペーストとし、該基材に塗布、固着することができる。触媒粒子とダイアモンド粒子の体積比は前述の通り1:0.01から1:1が望ましい。
塗布、乾燥、焼成は数回に分けて実施すると、均質な触媒層が得られるので特に好ましい。疎水性バインダーとしてPTFE、FEP、PFA、PVDFなどの市販のフッ素樹脂がある。前記ダイアモンド粒子を均一に分散させるために適切な濃度の界面活性剤を添加することが好ましい。界面活性剤としては、トライトンなどの非イオン系が好ましい。
多孔性導電基材としてカーボンから成るクロス、繊維焼結体等の材料を用いることができる。前記多孔性導電基材はガス及び液の供給や除去のため、適度の多孔性を有しかつ十分な電導性を保つことが好ましい。厚さ0.01〜5mm、空隙率が30〜95%、代表的孔径が0.001〜1mmであることが好ましい。
カーボンクロスは数μmの細いカーボン繊維を数百本の束とし、これを織布としたものであるが、気液透過性に優れた材料であり前記基材として使用することが好ましい。カーボンペーパーはカーボン原料繊維を製紙法にて薄膜の前駆体とし、これを焼結したものであるが、これも使用に適する材料である。
前述の通り、電極基材として高導電性材料の使用が好ましい。前記カーボン材料は導電性ではあるが、金属に比較すれば劣っており、1mΩcm以下にすることは困難である。性能を改善する目的特に導電性向上の目的で、プレス加工を施すことが好ましい。プレス加工は、カーボン材料を圧縮することによって全体の導電性を高めるとともに、圧力を加えて使用した際の導電性変化を低減させ、かつ、触媒と基材の接合度が向上することによる導電性向上に寄与する。また、基材および触媒層の圧縮、及び触媒と基材の接合度の向上によって、原料酸素ガスの供給能力も向上する。プレス加工装置としては、ホットプレス、ホットローラーなどの公知の装置を利用できる。プレス条件は、室温〜360℃、圧力1〜50kgf/cm2が望ましい。
前述のとおり、高電流密度かつ大型の食塩電解槽に2室型ガス拡散電極を適用する場合、親水層を膜と電極の間に配置すると、電解液の維持及び反応場からの除去に効果がある。親水層としては、耐食性を有する金属や樹脂からなる多孔性構造体が好ましい。電極反応に寄与しない部品であるため、導電性は無くても良い。例としてカーボン、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、炭化珪素などのセラミックス、親水性化したPTFE、FEPなどの樹脂、金属例として銀が好ましい。形状としては厚さが0.01〜5mmのシートが好ましい。活性な化学種がイオン交換膜を破損することを防止するために、マンガン酸化物を塗布することも可能である。
以上により、充分なガス透過性と水酸化ナトリウム溶液による湿潤を避けるための充分な疎水性、及び水酸化ナトリウム溶液が電極内を容易に透過できるための親水性を同時に保有し、且つ、高導電性を有するガス拡散電極系が構築される。
前記ガス拡散陰極を食塩電解槽で使用すると、ゼロギャップ型の2室法電解槽に限らず、3室法、液落下型のいずれも耐久性の向上が期待でき、経済性を大幅に向上できる。
ガス拡散陰極を電解槽に配置する際に、前記陰極を支え、また電気的導通を補助する目的として導電性支持材を用いることができる。支持材としては、適切な均一性かつクッション性を有することが好ましい。ニッケル、ステンレスなどの金属メッシュ、スプリング、板ばね、ウェブ状などの公知材料を使用すればよい。銀以外の材料を使用する場合には銀めっきを施すことが耐食性の観点から好ましい。
電極を電解槽に配置する方法としては、0.05〜30kgf/cm2の圧力で膜、気液透過層(親水層)、ガス拡散陰極及び陰極支持体とを一体化することが好ましい。陰極支持体と膜の間に挟んだ気液透過層及びガス拡散陰極は、前記陰極支持体の弾性及び陽極液の液高さによる水圧差によりそれらの位置関係が固定されることになる。これらの部材はセル組み立ての前に、先に一体化しておき、膜と同様にセルガスケットに挟み込むか、支持体に固定させておいてもよい。
食塩電解で本発明の電極を使用する場合、イオン交換膜としてはフッ素樹脂系の膜が耐食性の面から最適である。陽極はDSE又はDSAと呼ばれるチタン製の不溶性電極であり、膜と密着して用いることができるよう多孔性であることが好ましい。本発明の電極と膜を密着させる必要がある場合には前もってそれらを機械的に結合させておくか、或いは電解時に圧力を与えておけば十分である。圧力としては0.05〜30kgf/cm2が好ましい。電解条件としては、温度は60〜95℃が好ましく、電流密度としては10〜100A/dm2が好ましい。酸素供給量は4電子還元において理論的に消費される量の1.05〜2倍が好適である。必要に応じて酸素ガスは加湿する。加湿方法としてはセル入口に70〜95℃に加温された加湿装置を設け、酸素ガスを通すことで自由に制御できる。現在市販されている膜の性能としては、陽極水の濃度を150〜200g/Lに保つと加湿する必要がない。一方新規に開発された膜では加湿する必要がない。水酸化ナトリウム濃度は25〜40wt%が適当であるが、基本的には膜の特性によって決まる。
図3は、本発明のガス拡散陰極を装着した3室型食塩電解槽を例示する概略図である。
3室法電解槽1は、パーフルオロスルホン酸系の陽イオン交換膜2により、陽極室3と陰極室4と区画されている。陽イオン交換膜2の陽極室3側には、多孔性の寸法安定性陽極5が密着し、陽イオン交換膜2の陰極室側には間隔を空けて、ガス拡散陰極6が設置され、このガス拡散陰極6により前記陰極室4が陽イオン交換膜2側の陰極液室7と反対側の陰極ガス室8に区画されている。前記ガス拡散陰極6は、カ−ボン粉末とPTFEを混合させシ−ト状に成形した多孔性導電基材表面に、ダイアモンド粒子と銀などの触媒粒子をPTFEで結合させた電極触媒層を形成して成っている。
2室法電解槽11は、パーフルオロスルホン酸系の陽イオン交換膜12により、陽極室13と陰極ガス室14と区画されている。陽イオン交換膜12の陽極室13側には、多孔性の寸法安定性陽極15が密着し、陽イオン交換膜12の陰極室側には図3の同じ構成のガス拡散陰極16が密着して設置されている。
なお図4の電解槽11で、陽イオン交換膜12とガス拡散陰極16間に親水層を配置しても良い。
この電解槽21は、実質的に図3の電解槽と同一構成を有し、陽イオン交換膜2とガス拡散陰極6間の距離を極小にしてセル電圧の上昇を最小に抑えるともに、陽イオン交換膜2とガス拡散陰極6間に希釈水酸化ナトリウム水溶液を供給することを可能にしている。
ナノダイアモンド粒子(粒子径4nm)を、回転可能な円筒容器に入れ、フッ素ガスと窒素ガスの混合ガス(体積比9:1)流内に400℃で1時間回転させながらフッ素化処理を施した。XPS測定によりCF結合が生成したことを確認した。
銀粒子(福田金属箔工業株式会社製AgC−H、粒子径0.1μm)と上記ダイアモンド粒子をモル比で1:0.2とし均一に混合した粉末と、PTFE水懸濁液(三井フロロケミカル株式会社製30J)を、上記粉末との体積比が1:1となるように混合し、更に全混合物に対して、2重量%に相当するトライトンを溶解した水中で十分攪拌後、該混合懸濁液を、投影面積当り500g/m2となるように厚さ0.4mmのカーボンクロス基材に塗布し、電気炉中310℃で15分焼成後、プレス機にて、圧力2kgf/cm2でプレス加工を行い、ガス拡散陰極を作製した。
陰極室水酸化ナトリウム濃度が32wt%となるように陽極室食塩濃度を調整し、又陰極には酸素ガスを理論量の約1.2倍の割合で供給、陽極液の液温を90℃、電流密度60A/dm2で電解を行ったところ、初期のセル電圧は2.14Vであった。50日間電解を継続したところ、初期からのセル電圧、過電圧の上昇は無く、電流効率は約95%に維持された。
銀粒子とダイアモンド粒子をモル比で1:0.4とし均一に混合した粒子と、PTFE水懸濁液を、上記混合粒子との体積比が1:0.8となるように混合し、用いたこと以外は実施例1と同様の電解槽を組み立て稼動させたところ、セル電圧は初期も50日間電解後も2.13Vであった。
フッ素化処理をしないダイアモンド粒子を用いたこと以外は実施例1と同様の電解槽を組み立て稼動させたところ、初期のセル電圧は2.14Vであり、50日間電解後に2.15Vを示した。
銀触媒として銀コロイド粒子(真空冶金株式会社製)を用いたこと以外は実施例1と同様のセルを組み立て稼動させたところ、セル電圧は初期も10日間電解後も2.10Vであった。
Agとフッ素樹脂の体積比が1:1とし、ダイアモンド粉末を用いなかったこと以外は実施例1と同様の電解試験を実施したところ、セル電圧は初期から50日間で2.16から2.18Vに増加した。
2 陽イオン交換膜
3 陽極室
4 陰極室
5 陽極
6 ガス拡散陰極
7 陰極液室
8 陰極ガス室
Claims (5)
- 多孔性導電基材、及び当該多孔性導電基材上に形成させた疎水性表面を有するダイアモンド粒子と触媒粒子を含んで成ることを特徴とする酸素還元用ガス拡散陰極。
- ダイアモンド粒子がフッ素化されている請求項1に記載の陰極。
- ダイアモンド粒子が絶縁性である請求項1に記載の陰極。
- フッ素樹脂によりダイアモンド粒子と触媒粒子を結合した請求項1に記載の陰極。
- イオン交換膜で区画した電解槽の陰極室に、多孔性導電基材及び当該多孔性導電基材上に電極触媒を担持させた食塩電解用酸素還元ガス陰極を、かつ前記電解槽の陽極室に、白金族金属酸化物被覆陽極をそれぞれ収容し、陽極室に食塩水を、陰極室に酸素含有ガスを供給しながら電解を行って陰極室で水酸化ナトリウムを製造する食塩電解方法において、前記陰極の電極触媒が、疎水性表面を有するダイアモンド粒子と触媒粒子を含んで成ることを特徴とする方法。
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