JP4982350B2 - 送受信機 - Google Patents
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Description
バンドI :1920〜1980 2110〜2170 MHz 欧州
バンドII :1850〜1910 1930〜1990 MHz 米国
バンドIII :1710〜1785 1805〜1880 MHz 欧州
バンドIV :1710〜1755 2110〜2155 MHz 米国
バンドV : 824〜 849 869〜 894 MHz 米国
バンドVI : 830〜 840 875〜 885 MHz 日本
更に、下記非特許文献1に記載されたRF集積化トランシーバーは、上記バンドIII、Vのダウンリンク周波数のRF受信信号が供給されるレシーバーと、上記バンドIII、Vのアップリンク周波数のRF送信信号を形成するトランスミッターと、周波数シンセサイザとを含んでいる。周波数シンセサイザは、レシーバーとトランスミッターとのための2個の集積化電圧制御発振器(VCO)と伴に2個のフラクショナルNシンセサイザとで構成されている。良く知られているように、フラクショナルNシンセサイザを用いることにより、PLL回路の分周器の分周数を整数だけではなく分数(フラクション)に設定することで基準周波数の整数倍以外の発振周波数を電圧制御発振器(VCO)の出力から得られるものである。
また、下記特許文献2には、複数の電圧制御発振器と、送受信ミキサー部と、変復調部とを有するマルチバンド送受信機が記載されている。この構成では、発振周波数が異なる各バンドに対応した電圧制御発振器を複数個配置して、制御部から所望の周波数帯域に応じて切り換え指令を出力して、電圧制御発振器を切り換えることで、マルチバンド送受信に対応している。
図2は、本発明に先立って検討された通信用RFICのWCDMA/マルチバンド対応ダイレクトアップコンバージョン送信機を示す図である。送信バンドIの送信周波数は1920〜1980MHz、送信バンドVIの送信周波数は830〜840MHz、送信バンドIIの送信周波数は1850〜1910MHz、送信バンドXIの送信周波数は1428〜1453MHzである。送信バンドI、送信バンドVI、送信バンドII、送信バンドXIは、それぞれ送信ブロックTx_Blk1、送信ブロックTx_Blk2、送信ブロックTx_Blk3、送信ブロックTx_Blk4から基地局に送信されるものである。
図2のダイレクトアップコンバージョン送信機の構成では、2個の送信用電圧制御発振器(VCO)16、18と4個の分周器11、12、13、14の組み合わせで各バンドに対応したクォドラチャーローカル信号を作成している。4個の分周器11、12、13、14の分周数は2、4のいずれかを用いているので、4個の分周器11、12、13、14による分周比は1/2、1/4のいずれかとなる。一般的に分周器の分周数が偶数の時、2つの出力信号位相差を90度(π/2)とすることができ、クォドラチャー(直交)ローカル信号を生成できる。以上の理由から、図2の送信機では、上記非特許文献1と同様に4個の分周器11、12、13、14の分周数を2、4のいずれかに設定している。しかし、4個の分周器の分周数を2、4の偶数から選択するように制約することで、発振周波数範囲が制限された電圧制御発振器(VCO)から作成可能なローカル信号の周波数帯域も制限される。
また、図5も、図2と同様に本発明に先立って検討された他の通信用RFICのWCDMA/マルチバンド対応ダイレクトアップコンバージョン送信機を示す図である。図5のRFICでは、発振周波数帯域が2856〜3960MHzと極めて広帯域に設定された単一の送信用電圧制御発振器(TXVCOC)34が、WCDMA/マルチバンドの通信をカバーしている。図5において、図2と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態による送受信機(19)は、受信機(99)と、送信機とを具備する。
〔2〕本発明の代表的な実施の形態による本発明の代表的な送受信機(19)は、受信機と、送信機(100)とを具備する。
次に、実施の形態について更に詳述する。以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、発明を実施するための最良の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の1つの実施の形態によるマルチバンド/マルチモード通信用のダイレクトアップコンバージョン(DUC)送信機を示す図である。
図1の通信用RFIC(19)は、半導体チップの上部と下部とに配置された送信機と受信機99とを具備する。上部の送信機は送信アナログベースバンド信号をRF送信信号に変換する送信用変調器をRF送信信号の周波数帯域毎に含み、下部の受信機99は受信したRF受信信号を受信アナログベースバンド信号に変換する受信用復調器をRF受信信号の周波数帯域毎に含む。また、このRFIC(19)は、ディジタル位相変換ユニット35、D/A変換器22、25、可変利得増幅器21、24、ローパスフィルタ20、23、送信用電圧制御発振器(TXVCO)34、送信用PLL回路17、送信用バンド切り換え制御ブロック15を半導体チップに含んでいる。
特に、送信周波数1428〜1453MHzの送信バンドXIを送信するための送信ブロックTx_Blk4の分周器14の分周比M4/N4は2/5に設定されており、分周数は分周比の逆数の2.5の非整数に設定されている。送信用バンド切り換え制御ブロック15とPLL回路17とにより3570〜3632.5MHzの発振周波数に設定された送信用電圧制御発振器(TXVCO)34の発振出力信号は、送信ブロックTx_Blk4の分周器14の分周比M4/N4の2/5で分周される。送信ブロックTx_Blk4から、送信周波数1428〜1453MHzの送信バンドXIが送信されることができる。
送信周波数1920〜1980MHzの送信バンドIを送信するための送信ブロックTx_Blk1の分周器11の分周比M1/N1は、1/2に設定されており、分周数は分周比の逆数の2の整数に設定されている。送信用バンド切り換え制御ブロック15とPLL回路17とにより3840〜3960MHzの発振周波数に設定された送信用電圧制御発振器(TXVCO)34の発振出力信号は、送信ブロックTx_Blk1の分周器11の分周比M1/N1の1/2で分周される。送信ブロックTx_Blk1から、送信周波数1920〜1980MHzの3GPP規格の送信バンドIが送信されることができる。尚、3GPPは、3-rd Generation Partnership Projectの略である。
図1のRFIC(19)の送信ブロックTx_Blk1、2、3、4は、上述したように分周比M/Nで分周数が分周比の逆数である分周器11、12、13、14を具備している。
送信バンドIを送信するための送信ブロックTx_Blk1の分周器11の分周比M1/N1は、1/2に設定され、分周数は分周比の逆数の2の整数に設定されている。送信バンドIIを送信するための送信ブロックTx_Blk2の分周器12の分周比M2/N2は、1/2に設定され、分周数は分周比の逆数の2の整数に設定されている。送信バンドVIを送信するための送信ブロックTx_Blk3の分周器13の分周比M3/N3は、1/4に設定され、分周数は分周比の逆数の4の整数に設定されている。このように、送信バンドI、II、VIを送信するための送信ブロックTx_Blk1、2、3の分周器11、12、13は、分周数は2または4の偶数の整数に設定されている。
しかし、送信周波数1428〜1453MHzの送信バンドXIを送信するための送信ブロックTx_Blk4の分周器14の分周比M4/N4の2/5に設定され、分周数は分周比の逆数の2.5の非整数に設定されている。従って、上記非特許文献2に記載の分周数が2または4の偶数の整数の分周器は、当然、図1のRFIC(19)の送信ブロックTx_Blk4の分周器14として使用することは不可能である。
後に詳細に説明するように、図1のRFIC(19)の送信ブロックTx_Blk4で分周数が2.5の非整数を有する分周器14は、図8に示す複雑な回路構成のロジック分周器により構成される。図8の複雑な回路構成のロジック分周器は、図9に示すように供給されるクロック入力信号CLKに応答して2.5倍の周期を持ちデューティー比が40%の一対のローカル信号LI、LQを生成する。しかし、一対のローカル信号LI、LQの位相差は、90度とならず、M4・π/N4=180°/2.5=72°と90度ではない一対の非クォドラチャーローカル信号LI、LQが生成される。72度の位相差を有する一対の非クォドラチャーローカル信号LI、LQは、理想の位相差90度に対して、72°−90°=−18°の誤差オフセット角度を持つものとなる。
この送信バンドXIの送信時に、送信用バンド切り換え制御ブロック15により制御されたディジタル位相変換ユニット35でのアナログ換算での補償位相オフセット量は+18度に設定される。すなわち、一対の非クォドラチャーローカル信号LI、LQの誤差オフセット角度とディジタル位相変換ユニット35でのアナログ換算での補償位相オフセット量とは、極性が反対で絶対値が略同一となるように、調整される。
図7は本発明の他の1つの実施形態によるマルチバンド/マルチモード通信用のダイレクトアップコンバージョン送信機を示す図である。
図8は、図1に示した本発明の1つの実施の形態によるマルチバンド/マルチモード通信用RFICのダイレクトアップコンバージョンアーキテクチャーの送信機に含まれた分周数が2.5と非整数のロジック分周器の構成を示す図である。従って、図8のロジック分周器の分周比は2/5と分周数の逆数となっている。一方、図9は、図8に示したロジック分周器の内部の波形を示す図である。
すなわち、図10は本発明の他の1つの実施の形態によるマルチモード/マルチバンド通信用RFICのダイレクトダウンコンバージョン(DDC)受信機の主要部を示す図である。
特に、送信周波数1476〜1501MHzの送信バンドXIを受信するための受信ブロックRx_Blk4の分周器65の分周比M4/N4は2/5に設定されており、分周数は分周比の逆数の2.5の非整数に設定されている。受信用バンド切り換え制御部77と受信用PLL回路76とにより3690〜3752.5MHzの発振周波数に設定された受信用電圧制御発振器(RXVCO)75の発振出力信号は、受信ブロックRx_Blk4の分周器65の分周比M4/N4の2/5で分周される。受信ブロックRx_Blk4にて、送信周波数1476〜1501MHzの送信バンドXIが受信されることができる。
受信周波数2110〜2170MHzの受信バンドIを受信するための受信ブロックRx_Blk1の分周器62の分周比M1/N1は、1/2に設定されており、分周数は分周比の逆数の2の整数に設定されている。受信用バンド切り換え制御部77と受信用PLL回路76とにより4220〜4340MHzの発振周波数に設定された受信用電圧制御発振器(RXVCO)75の発振出力信号は、受信ブロックRx_Blk1の分周器62の分周比M1/N1の1/2で分周される。受信ブロックRx_Blk1にて、受信周波数2110〜2170MHzの3GPP規格の受信バンドIが受信されることができる。
図10のRFIC(19)の受信ブロックRx_Blk1、2、3、4は、上述したように分周比M/Nで分周数が分周比の逆数である分周器62、63、64、65を具備している。
受信バンドIを受信するための受信ブロックRx_Blk1の分周器62の分周比M1/N1は、1/2に設定され、分周数は分周比の逆数の2の整数に設定されている。受信バンドIIを受信するための受信ブロックRx_Blk2の分周器63の分周比M2/N2は、1/2に設定され、分周数は分周比の逆数の2の整数に設定されている。受信バンドVIを受信するための受信ブロックRx_Blk3の分周器64の分周比M3/N3は、1/4に設定され、分周数は分周比の逆数の4の整数に設定されている。このように、受信バンドI、II、VIを送信するための受信ブロックRx_Blk1、2、3の分周器62、63、64は、分周数は2または4の偶数の整数に設定されている。
しかし、受信周波数1476〜1501MHzの受信バンドXIが受信するための受信ブロックRx_Blk4の分周器65の分周比M4/N4の2/5に設定され、分周数は分周比の逆数の2.5の非整数に設定されている。従って、上記非特許文献2に記載の分周数が2または4の偶数の整数の分周器は、当然、図10のRFIC(19)の受信ブロックRx_Blk4の分周器65として使用することは不可能である。
この受信バンドXIの受信時に、受信用バンド切り換え制御部77により制御されたディジタル位相変換ユニット72でのアナログ換算での補償位相オフセット量は+18度に設定される。すなわち、一対の非クォドラチャーローカル信号LI、LQの誤差オフセット角度とディジタル位相変換ユニット72でのアナログ換算での補償位相オフセット量とは、極性が反対で絶対値が略同一となるように、調整される。
図12は本発明の他の1つの実施形態によるマルチバンド/マルチモード通信用のダイレクトダウンコンバージョン受信機を示す図である。
図13は、図1に示したDUCアーキテクチャーの送信機と図10に示したDDCアーキテクチャーの受信機を組み合わせた本発明の更に他の実施の形態によるマルチバンド/マルチモード通信用RFICのダイレクトコンバージョン(DC)送受信機の構成を示す図である。
図17は、本発明の他の1つの実施の形態によるマルチバンド/マルチモード通信用RFICのダイレクトコンバージョン送受信機の構成を示す図である。
図18は、図17に示す通信用RFICのダイレクトアップコンバージョンアーキテクチャーの送信機の分周器11、13、14から生成される一対の送信用ローカル信号の位相差によるイメージ抑圧量の変化を示す図である。図18の横軸は送信用ローカル信号の位相誤差または一対のアナログベースバンド送信信号の位相誤差であり、縦軸はイメージ抑圧量である。
図19は、本発明の他の1つの実施の形態によるマルチモード/マルチバンド対応の通信用RFICを示すブロック図である。この通信用RFICは、WCDMA方式のバンドI、バンドIX、バンドVI、バンドXIの送受信を行うとともに、GSM850、GSM900、DCS1800、PCS1900の方式の送受信を行うことが可能である。
図19に示したRFICの左上部の回路RX_SPU_WCDMAはWCDMA方式のバンドI、バンドIX、バンドVI、バンドXIの受信のための回路である。図19に示したRFICの下部の回路TX_SPU_WCDMAはWCDMA方式のバンドI、バンドIX、バンドVI、バンドXIの送信のための回路である。
図19に示したRFICの左下部の回路RX_SPU_GSMは、GSM850、GSM900、DCS1800、PCS1900の受信のための回路である。図19に示したRFICの中央部TX_SPU_GSMは、GSM850、GSM900、DCS1800、PCS1900の送信のための回路である。
いずれの通信方式の「受信モード」においても、WCDMA方式受信回路RX_SPU_WCDMAの出力または他方式受信回路RX_SPU_GSMの出力にI、Qアナログベースバンド受信信号が形成される。この信号はローパスフィルタ86、88、90と可変利得増幅器(PGA)87、89、91を介してA/D変換器92I、92Qに供給されることにより、I、Qディジタルベースバンド受信信号に変換される。ベースバンド受信信号は、受信用ディジタル位相変換ユニット72と、受信系ディジタルインターフェース94を介してベースバンド信号処理LSIに供給される。図19に示したWCDMA方式受信回路RX_SPU_WCDMAの各分周器62、63、64、65の分周数はバンドI用分周器62とバンドIX用分周器63とが2の整数、バンドVI用分周器64が4の整数、バンドXI用分周器65が5/2=2.5の非整数にそれぞれ設定されている。この時、受信用電圧制御発振器75(RX−VCO)からの発振出力に応答して一対の受信ミキサー60、61に供給される一対の受信用ローカル信号の位相差はバンドIとバンドIXとバンドVIのモードが90度、バンドXIのモードが72度となる。
一方、ベースバンド信号処理LSIからのディジタルベースバンド送信信号TxDBI、TxDBQはRFICの送信系ディジタルインターフェース93により受信された後、送信用ディジタル位相変換ユニット35にてデータ変換される。
WCDMA方式の送信では、D/A変換器22、25の出力のアナログベースバンド信号はローパスフィルタ20、23と可変利得増幅器(PGA)21、24を介してWCDMA方式送信回路TX_SPU_WCDMAの一対のミキサー9、10の一方の入力端子に供給される。また、図19のWCDMA方式送信回路TX_SPU_WCDMAの各分周器11、12、13、14の分周数は、バンドI用分周器11とバンドIX用分周器12とが2の整数、バンドVI用分周器13が4の整数、バンドXI用分周器14が5/2=2.5の非整数にそれぞれ設定されている。この時、送信用電圧制御発振器34(TXVCO)からの発振出力に応答して一対のミキサー9、10の他方の入力端子に供給される一対の送信用ローカル信号の位相差はバンドIとバンドIXとバンドVIのモードが90度、バンドXIのモードが72度となる。特に、バンドXIのモードの時には、アナログベースバンド信号にはローカル信号の位相差に応じた所定のオフセット角度がディジタル位相変換ユニット35によって付加されている。その結果、ローカル信号オフセット角度と所定のアナログベースバンド信号オフセット角度との和が、実質的にゼロとなる。よって、全てのバンドの送信モードにおいて、一対の送信ミキサー9、10と加算器8とからなる送信用変調器で、正確なクォドラチャー変調が可能となる。
GSM方式の送信では、可変利得増幅器(PGA)21、24の出力のアナログベースバンド信号は、他方式送信回路TX_SPU_GSMの一対の送信ミキサーTX−MIX_I、TX−MIX_Qの一方の入力端子に供給される。フラクショナルシンセサイザFrct_Synthの電圧制御発振器RX−VCO―GSMの発振信号は、中間周波数分周器DIV2(1/NIF)を介してローカル分周器DIV5に供給される。図19の他方式送信回路TX_SPU_GSMのローカル分周器DIV5は、分周器DIV2(1/NIF)の出力の中間周波数信号に応答して一対の送信ミキサーTX−MIX_I、TX−MIX_Qに供給される一対の送信用中間周波数ローカル信号を生成し、そのローカル信号位相差は90度である。従って、一対の送信ミキサーTX−MIX_I、TX−MIX_Qと加算器とからなる送信用変調器で、正確なクォドラチャー変調が可能となる。
一方、GSM送信用電圧制御発振器TXVCO_GSMの発振出力信号が、分周数2に設定された分周器DIV3を介して、位相制御帰還用周波数ダウンミキサーDWN_MIX_PMの他方の入力端子に供給されている。その結果、ダウンミキサーDWN_MIX_PMでは、一方の入力信号と他方の入力信号とのミキシングが行われる。従って、ダウンミキサーDWN_MIX_PMの出力から、2つの入力信号の差の周波数の帰還信号が形成されて、送信系オフセットPLL回路TX_OFFset_PLLの位相比較器PCの他方の入力端子に供給される。また、位相比較器PCの一方の入力端子には、送信ミキサーTX−MIX_I、Qの出力に接続された加算器の出力のベクトル合成された中間周波送信信号fIFが基準信号として供給されている。中間周波数分周器DIV2(1/NIF)の分周数NIFである13と分周器DIV5での分周数2とで、合計分周数は26となっている。従って、中間周波送信信号fIFの周波数は、受信用電圧制御発振器Rx−VCO―GSMの周波数の1/26となる。また、送信系オフセットPLL回路TX_OFFset_PLLの負帰還制御によって、位相比較器PCの一方の入力端子の基準信号と他方の入力端子のダウンミキサーDWN_MIX_PMから帰還信号とは一致するようになる。結果としては、0.8GHzのRF送信信号のGSM850と0.9GHzのRF送信信号のGSM900との送信動作に、受信用電圧制御発振器RX−VCO―GSMは略4倍の略3.2GHzから略3.8GHz、GSM送信用電圧制御発振器TXVCO_GSMは送信周波数の略2倍の略1.6GHzから略1.9GHzで発振すれば良くなる。
また送信系オフセットPLL回路TX_OFFset_PLLは、DCS1800のRF送信信号Tx_DCS1800とPSC1900のRF送信信号Tx_PSC1900との送信動作に対応する必要が有る。そのため、受信用電圧制御発振器RX−VCO―GSMの発振周波数は、分周数2に設定された分周器DIV1(1/2)を介して位相制御帰還用周波数ダウンミキサーDWN_MIX_PMの一方の入力端子に供給される。また、送信ミキサーTX−MIX_I、TX−MIX_Qのための分周器DIV5に接続された中間周波数分周器DIV2(1/NIF)の分周数NIFは、13に設定されている。一方、GSM送信用電圧制御発振器TXVCO_GSMの発振出力信号が、位相制御帰還用周波数ダウンミキサーDWN_MIX_PMの他方の入力端子に供給されている。その結果、ダウンミキサーDWN_MIX_PMでは、一方の入力信号と他方の入力信号とのミキシングが行われる。従って、ダウンミキサーDWN_MIX_PMの出力から、2つの入力信号の差の周波数の帰還信号が形成されて、送信系オフセットPLL回路TX_OFFset_PLLの位相比較器PCの他方の入力端子に供給される。また、位相比較器PCの一方の入力端子には、送信ミキサーTX−MIX_I、Qの出力に接続された加算器の出力のベクトル合成された中間周波送信信号fIFが基準信号として供給されている。中間周波数分周器DIV2(1/NIF)の分周数NIFである13と分周器DIV5での分周数2とで、合計分周数は26となっている。従って、中間周波送信信号fIFの周波数は、受信用電圧制御発振器Rx−VCO―GSMの周波数の1/26となる。
図20は、上記で説明した本発明の実施の形態によるRFICと、アンテナスイッチMMICとRF電力増幅器とを内蔵したRFモジュールと、ベースバンド信号処理LSIとを搭載した携帯電話の構成を示すブロック図である。尚、MMICは、Microwave Monolithic ICの略である。
BB_LSIからの送信ベースバンド信号TxDBI、QがGSM850のバンドに周波数アップコンバージョンされるべき場合を想定する。この場合には、RFICの送信信号処理ユニットTx_SPUは送信ベースバンド信号をGSM850のバンドへの周波数アップコンバージョンを行って、GSM850のRF送信信号Tx_GSM850が生成される。BB_LSIからの送信ベースバンド信号がGSM900のバンドに周波数アップコンバージョンされるべき場合を想定する。この場合には、RFICの送信信号処理ユニットTx_SPUは送信ベースバンド信号をGSM900のバンドへの周波数アップコンバージョンを行って、GSM900のRF送信信号Tx_GSM900が生成される。GSM850のRF送信信号Tx_GSM850とGSM900のRF送信信号Tx_GSM900とは、高出力電力増幅器モジュール(HPA_ML)の高出力電力増幅器HPA2で電力増幅される。高出力電力増幅器HPA2のRF出力は、ローパスフィルタLPF2を経由してアンテナスイッチMMIC(ANT_SW)の送信端子Tx2に供給される。送信端子Tx2に供給されたGSM850のRF送信信号Tx_GSM850とGSM900のRF送信信号Tx_GSM900とは共通の入出力端子I/Oを介して送受信用アンテナANTから送信されることができる。
BB_LSIからの送信ベースバンド信号TxDBI、QがDCS1800のバンドに周波数アップコンバージョンされるべき場合を想定する。この場合には、RFICの送信信号処理ユニットTx_SPUは送信ベースバンド信号をDCS1800のバンドへの周波数アップコンバージョンを行って、DCS1800のRF送信信号Tx_DCS1800が生成される。BB_LSIからの送信ベースバンド信号がPCS1900のバンドに周波数アップコンバージョンされるべき場合を想定する。この場合には、RFICの送信信号処理ユニットTx_SPUは送信ベースバンド信号をPCS1900のバンドへの周波数アップコンバージョンを行って、PCS1900のRF送信信号Tx_PCS1900が生成される。DCS1800のRF送信信号Tx_DCS1800とPCS1900のRF送信信号Tx_PCS1900とは、高出力電力増幅器モジュール(HPA_ML)の高出力電力増幅器HPA1で電力増幅される。高出力電力増幅器HPA1のRF出力は、ローパスフィルタLPF1を経由してアンテナスイッチMMIC(ANT_SW)の送信端子Tx1に供給される。送信端子Tx1に供給されたDCS1800のRF送信信号Tx_DCS1800とPCS1900のRF送信信号Tx_PCS1900とは共通の入出力端子I/Oを介して送受信用アンテナANTから送信されることができる。
ベースバンド信号処理LSI(BB_LSI)からの送信ディジタルベースバンド信号TxDBI、Qが、WCDMA方式のバンドIに周波数アップコンバージョンされるべき場合を想定する。この場合には、RFICの送信信号処理ユニットTx_SPUは送信ベースバンド信号をWCDMA方式のバンドIの周波数アップコンバージョンを行う。WCDMA方式のバンドIのRF送信信号Tx_WCDMA band1は、高出力電力増幅器W_PA1で電力増幅され、デュープレクサDUP1を経由してアンテナスイッチMMICの送受信端子TRx1に供給される。送受信端子TRx1に供給されたWCDMA方式のバンドIのRF送信信号Tx_WCDMA バンドIは、共通の入出力端子I/Oを介して送受信用アンテナANTから送信されることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能であることは言うまでもない。
5 RF電力増幅器
6 バンドパスフィルタ
7 RF可変利得増幅器
8 加算器
9、10 ミキサー
11、12、13、14 分周器
15 バンド切り換え制御ブロック
16、18、34 電圧制御発振器
17 PLL回路
19 RFIC
20、23 ローパスフィルタ
21、24 可変利得増幅器
22、25 D/A変換器
26、27 ディジタルベースバンド送信信号入力端子
28、29、30、31 RF送信信号出力端子
32、33 送信用ローカル信号
35 ディジタル位相変換ユニット
36 アナログ位相変換ユニット
37、101 否定論理積回路
38、39、40、41、46、47 D型フリップフロップ
42 クロック信号入力端子
43、44 論理和回路
45 論理積回路
48、49 ローカル信号出力端子
50、51、52、53 RF受信信号入力端子
Rx_Blk1、2、3、4 受信ブロック
58 ローノイズアンプ
59 バンドパスフィルタ
60、61 ミキサー
62、63、64、65 分周器
66、67 ローパスフィルタ
68、69 可変利得増幅器
70、71 A/Dコンバータ
72 ディジタル位相変換ユニット
73、74 ディジタルベースバンド信号出力端子
75 電圧制御発振器
76 PLL回路
77 バンド切り換え制御部
78 アナログ位相変換ユニット
79 バンド切り換え制御部
80、85 加算器
8182、83、84 乗算器
86I、86Q、88I、88Q、90I、90Q ローパスフィルタ
87I、87Q、89I、89Q、91I、91Q 可変利得増幅器
92I、92Q A/Dコンバータ
93 送信用ディジタルインターフェース
94 受信用ディジタルインターフェース
95、96 分周器
97 受信用I/Qキャリブレーション回路
98 位相変換ユニット
99 受信機
100 送信機
Claims (21)
- 受信機と、送信機とを具備した送受信機であって、
前記受信機は、RF受信信号を受信アナログ信号にダウンコンバートする受信復調器を含み、
前記送信機は、送信用電圧制御発振器と、複数の周波数帯域のRF送信信号を生成する複数の送信ブロックとを含むものであり、
前記複数の送信ブロックのそれぞれは、分周器と、送信用変調器とを含むものであり、
前記複数の送信ブロックのそれぞれでは、前記分周器は前記送信用電圧制御発振器から供給される送信用発振出力信号を分周することによって生成した一対の送信用ローカル信号を前記送信用変調器に供給するものであり、
前記複数の送信ブロックのそれぞれでは、前記送信用変調器は前記分周器から供給された前記一対の送信用ローカル信号により送信アナログ信号をRF送信信号にアップコンバートするものであり、
前記複数の送信ブロックの少なくとも1つの送信ブロックに含まれた少なくとも1つの分周器の分周数は、偶数の整数に設定されており、
前記偶数の整数への前記分周数の設定により、前記少なくとも1つの送信ブロックに含まれた前記少なくとも1つの分周器から該当する送信用変調器に供給される該当する一対の送信用ローカル信号は、実質的に90度の位相差を有するクォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記複数の送信ブロックの他の送信ブロックに含まれた他の分周器の他の分周数は、非整数に設定されており、
前記非整数への前記他の分周数の設定により、前記他の送信ブロックに含まれた前記他の分周器から他の送信用変調器に供給される他の一対の送信用ローカル信号は、90度と所定のオフセット角度の位相差を有する非クォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記送信機は、前記オフセット角度と極性が反対で略同一の絶対値を持つ補償オフセット量を前記他の送信ブロックに含まれた前記他の送信用変調器に供給される一対の送信アナログ信号に付与する変換ユニットを更に含むことを特徴とする送受信機。 - 請求項1において、
前記送信機は、一対の送信ディジタル信号を前記一対の送信アナログ信号に変換する一対のD/A変換器を更に含み、前記一対のD/A変換器は、前記複数の送信ブロックによって共有されていることを特徴とする送受信機。 - 請求項2において、
前記変換ユニットは、前記一対のD/A変換器の一対の入力端子に接続され、
前記変換ユニットが前記一対の送信ディジタル信号をディジタル信号処理することによって、前記一対のD/A変換器の一対の出力端子から前記補償オフセット量が付与された前記一対の送信アナログ信号が生成されることを特徴とする送受信機。 - 請求項2において、
前記変換ユニットは、前記一対のD/A変換器の一対の出力端子に接続され、
前記変換ユニットが一対の送信アナログ入力信号をアナログ信号処理することによって、前記変換ユニットの一対の出力端子から前記補償オフセット量が付与された一対の送信アナログ出力信号が生成されることを特徴とする送受信機。 - 請求項2において、
前記少なくとも1つの送信ブロックに含まれた第1の送信ブロックと第2の送信ブロックとにそれぞれ含まれた第1の分周器と第2の分周器の分周数は、それぞれ2と4とに設定されており、
前記他の送信ブロックに含まれた前記他の分周器の分周数は、2.5の非整数に設定されており、
前記送信用電圧制御発振器から生成される前記送信用発振出力信号の周波数は、略3GHzから略4GHzの間に設定可能とされており、
前記第1の送信ブロックは略1.8GHzから略2GHzの送信バンドのRF送信信号を生成して、前記第2の送信ブロックは略0.8GHzの送信バンドのRF送信信号を生成して、前記他の送信ブロックは略1.4GHzの送信バンドのRF送信信号を生成することを特徴とする送受信機。 - 請求項5において、
前記送信用電圧制御発振器と前記複数の送信ブロックとを含む前記送信機は、ダイレクトアップコンバージョン送信機アーキテクチャーと低IFアップコンバージョン送信機アーキテクチャーとのいずれか一方であることを特徴とする送受信機。 - 請求項6において、
前記送信用電圧制御発振器と前記複数の送信ブロックとを含む前記送信機は、半導体チップに構成されていることを特徴とする送受信機。 - 受信機と、送信機とを具備した送受信機であって、
前記送信機は、送信アナログ信号をRF送信信号にアップコンバートする送信変調器を含み、
前記受信機は、受信用電圧制御発振器と、複数の周波数帯域のRF受信信号を受信する複数の受信ブロックとを含むものであり、
前記複数の受信ブロックのそれぞれは、分周器と、受信用復調器とを含むものであり、
前記複数の受信ブロックのそれぞれでは、前記分周器は前記受信用電圧制御発振器から供給される受信用発振出力信号を分周することによって生成した一対の受信用ローカル信号を前記受信用復調器に供給するものであり、
前記複数の受信ブロックのそれぞれでは、前記受信用変調器は前記分周器から供給された前記一対の受信用ローカル信号によりRF受信信号を受信アナログ信号にダウンコンバートするものであり、
前記複数の受信ブロックの少なくとも1つの受信ブロックに含まれた少なくとも1つの分周器の分周数は、偶数の整数に設定されており、
前記偶数の整数への前記分周数の設定により、前記少なくとも1つの受信ブロックに含まれた前記少なくとも1つの分周器から該当する受信用復調器に供給される該当する一対の受信用ローカル信号は、実質的に90度の位相差を有するクォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記複数の受信ブロックの他の受信ブロックに含まれた他の分周器の他の分周数は、非整数に設定されており、
前記非整数への前記他の分周数の設定により、前記他の受信ブロックに含まれた前記他の分周器から他の受信用復調器に供給される他の一対の受信用ローカル信号は、90度と所定のオフセット角度の位相差を有する非クォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記受信機は、前記オフセット角度と極性が反対で略同一の絶対値を持つ補償オフセット量を前記他の受信ブロックに含まれた前記他の受信用復調器から生成される一対の受信アナログ信号に付与する変換ユニットを更に含むことを特徴とする送受信機。 - 請求項8において、
前記受信機は、前記一対の受信アナログ信号を一対の受信ディジタル信号に変換する一対のA/D変換器を更に含み、前記一対のA/D変換器は、前記複数の受信ブロックによって共有されていることを特徴とする送受信機。 - 請求項9において、
前記変換ユニットは、前記一対のA/D変換器の一対の出力端子に接続され、
前記変換ユニットが前記一対の受信ディジタル信号をディジタル信号処理することによって、前記補償オフセット量が前記受信用復調器からの前記一対の受信アナログ信号に間接的に付与されるものであることを特徴とする送受信機。 - 請求項9において、
前記変換ユニットは、前記一対のA/D変換器の一対の入力端子に接続され、
前記変換ユニットが一対の受信アナログ入力信号をアナログ信号処理することによって、前記補償オフセット量が前記受信用復調器からの前記一対の受信アナログ信号に直接的に付与されるものであることを特徴とする送受信機。 - 請求項9において、
前記少なくとも1つの送信ブロックに含まれた第1の受信ブロックと第2の受信ブロックとにそれぞれ含まれた第1の分周器と第2の分周器の分周数は、それぞれ2と4とに設定されており、
前記他の受信ブロックに含まれた前記他の分周器の分周数は、2.5の非整数に設定されており、
前記受信用電圧制御発振器から生成される前記受信用発振出力信号の周波数は、略3.5GHzから略4.5GHzの間に設定可能とされている。
前記第1の受信ブロックは略1.9GHzから略2.2GHzの受信バンドのRF受信信号を受信して、前記第2の受信ブロックは略0.8GHzから略0.9GHzの受信バンドのRF受信信号を受信して、前記他の受信ブロックは略1.4GHzから略1.5Hzの受信バンドのRF受信信号を受信することを特徴とする送受信機。 - 請求項9において、
前記受信用電圧制御発振器と前記複数の受信ブロックとを含む前記受信機は、ダイレクトダウンコンバージョン受信機アーキテクチャーと低IFダウンコンバージョン受信機アーキテクチャーとのいずれか一方であることを特徴とする送受信機。 - 請求項13において、
前記受信用電圧制御発振器と前記複数の受信ブロックとを含む前記受信機は、半導体チップに構成されていることを特徴とする送受信機。 - 受信機と、送信機とを具備した送受信機であって、
前記受信機は、RF受信信号を受信アナログ信号にダウンコンバートする受信復調器を含み、
前記送信機は、送信用電圧制御発振器と、複数の周波数帯域のRF送信信号を生成する複数の送信ブロックとを含むものであり、
前記複数の送信ブロックのそれぞれは、分周器と、送信用変調器とを含むものであり、
前記複数の送信ブロックのそれぞれでは、前記分周器は前記送信用電圧制御発振器から供給される送信用発振出力信号を分周することによって生成した一対の送信用ローカル信号を前記送信用変調器に供給するものであり、
前記複数の送信ブロックのそれぞれでは、前記送信用変調器は前記分周器から供給された前記一対の送信用ローカル信号により送信アナログ信号をRF送信信号にアップコンバートするものであり、
前記複数の送信ブロックの少なくとも1つの送信ブロックに含まれた少なくとも1つの分周器の分周数は、偶数の整数に設定されており、
前記偶数の整数への前記分周数の設定により、前記少なくとも1つの送信ブロックに含まれた前記少なくとも1つの分周器から該当する送信用変調器に供給される該当する一対の送信用ローカル信号は、実質的に90度の位相差を有するクォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記複数の送信ブロックの他の送信ブロックに含まれた他の分周器の他の分周数は、非整数に設定されており、
前記非整数への前記他の分周数の設定により、前記他の送信ブロックに含まれた前記他の分周器から他の送信用変調器に供給される他の一対の送信用ローカル信号は、90度と所定のオフセット角度の位相差を有する非クォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記送信機は、前記オフセット角度と極性が反対で略同一の絶対値を持つ補償オフセット量を前記他の送信ブロックに含まれた前記他の送信用変調器に供給される一対の送信アナログ信号に付与する送信変換ユニットを更に含み、
前記送信機は、送信アナログ信号をRF送信信号にアップコンバートする送信変調器を含み、
前記受信機は、受信用電圧制御発振器と、複数の周波数帯域のRF受信信号を受信する複数の受信ブロックとを含むものであり、
前記複数の受信ブロックのそれぞれは、分周器と、受信用復調器とを含むものであり、
前記複数の受信ブロックのそれぞれでは、前記分周器は前記受信用電圧制御発振器から供給される受信用発振出力信号を分周することによって生成した一対の受信用ローカル信号を前記受信用復調器に供給するものであり、
前記複数の受信ブロックのそれぞれでは、前記受信用変調器は前記分周器から供給された前記一対の受信用ローカル信号によりRF受信信号を受信アナログ信号にダウンコンバートするものであり、
前記複数の受信ブロックの少なくとも1つの受信ブロックに含まれた少なくとも1つの分周器の分周数は、偶数の整数に設定されており、
前記偶数の整数への前記分周数の設定により、前記少なくとも1つの受信ブロックに含まれた前記少なくとも1つの分周器から該当する受信用復調器に供給される該当する一対の受信用ローカル信号は、実質的に90度の位相差を有するクォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記複数の受信ブロックの他の受信ブロックに含まれた他の分周器の他の分周数は、非整数に設定されており、
前記非整数への前記他の分周数の設定により、前記他の受信ブロックに含まれた前記他の分周器から他の受信用復調器に供給される他の一対の受信用ローカル信号は、90度と所定のオフセット角度の位相差を有する非クォドラチャーローカル信号となるものであり、
前記受信機は、前記オフセット角度と極性が反対で略同一の絶対値を持つ補償オフセット量を前記他の受信ブロックに含まれた前記他の受信用復調器から生成される一対の受信アナログ信号に付与する受信変換ユニットを更に含むことを特徴とする送受信機。 - 請求項15において、
前記送信機は、一対の送信ディジタル信号を前記一対の送信アナログ信号に変換する一対のD/A変換器を更に含み、前記一対のD/A変換器は、前記複数の送信ブロックによって共有されており、
前記受信機は、前記一対の受信アナログ信号を一対の受信ディジタル信号に変換する一対のA/D変換器を更に含み、前記一対のA/D変換器は、前記複数の受信ブロックによって共有されていることを特徴とする送受信機。 - 請求項16において、
前記送信変換ユニットは、前記一対のD/A変換器の一対の入力端子に接続され、
前記送信変換ユニットが前記一対の送信ディジタル信号をディジタル信号処理することによって、前記一対のD/A変換器の一対の出力端子から前記補償オフセット量が付与された前記一対の送信アナログ信号が生成され、
前記受信変換ユニットは、前記一対のA/D変換器の一対の出力端子に接続され、
前記受信変換ユニットが前記一対の受信ディジタル信号をディジタル信号処理することによって、前記補償オフセット量が前記受信用復調器からの前記一対の受信アナログ信号に間接的に付与されるものであることを特徴とする送受信機。 - 請求項16において、
前記送信変換ユニットは、前記一対のD/A変換器の一対の出力端子に接続され、
前記送信変換ユニットが一対の送信アナログ入力信号をアナログ信号処理することによって、前記変換ユニットの一対の出力端子から前記補償オフセット量が付与された一対の送信アナログ出力信号が生成され、
前記受信変換ユニットは、前記一対のA/D変換器の一対の入力端子に接続され、
前記受信変換ユニットが一対の受信アナログ入力信号をアナログ信号処理することによって、前記補償オフセット量が前記受信用復調器からの前記一対の受信アナログ信号に直接的に付与されるものであることを特徴とする送受信機。 - 請求項16において、
前記受信変換ユニットは、前記一対のA/D変換器の一対の出力端子に接続され、
前記受信変換ユニットの出力は、I/Qキャリブレーション回路の入力に接続され、
前記I/Qキャリブレーション回路では、前記補償オフセット量が算出され、
前記I/Qキャリブレーション回路の出力は、前記受信変換ユニットの補償オフセット量入力端子に接続され、
前記受信変換ユニットでは、前記一対の受信ディジタル信号をディジタル信号処理することによって、前記I/Qキャリブレーション回路で算出された前記補償オフセット量が前記受信用復調器からの前記一対の受信アナログ信号に間接的に付与されるものであることを特徴とする送受信機。 - 請求項16において、
前記少なくとも1つの送信ブロックに含まれた第1の送信ブロックと第2の送信ブロックとにそれぞれ含まれた第1の分周器と第2の分周器の分周数は、それぞれ2と4とに設定されており、
前記他の送信ブロックに含まれた前記他の分周器の分周数は、2.5の非整数に設定されており、
前記送信用電圧制御発振器(から生成される前記送信用発振出力信号の周波数は、略3GHzから略4GHzの間に設定可能とされており、
前記第1の送信ブロックは略1.8GHzから略2GHzの送信バンドのRF送信信号を生成して、前記第2の送信ブロックは略0.8GHzの送信バンドのRF送信信号を生成して、前記他の送信ブロックは略1.4GHzの送信バンドのRF送信信号を生成して、
前記少なくとも1つの送信ブロックに含まれた第1の受信ブロックと第2の受信ブロックとにそれぞれ含まれた第1の分周器と第2の分周器の分周数は、それぞれ2と4とに設定されており、
前記他の受信ブロックに含まれた前記他の分周器の分周数は、2.5の非整数に設定されており、
前記受信用電圧制御発振器から生成される前記受信用発振出力信号の周波数は、略3.5GHzから略4.5GHzの間に設定可能とされており、
前記第1の受信ブロックは略1.9GHzから略2.2GHzの受信バンドのRF受信信号を受信して、前記第2の受信ブロックは略0.8GHzから略0.9GHzの受信バンドのRF受信信号を受信して、前記他の受信ブロックは略1.4GHzから略1.5Hzの受信バンドのRF受信信号を受信することを特徴とする送受信機。 - 請求項20において、
前記送信用電圧制御発振器と前記複数の送信ブロックとを含む前記送信機は、ダイレクトアップコンバージョン送信機アーキテクチャーと低IFアップコンバージョン送信機アーキテクチャーとのいずれか一方であり、前記受信用電圧制御発振器と前記複数の受信ブロックとを含む前記受信機は、ダイレクトダウンコンバージョン受信機アーキテクチャーと低IFダウンコンバージョン受信機アーキテクチャーとのいずれか一方であり、
前記送信用電圧制御発振器と前記複数の送信ブロックとを含む前記送信機と、前記受信用電圧制御発振器と前記複数の受信ブロックとを含む前記受信機とは、半導体チップに構成されていることを特徴とする送受信機。
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