JP4977635B2 - 用紙処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents
用紙処理装置、及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4977635B2 JP4977635B2 JP2008023101A JP2008023101A JP4977635B2 JP 4977635 B2 JP4977635 B2 JP 4977635B2 JP 2008023101 A JP2008023101 A JP 2008023101A JP 2008023101 A JP2008023101 A JP 2008023101A JP 4977635 B2 JP4977635 B2 JP 4977635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- folding
- path
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの全体的な構成を示す概略構成図である。
同図において、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置PR、用紙処理装置としての用紙後処理装置PD及び両者の間に設けられた折り処理装置ZFから構成されている。
用紙整合及びスティプル処理を施す処理トレイFの構成について説明する。
用紙整合及びスティプル処理を施す処理トレイFにおいて、スティプル排紙ローラ11により処理トレイFへ導かれた用紙はトレイ面66に順次積載される。この場合、用紙ごとに叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53にて横方向(用紙搬送方向と直交する用紙幅方向)の整合が行われる。その後、ジョブの切れ目、すなわち用紙束の最終紙から次の用紙束先頭紙までの間でCPU351(図3参照)からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aを有する放出ベルトによりシフト排紙ローラ6へ送られ、受け取り位置にセットされているシフトトレイT2に排出される。
折りプレート74は図示しない前後側板に立てられた各2本の軸に長孔部を遊嵌することにより支持され、さらに、折りプレート74から立設された軸部がリンクアームの長孔部に遊嵌され、リンクアームが支点を中心に揺動することにより、図1中を左右に往復移動する。すなわち、図1において、折りプレート74は束搬送ガイド板下上91,92に対して垂直な方向に往復動する。
図2は図1の折り処理装置を拡大して示す図である。この折り処理装置ZFは、2つ折り、Z折り、外3つ折り、内3つ折り、単純4つ折り、観音4つ折りの各折り動作が可能な折り処理装置で、画像形成装置PRの側部(後段)に取り付けられている。折り処理装置ZFには第1ないし第7の搬送路101〜107と第1ないし第4の折りローラ201〜204が設けられ、第1ないし第4の折りローラ201〜204では、第1の折りローラ201と第2の折りローラ202間に第1のニップ205が、第2の折りローラ202と第3の折りローラ203間に第2のニップ206が、第3の折りローラ203と第4の折りローラ204間に第3のニップ207がそれぞれ形成され、折り動作を行うことが可能となっている。なお、第1ないし第4の折りローラ201〜204はそれぞれ隣接するローラとニップを形成することから、同期回転するように構成されている。
図3は画像形成装置と折り処理装置の制御構成を示すブロック図である。折り処理装置ZFの制御装置360は、図3に示すように画像形成装置PRの制御装置350と相互に信号の送受を行い、各部の制御を行うCPU361を中心に構成されている。このCPU361は、図1に示したような各センサ370からの入力に応じてソレノイド及びクラッチ371、ステッピングモータ372及びブラシレスモータ373等を駆動する。そのため、制御装置360には、ソレノイド及びクラッチ371を駆動するための第1のドライバ362、ステッピングモータ372を駆動するモータドライバ363、及びブラシレスモータ373を駆動する第2のドライバ364が設けられ、また、CPU361にクロックを供給するためのクロック発生手段(振動子)365が設けられている。なお、センサ370、ソレノイド及びクラッチ371、ステッピングモータ372及びブラシレスモータ373はそれぞれ動作対象となる各部に設けられているが、ここでは、代表してそれぞれ1つ示している。以下の説明では、前記1つの符号で複数のものを総括している。
6.動作
ユーザにより画像形成装置PRの図示しない操作パネルから所望の折りが選択されると第1切換爪301、第2切換爪302、第3切換爪303、第4切換爪304はそれぞれホームポジションから折りに対応した位置に切り換えられ、折りブレード401、ジョガー502、第1ストッパ601、第2ストッパ602、第3ストッパ603がホームポジションから各用紙サイズに合わせて移動する。このとき、後端押さえを備えた移動ローラユニット800は、第2切換爪302と第2スキューローラ109の略中間に移動する。以下、この動作を前提にして各折り処理が行われる。
6.1.1 2つ折りの折り動作
図4ないし図7は2つ折り動作を示す動作説明図である。画像形成装置PRからの指示により折りを行わない場合には、切換爪301をソレノイド371により図示時計方向に切り換え、用紙は入口221の入口ローラ211からストレートに上部搬送路を搬送されて排紙ローラ212に至り、排紙ローラ212によって出口222から折り処理装置ZFの外へ排出される。2つ折りの処理が指示されたときは、第1の切換爪301は図示反時計方向に切り換えられ、第2の切換爪302は時計方向に切り換えられ、用紙先端は第2の搬送路102に導かれる(図4)。そして、図5に示すように第3の搬送路103に導かれる。第3の搬送路103には移動自在な第1のストッパ601が設けられており、この第1のストッパ601は紙サイズ別で折り位置が適正になるように移動停止制御される。その機構は、後述の第4の搬送路104における第2のストッパ602と同等なので、ここでは説明は省略する。
図9ないし図13はZ折り動作を示す動作説明図である。Z折り動作では、図9に示すように第1及び第2の切換爪301,302がともに反時計方向に動作し、用紙は第1の搬送路101に案内される。用紙は第1のスキューローラ108でスキュー補正され、図10に示すように用紙先端が第1及び第2の折りローラ201,202間の第1のニップ205位置(図2参照)に達する。そして、用紙は第1のニップ205で挟持され、このニップ205を通って第4の搬送路104に進出する。
図8に示したように、Z折りは2回折りであり、外3つ折り、内3つ折り、単純4つ折りも2回折りである。そのため、ストッパ601,602,603の位置を制御することによりZ折りと同様の動作で前記各種の折り動作が可能となる。
次いで、1回目の折部分を先端として用紙先端は第4の搬送路104の折り位置まで進入する。第4の搬送路104には移動自在な第2のストッパ602が設けられ、紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。1回目の折り部分先端が第2のストッパ602に突き当たり、継続して搬送されることにより、第2の折りローラ202と第3折りローラ203付近で撓みが生じる。第2の折りローラ202と第3の折りローラ203によって2回目の折りを行い、折り完了となる。
図17ないし図22は観音4つ折りの折り動作を示す動作説明図である。観音4つ折り動作では、図17に示すように第1の切換爪301が反時計方向、第2の切換爪302が反時計方向に動作し、用紙は第2の搬送路102へ案内される。用紙は第2のスキューローラ109でスキュー補正が行われ、用紙先端は第3の搬送路103に搬送される。第3の搬送路103には第1のストッパ601が移動自在に設けられ、用紙サイズ別で折り位置が適正になるように位置停止制御される。
<プレスタック>
本実施形態では、プレスタック動作も可能である。図23ないし図28はプレスタック動作の要部を示す動作説明図である。
図29及び図30は重ね折りの動作を示す動作説明図である。
重ね折りの場合は、第2搬送路102内にある破線で示した搬送ローラ234及び第2のスキューローラ109の従動側のローラが、用紙搬入前に用紙に搬送力を与えないように駆動側のローラから離れた位置で待機する。この状態で、第1切換爪301の自由端側を反時計方向に、第2切換爪302の自由端側を時計方向にそれぞれ切り換えて用紙を第2搬送路102へ導く経路が開放され、用紙は入口ローラ211によって第2搬送路102に搬送される。
1)用紙の後端の用紙厚み方向を移動可能な後端押さえ802の押圧面804で覆うことにより、先行の用紙後端と次に排紙されてくる後行の用紙の先端とを分離し、後行の用紙が先行の用紙に衝突しないようにしているので、頁順狂いの防止が可能となる。これにより、用紙を1枚々々動かす必要がなく揃え精度の良い用紙処理装置を提供することができる。
2)同一の搬送路102内に折りプレート401(折り部)と滞留経路102aを設定し、第1ストッパ601と移動ローラユニット800を用紙搬送方向に沿って移動可能に構成しているので、揃え精度が良く、かつ生産性の高い用紙処理装置を提供することができる。
3)後端押さえ802と用紙を移動させる搬送ローラ(移動ローラ801)を一体にしたので、安価で小型な用紙後処理装置を提供することができる。
4)後端押さえ802を用紙が通過するとき、引っ張りスプリング805の引っ張り方向の弾性付勢力を押しのけて用紙が搬送され、用紙通過後、弾性付勢力により復帰するようにしたので、後端押さえ802を駆動する駆動部が不要となる。
などの効果を奏する。
102a 滞留経路
103 第3の搬送路
401 折りプレート
601 ストッパ
800 移動ローラユニット
801 移動ローラ
802 後端押さえ
803 ガイド面
804 押圧面
804a 受け面
805 引っ張りスプリング
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置
ZF 折り処理装置
Claims (7)
- 搬入されてくる用紙を2枚以上一時的に滞留させる滞留経路と、
前記滞留経路へ前記用紙を搬送する搬送手段と、
前記滞留経路に搬送された用紙の先端が当接する規制手段と、
前記規制手段によって規制された用紙の後端を覆う押さえ手段と、
前記押さえ手段を用紙搬送方向に往復動可能に移動させる駆動手段と、
前記滞留経路に設けられ、前記用紙に折り処理を行う折り手段と、
を有する用紙処理装置において、
前記搬送手段と前記押さえ手段は同一部材に設置され、前記駆動手段により一体に移動し、
前記駆動手段は、
前記滞留経路に用紙が搬入されたとき、前記押さえ手段を用紙後端近傍へ移動させ、
後行の用紙の先端が前記滞留経路に滞留している先行の用紙の後端を通過した後、前記後行の用紙を搬送しながら前記押さえ手段を用紙後端から離れる方向に移動させること
を特徴とする用紙処理装置。 - 請求項1に記載の用紙処理装置において、
前記規制手段と前記押さえ手段は、それぞれ用紙サイズにより用紙受け入れ位置が設定され、用紙サイズに応じて前記位置に移動することを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項1又は2に記載の用紙処理装置において、
前記押さえ手段は、
用紙搬送方向上流側に設けられた回動支点によって回動自在に支持され、自由端側が前記滞留経路内に突出する爪状部材と、
前記爪状部材の前記自由端側を前記滞留経路内に突出させる方向に常時付勢する弾性付勢手段と、
を備え、
前記用紙の前記滞留経路への搬入時には用紙搬入を許容し、前記用紙が通過した後、当該用紙の後端部側で前記滞留経路内での前記用紙の後端を押さえることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項3記載の用紙処理装置において、
前記爪状部材は、前記自由端側の前記用紙搬送方向上流側に、前記用紙先端の当接により前記爪状部材の自由端側と前記滞留経路の内壁との間で前記用紙の通過を許容するガイド面を備えていることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項3記載の用紙処理装置において、
前記爪状部材は、前記自由端側の前記用紙搬送方向下流側に、前記用紙後端に当接して用紙揃えを行う押圧面を備えていることを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項5記載の用紙処理装置において、
前記押圧面は、先行の用紙が滞留経路に滞留している場合に、後行の用紙の先端が前記爪状部材を通過する際に、先行の用紙の後端を押さえ、前記後行の用紙の先端と前記先行の用紙の後端を分離することを特徴とする用紙処理装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の用紙処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023101A JP4977635B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 用紙処理装置、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008023101A JP4977635B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 用紙処理装置、及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009184746A JP2009184746A (ja) | 2009-08-20 |
JP4977635B2 true JP4977635B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=41068409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008023101A Active JP4977635B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 用紙処理装置、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4977635B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5565140B2 (ja) * | 2010-06-28 | 2014-08-06 | 株式会社リコー | 用紙折り装置及び画像形成システム |
JP6460213B2 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-01-30 | 株式会社リコー | シート折り装置、画像形成システム、およびシート折り方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000159421A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Kyocera Mita Corp | 用紙処理装置 |
JP4109899B2 (ja) * | 2002-05-14 | 2008-07-02 | キヤノン株式会社 | シート処理装置 |
JP2007145570A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Kyocera Mita Corp | 用紙積載機構、用紙折り装置及び用紙後処理装置 |
-
2008
- 2008-02-01 JP JP2008023101A patent/JP4977635B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009184746A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5691785B2 (ja) | スキュー補正装置、用紙処理装置及び画像形成システム | |
US8162305B2 (en) | Sheet processing system, sheet-supply control method, and computer program product | |
JP4921396B2 (ja) | シート折り装置、シート搬送装置、シート処理装置および画像形成装置 | |
US9833967B2 (en) | Sheet processing apparatus and image forming apparatus | |
JP2009067537A (ja) | 用紙折り装置、用紙処理システム、及び画像形成システム | |
JP5103272B2 (ja) | 用紙折り装置、用紙処理装置、画像形成装置及び用紙折り方法 | |
JP4977635B2 (ja) | 用紙処理装置、及び画像形成装置 | |
JP5760725B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP4355255B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP5151840B2 (ja) | シート束折り装置、画像形成システム及びシート束折り処理方法 | |
JP2010006480A (ja) | 用紙折り装置、用紙搬送装置、用紙後処理装置並びに画像形成装置 | |
JP5022876B2 (ja) | シート折り装置、シート処理装置、シート搬送装置、画像形成装置、及びシート折り方法 | |
JP4827506B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP4084300B2 (ja) | 用紙処理装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP2006327765A (ja) | 折り装置、用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP4846983B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP4118133B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP2007314322A (ja) | シート搬送装置、シート処理装置、及び画像形成装置 | |
JP4768528B2 (ja) | シート処理装置、及び画像形成装置 | |
JP4388486B2 (ja) | 折り装置、及び画像形成装置 | |
JP6119305B2 (ja) | 用紙後処理装置および画像形成システム | |
JP4348278B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP4348277B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置 | |
JP4440858B2 (ja) | 用紙搬送装置及び用紙後処理装置及び画像形成装置 | |
JP2024005726A (ja) | 後処理装置及び画像形成システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120416 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4977635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |