JP4968350B2 - 直流モータ制御装置 - Google Patents
直流モータ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4968350B2 JP4968350B2 JP2010033690A JP2010033690A JP4968350B2 JP 4968350 B2 JP4968350 B2 JP 4968350B2 JP 2010033690 A JP2010033690 A JP 2010033690A JP 2010033690 A JP2010033690 A JP 2010033690A JP 4968350 B2 JP4968350 B2 JP 4968350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- current
- phase coil
- turns
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 87
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 64
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 21
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 14
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 11
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 7
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/66—Structural association with auxiliary electric devices influencing the characteristic of, or controlling, the machine, e.g. with impedances or switches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/0025—Controlling engines characterised by use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
- F02D41/0047—Controlling exhaust gas recirculation [EGR]
- F02D41/005—Controlling exhaust gas recirculation [EGR] according to engine operating conditions
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P7/00—Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
- H02P7/03—Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
従来より、複数の界磁極を有するステータおよび複数のスロット内に電機子巻線を収納したロータと、電機子巻線が接続されるコンミテータと、外部電源から電機子巻線へ電力を供給する一対のブラシとを備えたブラシ付き直流モータの回転角度を検出する回転角度検出装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
この回転角度検出装置では、直流モータのシャフトの端部に回転角度の検出に用いられるコンミテータを取り付け、このコンミテータに接続される2つのブラシの間の電気的接続がシャフトの回転によってオン、オフすることで生じるパルス信号をカウントすることにより直流モータの回転角度を検出している。
そこで、体格を小型化し、直流モータの回転角度を正確に検出するという目的で、図10ないし図12に示した回転角度検出装置が提案されている(例えば、特願2008−203112等)。
各相コイルL1〜L3のインダクタンスは、各相コイルL1〜L3の巻き数が全て同一であるため、同じ値(L1=L2=L3)である。
そして、3個のセグメント111〜113のうちのいずれか2つが、各ブラシ114、115にそれぞれ接触しており、直流モータの回転によるコンミテータの回転に伴って各ブラシ114、115と接触する2つのセグメントが切り替わっていく。
また、直流モータのシャフトの一端側には、図12(a)に示したように、リングバリスタ120が設置されている。このリングバリスタ120には、3つの電極121〜123が形成されている。そして、コンデンサC1は、電極121と電極122との境界部に設置されている。また、リングバリスタ120の各電極121、122に対するコンデンサC1の接続および固定は、半田付けにより行われている。
そして、信号処理部105は、電流検出手段104が検出した電流の振幅変化を電圧の異なる2段階のパルス信号に変換する。
そして、回転角度検出部106は、所定時間内に各パルス信号の状態が遷移する回数をカウントすることで、直流モータの回転角度を検出する。したがって、回転角度検出装置(先行の技術1)においては、直流モータの回転角度を60°または120°毎に検出することが可能となる。
また、コンデンサC1は、図12(b)に示したように、リングバリスタ120の電極121と電極122との境界部に設置されている。また、コンデンサC2は、リングバリスタ120の電極122と電極123との境界部に設置されている。また、リングバリスタ120の各電極121〜123に対するコンデンサC1、C2の接続および固定は、半田付けにより行われている。
そして、信号処理部105は、電流検出手段104が検出した通電電流の振幅変化を電圧の異なる3段階のパルス信号に変換する。
そして、回転角度検出部106は、信号処理部105が出力するパルス信号が第1ステータス(高電圧のパルス信号)、第2ステータス(中間電圧のパルス信号)、第3ステータス(低電圧のパルス信号)の順、あるいは第2ステータス、第3ステータス、第1ステータス、あるいは第3ステータス、第1ステータス、第2ステータスの順に遷移するとき、直流モータが正転方向に回転していることを検出する。
また、回転角度検出部106は、信号処理部105が出力するパルス信号が各ステータスに遷移する回数をカウントする。そして、そのカウント値を正転方向に回転している時は加算し、逆転方向に回転している時は減算する等、回転方向に応じて増減することで、直流モータの回転角度を検出する。したがって、回転角度検出装置(先行の技術2)においては、直流モータの回転角度を60°毎に検出することが可能となる。また、直流モータの回転方向も検出することが可能となる。
ところが、回転角度検出装置(先行の技術1)においては、通電電流の振幅状態の遷移によって直流モータの回転方向を検出することは困難であるという問題があった。
ここで、内燃機関の燃焼室に供給する吸入空気を制御する吸気制御システムの吸気制御弁の駆動源として直流モータを適用することが考えられる。直流モータの回転は、減速機構で40分の1に減速され、吸気制御弁に伝達される。
回転角度検出装置(先行の技術1)は、直流モータの回転角度を60°または120°回転する毎に検出することが可能であるため、減速比40で伝達される吸気制御弁の回転角度について、3°の分解能を有することになる。これにより、分解能が粗いという問題があった。
また、回転角度検出装置(先行の技術1及び2)は、リングバリスタ120等の回転部品にコンデンサC1、C2を半田付けにより実装する必要があるので、部品点数および組付工数が多く、コストアップとなるという問題があった。
また、コアは、その円周方向に隣り合う各ティース間に、各相コイルを収納する3個以上のスロットを設けている。そして、直流モータは、コアの各スロットに収納される各相コイルの巻き数が、各スロット毎に変更されている。
そして、直流モータに流れる通電電流(交直混在)を電流検出手段が検出し、その検出された通電電流に含まれる交流電流成分を交流電流成分抽出手段が抽出する。そして、回転角度検出手段が、その抽出された交流電流成分に基づいて、直流モータの回転角度を検出する。
また、巻き数が少ない相コイルに通電電流が流れると、インピーダンスが小さくなる。これにより、交流電流成分抽出手段により抽出される交流電流成分の振幅が大きくなる。したがって、交流電流成分の振幅の変化に基づいて、直流モータの回転角度を検出することが可能となる。
また、交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分の段階的な変化パターンから直流モータの回転方向を検出することができるので、回転角度の検出と回転方向の検出とが両方とも可能な高性能な回転角度検出装置を提供することができる。
したがって、直流モータの回転角度および回転方向を確実に検出することができる。
請求項1及び4に記載の発明によれば、各ティースには、コアの外周からロータの径方向外側に向けて放射状に突出するティース巻装部、およびこのティース巻装部の外周端から周方向の両側に延びるティース磁極部が設けられている。また、各相コイルは、各ティースのティース巻装部の周囲を取り囲むように所定の巻き数分だけ巻装されている。
ここで、単純にスロット毎に各相コイルの巻き数を変更すると、各相コイルの重量(ウェイト)の違いで、重量アンバランスが生じる。そこで、各相コイルの重量(ウェイト)の違いを考慮して、ティース巻装部の幅を各ティース毎に変更している。
例えば各相コイルの巻き数が多い程、ティース巻装部の幅を狭くすることにより、各相コイルの重量(ウェイト)を調節し、ロータのアンバランスを解消することができる。これにより、ロータのアンバランスを小さくできるので、振動の原因となって軸受の寿命低下を招いたり、騒音が発生したりする等の不具合を解消することができる。
そして、第1ティースに巻回される第1相コイルの巻き数をL1とし、第2ティースに巻回される第2相コイルの巻き数をL2とし、第3ティースに巻回される第3相コイルの巻き数をL3とし、第4ティースに巻回されて、第1相コイルと対向する第4相コイルの巻き数をL4とし、第5ティースに巻回されて、第2相コイルと対向する第5相コイルの巻き数をL5とし、第6ティースに巻回されて、第3相コイルと対向する第6相コイルの巻き数をL6としたとき、第1〜第6相コイルの巻き数は、L1+L4=L2+L5=L3+L6、L1≠L2≠L3≠L4≠L5≠L6の関係を満足するように設定されている。
そこで、各第1〜第6相コイルの巻き数を、L1+L4=L2+L5=L3+L6、L1≠L2≠L3≠L4≠L5≠L6の関係を満足するように設定する。
これによって、各相コイルの巻き数の比率は、トルク変動、回転モーメントのアンバランスを問題ないレベルに低減することができる。また、交流電流成分の振幅の変化が検出できるレベルには、インピーダンスが変化するような範囲に設定することが望ましい。
請求項7に記載の発明によれば、流体流路を流れる流体を制御する流体制御弁と、直流モータの回転動力を流体制御弁に伝達すると共に、直流モータの回転速度を所定の減速比に減速する減速機構とを備えている。この場合には、回転角度検出装置により流体制御弁の回転角度の検出と流体制御弁の回転方向の検出とを行うことができる。
本発明は、部品点数や組付工数を減少することでコストの削減を図りながらも、直流モータの回転角度および回転方向を確実に検出するという目的を、直流モータのコアの各スロットに収納される各相コイルの巻き数を、各スロット毎に変更することで実現した。
図1ないし図7は本発明の実施例に対する参考例1を示したもので、図1は直流モータ制御装置を示した図で、図2は内燃機関の吸気制御装置を示した図で、図3は2極3スロット(3ティース)の直流モータのロータを示した図で、図4は直流モータのリングバリスタを示した図である。
この回転角度検出装置2は、直流モータ1へ直流電流を供給する直流電源4と、直流モータ1へ交流電流を供給する交流電源5と、直流モータ1を流れる通電電流を検出する電流検出手段7と、後述する交流電流成分抽出手段を有し、この交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分の振幅に対応したパルス信号を生成する信号処理部8と、この信号処理部8から出力されるパルス信号に基づいて直流モータ1の回転角度および回転方向を検出する回転角度検出部9とを備えている。
吸気制御装置は、エンジンEの各気筒毎の燃焼室内において縦方向の吸気渦流(タンブル流)を発生させるシステムである。
吸気制御装置は、エンジンEの運転状態(エンジン情報)に基づいて直流モータ1を制御するECU3と、エンジンEの各吸気ポート10に接続する吸気ダクト11と、この吸気ダクト11の内部(吸気通路12)を流れる吸入空気にタンブル流を発生させる吸気制御弁(タンブル流制御弁:以下TCVと呼ぶ)とによって構成されている。
また、TCVは、吸気ダクト11に対して相対回転するバルブ(吸気制御弁の弁体)14、このバルブ14を支持固定する弁軸(回転軸、シャフト)15、およびこのシャフト15を介してバルブ14を駆動するアクチュエータを有している。
アクチュエータは、バルブ14のシャフト15を駆動する直流モータ1、およびこの直流モータ1のモータ軸(回転軸、シャフト)16の回転速度を所定の減速比(例えば減速比40)となるように減速し、直流モータ1の駆動力(モータトルク)を増大させてバルブ14のシャフト15に伝達する動力伝達機構(歯車減速機構)17を有している。
ここで、歯車減速機構17は、直流モータ1のシャフト16に回転駆動されるウォームギヤ、およびこのウォームギヤに噛み合うウォームホイール等によって構成されている。なお、直流モータ1のシャフト16に回転駆動される第1ギヤ、この第1ギヤに噛み合う第2ギヤ、およびこの第2ギヤに噛み合う第3ギヤ等によって歯車減速機構を構成して良い。
直流モータ1は、3相の電機子巻線を集中巻き方式で形成した2極3スロット構造のブラシ付きDCモータであり、回転軸方向に真っ直ぐに延びるシャフト16を有するロータ(電機子)と、このロータの周囲を円周方向(モータ周方向)に取り囲む筒状のステータと、このステータに対して固定されたブラシホルダ(図示せず)に収容保持された一対の給電ブラシ(第1、第2ブラシ)18、19とを備えている。
ステータは、円筒状のモータケース(ヨーク)、およびこのモータケースの内周面において互いに対向する位置に接着剤等により固着された2個の永久磁石(マグネットM1、M2:図9参照)を有している。2個のマグネットM1、M2は、2極の界磁極を形成する。
一対の第1、第2ブラシ18、19は、モータ周方向に180°間隔で、しかも互いに対向して配置されている。また、第1ブラシ18は、外部電源(直流電源)の正極側(Vcc側)に電力供給ラインを介して接続されている。また、第2ブラシ19は、直流電源の負極側(グランド側、GND側)に電力供給ラインを介して接続されている。
ロータコアは、積層型鉄心により形成され、シャフト16の外周に圧入嵌合される円筒状(または角筒状)の嵌合部20(図8参照)、およびこの嵌合部20の外周面から突出する3個の突極(第1〜第3ティース21〜23:図8参照)を有している。
また、ロータコアの円周方向に隣合う各第1〜第3ティース21〜23間には、電機子巻線の各第1〜第3相コイル31〜33を収納する3個の第1〜第3スロット41〜43が形成されている。
そして、電機子巻線を構成する3個(3相)の第1〜第3相コイル31〜33は、図1(a)および図4に示したように、Δ結線されている。
つまり第1ティース21の周囲に巻回される第1相コイル31の巻き数をL1とし、第2ティース22の周囲に巻回される第2相コイル32の巻き数をL2とし、第3ティース23の周囲に巻回される第3相コイル33の巻き数をL3としたとき、各第1〜第3相コイル31〜33の巻き数が以下の数1の式の関係を満足するように設定されている。
L1≠L2≠L3
具体的には、第1相コイル31の巻き数(L1)は、60ターンである。また、第2相コイル32の巻き数(L2)は、80ターンである。また、第3相コイル33の巻き数(L3)は、100ターンである。
これにより、各第1〜第3相コイル31〜33のインダクタンスは、第1相コイル31、第2相コイル32、第3相コイル33の順に小さくなる。言い換えると、インダクタンスは、巻き数の多い順(第3相コイル33、第2相コイル32、第1相コイル31の順)に大きくなる。また、各第1〜第3相コイル31〜33は、互いに電気角で2/3πずつ離れるように配置されている。
すなわち、第3セグメント53と第1セグメント51との間に第1相コイル31が接続され、また、第1セグメント51と第2セグメント52との間に第2相コイル32が接続され、また、第2セグメント52と第3セグメント53との間に第3相コイル33が接続されている。
そして、3個の第1〜第3セグメント51〜53のうちのいずれか2つのセグメントが、第1、第2ブラシ18、19にそれぞれ接触しており、直流モータ1のシャフト16の回転によるコンミテータの回転に伴って、各第1、第2ブラシ18、19と接触する2つのセグメントが切り替わっていく。
以上により、コンミテータの各第1〜第3セグメント51〜53に電気的に接続する各第1、第2ブラシ18、19に、正極側、負極側外部接続端子である一対の異極ターミナルを経由して直流電源4および交流電源5から電流が供給されると、各第1〜第3相コイル31〜33に電流が流れ、ロータが回転する。
また、ECU3は、回転角度検出装置2より出力される電気信号(センサ出力信号)が、A/D変換器によってA/D変換された後に、ECU3に内蔵されたマイクロコンピュータに入力されるように構成されている。
回転角度検出装置2は、図1(a)に示したように、直流モータ1のシャフト16を回転させる(モータトルクを発生させる)ための直流電源4と、直流モータ1のシャフト16の回転角度を検出するための所定の周波数の交流電流を生成する交流電源5と、直流電源4から直流モータ1へ供給される直流電流に交流電源5で生成された交流電流を重畳させて直流モータ1へ供給するためのカップリングコンデンサ6と、直流モータ1を流れる通電電流を検出する電流検出手段7と、この電流検出手段7により検出された通電電流の振幅を電圧の異なるパルス信号に変換する信号処理部8と、この信号処理部8から出力されるパルス信号に基づいて直流モータ1の回転角度および回転方向を検出する回転角度検出部9とを備えている。
信号処理部8は、直流モータ1を流れる通電電流に含まれる交流電流成分を抽出する交流電流成分抽出手段を含んでいる。
回転角度検出部9は、交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分に基づいて、直流モータ1の回転角度を検出する回転角度検出手段、および交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分の変化パターンに基づいて、直流モータ1の回転方向を検出する回転方向検出手段を含んでいる。
次に、本参考例の回転角度検出装置2の検出方法を図1ないし図7に基づいて簡単に説明する。
この状態Aでは、第1ブラシ18から第2ブラシ19に至るまでの一方の電流経路上には、100ターンの第3相コイル33および80ターンの第2相コイル32が存在し、第1ブラシ18から第2ブラシ19に至るまでの他方の電流経路上には、60ターンの第1相コイル31が存在する。
すなわち、この状態Aでは、第3相コイル33および第2相コイル32の直列回路と、第1相コイル31のみの回路とが存在する。これにより、回路全体のインピーダンスが低くなるので、直流モータ1のモータ回路を流れる通電電流に含まれる交流電流成分の振幅が大きくなる。
このとき、直流モータ1のモータ回路を流れる通電電流を検出する電流検出手段7は、図1(b)の時刻T1〜T2(時刻T4〜T5)の状態に示したように、交流電流成分の振幅の大きい第1状態の脈流を検出する。
この状態Bは、Vcc側の第1ブラシ18に、第2セグメント52が接触し、GND側の第2ブラシ19に第1セグメント51が接触した状態である。この状態Bでの直流モータ1の等価回路、つまり各第1、第2ブラシ18、19間に形成されるモータ回路は、図6(b)に示した回路となる。
この状態Bでは、第1ブラシ18から第2ブラシ19に至るまでの一方の電流経路上には、80ターンの第2相コイル32が存在し、第1ブラシ18から第2ブラシ19に至るまでの他方の電流経路上には、100ターンの第3相コイル33および60ターンの第1相コイル31が存在する。
すなわち、この状態Bでは、第2相コイル32のみの回路と、第3相コイル33および第1相コイル31の直列回路とが存在する。これにより、回路全体のインピーダンスが状態Aよりも高くなるので、直流モータ1のモータ回路を流れる通電電流に含まれる交流電流成分の振幅が状態Aよりも小さくなる。
このとき、直流モータ1のモータ回路を流れる通電電流を検出する電流検出手段7は、図1(b)の時刻T2〜T3の状態に示したように、時刻T1〜T2の状態よりも振幅の小さい第2状態の脈流を検出する。
この状態Cは、Vcc側の第1ブラシ18に、第2セグメント52が接触し、GND側の第2ブラシ19に第3セグメント53が接触した状態である。この状態Cでの直流モータ1の等価回路、つまり各第1、第2ブラシ18、19間に形成されるモータ回路は、図7(b)に示した回路となる。
この状態Cでは、第1ブラシ18から第2ブラシ19に至るまでの一方の電流経路上には、80ターンの第2相コイル32および60ターンの第1相コイル31が存在し、第1ブラシ18から第2ブラシ19に至るまでの他方の電流経路上には、100ターンの第3相コイル33が存在する。
すなわち、この状態Cでは、第2相コイル32および第1相コイル31の直列回路と、第3相コイル33のみの回路とが存在する。これにより、回路全体のインピーダンスが状態Bよりも高くなるので、直流モータ1のモータ回路を流れる通電電流に含まれる交流電流成分の振幅が状態Bよりも小さくなる。
このとき、直流モータ1のモータ回路を流れる通電電流を検出する電流検出手段7は、図1(b)の時刻T3〜T4の状態に示したように、時刻T2〜T3の状態よりも振幅の小さい第3状態の脈流を検出する。
次に、信号処理部8は、電流検出手段7の検出した電流の振幅変化をA/D変換、整流、平滑等により電圧の異なる3種類のパルス信号に変換する。具体的には、交流電流成分の振幅の大きい第1状態の脈流を検出した場合には、信号処理部8から最も高電圧のパルス信号(X)が出力される。また、第1状態よりも振幅の小さい第2状態の脈流を検出した場合には、信号処理部8から中間電圧のパルス信号(X)が出力される。また、第2状態よりも振幅の小さい第3状態の脈流を検出した場合には、信号処理部8から最も低電圧のパルス信号(X)が出力される。
信号処理部8が出力するパルス信号(X)は、第1比較回路によって、第1の閾値と比較される。信号処理部8が出力するパルス信号(X)が第1の閾値以上のとき、第1比較回路は「1」を出力する。また、信号処理部8が出力するパルス信号(X)が第1の閾値未満のとき、第1比較回路は「0」を出力する。
これと同時に、信号処理部8が出力するパルス信号(X)は、第2比較回路によって、第2の閾値と比較される。信号処理部8が出力するパルス信号(X)が第2の閾値以上のとき、第2比較回路は「1」を出力する。また、信号処理部8が出力するパルス信号(X)が第2の閾値未満のとき、第2比較回路は「0」を出力する。
一方、回転角度検出部9は、信号処理部8が出力するパルス信号(X)が、第1ステータス、第3ステータス、第2ステータスの順、あるいは第3ステータス、第2ステータス、第1ステータスの順、あるいは第2ステータス、第1ステータス、第3ステータスの順に遷移する時、直流モータ1のロータが逆転方向(例えばバルブ14の開弁作動方向)に回転していることを検出する。
以上のように、本参考例の直流モータ1のロータの回転角度および回転方向を検出する回転角度検出装置2においては、直流モータ1のロータコアの各第1〜第3スロット41〜43に収納される各第1〜第3相コイル31〜33の巻き数を、各第1〜第3スロット41〜43毎に変更している。具体的には、第1ティース21の周囲に巻回される第1相コイル31の巻き数(L1)を60ターンとし、第2ティース22の周囲に巻回される第2相コイル32の巻き数(L2)を80ターンとし、第3ティース23の周囲に巻回される第3相コイル33の巻き数(L3)を100ターンとしている。
そして、直流モータ1に流れる通電電流(交直混在)を電流検出手段7が検出し、その検出された通電電流に含まれる交流電流成分を信号処理部8の交流電流成分抽出手段が抽出する。そして、その抽出された交流電流成分に基づき、回転角度検出部9が直流モータ1の回転角度を検出する。
また、直流モータ1の回転方向の検出結果に基づいて、直流モータ1の回転角度の検出結果を補正することもできるので、直流モータ1の回転方向が変わってもそれに応じて精度良く回転角度を検出することができる。
したがって、直流モータのロータの回転角度および回転方向を確実に検出することができる。
また、部品点数および組付工数を増加することなく、直流モータ1の回転角度および回転方向の検出精度を向上できるので、コスト削減を図ることができる。
図8は本発明の実施例1を示したもので、2極3スロット(3ティース)の直流モータのロータコアを示した図である。
そこで、解決方法として、各第1〜第3相コイル31〜33の重量(ウェイト)の違いを考慮して、直流モータ1のロータコアの各磁性鋼板の形状を変えることが考えられる。具体的には、各第1〜第3相コイル31〜33の重量(ウェイト)の違いを考慮して、各第1〜第3ティース21〜23毎にティース巻装部24の幅(ティース幅)を変更することが望ましい。
図9は本発明の実施例2を示したもので、図9(a)、(b)は2極6スロット(6ティース)の直流モータを示した図である。
ロータコアは、磁性鋼板を複数積層してなる積層型鉄心により形成され、シャフト16の外周に嵌合する嵌合部20の外周面から半径方向の外側に向けて突出する6個の突極(第1〜第6ティース)を有している。
また、ロータコアの円周方向に隣合う各第1〜第6ティース間には、電機子巻線の各第1〜第6相コイル31〜36を収納する6個の第1〜第6スロットが形成されている。
また、電機子巻線は、6個の第1〜第6ティースの各ティース巻装部24毎に巻回される6相の第1〜第6相コイル31〜36からなる。
L1+L4=L2+L5=L3+L6
[数3]
L1≠L2≠L3≠L4≠L5≠L6
具体的には、第1相コイル31の巻き数(L1)を60ターンとし、対向する第4相コイル34の巻き数(L4)を170ターンとする。また、第2相コイル32の巻き数(L2)を80ターンとし、対向する第5相コイル35の巻き数(L5)を150ターンとする。また、第3相コイル33の巻き数(L3)を100ターンとし、対向する第6相コイル36の巻き数(L6)を130ターンとする。
これによって、各第1〜第6相コイル31〜36の巻き数の比率は、トルク変動、回転モーメントのアンバランスを問題ないレベルに低減することができる。また、交流電流成分の振幅の変化が検出できるレベルには、インピーダンスが変化するような範囲に設定することが望ましい。
本実施例では、直流モータ1のロータの磁極数を3極または6極とし、ステータの磁極数を2極として、ロータの磁極数をステータの磁極数よりも多くしているが、直流モータ1のロータの磁極数を4極とし、ステータの磁極数を8極として、ロータの磁極数をステータの磁極数よりも少なくしても良い。
本実施例では、直流モータ1をタンブル流制御用のバルブ14の動力源としているが、直流モータ1をその他のバルブ(流量制御用のバルブ、流路切替用のバルブ、流路開閉用のバルブ等)の動力源としても良い。また、直流モータ1とバルブ14のシャフト15とを直結しても良い。
2 回転角度検出装置
3 ECU(エンジン制御装置)
4 直流電源
5 交流電源
7 電流検出手段
8 信号処理部(交流電流成分抽出手段)
9 回転角度検出部(回転角度検出手段、回転方向検出手段)
16 直流モータのシャフト
17 歯車減速機構
18 第1ブラシ
19 第2ブラシ
21 第1ティース
22 第2ティース
23 第3ティース
24 ティース巻装部
25 ティース磁極部
31 第1相コイル(電機子巻線)
32 第2相コイル(電機子巻線)
33 第3相コイル(電機子巻線)
34 第4相コイル(電機子巻線)
35 第5相コイル(電機子巻線)
36 第6相コイル(電機子巻線)
41 第1スロット
42 第2スロット
43 第3スロット
51 第1セグメント(コンミテータ)
52 第2セグメント(コンミテータ)
53 第3セグメント(コンミテータ)
Claims (7)
- (a)円周方向に所定の間隔で3個以上のティースが設置されたコアと、
前記3個以上のティースの各ティースの周囲にそれぞれ集中的に巻装された3相以上の相コイルを有する電機子巻線と、
この電機子巻線が接続される3個以上のセグメントを有するコンミテータと、
このコンミテータを介して前記電機子巻線へ電流を供給する少なくとも一対のブラシとを具備した直流モータと、
(b)前記ブラシから前記コンミテータを介して前記電機子巻線側へ直流電流を供給する直流電源と、
前記ブラシから前記コンミテータを介して前記電機子巻線側へ交流電流を供給する交流電源と、
前記ブラシを介して前記直流モータを流れる、前記直流電源からの直流電流に前記交流電源からの交流電流が重畳された通電電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された通電電流に含まれる交流電流成分を抽出する交流電流成分抽出手段と、
この交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分に基づいて、前記直流モータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、
前記交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分の変化パターンに基づいて、前記直流モータの回転方向を検出する回転方向検出手段と
を具備した回転角度検出装置と
を備え、
前記コアは、その円周方向に隣り合う前記各ティース間に、前記3相以上の相コイルの各相コイルを収納する3個以上のスロットを有し、
前記直流モータは、前記コアの各スロットに収納される前記各相コイルの巻き数が、前記各スロット毎に変更されており、
前記直流モータは、回転軸方向に延びるシャフトを有するロータと、このロータの周囲を円周方向に取り囲む筒状のステータとを備え、
前記ロータは、前記コア、前記電機子巻線、前記コンミテータおよび前記ブラシを有し、
前記ステータは、少なくとも2極の界磁極を有し、
前記各ティースは、前記コアの外周から前記ロータの径方向外側に向けて放射状に突出するティース巻装部、およびこのティース巻装部の外周端から周方向の両側に延びるティース磁極部を有し、
前記各相コイルは、前記ティース巻装部の周囲を取り囲むように所定の巻き数分だけ巻装されており、
前記3個以上のティースは、前記各相コイルの重量の違いを考慮して、前記ティース巻装部の幅が、前記各ティース毎に変更されていることを特徴とする直流モータ制御装置。 - 請求項1に記載の直流モータ制御装置において、
前記3個以上のティースは、前記ロータの円周方向に60°の間隔で設置された6個の第1〜第6ティースからなり、
前記電機子巻線は、前記6個の第1〜第6ティース毎に巻回される6相の第1〜第6相コイルからなり、
前記第1ティースに巻回される前記第1相コイルの巻き数をL1とし、
前記第2ティースに巻回される前記第2相コイルの巻き数をL2とし、
前記第3ティースに巻回される前記第3相コイルの巻き数をL3とし、
前記第4ティースに巻回されて、前記第1相コイルと対向する前記第4相コイルの巻き数をL4とし、
前記第5ティースに巻回されて、前記第2相コイルと対向する前記第5相コイルの巻き数をL5とし、
前記第6ティースに巻回されて、前記第3相コイルと対向する前記第6相コイルの巻き数をL6としたとき、
前記第1〜第6相コイルの巻き数は、
L1+L4=L2+L5=L3+L6、
L1≠L2≠L3≠L4≠L5≠L6
の関係を満足するように設定されていることを特徴とする直流モータ制御装置。 - (a)円周方向に所定の間隔で3個以上のティースが設置されたコアと、
前記3個以上のティースの各ティースの周囲にそれぞれ集中的に巻装された3相以上の相コイルを有する電機子巻線と、
この電機子巻線が接続される3個以上のセグメントを有するコンミテータと、
このコンミテータを介して前記電機子巻線へ電流を供給する少なくとも一対のブラシとを具備した直流モータと、
(b)前記ブラシから前記コンミテータを介して前記電機子巻線側へ直流電流を供給する直流電源と、
前記ブラシから前記コンミテータを介して前記電機子巻線側へ交流電流を供給する交流電源と、
前記ブラシを介して前記直流モータを流れる、前記直流電源からの直流電流に前記交流電源からの交流電流が重畳された通電電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された通電電流に含まれる交流電流成分を抽出する交流電流成分抽出手段と、
この交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分に基づいて、前記直流モータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、
前記交流電流成分抽出手段により抽出された交流電流成分の変化パターンに基づいて、前記直流モータの回転方向を検出する回転方向検出手段と
を具備した回転角度検出装置と
を備え、
前記コアは、その円周方向に隣り合う前記各ティース間に、前記3相以上の相コイルの各相コイルを収納する3個以上のスロットを有し、
前記直流モータは、前記コアの各スロットに収納される前記各相コイルの巻き数が、前記各スロット毎に変更されており、
前記直流モータは、回転軸方向に延びるシャフトを有するロータと、このロータの周囲を円周方向に取り囲む筒状のステータとを備え、
前記ロータは、前記コア、前記電機子巻線、前記コンミテータおよび前記ブラシを有し、
前記ステータは、少なくとも2極の界磁極を有し、
前記3個以上のティースは、前記ロータの円周方向に60°の間隔で設置された6個の第1〜第6ティースからなり、
前記電機子巻線は、前記6個の第1〜第6ティース毎に巻回される6相の第1〜第6相コイルからなり、
前記第1ティースに巻回される前記第1相コイルの巻き数をL1とし、
前記第2ティースに巻回される前記第2相コイルの巻き数をL2とし、
前記第3ティースに巻回される前記第3相コイルの巻き数をL3とし、
前記第4ティースに巻回されて、前記第1相コイルと対向する前記第4相コイルの巻き数をL4とし、
前記第5ティースに巻回されて、前記第2相コイルと対向する前記第5相コイルの巻き数をL5とし、
前記第6ティースに巻回されて、前記第3相コイルと対向する前記第6相コイルの巻き数をL6としたとき、
前記第1〜第6相コイルの巻き数は、
L1+L4=L2+L5=L3+L6、
L1≠L2≠L3≠L4≠L5≠L6
の関係を満足するように設定されていることを特徴とする直流モータ制御装置。 - 請求項3に記載の直流モータ制御装置において、
前記各ティースは、前記コアの外周から前記ロータの径方向外側に向けて放射状に突出するティース巻装部、およびこのティース巻装部の外周端から周方向の両側に延びるティース磁極部を有し、
前記各相コイルは、前記ティース巻装部の周囲を取り囲むように所定の巻き数分だけ巻装されていることを特徴とする直流モータ制御装置。 - 請求項4に記載の直流モータ制御装置において、
前記3個以上のティースは、前記各相コイルの重量の違いを考慮して、前記ティース巻装部の幅が、前記各ティース毎に変更されていることを特徴とする直流モータ制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の直流モータ制御装置において、 前記コアは、前記シャフトの外周に嵌合し、回転軸方向に複数積層された磁性鋼板により構成されていることを特徴とする直流モータ制御装置。
- 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の直流モータ制御装置において、 流体流路を流れる流体を制御する流体制御弁と、
前記直流モータの回転動力を前記流体制御弁に伝達すると共に、前記直流モータの回転速度を所定の減速比に減速する減速機構と
を備えたことを特徴とする直流モータ制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010033690A JP4968350B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | 直流モータ制御装置 |
US13/020,207 US8424839B2 (en) | 2010-02-18 | 2011-02-03 | Direct-current motor control device and method for detecting state of direct-current motor |
DE102011003762A DE102011003762A1 (de) | 2010-02-18 | 2011-02-08 | Gleichstrommotorsteuervorrichtung und Verfahren zur Erfassung eines Zustands des Gleichstrommotors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010033690A JP4968350B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | 直流モータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011172381A JP2011172381A (ja) | 2011-09-01 |
JP4968350B2 true JP4968350B2 (ja) | 2012-07-04 |
Family
ID=44317417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010033690A Expired - Fee Related JP4968350B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | 直流モータ制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8424839B2 (ja) |
JP (1) | JP4968350B2 (ja) |
DE (1) | DE102011003762A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221740A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-28 | Jtekt Corp | レゾルバ |
JP6086870B2 (ja) * | 2012-05-11 | 2017-03-01 | マブチモーター株式会社 | 電機子および直流モータ |
US11121663B2 (en) * | 2016-11-11 | 2021-09-14 | Sn Innovation Co., Ltd. | 2-phase outer ring switched reluctance motor for low-speed and high-flow rate fan |
JP6847884B2 (ja) * | 2018-03-16 | 2021-03-24 | 株式会社東芝 | Dcブラシモータのクローズド制御装置、制御システム、及び制御方法 |
TWI667861B (zh) * | 2018-07-27 | 2019-08-01 | 國立中興大學 | 用於無線充電裝置之嵌入式充電系統 |
US12027930B2 (en) * | 2018-12-17 | 2024-07-02 | Denso Corporation | DC motor |
JP7103299B2 (ja) * | 2019-04-22 | 2022-07-20 | 株式会社デンソー | 回転電機 |
CN110000771B (zh) * | 2019-05-05 | 2023-11-21 | 大国重器自动化设备(山东)股份有限公司 | 一种机器人 |
WO2022178746A1 (en) * | 2021-02-25 | 2022-09-01 | Techtronic Cordless Gp | Sensorless motor assembly and method of controlling the same |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3085170A (en) * | 1959-11-19 | 1963-04-09 | Walter J Brown | Rotational speed sensing modulator |
JPS58133197A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-08 | Sansui Electric Co | 直流モ−タの駆動方法 |
US5574342A (en) * | 1994-04-14 | 1996-11-12 | Nidec Corporation | Brushless motor |
JP3564252B2 (ja) * | 1997-02-06 | 2004-09-08 | 三菱電機株式会社 | 電機子巻線 |
DE10031835A1 (de) | 1999-06-30 | 2001-01-11 | Hitachi Ltd | Elektrische Drosselsteuervorrichtung und Antriebsmotor zur Verwendung in derselben |
JP3931536B2 (ja) * | 1999-06-30 | 2007-06-20 | 株式会社日立製作所 | 電子制御スロットル装置およびそれに使用するモータ |
JP3482360B2 (ja) * | 1999-09-27 | 2003-12-22 | 株式会社ミツバ | モータの回転検出構造 |
JP2003319629A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-11-07 | Mabuchi Motor Co Ltd | 小型モータの回転子 |
US7003867B2 (en) * | 2002-10-18 | 2006-02-28 | Asmo Co., Ltd. | Method for winding coils on rotor core |
US6903480B2 (en) * | 2003-02-26 | 2005-06-07 | Asmo Co., Ltd. | Core having axially assembled core sub-parts and dynamo-electric machine member having the same |
JP2004270563A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-09-30 | Aisan Ind Co Ltd | 電子スロットル装置 |
TWI276281B (en) * | 2004-06-23 | 2007-03-11 | Delta Electronics Inc | Stator structure of motor |
JP4471752B2 (ja) * | 2004-07-06 | 2010-06-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電動パワーステアリング用制御装置および電動パワーステアリングシステム |
TWI298573B (en) * | 2005-02-04 | 2008-07-01 | Foxconn Tech Co Ltd | Sensorless and brushless direct current motor |
JP2007006560A (ja) | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | エンコーダ付モータ |
JP4858220B2 (ja) | 2007-02-21 | 2012-01-18 | パナソニック株式会社 | 超音波流速計 |
JP4380765B2 (ja) | 2007-12-21 | 2009-12-09 | 株式会社デンソー | 内燃機関の制御装置 |
JP5385019B2 (ja) | 2008-08-06 | 2014-01-08 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 回転検出装置 |
US7938382B2 (en) * | 2009-06-15 | 2011-05-10 | Emerson Electric Co., | System and method of step detection for a stepper motor |
JP5543190B2 (ja) * | 2009-12-17 | 2014-07-09 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 回転検出装置 |
-
2010
- 2010-02-18 JP JP2010033690A patent/JP4968350B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-02-03 US US13/020,207 patent/US8424839B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-02-08 DE DE102011003762A patent/DE102011003762A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102011003762A1 (de) | 2011-08-18 |
US8424839B2 (en) | 2013-04-23 |
US20110198521A1 (en) | 2011-08-18 |
JP2011172381A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4968350B2 (ja) | 直流モータ制御装置 | |
EP2489118B1 (en) | Method and system for measuring a characteristic of an electric motor | |
US20120228980A1 (en) | Two-phase brushless dc motor | |
JP2010011637A (ja) | 永久磁石回転電機及びそれを用いたエレベータ用巻上機 | |
US20160254715A1 (en) | Single-phase brushless motor | |
CN103843243A (zh) | 电动机驱动方法以及电动机驱动装置 | |
JP6490528B2 (ja) | モータ、その回転周期検出方法、モータ回転周期検出センサアッセンブリ及び発電機 | |
JP4949495B2 (ja) | 回転検出装置 | |
JP5388678B2 (ja) | 回転装置 | |
JP2012117862A (ja) | レゾルバ | |
JP7105598B2 (ja) | モータ、ブラシレスワイパーモータ、及びモータの駆動方法 | |
KR20130029659A (ko) | 스위치드 릴럭턴스 모터 | |
CN109075633B (zh) | 马达和电动助力转向装置 | |
KR100895006B1 (ko) | 분리형 커버를 구비한 비엘디씨 모터 | |
CN105453385A (zh) | 同步驱动电机 | |
US8786161B2 (en) | Sensorless motor and pump having a consequent rotor | |
KR20170024744A (ko) | 고효율 직류 전동기 및 그 제어방법 | |
JP2004064857A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2006280088A (ja) | ブラシレスモータ | |
WO2019155918A1 (ja) | 電力変換装置、モータおよび電動パワーステアリング装置 | |
JP7287825B2 (ja) | モータ、及びワイパモータ | |
JP2004343856A (ja) | ブラシレスモータ | |
EA039535B1 (ru) | Двигатель и схема управления приводом с улучшенной эффективностью | |
CN203014630U (zh) | 无刷直流电机 | |
JP2000166208A (ja) | アウタロータ型多極ブラシレス電動機の駆動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |