JP4962682B2 - 発光駆動回路及び表示装置 - Google Patents
発光駆動回路及び表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4962682B2 JP4962682B2 JP2005075308A JP2005075308A JP4962682B2 JP 4962682 B2 JP4962682 B2 JP 4962682B2 JP 2005075308 A JP2005075308 A JP 2005075308A JP 2005075308 A JP2005075308 A JP 2005075308A JP 4962682 B2 JP4962682 B2 JP 4962682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emission
- current
- signal
- voltage
- emission drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Description
図11は、従来技術におけるアクティブマトリクス駆動方式の発光素子型ディスプレイの要部を示す概略構成図であり、図12は、従来技術における発光素子型ディスプレイに適用可能な表示画素(発光駆動回路及び発光素子)の構成例を示す等価回路図である。
すなわち、図12(a)に示した表示画素(発光駆動回路)の回路構成を、例えば、図13に示すように、簡素化したシミュレーションモデル(等価回路)を用いて検証すると、薄膜トランジスタ(画素選択用トランジスタ)Tr111のゲート−ソース間容量をCgs、薄膜トランジスタ(発光駆動用トランジスタ)Tr112の寄生容量及び有機EL素子OELにおける接合容量の総和をCsum、薄膜トランジスタTr111のゲート端子に印加される走査信号電圧Sselにおける選択レベル(オンレベル)をSsel(H)、非選択レベル(オフレベル)をSsel(L)とすると、薄膜トランジスタTr112のゲート電位Vgの変動分(変動電位)ΔVgは、次の式で表わされる。
ΔVg=Cgs(Ssel(H)−Ssel(L))/(Cgs+Csum) ・・・(11)
前記発光駆動回路は、少なくとも、前記発光素子に直列に電流路が接続され、所定の電流値を有する前記発光駆動電流を流す電界効果型トランジスタである第1のスイッチング素子を備え、
前記第1のスイッチング素子は、少なくとも前記電流路を構成するチャネル領域が形成される半導体層と、前記チャネル領域の面に対向して延在するソース電極及びドレイン電極と、前記半導体層と前記ソース、ドレイン電極との間に設けられた絶縁膜層と、を備え、前記ソース、ドレイン電極のうち、印加電圧が相対的に低い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法が、印加電圧が相対的に高い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法よりも長くなるように形成されていることを特徴とする。
特に、本発明に係る発光駆動回路においては、前記電界効果型トランジスタは、ソース電極における前記延在寸法が、前記ドレイン電極における前記延在寸法よりも長くなるように形成されている。
前記第2のスイッチング素子によって前記発光駆動電流の電流値を指定するための輝度指定信号に基づく電圧成分が所定のタイミングで前記第1のスイッチング素子にり込まれるようにしてもよい。
前記発光駆動回路は、前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続される第2のスイッチング素子を、さらに備えている場合、前記第1のスイッチング素子の前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に、前記第2のスイッチング素子の導通状態に応じて、電位変化する電源電圧が印加されていてもよい。
前記発光素子は、有機エレクトロルミネッセンス素子であることが好ましい。
互いに直交するように配設された複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍に配置された複数の表示画素を有する表示パネルに表示する表示装置において、
前記表示画素は、各々、電流制御型の発光素子と、前記発光素子に発光駆動電流を供給する発光駆動回路と、を備え、
前記発光駆動回路は、少なくとも、取り込まれる階調信号に基づいて所定の電流値を有する前記発光駆動電流を生成して、前記発光駆動電流を前記発光素子に供給する発光制御手段と、前記階調信号を前記発光制御手段に取り込ませるタイミングを制御する書込制御手段と、を備え、
少なくとも前記発光制御手段は、電界効果型トランジスタを備えて構成され、
前記電界効果型トランジスタは、少なくとも、前記発光素子に直列に接続される電流路を構成するチャネル領域が形成される半導体層と、前記チャネル領域の面に対向して延在するソース電極及びドレイン電極と、前記半導体層と前記ソース、ドレイン電極との間に設けられた絶縁膜層と、を備え、前記ソース、ドレイン電極のうち、印加電圧が相対的に低い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法が、印加電圧が相対的に高い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法よりも長くなるように形成されている。
前記電界効果型トランジスタの前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に電源電圧が印加されていてもよく、或いは、
前記電界効果型トランジスタの前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に、前記書込制御手段の導通状態に応じて、電位変化する電源電圧が印加されていてもよい。
前記走査ラインに選択信号を印加して、前記走査ラインに接続された前記表示画素に設けられた前記書込制御手段により、前記階調信号の当該表示画素への書き込みを可能とする選択状態に設定する走査駆動手段と、
前記選択状態に設定された前記表示画素に対応した、前記階調信号を生成して、前記表示画素に前記階調信号を供給する信号駆動手段と、
を備えてもよい。
前記信号駆動手段は、表示データに応じた電流値を有する信号電流を前記階調信号として、前記信号ラインに流すようにしてもよい。
したがって、表示パネルを構成する各表示画素を、表示データに応じた適切な輝度階調で発光動作させることができるので、良好な表示階調特性を有する表示装置を実現することができる。
<表示装置の全体構成>
まず、本発明に係る表示装置の全体構成について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る表示装置の全体構成の一例を示すブロック図である。
表示パネル110にマトリクス状(n行×m列;n、mは任意の正の整数)に配列された表示画素EMは、走査ドライバ120から走査ラインSLに印加される走査信号電圧Vsel、及び、信号ドライバ130からデータラインDLに供給される階調信号Dpx(具体的には、階調信号電圧Vpix又は階調信号電流Ipix)に基づいて、表示画素EMへの当該階調信号Dpxの書込動作、及び、階調信号Dpxに基づく輝度階調での発光素子の発光動作を制御する発光駆動回路と、該発光駆動回路から供給される発光駆動電流の電流値に応じた輝度階調で発光動作する有機EL素子OELや発光ダイオード等の電流制御型の発光素子と、を有して構成されている。
走査ドライバ120は、システムコントローラ140から供給される走査制御信号に基づいて、各走査ラインSLに選択レベル(例えば、ハイレベル)の走査信号電圧Vselを順次印加することにより、各行ごとの表示画素EMを選択状態に設定し、データドライバ130により各データラインDLを介して供給される、表示データに基づく階調信号Dpxを、各表示画素EM(発光駆動回路)に書き込むように制御する。
データドライバ130は、システムコントローラ140から供給されるデータ制御信号(出力イネーブル信号、データラッチ信号、サンプリングスタート信号、シフトクロック信号等)に基づいて、表示信号生成回路150から供給される表示データを所定のタイミングで取り込んで保持し、該表示データに対応するアナログ信号電圧又はアナログ信号電流を生成して、階調信号Dpx(階調信号電圧Vdata又は階調信号電流Ipix)として各データラインDLに供給するように制御する。
システムコントローラ140は、後述する表示信号生成回路150から供給されるタイミング信号に基づいて、少なくとも、走査ドライバ120及びデータドライバ130に対して、走査制御信号及びデータ制御信号を生成して出力することにより、各ドライバを所定のタイミングで動作させて、走査信号電圧Vsel及び階調信号Dpxを生成させ、各走査ラインSL及びデータラインDLに印加して各表示画素(発光駆動回路及び発光素子)EMにおける発光動作を連続的に実行させて、所定の映像信号に基づく画像情報を表示パネル110に表示させる制御を行う。
表示信号生成回路150は、例えば、表示装置100の外部から供給される映像信号から輝度階調信号成分を抽出して、表示パネル110の1行分ごとに、該輝度階調信号成分をデジタル信号からなる表示データとしてデータドライバ130に供給する。ここで、上記映像信号が、テレビ放送信号(コンポジット映像信号)のように、画像情報の表示タイミングを規定するタイミング信号成分を含む場合には、表示信号生成回路150は、図1に示すように、上記輝度階調信号成分を抽出する機能のほか、タイミング信号成分を抽出してシステムコントローラ140に供給する機能を有するものであってもよい。この場合においては、上記システムコントローラ140は、表示信号生成回路150から供給されるタイミング信号に基づいて、走査ドライバ120やデータドライバに対して個別に供給する走査制御信号及びデータ制御信号を生成する。
次に、上述した本実施形態に係る表示装置に適用される表示パネルに配列される表示画素(発光駆動回路)について、図面を参照して詳しく説明する。
ここで、本発明に係る表示装置に適用される表示画素は、上述した従来技術に示したような、電圧階調指定方式の駆動制御方法に対応した発光駆動回路を備えるものであってもよいし、電流階調指定方式に対応した発光駆動回路を備えるものであってもよい。また、以下に示す表示画素(発光駆動回路)の各実施形態においては、各方式の駆動制御方法に対応した発光駆動回路を備えた表示画素について、代表的な回路構成を示すものにすぎず、本発明はこれに限定されるものではない。要するに、発光素子(有機EL素子OEL)に発光駆動電流を流すための発光駆動用トランジスタ(薄膜トランジスタの電流路)が、発光素子に対して直列に接続され、さらに、該発光駆動用トランジスタのゲート電位が、画素選択用トランジスタ(薄膜トランジスタ)のオン、オフ動作に応じて変化する回路構成を有するものであれば、他の回路構成を有するものであってもよい。
次いで、上述したような素子構造を有する薄膜トランジスタの素子特性について説明する。
図4は、本実施形態に係る発光駆動回路に適用される発光駆動用トランジスタの素子特性の検証に用いた素子構造を示す概略構成図である。
ここで、ソース電極17における半導体層13と重なる重なり部分17TSのチャネル長方向の長さは、延在寸法Lms及び延在寸法XLsの和になり、ドレイン電極18における半導体層13と重なる重なり部分18TDのチャネル長方向の長さは、延在寸法Lmd及び延在寸法XLdの和になる。
図5は、図4に示した各種の素子構造を有する薄膜トランジスタにおける、第1の条件でのドレイン−ソース間電圧とドレイン−ソース間電流との関係(電圧−電流特性)を示すシミュレーション結果であり、図6は、図4に示した各種の素子構造を有する薄膜トランジスタにおける、第2の条件でのドレイン−ソース間電圧とドレイン−ソース間電流との関係(電圧−電流特性)を示すシミュレーション結果である。
ΔVg=Cgs(Vsel(H)−Vsel(L))/(Cgs+Csum)
であるので、ΔVg=0.5Vとなる。なお、ここでは、薄膜トランジスタTr11のゲート−ソース間容量Cgsを0.1pFとし、薄膜トランジスタTr12の寄生容量及び有機EL素子OELの接合容量の総和Csumを5pF、選択時の走査信号電圧Vsel(H)を15V、非選択時の走査信号電圧Vsel(L)を−10Vとした。
この場合(第1の検証条件)における薄膜トランジスタTr12のドレイン−ソース間電圧Vdsとドレイン−ソース間電流Idsとの関係(電圧−電流特性)について、上述した各素子構造(図4(a)〜(c))との関係を検証すると、図5(a)に示すように、第1の素子構造(図4(a)に示した、チャネル部上へのソース電極17及びドレイン電極18の延在寸法が同一で対称な構造)の選択時(ゲート電位Vg=9V)の電圧−電流特性曲線において、ドレイン−ソース間電圧Vds(すなわち、電源電圧Vddと接地電位Vgnd間電圧)が20Vの場合、ドレイン−ソース間電流Idsは概ね6.5μAとなり、また、非選択時(ゲート電位Vg=8.5V)の電圧−電流特性曲線においては、ドレイン−ソース間電流Idsは概ね4.6μAとなる結果が得られた。すなわち、ドレイン−ソース間電流Idsの電流値が概ね1.9μAも変化してしまうことが判明した。
次いで、上述した素子構造を有する薄膜トランジスタの応答、書込特性について検証する。ここでも、図4に示した第1乃至第3の素子構造を有する薄膜トランジスタを対比しながら説明する。
次に、本発明の技術思想を適用可能な発光駆動回路の他の回路構成について、具体的に説明する。
図7は、本発明に係る発光駆動回路の他の実施形態(第2及び第3の実施形態)を示す回路構成図である。ここで、上述した第1の実施形態と同等の構成については、同一又は同等の符号を付して、その説明を簡略化する。
上述した階調信号電流Ipixを流すようなデータドライバ130を用いて動作される電流制御方式の表示装置100について、以下、具体的に説明する。
次に、本発明の技術思想を適用可能な発光駆動回路のさらに他の回路構成について、具体的に説明する。
図8は、本発明に係る発光駆動回路のさらに他の実施形態(第4の実施形態)を示す回路構成図である。ここで、上述した各実施形態と同等の構成については、同一又は同等の符号を付して、その説明を簡略化する。また、図9は、本実施形態に係る発光駆動回路を適用した表示画素の基本動作を示すタイミングチャ−トである。図10は、本実施形態に係る発光駆動回路の動作状態を示す概念図である。なお、図9においては、表示パネルのi行目及びi+1行目の、j列目の表示画素における駆動制御動作を示す。ここで、i、jは表示パネルの表示画素を特定するための任意の正の整数である(1≦i≦n、1≦j≦m)。
ΔVg=C40(Vsel(H)−Vsel(L))/(C40+C41) ・・・(12)
すなわち、表示画素EMの書込動作期間Tseにおいては、図9に示すように、まず、走査ドライバ120から特定の走査ラインSLに対して、ハイレベルの走査信号Vselが印加されて当該行の表示画素EMDが選択状態に設定されるとともに、当該行の表示画素EMDの電源ラインVLに対して、ローレベルの電源電圧Vscが印加される。また、このタイミングに同期して、データドライバ130から当該行の各表示画素に対応する表示データに基づいた電流値を有する負極性の階調信号電流(−Ipix)が各データラインDLに供給される(すなわち、データラインDLを介してデータドライバ130方向に引き抜かれる)。
次いで、書込動作期間Tse終了後の発光動作期間Tnseにおいては、図9に示すように、走査ドライバ120から当該書込動作が行われた走査ラインSLに対して、ローレベルの走査信号Vselが印加されて表示画素EMが非選択状態に設定されるとともに、当該行の表示画素EMDの電源ラインVLに対して、ハイレベルの電源電圧Vscが印加される。また、このタイミングに同期して、データドライバ130による階調電流Ipixの引き込み動作(負極性の階調信号電流Ipixの供給動作)が停止される。
ここで、本実施形態に係る発光駆動回路DCDにおいては、上述したように(図9参照)、表示画素EMDの選択、非選択状態に応じて電位変化する電源電圧Vscを電源ラインVLに印加する必要があるが、そのための構成としては、走査ドライバ120から出力される走査信号Vselに同期するタイミングで、電源電圧Vscが電源ラインVLに印加されることから、走査ドライバ120において、走査信号Vsel(又は、走査信号を生成するためのシフト出力信号)を反転処理し、所定の信号レベルに増幅して、電源電圧Vscとして各電源ラインVLに印加するようにした構成を適用するものであってもよいし、例えば、図1に示した表示装置100の構成に加え、表示パネル110の各走査ラインSLに並行に配設された複数の電源ラインVLに接続された電源ドライバを備え、上述したシステムコントローラ140から供給される電源制御信号に基づいて、走査ドライバ120から出力される走査信号Vselに同期するタイミングで、当該電源ドライバから所定の電圧値を有する電源電圧Vscを、走査ドライバ120により走査信号Vselが印加される行(選択状態に設定される表示画素EMB)の電源ラインVLに対して印加するようにした構成を適用するものであってもよい。
次いで、上述した第4の実施形態に係る発光駆動回路における、発光駆動用トランジスタ(薄膜トランジスタTr43)の飽和特性について検証する。ここでは、図3及び図4に示した第1乃至第3の素子構造を有する各薄膜トランジスタの飽和特性について、図5及び図6に示したシミュレーション結果を参照しながら対比説明する。
13 半導体層
14 ブロック層
17 ソース電極
18 ドレイン電極
EMA〜EMD 表示画素
DCA〜DCD 発光駆動回路
Tr11〜Tr43 薄膜トランジスタ
C11〜C41 コンデンサ
OEL 有機EL素子
SL 走査ライン
DL データライン
Claims (11)
- 電流制御型の発光素子に所定の電流値を有する発光駆動電流を供給して、所定の輝度で発光動作させる発光駆動回路において、
前記発光駆動回路は、少なくとも、前記発光素子に直列に電流路が接続され、所定の電流値を有する前記発光駆動電流を流す電界効果型トランジスタである第1のスイッチング素子を備え、
前記第1のスイッチング素子は、少なくとも前記電流路を構成するチャネル領域が形成される半導体層と、前記チャネル領域の面に対向して延在するソース電極及びドレイン電極と、前記半導体層と前記ソース、ドレイン電極との間に設けられた絶縁膜層と、を備え、前記ソース、ドレイン電極のうち、印加電圧が相対的に低い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法が、印加電圧が相対的に高い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法よりも長くなるように形成されていることを特徴とする発光駆動回路。 - 前記発光駆動回路は、前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続される第2のスイッチング素子を、さらに備え、
前記第2のスイッチング素子によって前記発光駆動電流の電流値を指定するための輝度指定信号に基づく電圧成分が所定のタイミングで前記第1のスイッチング素子に取り込まれることを特徴とする請求項1記載の発光駆動回路。 - 前記第1のスイッチング素子の前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に電源電圧が印加されていることを特徴とする請求項2記載の発光駆動回路。
- 前記発光駆動回路は、前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続される第2のスイッチング素子を、さらに備え、
前記第1のスイッチング素子の前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に、前記第2のスイッチング素子の導通状態に応じて、電位変化する電源電圧が印加されていることを特徴とする請求項1記載の発光駆動回路。 - 前記発光素子は、有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の発光駆動回路。
- 互いに直交するように配設された複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍に配置された複数の表示画素を有する表示パネルに表示する表示装置において、
前記表示画素は、各々、電流制御型の発光素子と、前記発光素子に発光駆動電流を供給する発光駆動回路と、を備え、
前記発光駆動回路は、少なくとも、取り込まれる階調信号に基づいて所定の電流値を有する前記発光駆動電流を生成して、前記発光駆動電流を前記発光素子に供給する発光制御手段と、前記階調信号を前記発光制御手段に取り込ませるタイミングを制御する書込制御手段と、を備え、
少なくとも前記発光制御手段は、電界効果型トランジスタを備えて構成され、
前記電界効果型トランジスタは、少なくとも、前記発光素子に直列に接続される電流路を構成するチャネル領域が形成される半導体層と、前記チャネル領域の面に対向して延在するソース電極及びドレイン電極と、前記半導体層と前記ソース、ドレイン電極との間に設けられた絶縁膜層と、を備え、前記ソース、ドレイン電極のうち、印加電圧が相対的に低い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法が、印加電圧が相対的に高い方における前記絶縁膜層と重なる前記電流路方向の延在寸法よりも長くなるように形成されていることを特徴とする表示装置。 - 前記電界効果型トランジスタの前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に電源電圧が印加されていることを特徴とする請求項6記載の表示装置。
- 前記電界効果型トランジスタの前記ドレイン電極及び前記ソース電極のうち、前記印加電圧が相対的に高い方に、前記書込制御手段の導通状態に応じて、電位変化する電源電圧が印加されていることを特徴とする請求項6記載の表示装置。
- 前記表示装置は、少なくとも、
前記走査ラインに選択信号を印加して、前記走査ラインに接続された前記表示画素に設けられた前記書込制御手段により、前記階調信号の当該表示画素への書き込みを可能とする選択状態に設定する走査駆動手段と、
前記選択状態に設定された前記表示画素に対応した、前記階調信号を生成して、前記表示画素に前記階調信号を供給する信号駆動手段と、
を備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の表示装置。 - 前記信号駆動手段は、表示データに応じた電圧値を有する信号電圧を前記階調信号として、前記信号ラインに印加することを特徴とする請求項9記載の表示装置。
- 前記信号駆動手段は、表示データに応じた電流値を有する信号電流を前記階調信号として、前記信号ラインに流すことを特徴とする請求項9記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005075308A JP4962682B2 (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 発光駆動回路及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005075308A JP4962682B2 (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 発光駆動回路及び表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006259126A JP2006259126A (ja) | 2006-09-28 |
JP4962682B2 true JP4962682B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=37098484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005075308A Expired - Lifetime JP4962682B2 (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 発光駆動回路及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4962682B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009288625A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Sony Corp | 電子回路およびパネル |
KR101288622B1 (ko) | 2011-03-04 | 2013-07-19 | 동아대학교 산학협력단 | 유기 박막 트랜지스터의 유기 반도체층 형성 방법, 이에 의해 형성된 유기 박막 트랜지스터, 이를 포함하는 표시 소자 및 그 표시 소자로 형성된 표시용 전자기기 |
KR102045730B1 (ko) * | 2012-12-28 | 2019-12-03 | 엘지디스플레이 주식회사 | 인버터와 이를 이용한 구동회로 및 표시장치 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07263705A (ja) * | 1994-03-24 | 1995-10-13 | Sony Corp | 薄膜トランジスタ |
US5640067A (en) * | 1995-03-24 | 1997-06-17 | Tdk Corporation | Thin film transistor, organic electroluminescence display device and manufacturing method of the same |
JP2001147659A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-29 | Sony Corp | 表示装置 |
JP4982918B2 (ja) * | 2000-10-13 | 2012-07-25 | 日本電気株式会社 | 液晶表示用基板及びその製造方法 |
JP3819723B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2006-09-13 | 株式会社日立製作所 | 表示装置及びその駆動方法 |
JP2005093074A (ja) * | 2001-09-03 | 2005-04-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発光素子及びその製造方法、並びに、その発光素子を用いた表示装置及び照明装置 |
JP4839551B2 (ja) * | 2001-09-12 | 2011-12-21 | パナソニック株式会社 | 有機el表示装置 |
JP3752596B2 (ja) * | 2001-11-16 | 2006-03-08 | 日本精機株式会社 | 有機elパネルの駆動回路 |
US6933529B2 (en) * | 2002-07-11 | 2005-08-23 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Active matrix type organic light emitting diode device and thin film transistor thereof |
KR100832612B1 (ko) * | 2003-05-07 | 2008-05-27 | 도시바 마쯔시따 디스플레이 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 | El 표시 장치 |
JP2004361753A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Chi Mei Electronics Corp | 画像表示装置 |
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005075308A patent/JP4962682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006259126A (ja) | 2006-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5152448B2 (ja) | 画素駆動回路及び画像表示装置 | |
JP4543315B2 (ja) | 画素駆動回路及び画像表示装置 | |
JP3925435B2 (ja) | 発光駆動回路及び表示装置並びにその駆動制御方法 | |
KR100610549B1 (ko) | 능동 매트릭스 발광다이오드 화소구조 및 그 구동방법 | |
US8253663B2 (en) | Display apparatus, display-apparatus driving method and electronic equipment | |
JP4748456B2 (ja) | 画素駆動回路及び画像表示装置 | |
JP4293262B2 (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP4314638B2 (ja) | 表示装置及びその駆動制御方法 | |
US8305309B2 (en) | Display device with power source supply scan circuits and driving method thereof | |
US8199081B2 (en) | Display apparatus, display-apparatus driving method and electronic instrument | |
JP6853662B2 (ja) | 表示パネルおよび表示装置 | |
JP2008191296A (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP4747552B2 (ja) | 電気光学装置、電子機器および方法 | |
JP2009009039A (ja) | 表示駆動装置及びその駆動制御方法並びにそれを備える表示装置 | |
JP4952886B2 (ja) | 表示装置及びその駆動制御方法 | |
JP2008310127A (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP2008249744A (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP4962682B2 (ja) | 発光駆動回路及び表示装置 | |
JP2008233125A (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP2008292619A (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP5034208B2 (ja) | 表示装置および表示装置の駆動方法 | |
JP5280739B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP5239812B2 (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP5168116B2 (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 | |
JP2018097234A (ja) | 画素回路および表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120229 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |