JP4956326B2 - Slicer with presser - Google Patents
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Description
本発明は、野菜やハム等の食材をスライスするためのスライサに関し、特に、小さくなった野菜を押さえる押さえ具を有したスライサに関するものである。 The present invention relates to a slicer for slicing foodstuffs such as vegetables and ham, and more particularly to a slicer having a pressing tool for holding down vegetables that have become smaller.
この種のスライサによって、野菜やハムをスライスして食材を形成していけば、スライスされた野菜等は段々と小さくなっていき、そのまま操作を続ければ、指や手等がスライサの刃体に接触して怪我を負うことがあり得る。そのようなことを回避するために、小さくなった野菜をスライサ側に押さえる押さえ具が使用される。 With this kind of slicer, if you slice vegetables and ham to form ingredients, the sliced vegetables will become smaller, and if you continue to operate, your fingers and hands will become the slicer blade. Contact can cause injury. In order to avoid such a thing, the pressing tool which presses down the reduced vegetable to the slicer side is used.
また、使用後のスライサや押さえ具は、次に使用することを考慮してしっかりと洗浄し、片づけておかなければならない。 In addition, after use, the slicer and presser must be cleaned and cleaned up in consideration of the next use.
このような押さえ具を備えたスライサとしては、例えば特許文献1等において種々提案されて来ている。
この特許文献1の手動スライサーでは、図8及び図9に示すように、「受け容器13又は切削板15の左右の両側に、レール状の案内縁12を設け、両側にスライド面16を持つ切削板を受け容器にはめ合わせ、左右の両側にコ宇状の掴持部4又は係合腕23字状の掴持部を持ち、前部に指乗せ部3、又は手、親指の保護縁26を有し、中央部に野菜入れを設けたスライド容器1aを、前記受け用器又は切削板の案内縁にはめ通し、野菜を押さえる中間押さえ用具、最終押さえ用具を有する」という構成を有するものであるから、次のような不都合があるのではないかと考えられる。
In the manual slicer of this patent document 1, as shown in FIG. 8 and FIG. The plate is fitted into the receiving container, has a U-shaped gripping
この特許文献1の調理用スライサーでは、当該文献の段落0005に記載されているように、被スライス材の大きさがだんだん小さくなるに従って、その全体の構成部材の変更や変換を行わなければならず、家庭用で使用するものとしては部品点数が多すぎ、しかも状況に合わせた変更を強いられるものであって、その使用は非常に煩雑になっているものと考えられる。 In the cooking slicer of this Patent Document 1, as described in Paragraph 0005 of the document, as the size of the material to be sliced becomes smaller, the entire constituent member must be changed or converted. It is considered that the number of parts used for home use is too large, and the change according to the situation is forced, and its use is very complicated.
また、この特許文献1に記載された調理用スライサーでは、図8及び図9にも示すように、また当該文献の段落0004にも記載されているように、「押さえ用具8.11の上部を突出させる開口部7を有したスライド容器補助支持カバー6」を採用していることから、この「スライド容器補助支持カバー6」や「野菜入れ2」が上方に大きく突出するものとなっていて、スライス作業時には作業を不安定にすることは勿論、使用しないで保管しておく時には、所謂「片づきの悪い」ものとなっている。
Further, in the cooking slicer described in Patent Document 1, as shown in FIGS. 8 and 9, and as described in paragraph 0004 of the document, “the upper part of the pressing tool 8.11 is used. Since the slide container auxiliary support cover 6 having the projecting opening 7 is adopted, the “slide container auxiliary support cover 6” and the “
一般に、この種のスライサによって作業を行う場合、野菜が大きい場合であっても小さくなった場合であっても、野菜のスライサに対する定位置固定が簡単に行えればよいし、その場合に手指への刃体の接触がないようにできればよい。 In general, when working with this type of slicer, whether the vegetable is large or small, it is sufficient that the fixed position of the vegetable to the slicer can be fixed easily, and in that case It suffices if there is no contact of the blade body.
換言すれば、野菜が大きい間は、押さえ具はスライサ本体に対して係合させておく必要がなく自由に動き得るものであればよいし、野菜が小さくなったときに初めて、この押さえ具がスライサ本体に対してある一定の位置(通常は平行移動)で動くようにできればよい筈である。そして、当該スライサを片づけておくときにのみ、押さえ具をスライサ本体に対して固定できるようにして、両者がバラバラにならないようにできれば十分であると考えられる。 In other words, as long as the vegetable is large, the presser need not be engaged with the slicer body as long as it can move freely. It should be possible to move at a certain position (usually parallel movement) with respect to the slicer body. And it is considered that it is sufficient that the presser can be fixed to the slicer main body so that both do not fall apart only when the slicer is put away.
また、この種のスライサは、例えば図2に示すように、当然スライスするための刃体を有するものであり、この刃体はスライス本体上面にて露出させてある。このため、刃体に手指が不用意に触れたとすると、怪我を負うことが十分あり得るが、これはできるだけ阻止しなければならない。このようなことが起きるのは、スライス作業をするために、片づけてあったスライサを引き出し等から取り出したときや、あるいは使用後に引き出し等に仕舞う場合である。 Also, this type of slicer has a blade for slicing as shown in FIG. 2, for example, and this blade is exposed on the upper surface of the slice body. For this reason, if a finger is inadvertently touching the blade, it may be possible to be injured, but this must be prevented as much as possible. Such a case occurs when the slicer that has been cleared is taken out of the drawer or the like to perform a slicing operation, or when the slicer is finished after use.
そこで、本発明者等は、被スライス材が大きくても小さくても、押さえ具によって手指に怪我を生じないように最後までスライスが行え、片づきがよくて次の使用時に部品を探す必要もない改良されたスライサーとするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。 Therefore, the present inventors can perform slicing to the end so that the finger is not injured by the presser regardless of whether the material to be sliced is large or small. As a result of various investigations on how to make an improved slicer, the present invention has been completed.
すなわち、本発明の目的とするところは、構成や使用方法が簡単で、スライス作業を軽くかつ静かに行うことができて家庭用の調理機器として適しており、被スライス材の状態に拘わらず最後までスライスが行え、しかも片づけのよい押さえ具付スライサを提供することにある。 That is, the object of the present invention is that the structure and method of use are simple, the slicing operation can be performed lightly and quietly, and it is suitable as a cooking device for home use. The object of the present invention is to provide a slicer with a presser that can be sliced up to a maximum and that is easy to clean.
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「押さえ具20によって被スライス材をスライス本体10上に押さえながら、この押さえ具20を刃体11に向けて往復動させることによりスライスを行うようにした押さえ具付スライサ100であって、
押さえ具20を、スライサ本体10の両側に位置するガイド縁12にそれぞれ平行となる係合腕23を有したものとするとともに、これら各係合腕23の外側にストッパ30を上下動可能に組み付け、
これら各ストッパ30の係止突起32を、各係合腕23に形成した係止突起穴25を通してスライサ本体10の各ガイド縁12に形成したストッパ溝13に向けて突出させて、
このストッパ溝13に係止突起32が係合したとき、スライサ本体10に押さえ具20を固定させるようにしたことを特徴とする押さえ具付スライサ100」
である。
In order to solve the above problems, the means taken by the present invention will be described with reference numerals used in the description of the best mode to be described later.
“A slicer 100 with a pressing tool that is configured to perform slicing by reciprocating the
The
The
Slicer 100 with presser, wherein the
It is.
すなわち、本発明に係る押さえ具付スライサ100は、図1に示すように、押さえ具20によって被スライス材をスライス本体10上に押さえながら、図2に示すスライス本体10の刃体11に向けて押さえ具20を往復動させることにより、被スライス材のスライスを行うものである。
That is, the slicer 100 with a pressing tool according to the present invention is directed toward the blade 11 of the
この押さえ具付スライサ100において、押さえ具20は、図1及び図3に示すように、スライサ本体10の両側に位置するガイド縁12にそれぞれ平行となる係合腕23を有したものであり、この係合腕23によってスライサ本体10に係合するものである。換言すれば、野菜等の被スライス材は、この押さえ具20によって常にスライサ本体10上に押さえるようにして使用されるのであり、各係合腕23の下端がスライサ本体10側の各ガイド縁12に係合される程に被スライス材が小さくなったときに初めて、これらの係合腕23によってスライサ本体10に対する係合がなされるのである。
In this slicer 100 with a presser, as shown in FIGS. 1 and 3, the
逆に言えば、押さえ具20がその各係合腕23によってスライサ本体10に対して係合されるまでの間、つまり被スライス材が十分大きい間は、被スライス材を押さえる押さえ具20を持っている手の方向や角度は自由に変えられる。このため、作業者は、手首や腕が疲れないように押さえ具20の持ち方や角度を変えながらスライス作業が行えるのである。
In other words, the
そして、各係合腕23の下端がスライサ本体10側の各ガイド縁12に係合される程に被スライス材が小さくなったときに、作業者は、各係合腕23をスライサ本体10側のガイド縁12に係合するように、押さえ具20の持ち角度等を調整して、最終段階のスライス作業を行うのである。勿論、各係合腕23の下端がスライサ本体10側の各ガイド縁12に係合すれば、押さえ具20はスライサ本体10に対して平行移動が可能になるだけでなく、小さくなった被スライス材がスライサ本体10側の刃体11に対して常に一定の角度で往復動されるから、被スライス材は、スライサ本体10と押さえ具20とが図3に示した位置関係になるまでスライスされることになるのである。
When the material to be sliced becomes so small that the lower end of each
なお、以上のスライス作業時においては、各ストッパ30は、図3の(b)に示すように、上動されていてスライサ本体10側には係合しておらず、押さえ具20のスライサ本体10に対する移動は自在になっていることは言うまでもない。
At the time of the above slicing operation, as shown in FIG. 3B, each
さて、押さえ具20の各係合腕23の外側には、図1、図3〜図5、及び図6の(a)に示すように、ストッパ30が上下動可能に組み付けてあったから、使用後の洗浄を済ませたスライサ本体10及び押さえ具20を、各ストッパ30を使用して互いに固定するのである。
Now, as shown in FIG. 1, FIG. 3 to FIG. 5 and FIG. 6 (a), the
各ストッパ30による固定は、これを図3の(b)に示した状態から図3の(a)に示した状態にまで押し下げることにより行うのである。これにより、各ストッパ30が有している係止突起32は、図3の(a)に示すように、押さえ具20が有している各係合腕23の係止突起穴25を通して、スライサ本体10の各ガイド縁12に形成したストッパ溝13に向けて突出する。
Fixing by each
以上の結果、スライサ本体10側の各ストッパ溝13に係止突起32が係合するから、押さえ具20はこのストッパ30によってスライサ本体10側に固定されるのである。押さえ具20がスライサ本体10に対して固定されたとき、例えば図1に示すように、スライサ本体10の刃体11はこの押さえ具20によって覆われるか、押さえ具20の存在によって手指が刃体11に接触しにくくなっているから、当該押さえ具付スライサ100の片づけ時や取り出し時に、使用者が手指を刃体11に不用意に触れることがなく、怪我をすることがないか少なくなっている。
As a result, the
押さえ具20がスライサ本体10に対して固定されていれば、次に当該押さえ具付スライサ100を使用する際に、これを構成しているスライサ本体10と押さえ具20とがバラバラになっていなくて探す必要が全くないことは当然として、刃体11が押さえ具20によって覆われるか、手指が接触しにくくなっているから、安全に取り出せるのである。勿論、各ストッパ30は押さえ具20側に取り付けられているから、なくなることはない。
If the
取り出した押さえ具付スライサ100については、その各ストッパ30が図3の(a)に示した状態になっているから、これを図3の(b)に示した状態に上げて、押さえ具20のスライサ本体10に対する固定を解除すれば、上述した使用状態に戻ることは言うまでもない。
With respect to the slicer with a pressing tool 100 taken out, the
従って、本発明に係る押さえ具付スライサ100は、構成や使用方法が簡単で、スライス作業を軽くかつ静かに行うことができて家庭用の調理機器として適しており、被スライス材の状態に拘わらず最後までスライスが行え、しかも片づけのよいものとなっている。 Therefore, the slicer with a pressing tool 100 according to the present invention is simple in configuration and usage, can perform the slicing operation lightly and quietly, and is suitable as a cooking device for home use, regardless of the state of the material to be sliced. It can be sliced all the way to the end, and it's easy to clean up.
以上、説明した通り、本発明においては、
「押さえ具20によって被スライス材をスライス本体10上に押さえながら、この押さえ具20を刃体11に向けて往復動させることによりスライスを行うようにした押さえ具付スライサ100であって、
押さえ具20を、スライサ本体10の両側に位置するガイド縁12にそれぞれ平行となる係合腕23を有したものとするとともに、これら各係合腕23の外側にストッパ30を上下動可能に組み付け、
これら各ストッパ30の係止突起32を、各係合腕23に形成した係止突起穴25を通してスライサ本体10の各ガイド縁12に形成したストッパ溝13に向けて突出させて、
このストッパ溝13に係止突起32が係合したとき、スライサ本体10に押さえ具20を固定させるようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、構成や使用方法が簡単で、スライス作業を軽くかつ静かに行うことができて家庭用の調理機器として適しており、被スライス材の状態に拘わらず最後までスライスが行え、しかも片づけのよい押さえ具付スライサ100を提供することができるのである。
As described above, in the present invention,
“A slicer 100 with a pressing tool that is configured to perform slicing by reciprocating the
The
The locking
When the locking
There is a characteristic in the structure, and it is easy to configure and use, can perform the slicing work lightly and quietly and is suitable as a cooking device for home use, regardless of the state of the material to be sliced. It is possible to provide the slicer 100 with a presser which can be sliced to the end and can be cleaned up.
つまり、本発明に係る押さえ具付スライサ100は、被スライス材がある一定の厚さ(具体的には押さえ具20側の各係合腕23の高さ以上の厚さ)以上である場合には、押さえ具20の持ち方を自由にできるし、その動かし方も自由であるから、スライス作業を自由にかつ疲れることなく行えるのであり、手指とスライサ本体10側の刃体11との間に押さえ具20を介在させることができるから、スライス作業を安全なものとすることもできるのである。
That is, the slicer 100 with a pressing tool according to the present invention is used when the material to be sliced has a certain thickness (specifically, a thickness equal to or larger than the height of each
また、この押さえ具付スライサ100は、被スライス材がある一定の厚さ(具体的には押さえ具20側の各係合腕23の高さ程度の厚さ)以下になった場合には、押さえ具20側の各係合腕23をスライサ本体10側のガイド縁12の外側に係合させるようにしてスライス作業を行えば、被スライス材の厚さが、図3に示したスライサ本体10と各突起24の先端との間の寸法になるまで、被スライス材のスライスが行え、この間押さえ具20によって手指の保護が行えるのである。
In addition, when the slicer with a pressing tool 100 has a material to be sliced having a certain thickness (specifically, the thickness of each
さらに、ストッパ30によって、押さえ具20をスライサ本体10側に固定することができることは勿論、この固定した状態によって、当該押さえ具付スライサ100の片づきを良好なものにすることができ、押さえ具20によって手指が刃体11に触れるのを防止するから、片づけ時や取り出し時の安全を確保することができるのである。
Furthermore, the
次に、以上のように構成した本発明を、図面に示した最良の形態である押さえ具付スライサ100について説明すると、図1には、左右のストッパ30によってスライサ本体10に押さえ具20を固定したときの斜視図が示してあり、図2には、この押さえ具20を完全に外した状態の斜視図が示してある。
Next, the present invention configured as described above will be described with respect to the slicer with a pressing member 100 which is the best mode shown in the drawings. In FIG. 1, the pressing
つまり、この最良形態に係る押さえ具付スライサ100は、スライサ本体10と、押さえ具20と、この押さえ具20の左右に取り付けられるストッパ30とを有するものであり、押さえ具20によって被スライス材をスライス本体10上に押さえながら、この押さえ具20を刃体11に向けて往復動させることによりスライスを行うようにしたものである。
That is, the slicer with a pressing tool 100 according to the best mode includes the
スライサ本体10は、図2にも示したように、最も一般的な形状を有するものであるが、図示左側には、当該スライサ本体10を手で持つための取手が形成してある。また、このスライサ本体10の中程には刃体11が傾斜状に設けてあり、被スライス材をスライサ本体10上で往復動させたとき、この刃体11の図示左側部分からスライスできるようになっている。
As shown in FIG. 2, the
さらに、このスライサ本体10の両側は、互いに平行なガイド縁12となっており、これら各ガイド縁12の略中央部には、ストッパ溝13が形成してある。ストッパ溝13は、図3に示したように、ガイド縁12の横方向に対しては、後述するストッパ30側の係止突起32が入り込み易くなるように大きく開放されているが、その上端は係止段部13aによって覆われている。この係止段部13aは、押さえ具20側の係合腕23のスライド移動を確実にする案内役を果たすだけでなく、図3の(a)に示したように、当該ストッパ溝13内に係合したストッパ30側の係止突起32が簡単には外れないようにするものである。なお、ストッパ30側の係止突起32の先端は、この係止段部13aの外面を乗り越えて、図3の(a)及び(b)のに示したように移動することになるが、この移動時の変化は、後述するストッパ30側の弾性板31の弾性変形によって行われるのである。
Further, both sides of the
以上のストッパ溝13の近傍に位置するガイド縁12の上面には、図2に示したように、このストッパ溝13の存在を示す位置合わせ15が付してある。この位置合わせ15は、当該押さえ具付スライサ100を構成している後述の押さえ具20を固定する位置を示すものであり、押さえ具20を透明又は半透明材料で形成したり、あるいは後述する係止突起穴25を大きくすることによって、当該スライサ本体10上に押さえ具20を被せても見えるようにしてある。この位置合わせ15が示す位置に押さえ具20を固定した場合には、図1に示したように、当該押さえ具20で刃体11の全体を覆い隠すことができて、片づけや取りだしを行う際に、使用者の手指が不用意にこの刃体11に接することを確実に防止できるのである。
As shown in FIG. 2, an
なお、本最良形態に係る押さえ具20では、図1及び図2に示したように、そのガイド縁12の下端面の前後部分にボール掛け縁14が形成してある。これらのボール掛け縁14は、当該押さえ具20をボール上に支持する際に使用されるものであり、このボール掛け縁14にボールの上端縁を係合させることにより、押さえ具20のボールに対する支持を行うものである。
In the
一方、この押さえ具付スライサ100を構成している押さえ具20は、例えば図3、図4及び図6に示したように、スライサ本体10の両側に位置するガイド縁12にそれぞれ平行となる係合腕23を有したものである。各係合腕23は、図3にも示したように、スライサ本体10の板厚程度の高さを有して、各ガイド縁12と平行移動可能になっているものであり、図8に示した従来例のような、スライサ本体10側に差し込まれる係合構造は有していないものである。
On the other hand, the
また、この押さえ具20は、これを手で持ってスライサ本体10上を移動させるものであるから、その中央には、図1にも示したように、挟み持ち易い2本の取手21が、スライス方向に対して直交状態で位置するように設けてある。また、これらの取手21の外側には、指を入れるのに十分な空間を置いて、保護板22がそれぞれ一体的に形成してある。これら各保護板22の先端は、手指の保護が確実に行えてしかも上述した各取手21を持ち易くするために、外方に開くようにしてある。
In addition, since the
なお、本最良形態の押さえ具20では、その基板の裏面に、図3〜図5に示したように、被スライス材の表面に突き刺されて、被スライス材に対する押さえ具20の固定を行うための多数の突起24が形成してある。勿論、各突起24は、被スライス材に対する押さえ具20の固定を行うためのものであるから、本最良形態におけるように、被スライス材に突き刺せるようなものにする必要はなく、単純な凹凸であっても十分である。
In the
さて、この押さえ具20の各係合腕23の外面には、後述するストッパ30がそれぞれ取り付けられるのであるが、このストッパ30の係止突起32をスライサ本体10のストッパ溝13側に向かわせるための係止突起穴25が、図3及び図6の(b)に示したように設けてある。この係止突起穴25は、図1及び図3に示したように、当該ストッパ30によって押さえ具20をスライサ本体10に固定した場合でも外から部分的に見えるものであると同時に、図3の特に(a)に示したように、ストッパ30の係止突起32をスライサ本体10がわのストッパ溝13内に突出させるものでもある。
A stopper 30 (to be described later) is attached to the outer surface of each
この係止突起穴25の周囲に位置する係合腕23には、図6の(b)に示したように、ストッパ30の外側を係止する取付外レール26が、またこの取付外レール26の少し内側には、ストッパ30側のスプリング33を係止するための取付内レール27がそれぞれ形成してある。つまり、各ストッパ30は、各係合腕23の略中央部に左右一対のものとして形成した、これらの取付外レール26及び取付内レール27間に差し込まれることによって、図6の(a)に示したようにして、押さえ具20側に取り付けられるものである。なお、各ストッパ30は、これらの取付外レール26および取付内レール27間に一旦差し込まれると、各スプリング33が取付外レール26に内部で係合するから、取り外しができなくなる。
As shown in FIG. 6B, the mounting
各ストッパ30は、所謂「エンジニアリングプラスチック」を材料として一体成形したものであり、図7の(a)〜(e)に示したように、非常に小さなものであっても、種々な機能を有するものである。
Each
すなわち、各ストッパ30は、例えば図7の(d)及び(e)に示したように、スライサ本体10側のストッパ溝13に向けて突出することになる係止突起32を有するものであるが、この係止突起32は、図7の(b)に示したように、左右の支柱34に弾性板31を介して接続されたものである。つまり、この係止突起32は、図7の(e)に示したように、ストッパ30の基部に対して空間35を介在させた状態で弾性板31によって吊下された状態になっているのであり、弾性板31が弾性的に撓むことによって、図7の(e)に示した状態から図示上下に進退することができるものである。
That is, each
この係止突起32の進退を、図3を参照して具体的に説明すると、当該押さえ具付スライサ100を使用するときは、この係止突起32は、例えば図3の(b)に示した位置、すなわち、スライサ本体10側のストッパ溝13の上端にある係止段部13aより上にある。ここから、当該ストッパ30によって押さえ具20をスライサ本体10側に固定しようとするときには、ストッパ30の係止突起32をスライサ本体10側のストッパ溝13内に係合させるべく、当該ストッパ30を、図3の(a)に示したように押し下げる。このとき、そのままであると、係止突起32はスライサ本体10側の係止段部13aに邪魔されて下側に行けないが、この係止突起32の後ろ側には、図7の(e)に示したように空間35が存在していて、しかもこの係止突起32は可撓性のある弾性板31によって支持されていたから、弾性板31が撓んで係止突起32は少し空間35側に入り込む。このとき、係止突起32の先端と係止段部13aとの係合は解除されるから、図3の(b)の状態にあった係止突起32は、図3の(a)に示した状態になり得るのである。
The advancement and retraction of the locking
また、このストッパ30は、図7の(b)に示したように、各支柱34の外側にスプリング33を有していて、これら各スプリング33の先端は自由になっているから、当該ストッパ30を押さえ具20側の取付外レール26と取付内レール27との間に差し込めば、各スプリング33の先端が取付外レール26に係合して、当該ストッパ30の係合腕23からの脱落が阻止されるのである。つまり、各ストッパ30の押さえ具20に対する取り付けが完了するのである。
Further, as shown in FIG. 7B, the
勿論、各ストッパ30の基板部には、例えば図7の(c)にも示したように、外方に突出する指掛け36が形成してあり、この指掛け36の上面には滑り止め36aが形成してあるから、このストッパ30の押し下げ操作や押上操作が確実に行えるようになっている。
Of course, as shown in FIG. 7C, for example, a finger hook 36 protruding outward is formed on the substrate portion of each
以上の結果、これら各ストッパ30を、図3の(a)に示したように押し下げて、その係止突起32を、各係合腕23に形成した係止突起穴25を通してスライサ本体10の各ガイド縁12に形成したストッパ溝13に向けて突出させ、この係止突起32とスライサ本体10側のストッパ溝13とを係合させれば、押さえ具20のスライサ本体10に対する固定が確実になされることになるのである。勿論、逆の操作を行えば、押さえ具20のスライサ本体10からの取り外しが行えることはいうまでもない。
As a result, the
100 押さえ具付スライサ
10 スライサ本体
11 刃体
12 ガイド縁
13 ストッパ溝
13a 係止段部
14 ボール掛け縁
15 位置合わせ
20 押さえ具
21 取手
22 保護板
23 係合腕
24 突起
25 係止突起穴
26 取付外レール
27 取付内レール
30 ストッパ
31 弾性板
32 係止突起
33 スプリング
34 支柱
35 空間
36 指掛け
36a 滑り止め
DESCRIPTION OF SYMBOLS 100 Slicer with
Claims (1)
前記押さえ具を、前記スライサ本体の両側に位置するガイド縁にそれぞれ平行となる係合腕を有したものとするとともに、これら各係合腕の外側にストッパを上下動可能に組み付け、
これら各ストッパの係止突起を、前記各係合腕に形成した係止突起穴を通して前記スライサ本体の各ガイド縁に形成したストッパ溝に向けて突出させて、
このストッパ溝に前記係止突起が係合したとき、前記スライサ本体に前記押さえ具を固定させるようにしたことを特徴とする押さえ具付スライサ。 While holding the object to be sliced material on slide Isa Body by retainer, the retainer a retainer with slicer to perform the slice by reciprocating toward the blade,
The presser has an engaging arm that is parallel to the guide edges located on both sides of the slicer body, and a stopper is assembled to the outside of each engaging arm so as to be movable up and down.
The locking protrusions of these stoppers are protruded toward the stopper grooves formed at the respective guide edges of the slicer body through the locking protrusion holes formed in the respective engagement arms,
A slicer with a presser, wherein the presser is fixed to the slicer body when the locking projection is engaged with the stopper groove.
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