JP4954666B2 - 実装機およびこれを用いた部品実装システム - Google Patents
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Description
ここでは、上記制御量として、吸着ヘッド66の上下方向のストロークを補正する。これにより、吸着ヘッド66が最も下降したときのノズル66aの高さを変化させ、その先端の部品tと基板P上のハンダsとの間のクリアランスを調整し、これに応じてハンダsのつぶれ量を操作する。すなわち、吸着ヘッド66のストロークを短くすればその分だけハンダsのつぶれ量を減少させることができ、吸着ヘッド66のストロークを長くすればその分だけハンダsのつぶれ量を増大させることができる。このように、ハンダsのつぶれ量に直接的に影響する吸着ヘッド66の上下方向のストロークを調整することで、ハンダsのつぶれ量が容易かつ確実に適正状態に維持される。具体的に、上記吸着ヘッド66のストロークを長くしたり短くしたりする際の補正量は、ハンダsの面積Aが上記適正範囲からどの程度外れているかに応じて適宜決定される。すなわち、上記吸着ヘッド66のストロークの補正量は、上記ハンダsの面積Aの適正範囲に対する実際の面積Aの偏差(実際の面積Aの値と上記適正範囲との差)に比例する量として決定されるようになっている。この場合において、上記吸着ヘッド66のストロークの補正量と、上記ハンダsの面積Aの偏差との間の比例定数は、マスクシート35の印刷開口部に対応したハンダsの当初面積の大きさに基づいて増減設定されることが好ましい。すなわち、ハンダsの当初面積の値が大きい場合と小さい場合(つまり印刷時のハンダsの容積が大きい場合と小さい場合)とでは、ハンダsのつぶれ量を同一量だけ変化させるのに必要な上記吸着ヘッド66のストロークの補正量が異なるため、上記のように比例定数を増減設定することにより、上記ハンダsの当初面積の大小に応じた適正なストロークの補正量を設定することが可能になる。
ここでは、上記制御量として、吸着ヘッド66(のノズル66a)に吸着された部品tをハンダsに押し付ける際の押し付け圧力を補正する。これにより、上記(1)と同様に、ハンダsのつぶれ量を操作することができる。すなわち、押し付け圧力を小さくすればハンダsのつぶれ量を減少させることができ、押し付け圧力を大きくすればつぶれ量を増大させることができる。
ここでは、上記制御量として、吸着ヘッド66に吸着された部品tをハンダsに押し付ける際の押し付け速度を補正する。これにより、ハンダsのつぶれ具合のばらつきを操作することができる。すなわち、押し付け速度を速くすれば、部品実装時にハンダsが急激につぶされるため、その瞬間の部品tの姿勢が不安定になり、ハンダsのつぶれ具合が各回ごとに変動する(ばらつく)ようになる。一方、押し付け速度を遅くすれば、上記とは逆に、ハンダsのつぶれ具合のばらつきを小さくすることができる。
ここでは、上記制御量として、吸着ヘッド66に吸着された部品tをハンダsに押し付ける際の押し付け時間、すなわち、ストロークの最下ポイントにおいてノズル66aを停止させる時間を補正する。これにより、上記(3)と同様に、ハンダsのつぶれ具合のばらつきを操作することができる。
3A〜5A 個別制御装置(制御手段)
6 検査機
9 集中制御装置(制御手段)
10 部品実装システム
66 吸着ヘッド
s ハンダ
t 部品
A (ハンダの)面積
P 基板
Claims (6)
- 昇降可能な吸着ヘッドにより部品を吸着し、この吸着された部品をハンダが塗着された状態の基板に実装する実装機であって、
上記吸着ヘッドの昇降動作を制御する制御手段を備え、
この制御手段は、部品実装後の基板を検査する検査機から、平面視で部品の外形からはみ出た部分のハンダの面積を取得して、このハンダの面積の値を集計して得られる統計データを記憶するとともに、上記ハンダの面積の値に基づき部品と基板との間のハンダのつぶれ具合の適否を判断し、さらに、その適否判断の結果と、上記統計データに基づくハンダの面積のばらつきとに基づいて、上記吸着ヘッドの昇降動作に関する制御量を補正するように構成されており、
上記ハンダのつぶれ具合が適正でないと判断され、かつ上記ハンダの面積のばらつきが大きい場合には、上記吸着ヘッドの昇降動作に関する制御量として、上記吸着ヘッドに吸着された部品をハンダに押し付ける際の押し付け速度、または押し付け時間が補正されることを特徴とする実装機。 - 請求項1記載の実装機において、
上記ハンダのつぶれ具合が適正でないと判断され、かつ上記ハンダの面積のばらつきが小さい場合には、上記吸着ヘッドの昇降動作に関する制御量として、上記吸着ヘッドの上下方向のストローク、または吸着ヘッドに吸着された部品をハンダに押し付ける際の押し付け圧力が補正されることを特徴とする実装機。 - 請求項2記載の実装機において、
補正すべき制御量として上記吸着ヘッドの上下方向のストロークが選択された場合、上記制御手段は、上記ハンダの面積に基づき判断されるハンダのつぶれ量が小さ過ぎる場合に、上記ストロークを長くする補正を行い、ハンダのつぶれ量が大き過ぎる場合に、上記ストロークを短くする補正を行うことを特徴とする実装機。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の実装機において、
上記制御手段は、上記ハンダの面積をあらかじめ定められた範囲の適正値と比較することにより、上記ハンダのつぶれ具合の適否を判断することを特徴とする実装機。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の実装機において、
上記制御手段は、上記統計データを実装条件ごとに分類して記憶していることを特徴とする実装機。 - 基板に対して部品の実装処理を含んだ各種処理を行う部品実装システムであって、
昇降可能な吸着ヘッドにより部品を吸着し、この吸着された部品をハンダが塗着された状態の基板に実装する実装機と、
この部品実装後の基板を検査処理することにより、平面視で部品の外形からはみ出た部分のハンダの面積を取得する検査機と、
このハンダの面積の値を集計して得られる統計データを記憶するとともに、上記ハンダの面積の値に基づいてハンダのつぶれ具合が適正か否かを判断し、さらに、その適否判断の結果と、上記統計データに基づくハンダの面積のばらつきとに基づいて、上記実装機に対してその吸着ヘッドの昇降動作に関する制御量を補正するように指令する制御手段とを備え、
上記ハンダのつぶれ具合が適正でないと判断され、かつ上記ハンダの面積のばらつきが大きい場合には、上記吸着ヘッドの昇降動作に関する制御量として、上記吸着ヘッドに吸着された部品をハンダに押し付ける際の押し付け速度、または押し付け時間が補正されることを特徴とする部品実装システム。
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JP2006288894A JP4954666B2 (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | 実装機およびこれを用いた部品実装システム |
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