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JP4951369B2 - 照明装置及び照明システム - Google Patents

照明装置及び照明システム Download PDF

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JP4951369B2
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Description

本発明は、LEDを用いた照明装置及び照明システムに関する。
近年、演出用照明分野においては、LEDを用いた照明器具がビルの壁面演出や公園などの景観照明に用いられている。また、赤、緑、青に発光する各色のLEDを様々に組み合わせて、高度なカラー演出を行う照明装置や照明システム等も提案され始めている。特にLEDを用いた照明システムでは、従来の放電灯のような光源とは異なり、小型器具が構成できる等の特徴を生かして、多数の小型器具を備えた大規模なシステムが提案されている。
ところで、LEDは、白熱灯や蛍光灯に比べて長寿命であるが、発光ダイオードチップやこの発光ダイオードチップを封入している樹脂等の素材が劣化することで光束劣化が生じるため、LEDにおいて初期点灯時の光出力を得られるのは3000時間程度とも言われている。そこで、上述した照明器具、照明装置及び照明システム等において、LEDの経年劣化による光出力の低下を補正し、所定の光出力で点灯動作を行うことができるように、様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、ドット式LED表示器において、LEDの経年劣化による輝度変化量を予め設定しておき、LEDの累積点灯時間から各LEDの現在の輝度を算出し、算出結果を基に、LED点灯のための駆動パルス幅を変化させて、各LEDの輝度を自動補正するようにしたものが開示されている。なお、上述のようなLEDの寿命時間を測定するものとして、特許文献2には、測定対象である代表LEDに基準用LEDを設け、両者の光度を比較してLED信号灯の寿命を判定するようにしたLED信号灯の寿命検出方法が開示されている。
特開2000−132118号公報 特開平8−201472号公報
しかしながら、LEDの製造バラツキによって、LED個々の光出力の特性にはバラツキがあり、特許文献1に記載される器具では、赤、緑、青の各色のLEDの劣化の度合いが異なる場合は、光束劣化が著しい寿命末期時に、器具内の各LED間での色のバラツキや、隣接した他器具との色のバラツキが顕著になる虞がある。なお、特許文献2の発明は、基準LEDとそれを測定する回路を用いて、単に寿命を検出しているだけであり、LEDの経年劣化による光出力の低下を補正する方法を開示するものではない。一方、上述の技術とは別に、光検出センサを用いて光出力等を検出して、所定の光出力が得られるようにフィードバック制御を行う方法が考えられるが、光検出センサは高価であり、回路構成も複雑になるという問題を有している。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、簡便な構成でありながら、LEDの経年劣化による光出力の低下及びLED個々の光出力のバラツキを排除し、寿命末期になっても色合いが変わらず、安定した点灯動作を行うことができる照明装置及び照明システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、発光ダイオードチップを樹脂封止して発光源を形成して成るLEDを点灯させる照明装置であって、前記LEDの累積点灯時間に応じた前記樹脂の光透過率の変化が前記LEDの光出力に及ぼす影響を補正するためのデータテーブルを記憶する記憶部と、このデータテーブルによって前記LEDの光出力を補正して当該LEDを点灯制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記照明装置の稼動前の初期状態において検出した前記LEDの光出力、電圧値及び電流値に基づいて、前記LEDを点灯制御するための駆動電流値を、基準となる光出力が得られる所定の値に補正し、かつ、その補正前後における駆動電流値の比率を示す補正データを取得し、前記補正データとデータテーブルを用いて前記LEDの光出力を補正するものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記LEDは、赤、緑、青の各色のLEDから成り、前記各色のLEDの光出力を補正する補正係数を演算するための演算部を備え、前記制御部は、前記演算部の演算によって得られた補正係数を用いて、所定の色度が得られるように前記各色のLEDを点灯制御するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記データテーブルは、前記樹脂の種類に応じて複数定められると共に、このデータテーブルを切り替える切替部を設けたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の複数の照明装置と、前記照明装置に接続して、前記データテーブルを基に前記照明装置を子機として、その点灯状態を個別に管理する親機とを備えた照明システムであって、前記親機は、前記各照明装置に前記データテーブルを備える代わりに前記データテーブルを備えているものである。
請求項1の発明によれば、樹脂の劣化によるLEDの光出力の変動がデータテーブルに基づいて補正されるので、LEDの経年劣化に影響されない、適正なLEDの光出力を得ることができる。さらに、製造バラツキによるLED個々の光出力のバラツキが補正され、その補正した状態を基準として、上記データテーブルによりLED個々の光出力を補正することで、LEDの光束劣化が著しい寿命末期時においても、LEDの色合いが変化しないので、LEDを交換することなく、安定した点灯動作を行うことができる。
請求項2の発明によれば、赤、緑、青の各色のLEDの光出力が、正確に補正されるので、寿命末期時においても、赤、緑、青の光が予め設定した所定の色度で合成され、装置内におけるLEDの発光色度にばらつきが生じない。
請求項3の発明によれば、LEDを交換する度に、その樹脂の種類に応じて、新たなデータテーブルを設定する煩雑な作業を必要としない。
請求項4の発明によれば、親機のみが照明装置内のLEDの対応したデータテーブルを所有すればよいので、簡便であってコストパフォーマンスに優れた照明システムが得られる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る照明装置について図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2は本実施形態に係る照明装置の概略構成を示す。照明装置1は、発光ダイオードチップを樹脂封止して発光源を形成して成るLEDを点灯させる照明装置であって、赤色LED21、緑色のLED22及び青色LED23がそれぞれ複数実装されたLEDユニット2と、商用電源4に接続され、LEDユニット2を点灯制御し、所定の電流をLEDユニット2に供給する点灯装置3とを備える。
このLEDユニット2は、赤、緑、青のLED21、22、23から構成され、複数の直列接続された同色のLEDを並列に接続したものである。各色のLED21、22、23には電流調整用の電気抵抗24が接続されている。LEDユニット2は、各色のLED21、22、23から発せられる赤、緑、青の光が合成されることで、所定の色度の光を発することができる。
点灯装置3は、商用電源4の交流電流を直流電流に変換する電源部31と、この電源部31と接続され、LEDユニット2に流れる電流を調整する点灯スイッチ部32と、LEDユニット2の点灯制御を行う制御部33と、各色のLED21、22、23の点灯時間を計測するタイマ部34と、このタイマ部34からのデータ及び樹脂の劣化特性のデータを記憶する記憶部35と、樹脂の種類を外部から入力し、樹脂の劣化特性のデータを切り替える切替部36と、記憶部35でのデータ及び切替部36での入力値を基に、各色のLED21、22、23の光出力を補正するための演算を行う演算部37とを有している。ここで、記憶部35に樹脂の劣化特性のデータを記憶させるのは、LEDの経年劣化の原因として挙げられる、発光ダイオードチップの半導体構造による劣化、発光ダイオードチップを接合している接合部の劣化及び発光ダイオードチップを封止する樹脂の劣化の内、樹脂の劣化がLEDの経年劣化の主要因となるためである。
点灯スイッチ部32は、電源部31によって変換された直流電流を所定の周期でオン/オフさせる第1ドライバ321と、この第1ドライバ321からの電流を整流して電圧を平滑化するための、トランジスタ322、ダイオード323、チョークコイル324及びコンデンサ325と有しており、各色のLED21、22、23にかかる電圧を降下させるための降圧チョッパ回路を構成している。また、点灯スイッチ部32は、点灯制御用の第2ドライバ326と各色のLED21、22、23毎に設けられた電界効果トランジスタ(FET)327とを有しており、デューティ比を変化させることで各色のLED21、22、23の光出力の補正を行うPWM制御回路を構成している。
図3は、記憶部35のメモリ構成を示す。記憶部35は、タイマ部34によって計測された各色のLED21、22、23の点灯時間を加算して、点灯動作を開始してからの累積点灯時間を記憶する。また、記憶部35は、上述の樹脂の劣化特性のデータとして、累積点灯時間に対するLED相対輝度劣化のデータを基に、樹脂の種類及び累積点灯時間の所定の間隔毎にテーブル化した光出力補正テーブルを記憶する。ここで、LED相対輝度劣化のデータとは、樹脂が熱や紫外線によって劣化して光の透過度が低下することで、初期状態に対してLEDの光出力が低下する関係を表すものである。下記表1は、光出力補正テーブルの概要を示す。この光出力補正テーブルには、樹脂の種類に応じて、累積点灯時間の所定の間隔毎に、一定の光出力が得られるように算出された出力比率データが設定されている。なお、樹脂の種類としては、LEDへの使用頻度の多いエポキシ系樹脂等が挙げられる。
Figure 0004951369
演算部37は、LEDユニット2が所定の色度で発光するように、記憶部35の累積点灯時間と選定された樹脂の光出力補正テーブルから、各色のLED21、22、23の出力比率データを読み出して各色のLED21、22、23の調光レベルに応じて、制御部33を介して点灯スイッチ部32に送信されるデューティ比(補正係数)を演算する。図4は、演算部37により演算されたデューティ比の信号波形を示す。このデューティ信号によって第2ドライバ326が各色のLED21、22、23に直列接続されたFETのオン時間を調整し、現在の各色LED21、22、23の点灯時間における出力比率データに従った電力供給制御を行うことが可能である。
次に、上記のように構成された第1の実施形態の照明装置の動作について説明する。図5は、本照明装置の動作のフローチャートを示す。まず、照明装置1に電源が投入されると(S1)、制御部33は、切替部36に設定されている各色のLED21、22、23の樹脂の種類を示すデータを読み出し(S2)、次いで記憶部35に記憶された各色のLED21、22、23の累積点灯時間を読み出す(S3)。次に、この累積点灯時間に基づいて、記憶部35に記憶されている光出力補正テーブルを参照し、所定の光出力を得るための各色のLED21、22、23に対応する出力比率データを読み出す(S4)。
演算部37は、出力比率データに基づいて各色のLED21、22、23の調光レベルに応じた、各色のLED21、22、23の点灯デューティ比を算出し(S5)、制御部33がこの点灯デューティ比を点灯スイッチ部32に点灯動作信号として送信する。ここで、調光点灯を必要とする場合には、その調光レベルに応じた出力比率データを光出力補正テーブルから読み出して、LEDユニット2の電力供給制御を行う。例えば、表1に示すように、赤色のLED21において、樹脂の種類がAであり、累積点灯時間が300時間であり、30%出力で調光点灯するとき、光出力補正テーブルを基に演算を行って、0.45×0.3=13.5%のデューティ比で印加する。
点灯スイッチ部32は、制御部33から受信した動作信号に従って、LEDユニット2への電力供給制御を行い、各色のLED21、22、23の点灯制御を実行する(S6)。次に、タイマ部34は各色のLED21、22、23の点灯時間を計測し(S7)、計測した点灯時間を加算して記憶部35に累積点灯時間として記憶させる(S8)。次に、S1からS8までの動作が、照明装置1の稼動前の初期状態、例えば照明装置1の設置施工時等において実行したものかどうかを判断し(S9)、初期状態であれば、このときの各色のLED21、22、23の光出力を、基準となる光出力が得られる所定の値に補正を行う(S10)。なお、初期状態であるかどうかは、制御部33に操作部等を別途設けて、容易に設定できるようにする。以後、LEDユニット2の点灯動作中においては、記憶部35からの累積点灯時間の読み出しと、記憶部35への点灯時間の書き込みを繰り返す。
ここで、S9の動作は、各色のLED21、22、23において、LED個々の光出力のバラツキを調整する工程である。一般に、LEDの光出力の特性は樹脂の劣化によって変動し、また、LEDの製造の際のバラツキによって、LED個々の光出力の特性にはバラツキが生ずる。このLED個々の光出力の特性のバラツキを排除するために、各色のLED21、22、23の光出力を初期状態において目視にて観察し、同じ調光レベルの制御にもかかわらず色合いや色度の差が大きいLED21、22、23に対しては、LED21、22、23を点灯制御するための駆動電流値を調整して補正を行う。このときに補正したデータは、記憶部35に記憶させておき、S5の動作において、この駆動電流値の調整値のデータと上述の出力比率データを用いて、各色のLED21、22、23の点灯デューティ比を算出する。
第1の実施形態に係る照明装置1によれば、調光レベルに応じた、適正な各色のLED21、22、23の光出力が得られるように、光出力補正テーブルに基づいて、各色のLED21、22、23への電力供給量を点灯時間経過に連動して自動的に調節できるため、LEDユニット2の点灯動作中において初期状態と比べて色合いの誤差が少ない、安定した点灯動作を行うことがきる。さらに、製造バラツキによるLED個々の光出力のバラツキを補正し、その補正した状態を基準として、光出力補正テーブルを基に光出力を補正するので、樹脂の劣化によってLEDの光束劣化が著しい寿命末期時においても、色度にばらつきが生じず、LEDを交換せずに使用することができる。また、高価な光検出センサを用いて光出力等を検出する必要や、フィードバック制御を行うための複雑な回路を実装する必要がなく、照明装置を安価に構成できる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る照明システムについて図6乃至図9を参照して説明する。図6は本実施形態に係る照明システム10の概略構成を示す。照明システム10は、装置番号を示す各アドレス、例えば#1から#5のアドレスが設定された照明装置1と、この各照明装置1に接続され、各照明装置1を子機として各照明装置1の点灯状態を個別に管理する親機5とで構成される。この照明システム10では、各照明装置1を様々に組み合わせて点灯制御することで、高度なカラー演出を行うことができる。
図7は第2の実施形態に係る照明装置1の概略構成を示す。照明装置1は、第1の実施形態に記載のLEDユニット2と、第1の実施形態に記載の点灯装置3からタイマ部34及び切替部36を排除し、新たに上述の各照明装置1に設定されたアドレスを所有して親機5との通信を行う通信部39とを有した点灯装置3とを備える。また、記憶部35の代わりに子記憶部38を設け、上述の累積点灯時間及び光出力補正テーブルの代わりに、LEDユニット2に実装された各色のLED21、22、23の樹脂の種類を記憶させる。また、制御部33は、後述する親制御部によって演算されたデューティ比(補正係数)を点灯スイッチ部32への動作信号として出力する。なお、LEDユニット2及び点灯スイッチ部32の回路構成は、図2に示す内容と同様である。
図8は第2の実施形態に係る親機5の概略構成を示す。親機5は、各照明装置1のLEDユニット2の点灯演出パターン等を設定するための操作部51と、照明システム10内の各照明装置1の各色のLED21、22、23の点灯時間を計測するタイマ部52と、照明システム10内の各照明装置1の各色のLED21、22、23における樹脂の種類に基づく光出力補正テーブル、及びタイマ部52で計測された点灯時間を加算した累積点灯時間を記憶する親記憶部53と、各照明装置1での各色のLED21、22、23の樹脂の種類を判別する装置データ認識部54と、各照明装置1との通信を行う通信部55と、親記憶部53でのデータを基に、操作部51から指示された点灯演出パターンを実行するために、親機5内を制御する親制御部56とを有している。親記憶部53は、上述の光出力補正テーブル及び累積点灯時間に加え、各照明装置1のアドレスに応じた各色のLED21、22、23の樹脂の種類を示すテーブルを記憶する。下記表2は、上記樹脂の種類を示すテーブルの概要を示す。このテーブルは、装置データ認識部54が各照明装置1のアドレスに基づいて、子記憶部38に記憶された樹脂の種類のデータを判別することにより作成される。
Figure 0004951369
次に、上記のように構成された第2の実施形態の照明システムの動作について説明する。図9は、本照明システムの動作のフローチャートを示す。まず、照明システム10に電源が投入されると(S11)、親制御部56は接続されている各照明装置1のアドレスを、通信部55と通信部39を介して読み出し、各照明装置1の台数を把握する(S12)。次に、子記憶部38に記憶された樹脂の種類を示すデータを読み出し(S13)、装置データ認識部54が、各照明装置1のアドレスを基に、各照明装置1内のLED21、22、23における樹脂の種類のデータを判別し、各照明装置1における、各色のLED21、22、23毎の樹脂の種類の情報を親記憶部53に保存する。次に、操作部51にて設定されたLEDユニット2の点灯演出パターンの情報を読み取り(S14)、親記憶部53に記憶された各色のLEDの累積点灯時間を読み出す(S15)。
次に、親制御部56は、この累積点灯時間に基づいて、親記憶部53に記憶されている光出力補正テーブルを参照し、所定の光出力を得るための各色のLED21、22、23に対応する出力比率データを読み出す(S16)。そして、各色のLED21、22、23の調光レベルに応じた、各色のLED21、22、23の点灯デューティ比を算出し(S17)、この算出したデータを通信部35を介して各照明装置1の制御部33に送信する(S18)。各照明装置1の制御部33は、受信したデータに基づいて、この点灯デューティ比を点灯スイッチ部32に点灯動作信号として送信する。以下、S19からS23まで動作は、第1の実施形態にて説明したS6からS10の動作に対応している。
本実施形態に係る照明システムによれば、親機5のみが各照明装置1内における樹脂毎の光出力補正テーブルを所有すればよいので、簡便であってコストパフォーマンスに優れた照明システムが得られる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る照明システムについて図10乃至図12を参照して説明する。第3の実施形態の照明システム10は、LEDユニット2をPWM制御せずに定電流制御する点で、第2の実施形態と異なる。図10及び図11は、本実施形態に係る照明システムにおける照明装置1の概略構成を示す。点灯スイッチ部32は、第2の実施形態に類似しているが、図2に示される点灯制御用の第2ドライバ326及びFET327の代わりに、定電流回路部328が設けられている点において相違している。また、子記憶部38には、第2の実施形態と異なり、各色のLED21、22、23の個々のバラツキを初期状態において補正したデータをさらに記憶させる。この補正したデータは、照明装置1の稼動前の初期状態、例えば工場出荷時等において検出した各色のLED21、22、23の光出力、電圧値及び電流値に基づいて、各色のLED21、22、23を点灯制御するための駆動電流値を、基準となる光出力が得られる所定の値に補正したものである。
図12は、上記駆動電流値を補正するための回路構成を示す。この回路構成においては、工場出荷時等において上記補正を行う対象のLED8を所定の基準の制御量(例えば、50%出力)で点灯させ、そのときの光出力をセンサ9で測定する。センサ9は、予め基準の制御量に対応する光出力の基準値を有しているので、その基準値になるように駆動電流値を調整可能であり、調整後と調整前の駆動電流値の比率を子記憶部38に記憶させ、LEDユニット2が定電流制御されることを利用して、光出力補正テーブルによる光出力の補正に反映させるようにする。
第3の実施形態に係る照明システムによれば、照明装置の稼動前の初期状態において目視でLEDの色合いを修正する等の光出力調整工程を設けることなく、各色のLED21、22、23の個々の製造ばらつきを補正することができるので、寿命末期時においても、より安定した点灯動作を行うことができる。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、光出力補正テーブルを、樹脂が封止する発光ダイオードチップの種類に応じて、さらに細分化したものであってもよい。また、LEDユニットに安価な温度センサを設け、LEDの温度又はその周辺温度を検出し、温度変化によるLEDの光束劣化を補正する機能を付加したものであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置を示すブロック構成図。 同照明装置を示す図であって、部分的に(電源部、点灯スイッチ部及びLEDユニット)回路構成を示すブロック構成図。 同照明装置の記憶部内のデータを示す概略図。 同照明装置の点灯スイッチ部に送信される各色のLED毎の信号の一例を示す波形図。 本照明装置のLEDユニットを点灯制御するための一連の動作を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る照明システムを示すブロック構成図。 同照明システムの照明装置を示すブロック構成図。 同照明システムの親機を示すブロック構成図。 本照明システムの各照明装置内のLEDユニットを点灯制御するための一連の動作を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態に係る照明システムの照明装置を示すブロック構成図。 同照明装置を示す図であって、部分的に(電源部、点灯スイッチ部及びLEDユニット)回路構成を示すブロック構成図。 初期状態において同照明装置のLEDを点灯制御するための駆動電流値を補正する際のブロック構成図。
符号の説明
1 照明装置
2 LEDユニット
3 点灯装置
4 商用電源
5 親機
8 LED
10 照明システム
21 赤色LED
22 緑色LED
23 青色LED
24 電気抵抗
31 電源部
32 点灯スイッチ部
33 制御部
34 タイマ部
35 記憶部
36 切替部
37 演算部
38 子記憶部
39 通信部
51 操作部
52 タイマ部
53 親記憶部
54 装置データ認識部
55 通信部
56 親制御部
321 第1ドライバ
322 トランジスタ
323 ダイオード
324 チョークコイル
325 コンデンサ
326 第2ドライバ
327 FET
328 定電流回路部

Claims (4)

  1. 発光ダイオードチップを樹脂封止して発光源を形成して成るLEDを点灯させる照明装置であって、
    前記LEDの累積点灯時間に応じた前記樹脂の光透過率の変化が前記LEDの光出力に及ぼす影響を補正するためのデータテーブルを記憶する記憶部と、
    このデータテーブルによって前記LEDの光出力を補正して当該LEDを点灯制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記照明装置の稼動前の初期状態において検出した前記LEDの光出力、電圧値及び電流値に基づいて、前記LEDを点灯制御するための駆動電流値を、基準となる光出力が得られる所定の値に補正し、かつ、その補正前後における駆動電流値の比率を示す補正データを取得し、前記補正データとデータテーブルを用いて前記LEDの光出力を補正することを特徴とする照明装置。
  2. 前記LEDは、赤、緑、青の各色のLEDから成り、前記各色のLEDの光出力を補正する補正係数を演算するための演算部を備え、
    前記制御部は、前記演算部の演算によって得られた補正係数を用いて、所定の色度が得られるように前記各色のLEDを点灯制御することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記データテーブルは、前記樹脂の種類に応じて複数定められると共に、このデータテーブルを切り替える切替部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の複数の照明装置と、前記照明装置に接続して、前記データテーブルを基に前記照明装置を子機として、その点灯状態を個別に管理する親機とを備えた照明システムであって、
    前記親機は、前記各照明装置に前記データテーブルを備える代わりに前記データテーブルを備えていることを特徴とする照明システム。
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