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JP4948794B2 - 車両の操舵制御装置 - Google Patents

車両の操舵制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、ドライバによる前輪舵角に対して電動モータ等により前輪舵角を付加する車両の操制御装置に関する。
従来より、ドライバによる前輪舵角を補正する技術として、様々なものが提案されている。例えば、特開2004−168166号公報では、ステアリングギヤ比を、操舵角に依存する比例項と、操舵角速度に依存する微分項との和に基づいて決定すると共に、微分項を車速の増大に応じて正領域から負領域へ移行させるようにしたステアリングギヤ比可変式の操舵制御装置が開示されている。
特開2004−168166号公報
しかしながら、上述の特許文献1で開示されるような車速、ドライバによる前輪舵角のみで補正を行う操舵制御では、その時点の車速状態に応じたドライバの操舵入力を補正するのみであり、車両のヨー応答を改善しつつ、操舵に対するヨー運動の共振による不安定な車両挙動を押さえる面では不十分であるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両のヨー応答を改善しつつ、操舵に対するヨー運動の共振による不安定な車両挙動を確実に抑制することができる車両の操舵制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、入力される前輪舵角に対して付加する前輪舵角補正量を演算し、前輪舵角補正機構を作動させて上記前輪舵角補正量を付加する前輪舵角補正手段を備えた車両の操舵制御装置において、上記前輪舵角補正手段は、車体すべり角速度に対し、車速に応じた操舵角に対するヨーレートゲインの変化に基づいて演算した制御ゲインを乗算した値を上記前輪舵角補正量として演算することを特徴としている。
本発明による車両の操舵制御装置によれば、車両のヨー応答を改善しつつ、操舵に対するヨー運動の共振による不安定な車両挙動を確実に抑制することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図6は本発明の実施の第1形態を示し、図1は車両の前輪操舵装置の概略構成を示す説明図、図2は操舵制御部の機能ブロック図、図3は操舵制御プログラムのフローチャート、図4は車速感応ステアリングギヤ比の特性図、図5は第1の制御ゲインの特性図、図6は第2の制御ゲインの特性図である。
図1において、符号1は車両の前輪操舵装置を示し、この前輪操舵装置1は、ステアリングホイール2から、ステアリングシャフト3が延出されており、ステアリングシャフト3の前端は、ユニバーサルジョイント4a、4a及びジョイント軸4bから成るジョイント部4を介してステアリングギヤボックス5から突出されたピニオン軸6と連結されている。
ステアリングギヤボックス5からは、左前輪7flに向けてタイロッド8flが延出される一方、右前輪7frに向けてタイロッド8frが延出されている。
タイロッド8fl、8frのタイロッドエンドは、ナックルアーム9fl、9frを介して、それぞれの側の車輪7fl、7frを回転自在に支持するアクスルハウジング10fl、10frと連結されている。
ステアリングシャフト3の中途部には、ステアリングギヤ比を可変する前輪舵角補正機構11が介装されており、ステアリングシャフト3は前輪舵角補正機構11から上方に延出されたシャフト部分がアッパシャフト3U、前輪舵角補正機構11から下方に延出されたシャフト部分がロアシャフト3Lとして構成されている。
前輪舵角補正機構11の構造について以下説明する。アッパシャフト3Uの下端と、ロアシャフト3Lの上端には、それぞれ同一回転軸芯上に一対のサンギヤ12U、12Lが固設されており、この一対のサンギヤ12U、12Lは、複数(例えば、3つ)配設したピニオン軸13に固設されたプラネタリギヤ14U、14Lと、それぞれ噛合されている。
一対のサンギヤ12U、12Lは共に、ピニオン軸13を回転自在に軸支するキャリア15の内部に格納されており、キャリア15の上端外周には、電動モータ16の出力軸16aに固設されたドライブギヤ17と噛合するドリブンギヤ18が設けられている。
電動モータ16は、モータ駆動部21により駆動され、モータ駆動部21は、前輪舵角補正手段としての操舵制御部20より入力されるモータ回転角に応じた信号に基づいて、電動モータ16を回転させるように構成されている。
一方、車両には、車両挙動を制御する車両挙動制御手段としての車両挙動制御装置40が搭載されている。この車両挙動制御装置40は、例えば、制動力を選択した車輪に付加して車両にヨーモーメントを発生させる制動力制御装置である。具体的には、車速、前輪舵角に基づいて、車両の運動方程式により目標とするヨーレート(目標ヨーレート)を演算する。そして、目標ヨーレートと実際のヨーレート(実ヨーレート)とを比較して、現在の車両状態がオーバステア傾向か、アンダステア傾向かを判定する。この結果、オーバステア傾向を修正するためには旋回方向外側前輪に制動力を付加し、アンダステア傾向を修正するためには旋回方向内側後輪に制動力を付加する制御を行う。尚、車両挙動制御装置40は、上述の制動力制御装置に限るものではなく、左右輪間の駆動力配分を制御する装置等であっても良い。
車両には、車速Vを検出する車速センサ31、ドライバによる操舵角θHdを検出するハンドル角センサ32、実ヨーレートγを検出するヨーレートセンサ33、実横加速度(dy/dt)を検出する横加速度センサ34が設けられており、これらセンサ31、32、33、34からの信号は、操舵制御部20に入力される。
そして、操舵制御部20は、上述の各入力信号に基づいて、後述する操舵制御プログラムに従って、ドライバによる操舵に加え、車両の挙動を適切に保つために付加すべき前輪舵角の補正量を演算し、モータ駆動部21にモータ回転角θMの信号を出力する。
すなわち、操舵制御部20は、図2に示すように、第1の前輪舵角補正量演算部20a、第2の前輪舵角補正量演算部20b、モータ回転角演算部20c、ハンドル角出力値演算部20dから主要に構成されている。
第1の前輪舵角補正量演算部20aは、車速センサ31から車速Vが入力され、ハンドル角センサ32からハンドル角θHdが入力される。そして、以下(1)式により、第1の前輪舵角補正量δHc1を演算し、モータ回転角演算部20c、ハンドル角出力値演算部20dに出力する。
δHc1=((θHd/ndc1)−(θHd/nd))・nc …(1)
ここで、ndはドライバ側ステアリングギヤ比(電動モータ16を停止させたとき、ドライバのハンドル操作に対して影響するステアリングギヤ比;一対のサンギヤ12U、12L、一対のプラネタリギヤ14U、14L、及び、ステアリングギヤボックス5によって決定されるステアリングギヤ比)である。また、ncは前輪舵角補正機構11側ステアリングギヤ比(ドライバがハンドル操作をしていない状態で電動モータ16が回転したときに影響するステアリングギヤ比;ドライブギヤ17、ドリブンギヤ18(キャリア)により決定されるステアリングギヤ比)である。更に、ndc1は予め設定しておいたマップや演算式により得られる車速感応ステアリングギヤ比である。この車速感応ステアリングギヤ比ndc1は、例えば、図4に示すように設定され、車速Vが低いときには、ドライバ側ステアリングギヤ比ndに対してクィックな特性に、車速Vが高いときには、ドライバ側ステアリングギヤ比ndに対してスローな特性に決定される。
第2の前輪舵角補正量演算部20bは、車速センサ31から車速Vが入力され、ヨーレートセンサ33から実ヨーレートγが入力され、横加速度センサ34から実横加速度(dy/dt)が入力される。そして、以下(2)式により、第2の前輪舵角補正量δHc2を演算し、モータ回転角演算部20cに出力する。
δHc2=−Gcg1・Gcg2・(dβ/dt) …(2)
ここで、(dβ/dt)は車体すべり角速度であり、この車体すべり角速度(dβ/dt)は、例えば、以下の(3)式により演算される。
(dβ/dt)=γ−((dy/dt)/V) …(3)
また、Gcg1は第1の制御ゲインである。この第1の制御ゲインGcg1は、例えば、図5に示すような予め、実験、計算等により定められる。このマップは、車速VがVcl以上の領域では、以下の(4)式により設定されている。
Gcg1=1/Gγ …(4)
ここで、Gγは繰舵角に対するヨーレートゲインであり、以下(5)式により演算される。
Gγ=(1/(1+A・V))・(V/(l・nc)) …(5)
ここで、Aはスタビリティファクタ、lはホイールベースである。
また、上述の第1の制御ゲインGcg1のマップのVcl以下の領域は、小さくなるように線形に設定されている。これは、低速域ではヨーレートゲインGγが小さくなって、そのままだと第1の制御ゲインGcg1が大きくなり過ぎる上、車体すべり角の演算精度も低くなるためである。
このように、第1の制御ゲインGcg1を、基本的に繰舵角に対するヨーレートゲインGγを考慮して設定することにより、単位修正舵角あたりのヨーレートゲインが一定となり、高速、及び、低速での操舵に対する制御の干渉度合いを一定にすることができるのである。
また、上述の(2)式において、Gcg2は第2の制御ゲインである。この第2の制御ゲインGcg2は、例えば、図6に示すような予め、実験、計算等により定められる。このマップは、車体すべり角速度(dβ/dt)に応じて設定されており、車体すべり角速度(dβ/dt)の絶対値の小さな領域では0になるように設定される。従って、この第2の制御ゲインGcg2を乗算すると、第2の前輪舵角補正量δHc2は0となり、換言すると車体すべり角速度(dβ/dt)に対する不感帯を持たせる作用をする式となっている。このように小さな車体すべり角速度(dβ/dt)の領域に不感帯を持たせることにより、不要な制御が防止できる。
モータ回転角演算部20cは、第1の前輪舵角補正量演算部20aから第1の前輪舵角補正量δHc1が、第2の前輪舵角補正量演算部20bから第2の前輪舵角補正量δHc2が入力される。そして、以下の(6)式により、モータ回転角θMを演算し、モータ駆動部21に出力する。
θM=(δHc1+δHc2)・nc …(6)
ハンドル角出力値演算部20dは、ハンドル角センサ32からハンドル角θHdが、第1の前輪舵角補正量演算部20aから第1の前輪舵角補正量δHc1が入力される。そして、以下の(7)式により、車両挙動制御装置40に出力するためのハンドル角θHoutを演算し、出力する。
θHout=θHd+δHc1・nc …(7)
すなわち、上述の(7)式は、δHc2・nc(車体すべり角速度(dβ/dt)に応じた補正分)が含まれていないものであり、これは、操舵制御部20による補正制御と干渉することなく、車両挙動制御装置40による制御が適切に行われるようにするためである。
次に、上述の操舵制御部20で実行される操舵制御プログラムを、図3のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で必要なパラメータ、すなわち、車速V、ドライバによる操舵角θHd、実ヨーレートγ、実横加速度(dy/dt)を読み込む。
次いで、S102に進み、第1の前輪舵角補正量演算部20aにおいて予め設定しておいたマップや演算式により、車速感応ステアリングギヤ比ndc1を演算する。
次に、S103に進み、第1の前輪舵角補正量演算部20aは、上述の(1)式により、第1の前輪舵角補正量δHc1を演算する。
次いで、S104に進み、第2の前輪舵角補正量演算部20bは、上述の(3)式により、車体すべり角速度(dβ/dt)を演算する。
次に、S105に進み、第2の前輪舵角補正量演算部20bにおいて、予め、実験、計算等により定められたマップを基に、第1の制御ゲインGcg1を演算する。
次いで、S106に進み、第2の前輪舵角補正量演算部20bは、予め、実験、計算等により定められたマップを基に、第2の制御ゲインGcg2を演算する。
次に、S107に進み、第2の前輪舵角補正量演算部20bは、上述の(2)式により、第2の前輪舵角補正量δHc2を演算する。
次いで、S108に進み、モータ回転角演算部20cは、上述の(6)式により、モータ回転角θMを演算し、モータ駆動部21に対し出力する。
そして、S109に進み、ハンドル角出力値演算部20dは、上述の(7)式により、車両挙動制御装置40に出力するためのハンドル角θHoutを演算し、車両挙動制御装置40に出力してプログラムを抜ける。
このように、本発明の実施の第1形態によれば、車速Vに基づく第1の前輪舵角補正量δHc1と車体すべり角速度(dβ/dt)に基づく第2の前輪舵角補正量δHc2とを加算した値を前輪舵角補正量として演算するようにしているので、車両のヨー応答を改善しつつ、操舵に対するヨー運動の共振による不安定な車両挙動を確実に抑制することができる。また、車両挙動制御装置40に出力するためのハンドル角θHoutには、車体すべり角速度(dβ/dt)に基づく第2の前輪舵角補正量δHc2は含まれないようにしているので、車両挙動制御装置40による制御と操舵制御部20による制御とが干渉することがなく、効率の良い、安定した車両制御が可能となっている。
図7及び図8は本発明の実施の第2形態を示し、図7は操舵制御部の機能ブロック図、図8は操舵制御プログラムのフローチャートである。尚、本発明の実施の第2形態は、第2の前輪舵角補正量を実ヨーレートγに基づき求めるようにしたものであり、他の構成、作用は前記第1形態と同様であるので、同じ構成には同じ符号を記し、説明は省略する。
すなわち、本実施の第2形態による操舵制御部25には、車速センサ31から車速Vが、ハンドル角センサ32からドライバによる操舵角θHdが、ヨーレートセンサ33から実ヨーレートγが入力される。
そして、操舵制御部25は、上述の各入力信号に基づいて、後述する操舵制御プログラムに従って、ドライバによる操舵に加え、車両の挙動を適切に保つために付加すべき前輪舵角の補正量を演算し、モータ駆動部21にモータ回転角θMの信号を出力する。
操舵制御部25は、図7に示すように、第1の前輪舵角補正量演算部20a、第2の前輪舵角補正量演算部25a、モータ回転角演算部20c、ハンドル角出力値演算部20dから主要に構成されている。
第2の前輪舵角補正量演算部25aは、車速センサ31から車速Vが、ヨーレートセンサ32から実ヨーレートγが入力される。そして、以下の(8)式により、第2の前輪舵角補正量δHc2を演算し、モータ回転角演算部20cに出力する。
δHc2=−Gcg1・γ …(8)
そして、操舵制御部25で実行される操舵制御プログラムは、図8のフローチャートに示すように、S103で第1の前輪舵角補正量δHc1を演算した後は、S201に進み、第2の前輪舵角補正量演算部25aにおいて、予め、実験、計算等により定められたマップを基に、第1の制御ゲインGcg1を演算する(第1形態と同様)。
次いで、S202に進み、第2の前輪舵角補正量演算部25aは、上述の(8)式により、第2の前輪舵角補正量δHc2を演算し、S108へと進み、モータ回転角演算部20cは、上述の(6)式により、モータ回転角θMを演算し、モータ駆動部21に対し出力する。
そして、S109に進み、ハンドル角出力値演算部20dは、上述の(7)式により、車両挙動制御装置40に出力するためのハンドル角θHoutを演算し、車両挙動制御装置40に出力してプログラムを抜ける。
このように、本実施の第2形態によっても、前記実施の第1形態と同様の効果を得ることができる。
尚、本実施の第1、第2形態では、車両挙動制御装置40に対して、ハンドル角θHoutを出力するようにしているが、車両挙動制御装置40が搭載されていない車両や、操舵制御部20、25による補正との干渉が無視できるような特性の場合には、第2の前輪舵角補正量δHc2を包含したハンドル角θHoutを出力するようにしても良い。
本発明の実施の第1形態による、車両の前輪操舵装置の概略構成を示す説明図 同上、操舵制御部の機能ブロック図 同上、操舵制御プログラムのフローチャート 同上、車速感応ステアリングギヤ比の特性図 同上、第1の制御ゲインの特性図 同上、第2の制御ゲインの特性図 本発明の実施の第2形態による、操舵制御部の機能ブロック図 同上、操舵制御プログラムのフローチャート
符号の説明
1 前輪操舵装置
2 ステアリングホイール
3 ステアリングシャフト
4 ジョイント部
5 ステアリングギヤボックス
7fl,7fr 前輪
11 前輪舵角補正機構
16 電動モータ
20 操舵制御部(前輪舵角補正手段)
20a 第1の前輪舵角補正量演算部
20b 第2の前輪舵角補正量演算部
20c モータ回転角演算部
20d ハンドル角出力値演算部
21 モータ駆動部
40 車両挙動制御装置(車両挙動制御手段)

Claims (6)

  1. 入力される前輪舵角に対して付加する前輪舵角補正量を演算し、前輪舵角補正機構を作動させて上記前輪舵角補正量を付加する前輪舵角補正手段を備えた車両の操舵制御装置において、
    上記前輪舵角補正手段は、車体すべり角速度に対し、車速に応じた操舵角に対するヨーレートゲインの変化に基づいて演算した制御ゲインを乗算した値を上記前輪舵角補正量として演算することを特徴とする車両の操舵制御装置。
  2. 上記前輪舵角補正手段は、上記車体すべり角速度に上記制御ゲインを乗算した値に対し車速に基づく前輪舵角補正量を加算した値を上記前輪舵角補正量として演算することを特徴とする請求項1記載の車両の操舵制御装置。
  3. 上記車体すべり角速度に上記制御ゲインを乗算した値は、車体すべり角速度の予め設定する領域で不感帯を持たせることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の操舵制御装置。
  4. 入力される前輪舵角に対して付加する前輪舵角補正量を演算し、前輪舵角補正機構を作動させて上記前輪舵角補正量を付加する前輪舵角補正手段を備えた車両の操舵制御装置において、
    上記前輪舵角補正手段は、ヨーレートに対し、車速に応じた操舵角に対するヨーレートゲインの変化に基づいて演算した制御ゲインを乗算した値を上記前輪舵角補正量として演算することを特徴とする車両の操舵制御装置。
  5. 上記前輪舵角補正手段は、上記車体すべり角速度に上記制御ゲインを乗算した値に対し車速に基づく前輪舵角補正量を加算した値を上記前輪舵角補正量として演算することを特徴とする請求項4記載の車両の操舵制御装置。
  6. 少なくとも前輪舵角を基に制御量を演算し、該制御量に基づく制動力制御又は駆動力制御によって車両にヨーモーメントを発生させて車両挙動を制御する車両挙動制御手段を有し、
    上記前輪舵角補正手段は、上記車体すべり角速度に上記制御ゲインを乗算した値を除いた前輪舵角を上記車両挙動制御手段に出力することを特徴とする請求項2,3,4,5の何れか一つに記載の車両の操舵制御装置。
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