[go: up one dir, main page]

JP4930517B2 - インプリント用モールドおよびその製造方法 - Google Patents

インプリント用モールドおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4930517B2
JP4930517B2 JP2008557054A JP2008557054A JP4930517B2 JP 4930517 B2 JP4930517 B2 JP 4930517B2 JP 2008557054 A JP2008557054 A JP 2008557054A JP 2008557054 A JP2008557054 A JP 2008557054A JP 4930517 B2 JP4930517 B2 JP 4930517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
group
release agent
ocf
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008557054A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008096594A1 (ja
Inventor
勝也 上野
泰秀 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2008557054A priority Critical patent/JP4930517B2/ja
Publication of JPWO2008096594A1 publication Critical patent/JPWO2008096594A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4930517B2 publication Critical patent/JP4930517B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/56Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/60Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/62Releasing, lubricating or separating agents based on polymers or oligomers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/0002Lithographic processes using patterning methods other than those involving the exposure to radiation, e.g. by stamping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2023/00Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31652Of asbestos
    • Y10T428/31663As siloxane, silicone or silane

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

本発明は、インプリント用モールドおよびその製造方法に関する。
光学素子等、微細構造を有する物品を製造する方法としては、該微細構造に対応する反転構造が表面に形成されたモールドを、樹脂材料に押し付けて該樹脂材料の表面に微細構造を形成する、いわゆるインプリント法(ナノインプリント法)が知られている。
該インプリント法に用いられるモールド(以下、インプリント用モールドと記す。)においては、上記微細構造を形成した後の樹脂材料のモールドからの離型性を改善するために、モールド本体の表面に離型剤からなる被覆層が形成されている。該離型剤としては、下式(2)で表される化合物が知られている(特許文献1)。
(OCFCFCFOC−Si(OCH ・・・(2)。
ただし、pは、1以上の整数である。
しかし、該離型剤からなる被覆層は、モールド本体への接着性が不充分であり、モールド本体の表面から剥離しやすい。そのため、該インプリント用モールドは、寿命が短く、該インプリント用モールドを用いた場合には、微細構造を有する物品を生産性よく製造できない問題がある。
特開2002−283354号公報(実施例1参照)
本発明の目的は、表面に設けられた被覆層がモールド本体から剥離しにくいインプリント用モールドおよびその製造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するもので、以下の要旨を有する。
1.モールド本体と、該モールド本体の表面に設けられた、離型剤からなる被覆層とを有し、前記離型剤が、下式(1)で表される化合物を含むことを特徴とするインプリント用モールド。
Figure 0004930517
ただし、Rは、Rf−X−であり、かつ左右のRは同一の基であり、Rfは、炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基であり、Xは、下式(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位のうちの1種以上からなり、かつ該繰り返し単位の合計が1以上である基であり、Yは、炭素数2以上の有機基であり、nの平均は、2〜10であり、Zは、−Si(R(R3−mであり、Rは、水酸基または加水分解可能な基であり、Rは、水素原子または1価の炭化水素基であり、mは、1〜3の整数である。
−(OC)− ・・・(u1)、
−(OC)− ・・・(u2)、
−(OCF)− ・・・(u3)。
ただし、CおよびCは、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよい。
2.前記被覆層の水に対する接触角が90度以上である上記1に記載のインプリント用モールド。
3.前記式(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位の合計が2〜20である上記1又は2に記載のインプリント用モールド。
4.前記Yが、下式(g1)で表される基である上記1〜3のいずれかに記載のインプリント用モールド。
Figure 0004930517
5.上記1〜4のいずれかに記載のインプリント用モールドを製造する方法であって、
前記モールド本体を洗浄する工程と、該モールド本体の表面に前記離型剤の膜を形成する工程と、該離型剤の膜を加熱して被覆層とする工程と、を有することを特徴とするインプリント用モールドの製造方法。
6.上記式(1)で表される化合物と溶媒を含むことを特徴とするインプリント用モールド用の離型剤溶液。
本発明のインプリント用モールドは、表面に設けられた被覆層がモールド本体から剥離しにくい。本発明のインプリント用モールドの製造方法によれば、表面に設けられた被覆層がモールド本体から剥離しにくいインプリント用モールドを容易に製造できる。
本発明のモールドの一例を示す断面図である。 微細構造を有する物品の製造工程の1つを示す断面図である。
符号の説明
10 モールド
12 モールド本体
14 被覆層
20 基板
22 樹脂材料層
本明細書においては、式(1)で表される化合物を化合物(1)と記す。他の式で表される化合物も同様に記す。また、式(u1)で表される繰り返し単位を単位(u1)と記す。他の式で表される繰り返し単位も同様に記す。また、式(g1)で表される基を基(g1)と記す。他の式で表される基も同様に記す。
<モールド>
図1は、本発明のインプリント用モールド(以下、モールドと記す。)の一例を示す断面図である。モールド10は、モールド本体12と、モールド本体12の表面に設けられた被覆層14とを有する。
(モールド本体)
モールド本体12の形状としては、シート状、板状、円筒状、円柱状等が挙げられる。
モールド本体12の材料としては、化合物(1)の−Z基と化学的に反応できる材料が挙げられる。該材料としては、石英、化学気相成長法による炭化ケイ素膜が形成されたシリコン、単結晶炭化ケイ素、タンタル、シリコン、酸化ケイ素膜が形成されたシリコン、窒化ケイ素膜が形成されたシリコン、ニッケル、銅、ステンレス、チタン等が挙げられ、電鋳めっきを行うことができる、すなわち低コストでモールド本体を作製できる点から、ニッケルまたは銅が好ましい。
モールド本体12は、表面に微細構造を有する。該微細構造は、インプリント法によって製造される物品(光学素子等。)の微細構造に対応した反転構造である。
微細構造とは、微細な凸部および/または凹部を意味する。
凸部としては、モールド本体12の表面に延在する長尺の凸条、表面に点在する突起等が挙げられる。
凹部としては、モールド本体12の表面に延在する長尺の溝、表面に点在する孔等が挙げられる。
凸条または溝の形状としては、直線、曲線、折れ曲がり形状等が挙げられる。凸条または溝は、複数が平行に存在して縞状をなしていてもよい。
凸条または溝の、長手方向に直交する方向の断面形状としては、長方形、台形、三角形、半円形等が挙げられる。
突起または孔の形状としては、三角柱、四角柱、六角柱、円柱、三角錐、四角錐、六角錐、円錐半球、多面体等が挙げられる。
凸条または溝の幅は、平均で1nm〜400nmが好ましく、30nm〜200nmが特に好ましい。凸条の幅とは、長手方向に直交する方向の断面における底辺の長さを意味する。溝の幅とは、長手方向に直交する方向の断面における上辺の長さを意味する。
突起または孔の幅は、平均で1nm〜400nmが好ましく、30nm〜200nmが特に好ましい。突起の幅とは、底面が細長い場合、長手方向に直交する方向の断面における底辺の長さを意味し、そうでない場合、突起の底面における最大長さを意味する。孔の幅とは、開口部が細長い場合、長手方向に直交する方向の断面における上辺の長さを意味し、そうでない場合、孔の開口部における最大長さを意味する。
凸部の高さは、平均で1nm〜4μmが好ましく、1nm〜1μmがより好ましく、1nm〜400nmがさらに好ましく、10nm〜400nmがさらにより好ましく、30nm〜200nmが特に好ましい。
凹部の深さは、平均で1nm〜4μmが好ましく、1nm〜1μmがより好ましく、1nm〜400nmがさらに好ましく、10nm〜400nmがさらにより好ましく、30nm〜200nmが特に好ましい。
微細構造が密集している領域において、隣接する凸部(または凹部)間の間隔は、平均で1nm〜10μmが好ましく、10nm〜1μmがより好ましく、30nm〜200nmが特に好ましい。隣接する凸部間の間隔とは、凸部の断面の底辺の終端から、隣接する凸部の断面の底辺の始端までの距離を意味する。隣接する凹部間の間隔とは、凹部の断面の上辺の終端から、隣接する凹部の断面の上辺の始端までの距離を意味する。
凸部の最小寸法は、1nm〜400nm以下が好ましく、30nm〜200nmがより好ましい。最小寸法とは、凸部の幅、長さおよび高さのうち最小の寸法を意味する。
凹部の最小寸法は、1nm〜400nm以下が好ましく、30nm〜200nmがより好ましい。最小寸法とは、凹部の幅、長さおよび深さのうち最小の寸法を意味する。
微細構造の形成方法としては、機械的切削法、リソグラフィー法、電鋳めっき法、電子線描画法等が挙げられ、低コストでナノサイズの微細構造を形成できる点から、電鋳めっき法が好ましい。
(被覆層)
被覆層14は、化合物(1)を含む離型剤からなる被覆層である。
Figure 0004930517
Rは、Rf−X−である。
Rfは、炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基であり、炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基が好ましい。パーフルオロアルキル基を有することにより、モールド10の離型性が良好となる。パーフルオロアルキル基の炭素数が20以下であれば、該離型剤の希釈溶媒に対する溶解性が向上するため、モールド本体へ塗布しやすくなる。パーフルオロアルキル基は、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよい。
Rfとしては、下記の基が好ましい。
CFCF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF−、
CF(CF10−、
CF(CF11−、
CF(CF12−、
CF(CF13−、
CF(CF14−、
CF(CF15−、
CF(CF16−、
CF(CF17−、
CF(CF18−、
CF(CF19−。
Xは、下記の(u1)、(u2)および(u3)で表される繰り返し単位からなる群から選ばれる1種以上からなる基である。
−(OC)− ・・・(u1)、
−(OC)− ・・・(u2)、
−(OCF)− ・・・(u3)。
ただし、CおよびCは、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよい。
単位(u1)の数と単位(u2)の数と単位(u3)の数との合計は、1以上であり、2〜20が好ましい。単位(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位の合計が1以上であれば、モールド10の離型性が良好となる。単位(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位の合計が20以下であれば、該離型剤の希釈溶媒に対する溶解性が向上するため、モールド本体へ塗布し易くなる。
Xにおける単位(u1)〜(u3)の存在順序は、任意である。
左右のRは、同一の基である。同一の基とは、Rfが同一であり、かつXを構成する単位(u1)〜(u3)の種類、数および存在順序が同一であることを意味する。たとえば、左側のRが、C−(OCF(CF)CF)−(OCF(CF)−の場合、右側のRは、−(CF(CF)O)−(CFCF(CF)O)−Cとなる。
Rとしては、下記の基が好ましい。
OCF(CF)−
OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
OCF(CF)−
OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
13OCF(CF)−
13OCF(CF)CFOCF(CF)−、
13{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
13{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
13{OCF(CF)CFOCF(CF)−、
OCFCFCF−、
{OCFCFCF−、
{OCFCFCF−、
{OCFCFCF−、
{OCFCFCF−、
OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−、
{OCFCF−。
Yは、炭素数2以上の有機基である。Yの炭素数は総計で50以下が好ましい。総炭素数50超であると、分子量が大きくなりすぎ、希釈溶媒への溶解性が低下するおそれがあるほか、分子内でのフッ素部分の分子内に占める割合が低下し、離型性が低下するおそれがあるので好ましくない。Yの炭素数は総計で2〜10がより好ましい。
Yとしては、基(g1)〜基(g6)が好ましく、化合物(1)の製造が容易な点から、基(g1)がより好ましい。
Figure 0004930517
nの平均は、2〜10であり、3〜10が好ましい。
nの平均が2以上であれば、モールド本体12と被覆層14との接着性が良好となる。nの平均が10以下であれば、モールド本体に被覆層を形成した際に、モールド本体に高い離型性を付与できる。
化合物(1)は、通常、nの数が異なる複数種の化合物(1)の混合物である。よって、化合物(1)が、nの数が異なる2種以上の化合物(1)の混合物である場合、nは平均として表される。2種以上の化合物(1)の混合物は、nの平均が2〜10となる範囲で、nが1の化合物(1)を含んでいてもよく、nが10を超える化合物(1)を含んでいてもよい。
一方、化合物(1)が、nの数が同じ1種の化合物(1)のみからなる場合、該nの数がそのままnの平均となる。
nの平均は、下記方法にて求める。
(i)ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって化合物(1)の数平均分子量(ポリスチレン換算)を求める。
(ii)該数平均分子量からRf−Xの分子量を減じ、(Y−Z)の分子量を求める。
(iii)(Y−Z)の分子量をY−Zの分子量で除し、nの平均を算出する。
Zは、−Si(R(R3−mである。
は、水酸基または加水分解可能な基である。水酸基または加水分解可能な基は、モールド本体12の材料と反応するため、被覆層14に含まれる化合物(1)は、モールド本体12の表面に化学的に結合している。
加水分解可能な基としては、アルコキシ基、エステル基、アセトキシ基、オキシム基、エノキシ基、アミノ基、アミノキシ基、アミド基、ハロゲン原子等が挙げられ、入手の容易さや離型剤溶液の調製のしやすさの点から、メトキシ基、エトキシ基またはフルオロ基が好ましい。
は、水素原子または1価の炭化水素基である。1価の炭化水素基としては、炭素数1〜3のアルキル基が挙げられる。
mは、1〜3の整数であり、モールドへの接着性の点から、3が好ましい。
化合物(1)としては、化合物(11)が好ましい。
Figure 0004930517
化合物(11)は、たとえば、窒素雰囲気下、溶媒中にて化合物(3)と化合物(4)とを反応させることにより製造できる。
Figure 0004930517
上記溶媒としては、ハロゲン化脂肪族溶媒、ハロゲン化芳香族溶媒が好ましい。
ハロゲン化脂肪族溶媒としては、塩化メチレン、クロロホルム、2−クロロ−1,2−ジブロモ−1,1,2−トリフルオロエタン、1,2−ジブロモヘキサフルオロプロパン、1,2−ジブロモテトラフルオロエタン、1,1−ジフルオロテトラクロロエタン、1,2−ジフルオロテトラクロロエタン、フルオロトリクロロメタン、ヘプタフルオロ−2,3,3−トリクロロブタン、1,1,1,3−テトラクロロテトラフルオロプロパン、1,1,1−トリクロロペンタフルオロプロパン、1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,2,2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパン、1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサン、1,1,1,2,2,3,4,5,5,5−デカフルオロペンタン、ノナフルオロブチルメチルエーテル、ノナフルオロブチルエチルエーテル、ヘプタフルオロシクロペンタン、1,1,2,2−テトラフルオロエチル−2,2,2−トリフルオロエチルエーテル、パーフルオロトリブチルアミン、(1−トリフルオロメチル)パーフルオロデカリン等が挙げられる。
ハロゲン化芳香族溶媒としては、ベンゾトリフルオリド、ヘキサフルオロキシレン、ペンタフルオロベンゼン等が挙げられる。
上記溶媒は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記溶媒としては、化合物(3)および化合物(4)の溶解性が高い点、入手が容易である点、および得られる化合物(11)との反応性が低い点から、化合物(5−1)〜(5−6)が好ましい。
1,1,2,2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパン・・・(5−1)、
1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン・・・(5−2)、
1,1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−トリデカフルオロヘキサン・・・(5−3)、
1,1,2,2−テトラフルオロエチル−2,2,2−トリフルオロエチルエーテル・・・(5−4)、
パーフルオロトリブチルアミン・・・(5−5)、
(1−トリフルオロメチル)パーフルオロデカリン・・・(5−6)。
反応温度は、5〜80℃が好ましい。
反応時間は、0.1〜10時間が好ましい。
nの平均を調整するためには、化合物(3)と化合物(4)とのモル比を調整すればよい。
被覆層14の厚みは、0.1nm〜100μmが好ましく、より好ましくは1〜20nmである。
被覆層14の水に対する接触角は、90度以上が好ましく、95〜130度がより好ましい。被覆層14の水に対する接触角が90度以上であれば、樹脂材料からの離型性が良好となる。
被覆層14のn−ヘキサデカンに対する接触角は、30度以上が好ましく、35〜90度がより好ましい。被覆層14のn−ヘキサデカンに対する接触角が30度以上であれば、樹脂材料からの離型性が良好となる。
接触角は、JIS R3257にしたがって測定する。
以上説明したモールド10にあっては、被覆層14を構成する離型剤が、化合物(1)を含むため、モールド本体12から被覆層14が剥離しにくい。すなわち、化合物(1)のnの平均が2以上であるため、モールド本体12の材料と反応できる−Z基の数が、従来の離型剤である化合物(2)に比べ多くなり、被覆層14に含まれる化合物(1)は、化合物(2)に比べ、モールド本体12の表面に化学的に強固に結合している。その結果、モールド本体12から被覆層14が剥離しにくい。
<モールドの製造方法>
モールド10は、下記(a)〜(d)工程を経て製造される。
(a)モールド本体12を洗浄する工程。
(b)該モールド本体12の表面に離型剤の膜を形成する工程。
(c)離型剤の膜を加熱して被覆層14とし、モールド10を得る工程。
(d)必要に応じて、モールド10を洗浄する工程。
((a)の工程)
モールド本体12を洗浄する方法としては、下記方法が挙げられる。
(a−1)有機溶媒中にてモールド本体12を超音波洗浄する方法。
(a−2)酸または過酸化物の溶液中にてモールド本体12を煮沸洗浄する方法。
有機溶媒としては、アセトン、エタノール、化合物(5−1)等が挙げられる。
酸としては、硫酸、塩酸、スルファミン酸、ギ酸、クエン酸、グリコール酸等が挙げられる。
過酸化物としては、過酸化水素、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化バリウム、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過炭酸バリウム等の水溶液が挙げられる。
該洗浄の後、精製水でさらに洗浄し、乾燥した後、オゾン照射を行い、モールド本体12の表面を清浄化してもよい。
((b)の工程)
モールド本体12の表面に離型剤の膜を形成する方法としては、下記方法が挙げられる。
(b−1)離型剤溶液をモールド本体12の表面に塗布する方法。
(b−2)離型剤溶液にモールド本体12を浸漬する方法。
離型剤溶液は、たとえば、化合物(1)および溶媒を含む溶液を、必要に応じて希釈溶媒で希釈し、必要に応じて酸を添加することによって調製できる。離型剤溶液は、適宜必要に応じて、濃度を調節して使用することが好ましい。離型剤溶液中の離型剤の含有量は、0.001〜10質量%が好ましく、0.005〜5質量%がより好ましい。上記溶媒としては、前記ハロゲン化脂肪族溶媒又は前記ハロゲン化芳香族溶媒が好ましく、なかでも前記化合物(5−1)〜(5−6)がより好ましい。
希釈溶媒としては、1−ブタノール、イソプロパノール、エタノール、1−プロパノール、t−ブタノール等が挙げられる。
酸としては、塩酸、硫酸、硝酸等が挙げられる。
塗布方法としては、スピンコート法、キャスト法、スプレーコート法、ディップコート法等が挙げられる。
((c)工程)
加熱温度は、20〜180℃が好ましく、50〜180℃が特に好ましい。
加熱時間は、0.1〜24時間が好ましい。
加熱の際の雰囲気としては、大気下が好ましい。
((d)工程)
モールド10を洗浄する方法としては、好ましくはフッ素系溶媒にてモールド10を超音波洗浄する方法が挙げられる。
フッ素系溶媒としては、化合物(5−1)〜(5−6)が挙げられる。
以上説明したモールド10の製造方法にあっては、化合物(1)を含む離型剤を用いて被覆層14を形成しているため、モールド本体12から被覆層14が剥離しにくいモールド10を製造できる。
<微細構造を有する物品の製造方法>
モールド10を用いた、微細構造を有する物品の製造方法としては、たとえば、下記方法が挙げられる。
(I)図2に示すように、基板20上に形成された液状の光硬化性樹脂からなる樹脂材料層22に、モールド10を押しあてる、次いで、モールド10を樹脂材料層22に押しあてた状態で、またはモールド10を樹脂材料層22から分離した後に、樹脂材料層22に光を照射し、光硬化性樹脂を硬化させ、樹脂材料層22の表面に所望の微細構造を有する物品を得る方法。
(II)図2に示すように、基板20上に形成された熱可塑性樹脂からなる樹脂材料層22に、樹脂材料層22を熱可塑性樹脂のガラス転移温度以上に加熱した状態で、モールド10を押しあてる、次いで、モールド10を樹脂材料層22に押しあてた状態で、またはモールド10を樹脂材料層22から分離した後に、樹脂材料層22を冷却し、熱可塑性樹脂を固体状にして、樹脂材料層22の表面に所望の微細構造を有する物品を得る方法。
基板の形状としては、フィルムまたはシート状、板状、円筒状、円柱状等が挙げられる。
基板の材料としては、樹脂、ガラス、金属、セルロース素材等が挙げられる。
光硬化性樹脂としては、可視光線または紫外線によって硬化可能な、公知の光硬化性樹脂が挙げられる。
微細構造を有する物品としては、下記物品が挙げられる。
光学素子:マイクロレンズアレイ、光導波路、光スイッチング、液晶配向膜、フレネルゾーンプレート、ワイヤーグリッド、波長フィルター、偏光板、バイナリー素子、ブレーズ素子、フォトニクス結晶、反射防止フィルム、反射防止構造を具備する部材等。
チップ類:バイオチップ、μ−TAS(Micro−Total Analysis Systems)用のチップ、マイクロリアクターチップ等。
記録メディア:光ディスク等。
ディスプレイ材料:リブ等。
エネルギー関連:燃料電池、二次電池、キャパシタ、ペルチェ素子、太陽電池等。
半導体関連:MEMS(Micro−Electoro−Mechanical−System)、半導体装置等。
その他:触媒の担持体、フィルター、センサー部材、超撥水材料等。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例にのみに限定されるものではない。
例1、4は、実施例であり、例2、3、5は、比較例である。
(接触角)
被覆層の水またはn−ヘキサデカンに対する接触角は、JIS R3257にしたがい、接触角計(CA−X150型、協和界面科学社製)を用い、4μLの水またはn−ヘキサデカンを被覆層の表面に着滴させて測定した。
(耐久性)
0.5kgの荷重をかけながら、JKワイパー(クレシア社製、150−S)を被覆層の表面にて100往復させる拭き取り試験を行った。該試験後の、被覆層の水またはn−ヘキサデカンに対する接触角を測定し、該試験前後の接触角の変化から被覆層の耐久性を評価した。
(ナノインプリント試験)
離型層が形成されたモールドおよび被成型基板としてゼオノア(日本ゼオン社登録商標)をナノインプリント装置にセットし、モールドを170℃に加熱した。モールドを被成型基板に1000Nの力で押し付け、120秒保持した。モールドを120℃になるまで冷却し、モールドを被成型基板から離した。該試験後の接触角の変化から被覆層の耐久性を評価した。
〔例1〕
冷却管を備えた100mL丸底フラスコに、化合物(4−1)の0.74g(5.0mmol)を入れ、さらに該フラスコに、化合物(5−1)中に化合物(3−1)の4.97g(5.0mmol)を含む溶液の45.71gを入れ、窒素雰囲気下、50℃にて2時間反応を行った。
Figure 0004930517
反応終了後、反応粗液をフィルターでろ過し、化合物(5−1)中に化合物(11−1)を含む溶液の27.2gを得た。
Figure 0004930517
該溶液中の化合物(11−1)の濃度は、10.2質量%であった。GPCにより化合物(11−1)の数平均分子量(ポリスチレン換算)を測定し、nの平均を算出したところ、nの平均は2.8であった。
該溶液の1gを、1−ブタノールの9.18gに加え、さらに、塩酸の0.081gを加え、離型剤溶液を調製した。
モールド本体としてニッケル基板を用意し、該ニッケル基板をアセトン中にて超音波洗浄した。
該ニッケル基板の表面に、離型剤溶液を、回転数500rpmで10秒間スピンコートし、ついで、2000rpmで20秒間スピンコートし、離型剤の膜を形成した。
離型剤の膜を、ニッケル基板ごと150℃で1時間加熱し、ニッケル基板の表面に被覆層を形成し、モールドを得た。
モールドを化合物(5−1)中にて超音波洗浄した後、被覆層の水またはn−ヘキサデカンに対する接触角を測定した。また、拭き取り試験後の、被覆層の水またはn−ヘキサデカンに対する接触角を測定した。被覆層の剥離は見られなかった。結果を表1に示す。
〔例2〕
冷却管を備えた100mL丸底フラスコに、化合物(4−1)の0.099g(0.67mmol)を入れ、さらに該フラスコに、化合物(5−1)中に化合物(3−1)の6.6g(6.7mmol)を含む溶液の63.99gを入れ、窒素雰囲気下、50℃にて2時間反応を行った。
反応終了後、反応粗液をフィルターでろ過し、化合物(5−1)中に化合物(11−1)を含む溶液の63.2gを得た。
該溶液中の化合物(11−1)の濃度は、4.2質量%であった。GPCにより化合物(11−1)の数平均分子量(ポリスチレン換算)を測定し、nの平均を算出したところ、nの平均は17.0であった。
該溶液の1gを、イソプロピルアルコールの3.2gに加え、離型剤溶液を調製した。
モールド本体としてニッケル基板を用意し、該ニッケル基板をアセトン中にて超音波洗浄した。
該ニッケル基板の表面に、離型剤溶液を、回転数700rpmで20秒間スピンコートし、離型剤の膜を形成した。
離型剤の膜を、ニッケル基板ごと150℃で1時間加熱し、ニッケル基板の表面に被覆層を形成し、モールドを得た。
モールドを化合物(5−1)中にて超音波洗浄した後、被覆層の水に対する接触角を測定したところ66.0度であり、撥水性は確認できなかった。結果を表1に示す。
〔例3〕
パーフルオロヘキサン中に化合物(2)の1質量%を含む溶液(ダイキン工業社製、オプツールDSX)を用意し、該溶液を離型剤溶液とした。
モールド本体としてニッケル基板を用意し、該ニッケル基板をアセトン中にて超音波洗浄した。
該ニッケル基板の表面に、離型剤溶液を、回転数500rpmで10秒間スピンコートし、離型剤の膜を形成した。
離型剤の膜を、ニッケル基板ごと150℃で1時間加熱し、ニッケル基板の表面に被覆層を形成し、モールドを得た。
モールドを化合物(5−1)中にて超音波洗浄した後、被覆層の水またはn−ヘキサデカンに対する接触角を測定した。また、拭き取り試験後の、被覆層の水またはn−ヘキサデカンに対する接触角を測定した。結果を表1に示す。試験後の接触角が、ニッケル基板の接触角(水:76度、n−ヘキサデカン:10度未満)に近くなっており、被覆層の剥離が確認された。
Figure 0004930517
〔例4〕
例1と同様に反応を行い、化合物(11−1)を含む溶液の30.5gを得た。
該溶液の化合物(11−1)の濃度は、8.2質量%であった。GPCにより化合物(11−1)の数平均分子量(ポリスチレン換算)を測定し、nの平均を算出したところ、nの平均は4.1であった。
該溶液の1gを、イソプロピルアルコールの8.118gに加え、離型剤溶液を調製した。
モールド本体として、下記基板を用意した。
10mm×10mmの大きさのシリコンウェハにニッケルをスパッタして、表面をニッケルで覆った基板。
該基板をアセトン中にて超音波洗浄した。
該基板の表面に、離型剤溶液を、回転数700rpmで10秒間スピンコートし、離型剤の膜を形成した。
離型剤の膜を、基板ごと80℃、90%RHで1時間加熱し、さらに基板ごと150℃で1時間加熱し、基板の表面に被覆層を形成し、モールドを得た。
モールドを化合物(5−1)中にて超音波洗浄した後、被覆層の水に対する接触角を測定した。また、50回のナノインプリント試験後の、被覆層の水に対する接触角を測定した。結果を表2に示す。被覆層の剥離は見られなかった。
〔例5〕
パーフルオロヘキサン中に化合物(2)の1質量%を含む溶液(ダイキン工業社製、オプツールDSX)を用意し、該溶液を離型剤溶液とした。
モールド本体として、下記基板を用意した。
10mm×10mmの大きさのシリコンウェハにニッケルをスパッタして、表面をニッケルで覆った基板。
該基板をアセトン中にて超音波洗浄した。
該基板の表面に、離型剤溶液を、回転数700rpmで10秒間スピンコートし、離型剤の膜を形成した。
離型剤の膜を、基板ごと80℃、90%RHで1時間加熱し、基板の表面に被覆層を形成し、モールドを得た。
モールドを化合物(5−1)中にて超音波洗浄した後、被覆層の水に対する接触角を測定した。また、50回のナノインプリント試験後の、被覆層の水に対する接触角を測定した。結果を表2に示す。モールドへの被成型樹脂の付着が確認された。
Figure 0004930517
本発明のインプリント用モールドは、インプリント法、特にナノインプリント法に用いるモールドとして有用である。

なお、2007年2月7日に出願された日本特許出願2007−028268号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (6)

  1. モールド本体と、該モールド本体の表面に設けられた、離型剤からなる被覆層とを有し、前記離型剤が、下式(1)で表される化合物を含むことを特徴とするインプリント用モールド。
    Figure 0004930517
    ただし、Rは、Rf−X−であり、かつ左右のRは同一の基であり、Rfは、炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基であり、Xは、下式の(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位のうちの1種以上からなり、かつ該繰り返し単位の合計が1以上である基であり、Yは、炭素数2以上の有機基であり、nの平均は、2〜10であり、Zは、−Si(R(R3−mであり、Rは、水酸基または加水分解可能な基であり、Rは、水素原子または1価の炭化水素基であり、mは、1〜3の整数である。
    −(OC)− ・・・(u1)、
    −(OC)− ・・・(u2)、
    −(OCF)− ・・・(u3)。
    ただし、CおよびCは、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよい。
  2. 前記被覆層の水に対する接触角が90度以上である請求項1に記載のインプリント用モールド。
  3. 前記式(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位の合計が2〜20である請求項1又は2に記載のインプリント用モールド。
  4. 前記Yが下式(g1)で表される基である請求項1〜3のいずれかに記載のインプリント用モールド。
    Figure 0004930517
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のインプリント用モールドを製造する方法であって、
    前記モールド本体を洗浄する工程と、該モールド本体の表面に前記離型剤の膜を形成する工程と、該離型剤の膜を加熱して被覆層とする工程と、を有することを特徴とするインプリント用モールドの製造方法。
  6. 下式(1)で表される化合物と溶媒を含むことを特徴とするインプリント用モールド用の離型剤溶液。
    Figure 0004930517
    ただし、Rは、Rf−X−であり、かつ左右のRは同一の基であり、Rfは、炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基であり、Xは、下式(u1)〜(u3)で表される繰り返し単位のうちの1種以上からなり、かつ該繰り返し単位の合計が1以上である基であり、Yは、炭素数2以上の有機基であり、nの平均は、2〜10であり、Zは、−Si(R(R3−mであり、Rは、水酸基または加水分解可能な基であり、Rは、水素原子または1価の炭化水素基であり、mは、1〜3の整数である。
    −(OC)− ・・・(u1)、
    −(OC)− ・・・(u2)、
    −(OCF)− ・・・(u3)。
    ただし、CおよびCは、直鎖状であってもよく、分岐状であってもよい。
JP2008557054A 2007-02-07 2008-01-22 インプリント用モールドおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP4930517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008557054A JP4930517B2 (ja) 2007-02-07 2008-01-22 インプリント用モールドおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028268 2007-02-07
JP2007028268 2007-02-07
JP2008557054A JP4930517B2 (ja) 2007-02-07 2008-01-22 インプリント用モールドおよびその製造方法
PCT/JP2008/050826 WO2008096594A1 (ja) 2007-02-07 2008-01-22 インプリント用モールドおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008096594A1 JPWO2008096594A1 (ja) 2010-05-20
JP4930517B2 true JP4930517B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=39681505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008557054A Expired - Fee Related JP4930517B2 (ja) 2007-02-07 2008-01-22 インプリント用モールドおよびその製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7767309B2 (ja)
EP (1) EP2116350A4 (ja)
JP (1) JP4930517B2 (ja)
KR (1) KR20090117699A (ja)
CN (1) CN101610888B (ja)
TW (1) TW200904616A (ja)
WO (1) WO2008096594A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102027026B (zh) * 2008-05-29 2013-06-19 旭硝子株式会社 光固化性组合物及表面具有精细图案的成形体的制造方法
JP5195372B2 (ja) * 2008-12-08 2013-05-08 旭硝子株式会社 含フッ素重合体薄膜を有する基材及びその製造方法
JP5378858B2 (ja) * 2009-03-30 2013-12-25 富士フイルム株式会社 インプリント用モールド構造体、インプリント用モールド構造体の製造方法、インプリント方法、及び磁気記録媒体の製造方法
JP5285514B2 (ja) * 2009-06-24 2013-09-11 東京エレクトロン株式会社 テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP5285515B2 (ja) * 2009-06-24 2013-09-11 東京エレクトロン株式会社 テンプレート処理装置、インプリントシステム、離型剤処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
KR101473069B1 (ko) * 2010-03-25 2014-12-15 미쓰비시 레이온 컴퍼니, 리미티드 몰드의 제조 방법 및 미세 요철 구조를 표면에 갖는 물품의 제조 방법
WO2011122605A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 Hoya株式会社 インプリント用離型層付きモールド及びインプリント用離型層付きモールドの製造方法、コピーモールドの製造方法
JP5606826B2 (ja) * 2010-08-24 2014-10-15 Hoya株式会社 インプリント用離型層、インプリント用離型層付きモールド及びインプリント用離型層付きモールドの製造方法
KR20130071426A (ko) * 2010-03-30 2013-06-28 호야 가부시키가이샤 임프린트용 이형층 부착 몰드 및 임프린트용 이형층 부착 몰드의 제조 방법, 카피 몰드의 제조 방법
JP5798349B2 (ja) * 2010-03-30 2015-10-21 Hoya株式会社 離型層付きモールドおよびその製造方法ならびにモールドの製造方法
CN101807628B (zh) * 2010-04-02 2012-05-23 日强光伏科技有限公司 一种制作太阳能电池正面栅线电极的方法
CN101872081B (zh) * 2010-06-10 2012-02-08 复旦大学 光致形变液晶高分子三维可调谐光子晶体及其制备方法
US9393737B2 (en) 2010-08-06 2016-07-19 Soken Chemical & Engineering Co., Ltd. Resin mold for nanoimprinting
KR101565221B1 (ko) * 2010-12-09 2015-11-02 아사히 가세이 이-매터리얼즈 가부시키가이샤 미세 구조 적층체, 미세 구조 적층체의 제작 방법 및 미세 구조체의 제조 방법
JP5653769B2 (ja) * 2011-01-19 2015-01-14 富士フイルム株式会社 ナノインプリント方法
CN103392135A (zh) * 2011-02-22 2013-11-13 旭硝子株式会社 微细结构成形体和包括该微细结构成形体的液晶显示装置
US9434094B2 (en) * 2011-02-28 2016-09-06 Tanazawa Hakkosha Co., Ltd. Molding die and method for manufacturing same
US20120261849A1 (en) * 2011-04-14 2012-10-18 Canon Kabushiki Kaisha Imprint apparatus, and article manufacturing method using same
JP6090732B2 (ja) * 2012-05-14 2017-03-08 東洋合成工業株式会社 光インプリント方法
CN103199268B (zh) * 2013-03-11 2016-02-03 中国科学院上海高等研究院 基于纳米压印技术的有序纳米结构膜、有序纳米结构膜电极的制备及应用
JPWO2017018007A1 (ja) * 2015-07-30 2017-07-27 株式会社棚澤八光社 樹脂成形用型
KR20190083215A (ko) 2018-01-03 2019-07-11 정장수 삽입 및 중심 고정형 드릴팁이 결합 된 드릴 공구
CN114488686A (zh) * 2020-10-26 2022-05-13 浙江水晶光电科技股份有限公司 一种压印母版及其制备方法
CN112571687A (zh) * 2020-12-28 2021-03-30 上海建工四建集团有限公司 一种高开孔率复合硅胶模具

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5288891A (en) * 1990-11-22 1994-02-22 Nippon Oil And Fats Co. Ltd. Fluoralykyl group-containing organosilicon oligomer, method for preparing same and surface treating agent
JPH04296336A (ja) * 1991-03-27 1992-10-20 Nippon Oil & Fats Co Ltd 表面処理剤
JPH05339007A (ja) * 1992-06-08 1993-12-21 Shin Etsu Chem Co Ltd 含フッ素有機けい素化合物およびその製造方法
DE69624923T2 (de) * 1995-08-11 2003-08-21 Daikin Industries, Ltd. Silizium enthaltende organische fluorpolymere und ihre verwendung
JPH10113936A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Sumitomo Chem Co Ltd キャストシートの製造方法
DE19819761C2 (de) * 1998-05-04 2000-05-31 Jenoptik Jena Gmbh Einrichtung zur Trennung eines geformten Substrates von einem Prägewerkzeug
JP4524943B2 (ja) * 2001-03-27 2010-08-18 ダイキン工業株式会社 半導体素子のパターン形成方法及びインプリント加工用モールドの製造方法
US6649272B2 (en) * 2001-11-08 2003-11-18 3M Innovative Properties Company Coating composition comprising fluorochemical polyether silane polycondensate and use thereof
US20040168613A1 (en) * 2003-02-27 2004-09-02 Molecular Imprints, Inc. Composition and method to form a release layer
KR101357816B1 (ko) * 2004-11-24 2014-02-04 몰레큘러 임프린츠 인코퍼레이티드 몰드와 중합가능한 조성물 사이에 바람직한 특성을제공하는 방법 및 조성물
JP2007028268A (ja) 2005-07-19 2007-02-01 Kddi Corp 不正パケットを送信する端末の帯域割当を制限する基地局、システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW200904616A (en) 2009-02-01
EP2116350A1 (en) 2009-11-11
US7767309B2 (en) 2010-08-03
WO2008096594A1 (ja) 2008-08-14
CN101610888A (zh) 2009-12-23
CN101610888B (zh) 2012-10-17
EP2116350A4 (en) 2011-06-22
US20090285927A1 (en) 2009-11-19
JPWO2008096594A1 (ja) 2010-05-20
KR20090117699A (ko) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4930517B2 (ja) インプリント用モールドおよびその製造方法
JP5292622B2 (ja) 樹脂製モールド、その製造方法およびその使用方法
JP2008238502A (ja) インプリント用モールドの製造方法
EP2463073B1 (en) Resin mold for imprinting and method for producing same
US8202468B2 (en) Nanoimprint resist, nanoimprint mold and nanoimprint lithography
KR101416112B1 (ko) 재료를 서로 접착하는 방법 및 조성물
JP5309579B2 (ja) 樹脂成形金型及びその製造方法
US20060258163A1 (en) Methods of fabricating nano-scale and micro-scale mold for nano-imprint, and mold usage on nano-imprinting equipment
KR20110021727A (ko) 광경화성 조성물 및 표면에 미세 패턴을 갖는 성형체의 제조 방법
WO2011094317A2 (en) Micro-conformal templates for nanoimprint lithography
JP2006512213A (ja) 成形工具を製造するための方法およびその成形工具を用いて形成された記憶媒体
JP2010184485A (ja) インプリント用型、インプリント用型の製造方法及び再生方法
JPWO2009078313A1 (ja) 表面改質剤およびそれを含む塗膜を有する物品
US12076966B2 (en) Shape memory contact printing methods
KR101321104B1 (ko) 나노 임프린트용 스탬프의 제조 방법
Taniguchi et al. Ultraviolet nanoimprint lithography

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees