[go: up one dir, main page]

JP4930224B2 - ネットワーク装置 - Google Patents

ネットワーク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4930224B2
JP4930224B2 JP2007171748A JP2007171748A JP4930224B2 JP 4930224 B2 JP4930224 B2 JP 4930224B2 JP 2007171748 A JP2007171748 A JP 2007171748A JP 2007171748 A JP2007171748 A JP 2007171748A JP 4930224 B2 JP4930224 B2 JP 4930224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral device
caller
terminal
access
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007171748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009009453A (ja
Inventor
哲 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007171748A priority Critical patent/JP4930224B2/ja
Priority to US12/163,221 priority patent/US7899920B2/en
Publication of JP2009009453A publication Critical patent/JP2009009453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4930224B2 publication Critical patent/JP4930224B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/387Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of different data processing systems to different peripheral devices, e.g. protocol converters for incompatible systems, open system

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

本発明は、ネットワークに接続されるとともに周辺装置を接続することが可能であり、接続された周辺装置に対するネットワーク上の端末からのアクセスを制御するネットワーク装置に関する。特に、未接続の周辺装置に対してアクセス権を予約することができ、接続直後に他の端末からアクセスされることを防止できるネットワーク装置に関する。
様々な装置がネットワークに直接接続されることが可能となっているが、ネットワークに直接できない周辺装置も多く存在する。そのような周辺装置には、例えばUSB、RS232C等をインタフェイスにする周辺装置がある。
ネットワークに直接接続されることができる周辺装置は、複数の端末から同時にアクセスされることを前提としている。しかしながら、USB等をインタフェイスにする周辺装置は、ひとつの装置に接続され、その装置との間で1対1のアクセスしかすることができない。本明細書では、複数の端末からの同時アクセスをすることができず、接続先の装置との間で1対1のアクセスを行なう周辺装置をシングルアクセス周辺装置、または単に周辺装置と称する。また、「アクセス」とは、周辺装置との間でデータの授受を行うことをいう。換言すれば、「アクセス」とは、周辺装置を通信することをいう。
そのような周辺装置は、ネットワークに接続可能な端末に接続し、その端末を介してネットワーク上の他の端末から利用することができる。
しかしながら、周辺装置は、複数の端末からの同時アクセスができないため、ある端末が周辺装置へアクセスしているときに他の端末はその周辺装置にアクセスすることができない。例えば周辺装置がスキャナである場合、あるユーザがスキャナに原稿をセットしてから自分の端末に戻る間に、他のユーザがそのスキャナへアクセスしてしまう事態が起こり得る。そこで、特許文献1には、自己に接続されている周辺装置に対する他の端末からのアクセス権を予約することのできる装置が開示されている。以下では、ネットワークに接続されるとともに周辺装置を接続することが可能な装置をネットワーク装置と称する。
特開2001−236301号公報
周辺装置が既にネットワーク装置に接続されている場合には、どのような周辺装置が接続されているかをネットワーク機器も他の端末も認識できるため、特許文献1の技術によって、予め周辺装置を予約することができる。
ところで、装置と1対1で接続されることを前提としている周辺装置は、論理的な接続(ソフトウエア的な接続)を確立するプロトコルが簡単であるため、容易に脱着が可能であることが多い。従って、周辺装置を新たにネットワーク装置に接続し、その後に自己の端末へ戻ってその周辺装置を使用する場合が想定される。例えば、原稿をセットしたスキャナをネットワーク装置へ新たに接続し、その後、自己の端末に戻ってそのスキャナを使用する場合などである。特許文献1に開示されたネットワーク装置は、未接続の周辺装置に対してはその周辺装置を特定できないためアクセス権を予約することができない。そのため特許文献1に開示されたネットワーク装置では、周辺装置を新たに接続する事態に対しては、周辺装置を接続した本来のユーザがアクセスする前に他のユーザのアクセスを許してしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ネットワーク上の端末から、ネットワーク装置に未接続の周辺装置に対してアクセス権を予約することができるネットワーク装置を提供することにある。
本発明に係るネットワーク装置は、接続手段と検知手段と通信手段とアクセス制御手段を備える。
接続手段は、周辺装置を着脱することができる。検知手段は、接続手段に新たに接続された周辺装置を検知する。通信手段は、ネットワーク上の端末から、ネットワーク装置に未接続の周辺装置に対するアクセス権を予約する予約コマンドとその予約コマンドの発信者を特定する発信者IDを受信する。アクセス制御手段は、検知手段が新たに接続された周辺装置を検知した場合に、検知された周辺装置に対する、受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する処理を行う。
接続手段は、例えば周辺装置と通信ケーブルを接続する物理的なコネクタでよい。検知手段の例としては、プラグアンドプレイ機能を備えたデバイス認識ソフトウエアがある。発信者IDは、例えば予約コマンドを送信する端末のIPアドレスや、その端末のユーザが入力するパスワードである。前者の場合は予約コマンドを送信した端末が「発信者」となり、後者の場合はパスワードを入力したユーザが「発信者」となる。
上記のネットワーク装置は、予約コマンドを受信した後に新たに接続された未接続の周辺装置に対して無条件に受信した発信者IDへ排他的なアクセス権を設定する。未接続の周辺装置を特定することなく、その周辺装置に対して予めアクセス権を予約することができる。
周辺装置には、自己を識別するための周辺装置IDが付されている場合がある。そのような場合には、本発明のネットワーク装置は、次の技術的特徴を備えることが好ましい。通信手段は、予約コマンドと発信者IDとともに予約対象の周辺装置を識別する周辺装置IDを受信する。アクセス制御手段は、検知された周辺装置が、受信した周辺装置IDと同じ周辺装置IDを有する場合に、検知された周辺装置に対する、受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する。
ユーザは、周辺装置IDによって、アクセス権を予約する周辺装置を特定する。そうすることによって、複数のユーザが同時に異なる周辺装置(未接続の周辺装置)に対してアクセス権を予約することができる。
本発明のネットワーク装置は、次の技術的特徴を備えることが好ましい。通信手段は、周辺装置IDを伴わない第1予約コマンドと周辺装置IDを伴う第2予約コマンドを受信することができる。アクセス制御手段は、検知された周辺装置が受信した周辺装置IDと同じ周辺装置IDを有しない場合には、検知された周辺装置に対する、第1予約コマンドとともに受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する。また、アクセス制御手段は、検知された周辺装置が受信した周辺装置IDと同じ周辺装置IDを有する場合には、検知された周辺装置に対する、第2予約コマンドとともに受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する。
予約コマンド受信手段が、一の発信者からの周辺装置IDを伴わない予約コマンドを受信した後、新たに周辺装置が検知される前に、他の発信者からの周辺装置IDを伴う予約コマンドを受信した場合でも、両予約コマンドを両立させることができる。つまり、他の発信者により指定された周辺装置IDが付された周辺装置が検知された場合でも、一の発信者からのその周辺装置へのアクセスは拒否され、一の発信者よりも後に予約コマンドを送信した他の発信者からのアクセスのみを許可することができる。
また、周辺装置には、自己が属するカテゴリを特定するためのカテゴリIDが付されている場合がある。そのような場合には、本発明のネットワーク装置は次の技術的特徴を備えることが好ましい。通信手段は、予約コマンドと発信者IDとともに予約対象の周辺装置のカテゴリを特定するカテゴリIDを受信する。アクセス制御手段は、検知された周辺装置が、受信したカテゴリIDと同じカテゴリIDを有する場合に、検知された周辺装置に対する、受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する。
例えば、USB規格では、周辺装置を機能別に区別するカテゴリ(USB規格では「クラス」と称されている)として、オーディオ、マスストレージ、プリンタ、イメージング等のカテゴリ(クラス)が規定されている。USB規格に準拠した周辺装置は、自己が属するカテゴリを特定するためのカテゴリIDを記憶しており、端末に接続されると、自己が記憶しているカテゴリIDを端末に送信する。そのようなカテゴリIDを活用することによって、未接続の周辺装置を一意に特定することができずとも、異なるカテゴリに属する周辺装置であれば、同時に複数の未接続の周辺装置に対してアクセス権を予約することができる。
本発明のネットワーク装置は、次の技術的特徴を備えることが好ましい。アクセス制御手段は、検知された周辺装置に対する、受信した発信者IDで特定される発信者からのアクセスを受理した後に、受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスの拒否処理を解除する。またアクセス制御手段は、受信した発信者IDと検知された周辺装置の周辺装置IDを記憶する。さらに、アクセス制御手段は、記憶した周辺装置IDを有する周辺装置の接続が再び検知された場合に、再び検知された周辺装置に対する記憶した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する。
未接続の周辺装置に対してアクセス権を予約し、周辺装置が接続されて予約コマンドを送信した発信者がその周辺装置にアクセスした後は、自動的にアクセス制限を解除する。これによって、その周辺装置に対して他のユーザがアクセス可能となる。特定のユーザがアクセス権を予約してアクセスした周辺装置は、そのユーザが管理する周辺装置である場合がある。そこで、上記のネットワーク装置は、予約コマンドを発信したユーザが予約した周辺装置へアクセスしたのちにアクセス制限を解除するが、その周辺装置が再び接続された場合に、自動的に、最初に予約コマンドを発信したユーザに対して排他的なアクセス権を設定する。ユーザは、周辺装置を接続する毎に予約コマンドを送信する必要がない。
本発明のネットワーク装置は、次の技術的特徴を備えることが好ましい。アクセス制御手段は、予約コマンドを受信してから所定時間以内に検知手段が新たに接続される周辺装置を検知しなかった場合に、新たに接続される周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスの拒否処理を解除する。アクセス権を予約したユーザが何らかの理由で周辺装置を接続しなかった場合でも、未接続の周辺装置に対するアクセス権の予約が自動的に解除される。
本発明によれば、ネットワーク上の端末から、ネットワーク装置に未接続の周辺装置に対してアクセス権を予約することができるネットワーク装置を実現できる。
(第1実施例)
図面を参照して本発明の実施例を説明する。第1実施例のネットワーク装置は、ネットワークに接続されるとともに周辺装置を接続することが可能であり、接続された周辺装置に対するネットワーク上の端末からのアクセスを制御するサーバ2である。
図1にサーバ2のブロック図を示す。なお、図1に示すブロック図は、後述する他の実施例においても参照する。他の実施例におけるサーバの構成は本実施例のサーバ2の構成と同じであり、処理する内容が異なる。各実施例のサーバを区別するために、第2実施例におけるサーバを「サーバ102」として表し、第3実施例におけるサーバを「サーバ202」として表し、第4実施例におけるサーバを「サーバ302」として表す。サーバ2は、ネットワーク60に接続されている。ネットワーク60には、ユーザが操作する複数の端末50a、50b、50cが接続されている。
サーバ2は、周辺装置を接続するための複数のポート6a、6b、6cを備えている。ポート6a、6b、6cは、物理的には周辺装置のケーブルを脱着するコネクタである。図1には、ポート6aに周辺装置70aが接続されており、ポート6bに周辺装置70bが接続されている状態が示されている。また、破線で示す周辺装置72は、未接続の周辺装置を示している。周辺装置70a、70b、72は、プリンタやイメージングデバイス、或いは大容量記憶装置等である。
以下では、参照番号に英字の添え字が付されている複数の同種の装置を総称する場合に符号を省略して表記する。例えば、ポート6a、6b、6cを総称する場合には英字の添え字を省略して単に「ポート6」と表記する。
ユーザは、端末50から周辺装置70を利用することができる。すなわち、端末50からネットワーク60とサーバ2を介して周辺装置70へアクセスすることができる。周辺装置70は、一度にひとつの端末とだけしか通信することができない。そこで、サーバ2が、端末50から周辺装置70へのアクセスを制御する。
端末50は、サーバ2に対して、未だサーバ2に接続されていない周辺装置72に対する排他的なアクセス権を予約することができる。換言すれば、サーバ2によって、端末50のユーザは、新たに接続される周辺装置72に対して予めアクセス権を予約することができる。端末50のユーザは、新たに接続される周辺装置72を指定することなしに予約することができる。
サーバ2は、CPU8、ポートコントローラ4、記憶装置10を備えている。CPU8は、記憶装置10に記憶されている各種のプログラムに基づいて、各種の処理を実行する。ポートコントローラ4は、夫々のポート6a、6b、6cに接続されている周辺装置と、1対1の通信を行う。ポートコントローラ4は、CPU8とも接続されており、CPU8によって制御される。すなわち、CPU8は、ポートコントローラ4を介して周辺装置70と接続されている。
記憶装置10には、ポート制御プログラム12、通信プログラム14、アクセス制御プログラム18、及び、データファイル18を記憶している。なお、図1に表記された「PGM」の文字は「プログラム」を意味している。データファイル18は、端末50から受信したデータや接続された周辺装置70のデータを記述しているファイルである。
記憶装置10に記憶されたプログラムの機能を概説する。
ポート制御プログラム12には、ポートコントローラ4を制御し、サーバ2に接続された周辺装置70とCPU8(すなわちサーバ2)の間の通信を制御する処理が記述されている。また、ポート制御プログラム12によって、ポート6に新たに接続された周辺装置72を検知することができる。また、各周辺装置70、72には、個々の周辺装置を特定するデバイスID(周辺装置ID)が記憶されている。ポートプログラム12には、新たな周辺装置の接続を検知すると、その周辺装置から、デバイスIDを取得する処理が記述されている。例えば、未接続の周辺装置72が新たにポート6cに接続されると、サーバ2は、新たに接続された周辺装置72から、その周辺装置72に記憶されたデバイスIDを取得する。周辺装置から取得したデバイスIDは、データファイル18に記憶される。
通信プログラム14には、ネットワーク60を介した端末50とサーバ2の間の通信を制御する処理が記述されている。また、通信プログラム14には、端末50からコマンド等のデータを受信するとともに、サーバ2から端末50へメッセージ等のデータを送信する処理が記述されている。受信したコマンド等のデータは、データファイル18に記憶される。
本実施例で説明するコマンドには、予約コマンド、接続コマンド、切断コマンドがある。予約コマンドは、サーバ2に未接続の周辺装置72に対するアクセス権の予約をサーバ2に要求するコマンドである。接続コマンドは、サーバ2に接続されている周辺装置70(未接続の周辺装置72が新たに接続された後にはその周辺装置72を含む)との通信の確立をサーバ2に要求するコマンドである。サーバ2によって接続コマンドが受理されると、端末50から周辺装置70へのアクセスが可能となる。従って、所定の端末からの接続コマンドに対してその所定の端末と周辺装置の間の接続を確立しない場合が、サーバ2がその端末から周辺装置へのアクセスを拒否することを意味する。
切断コマンドは、周辺装置70との間に確立された通信の切断をサーバ2に要求するコマンドである。
端末50は、予約コマンドを送信する際には、コマンドとともにコマンドの発信者(ユーザ)を識別するユーザID(発信者ID)を送信する。なお、本実施例におけるユーザIDは、コマンドを送信する端末50(ユーザが操作する端末50)のIPアドレスである。ユーザIDは、ユーザが端末50に入力するパスワード等であってもよい。
端末50は、切断コマンドを送信する際には、コマンドとともに、ユーザIDと、切断の対象となる周辺装置を識別するためのデバイスID(周辺装置ID)を送信する。なお、デバイスIDは、前述したように、ポート制御プログラム12によって、未接続の周辺装置72がポート6に接続されたときに、その新たに接続された周辺装置72から取得される。ポート制御プログラム12によって取得されたデバイスIDは、各端末50へ送信される。従って、各端末50は、切断コマンドを送信する際に、コマンドとともにデバイスIDを送信することができる。
また、端末は、接続コマンドを送信する際には、コマンドとともに、ユーザIDと、接続する対象となる周辺装置を特定するためのデバイスIDを送信する。
サーバ2が端末50へ送信する主なメッセージには次の種類がある。
・OK_RESERVED(予約成立を表すメッセージ)
・NG_O_RESERVED(予約不成立(他の端末が予約中)を表すメッセージ)
・OK_CONNECTED(接続成立を表すメッセージ)
・OK_DISCONNECTED(切断が成功したことを表すメッセージ)
・NG_O_CONNECTED(他の端末が接続中であることを表すメッセージ)
・NG_NOT_CONNECTED(指定された周辺装置がポートに接続されていない旨を表すメッセージ)
アクセス制御プログラム16には、端末50から周辺装置70へのアクセスを制御する処理が記述されている。すなわち、アクセス制御プログラム16によって、サーバ2は、特定の端末50と周辺装置70との間の通信を許可するか、或いは拒否するかを決定する。サーバ2は、端末50から予約コマンドを受信すると、その端末50(ユーザIDによって特定される端末)に対して、予約コマンド受信後に新たに接続される周辺装置72への排他的なアクセス権を設定する。すなわち、サーバ2は、予約コマンドを受理すると、予約コマンド受信後に新たに接続された周辺装置72と他の端末との間の通信を確立しない、別言すれば、サーバ2は、予約コマンドを受理すると、予約コマンド受信後に新たに接続された周辺装置72への他の端末からのアクセスを拒否する。
サーバ2が実行する処理について説明する。
まず、サーバ2が、端末50からコマンドを受信するメイン処理について説明する。図2は、サーバ2が実行するメイン処理のフローチャート図である。このフローチャートの処理は、通信プログラム14に記述されている。
サーバ2は、端末50からコマンドを受信すると(ステップS2)、そのコマンドを解析してコマンドの種類に応じた処理(予約処理、接続処理、切断処理)を起動する(ステップS3−S8)。
次に、図2に示した予約処理(ステップS4)、接続処理(ステップS6)、及び(切断処理(ステップS8)の夫々について説明する。これらの処理は、アクセス制御プログラム16に記述されている。なお、以下では、図1に示す未接続の周辺装置72を予約の対象とする。
図3は、予約処理のフローチャート図である。
予約処理ではまず、「ブロックフラグ」がONであるか否かを確認する(ステップS10)。ここで、「ブロックフラグ」とは、プログラム中で定義されているフラグであり、既に予約が成立しているか否かを示すフラグである。「ブロックフラグ」は、後述する所定の処理によって「ON」或いは「OFF」に設定される。「ON」は既に予約が成立していることを表し、「OFF」は予約が成立していないことを表す。
「ブロックフラグ」が「ON」の場合には(ステップS10:YES)、すなわち、既に予約コマンドを受け付けて予約が成立している場合には、重複して予約コマンドを受け付けないために、予約コマンドを発した端末50(ユーザIDによって特定される端末)に対して「NG_O_RESERVED」メッセージ(他の端末が予約中であることを表すメッセージ)を送信して処理を終了する(ステップS16)。
「ブロックフラグ」が「OFF」の場合には(ステップS10:NO)、すなわち、まだ予約が成立していない場合には、「ブロックフラグ」に「ON」を設定するとともに、予約コマンドとともに受信したユーザIDを記憶する(ステップS12)。次に、「OK_RESERVED」メッセージ(予約が成立した旨を表すメッセージ)を端末へ送信する(ステップS14)。ステップS12の処理において「ブロックフラグ」に「ON」が設定されるため、以後、「ブロックフラグ」に「OFF」が設定されるまでの間は、サーバ2は、他の予約コマンドを受け付けることがない。
ユーザは、未接続の周辺装置72の予約が完了すると、サーバ2のポート6に周辺装置72を接続する。従って、以下では、周辺装置72は、新たに接続された周辺装置72となる。なお、サーバ2は、周辺装置72が新たに接続されると、周辺装置72からデバイスIDを取得し、端末50へ送信する。
図4に、接続処理のフローチャート図を示す。なお、前述したように、サーバ2は、接続コマンドとともに、接続対象となる周辺装置を特定するためのデバイスIDと、接続コマンドを送信した端末50を特定するユーザIDを受信する。
接続処理ではまず、「ブロックフラグ」が「ON」であるか否かを確認する(ステップS20)。前述したように、「ブロックフラグ」が「ON」の場合は、既に予約が成立していることを意味し、「OFF」の場合は予約が成立していないことを意味する。
「ブロックフラグ」が「ON」の場合(ステップS20:YES)、接続コマンドとともに受信したユーザIDと、ステップS12(図3参照)において記憶したユーザID(予約コマンドとともに受信したユーザID)が一致するか否かを確認する(ステップS22)。一致しない場合(ステップS22:NO)、接続コマンドを送信した端末と予約コマンドを送信した端末が異なるので、接続コマンドを送信した端末とデバイスIDで特定される周辺装置を接続せずに処理を終了する。すなわち、予約コマンドを送信した端末以外の端末ユーザからの周辺装置へのアクセスを拒否する。この場合、「NG_O_RESERVED」メッセージ(既に他者が予約中である旨を表すメッセージ)を、接続コマンドを送信した端末(受信したユーザIDによって特定される端末)へ送信して処理を終了(ステップS24)。
接続コマンドとともに受信したユーザIDと、ステップS12において記憶したユーザIDが一致する場合には(ステップS22:YES)、予約コマンドを送信した端末と接続コマンドを送信した端末が一致するので、ステップS26へ移行し、受信したユーザIDによって特定される端末と受信したデバイスIDによって特定される周辺装置の接続を試みる。すなわち、受信したデバイスIDで特定される周辺装置が既に接続中(他の端末との間に通信が確立中)であるか否かを確認し(ステップS26)、接続中でない場合(ステップS26:NO)、受信したユーザIDによって特定される端末と受信したデバイスIDによって特定される周辺装置を接続する(ステップS28)。その後、「ブロックフラグ」に「OFF」を設定し(ステップS30)、「OK_CONNECTED」メッセージ(接続成立を表すメッセージ)を端末50へ送信して処理を終了する(ステップS32)。
デバイスIDで特定される周辺装置が他の端末と接続中の場合(ステップS26:YES)、「NG_O_CONNECTED」メッセージ(他の端末が接続中であることを表すメッセージ)を端末へ送信して処理を終了する(ステップS34)。
なお、ステップS22に続いてステップS26が実行される場合にステップS26の判断が「YES」となるのは、接続コマンドとともに受信したデバイスIDによって特定される周辺装置が、予約コマンドを受信する前から他の端末から接続されている場合である。この場合は、ユーザ(予約コマンドを送信した端末)が、新たに接続する周辺装置に対して予約をしたものの、予約コマンドに続いて送信する接続コマンドに誤ったデバイスID(新たに接続した周辺装置のデバイスIDではなく、予約コマンド送信時に既に接続されていた周辺装置のデバイスID)を付加してしまった場合である。そのため、ステップS22に続いて実行されるステップS26の判断が「YES」の場合には、「ブロックフラグ」に「OFF」を設定することなく処理を終了し、予約状態を維持する(「ブロックフラグ」の設定を「ON」に維持する)。そうすることによって、接続コマンドに誤ったデバイスIDが付加されていた場合に、予約が取り消されることを防止できる。
ステップS28の処理が実行されると、端末から周辺装置へのアクセスが可能となる。また、ステップS30の処理によって、新たな予約コマンドを受け付けることが可能となる。
「ブロックフラグ」が「OFF」の場合(ステップS20:NO)は、前述した図3の処理が実行されていない場合である。すなわち、未接続の周辺装置72に対する予約が行われていない場合である。この場合には、ステップS26へ移行し、受信したユーザIDによって特定される端末と受信したデバイスIDによって特定される周辺装置の接続を試みる。なお、ステップS26移行の処理は、前述したとおりであるので説明を省略する。
図5に、切断処理のフローチャート図を示す。なお、前述したように、受信する切断コマンドには、ユーザIDと、切断の対象となる周辺装置を特定するデバイスIDが付されている。
サーバ2は、切断コマンドとともに受信したデバイスIDによって特定される周辺装置と、切断コマンドを送信した端末(受信したユーザIDによって特定される端末)の間の通信を切断する(ステップS40)。次いで、「OK_DISCONNECTED」メッセージ(切断が成功した旨を示すメッセージ)を端末へ送信する(ステップS42)。
上記のサーバ2は、端末50から予約コマンドを受信すると、予約コマンドを送信した端末のユーザIDを記憶するとともに、「ブロックフラグ」に「ON」を設定する(図3、ステップS12)。「ブロックフラグ」に「ON」が設定されると、予約コマンドを発信した端末と同じ端末から接続コマンドが送信されるまで、他の端末からの接続コマンドは一切拒否される(図4、ステップS20、S22)。他方、予約コマンドを発信した端末と同じ端末から接続コマンドが送信されると、その端末と周辺装置を接続する(ステップS22、S28)。
以上の処理では、予約時にデバイスIDを必要としない。従って、未接続の周辺装置のデバイスIDが不明であっても、その周辺装置に対するアクセス権を予約することができる。
(第2実施例)
次に第2実施例のサーバ102(ネットワーク装置)について説明する。サーバ102は、図1のブロック図と同じ構成を有しているので、サーバ102の構成については説明を省略する。サーバ102が備える装置やプログラムを表すときは、図1のブロック図の参照番号を援用する。
第2実施例のサーバ102と第1実施例のサーバ2は、実行する処理が異なる。
サーバ102は、新たに接続する周辺装置を特定せずにその周辺装置へのアクセス権を予約すると同時に、新たに接続する周辺装置を特定してその周辺装置へのアクセス権を予約することができる。
サーバ102は、ユーザIDのみを付した予約コマンドと、予約対象の周辺装置を特定するデバイスIDとユーザIDの両者を付した予約コマンドを受け付けることができる。
サーバ102が実行するメイン処理は図2に示した処理と同じであるので説明を省略する。サーバ102が実行する切断処理は、図5に示した処理と同じであるので説明を省略する。サーバ102は、予約処理と接続処理が第1実施例のサーバ2と異なる。
サーバ102の予約処理を説明する。図6に、サーバ102の予約処理のフローチャート図を示す。
サーバ102の予約処理ではまず、予約コマンドにデバイスIDが付されているか否かを確認する(ステップS40)。デバイスIDが付されていない場合は(ステップS40:NO)、図3のフローチャートの処理へ移行する(ステップS50)。すなわち、予約コマンドにデバイスIDが付されていない場合は、第1実施例の場合と同じ処理が実行される。
予約コマンドにデバイスIDが付されている場合は(ステップS40:YES)、そのデバイスIDで特定される周辺装置が既にサーバ102に接続されており、他の端末と接続中であるか否かを確認する(ステップS42)。デバイスIDで特定される周辺装置が既に他の端末と接続中の場合は(ステップS42:YES)、予約することができないので、予約コマンドを送信した端末(ユーザIDによって特定される端末)へ、「NG_O_CONNECTED」メッセージ(他の端末が接続中であることを表すメッセージ)を送信して処理を終了する(ステップS52)。
デバイスIDで特定される周辺装置が他の端末と接続中でない場合(ステップS42:NO)、受信したデバイスIDが既に予約リストに登録されているか否かを確認する(ステップS44)。予約リストは、サーバ102の記憶装置(図1の記憶装置20)に記憶されているデータファイル18であり、次のステップS46で説明するように、予約コマンドに付されたユーザIDとデバイスIDを対応付けるデータである。
受信したデバイスIDが予約リストに登録されていない場合(ステップS44:NO)受信した予約コマンドに付されたユーザIDとデバイスIDを対応付けて予約リストへ登録する(ステップS46)。ユーザIDとデバイスIDが対応付けられて予約リストに登録されることによって、周辺装置(デバイスIDによって特定される周辺装置)の予約が成立する。その後、ユーザIDによって特定される端末へ、「OK_RESERVED」メッセージ(予約が成立したことを表すメッセージ)を送信する(ステップS48)。
受信したデバイスIDが予約リストに登録されている場合(ステップS44:YES)、受信したデバイスIDによって特定される周辺装置が既に他の端末によって予約されているので、ユーザIDによって特定される端末へ「NG_O_RESERVED」メッセージ(既に他の端末が予約中である旨を表すメッセージ)を送信する(ステップS54)。
次に、サーバ102の接続処理について説明する。図7に、サーバ102の接続処理のフローチャート図を示す。前述したように、サーバ102は、接続コマンドとともに、接続コマンドを送信した端末を特定するユーザIDと、接続の対象となる周辺装置を特定するデバイスIDを受信する。
サーバ102は、受信したデバイスIDが、登録リストに登録されているか否かを確認する(ステップS60)。受信したデバイスIDが登録リストに登録されていない場合は、そのデバイスIDを指定した予約コマンドを受け付けていないことを意味する。従って、登録リストに登録されていないデバイスIDによって特定される周辺装置は、デバイスIDを指定しない予約コマンドの対象となっている可能性がある。そこで、ステップS60の判断がNOの場合は、デバイスIDを指定しない予約コマンドに対する処理である図4のフローチャートの処理へ移行する(ステップS70)。
ステップS60の判断がYESの場合は、受信したデバイスIDによって特定される周辺装置が既に予約されていることを意味する。この場合には、登録リストから、受信したデバイスIDに対応付けられて登録されているユーザIDを抽出する。このユーザIDで特定される端末が、登録されたデバイスIDによって特定される周辺装置を予約した端末である。そこで、接続コマンドとともに受信したユーザIDが、登録されたユーザIDに一致するか否かを確認する(ステップS62)。一致しない場合は(ステップS62:NO)、登録されているデバイスIDによって特定される周辺装置は、接続コマンドを送信した端末(接続コマンドとともに受信したユーザIDによって特定される端末)から予約されたものでないことを意味する。この場合には、「NG_O_RESERVED」メッセージ(既に他の端末が予約中である旨を表すメッセージ)を送信して処理を終了する(ステップS72)。
ステップS62の判断がYESの場合は、登録されているデバイスIDによって特定される周辺装置が、接続コマンドを送信した端末(接続コマンドとともに受信したユーザIDによって特定される端末)によって予約されていることを意味する。この場合には、受信したユーザIDによって特定される端末と登録されたデバイスIDによって特定される周辺装置を接続する(ステップS64)。すなわち、端末と周辺装置の間の通信を確立する。通信が確立すると、端末50から周辺装置へのアクセスが可能となる。その後、登録リストから、受信したユーザIDとデバイスIDの登録を抹消し(ステップS66)、「OK_CONNECTED」メッセージ(接続成立を表すメッセージ)を端末へ送信して処理を終了する(ステップS68)。受信したユーザIDとデバイスIDの登録を抹消することで、そのデバイスIDによって特定される周辺装置を、接続が解除された後に再び予約可能にすることができる。
第2実施例のサーバ102(ネットワーク装置)によれば、予約対象となる周辺装置を特定した予約コマンドと、周辺装置を特定しない予約コマンドを同時に受け付けることができる。
(第3実施例)
次に第3実施例のサーバ202(ネットワーク装置)について説明する。サーバ202は、図1のブロック図と同じ構成を有しているので、サーバ202の構成については説明を省略する。サーバ202が備える装置やプログラムを表すときは、図1のブロック図の参照番号を援用する。
第3実施例のサーバ202と第1実施例のサーバ2は、実行する処理が異なる。
サーバ202は、新たに接続する周辺装置を特定せずにその周辺装置へのアクセス権を予約すると同時に、新たに接続する周辺装置のカテゴリを特定してそのカテゴリに属する周辺装置へのアクセス権を予約することができる。ここで、「カテゴリ」とは、周辺装置を機能別に分類するためのデータであり、個々の周辺装置に予め記憶されている。例えば、USB規格では、カテゴリ(USB規格では「クラス」と称されている)として、オーディオ、マスストレージ、プリンタ、イメージング等のカテゴリ(クラス)が規定されている。カテゴリの種類は、端末50にも予め記憶されている。
サーバ202(ポート制御プログラム12)は、ポート6に周辺装置が接続されると、その周辺装置から、その周辺装置のカテゴリを特定するカテゴリIDを取得し記憶する。
サーバ202は、ユーザIDのみを付した予約コマンドと、予約対象の周辺装置のカテゴリを特定するカテゴリIDとユーザIDの両者を付した予約コマンドを受け付けることができる。
サーバ202が実行するメイン処理は図2に示した処理と同じであるので説明を省略する。サーバ202が実行する切断処理は、図5に示した処理と同じであるので説明を省略する。サーバ202は、予約処理と接続処理が第1実施例のサーバ2と異なる。
サーバ202の予約処理を説明する。図8に、サーバ202の予約処理のフローチャート図を示す。
サーバ202の予約処理ではまず、予約コマンドにカテゴリIDが付されているか否かを確認する(ステップS80)。カテゴリIDが付されていない場合は(ステップS80:NO)、図3のフローチャートの処理へ移行する(ステップS88)。すなわち、予約コマンドにカテゴリIDが付されていない場合は、第1実施例の場合と同じ処理が実行される。
予約コマンドにカテゴリIDが付されている場合は(ステップS80:YES)、受信したカテゴリIDが既に予約リストに登録されているか否かを確認する(ステップS82)。本実施例の登録リストは、第2実施例の登録リストとは異なり、予約コマンドとともに受信したユーザIDとカテゴリIDを対応付けて記憶しているデータファイルである。
受信したカテゴリIDが予約リストに登録されていない場合(ステップS82:NO)受信した予約コマンドに付されたユーザIDとカテゴリIDを対応付けて予約リストへ登録する(ステップS84)。ユーザIDとカテゴリIDを対応付けられて予約リストに登録することによって、周辺装置(カテゴリIDによって特定されるカテゴリに属する周辺装置)の予約が成立する。その後、ユーザIDによって特定される端末へ、「OK_RESERVED」メッセージ(予約が成立したことを表すメッセージ)を送信する(ステップS86)。
受信したカテゴリIDが予約リストに登録されている場合(ステップS82:YES)、受信したカテゴリIDによって特定されるカテゴリに属する周辺装置が既に他の端末によって予約されているので、ユーザIDによって特定される端末へ「NG_O_RESERVED」メッセージ(既に他の端末が予約中である旨を表すメッセージ)を送信する(ステップS90)。
次に、サーバ202の接続処理について説明する。図9に、サーバ202の接続処理のフローチャート図を示す。前述したように、サーバ202は、接続コマンドとともに、接続コマンドを送信した端末を特定するユーザIDと、接続の対象となる周辺装置を特定するデバイスIDを受信する。
また、前述したように、サーバ202は、ポート6への周辺装置の接続を検知すると、新たに接続された周辺装置からデバイスIDとカテゴリIDを取得している。
サーバ202は、接続コマンドとともに受信したユーザIDが、登録リストに登録されているか否かを確認する(ステップS92)。すなわち、受信したユーザIDが、ステップS84(図8)で登録されたユーザIDに一致するか否かを確認する。換言すれば、接続コマンドを送信した端末(受信したユーザIDによって特定される端末)が、カテゴリIDを指定した予約コマンドを送信した端末であるか否かを確認する。
ステップS92の判断がNOの場合、接続コマンドは、カテゴリIDを指定しない予約コマンドを送信した端末からのものである可能性がある。そこで、ステップS92の判断がNOの場合は、カテゴリIDを指定しない予約コマンドに対する処理である図4のフローチャートの処理へ移行する(ステップS104)。
ステップS92の判断がYESの場合、登録リストを参照し、受信したユーザID(登録リストに登録されているユーザID)に対応付けられているカテゴリIDを特定する。そして、他の端末と接続中でなく、特定したカテゴリID(登録されたカテゴリID)と同じカテゴリIDを有している周辺装置がポート6に接続されているか否か(登録されたカテゴリIDと同じカテゴリIDを有している周辺装置が存在するか否か)を確認する(ステップS94)。ステップS94の判断がNOの場合、接続の対象となる周辺装置がポート6に接続されていないので、「NG_NOT_CONNECTED」メッセージ(指定された周辺装置がポートに接続されていない旨を表すメッセージ)を送信して処理を終了する(ステップS106)。
次に、ステップS94で存在が確認された周辺装置のデバイスIDが、接続コマンドとともに受信したデバイスIDに一致するか否かを確認する(ステップS96)。ステップS96の判断がNOの場合、接続の対象となる周辺装置がポート6に接続されていないので、「NG_NOT_CONNECTED」メッセージ(指定された周辺装置がポートに接続されていない旨を表すメッセージ)を送信して処理を終了する(ステップS106)。
ステップS96の判断がYESの場合は、接続コマンドを送信した端末が過去にカテゴリIDを指定して予約コマンドを送信した端末であり、かつ、指定されたカテゴリIDを有する周辺装置であって接続コマンドとともに受信したデバイスIDを有する周辺装置がポート6に接続されている場合である。この場合には、ステップS94で存在が確認された周辺装置と、接続コマンドを送信した端末を接続する(ステップS98)。その後、登録リストから、接続した端末と周辺装置のユーザIDとカテゴリIDを抹消し(ステップS100)、「OK_CONNECTED」メッセージ(接続成立を表すメッセージ)を端末50へ送信して処理を終了する(ステップS102)。
上記のサーバ202は、サーバ202に未接続であり、デバイスIDが不明の周辺装置に対して、カテゴリIDを指定してアクセス権を予約することができる。カテゴリIDを指定して予約するので、異なるカテゴリに属する複数の周辺装置を同時に予約することができる。
(第4実施例)
次に、第4実施例のサーバ302(ネットワーク装置)を説明する。このサーバは、予約後に接続が成立した周辺装置と端末との関係を記憶しておき、その周辺装置が再びサーバに接続された場合に、以前に予約した端末に対して自動的に予約を成立させる。サーバ302の構成は、図1に示した第2実施例のサーバ102の構成と同じであるので説明を省略する。サーバ302は、第2実施例のサーバ102の処理に加えて、以下の処理を実施する。
サーバ302は、図4のステップS26の処理、及び、図7のステップS64の処理の後に、接続した周辺装置と端末のデバイスIDとユーザIDを別途記憶する。
また、サーバ302は、ポート6に新たに接続された周辺装置を検出すると、図10のフローチャートに示す処理を実行する。新たに接続された周辺装置のデバイスIDが、別途記憶したデバイスIDに一致するか否かを確認する(ステップS110)。一致する場合(ステップS110:YES)、別途記憶したデバイスIDとユーザIDを、登録リストに登録する(ステップS112)。図10のフローチャートの処理によって、過去に予約され接続された周辺装置を、自動的に予約することができる。
また、サーバ302は、時間を計測するタイマ(不図示)を備えており、次の処理を実行する。図3のステップS12の処理を実行した後にタイマをスタートさせる。タイマをスタートさせた後に所定時間が経過するまでに図4のステップS28の処理が実行されない場合、接続コマンドを受信しなくともステップS30の処理だけを実行する。同様に、サーバ302は、図6のステップS46の処理を実行した後にタイマをスタートさせる。タイマをスタートさせた後に所定時間が経過するまでに図7のステップS64の処理が実行されない場合、接続コマンドを受信しなくともステップS66の処理だけを実行する。これらの処理によって、予約が成立した後に所定時間が経過しても接続が成立しない場合に、予約を強制的に解除することができる。
なお、第1実施例のサーバ2、或いは第3実施例のサーバ202であっても、第2実施例で説明した登録リスト(デバイスIDとユーザIDを対応付けるリスト)、及び、前記したタイマを備えることによって、第4実施例のサーバ302と同じ機能を実現することができる。
(第5実施例)
上記の実施例では、サーバは、予約コマンドを受信した後に、新たに接続された周辺装置72、及び、予約コマンド受信時に既に接続されているがいずれの端末50からもアクセスされていない周辺装置70を、予約コマンドとともに受信したユーザIDで特定される端末50以外からのアクセスを拒否する。第5実施例のサーバは、予約コマンドを受信後に、新たに接続される周辺装置72のみを予約の対象(アクセス拒否の対象)とする。この第5実施例のサーバによれば、予約コマンド受信時に既に接続されている周辺装置70は、予約コマンドを送信した端末以外の端末50からのアクセスが可能となる。換言すれば、デバイスIDを指定しない予約コマンドであっても、予約の対象となる周辺装置を、予約コマンド受信後に新たに接続された周辺装置のみに限定することによって、予約コマンド受信前に既にサーバに接続されていた周辺装置に対しては他の端末からのアクセスを許容することができる。
第5実施例のサーバに特有の処理を説明する。なお、以下に説明する処理以外の処理は、第2実施例のサーバが実行する処理と同様の処理を実行する。本実施例のサーバは、周辺装置の新たな接続が検知される毎に、図11に示すフローチャートの処理を実行する。図11に示す処理は、アクセス制御プログラム16(図1参照)に独立したサブルーチンとして記述されており、ポート制御プログラムが新たに接続された周辺装置を検知したときに実行される。
サーバは、周辺装置の新たな接続が検知されると、その周辺装置からデバイスIDを取得する(ステップS120)。次に、サーバは、ブロックフラグがONであるか否かを確認する(ステップS122)。ブロックフラグがOFFの場合はそのまま処理を終了する。ブロックフラグがONの場合は、取得したデバイスIDに、予約コマンドとともに受信したユーザID(このときのユーザIDは、図3のステップS12の処理によって記憶されている)を対応付けて登録(記憶)する(ステップS124)。このときの「登録」は、第2実施例で説明した「予約リスト」への登録である。即ち、サーバは、デバイスIDを指定しない予約コマンドを受信すると、その予約コマンドとともに受信したユーザIDに、予約コマンド受信後に新たに接続された周辺装置のデバイスIDを対応付けて予約リストに登録(記憶)する。このサーバの接続処理は、図7に示した処理と同じである。
このサーバによれば、登録リストに登録されていないデバイスIDを有する周辺装置(即ち、予約コマンドの受信時に既にサーバに接続されていた周辺装置)に対しては、予約コマンドを送信した端末以外の端末50からのアクセスが可能となる。
なお、予約コマンドを受信後に複数の周辺装置の新たな接続が検知された場合には、複数の周辺装置のデバイスIDを夫々予約コマンドとともに受信したユーザIDに対応付けて登録する。即ち、形式的には、ひとつのユーザIDが複数の予約を登録した状態となる。そのような場合でも、接続コマンドにデバイスIDが付されているので、接続コマンドとともに受信したユーザIDによって特定される端末から、特定のデバイスID(接続コマンドとともに受信したデバイスID)を有する周辺装置へのアクセスだけを許可することができる。
第5実施例のサーバの技術的特徴を整理すると以下のとおりである。
・周辺装置には、自己を識別するためのデバイスID(周辺装置ID)を記憶している。・アクセス制御プログラム(アクセス制御手段)は、ポート制御プログラム(検知手段)が新たに接続された周辺装置を検知した場合に、新たに接続された周辺装置からデバイスIDを取得し、取得したデバイスIDと、予約コマンドとともに受信したユーザID(発信者ID)を対応付けて記憶する。これによって、アクセス制御プログラムは、検知された周辺装置(取得したデバイスIDによって特定される周辺装置)に対する受信したユーザIDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否することが容易となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
サーバ(ネットワーク装置)のブロック図である。 サーバが実行するメイン処理のフローチャート図である。 サーバが実行する予約処理のフローチャート図である。 サーバが実行する接続処理のフローチャート図である。 サーバが実行する切断処理のフローチャート図である。 第2実施例のサーバが実行する予約処理のフローチャート図である。 第2実施例のサーバが実行する接続処理のフローチャート図である。 第3実施例のサーバが実行する予約処理のフローチャート図である。 第3実施例のサーバが実行する接続処理のフローチャート図である。 第4実施例のサーバが実行する処理のフローチャート図である。 第5実施例のサーバが実行する処理のフローチャート図である。
符号の説明
2、102、202、302:サーバ(ネットワーク装置)
4:ポートコントローラ
6:ポート
8:CPU
10:記憶装置
50:端末
60:ネットワーク
70:周辺装置

Claims (4)

  1. ネットワークに接続されるとともに周辺装置を接続することが可能であり、接続された周辺装置に対するネットワーク上の端末からのアクセスを制御するネットワーク装置であり、
    周辺装置を着脱可能な接続手段と、
    接続手段に新たに接続された周辺装置を検知する検知手段と、
    ネットワーク上の端末から、ネットワーク装置に未接続の周辺装置に対するアクセス権を予約する予約コマンドとその予約コマンドの発信者を特定する発信者IDを受信する通信手段と、
    検知手段が新たに接続された周辺装置を検知した場合に、検知された周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否するアクセス制御手段と、
    を備えており、
    周辺装置には、自己を識別するための周辺装置IDが付されており、
    前記通信手段は、予約対象の周辺装置を識別する周辺装置IDを伴う第1予約コマンドと周辺装置IDを伴わない第2予約コマンドを受信し、
    前記アクセス制御手段は、検知された周辺装置が受信した周辺装置IDと同じ周辺装置IDを有しない場合には、検知された周辺装置に対する第1予約コマンドとともに受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否し、検知された周辺装置が受信した周辺装置IDと同じ周辺装置IDを有する場合には、検知された周辺装置に対する第2予約コマンドとともに受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する、
    ことを特徴とするネットワーク装置。
  2. ネットワークに接続されるとともに周辺装置を接続することが可能であり、接続された周辺装置に対するネットワーク上の端末からのアクセスを制御するネットワーク装置であり、
    周辺装置を着脱可能な接続手段と、
    接続手段に新たに接続された周辺装置を検知する検知手段と、
    ネットワーク上の端末から、ネットワーク装置に未接続の周辺装置に対するアクセス権を予約する予約コマンドとその予約コマンドの発信者を特定する発信者IDを受信する通信手段と、
    検知手段が新たに接続された周辺装置を検知した場合に、検知された周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否するアクセス制御手段と、
    を備えており、
    周辺装置には、自己が属するカテゴリを特定するためのカテゴリIDが付されており、
    前記通信手段は、予約コマンドと発信者IDとともに予約対象の周辺装置のカテゴリを特定するカテゴリIDを受信し、
    前記アクセス制御手段は、検知された周辺装置が、受信したカテゴリIDと同じカテゴリIDを有する場合に、検知された周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する、
    ことを特徴とするネットワーク装置。
  3. ネットワークに接続されるとともに周辺装置を接続することが可能であり、接続された周辺装置に対するネットワーク上の端末からのアクセスを制御するネットワーク装置であり、
    周辺装置を着脱可能な接続手段と、
    接続手段に新たに接続された周辺装置を検知する検知手段と、
    ネットワーク上の端末から、ネットワーク装置に未接続の周辺装置に対するアクセス権を予約する予約コマンドとその予約コマンドの発信者を特定する発信者IDを受信する通信手段と、
    検知手段が新たに接続された周辺装置を検知した場合に、検知された周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否するアクセス制御手段と、
    を備えており、
    前記アクセス制御手段は、
    検知された周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者からのアクセスを受理した後に、受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスの拒否処理を解除するとともに、受信した発信者IDと検知された周辺装置の周辺装置IDを記憶し、
    記憶した周辺装置IDを有する周辺装置の接続が再び検知された場合に、再び検知された周辺装置に対する記憶した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスを拒否する、
    ことを特徴とするネットワーク装置。
  4. アクセス制御手段は、予約コマンドを受信してから所定時間以内に検知手段が新たに接続される周辺装置を検知しなかった場合に、新たに接続される周辺装置に対する受信した発信者IDで特定される発信者以外からのアクセスの拒否処理を解除することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のネットワーク装置。
JP2007171748A 2007-06-29 2007-06-29 ネットワーク装置 Expired - Fee Related JP4930224B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007171748A JP4930224B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 ネットワーク装置
US12/163,221 US7899920B2 (en) 2007-06-29 2008-06-27 Network apparatus capable of handling reservation commands

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007171748A JP4930224B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 ネットワーク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009009453A JP2009009453A (ja) 2009-01-15
JP4930224B2 true JP4930224B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=40162045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007171748A Expired - Fee Related JP4930224B2 (ja) 2007-06-29 2007-06-29 ネットワーク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7899920B2 (ja)
JP (1) JP4930224B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5479176B2 (ja) * 2010-03-19 2014-04-23 株式会社Pfu サーバ装置、周辺装置管理方法およびプログラム
JP5202588B2 (ja) * 2010-08-18 2013-06-05 株式会社バッファロー 監視システム、デバイスサーバ、ホストコンピュータ、監視方法、及び監視プログラム
US9077756B1 (en) * 2012-03-05 2015-07-07 Symantec Corporation Limiting external device access to mobile computing devices according to device type and connection context
JP5949177B2 (ja) * 2012-05-31 2016-07-06 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、携帯通信端末、その制御方法およびその制御プログラム
JP6149864B2 (ja) * 2012-10-11 2017-06-21 セイコーエプソン株式会社 制御システム、及び、情報処理装置
US9590916B2 (en) * 2013-09-04 2017-03-07 Aruba Networks, Inc. Method and system for dynamically prioritizing user connections on network
EP2996095B1 (de) * 2014-09-11 2024-07-17 Diebold Nixdorf Systems GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines Kassensystems
JP6835514B2 (ja) * 2016-09-23 2021-02-24 東芝テック株式会社 決済装置およびプログラム
CN110547004B (zh) 2017-02-14 2022-03-18 弗劳恩霍夫应用研究促进协会 用于定位信号的发送的装置、系统和方法
JP2019074935A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 サイレックス・テクノロジー株式会社 デバイスサーバおよび周辺機器利用システム
JP7050190B2 (ja) * 2021-02-03 2022-04-07 東芝テック株式会社 決済装置およびプログラム

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4207609A (en) * 1978-05-08 1980-06-10 International Business Machines Corporation Method and means for path independent device reservation and reconnection in a multi-CPU and shared device access system
US4455605A (en) * 1981-07-23 1984-06-19 International Business Machines Corporation Method for establishing variable path group associations and affiliations between "non-static" MP systems and shared devices
US6327613B1 (en) * 1998-01-12 2001-12-04 Adaptec, Inc. Method and apparatus for sharing peripheral devices over a network
US6301012B1 (en) * 1998-04-24 2001-10-09 Hewlett-Packard Company Automatic configuration of a network printer
US6170020B1 (en) * 1998-06-30 2001-01-02 Compaq Computer Corporation Reservation and dynamic allocation of resources for sole use of docking peripheral device
US6470382B1 (en) * 1999-05-26 2002-10-22 3Com Corporation Method to dynamically attach, manage, and access a LAN-attached SCSI and netSCSI devices
JP2001042966A (ja) * 1999-07-30 2001-02-16 Sharp Corp 周辺機器の保守管理方法及び保守管理装置
JP2001236301A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Sharp Corp ネットワーク上の周辺機器の使用予約システム
JP2001243156A (ja) 2000-02-28 2001-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワークシステム
US7185360B1 (en) * 2000-08-01 2007-02-27 Hereuare Communications, Inc. System for distributed network authentication and access control
US6760306B1 (en) * 2000-09-27 2004-07-06 Nortel Networks Limited Method for reserving network resources using a hierarchical/segment tree for starting and ending times of request
JP4284009B2 (ja) * 2001-05-18 2009-06-24 富士通株式会社 インターネットにおける伝送帯域を確保する方法
US7277952B2 (en) * 2001-09-28 2007-10-02 Microsoft Corporation Distributed system resource protection via arbitration and ownership
US7284061B2 (en) * 2001-11-13 2007-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Obtaining temporary exclusive control of a device
JP2004078359A (ja) 2002-08-12 2004-03-11 Niigata Canotec Co Inc ネットワーク装置、及びデバイスの共有方法
US7558864B2 (en) * 2004-01-27 2009-07-07 International Business Machines Corporation Method, system and product for identifying, reserving, and logically provisioning resources in provisioning data processing systems
US20060031888A1 (en) * 2004-04-30 2006-02-09 Sparrell Carlton J Centralized resource management and un-managed device support
WO2006082782A1 (ja) * 2005-02-02 2006-08-10 Silex Technology, Inc. 周辺機器利用方法および周辺機器サーバ
US7716406B1 (en) * 2005-03-02 2010-05-11 Crossroads Systems, Inc. Method and system for persistent reservation handling in a multi-initiator environment
US8406140B2 (en) * 2006-08-22 2013-03-26 Wal-Mart Stores, Inc. Network device inventory system
US20080147896A1 (en) * 2006-10-10 2008-06-19 Nokia Corporation Method, electronic device, computer program product and circuit assembly for memory allocation
US8127011B2 (en) * 2007-03-23 2012-02-28 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Network resource negotiation between a service provider network and an access network

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009009453A (ja) 2009-01-15
US20090006656A1 (en) 2009-01-01
US7899920B2 (en) 2011-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4930224B2 (ja) ネットワーク装置
US9998891B2 (en) Network system, server, terminal, and information processing method
US8810669B2 (en) Image input device having different wireless communication states, control method and program therefor
US11075898B2 (en) Method and apparatus for controlling connection between devices
KR102037256B1 (ko) 사용자 의향을 반영한 서비스 연결 장치 및 방법
CN103197903B (zh) 图像处理装置和图像处理系统
JP5408087B2 (ja) アクセスポイント、端末、およびプログラム
JP4933156B2 (ja) 画像撮影装置
US20070121155A1 (en) Image reading apparatus and image processing system
CN105409192A (zh) 图像形成装置、图像形成装置远程系统、及图像形成装置的操作画面远程显示方法
JP2016072793A (ja) 遠隔会議システム、プログラム、セキュリティサーバ及びアプリケーションサーバ
CN105391901A (zh) 控制成像装置的方法、成像装置与执行该方法的用户终端
JP4683587B2 (ja) 通信制御装置及び方法
JP4862852B2 (ja) ファイル管理システム
JP4484353B2 (ja) 通信制御装置及びその制御方法及び通信システム
US20160127375A1 (en) Method and apparatus for secure wireless sharing
US20130124729A1 (en) Communication apparatus and control method for communication apparatus
JP2012119884A (ja) 通信端末、通信システム、及び通信プログラム
CN113014565B (zh) 实现防端口扫描的零信任架构及服务端口访问方法和设备
JP2014127948A (ja) 通信プログラム、通信システム、及び通信装置
CN111263055B (zh) 摄像设备、其控制方法、系统和计算机可读存储介质
JP2010124426A (ja) 情報処理装置および通信方法
US11025516B2 (en) Communication apparatus provided with LAN interfaces and preventing connection to wrong network, control method, and storage medium
CN105827636A (zh) 一种共享媒体服务的方法和装置
JP2020088763A (ja) ネットワークシステム、ネットワークの認証方法およびアクセスポイント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees