[go: up one dir, main page]

JP4929190B2 - 磁気歯車装置 - Google Patents

磁気歯車装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4929190B2
JP4929190B2 JP2008005564A JP2008005564A JP4929190B2 JP 4929190 B2 JP4929190 B2 JP 4929190B2 JP 2008005564 A JP2008005564 A JP 2008005564A JP 2008005564 A JP2008005564 A JP 2008005564A JP 4929190 B2 JP4929190 B2 JP 4929190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic gear
magnetic
magnet
magnets
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008005564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009168101A (ja
Inventor
暢夫 清水
明仁 中原
浩幸 三上
一正 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008005564A priority Critical patent/JP4929190B2/ja
Publication of JP2009168101A publication Critical patent/JP2009168101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4929190B2 publication Critical patent/JP4929190B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Description

本発明は、磁石の磁気吸引・反発によってトルクを伝達する磁気歯車装置に関する。
減速装置としては、高効率での伝動が比較的容易に可能な歯車装置が広く一般に用いられているが、その他に磁石の磁気的吸引・反発によってトルクを伝達する磁気歯車装置がある。
磁気歯車装置の従来技術として、例えば、同心状に配置した内輪磁気歯車と外輪磁気歯車の間に磁気を透過する複数の磁性バーを環状に配置し、内輪磁気歯車に入力したトルクを外輪磁気歯車に伝達するものがある(特許文献1等参照)。
米国特許第3,378,710号明細書
しかしながら、従来の磁気歯車装置には次のような問題がある。
上記のような構成の磁気歯車装置においては、磁気歯車の動作時(回転時)に磁石に対して遠心力がはたらく。特に内輪磁気歯車にはたらく遠心力の方向は半径外側方向、すなわち磁性バーの方向である。磁気歯車を大型化(大径化)、及び高速回転化する場合、それに伴って磁石にはたらく遠心力が大きくなり、遠心力に抗して磁石を保持するために、磁石の保持機構を大型化(強化)する必要がある。
しかし、磁石の保持機構が大きくなると内輪磁気歯車の磁石と磁性バーの距離を短く保つことが難しくなり、伝達効率や伝達可能トルクの悪化が懸念される。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、大型化(大径化)、及び高速回転化に伴う磁石保持機構の大型化による伝達効率や伝達可能トルクの悪化を抑制することができる磁気歯車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ガスタービンを接続する入力回転軸の軸線周りに周方向または径方向に積層した複数の磁石を環状に配置した磁力発生面を軸方向に向けた入力側磁気歯車と、前記入力側磁気歯車と同軸上に設けられ、発電機を接続する出力回転軸の軸線周りに周方向または径方向に積層した複数の磁石を環状に配置した磁力発生面を前記入力側磁気歯車の磁力発生面に対向させた出力側磁気歯車と、前記入力側磁気歯車と前記出力側磁気歯車の対向する磁力発生面間にて、前記入力側磁気歯車と前記出力側磁気歯車の磁石間に介在するように環状に固設された電磁鋼製の複数の磁気経路部材と、前記入力側磁気歯車及び前記出力側磁気歯車の磁力発生面に設けられ、少なくとも各磁気歯車の径方向の外側から前記磁石を拘束する固定部とを備え、前記入力軸へのガスタービンからの入力トルクを前記出力軸を介して発電機に伝達するものとする。
本発明によれば、磁気歯車装置の大型化(大径化)、及び高速回転化に伴う磁石保持機構の大型化による伝達効率や伝達可能トルクの悪化を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1〜図6を用いて説明する。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る磁気歯車装置100を備えたガスタービン発電機の構成図である。
図6において、ガスタービン発電機は、取り入れた空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機90と、圧縮機90からの圧縮空気と燃料とを混合燃焼する燃焼器91と、燃焼器91からの燃焼ガスにより回転駆動するタービン92と、タービン92と圧縮機90を連結し、タービン92の回転を圧縮機90に伝達する中間軸93と、圧縮機90に接続され、圧縮機92により回転駆動される入力回転軸1と、入力回転軸1に接続され、入力回転軸1の回転数を変換して出力する磁気歯車100と、磁気歯車100に接続され、磁気歯車100により変換された回転数で回転駆動される出力回転軸7と、出力回転軸7に接続され、出力回転軸7の回転数に応じて発電を行う発電機94とを備えている。入力回転軸1、出力回転軸7、及びその他の回転軸は同軸上に配置され、複数のジャーナル軸受95及びスラスト軸受(図示せず)により回転可能に支持されている。
図1は、磁気歯車装置100の回転軸1,7の軸心線を包含する鉛直面における断面図であり、図2及び図3は、図1の磁気歯車装置100のA−A線矢視図及びB−B線矢視図であり、図4は、図1の磁気歯車装置100のC−C線断面図であり、図5は、磁気歯車装置100を入力回転軸1方向から見た図である。
図1〜図5において、磁気歯車装置100は、一方の面を互いに対向して配置された略円盤状の入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6と、入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間に配置された複数の磁気経路部材4と、複数の磁気経路部材4を固定するサポート8と、サポート8を図示しない基礎に対して固定する板部9とを有している。
入力側磁気歯車2の一方の面の中心部には、その面に垂直に入力回転軸1が接続されている(図5参照)。入力回転軸1が回転することにより入力側磁気歯車2は周方向に回転駆動される。また、入力側磁気歯車2の他方の面、つまり、出力側磁気歯車6と対向する面には、複数(例えば10個)の磁石3(例えば永久磁石)が入力回転軸1の軸線周りに環状に設けられている(図2参照)。
出力側磁気歯車6も入力側磁気歯車2と同様である。すなわち、出力側磁気歯車6の一方の面の中心部には、その面に垂直に出力回転軸7が接続されており、出力側磁気歯車2が周方向に回転することにより出力回転軸7は回転駆動される。また、出力側磁気歯車6の他方の面、つまり、入力側磁気歯車2と対向する面には、複数(例えば14個)の磁石5(例えば永久磁石)が出力回転軸7の軸線周りに環状に設けられている(図3参照)。
入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6において、磁石3,5は、軸線から複数の磁石3までの距離(半径)と軸線から複数の磁石5までの距離(半径)が同じになるよう配置されている。また、入力回転軸1と出力回転軸7は同軸上に配置されている。したがって、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の周方向の相対位置によらず磁石3と磁石5は対向する。
入力側磁気歯車2の磁石3が設けられた面、及び出力側磁気歯車6の磁石5が設けられた面を磁力発生面と呼ぶ。
磁石3,5は、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の磁力発生面に軸線周りに、かつ軸線を中心として環状に設けられた磁石固定溝に嵌め込まれて固定されている。入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6において、軸線から磁石固定溝までの距離(半径)は同じになるよう構成されている。磁石3,5及び磁石固定溝は、入力回転軸1及び出力回転軸7の軸心線を包含する平面で切断した断面が、磁気経路部材4に向かって縮径する台形状に形成されており、この台形状の断面における下底及び斜辺に相当する面で接することにより磁石3,5は磁石固定溝に固定されている。特に、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の磁石固定溝から見て径方向外側の部分は、径方向外側から磁石3,5を拘束する固定部を構成している。これにより、例えば入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の回転によってはたらく遠心力による磁石3,5の径方向の動きを拘束することができる。また、磁石3,5は、磁極を軸方向に向けて配置されており、軸方向から見た場合に、周方向にN極とS極が交互に並ぶように配置されている。なお、磁石3,5は、板状の磁石を軸方向、周方向、或いは径方向に積層した構成としても良い。これにより、磁石3,5に発生する渦電流を抑制することができる。
サポート8は、板状に形成され、軸線に直交するように配置されており、軸線を中心とした円形状の孔が設けられている。また、サポート8は、樹脂等の非金属(非磁性体)により形成されており、磁石3,5により発生する磁場による影響を受けにくい構成となっている。したがって、磁石3,5により発生する磁場によってサポート8にはたらく力や発生する渦電流を抑制することができる。
磁気経路部材4は、棒状の部材である。その断面形状は限定されないが、例えば長方形(正方形)や円形等の断面形状を有する。磁気経路部材4は一端をサポート8の孔の内側に接続(埋設)されており、他端を径方向に向けて配置されている。また、複数の磁気経路部材4は、サポート8の孔の内側に等間隔に配置されている。すなわち、複数の磁気経路部材4は、軸線周りに環状に、周方向に等間隔に配置されている。
軸線から各磁気経路部材4までの距離(半径)は、軸線から磁石3又は磁石5までの距離(半径)と同じになるように設定されており、したがって、磁気経路部材4は、磁石3と磁石5の間に位置するよう配置されている。
また、磁気経路部材4は、表面を絶縁処理した珪素鋼板を周方向、或いは半径方向に積層して形成されている。これにより回転軸1,7方向の磁界の変化により発生する渦電流を抑制することができる。なお、磁石3,5からの磁界によって発生する周方向の回転トルク荷重に対する強度を重視する場合、磁気経路部材4は珪素鋼板を軸方向に積層して形成しても良い。
図1に示したように、入力側磁気歯車2の磁力発生面に設けられた磁石3と磁気経路部材4の間、及び磁石5と磁気経路部材4の間には間隙が設けられており互いに非接触に配置されている。磁気経路部材4は、磁石3と磁石5の間の磁界を互いに伝達するものであり、磁石3と磁石5は、磁気経路部材4を介して磁気的に噛み合っている。
磁気歯車装置100の入力回転軸1(入力側磁気歯車2)の回転数と出力回転軸7(出力側磁気歯車6)の回転数の関係は、磁石3,5の員数の比により決まる。入力回転軸1の回転数(入力回転数)をNin、入力側磁気歯車2に設けられた磁石3の員数をXin、出力回転軸7の回転数(出力回転数)をNout、出力側磁気歯車6に設けられた磁石5の員数をXoutとすると、入力回転数Ninと出力回転数Noutの関係は以下の式で表される。
Nin:Nout=Xout:Xin ・・・(1)
例えば、本実施の形態に示したように、磁石3の員数を10(図3参照)、磁石5の員数を14(図4参照)とすると、入力回転数Ninと出力回転軸Noutの比は、14:10となる。
入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間の伝達可能トルクは、磁石3,5の員数が増えるに従って増加する。また、入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間の伝達可能トルクは、磁石3,5それぞれの極性対数と磁気経路部材4の員数の関係で決まる。極性対とは、入力側及び出力側磁気歯車2,6の磁力発生面に環状に配置された磁石3,5のそれぞれにおいて、隣り合って配置されたN極とS極の組のことであり、極性対数とは、N極とS極の組数のことである。
磁石3,5の員数を一定とした場合において、磁気経路部材4の員数を磁石3の極性対数と磁石5の極性対数の和となるように構成した場合に、回転軸1から回転軸7への伝達可能トルクは最大となる。この知見は、フーリエ解析等を用いたシミュレーションにより得られる。例えば、磁石3の極性対数を5(磁石3の員数は10個)、磁石5の極性対数を7(磁石5の員数は14個)とした場合において、磁気経路部材4の員数を12とすると入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間の伝達可能トルクは最大となる。
以上のように構成した本実施の形態の動作を説明する。
圧縮機90及びタービン92を起動し、回転軸1を回転駆動すると磁気歯車装置100の入力側磁気歯車2が回転駆動される。
入力側磁気歯車2に設けられた複数の磁石3と出力側磁気歯車6に設けられた複数の磁石5は、磁気経路部材4を介して磁気的に噛み合っている。具体的には、入力側磁気歯車2の磁石3は隣り合うもの同士で磁気経路部材4に向けた磁極面をN・S交互にしているので、入力側磁気歯車2が磁気経路部材4に相対して回転すると、各磁気経路部材4の入力側磁気歯車2および出力側磁気歯車6との対向面がN極又はS極に交互に磁化される。このように、磁化された磁気経路部材4と磁石5の間にはたらく磁気的吸引力または反発力によって出力側磁気歯車6は周方向に回転駆動される。すなわち、磁気歯車装置100は、磁気経路部材4を遊星磁気歯車の様に機能させて入力回転軸1の回転動力を出力回転軸7に伝達する。
以上のように構成した本実施の形態の効果を従来技術と比較しつつ説明する。
近年、例えば工作機械のシャフトのように比較的小径の回転軸への駆動伝達機構として磁気歯車装置を適用することが提唱されつつあるが、例えばガスタービン発電設備においては、大きなトルクを伝達するために互いに連絡されるタービン及び発電機には相応に径の大きな回転軸が必要である。したがって、ガスタービンと発電機の間の減速機に磁気歯車装置を適用する場合、磁気歯車は必然的に大型化される。特にガスタービン発電設備の場合、定格運転時にはガスタービンが高速回転するので軸径差と相まって、工作機械のシャフト等に比べると遠心力は著しく大きい。
従来技術のように内輪磁気歯車と外輪磁気歯車の間に磁気を透過する複数の磁性バーを環状に配置した磁気歯車装置をガスタービン発電設備に適用した場合、この大きな遠心力に抗して磁石を保持するために、磁石の保持機構を強固なものとする必要がある。その結果、磁石の保持機構が大きくなると内輪磁気歯車の磁石と磁性バーの距離を短く保つことが難しくなり、伝達効率や伝達可能トルクの悪化が懸念される。
また、先の従来技術において、ガスタービン発電設備等への適用に伴って、磁気歯車が軸方向に長くなれば、磁性バーも軸方向に長くする必要がある。磁気歯車装置の駆動時には、磁気歯車だけでなく磁性バーにもトルクがはたらく。ガスタービン発電装置に適用する場合のように、磁気歯車装置に要求される伝達トルクが非常に大きい場合、磁性バーにはたらくトルクも非常に大きくなる。しかし、磁性バーは、内輪磁気歯車及び外輪磁気歯車との位置関係の制約により、片持ち支持機構とせざるを得ず、磁性バーの軸方向中間部分に保持機構を設けることも困難である。したがって、自重及びトルクに抗して姿勢を保持することが難しくなり、磁性バーの歪みや磁気歯車との干渉が懸念される。
それに対し、本実施の形態の磁気歯車装置100においては、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の対向する磁力発生面に磁石3,5を設け、磁石3と磁石5が磁気的に軸方向に噛み合う構成としたので、相手歯車側から磁石を押える必要がなく、磁石3,5を遠心力に対して拘束するための保持機構の大きさによる磁石3,5と磁気経路部材4との間の距離の制約が小さくなる。したがって、入力側及び出力側磁気歯車2,6の大型化(大径化)、及び高速回転化に伴う磁石保持機構の大型化による伝達効率や伝達可能トルクの悪化を抑制することができる。
また、上記構成により軸方向における入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の対向面間に磁気経路部材4を配置することができるので、磁気歯車装置サポート8によって、磁気歯車間の外周方向から磁気経路部材4を保持することができる。これにより、従来の磁気歯車装置における保持機構により保持される磁性バーの一端と他端の距離と比較して、サポート8と磁気経路部材4の保持されない他端の距離を短く保つことができるので、磁気経路部材4にはたらくトルクに対して十分な保持力を得ることが可能となり、磁性バーの歪みや破損の発生を抑制することができる。
さらに、入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間のトルクの伝達を非接触としたので潤滑油等が不要になり、コストの低減に繋がるとともに信頼性の向上を図ることができる。
また、入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間に過大なトルクがかかった場合、磁石3と磁石5の間の磁気的噛み合いがスリップし、磁気歯車装置100及びガスタービン発電機全体の故障を防止することができる。
本発明の第2の実施の形態を図7を用いて説明する。
本実施の形態は、第1の実施の形態における複数の磁石3に換えて、複数の磁石で構成した磁石群を周方向に並べて配置し、隣り合う一対の磁石群を構成する磁石の配置をハルバッハ配列としたものである。
図7は、本実施の形態に関わる入力側磁気歯車2の磁力発生面に軸線周りに環状に複数設けられた磁石群のうちの隣り合う2つの磁石群10,11を代表して示したものであり、磁石群10,11を半径方向外側から見た図である。図中の上下方向が軸方向、左右方向が周方向にそれぞれ対応している。
図7において、磁石群10は、複数(例えば3個)の磁石10a〜10c(例えば永久磁石)により構成されており、磁石群11は、複数(例えば3個)の磁石11a〜11c(例えば永久磁石)により構成されている。
磁石群10において、磁石10aは、図中下方向にN極、上方向にS極を有している。磁石10bも同様に、図中下方向にN極、上方向にS極を有しており、磁石10aの図中上側に隣接して配置されている。磁石10cは、図中左下方向にN極、右上方向にS極を有しており、磁石10bの図中上側に隣接して配置されている。磁石群11において、磁石11aは、図中上方向にN極、下方向にS極を有している。磁石11bも同様に、図中上方向にN極、下方向にS極を有しており、磁石11aの図中上側に隣接して配置されている。磁石11cは、図中左上方向にN極、右下方向にS極を有しており、磁石11bの図中上側に隣接して配置されている。また、磁石群10と磁石群11は、図中左右方向(周方向)に隣接して配置されており、磁石10a〜10cの図中右側にはそれぞれ磁石11a〜11cが隣接して配置されている。
このように、隣り合う磁石群に注目すると、各磁石10a〜10c,11a〜11cは隣接する磁石から発生する磁力線に磁極の向きを合せて配置されている。このようにして互いの磁力を強めあうような磁石の配列をハルバッハ配列と呼ぶ。
入力側磁気歯車2の磁力発生面には磁石群10,11のように隣り合う磁石群とともに、各磁石がハルバッハ配列をなす磁石群が入力回転軸1の軸線周りに環状に設けられており、軸方向(図中下側)から見た場合の各磁石群の磁極は周方向にN極とS極が交互に並ぶように配置されている。
その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、入力側磁気歯車2の磁力発生面に複数の磁石群10,11を設けたので、入力側磁気歯車2(磁石群10,11)と出力側磁気歯車6(磁石5)の磁気的噛み合いがより強くなり、磁気歯車装置100の伝達可能トルクを向上することができる。
なお、本実施の形態においては、磁石群10を6個の磁石10a〜10fにより構成したが、これに限られず、7個以上または5個以下の磁石をハルバッハ配列とした磁石群を用いても良い。また、磁石群10,11では、磁石10c,11cに磁極が軸方向に対して斜めを向いた磁石を用いたが、これらを例えば磁石10b,11bと同様の磁石に代えても良い。
また、本実施の形態においては、入力側磁気歯車2の磁石3に換えて磁石群10,11を用いる場合を例に取り説明したが、これに限られず、例えば出力側磁気歯車6の磁石5に換えて磁石群10,11と同様の構成の磁石群を用いても良い。当然ながら、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の双方に磁石のハルバッハ配列を適用しても良い。これらの場合においても、同様の効果を得ることができる。
本発明の第3の実施の形態を図8、図9を用いて説明する。
本実施の形態は、入力側及び出力側磁気歯車2,6の磁力発生面にそれぞれ磁石を同心円状に複数列配置した例である。磁石の列数に特別な制限は無いが、本実施の形態においては、第1の実施の形態における入力及び出力側磁気歯車2,6のそれぞれの磁力発生面に環状に設けた磁石3,5の内周側に磁石をもう一列環状に配置した場合を例示する。
図8は、本実施の形態に係る磁気歯車装置102の回転軸1,7の軸心線を包含する鉛直面における断面図であり、図9は、図8の磁気歯車装置102のD−D線断面図である。図中、図1及び図4に示した部材と同様のものには同じ符号を付し、説明を省略する。
磁気歯車装置102は、一方の面を互いに対向して配置された略円盤状の入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6と、入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の間に配置された複数の磁気経路部材4,22と、複数の磁気経路部材4を環状に固定するサポート8と、磁気経路部材4の内側に磁気経路部材22を環状に固定するサポート23と、サポート8を図示しない基礎に対して固定する板部9とを有している。
入力側磁気歯車2の磁力発生面には、複数の磁石3(例えば永久磁石)が入力回転軸1の軸線周りに環状に設けられており、その内側に同心円状に複数の磁石20(例えば永久磁石)が環状に設けられている。また、出力側磁気歯車6においても同様であり、出力側磁気歯車6の磁力発生面には、複数の磁石5(例えば永久磁石)が出力回転軸7の軸線周りに環状に設けられており、その内側に同心円状に複数の磁石21(例えば永久磁石)が環状に設けられている。入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6において、軸線から各磁石20までの距離(半径)及び各磁石21までの距離(半径)は同じになるよう構成されている。また、磁石20,21は、入力回転軸1及び出力回転軸7の軸心線を包含する平面で切断した断面が、磁気経路部材22に向かって縮径する台形状に形成されている。磁石20,21も磁石3,5と同様に、磁極を軸方向に向けて配置されており、軸方向から見た場合に、周方向にN極とS極が交互に並ぶように配置されている。
磁気経路部材4は、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の磁力発生面の間に複数(例えば12個)設けられており、軸線周りに、かつ軸線を中心とした環状に配置され、サポート8により固定されている。磁気経路部材22も同様に、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の磁力発生面の間に複数(例えば12個)設けられており、磁気経路部材4の内側に、磁気経路部材4と同心円状に配置され、サポート23によりサポート8に対して固定されている。
サポート23は、例えばベークライト又はエポキシ樹脂等の非金属かつ非磁性の材料により形成されており、サポート8の内周側に固定されている。サポート23の外周部にはサポート8から突出した磁気経路部材4の先端先が係合しており、サポート23の内周部には磁気経路部材22が固定されている。
磁気経路部材22は、棒状の部材である。その断面形状は限定されないが、例えば長方形(正方形)や円形等の断面形状を有する。磁気経路部材22は一端をサポート23内周部に接続(埋設)されており、他端を径方向に向けて配置されている。また、複数の磁気経路部材22は、サポート23内周部に等間隔に配置されている。すなわち、複数の磁気経路部材22は、軸線周りに環状に、周方向に等間隔に配置されている。
軸線から各磁気経路部材22までの距離(半径)は、軸線から磁石20又は磁石21までの距離(半径)と同じになるように設定されており、したがって、磁気経路部材22は、磁石20と磁石21の間に位置するよう配置されている。
また、磁気経路部材22は、表面を絶縁処理した珪素鋼板を周方向、或いは半径方向に積層して形成されている。これにより回転軸1,7方向の磁界の変化により発生する渦電流を抑制することができる。なお、磁石20,21からの磁界によって発生する周方向の回転トルク荷重に対する強度を重視する場合、磁気経路部材22は珪素鋼板を軸方向に積層して形成しても良い。
入力側磁気歯車2の磁力発生面に設けられた磁石20と磁気経路部材22の間、及び磁石21と磁気経路部材22の間には間隙が設けられており互いに非接触に配置されている。磁気経路部材22は、磁石20と磁石21の間の磁界を互いに伝達するものであり、磁石20と磁石21は、磁気経路部材22を介して磁気的に噛み合っている。
第1の実施の形態と同様に、磁気歯車装置102の入力回転軸1(入力側磁気歯車2)の回転数と出力回転軸7(出力側磁気歯車6)の回転数の関係は、磁石3,5の員数の比により決まる。また、磁石3,5の員数の比と磁石20,21の員数の比が同じになるようにし、各磁石3,5,20,21の員数を決定する。このように、各磁石3,5,20,21の員数を決定することにより、磁石3,5の員数の比によって決まる入出力回転数の関係と磁石20,21の員数の比によって決まる入出力回転数の関係が同じとなり、入力側磁気歯車2から出力側磁気歯車6に効率良くトルクを伝達することができる。
その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ、磁石を増設した分だけ入力側磁気歯車2と出力側磁気歯車6の磁気的な噛み合い力を増強させ、動力伝達効率を向上させることができる。
本発明の第4の実施の形態を図10、図11を用いて説明する。
本実施の形態は、磁力発生面に環状に配置した磁石の幅を径方向に広くしたものである。
図10は、本実施の形態に係る磁気歯車装置103の回転軸1,7の軸心線を包含する鉛直面における断面図であり、図11は、図10の磁気歯車装置103のE−E線矢視図である。図中、図1及び図2に示した部材と同様のものには同じ符号を付し、説明を省略する。
磁気歯車装置103において、入力側磁気歯車2の磁力発生面には、複数の磁石30(例えば永久磁石)が環状に設けられている。磁石30は、第1の実施の形態における磁石3と比較して径方向に拡張されている。この場合、磁石の員数が同じでも磁力を発生する面の面積が第1の実施の形態に比べて大きくなり、磁力発生面からの発生磁力を増強する上で有利となる。図示しないが、出力側磁気歯車6の磁力発生面にも同様に複数の磁石31が環状に設けられており、第1の実施の形態における磁石5と比較して径方向に拡張されている。また、図示しないが、磁気経路部材4も磁石30と磁石31の間に位置するように径方向に伸された(拡張された)形状とする。
その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、入力側及び出力側磁気歯車2,6の磁力発生面に設けられた磁石の員数を変えることなく、伝達可能トルクを大きくすることができる。
本発明の第5の実施の形態を図12を用いて説明する。
本実施の形態は、第1の実施の形態の入力側及び出力側磁気歯車2,6の磁力発生面に設けた磁石3,5を入力回転軸1及び出力回転軸7の軸心線を包含する平面で切断した断面形状が長方形である場合を示したものである。
図12は、本実施の形態に係る磁気歯車装置104の回転軸1,7の軸心線を包含する鉛直面における断面図である。図中、図1に示した部材と同様のものには同じ符号を付し、説明を省略する。
図12において、入力側磁気歯車2の磁力発生面には、複数の磁石40(例えば永久磁石)が設けられている。図示しないが磁石40は、第1の実施の形態における磁石3と同様に、入力回転軸1の軸線周りに環状に設けられている。また、出力側磁気歯車6の磁力発生面には、複数の磁石41(例えば永久磁石)が設けられている。図示しないが磁石41も磁石40と同様であり、出力回転軸7の軸線周りに環状に設けられている。
磁石40,41は、入力側磁気歯車2及び出力側磁気歯車6の磁力発生面に軸線周りに、かつ軸線を中心とした環状に設けられた磁石固定溝に嵌め込まれて固定されている。磁石40,41及び磁石固定溝は、入力回転軸1及び出力回転軸7の軸心線を包含する平面で切断した断面が、長方形(正方形を含む)に形成されている。したがって、入力側及び出力側磁気歯車2,6の磁気経路部材4側から容易に挿入して組み込むことが可能である。
また、入力側及び出力側磁気歯車2,6は、それぞれ磁石40,41の軸方向の動きを拘束する磁石サポート部品42,43を備えており、磁石サポート部品固定ネジ44によって入力側及び出力側磁気歯車2,6に対して固定されている。
磁石サポート部品42,43は、非磁性かつ非金属の素材で構成されている。
その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。本発明の磁気歯車装置の場合、磁気歯車の軸方向に向けた面に磁石を埋設しているので、磁石にはたらく遠心力は相手歯車側に向かう方向には作用しない。したがって、本実施の形態のように軸方向から磁石を着脱できる構成とし、磁石を軸方向から押さえるようにした場合でも、磁石を押さえる磁石サポート部品42,43及び固定ネジ44はさほど強固なものが要求されない。よって磁石の押さえ構造の厚みを抑えることができ、入力側磁気歯車2および出力側磁気歯車6の磁気経路部材4との距離を許容の範囲に止めることが出来る。
本発明の第6の実施の形態を図13を用いて説明する。
本実施の形態は、第1の実施の形態における磁石(永久磁石)に代えて電磁石を用いたものである。本実施の形態において、図2に示した部材と同様の部材には同じ符号を付し説明を省略する。
図13は、本実施の形態に係る磁気歯車装置105の回転軸1,7の軸心線を包含する鉛直面におけるにおける断面図である。図中、図1に示した部材と同様のものには同じ符号を付し説明を省略する。
図13において、入力側磁気歯車2は、複数の電磁石55と、電磁石55に電流を伝達する電線54と、入力回転軸1に設けられ、電線54によって電磁石55に接続された整流子53と、整流子53に接触して電流を伝達する接触器(ブラシ)52と、接触器52に接続された電線51と、電線51に接続され、電線51、接触器52、整流子53及び電線54を介して電磁石55に電流を供給する電源50とを備えている。
電磁石55は、入力側磁気歯車2の磁力発生面に軸線周りに、かつ軸線を中心とした環状に設けられた磁石固定溝に嵌め込まれて固定されている。また電磁石55は、電源50から電流が供給された場合に軸方向に向けて磁力(磁場)を発生するよう配置されており、かつ軸方向から見た場合の磁極は周方向にN極とS極が交互に並ぶように配置されている。電源50から電磁石55に電流が供給されない場合は、電磁石55は磁力を発生しない。
その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、入力側磁気歯車2に配置した磁石を電磁石55としたので、電源50から電磁石55に供給する電流を遮断することによって電磁石55の磁場の発生を停止させることができ、入力側磁気歯車2から出力側磁気歯車6へのトルクの伝達を止めることができる。例えば、磁気歯車装置105の出力側において不具合が発生した場合に、電源50からの電流の供給を停止することによりトルクの伝達を停止し、ガスタービンの緊急停止等にも迅速に対応することができる。
なお、本実施の形態においては、入力側磁気歯車2に磁石として電磁石55を設けたがこれに限られず、出力側磁気歯車6に設けられた磁石5を電磁石とし、出力回転軸7に整流子53、電線54等を備えて、接触器52、電線51を介して電源50から電源を供給するようにしても良い。この場合においても、上記第5の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態による磁気歯車装置の回転軸の軸心線を包含する鉛直面における断面図である。 図1に示した磁気歯車装置のA−A線矢視図である。 図1に示した磁気歯車装置のB−B線矢視図である。 図1に示した磁気歯車装置のC−C線断面図である。 図1に示した磁気歯車装置を回転軸方向から見た図である。 本発明の第1の実施の形態に係る磁気歯車装置を備えたガスタービン発電機の構成図である。 磁石をハルバッハ配列とした状態を半径方向外側から見た場合の図である。 本発明の第2の実施の形態による磁気歯車装置の回転軸の軸心線を包含する鉛直面における断面図である。 図8に示した磁気歯車装置のD−D線断面図である。 本発明の第3の実施の形態による磁気歯車装置の回転軸の軸心線を包含する鉛直面における断面図である。 図10に示した時期歯車装置のE−E線矢視図である。 本発明の第4の実施の形態による磁気歯車装置の回転軸の軸心線を包含する鉛直面における断面図である。 本発明の第5の実施の形態による磁気歯車装置の回転軸の軸心線を包含する鉛直面における断面図である。
符号の説明
100,102,103,104 磁気歯車装置
1 入力回転軸
2 入力側磁気歯車
3,5,20,21,30,31,40,41 磁石
4,22 磁気経路部材
6 出力側磁気歯車
7 出力回転軸
8,23 サポート
9 板部
10,11 磁石群
42,43 磁石サポート部品
44 磁石サポート部品固定ネジ
50 電源
51,54 電線
52 接触器
53 整流子
55 電磁石
90 圧縮機
91 燃焼器
92 タービン
93 中間軸
94 発電機
95 ジャーナル軸受

Claims (9)

  1. ガスタービンを接続する入力回転軸の軸線周りに周方向または径方向に積層した複数の磁石を環状に配置した磁力発生面を軸方向に向けた入力側磁気歯車と、
    前記入力側磁気歯車と同軸上に設けられ、発電機を接続する出力回転軸の軸線周りに周方向または径方向に積層した複数の磁石を環状に配置した磁力発生面を前記入力側磁気歯車の磁力発生面に対向させた出力側磁気歯車と、
    前記入力側磁気歯車と前記出力側磁気歯車の対向する磁力発生面間にて、前記入力側磁気歯車と前記出力側磁気歯車の磁石間に介在するように環状に固設された電磁鋼製の複数の磁気経路部材と、
    前記入力側磁気歯車及び前記出力側磁気歯車の磁力発生面に設けられ、少なくとも各磁気歯車の径方向の外側から前記磁石を拘束する固定部とを備え、
    前記入力軸へのガスタービンからの入力トルクを前記出力軸を介して発電機に伝達することを特徴とする磁気歯車装置。
  2. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    前記入力側磁気歯車及び出力側磁気歯車の磁石並びに前記磁気経路部材は、軸線周りに同心円状に複数列配置されることを特徴とする磁気歯車装置。
  3. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    前記入力側磁気歯車と前記出力側磁気歯車の少なくとも一方の磁石は、それぞれ複数の磁石からなる磁石群であることを特徴とする磁気歯車装置。
  4. 請求項3記載の磁気歯車装置において、
    前記磁石群は、想定する磁力線方向に磁極面を向けて各磁石を配置するハルバッハ配列とすることを特徴とする磁気歯車装置。
  5. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    前記磁石は、前記回転軸を包含する平面で切断した断面が、前記磁気経路部材に向かって縮径する台形状に形成されており、当該断面の斜辺部が前記固定部により拘束されていることを特徴とする磁気歯車。
  6. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    非磁性物質で構成され、前記磁石の軸方向の動きを拘束するサポートを備えたことを特徴とする磁気歯車装置。
  7. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    前記磁気経路部材は、周方向または径方向に積層した珪素鋼板により構成したことを特徴とする磁気歯車装置。
  8. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    非磁性体で構成され、前記磁気経路部材を固定する固定具を備えることを特徴とする磁気歯車装置。
  9. 請求項1記載の磁気歯車装置において、
    前記磁石は、永久磁石であることを特徴とする磁気歯車装置。
JP2008005564A 2008-01-15 2008-01-15 磁気歯車装置 Active JP4929190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008005564A JP4929190B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 磁気歯車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008005564A JP4929190B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 磁気歯車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009168101A JP2009168101A (ja) 2009-07-30
JP4929190B2 true JP4929190B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=40969509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008005564A Active JP4929190B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 磁気歯車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4929190B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012114368A1 (ja) * 2011-02-21 2012-08-30 株式会社 日立製作所 磁気歯車機構
JP5875407B2 (ja) * 2012-02-28 2016-03-02 三菱重工業株式会社 磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法
JP5920455B2 (ja) * 2012-03-16 2016-05-18 日立金属株式会社 磁気ギア装置
JP2019211179A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 株式会社デンソー 弁装置
JP7073925B2 (ja) * 2018-06-07 2022-05-24 株式会社デンソー 弁装置
CN109707894B (zh) * 2019-01-15 2023-09-15 西华大学 一种海尔贝克磁矩阵传动自密封式主阀
JPWO2022009881A1 (ja) * 2020-07-06 2022-01-13

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3378710A (en) * 1964-06-01 1968-04-16 Micro Pump Corp Magnetic transmission
JPS50136559A (ja) * 1974-04-18 1975-10-29
JPH03106621U (ja) * 1990-02-19 1991-11-05
DE4405701A1 (de) * 1994-02-23 1995-08-24 Philips Patentverwaltung Magnetisches Getriebe mit mehreren magnetisch zusammenwirkenden, relativ zueinander beweglichen Teilen
US6286637B1 (en) * 1998-03-09 2001-09-11 Kwangju Institute Of Science & Technology Contactless eddy current brake for cars
JP2007151321A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Nissan Motor Co Ltd 回転電機のロータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009168101A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4929190B2 (ja) 磁気歯車装置
US6989618B2 (en) Rolling bearing with built-in motor
CN102377298B (zh) 一种五自由度无轴承永磁同步电机
JP2014020561A (ja) 動力伝達装置
JPWO2015053005A1 (ja) 磁気歯車装置
CN101202480A (zh) 双电机组结构
WO2017073036A1 (ja) 回転電気機械のロータ
US20170005560A1 (en) Flux focusing magnetic gear assembly using ferrite magnets or the like
CN104904103A (zh) 具有两个同轴的转子的机器
CN104953779A (zh) 磁性齿轮低速大转矩电机
JP2007336784A (ja) 発電機及び風力発電機並びに風力発電方法
US8210980B2 (en) Orbital magnetic speed change
JP2012246982A (ja) 磁気歯車装置
US20170261035A1 (en) Bearing housing structure
JPWO2007043554A1 (ja) 発電装置
CN213684973U (zh) 磁悬浮推力轴承
US20180248463A1 (en) Magnetic Gear Device
JP7345759B2 (ja) 磁気歯車
CN106787604B (zh) 多转差级联式永磁调速装置
JP6572421B2 (ja) アキシャル型磁気ギヤード電機
JP2012170264A (ja) 磁気歯車装置
JP2017158333A (ja) 電動機
CN103117641A (zh) 磁传动设备的磁力平衡装置
JP7523179B1 (ja) 発電機
JP2014066290A (ja) 磁気歯車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4929190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250