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JP4924584B2 - 産業車両のピッチング抑制装置 - Google Patents

産業車両のピッチング抑制装置 Download PDF

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Description

本発明は、産業車両の進行方向に対する左右軸まわりのモーメントによって起きる運動、すなわち左右を軸として上下に回転する運動であるピッチングを抑制するピッチング抑制装置に関するものである。
特許文献1においては、電車におけるピッチング抑制について、特定の周波数成分のピッチングを検出し、その成分により走行モータトルクを補償してピッチングを抑制している。特許文献2においては、フォークリフトにおいて、車速変動からピッチングを検出し、ピッチング状態にある時には走行モータへの速度指令を固定している。
特開2006−238513号公報 特開2004−129459号公報
フォークリフトは乗用車のようにサスペンションを持たないため、悪路走行時にばねやダンパの設定によりピッチングを抑制することができない。また、フォークリフトのピッチングは、主にタイヤのたわみにより発生し、積荷とカウンタウェイトのバランスによりその周波数は変化する。
特許文献1においては、ピッチング検出周波数を固定しているため、カウンタバランス式フォークリフトのように積荷の状態により大きくピッチング周波数が変化する場合、補償しきれなくなる虞がある。特許文献2においては、ピッチング状態にあるときには走行モータへの速度指令が固定されるため、ピッチング中にアクセルを戻しても、ピッチング状態が終了するまで減速を開始できない。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、積荷の状態によらずピッチングを抑制することができるとともにアクセル操作に対する応答性を確保することができる産業車両のピッチング抑制装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、車体に搭載した走行モータにより駆動輪が駆動されるとともに、前記車体の前部において積荷を搭載する荷役装置が設けられ、前記車体の後部にカウンタウェイトを備えた産業車両のピッチング抑制装置であって、アクセル操作部材の操作量に応じて前記走行モータを制御する走行モータ制御手段と、前記走行モータの出力軸または前記駆動輪の回転速度に応じた信号を出力する回転速度検出手段と、前記積荷の重さに基づいてピッチング周波数を推定するピッチング周波数推定手段と、前記回転速度検出手段からの前記回転速度に応じた信号中の前記ピッチング周波数推定手段により推定されたピッチング周波数成分を抽出して、当該ピッチング周波数成分の大きさを小さくするように前記走行モータを制御するピッチング抑制手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、走行モータ制御手段により、アクセル操作部材の操作量に応じて走行モータが制御される。また、回転速度検出手段から走行モータの出力軸または駆動輪の回転速度に応じた信号が出力される。さらに、ピッチング周波数推定手段により積荷の重さに基づいてピッチング周波数が推定される。そして、ピッチング抑制手段により、回転速度検出手段からの回転速度に応じた信号中のピッチング周波数推定手段により推定されたピッチング周波数成分が抽出されて、当該ピッチング周波数成分の大きさを小さくするように走行モータが制御される。これにより、積荷の状態によらずピッチングが抑制される。また、ピッチング状態にあるときにアクセル操作部材が操作されても走行モータ制御手段により走行モータが制御され、アクセル操作に対する応答性が確保される。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の産業車両のピッチング抑制装置において、前記ピッチング周波数推定手段は、前記積荷の重さ、および、少なくとも前記積荷の高さ位置に基づいてピッチング周波数を推定すると、より積荷の状態によらずピッチングを抑制することができる。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の産業車両のピッチング抑制装置において、前記ピッチング周波数推定手段は、前記積荷の重さ、および、少なくとも前記荷役装置の傾動角に基づいてピッチング周波数を推定すると、より積荷の状態によらずピッチングを抑制することができる。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の産業車両のピッチング抑制装置において、前記アクセル操作部材の操作量に応じた信号がローパスフィルタを介して前記走行モータ制御手段に送られ、前記ローパスフィルタは、前記ピッチング周波数推定手段により推定されたピッチング周波数によりカットオフ周波数が変更されると、ピッチングによる車体振動でのアクセルぶれによる振動増加を防止することができる。
請求項5に記載のように、請求項1〜4のいずれか1項に記載の産業車両のピッチング抑制装置において、前記アクセル操作部材の操作量に応じた信号がローパスフィルタを介して前記走行モータ制御手段に送られ、前記ローパスフィルタは、前記ピッチング抑制手段による前記ピッチング周波数成分の大きさにより減衰傾度が変更されると、アクセル操作部材の操作への追従性の悪化を防止することができる。
本発明によれば、積荷の状態によらずピッチングを抑制することができるとともにアクセル操作に対する応答性を確保することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施形態における産業車両としてのフォークリフトの概略側面図を示す。図2には、ピッチング抑制装置を含めた走行モータの制御系のブロック図を示す。
図1に示すように、フォークリフト1はバッテリフォークリフトであって、電動モータにて走行するフォークリフトである。バッテリフォークリフト1の車体2の前側下部には駆動輪(前輪)3aが設けられ、車体2の後側下部には操舵輪(後輪)3bが設けられている。車体2の前部には荷役装置4が設けられている。
荷役装置4を構成するマスト5は車体2の前部に立設されている。マスト5は車体2に対して前後に傾動可能に支持された左右一対のアウタマスト5aと、これにスライドして昇降するインナマスト5bとからなる。各アウタマスト5aの後部にはリフトシリンダ6が配設されている。インナマスト5bの内側にはフォーク7を備えたリフトブラケット8が昇降可能に支持されている。そして、リフトシリンダ6の伸縮作動によりフォーク7がリフトブラケット8とともに昇降される。そして、荷役装置を構成するフォーク7に、車体2の前部において積荷18を昇降可能に搭載することができる。
左右一対のティルトシリンダ9は、その基端側が車体(車体フレーム)2に対して回動可能に連結されるとともに、先端側がアウタマスト5aの側面に回動可能に連結されている。マスト5はティルトシリンダ9が伸縮駆動されることで前後に傾動する。
運転室Sにはその前側にハンドル10、リフトレバー11およびティルトレバー12が装備されている。リフトレバー11はフォーク7を昇降させるためのレバーであり、ティルトレバー12はマスト5を前後方向に傾動させるためのレバーである。運転席の床面にはアクセルペダル13が設けられ、アクセルペダル13の操作量(ペダル踏み込み量)に応じた車速にされる。
車体2にはバッテリ14および走行モータ15が搭載されている。バッテリ14により走行モータ15を駆動させ、駆動輪3aが駆動されるようになっている。詳しくは、走行モータ15の出力軸が駆動輪3aの回転軸と減速機を介して連結されており、走行モータ15の駆動により出力軸が回転するとその回転に伴って駆動輪3aの回転軸が回転して駆動輪3aが駆動される。
また、バッテリ14により荷役用モータ(図示略)が駆動され、この荷役用モータの駆動により油圧ポンプ(図示略)が駆動される。この油圧ポンプの駆動に基づいてリフトシリンダ6やティルトシリンダ9を伸縮動作してフォーク7の上下動やティルト動作を行うことができるようになっている。一方、車体2の後部にはカウンタウェイト16が設けられている。
図2において、アクセル開度センサ23がフォークリフト1に備えられている。アクセル開度センサ23はアクセルペダル13の操作量、即ち、アクセル開度αを検出する。アクセル開度センサ23にはモータ制御部26が接続され、モータ制御部26は、アクセル開度センサ23からの信号によりアクセルペダル13の操作量を検知する。モータ制御部26は走行モータ15のトルクを調整して走行モータ15に機械的に連結された駆動輪3aを駆動する。このとき、モータ制御部26はモータ回転数センサ27からモータ回転数検出信号を入力して(フィードバックして)、モータ制御部26はアクセル開度に応じた車速となるように走行モータ15を制御する。即ち、走行モータ制御手段としてのモータ制御部26はアクセル操作部材としてのアクセルペダル13の操作量に応じた走行速度にすべく走行モータ15を制御する。
なお、モータ回転数センサ27に代わり車速センサを用いてもよい。つまり、走行モータ15の出力軸と駆動輪3aの回転軸とは減速機を介して連結されているので、モータ回転数センサ27により走行モータ15の出力軸の回転速度を検出する代わりに駆動輪3aの回転速度(車速)を検出してもよい。
また、揚高センサ20と荷重センサ21とティルト角センサ22がフォークリフト1に備えられている。揚高センサ20はフォーク7の揚高H、即ち、積荷18の高さ位置を検出する。荷重センサ21は積荷18の重さ(荷重F)を検出する。具体的には、リフトシリンダ6のボトム室の油圧を検出することにより積荷18の重さ(荷重F)を検出する。ティルト角センサ22は荷役装置を構成するマスト5の傾動角、即ち、ティルト角θを検出する。具体的には、ティルトシリンダ9の車体2に対する回動角を検出することによりティルト角θを検出する。
揚高センサ20、荷重センサ21、ティルト角センサ22にはピッチング周波数推定部24が接続されている。ピッチング周波数推定部24は、揚高センサ20からの信号によりフォーク7の揚高H(積荷18の高さ位置)を検知するとともに、荷重センサ21からの信号により荷重F(積荷18の重さ)を検知し、さらに、ティルト角センサ22からの信号によりティルト角θを検知する。ピッチング周波数推定部24は、ピッチング周波数fpを推定する。
ピッチング周波数推定部24にはピッチング検出部25が接続され、ピッチング検出部25にはピッチング周波数推定部24により推定されたピッチング周波数fpが送られる。また、ピッチング検出部25にはモータ回転数センサ27が接続され、モータ回転数センサ27の出力信号(モータ回転数検出信号)を入力する。そして、ピッチング検出部25は、モータ回転数検出信号中のピッチング周波数推定部24により推定されたピッチング周波数fpの成分の強度(大きさ)Gpを検出する。
ピッチング検出部25にはモータ制御部26が接続されている。モータ制御部26は、Gp値を小さくすべく走行モータ15のトルクを制御(モータの通電電流の制御等)してピッチングを抑制する。
次に、フォークリフトのピッチング抑制装置の作用を説明する。
乗員がアクセルペダル13を操作すると、その操作量、即ち、アクセル開度αがアクセル開度センサ23により検出される。アクセル開度センサ23からアクセル開度検出信号がモータ制御部26に要求車速として送られる。モータ制御部26は、アクセル開度センサ23からのアクセル開度検出信号に基づいて走行モータ15を制御する。また、モータ制御部26は、モータ回転数センサ27からのモータ回転数検出信号を入力しており、アクセル開度に応じた要求車速となるように走行モータ15を制御する(要求車速となるように走行モータ15のトルクを制御する)。
一方、ピッチング周波数推定部24は、各センサ20,21,22による積荷18の状態(揚高H、荷重F、ティルト角θ)より、予め求めておいた演算式を用いてピッチング周波数fpを推定する。詳しくは、揚高Hについては、揚高Hが大きいとピッチング周波数fpが低く設定される。また、荷重Fについては、荷重Fが大きいとピッチング周波数fpが低く設定される。さらに、ティルト角θについては、後方にティルト角θが大きく重心までの距離が小さいとピッチング周波数fpが高く設定され、前方にティルト角θが大きく重心までの距離が大きいとピッチング周波数fpが低く設定される。具体的には、推定したピッチング周波数とは、例えば、数Hzである。
これにより、検出するピッチング周波数を可変にするとともに、積荷18の状態(揚高H、荷重F、ティルト角θ)に応じたピッチング周波数を決定することができる。
なお、揚高H、荷重F、傾動角(ティルト角θ)の3要素により、ピッチング周波数を推定したが、必ずしも揚高H、荷重F、傾動角の3要素が必要ではなく、産業車両の種類等により、荷重Fのみを要素としたり、荷重Fと揚高Hを要素したり、荷重Fと傾動角を要素とすることも可能である。
ピッチング検出部25は、モータ回転数センサ27による図3に示す回転速度検出信号中の図4に示す推定ピッチング周波数fpでの成分を抽出してその強度(大きさ)Gpを算出する。即ち、回転速度信号に対しフィルタリング処理にて所定周波数成分だけ抽出して、当該周波数成分の大きさを算出する。詳しくは、推定したピッチング周波数fpを中心とした成分を抽出して(切り出して)その大きさを算出する。
モータ制御部26は、ピッチング検出部25からの信号で走行モータ15のトルクを調整し、ピッチングを抑制する。即ち、推定ピッチング周波数fpでの成分の強度(大きさ)Gpがゼロになるように走行モータ15のトルクを調整する。
また、ピッチング状態にあるときにアクセルペダル13が操作されると、モータ制御部26は、アクセル開度センサ23からの信号によりアクセル操作量に応じた走行速度にすべく走行モータ15を制御する。よって、ピッチング状態にあるときにアクセルペダル13が操作されてもモータ制御部26により走行モータ15が制御され、アクセル操作に対する応答性が確保される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)フォークリフトのピッチング抑制装置は、モータ制御部26と、回転速度検出手段としてのモータ回転数センサ27と、ピッチング周波数推定部24と、ピッチング検出部25とを備え、モータ回転数センサ27は走行モータ15の出力軸(または駆動輪3a)の回転速度に応じた信号を出力する。走行モータ制御手段としてのモータ制御部26はアクセルペダル13の操作量に応じた走行速度にすべく走行モータ15を制御する。一方、ピッチング周波数推定手段としてのピッチング周波数推定部24は、荷重センサ21により検出された積荷18の重さ(荷重F)に基づいてピッチング周波数fpを推定し、ピッチング抑制手段としてのピッチング検出部25およびモータ制御部26は、モータ回転数センサ27からの回転速度に応じた信号中の推定ピッチング周波数成分を抽出して、当該ピッチング周波数成分の大きさを小さくするように走行モータ15を制御する。よって、積荷18の状態によらずピッチングを抑制することができるとともにアクセル操作に対する応答性を確保することができる。
(2)ピッチング周波数推定部24は、積荷18の重さ、および、少なくとも積荷18の高さ位置に基づいてピッチング周波数fpを推定するので、より積荷の状態によらずピッチングを抑制することができる。
(3)ピッチング周波数推定部24は、積荷18の重さ、および、少なくともティルト角、即ち荷役装置4を構成するマスト5の傾動角に基づいてピッチング周波数fpを推定するので、より積荷の状態によらずピッチングを抑制することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・図5に示すように、アクセル開度センサ23の出力信号(アクセル操作部材の操作量に応じた信号)がローパスフィルタ30を介してモータ制御部26に送られる。ローパスフィルタ30は、図6に示すように、カットオフ周波数fcが可変であるとともに、減衰傾度が可変である。そして、ローパスフィルタ30は、ピッチング周波数推定部24により推定されたピッチング周波数fpによりカットオフ周波数fcが変更される。即ち、推定されたピッチング周波数fpを、ローパスフィルタ30のカットオフ周波数fcまたはその近傍に設定する。これにより、ピッチング周波数fp以下の周波数成分のみが要求車速となり、ピッチングによる車体振動でのアクセルぶれによる振動増加を防止することができる。即ち、ピッチングによる振動が運転者に伝わり、アクセルペダル13が動いて、さらに振動が悪化することを防止することができる。
また、ローパスフィルタ30は、ピッチング検出部25によるピッチング周波数成分の強度(大きさ)Gpにより減衰傾度が変更される。具体的には、平坦路の走行時においてはピッチングが生じる可能性は少ないので、ローパスフィルタ30をかける必要はない。そのため、ピッチング周波数成分の大きさ(強度Gp)が小さい場合には、減衰傾度を小さくしてフィルタ30の効きを弱くすることにより、アクセルペダル13の操作への追従性の悪化を防止することができる。
以上のように、アクセル入力に対し、ピッチング周波数fp等に応じた適切なフィルタ処理を施すことにより、アクセルに対する車両応答を悪化させることなく、車両振動のアクセルへの影響を低減できる。
・アクセル操作部材としてアクセルペダル13を用いたが、これに限ることなく、他にも例えばレバー等であってもよい。
・ハイブリッド式フォークリフト、即ち、エンジンと走行モータ15を備えたフォークリフトに適用してもよく、要は、電動モータの回転力にて駆動輪を回転駆動して走行するカウンタバランス式産業車両に適用することができる。
・アクセルペダル13の操作量に応じた走行速度にすべく走行モータ15を制御する構成を採用したが、これに限ることなく、例えばアクセルペダル13の操作量に応じたモータ出力となるように走行モータを制御する構成を採用してもよい。要は、走行モータ制御手段は、アクセル操作部材の操作量に応じて走行モータを制御するものであればよい。
本実施形態におけるフォークリフトの概略側面図。 ピッチング抑制装置を含めた走行モータの制御系のブロック図。 モータ回転数センサの出力を示す波形図。 モータ回転数センサの出力波形中の周波数に対する強度を示す図。 別例における走行モータの制御系の回路図。 フィルタの特性図。
符号の説明
2…車体、3a…駆動輪、5…マスト、7…フォーク、13…アクセルペダル、15…走行モータ、16…カウンタウェイト、20…揚高センサ、21…荷重センサ、22…ティルト角センサ、23…アクセル開度センサ、24…ピッチング周波数推定部、25…ピッチング検出部、26…モータ制御部、27…モータ回転数センサ、30…ローパスフィルタ。

Claims (5)

  1. 車体に搭載した走行モータにより駆動輪が駆動されるとともに、前記車体の前部において積荷を搭載する荷役装置が設けられ、前記車体の後部にカウンタウェイトを備えた産業車両のピッチング抑制装置であって、
    アクセル操作部材の操作量に応じて前記走行モータを制御する走行モータ制御手段と、
    前記走行モータの出力軸または前記駆動輪の回転速度に応じた信号を出力する回転速度検出手段と、
    前記積荷の重さに基づいてピッチング周波数を推定するピッチング周波数推定手段と、
    前記回転速度検出手段からの前記回転速度に応じた信号中の前記ピッチング周波数推定手段により推定されたピッチング周波数成分を抽出して、当該ピッチング周波数成分の大きさを小さくするように前記走行モータを制御するピッチング抑制手段と、
    を備えたことを特徴とする産業車両のピッチング抑制装置。
  2. 前記ピッチング周波数推定手段は、前記積荷の重さ、および、少なくとも前記積荷の高さ位置に基づいてピッチング周波数を推定することを特徴とする請求項1に記載の産業車両のピッチング抑制装置。
  3. 前記ピッチング周波数推定手段は、前記積荷の重さ、および、少なくとも前記荷役装置の傾動角に基づいてピッチング周波数を推定することを特徴とする請求項1または2に記載の産業車両のピッチング抑制装置。
  4. 前記アクセル操作部材の操作量に応じた信号がローパスフィルタを介して前記走行モータ制御手段に送られ、
    前記ローパスフィルタは、前記ピッチング周波数推定手段により推定されたピッチング周波数によりカットオフ周波数が変更されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の産業車両のピッチング抑制装置。
  5. 前記アクセル操作部材の操作量に応じた信号がローパスフィルタを介して前記走行モータ制御手段に送られ、
    前記ローパスフィルタは、前記ピッチング抑制手段による前記ピッチング周波数成分の大きさにより減衰傾度が変更されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の産業車両のピッチング抑制装置。
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