JP4910751B2 - 周辺装置及び情報処理システム - Google Patents
周辺装置及び情報処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4910751B2 JP4910751B2 JP2007036472A JP2007036472A JP4910751B2 JP 4910751 B2 JP4910751 B2 JP 4910751B2 JP 2007036472 A JP2007036472 A JP 2007036472A JP 2007036472 A JP2007036472 A JP 2007036472A JP 4910751 B2 JP4910751 B2 JP 4910751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- setting file
- information processing
- peripheral device
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 title claims description 79
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 42
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 26
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 32
- 230000008569 process Effects 0.000 description 29
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
本明細書にいう「周辺装置」は、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、或いはそれらが一体となった複合機を意味する。
ユーザが、印刷させたいドキュメントファイルを情報処理装置の画面上に表示された格納先フォルダにドラッグ&ドロップ操作すると、そのドキュメントファイルはファイル共有プロトコルを介してプリンタへ送信される。プリンタは、受信したドキュメントファイルを印刷する。特許文献1の技術によれば、ユーザは、情報処理装置のディスプレイに表示されたドキュメントファイルをドラッグ&ドロップするだけで、そのドキュメントファイルの印刷をプリンタに実行させることができる。
様々な動作条件が設定可能であると、ユーザが所望の動作条件を専用UIを利用して指定するのは煩わしい場合があった。例えば、所望の動作条件を設定する画面を表示するまでに専用UIが用意するボタンを幾度もクリックしなければならない場合があった。
本発明の目的は、ユーザが直接書き換え可能なファイルの形式で動作条件を指定できる周辺装置を提供することにある。
送信手段は、ファイルを格納する特定格納領域の情報を情報処理装置へ送信する。受信手段は、ユーザが直接書き換え可能なファイルであり周辺装置の動作条件を記述する設定ファイルとともに、その設定ファイルを特定格納領域に格納する格納コマンドを情報処理装置から受信する。制御手段は、格納コマンドとともに受信した設定ファイルに記述された動作条件を自己の動作条件に設定して所定の機能を実行する。記憶手段は、周辺装置の動作条件が記述された初期設定ファイルを予め記憶している。上記の送信手段は、情報処理装置からの要求に応じて初期設定ファイルを情報処理装置へ送信する。
ここにいう「所定の機能」とは、周辺装置がプリンタの場合には印刷機能であり、周辺装置がスキャナ装置の場合には画像読取機能である。総じていえば、「所定の機能」とは画像に関する機能である。
また、「格納領域」とは典型的にはフォルダである。また、ユーザが直接書き換え可能なファイルとは典型的にはテキストファイルである。
結果格納領域は、典型的にはフォルダである。
初期設定ファイルは、ユーザが直接書き換え可能なファイルであってよいし、直接書き換えができないファイルであってもよい。
初期設定ファイルが直接書き換え可能なファイルの場合には、ユーザは、その初期設定ファイルを書き換えることによって、所望する動作条件を記述する設定ファイルを容易に作成することができる。初期設定ファイルが書き換えできないファイル(例えば読み取り専用に設定されたファイル)の場合には、ユーザは、そのファイルを情報処理装置に一旦コピーし、そのコピーしたファイルを書き換えることによって、所望する動作条件を記述する設定ファイルを容易に作成することができる。ユーザは設定ファイルをゼロから作成する必要がない。初期設定ファイルは、ユーザが直接書き換え可能なファイルであることが一層好ましい。
情報処理装置は、記憶手段とアイコン表示手段と第1送信手段とエラー表示手段を備える。記憶手段は、ユーザが直接書き換え可能なファイルであり周辺装置の動作条件を記述する設定ファイルを記憶している。アイコン表示手段は、周辺装置を示す装置アイコンと、記憶された設定ファイルを示す設定ファイルアイコンを画面に表示する。第1送信手段は、ユーザが設定ファイルアイコンを装置アイコンに対応付ける操作を行うと、設定ファイルアイコンが示す設定ファイルを装置アイコンが示す周辺装置へ送信する。エラー表示手段は、設定ファイルにエラーが存在することを周辺装置が検知した場合に周辺装置が送信するエラー通知を表示する。
他方、システムに接続される周辺装置は、受信手段と、判断手段と、制御手段と、記憶手段と第2送信手段を備える。周辺装置の受信手段は、情報処理装置が送信する設定ファイルを受信する。判断手段は、受信した設定ファイルに記述された動作条件が自己に適合しているか否かを判断する。制御手段は、動作条件が自己に適合していると判断された場合にはその動作条件で所定の機能を実行してその実行結果を前記情報処理装置へ送信する。また制御手段は、動作条件が自己に適合していないと判断された場合には受信した設定ファイルにエラーが存在する旨の通知を前記情報処理装置へ送信する。記憶手段は、周辺装置の動作条件が記述された初期設定ファイルを予め記憶している。第2送信手段は、情報処理装置からの要求に応じて初期設定ファイルを情報処理装置へ送信する。そして、情報処理装置の第1送信手段は、初期設定ファイルに基づき生成された設定ファイルを送信する。
ユーザが設定ファイルアイコンを装置アイコンに対応付ける操作は、典型的には設定ファイルアイコンを装置アイコンにドラッグ&ドロップする操作である。
このシステムによれば、ユーザは、設定ファイルに記述された動作条件を所望の動作条件に書き換えたのちに、設定ファイルを装置アイコンにドラッグ&ドロップするだけで所望の動作条件で周辺装置を制御できる。
図1に、複合機100のブロック図を示す。複合機100は、ネットワーク102を介して端末150(情報処理装置)と通信可能に接続されている。
複合機100は、CPU110、プリンタユニット112、スキャナユニット114、ファクシミリユニット116、及び記憶装置120を備える。
プリンタユニット112は、ドキュメントや画像を印刷する装置である。スキャナユニット114は、シートに印刷された文字や画像を読み取る装置である。ファクシミリユニット116は、電話回線(不図示)を介してデータを送受信する装置である。
プリンタユニット112は、端末150から送られるドキュメントファイルや画像ファイルのデータを印刷できる。またプリンタユニット112は、スキャナユニット114が読み込んだデータや、ファクシミリユニット116が受信したデータを印刷できる。
ファクシミリユニット116は、端末150から送られるドキュメントファイルや画像ファイルのデータ、或いはスキャナユニット114が読み込んだデータを所定の電話番号を有する相手装置へファクシミリ送信できる。
プリンタユニット112、スキャナユニット114、及びファクシミリユニット116は、CPU110によって制御される。なお、プリンタユニット112、スキャナユニット114、及びファクシミリユニット116は、夫々動作条件を変更可能である。動作条件とは、プリンタユニット112であれば例えば用紙サイズである。スキャナユニット114であれば例えば画像読み取りの解像度である。ファクシミリユニット116であれば例えばデータ送受信時の解像度である。プリンタユニット112等の動作条件は、CPU110によって変更される。
記憶装置120には、プログラム122、フォルダ属性情報124、及びファイル126が記憶されている。
CPU110は、記憶装置120に記憶されたプログラム122に従って、各種の処理を実行する。主なプログラムには、通信プログラム122a、機能制御プログラム122bがある。通信プログラム122aは、端末150とデータを送受信するためのプログラムである。機能制御プログラム122bは、プリンタユニット112等を制御するためのプログラムである。
ファイル126は、複合機100が記憶している各種の電子ファイルである。複合機100は、プリンタユニット112、スキャナユニット114、及びファクシミリユニット116の動作条件の初期設定を記述したファイル(初期設定ファイル)を記述している。例えば、スキャナ機能(スキャナユニット114を作動させて画像を読み取る機能)の動作条件の初期設定を記述したファイルは、DefaultScanPatram.txtという名称のファイルである。
また、前述したように、複合機100は、スキャナユニット114が読み取ったデータを直接プリンタユニット112で印刷することができる。この機能をコピー機能と称する。複合機100は、このコピー機能を実行する際の初期設定を記述したファイルも記憶している。コピー機能の動作条件の初期設定を記述したファイルは、DefaultCopyParam.txtという名称のファイルである。DefaultScanPatram.txtやDefaultCopyParam.txtは、その拡張子が示すようにテキスト形式のファイルであり、ユーザが直接書き換え可能なファイルである。
フォルダ属性情報124は、記憶装置120のファイル格納領域を階層的に管理するためのデータである。複合機100の記憶装置120にはいくつかのフォルダが設定されており、フォルダ属性情報124には、フォルダ間の階層関係や、各フォルダに格納されているファイルの情報が記録されている。なお、記憶装置120には、ScanStartという名称のフォルダと、CopyStartという名称のフォルダが設定されている。他にも幾つかのフォルダが設定されているが説明を省略する。
ファイル共有プロトコルには、端末間で送受信される幾つかのコマンド(要求と呼ばれる)が規定されている。例えばWebDAVでは、PROPFIND要求、GET要求、PUT要求などが規定されている。
なお、これらの要求の詳細については説明を省略する。
複合機100と端末150は、これらの「要求」を送受信することで、フォルダ属性情報やファイルを送受信することができる。
端末150は、複合機100に対してPROPFIND要求を送信する(図1に示す(1))。この要求を受信した複合機100は、記憶装置120に記憶されたフォルダ属性情報124を端末150へ送信する(図1に示す(2))。フォルダ属性情報124を受信した端末150は、複合機100が有するフォルダをその画面に表示する。
端末150は、所定のファイル名とフォルダ名を指定してPUT要求を複合機100へ送信する(図1に示す(3))。この要求を受信した複合機100は、指定されたファイルを指定したフォルダに格納する。なお、端末150が送信するPUT要求が予め決められた特定のフォルダと特定のファイルを指定している場合には、複合機100は、指定されたファイルを指定されたフォルダへ格納するだけでなく、指定されたファイルと指定されたフォルダに応じて印刷機能や画像読取機能を実行する。即ち、複合機100は、複数の画像関連機能(印刷機能や画像読取機能)を実行することができ、特定のファイルを特定のフォルダへ格納する要求を受信すると、「特定のファイルを特定のフォルダへ格納する要求」に予め対応付けられている特定の画像関連機能を実行する。この点については後述する。
端末150は、所定のファイル名を指定してGET要求を複合機100へ送信する。この要求を受信した複合機100は、指定されたファイルを端末150へ送信する。
設定ファイルを書き換えたユーザは、端末150を操作して、その設定ファイルを複合機100が有する特定のフォルダへ格納させる。より具体的には、端末の画面に表示されている特定フォルダのアイコンに設定ファイルをドラッグ&ドロップする。この操作によって、ユーザは所望の機能を所望の動作条件で実行させることができる。
なお、ユーザの操作に応じて端末150は、設定ファイルを特定のフォルダに格納するPUT要求を複合機100へ送信する。「設定ファイルを特定のフォルダに格納するPUT要求」を受信した複合機100は、設定ファイルに記述された動作条件を自己の動作条件に設定し、「特定のフォルダ」に予め対応付けられている機能を実行する。
端末150のユーザは、設定ファイルを所定のフォルダのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、所望の動作条件で複合機100を動作させることができる。設定ファイルはユーザが自在に書き換え可能なファイルであるので、ユーザは専用のユーザインタフェイスを使うことなく、簡単に所望の動作条件を指定することができる。
第1に、端末150のユーザが、複合機100に対してコピー機能を実行させる場合を説明する。
図2の画面表示200には、ScanStartフォルダのアイコン202と、CopyStartフォルダのアイコン204が表示されている。また、画面表示200には、CopyParam.txtファイル206(設定ファイル)がテキストエディタで開かれた状態が示されている。
ScanStartフォルダのアイコン202と、CopyStartフォルダのアイコン204は、複合機100がPROPFIND要求に応答してフォルダ属性情報124を送信した結果、端末150の画面に表示される。
画面200に表示されたCopyParam.txtファイル206は、複合機100にコピー処理を実行させる際の動作条件を記述するファイルである。図2に示されているCopyParam.txtファイル206には、解像度(resolution)を600dpiに設定すること等が記述されている。
ユーザは、テキストファイルであるCopyParam.txtファイル206を編集して(書き換えて)、所望の動作条件を記述する(図2に示すユーザ操作(1−1))。次にユーザは、所望の動作条件に書き換えられたCopyParam.txtファイル206を、複合機100が有するCopyStartフォルダのアイコン204へドラッグ&ドロップする(図2に示すユーザ操作(1−2))。ユーザは上記の操作で、複合機100に所望の動作を実行させることができる。
なお、端末150は、ユーザ操作(1−2)に応じてCopyParam.txtファイル206をCopyStartフォルダに格納するPUT要求を複合機100へ送信する。このPUT要求を受信した複合機100は、CopyParam.txtファイル206に記述された動作条件を自己の動作条件に設定し、CopyStartフォルダに予め対応付けられているコピー機能を実行する。なお、複合機100の処理の詳細については後述する。
図3の画面表示300には、ScanStartフォルダのアイコン202と、CopyStartフォルダのアイコン204が表示されている。また、画面表示300には、DefaultScanParam.txtファイル306がテキストエディタで開かれた状態が示されている。
DefaultScanParam.txtは、前述したように複合機100が予め記憶しているファイル(初期設定ファイル)である。このファイルには、画像読取機能の動作条件の初期設定が記述されている。ユーザは、端末150を操作して、複合機100が有するDefaultScanParam.txtファイル306を画面300に表示させる。ユーザは、この初期設定ファイル(DefaultScanParam.txtファイル306)を雛形にして、このファイルの記述を所望の動作条件に書き換える。例えば、図3の例では、ユーザは、コピーした結果のデータの格納フォルダを「Default」という名称のフォルダから「User1」という名称のフォルダに変更している(図3に示すユーザ操作(2−1))。次にユーザは、このファイルの名称をScanParam.txtに変更する(図3に示すユーザ操作(2−2))。ユーザはこのように所望の動作条件に変更するとともに、名称を変更したScanParam.txtファイル306を、複合機100が有するScanStartフォルダのアイコン202へドラッグ&ドロップする(図3に示すユーザ操作(2−3))。ユーザの操作に応じて端末150は、ScanParam.txtファイル306をScanStartフォルダに格納するPUT要求を複合機100へ送信する。このPUT要求を受信した複合機100は、ScanParam.txtファイル306に記述された動作条件を自己の動作条件に設定し、ScanStartフォルダに予め対応付けられている画像読取機能を実行する。なお、複合機100の処理の詳細については後述する。
図4は、複合機100が実行するメイン処理のフローチャート図である。
複合機100は、端末150からアクセスがあるか否かを常に監視している(ステップS100)。ここで「アクセス」とは、各種の「要求」やその他のコマンドが端末150から複合機100へ送信されることである。
端末150からのアクセスがあると(ステップS100:YES)、複合機100は、そのアクセスに応じた処理を実行する。アクセスがPROPFIND要求の場合(ステップS102:YES)は、フォルダ属性情報送信処理を実行する(ステップS104)。アクセスがDefaultCopyParam.txtファイルのGET要求の場合(ステップS106:YES)は、DefaultCopyParam.txtファイルの送信処理を実行する(ステップS108)。アクセスがDefaultScanParam.txtファイルのGET要求の場合(ステップS110:YES)は、DefaultScanParam.txtファイルの送信処理を実行する(ステップS112)。アクセスがCopyStartフォルダへのファイルのPUT要求の場合(ステップS114:YES)は、Copy処理(コピー機能)を実行する(ステップS116)。アクセスがScanStartフォルダへのPUT要求の場合(ステップS118:YES)は、Scan処理(画像読取機能)を実行する(ステップS120)。アクセスが上記のいずれの要求でもない場合には、そのアクセスに応じたその他の処理を実行する(ステップS122)。
DefaultCopyParam.txtファイル送信処理ではまず、DefaultCopyParam.txtファイルのGET要求を発信した端末に複合機100のデータのリード権があるか否かをチェックする(ステップS300)。リード権がない場合(ステップS300:NO)、複合機100は、GET要求を発信した端末へエラーメッセージを送信する(ステップS304)。リード権がある場合(ステップS300:YES)、複合機100は、GET要求を発信した端末へDefaultCopyParam.txtファイルを送信する(ステップS302)。即ち複合機100は、端末の要求に応じて、予め決められた動作条件が記述された初期設定ファイルを端末へ送信する。
DefaultScanParam.txtファイル送信処理(ステップS112)は、図6のステップS302の処理における「DefaultCopyParam.txt」を「DefaultScanParam.txt」に変更しただけの処理であるので説明を省略する。
Copy処理ではまず、PUT要求を発信した端末にCopyStartフォルダへのデータのライト権があるか否かをチェックする(ステップS500)。ライト権がない場合(ステップS500:NO)、複合機100はPUT要求を発信した端末へエラーメッセージを送信する(ステップS504)。
ライト権がある場合(ステップS500:YES)、複合機100はPUT要求が指定するファイルがCopyParam.txtファイルであるか否かをチェックする(ステップS502)。PUT要求が指定するファイルがCopyParam.txtファイルでない場合(ステップS502:NO)、複合機100は、PUT要求を送信した端末へエラーメッセージを送信する(ステップS504)。
PUT要求が指定するファイルがCopyParam.txtファイルである場合(ステップS502:YES)、複合機100は、PUT要求が指定するCopyParam.txtファイルを開いてそのファイルに記述されたコピーパラメータ(コピー機能の実行のための動作条件)を読み込む(ステップS506)。
次に複合機100は、読み込んだコピーパラメータが正常か否かをチェックする(ステップS508)。換言すれば、複合機100は、読み込んだコピーパラメータが自己に適合するか否かを判断する。読み込んだコピーパラメータが自己に適合しないと判断する場合には(ステップS508:NO)、複合機100は、PUT要求を送信した端末へエラーメッセージを送信する(ステップS504)。読み込んだコピーパラメータが自己に適合しない場合とは、例えば、CopyParam.txtファイルに記述されたデータが識別不可能の場合、或いは、コピーパラメータが示す数値が、複合機100が許容する数値範囲を超えている場合などである。
読み込んだコピーパラメータが自己に適合すると判断する場合には(ステップS508:YES)、複合機100は、PUT要求を送信した端末へOKを返す(ステップS510)。
次に複合機100は、読み込んだコピーパラメータ(動作条件)を自己の動作条件に設定する(ステップS512)。そしてスキャンユニット114にセットされたドキュメントの読取機能を実行し(ステップS514)、読み取ったデータ(スキャン結果)をプリンタユニット112によって印刷する(ステップS516)。ステップS514とステップS516の処理によって、コピー機能が実行される。
Scan処理は、前述したCopy処理とほぼ同じ処理を行う。Scan処理のステップS600−ステップS614は、夫々Copy処理のステップS500−ステップS514に相当するので説明を省略する。
Scan処理のステップS616では、ステップS614で読み取ったデータ(スキャン結果)を、ScanParam.txtファイルに記述されている結果格納フォルダへ送信する。
例えば、図3に示すScanParam.txtでは、結果格納先フォルダとしてUser1という名称のフォルダが指定されている。複合機100は、このUser1という名称のフォルダへスキャン結果を送信する。
図9は、複合機100からエラーメッセージを受信したときの端末150の画面である。端末150は、複合機100から受信したエラーメッセージに基づくエラー表示406を表示する。なお、複合機100は、エラーメッセージを送信する処理ごとに異なるコードを付加する。端末150は、エラーメッセージに付加されたコードを含めたエラー表示406を表示する。
また、端末150のCPU152は、記憶したプログラム156に基づいて種々の処理を実行する。表示プログラム156bに基づいて、アイコン202、204を画面に表示する処理を実行するときのCPU152が端末(情報処理装置)の「アイコン表示手段」に相当する。通信プログラム156aに基づいて、ファイル158(設定ファイル)の送信処理を実行するときのCPU152が端末の「送信手段」に相当する。また表示プログラム156bに基づいて、エラー表示406を画面に表示するときのCPU152が「エラー表示手段」に相当する。
複合機の動作条件を指定する設定ファイルはテキストファイルであるので、ユーザは専用UIを用いることなく、所望の動作条件を指定できる。
複合機は、ファイル共有プロトコルに基づいて設定ファイルを受信し、設定ファイルに記述された動作条件で所定の機能を実行する。端末は複合機を制御する専用のプログラムを備える必要がない。
例えば、複合機100は、予め決められた動作条件が初期設定として設定されていてよい。読み込んだコピーパラメータやスキャンパラメータが自己に適合しない場合には、複合機100は初期設定にしたがって、機能の実行を行うようにしてもよい。また、スキャンパラメータの結果格納先フォルダとして、読み取った画像データを格納する端末についても指定できるようにしてもよい。例えば、ScanParam.txtの結果格納先フォルダをFolder=\\PC1\User1と記述すると、格納先の端末がPC1という名称の端末であり、その端末が有するUser1という名称のフォルダへ、スキャン結果が格納される。このような構成にすることで、PUT要求を送信した端末以外の端末にもスキャン結果を格納できる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
102:ネットワーク
110:CPU
112:プリンタユニット
114:スキャナユニット
116:ファクシミリユニット
120:記憶装置
122:プログラム
124:フォルダ属性情報
126:ファイル(初期設定ファイル)
150:端末
152:CPU
154:記憶装置
Claims (4)
- ネットワークのファイル共有プロトコルを介して情報処理装置から所定の機能を実行させることが可能な周辺装置であり、
ファイルを格納する特定格納領域の情報を情報処理装置へ送信する送信手段と、
ユーザが直接書き換え可能なファイルであり周辺装置の動作条件を記述する設定ファイルとともに、その設定ファイルを特定格納領域に格納する格納コマンドを情報処理装置から受信する受信手段と、
格納コマンドとともに受信した設定ファイルに記述された動作条件を自己の動作条件に設定して所定の機能を実行する制御手段と、
当該周辺装置の動作条件が記述された初期設定ファイルを予め記憶する記憶手段と、
を備え、
送信手段は、情報処理装置からの要求に応じて初期設定ファイルを情報処理装置へ送信することを特徴とする周辺装置。 - 前記制御手段は、受信した設定ファイルに記述された動作条件が自己に適合していると判断した場合にはその動作条件を自己に設定して所定の機能を実行し、動作条件が自己に適合していないと判断した場合には設定ファイルにエラーが存在する旨の通知を情報処理装置へ送信することを特徴とする請求項1の周辺装置。
- 設定ファイルには、結果格納領域を指定する情報が記述されており、
制御手段は、設定ファイルに記述された動作条件で実行した所定機能の実行結果を前記結果格納領域へ格納することを特徴とする請求項1又は2の周辺装置。 - 所定の機能を実行する周辺装置と、ネットワークを介してその周辺装置に所定の機能の実行を指令する情報処理装置を備える情報処理システムであって、
情報処理装置は、
ユーザが直接書き換え可能なファイルであり周辺装置の動作条件を記述する設定ファイルを記憶する記憶手段と、
周辺装置を示す装置アイコンと、記憶された設定ファイルを示す設定ファイルアイコンを画面に表示するアイコン表示手段と、
ユーザが設定ファイルアイコンを装置アイコンに対応付ける操作を行うと、設定ファイルアイコンが示す設定ファイルを装置アイコンが示す周辺装置へ送信する第1送信手段と、
設定ファイルにエラーが存在することを周辺装置が検知した場合に周辺装置が送信するエラー通知を表示するエラー表示手段を備え、
周辺装置は、
情報処理装置が送信する設定ファイルを受信する受信手段と、
受信した設定ファイルに記述された動作条件が自己に適合しているか否かを判断する判断手段と、
動作条件が自己に適合していると判断された場合にはその動作条件で所定の機能を実行してその実行結果を前記情報処理装置へ送信する制御手段と、
当該周辺装置の動作条件が記述された初期設定ファイルを予め記憶する記憶手段と、
情報処理装置からの要求に応じて初期設定ファイルを情報処理装置へ送信する第2送信手段と、を備え、
第1送信手段は、初期設定ファイルに基づき生成された設定ファイルを送信することを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007036472A JP4910751B2 (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 周辺装置及び情報処理システム |
US12/068,996 US20080201617A1 (en) | 2007-02-16 | 2008-02-14 | Network device and network system |
EP08250541A EP1959363A3 (en) | 2007-02-16 | 2008-02-15 | Network device and network system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007036472A JP4910751B2 (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 周辺装置及び情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008205583A JP2008205583A (ja) | 2008-09-04 |
JP4910751B2 true JP4910751B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=39782650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007036472A Active JP4910751B2 (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 周辺装置及び情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4910751B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5132417B2 (ja) * | 2008-05-13 | 2013-01-30 | キヤノン株式会社 | データ処理装置、データ処理方法、及びコンピュータプログラム |
JP6365518B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2018-08-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3081102B2 (ja) * | 1994-04-01 | 2000-08-28 | 松下電器産業株式会社 | 情報検索装置 |
JP2002373064A (ja) * | 2001-06-18 | 2002-12-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷装置および情報処理装置 |
JP2005190186A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Kyocera Mita Corp | 多機能プリンタシステム |
JP2005204107A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Kyocera Mita Corp | 多機能画像形成装置 |
-
2007
- 2007-02-16 JP JP2007036472A patent/JP4910751B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008205583A (ja) | 2008-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1959363A2 (en) | Network device and network system | |
JP2017097751A (ja) | プログラム | |
JP4450049B2 (ja) | 印刷システム、印刷装置、印刷設定方法及び印刷設定プログラム | |
EP2393275B1 (en) | Information processing system, information processing apparatus, control method thereof, and program | |
JP4910751B2 (ja) | 周辺装置及び情報処理システム | |
JP4946489B2 (ja) | 周辺装置 | |
JP5141785B2 (ja) | 周辺装置 | |
JP6016352B2 (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム | |
JP6743946B2 (ja) | 携帯端末及びプログラム | |
US10893163B2 (en) | Non-transitory computer-readable recording medium storing instructions causing image outputting device to execute outputting operation | |
JP4743145B2 (ja) | 周辺装置 | |
JP5093269B2 (ja) | 画像処理装置、同装置の動作モード設定方法及び動作モード設定プログラム | |
JP4587844B2 (ja) | データ送信装置、画像形成装置、データ送信方法、およびコンピュータプログラム | |
JP6544163B2 (ja) | 携帯端末及びプログラム | |
JP4923694B2 (ja) | 機器組み込み型情報処理装置 | |
JP6888711B2 (ja) | 携帯端末及び出力プログラム | |
JP6825641B2 (ja) | 出力指示プログラム、外部プログラム、情報処理装置、及びコンテンツ処理システム | |
JP6725036B2 (ja) | プログラム及び端末装置 | |
JP2007011570A (ja) | イメージデータ印刷システム及び印刷指示受付装置 | |
US9357086B2 (en) | Communication apparatus and method of controlling same, and storage medium | |
JP2022002112A (ja) | プログラム | |
JP2020173828A (ja) | プログラム | |
JP2008166959A (ja) | ドキュメント処理システム | |
JP2008244935A (ja) | 周辺装置 | |
JP2007174352A (ja) | ファイル共有プロトコルを用いた制御による電子機器装置及び制御プログラム、管理端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111220 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4910751 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127 Year of fee payment: 3 |