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JP4907097B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かご位置に応じて設定された異常速度とかご速度とを比較することによりかご速度を監視する電子安全監視装置を有するエレベータ装置に関するものである。
従来の終端階強制減速装置(ETS装置)は、調速機に設けられたガバナエンコーダからの情報と昇降路内に設けられた基準位置スイッチからの情報とにより、かご位置及びかご速度を検出し、終端階付近でのかご速度を監視する。これにより、かご緩衝装置及び釣合おもり緩衝装置としては、ETS装置により減速された速度を許容衝突速度とする短縮バッファが用いられている。従って、通常走行時の最高速度は、短縮バッファの許容衝突速度よりも高く設定されている。
しかし、昇降路内に設けられた基準位置スイッチが故障し、かご位置が正確に検出できなくなった場合、ETS装置による終端階付近での減速が正常に行えなくなる。このため、このような場合には、過速度検出レベルを短縮バッファの許容衝突速度以下に設定して、かごを走行させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−123279号公報
上記のような従来のエレベータ装置では、かご位置が正確に検出できなくなった場合、その原因が基準位置スイッチの故障であるのかガバナエンコーダの故障であるのかが識別できず、通常よりも低速ではあるが、ガバナエンコーダが故障したままかごを走行させる可能性があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、位置情報異常が検出された場合に、位置速度検出器が正常であるかどうかを識別し、かごの運行条件を適当に設定することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、昇降路内を昇降されるかご、かご位置及びかご速度を検出するための位置速度検出器、昇降路内に設置され、かごが基準位置に位置することを検出するための基準位置センサ、位置速度検出器及び基準位置センサからの情報に基づいてかご位置及びかご速度を検出し、かご位置に応じて設定された監視過速度にかご速度が達するかどうかを監視する電子安全監視装置、及び電子安全監視装置とは独立してかご位置及びかご速度を検出し、かごの運行を制御する運行制御装置を備え、電子安全監視装置は、電子安全監視装置により求められるかご位置の情報に関する異常である位置情報異常を検出可能であり、位置情報異常が検出された場合、かごの診断運転が実施され、診断運転時に運行制御装置で求めた情報と電子安全監視装置で求めた情報とを比較することにより、位置速度検出器の異常の有無が診断される。
この発明のエレベータ装置は、位置情報異常を検出した場合、かごの診断運転を実施し、診断運転時に運行制御装置で求めた情報と電子安全監視装置で求めた情報とを比較することにより、位置速度検出器の異常の有無が診断されるので、位置情報異常が検出された場合に、位置速度検出器が正常であるかどうかを識別し、かごの運行条件を適当に設定することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路の上部には、駆動装置(巻上機)1が設置されている。駆動装置1は、駆動シーブ、駆動シーブを回転させるモータ部、駆動シーブの回転を制動するブレーキ部2、及び駆動シーブの回転に応じた検出信号を発生するモータエンコーダを有している。
ブレーキ部2としては、例えば電磁ブレーキ装置が用いられている。電磁ブレーキ装置においては、制動ばねのばね力によりブレーキシューが制動面に押し付けられて駆動シーブの回転が制動されるとともに、電磁マグネットを励磁することによりブレーキシューが制動面から開離され、制動が解除される。
駆動装置1の近傍には、そらせ車4が設けられている。駆動シーブ及びそらせ車4には、複数本(図では1本のみ示す)の主ロープ3が巻き掛けられている。かご5及び釣合おもり6は、主ロープ3により昇降路内に吊り下げられており、駆動装置1の駆動力により昇降路内を昇降される。
駆動装置1は、運行制御装置(制御盤)7により制御される。即ち、かご5の運行は、運行制御装置7により制御される。運行制御装置7には、モータエンコーダからの検出信号が入力される。運行制御装置7は、モータエンコーダからの検出信号に基づいて、かご位置及びかご速度を求め、駆動装置1を制御する。
運行制御装置7は、第1の演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を有する第1のコンピュータにより構成されている。運行制御装置7の機能は、第1のコンピュータにより実現される。即ち、第1のコンピュータの記憶部には、運行制御装置7の機能を実現するための制御プログラムが格納されている。第1の演算処理部は、制御プログラムに基づいて、運行制御装置7の機能に関する演算処理を実行する。
昇降路の上部には、調速機8が設置されている。調速機8は、調速機シーブ、過速度検出スイッチ、ロープキャッチ、及び位置速度検出器としての調速機エンコーダ9を有している。調速機シーブには、調速機ロープ10が巻き掛けられている。調速機ロープ10の両端部は、かごに搭載された非常止め装置の操作機構に接続されている。調速機ロープ10の下端部は、昇降路の下部に配置された張り車11に巻き掛けられている。
かご5が昇降されると、調速機ロープ10が循環され、かご5の走行速度に応じた回転速度で調速機シーブが回転される。調速機8では、かご5の走行速度が過速度に達したことが機械的に検出される。検出する過速度としては、定格速度よりも高い第1の過速度と、第1の過速度よりも高い第2の過速度とが設定されている。
かご5の走行速度が第1の過速度に達すると、調速機8の過速度検出スイッチが操作され、運行制御装置7の安全回路が開路状態にされる。安全回路が開路状態にされると、駆動装置1のモータ電源が遮断されるとともに、ブレーキ部2により駆動シーブの回転が制動され、かご5が非常停止される。また、かご5の走行速度が第2の過速度に達すると、調速機8のロープキャッチにより調速機ロープ10が把持され、調速機ロープ10の循環が停止される。調速機ロープ10の循環が停止されると、非常止め装置が制動動作する。
調速機エンコーダ9は、調速機シーブの回転に応じた検出信号を発生する。調速機エンコーダ9としては、2系統の検出信号、即ち第1及び第2の検出信号を同時に出力するデュアルセンスタイプのエンコーダが用いられている。
調速機エンコーダ9からの第1及び第2の検出信号は、電子安全監視装置としての終端階強制減速装置(以下、ETS装置と略称する)12に入力される。ETS装置12は、調速機エンコーダ9からの検出信号に基づいてエレベータの異常を検出し、エレベータを安全な状態に移行させるための指令信号を出力する。
具体的には、ETS装置12は、調速機エンコーダ9からの信号により、運行制御装置7とは独立して、かご速度及びかご位置を求め、かご速度がETS監視過速度(異常速度)に達するかどうかを監視する。ETS監視過速度は、昇降路終端部のかご減速区間内の位置に対して無段階で変化するようなパターンとして設定されている。また、ETS監視過速度は、調速機8による第1の過速度よりも低く設定されている。
ETS装置12により、かご5の走行速度がETS監視過速度に達したと判断されると、運行制御装置7の安全回路が開路状態にされ、かご5が非常停止される。
ETS装置12は、第2の演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を有する第2のコンピュータにより構成されている。ETS装置12の機能は、第2のコンピュータにより実現される。即ち、第2のコンピュータの記憶部には、ETS装置12の機能を実現するための安全プログラムが格納されている。第2の演算処理部は、安全プログラムに基づいて、ETS装置12の機能に関する演算処理を実行する。
第2の演算処理部には、第1及び第2のCPUが設けられている。また、安全プログラムには、同じ内容の第1及び第2の安全プログラムが含まれている。第1のCPUは、第1の安全プログラムに基づいて演算処理を実行する。第2のCPUは、第2の安全プログラムに基づいて演算処理を実行する。
第1及び第2のCPUは、プロセッサ間バス及び2ポートRAMを介して互いに通信可能になっている。また、第1及び第2のCPUは、互いの演算処理結果を比較することにより第1及び第2のCPU自体の健全性を確認可能になっている。即ち、第1及び第2のCPUに同一処理を実行させ、処理結果を通信比較することにより、第1及び第2のCPUの健全性が確認される。
ETS装置12自体の異常が検出された場合、ETS装置12は、最寄り階停止指令信号を運行制御装置7に対して出力する。また、ETS装置12と運行制御装置7との間は、双方向に通信可能となっている。
昇降路内の所定の位置には、かご5が昇降路内の基準位置に位置することを検出するための第1の〜第4の基準位置センサ(位置検知スイッチ)13〜16が設けられている。基準位置センサ13〜16としては、上部及び下部終端階スイッチを用いることができる。基準位置センサ13〜16からの検出信号は、ETS装置12に入力される。ETS装置12では、基準位置センサ13〜16からの検出信号に基づいて、ETS装置12内で求めたかご位置の情報を修正する。
昇降路の底部には、かご緩衝器17及び釣合おもり緩衝器18が設置されている。これらの緩衝器17,18としては、例えば油入式又はばね式バッファが用いられている。また、緩衝器17,18としては、ETS装置12により減速された速度を許容衝突速度とする短縮バッファが用いられている。従って、通常走行時の最高速度は、短縮バッファの許容衝突速度よりも高く設定されている。
ETS装置12は、ETS装置12により求められるかご位置の情報に関する異常である位置情報異常を検出する異常検出部19を有している。位置情報異常には、基準位置センサ13〜16の異常(合理性異常、ON故障、OFF故障)と、ETS装置12でのかご位置算出結果の異常とが含まれる。
具体的には、異常検出部19は、基準位置センサ13〜16からあり得ない組み合わせの検出信号を受けた場合、例えば第1の基準位置センサ13と第4の基準位置センサ16とから同時にかご検出信号(ON信号)を受けた場合に、合理性異常が発生したと判断する。
また、異常検出部19は、かご5がある一定距離以上走行しても、基準位置センサ13〜16がON状態のままである場合に、ON故障が発生したと判断する。
さらに、異常検出部19は、かご5がある一定距離以上走行しても、基準位置センサ13〜16がOFF状態のままである場合や、例えば第2の基準位置センサ14がOFF状態のままなのに第1の基準位置センサ13がON状態となった場合などに、OFF故障が発生したと判断する。
異常検出部19の機能は、ETS装置12を構成する第2のコンピュータにより実現される。
さらにまた、異常検出部19は、調速機エンコーダ9からの検出信号に基づいてETS装置12内で算出されたかご位置と、基準位置センサ13〜16により検出されたかご位置との差が設定値以上であった場合に、かご位置算出結果の異常が発生したと判断する。
上記のような基準位置センサ13〜16の異常、又はETS装置12でのかご位置算出結果の異常が検出されると、診断運転を実施するための診断運転指令がETS装置12から運行制御装置7に出力される。
運行制御装置7は、診断運転指令を受けると、予め設定された短い距離だけかご5を走行させ(診断運転)、モータエンコーダからの検出信号に基づいて運行制御装置7で求めたかご速度情報をETS装置12に出力する。診断運転におけるかご5の走行速度は、緩衝器17,18の許容衝突速度以下とする。また、診断運転におけるかご5の走行方向は、終端階から離れる方向が望ましい。
ETS装置12は、診断運転時に調速機エンコーダ9の異常の有無を診断する診断部20を有している。診断部20の機能は、ETS装置12を構成する第2のコンピュータにより実現される。
図2は図1の診断部20による診断方法を説明するための説明図である。ETS装置12は、調速機エンコーダ9からの検出信号に基づいてかご速度を求める速度演算部21を有している。速度演算部21の機能は、ETS装置12を構成する第2のコンピュータにより実現される。診断部20は、運行制御装置7で求められたかご速度Vconと速度演算部21で求められたかご速度VETSとを比較し、その差の絶対値を基準値ΔVverと比較する。そして、VconとVETSとの差の絶対値がΔVverよりも小さい場合に、調速機エンコーダ9は正常であると判断する。
基準値ΔVverは、誤検出がない範囲で十分小さな値に設定するのが好ましい。また、この例では、かご速度で比較しているが、かご5の移動量で比較してもよい。即ち、運行制御装置7で求められた診断運転時のかご移動量と、ETS装置12内で求められたかご移動量との差の絶対値を基準値と比較してもよい。
図3は図1のETS装置12において設定されたETS監視過速度のパターンを示すグラフである。図において、ETS監視過速度パターンIIは、定格速度で終端階へ走行する場合の定格走行パターンIに対してほぼ等間隔をおくように設定されている。このように、終端階付近のETS監視過速度パターンIIは、バッファ上面からの距離(かご位置)に応じて連続的に変化するように設定されている。具体的には、ETS監視過速度パターンIIは、終端階へ向けて連続的に低くなるように設定されている。
異常検出部19で異常が検出され、かつ診断部20により調速機エンコーダ9が正常であると判断された場合、ETS装置12によるかご速度検出は正常に行えるため、ETS装置12は、ETS監視過速度パターンを終端階からの距離によらず一定、かつバッファ許容衝突速度以下としたパターンIIaに変更する。また、これと同時に、ETS装置12は、運行制御装置7によるかご5の運転モードを低速運転モードに切り替える指令を運行制御装置7に出力する。運行制御装置7は、低速運転モードでは、かご5の走行速度パターンの最高速度をパターンIIaよりも低くする(パターンIa)。
従って、低速運転モードでの運転中は、ETS装置12は、かご位置によらずかご速度がパターンIIaに達した場合にかご5を非常停止させる。
また、異常検出部19で異常が検出され、かつ診断部20により調速機エンコーダ9が異常であると判断された場合、かご5の運転を休止させ、エレベータ管理室へ報知を行う。
上記のようなエレベータ装置では、ETS装置12が基準位置センサ13〜16の異常とETS装置12でのかご位置算出結果の異常とを検出可能であり、異常が検出された場合、かご5の診断運転を実施し、診断運転時に運行制御装置7で求めた情報とETS装置12で求めた情報とを比較することにより、調速機エンコーダ9の異常の有無を診断するので、位置情報異常が検出された場合に、調速機エンコーダ9が正常であるかどうかを識別することができる。これにより、かご5の運行条件を適当に設定することができる。
また、ETS装置12における監視過速度のパターンは、終端階付近では終端階へ向けて連続的に低くなるように設定されており、かご緩衝器17及び釣合おもり緩衝器18の許容衝突速度は、ETS装置12により減速された速度に設定されており、通常走行時の最高速度は、かご緩衝器17及び釣合おもり緩衝器18の許容衝突速度よりも高く設定されているので、緩衝器17,18として短縮バッファを用いることができ、昇降路の上下方向寸法を短縮することができる。
さらに、位置情報異常が検出されかつ調速機エンコーダ9が正常であった場合、ETS装置12は、監視過速度をかご位置によらず一定、かつ緩衝器17,18の許容衝突速度以下としたパターンに変更し、運行制御装置7は、かご5の走行速度パターンの最高速度を変更後の監視過速度よりも低くするので、かご5の稼働効率の低下を防止することができる。
なお、上記の例では、電子安全監視装置としてETS装置12を示したが、これに限定されるものではなく、例えば終端階付近以外の位置における過速度監視を行うものであってもよい。また、過速度以外のエレベータの異常も監視するものであってもよい。
さらに、位置速度検出器が正常であるかどうかの診断は、運行制御装置や他の独立した診断装置で実施することも可能である。
さらにまた、図1では運行制御装置7を昇降路上部に設置したが、運行制御装置7の設置場所は、例えば昇降路内などであってもよく、特に限定されない。
また、電子安全監視装置の設置場所も特に限定されるものではなく、例えばかご上などであってもよい。
さらに、基準位置センサの数は特に限定されない。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1の診断部による診断方法を説明するための説明図である。 図1のETS装置において設定されたETS監視過速度のパターンを示すグラフである。
符号の説明
5 かご、7 運行制御装置、9 調速機エンコーダ(位置速度検出器)、12 ETS装置(電子安全監視装置)、13〜16 基準位置センサ、17 かご緩衝器。

Claims (5)

  1. 昇降路内を昇降されるかご、
    かご位置及びかご速度を検出するための位置速度検出器、
    上記昇降路内に設置され、上記かごが基準位置に位置することを検出するための基準位置センサ、
    上記位置速度検出器及び上記基準位置センサからの情報に基づいてかご位置及びかご速度を検出し、かご位置に応じて設定された監視過速度にかご速度が達するかどうかを監視する電子安全監視装置
    上記電子安全監視装置とは独立してかご位置及びかご速度を検出し、上記かごの運行を制御する運行制御装置、及び
    上記昇降路の下部への上記かごの衝突の衝撃を緩和するかご緩衝器
    を備え、
    上記電子安全監視装置は、上記電子安全監視装置により求められるかご位置の情報に関する異常である位置情報異常を検出可能であり、
    上記電子安全監視装置により上記位置情報異常が検出された場合、上記かごの診断運転が実施され、上記診断運転時に上記運行制御装置で求めた情報と上記電子安全監視装置で求めた情報とを比較することにより、上記位置速度検出器の異常の有無が診断され、
    上記電子安全監視装置における監視過速度のパターンは、終端階付近では終端階へ向けて連続的に低くなるように設定されており、
    上記かご緩衝器の許容衝突速度は、上記電子安全監視装置により減速された速度に設定されており、
    通常走行時の最高速度は、上記かご緩衝器の許容衝突速度よりも高く設定されており、
    上記電子安全監視装置により上記位置情報異常が検出されかつ上記位置速度検出器が正常であった場合、上記電子安全監視装置は、監視過速度をかご位置によらず一定、かつ上記かご緩衝器の許容衝突速度以下としたパターンに変更し、上記運行制御装置は、上記かごの走行速度パターンの最高速度を変更後の監視過速度よりも低くすることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記位置情報異常には、上記電子安全監視装置で求められたかご位置の算出値の異常及び上記基準位置センサの異常が含まれることを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置
  3. 上記運行制御装置は、上記診断運転時には上記かご緩衝器の許容衝突速度以下の速度で上記かごを走行させることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  4. 上記運行制御装置は、上記診断運転時には終端階から離れる方向へ所定の距離だけ上記かごを走行させることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  5. 上記電子安全監視装置は、上記診断運転時に上記運行制御装置及び上記電子安全監視装置で求めた情報としてかご速度及びかご移動量の少なくともいずれか一方を比較することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のエレベータ装置。
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