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JP4901081B2 - ナビゲーション装置及び地図データ更新方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子化された地図をディスプレイに表示するナビゲーション装置及びその電子化された地図の更新方法に関し、特に最新の地図を表示できるようにしたナビゲーション装置及び地図データ更新方法に関する。
従来、車載用のナビゲーション装置では、自車両の現在位置や自車両の目的地などを画面上に表示する際に地図画像を表示している。ここで、地図画像を生成するための地図データを供給するHDD(Hard Disc Drive)などの記録装置を備えたナビゲーション装置が知られている。
このように、地図データを供給するための記録装置として、HDDを使用する場合、新しい道路が出来たり、海岸埋め立てなどにより地形変化があったりしたときには、ディスク再生装置によって、DVD−ROM(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)やCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)などの記録媒体から更新された地図データ(以下、更新地図データと記述する)を読み出し、HDDに書き込んでいた。
なお、ホスト局との間で更新を行う交信手段によって更新地図データを取得し、HDDに記録されている地図データを自動的に更新する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開平8−95488号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術において、ナビゲーション装置が車両に搭載されている場合には、更新作業は、車両のエンジンが掛かっている状態でのみ行われる。換言すると、更新作業は、ナビゲーション装置に電源が投入されている状態でのみ行われる。ここで、更新作業とは、更新前の地図データを記録したHDDに対して、HDDをナビゲーション装置に搭載したまま、DVD−ROMやCD−ROMなどの記録媒体から更新地図データを読み出し、その更新地図データをHDDに書き込むことを示す。また、更新作業とは、更新前の地図データを記録したHDDに対して、HDDをナビゲーション装置に搭載したまま、ホスト局から更新地図データを受信し、その更新地図データをHDDに書き込むことを示す。
このようなナビゲーション装置では、更新地図データのデータ量が多い場合に、更新作業の途中でナビゲーション装置の電源が切れてしまうと、更新作業が失敗してしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、地図データを記録しているHDDに対して更新地図データを記録する際のデータ書き込み方式をTFAT(Transaction-Safe File Allocation Table)方式とする技術が知られている。TFAT方式は、実際のデータを書き込む際に、データの整合性を保証するための特別なファイルを先にHDDに書き込み、データの整合性が取れてからHDDに書き込む方式である。従って、TFAT方式では、HDDにデータが完全に書かれた状態か完全に書かれていない状態かのどちらかの状態しかなく、電源が切れてもHDDに部分的にデータが書かれた状態にはならない。
しかしながら、地図データを記録するHDDへのデータ書き込み方式をTFAT方式とした場合、データの整合性を保証するための特別なファイルを先に書き込む処理を行うため、HDDへの更新地図データの書き込みが遅くなり、地図データの更新作業が終了するまでに多くの時間がかかってしまうという問題があった。そして、その更新作業を行っている長い時間、更新地図データを記録したDVD−ROMやCD−ROM以外のディスク(例えばDVDビデオや音楽CDなど)を再生することができなくなってしまうという問題があった。
また、更新地図データを記録したDVD−ROMやCD−ROMが複数存在する場合、ユーザは、一枚目のディスクによる更新作業が終了した後に、次のディスクに入れ替える必要がある。そのため、ユーザは、全てのディスクによる更新作業が終了するまでの長い時間ナビゲーション装置を監視しなければならないので、負担が増大してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、データの整合性を保証しながら更新地図データをHDDに書き込む場合に、更新地図データを記録したディスクにより再生装置が専有される時間をできるだけ短くできるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、記録ディスクから再生装置によって読み出した更新地図データ地図データ記録装置の第2の領域一旦全て記録して、所定のタイミングで第2の領域から読み出した更新地図データを、その整合性を確保しながら地図データ記録装置の第1の領域バックグラウンドで更新記録するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、再生装置により読み出された更新地図データが地図データ記録装置の第2の領域へ比較的高速に書き込まれ、その後の所定のタイミングで、第2の領域から第1の領域へと更新地図データが時間をかけてバックグラウンドで書き込まれることとなる。これにより、再生装置から読み出した更新地図データを第1の領域に直接書き込む場合に比べて、再生装置から読み出した更新地図データを第2の領域へ書き込む際の時間が短くて済む。従って、地図データの更新作業により再生装置が専有される時間が短くなり、ユーザは、再生装置から地図データ記録装置の第2の領域へ更新地図データが書き込まれる比較的短い時間を除いて、更新作業中でも再生装置を普段通り使用できる。
また、再生装置により読み出された更新地図データが地図データ記録装置の第2の領域へ一旦書き込まれてしまえば、第2の領域から第1の領域への更新地図データの書き込みはバックグランドで行われるので、ユーザは、更新地図データが第2の領域へ書き込まれるのに要する比較的短い時間だけナビゲーション装置を監視するだけで良くなり、負担が大幅に軽減される。
以下、本発明による一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナビゲーション装置1の構成例を示すブロック図である。図1において、12はディスク再生装置であり、DVD−ROM等の更新ディスク11から更新地図データを読み出す(特許請求の範囲の再生装置に該当する)。一枚の更新ディスク11には、一年分の更新地図データが記録されている。また、異なる年分の更新ディスク11に記録されている更新地図データは、互いに内容が重複していない。なお、ここでは更新地図データを記録する媒体としてDVD−ROMを用いているが、CD−ROMなどの他の媒体を用いても良い。
地図データの更新作業は、通常は毎年行われるが、ユーザによっては複数年分をまとめて更新することもある。例えば、3年分をまとめて更新する場合、更新作業を完全に行うためには、二年前(例えば2002年度)の更新地図データを記録した第1の更新ディスク11a、一年前(例えば2003年度)の更新地図データを記録した第2の更新ディスク11b、今年(例えば2004年度)の更新地図データを記録した第3の更新ディスク11cの全ての更新ディスク11をディスク再生装置12にて読み出す必要がある。
13は地図データ記録装置であり、地図表示や経路探索などに必要な各種の地図データを記録している。地図データ記録装置13は、データの整合性を確保しながらデータを記録する(例えばTFAT方式)第1の領域(特許請求の範囲の保護領域に該当する)と、更新地図データを一時的に記録する(例えばFAT32方式)第2の領域(特許請求の範囲の一時記憶領域)とを備えている。ここで、地図データ記録装置13の第2の領域への記録は、第1の領域への記録に比べて高速に行うことができる。
地図表示や経路探索などに必要な地図データは、第1の領域に記録されている。また、第2の領域は、地図データの更新作業の際に使用される。ここで、更新作業とは、ディスク再生装置12によって読み出された更新地図データを、地図データ記録装置13の第2の領域に記録し、地図データ記録装置13の第2の領域に記録された更新地図データを所定のタイミングで読み出し、第1の領域に書き込む一連の作業を示す。なお、ここでは地図データ記録装置13としてHDDを用いているが、半導体メモリなどの書き換え可能な記録媒体を用いても良い。
14は地図データ制御部であり、地図データ記録装置13からの更新地図データの読み出し及び書き込みを制御する。具体的には、地図データの更新時に、ディスク再生装置12にて更新ディスク11から読み出された更新地図データを第2の領域に一旦記録し、所定のタイミングで第2の領域から更新地図データを読み出して第1の領域に書き込む。また、地図表示や経路探索などの通常使用時に、第1の領域から地図データを読み出す。
15は車両の現在位置を測定する位置測定装置であり、自立航法センサ、GPS(Global Positioning System)受信機、位置計算用CPU等で構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度(移動方位)を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含む。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車の相対的な位置及び方位のデータに基づいて、絶対的な自車位置(推定車両位置)、方位および走行速度を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置、方位および走行速度を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
16は地図データメモリであり、地図データ記録装置13の第1の領域から読み出された地図データを一時的に格納する。すなわち、地図データ制御部14は、位置測定装置15から車両現在位置の情報を入力し、その車両現在位置を含む所定範囲の地図データの読み出し指示を出力することにより、地図表示や誘導経路の探索に必要な地図データを地図データ記録装置13の第1の領域から読み出して地図データメモリ16に格納する。
17はリモートコントローラ(リモコン)であり、ユーザがナビゲーション装置1に対して各種の情報(例えば、経路誘導の目的地)を設定したり、各種の操作(例えば、メニュー選択操作、拡大/縮小操作、手動地図スクロール、文字入力、データ更新等)を行ったりするための各種操作子(ボタンやジョイスティック等)を備えている。18はリモコンインタフェースであり、リモコン16からその操作状態に応じた赤外線信号を受信する。
19はプロセッサ(CPU)であり、ナビゲーション装置1の全体を制御する。また、20はROMであり、各種プログラム(地図データ更新プログラム、誘導経路探索処理プログラム等)を記録する。21はRAMであり、各種処理の過程で得られるデータや、各種処理の結果得られるデータを一時的に格納する。なお、CPU19は、特許請求の範囲の制御装置に該当する。
前述のCPU19は、ROM20に記録されている地図データ更新プログラムに従って、ディスク再生装置12を制御する。ディスク再生装置12は、挿入された更新ディスク11から更新地図データを読み出す。そして、CPU19は、FAT32方式などの書き込み方式にて地図データ記録装置13の第2の領域に更新地図データを一時的に記録するように地図データ制御部14を制御する。また、CPU19は、地図データ記録装置13の第2の領域から所定のタイミングで更新地図データを読み出し、TFAT方式などの書き込み方式にて第1の領域に書き込むように地図データ制御部14を制御する。ここで、更新地図データは、図2に示すように、更新ディスク11から地図データ記録装置13の第2の領域、地図データ記録装置13の第1の領域へと流れる。
具体的には、まず、CPU19は、ディスク再生装置12に挿入された更新ディスク11のTOC(Table Of Contents)を参照して更新ディスク11の種類を判断する。なお、更新ディスク11の種類は、更新ディスク11の順番(バージョンや更新年度など)を示す情報である。
更新ディスク11の種類を判断すると、CPU19は、ディスク再生装置12によって読み出された更新地図データを、第1の更新ディスク11a〜第3の更新ディスク11cの種類と関連付けて、地図データ記録装置13の第2の領域に地図データ制御部14によって記録する。ここで、第1の更新ディスク11a〜第3の更新ディスク11cは、どのような順番でディスク再生装置12に挿入しても良い。また、この時点では、全ての更新ディスク11a〜11cを挿入しなくても良い。
次に、CPU19は、地図データ制御部14を制御して、地図データ記録装置13の第2の領域に記録された更新地図データを所定のタイミングで読み出し、第1の領域に書き込む。ここで、所定のタイミングとは、少なくとも地図データ記録装置13の第2の領域に更新地図データが記録された状態で、ナビゲーション装置1に電源が投入されている状態であり、第2の領域に記録された更新地図データの中に、未更新で最も古い更新地図データ(ここでは、第1の更新ディスク11aに記録されている二年前の更新地図データ)があるとCPU19により判断されたタイミングを示す。
なお、地図データ記録装置13として、HDDや半導体メモリを使用した場合、ディスク再生装置12によって読み出された更新地図データを、地図データ記録装置13の第2の領域に記録することと、地図データ記録装置13の第2の領域に記録された更新地図データを所定のタイミングで読み出し、第1の領域に書き込むこととは、同時に行うことができる。また、CPU19は、地図データ記録装置13の第2の領域において、第1の領域に記録するために読み出された更新地図データを消去する。
ところで、地図データ記録装置13の第2の領域に記録された更新地図データを読み出し、第1の領域に書き込む際には、更新ディスク11の順番に従って、未更新の更新ディスク11の中で最も古い更新地図データを記録した第1の更新ディスク11aから順番に更新を行う必要がある。例えば、ディスク再生装置12に第1の更新ディスク11aと第3の更新ディスク11cのみを挿入したとする。この場合、地図データ記録装置13の第2の領域には、第1の更新ディスク11aによる更新地図データと第3の更新ディスク11cによる更新地図データのみが記録されている。そのため、第1の更新ディスク11aより記録された更新地図データを第2の領域から読み出して、第1の領域に書き込むことはできるが、第2の更新ディスク11bによる更新地図データを飛ばして、第3の更新ディスク11cより記録された更新地図データを第2の領域から読み出して、第1の領域に書き込むことはできない。
従って、CPU19は、後述する警告タイミングにおいて、図3に示すように第2の更新ディスク11bのディスク再生装置12への挿入を促す警告画像を後述するメニュー発生部25により生成して後述する表示装置29に表示したり、「2004年度の更新ディスクを挿入してください」という音声を後述する音声発生部30により生成して後述するスピーカ31より出力したりする。
警告タイミングとは、例えば、CPU19がディスク再生装置12に挿入された更新ディスク11のTOCを参照して更新ディスク11の種類を判断し、更新ディスク11の順番に反するTOCが読み込まれたタイミング(第1の更新ディスク11aのTOCが読み込まれ、第2の更新ディスク11bのTOCが読み込まれる前に第3の更新ディスク11cのTOCが読み込まれたタイミング)を示す。また、第2の領域に記録された第1の更新ディスク11aによる更新地図データの第1の領域への書き込みが完了したタイミング(次の第2の更新ディスク11bによる更新地図データの第2の領域からの読み出しを開始しようとするタイミング)であっても良い。また、前述した二つのタイミングの間の任意のタイミングであっても良い。
また、CPU19は、例えば、ROM20に記録されている誘導経路探索処理プログラムに従って、地図データメモリ16に格納された地図データを用いて、現在地から目的地までを結ぶ最もコストが小さな誘導経路を探索する処理を行う。
22は誘導経路メモリであり、CPU19が探索した誘導経路のデータを記憶する。誘導経路のデータは、現在地から目的地までの各ノードに対応させて、各ノードの位置と、各ノードが交差点か否かを表す交差点識別フラグとを記憶したものである。
23はディスプレイコントローラであり、地図データメモリ16に格納された地図データに基づいて、表示装置29への表示に必要な地図画像データを生成する。
24はビデオRAMであり、ディスプレイコントローラ23によって生成された地図画像データを一時的に格納する。すなわち、ディスプレイコントローラ23によって生成された地図画像データはビデオRAM24に一時的に格納され、1画面分の地図画像データが読み出されて画像合成部28に出力される。
メニュー発生部25は、リモコン17を用いて各種の操作を行う際に必要なメニュー画像や図3に示す警告画像を発生して出力する。26は誘導経路発生部であり、誘導経路メモリ22に記憶された誘導経路探索処理プログラムの処理結果を使用して、誘導経路のデータを発生する。すなわち、誘導経路メモリ22に記憶された誘導経路のデータの中から、その時点でビデオRAM24に描画された地図エリアに含まれるものを選択的に読み出し、地図画像に重ねて所定色で太く強調した誘導経路を描画する。
27はマーク等発生部であり、マップマッチング処理された後の自車両の位置に表示する車両位置マークや、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア等を表示する各種ランドマーク等を発生して出力する。なお、マップマッチング処理とは、地図データメモリ16に読み出されている地図データと、位置測定装置15によって測定されたGPS受信機による自車両の位置及び車両方位のデータと、自立航法センサによる推定車両位置及び車両方位のデータとを用いて、自車両の走行位置を地図データの道路上に位置修正する処理のことを言う。
画像合成部28は、各種画像を合成して出力する。すなわち、ディスプレイコントローラ23によって読み出された地図画像データに、メニュー発生部25、誘導経路発生部26、マーク等発生部27のそれぞれから出力される各画像データを重ねて画像合成を行い、表示装置29に出力する。これにより、表示装置29の画面上には、自車両周辺の地図画像が自車両の車両位置マークと共に表示される。
音声発生部30は、交差点案内の音声や、各種操作案内の音声などを発声する。スピーカ31は、音声発生部30により発生された音声を外部に出力する。32はバスであり、前述した各種の機能構成どうしで互いにデータの授受を行うために使用される。
次に、本実施形態によるナビゲーション装置の動作及び地図データ更新方法を説明する。図4は、本実施形態によるナビゲーション装置1の地図データ記録装置13の第2の領域に更新地図データを記録する動作を示すフローチャートである。また、図5は、本実施形態によるナビゲーション装置1の地図データ記録装置13の第2の領域から第1の領域へ更新地図データを記録する動作を示すフローチャートである。
図4において、まず、CPU19は、ディスク再生装置12に更新ディスク11が挿入されたか否かを調べる(ステップS1)。更新ディスク11が挿入されない場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、CPU19にてディスク再生装置12に更新ディスク11が挿入されたと判断された場合には(ステップS1にてYES)、CPU19は、ディスク再生装置12にて読み出された更新ディスク11のTOCを参照して更新ディスク11の種類を判断して地図データ制御部14に通知する(ステップS2)。地図データ制御部14は、ディスク再生装置12にて読み出された更新地図データを更新ディスク11の種類に関連付けて、地図データ記録装置13の第2の領域(書き込み方式がFAT32方式などである領域)に記録する(ステップS3)。
CPU19は、地図データ記録装置13の第2の領域において、更新ディスク11の何れか一枚(第1の更新ディスク11a〜第3の更新ディスク11c)による更新地図データの記録が完了したか否かを調べる(ステップS4)。記録が完了していない場合には(ステップS4にてNO)、更新地図データの記録を継続して、ステップS4の処理を繰り返す。
一方、記録が完了した場合には(ステップS4にてYES)、CPU19は、リモコン17などにより地図データの更新を終了する操作が行われたか否かを調べる(ステップS5)。地図データの更新を終了する操作が行われた場合には(ステップS5にてYES)、処理を終了し、地図データの更新を終了する操作が行われなかった場合には(ステップS5にてNO)、次の更新ディスク11の何れか一枚を挿入し、ステップS1の処理に戻る。
一方、図5において、CPU19は、地図データ記録部13の第2の領域に更新地図データが記録されているか否かを調べる(ステップS11)。第2の領域に更新地図データが記録されていない場合には(ステップS11にてNO)、第2の領域に更新地図データが記録されるまでステップS11の処理を繰り返す。
一方、第2の領域に更新地図データが記録されている場合には(ステップS11にてYES)、CPU19は、その更新地図データに関連付けて記録されているディスク11の種類を参照して、未更新の更新地図データの中で最も古い更新地図データがあるか否かを調べる(ステップS12)。未更新の更新地図データの中で最も古い更新地図データがないと判断された場合には(ステップ12にてNO)、未更新の更新地図データの中で最も古い更新地図データを記録した更新ディスク11の挿入を促す警告メッセージを表示する(ステップS13)。そして、ステップS11の処理に戻る。
一方、未更新の更新地図データの中で最も古い更新地図データがあると判断された場合には(ステップS12にてYES)、地図データ制御部14では、地図データ記録部13の第2の領域に記録されている最も古い更新地図データを読み出し、第1の領域(書き込み方式がTFAT方式などである領域)に書き込む(ステップS14)。
そして、CPU19は、地図データ記録装置13の第1の領域において、更新ディスク11の一枚分(一年分)の更新地図データの記録が完了したか否かを調べる(ステップS15)。記録が完了していない場合には(ステップS15にてNO)、記録が完了するまでステップS15の処理を繰り返す。
一方、記録が完了した場合には(ステップS15にてYES)、地図データ制御部14では、地図データ記録装置13の第2の領域における最も古い更新地図データを消去する(ステップS16)。
そして、CPU19は、リモコン17などにより地図データの更新を終了する操作が行われたか否かを調べる(ステップS17)。地図データの更新を終了する操作が行われた場合には(ステップS17にてYES)、処理を終了し、地図データの更新を終了する操作が行われなかった場合には(ステップS16にてNO)、次の更新地図データによる更新を行うために、ステップS11の処理に戻る。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、データの整合性を確保しながらデータを記録する第1の領域と、更新地図データを一時的に記録する第2の領域とを地図データ記録装置13に備え、地図データの更新時には、ディスク再生装置12にて更新ディスク11から読み出された更新地図データを第2の領域に一旦記録し、所定のタイミングで第2の領域から更新地図データを読み出して第1の領域に書き込むようにしているので、ディスク再生装置12から更新地図データを読み出し、地図データ記録装置13の第1の領域に直接書き込む場合に比べて、ディスク再生装置12から更新地図データを読み出し、地図データ記録装置13の第2の領域へ書き込む時間が短くて済む。従って、地図データの更新作業によりディスク再生装置12が専有される時間が短くなり、ユーザは、ディスク再生装置12から地図データ記録装置13の第2の領域へ更新地図データが書き込まれる比較的短い時間を除いて、更新作業中でもディスク再生装置12を普段通り使用できる。また、ディスク再生装置12により読み出された更新地図データが地図データ記録装置13の第2の領域へ書き込まれてしまえば、第2の領域から第1の領域への更新地図データの書き込みがバックグランドで行われるので、ユーザは、更新地図データが第2の領域へ書き込まれる比較的短い時間だけナビゲーション装置1を監視するだけで良くなり、負担が大幅に軽減される。
また、本実施形態によれば、更新ディスク11に記録されている更新地図データを地図データ記録装置13の第2の領域に一時的に記録するので、ディスク再生装置12に挿入する更新ディスク11が複数存在する場合でも、複数の更新ディスク11を順番に挿入する必要がなくなり、ユーザに対する負担が大幅に軽減される。
また、本実施形態によれば、地図データ記録装置13の第2の領域に記録された更新地図データを所定のタイミングで第1の領域に記録するようにしている。所定のタイミングは、少なくとも地図データ記録装置13の第2の領域に更新地図データが記録された状態で、ナビゲーション装置1に電源が投入されている状態であり、第2の領域に記録された更新地図データの中に、未更新で最も古い更新地図データがあるとCPU19により判断されたタイミングである。従って、未更新で最も古い更新地図データを記録した更新ディスク11をディスク再生装置12に挿入すると、ディスク再生装置12により読み出された更新地図データが地図データ記録装置13の第2の領域に記録された時点で、ユーザが指示しなくても第2の領域から第1の領域への更新地図データの書き込みを自動的に行うことができる。
なお、本実施形態において、データの整合性を確保しながらデータを記録する第1の領域と、更新地図データを一時的に記録する第2の領域とを地図データ記録装置13に設けているが、これに限定されない。例えば、データの整合性を確保しながらデータを記録する第1の地図データ記録装置と、更新地図データを一時的に記録する第2の地図データ記録装置とを設けるようにしても良い。また、第1の地図データ記録装置及び第2の地図データ記録装置は、HDDや半導体メモリなどの記録媒体により構成しても良い。また、第1の地図データ記録装置及び第2の地図データ記録装置を異なる記録媒体により構成しても良い。
また、ナビゲーション装置1に設けた通信部との間でデータの送受信を可能とするサーバをナビゲーション装置1の外部に設け、このサーバ内に、更新地図データを一時的に記録する第2の地図データ記録装置を設けるようにしても良い。
また、本実施形態において、データの整合性を確保しながらデータを記録する書き込み方式としてTFAT方式を例示しているが、これに限定されない。例えば、Ext3(Third Extended Filesystem)や、Reliance、ReiserFSを使用しても良い。
また、本実施形態において、更新地図データを地図データ記録装置13の第2の領域から読み出し、第1の領域に書き込む際に、第1の更新ディスク11aに該当する更新地図データを全て書き込んでから、第2の更新ディスク11b及び第3の更新ディスク11cに該当する更新地図データを順番に書き込んでいるが、これに限定されない。例えば、位置測定装置15によって測定された自車両の位置を含む所定の地域(例えばアメリカ合衆国の場合には州、日本の場合には都道府県など)の更新地図データを優先的に地図データ記録装置13の第2の領域から全ての更新ディスク11a〜11cについて読み出し、第1の領域に書き込むようにしても良い。これにより、自車両に関係する地域の地図データを迅速に更新することができる。
また、本実施形態において、地図データ記録装置13の第2の領域から第1の領域への書き込みを開始する所定のタイミングは、少なくとも地図データ記録装置13の第2の領域に更新地図データが記録された状態で、ナビゲーション装置1に電源が投入されている状態であり、第2の領域に記録された更新地図データの中に未更新で最も古いものがあると判断されたタイミングとしている。このタイミングによれば、未更新で最も古い更新地図データの第2の領域への書き込みが完了すると、第2の領域から第1の領域への書き込みが自動的に開始されるが、これに限定されない。例えば、ユーザが、第2の領域から第1の領域へ更新地図データを記録させるようにリモコン17を操作して、地図データの更新を指示したタイミングとしても良い。ここで、3年分の更新ディスク11を用いて更新作業を行うときには、ユーザは、3年分の更新ディスク11に記録されている更新地図データの全てを地図データ記録装置13の第2の領域に書き込んでから、指示を出して、第2の領域から第1の領域への書き込みを行うことが可能である。
この場合にも、CPU19は、更新ディスク11の何れかがディスク再生装置12に挿入されていないことを示す警告画像を表示装置29に表示する。その警告タイミングは、例えば、ユーザが前述したリモコン17の操作を行ったタイミングとすることが可能である。すなわち、CPU19は、リモコン17による指示があったタイミングで、地図データ記録装置13の第2の領域に記録されている全ての更新地図データに関連付けて記録されている更新ディスク11の種類(更新ディスク11のTOCより得られる)を見て、順番が欠けている更新ディスク11があれば警告画像を表示装置29に表示する。
また、実際には第2の領域に記録されていない更新地図データを第1の領域へ記録しようとしたタイミングであっても良い。すなわち、CPU19は、1年分の更新地図データの第1の領域への書き込みが完了する度に、第2の領域に記録されている更新地図データに関連付けて記録されている更新ディスク11の種類を見て、次の年の更新地図データがない場合に警告画像を表示装置29に表示する。また、前述した二つのタイミングの間の任意のタイミングであっても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、更新ディスクをディスク再生装置に挿入することで、地図データの更新を行うナビゲーション装置に有用である。
本実施形態によるナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態のナビゲーション装置による更新地図データの流れの例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置による警告画面の一例を示す図である。 本実施形態によるナビゲーション装置の地図データ記録装置の第2の領域に更新地図データを記録する動作を示すフローチャートである。 本実施形態によるナビゲーション装置の地図データ記録装置の第1の領域から第2の領域へ更新地図データを記録する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11 更新ディスク
11a 第1の更新ディスク
11b 第2の更新ディスク
11c 第3の更新ディスク
12 ディスク再生装置
13 地図データ記録装置
14 地図データ制御部
15 位置測定装置
19 CPU

Claims (4)

  1. 更新前後の差分に係る更新地図データを記録した記録ディスク、またはビデオや音楽データを記録した記録ディスクを再生する再生装置と、
    地図データを記録する第1の領域と、前記更新地図データを一時的に記録する第2の領域とを共通のハードディスク上に有し、前記第1の領域への記録に関してはデータの整合性を確保しながら行う方式とすることにより、前記更新地図データを記録した記録ディスクから前記再生装置により再生される前記更新地図データの前記第2の領域への記録が前記第1の領域への記録に比べて高速に行われるように構成された地図データ記録装置と、
    前記再生装置から前記更新地図データを読み出して前記地図データ記録装置に記録する場合に、前記地図データ記録装置の前記第2の領域に一旦全て記録し、前記第2の領域に記録された前記更新地図データを所定のタイミングで読み出して前記第1の領域にバックグラウンドで更新記録する制御装置とを備えたナビゲーション装置。
  2. 前記制御装置は、前記第2の領域に記録された前記更新地図データの中に、未更新で最も古いバージョンのデータがあると判断されたタイミングをもって、前記未更新で最も古いバージョンのデータを前記第2の領域から逐次読み出して整合性を確保しながら前記第1の領域にバックグラウンドで更新記録することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. ナビゲーション装置の現在位置を測定する位置測定装置を更に備え、
    前記制御装置は、前記第2の領域に記録された前記更新地図データを読み出して前記第1の領域に更新記録する際に、前記位置測定装置により測定された前記現在位置を含む所定の範囲の更新地図データを優先して更新することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 地図データを記録する第1の領域と、更新前後の差分に係る更新地図データを一時的に記録する第2の領域とを有するハードディスクであって、前記第1の領域への記録に関してはデータの整合性を確保しながら行う方式とすることにより、前記第2の領域へのデータの記録が前記第1の領域への記録に比べて高速に行われるように構成されたハードディスクの前記第2の領域に対し、ナビゲーション装置の制御装置が、再生装置から読み出した前記更新地図データを一旦全て記録する第1のステップと、
    前記制御装置が、前記第2の領域に記録された前記更新地図データを所定のタイミングで読み出して前記第1の領域にバックグラウンドで更新記録する第2のステップとを有する地図データ更新方法。
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