[go: up one dir, main page]

JP4898477B2 - アンテナ及び電子機器 - Google Patents

アンテナ及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4898477B2
JP4898477B2 JP2007026174A JP2007026174A JP4898477B2 JP 4898477 B2 JP4898477 B2 JP 4898477B2 JP 2007026174 A JP2007026174 A JP 2007026174A JP 2007026174 A JP2007026174 A JP 2007026174A JP 4898477 B2 JP4898477 B2 JP 4898477B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
rod
case
electronic device
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007026174A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008193437A (ja
Inventor
信之 鷹啄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Interactive Entertainment Inc
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Interactive Entertainment Inc, Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Interactive Entertainment Inc
Priority to JP2007026174A priority Critical patent/JP4898477B2/ja
Publication of JP2008193437A publication Critical patent/JP2008193437A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4898477B2 publication Critical patent/JP4898477B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、アンテナケースと、当該アンテナケース内に収納される少なくとも1つのロッドと、当該ロッドの先端に取り付けられるアンテナトップとを備えた多段式のアンテナ、及び、当該アンテナを備える電子機器に関する。
従来、複数のロッドを備え、受信する電波の周波数に応じてアンテナ長を調節可能に構成された多段式のアンテナが知られている。このようなアンテナとして、携帯電話機に用いられるアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の従来のアンテナは、筐体に設けられたホルダを挿通して、当該筐体から突没するアンテナケース(ストッパ部)と、当該アンテナケース内に摺動自在な状態で挿入されるロッド(エレメント)と、当該ロッドの端部に設けられるジョイントモールドと、当該ジョイントモールドの先端に設けられるアンテナトップ(キャップ)とを備えて構成されている。そして、このアンテナは、アンテナケースとロッドとで二段階に伸張することで、アンテナ長を調節可能に構成されている。
このようなアンテナでは、アンテナケースを円筒状に形成することが多い。これは、アンテナケースを円筒状とすることで、当該アンテナケース内に収納されるロッドの摺動(摩擦)係数を小さくして、当該ロッドを引き出しやすくするためである。また、アンテナケースを円柱状とすることにより、製造コストの低減や生産効率の向上を図っている。
特開2003−32018号公報
しかしながら、前述のアンテナでは、アンテナケースが円筒状に形成されているため、ロッドの引き出し時に、指がアンテナケースにかかりづらいという問題がある。すなわち、ロッドの摺動係数は低いものの、アンテナケースと指との摩擦係数も小さくなってしまうため、アンテナケースからロッドを引き出しづらいという問題がある。
本発明の目的は、アンテナ長を容易に調節することができる多段式のアンテナ及び電子機器を提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明のアンテナは、アンテナケースと、当該アンテナケース内に収納される少なくとも1段のロッドと、当該ロッドの先端に取り付けられるアンテナトップとを備えた多段式のアンテナであって、前記アンテナケースは、断面略角形の略角柱状に形成され、前記アンテナトップは、前記アンテナケースに合わせて断面略角形の略角柱状に形成され、前記アンテナケース及び前記アンテナトップの互いに対向する面は、前記ロッドを前記アンテナケース内に収納した際に互いに当接する当接面であり、前記アンテナケース及び前記アンテナトップには、前記アンテナケースの当接面と前記アンテナトップの当接面とを互いに当接させた際に、同一平面となる面取部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナケース及びアンテナトップがそれぞれ略角柱状に形成されているので、当該アンテナケース及びアンテナトップの角部に指をかけやすくすることができる。これによれば、アンテナケース及びアンテナトップを摘んで、当該アンテナケースに対するロッドの引出及び収納を容易に行うことができる。従って、アンテナ長を容易に調節することができる。
さらに、アンテナケース及びアンテナトップには、それぞれ対向し、かつ、互いに当接する当接面が形成されており、各当接面の断面は、同一の角形状及び寸法に揃えられている。これによれば、ロッドをアンテナケースに収納した際に、アンテナを1つの角柱状体と見ることができる。従って、アンテナの外観を良好にすることができ、当該アンテナのデザイン性を向上することができる。
本発明では、前記ロッドは、略円筒状に形成され、前記アンテナケースは、前記ロッドの外形に沿った内部形状を有し、当該ロッドを内部に収納するロッド収納部材と、前記ロッド収納部材の外面を覆うケース部材とを備えることが好ましい。
本発明によれば、アンテナケースがロッド収納部材と、当該ロッド収納部材を被覆するケース部材とを備えていることにより、アンテナケースが一体品である場合に比べ、当該アンテナケースの強度を向上することができる。また、これにより、ケース部材に物等が当たって衝撃が加わった場合でも、当該ケース部材の内部に配置されるロッド収納部材及びロッドの損傷を抑えることができる。従って、ロッドの摺動動作、すなわち、アンテナ長の調節動作が妨げられることを防ぐことができる。
また、前記ロッドは、略円筒状に形成され、前記ロッド収納部材は、前記ロッドの外形に沿った内部形状を有する。
これによれば、ロッドが略円筒状に形成され、当該ロッドが収納されるロッド収納部材の内部形状が、ロッドに応じた形状であることにより、ロッドの摺動係数を小さくすることができ、これにより、当該ロッドの引出時及び収納時の抵抗を小さくすることができる。従って、アンテナ長の調節を一層容易に行うことができる。
なお、前記ケース部材は、金属を含まない合成樹脂により形成されていてもよい。
これによれば、ケース部材が合成樹脂で形成されていることにより、アンテナを軽量化することができる。また、当該合成樹脂に金属が含まれる場合には、当該金属により電波の受信が干渉されてしまうが、金属を含まない合成樹脂によりケース部材が形成されていることにより、アンテナによる受信状態を良好にすることができる。
また、ケース部材が合成樹脂で形成されていることにより、当該ケース部材に印刷及び塗装を容易に施すことができる。従って、アンテナのデザイン性を一層向上することができる。
また、本発明の電子機器は、所定の周波数の電波を受信して、当該電波に係る信号を処理する電子機器であって、前述のアンテナと、前記アンテナが外部に露出した状態で取り付けられる筐体とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述のアンテナと同様の効果を奏することができる。
すなわち、アンテナケース及びアンテナトップがそれぞれ略角柱形状を有していることにより、それぞれに指を掛け易くすることができるので、アンテナ長の調節を容易に行うことができる。また、当該アンテナケース及びアンテナトップの形状が揃えられているので、アンテナを1つの角柱状体と見ることができ、当該アンテナ、ひいては、電子機器の外観を良好にすることができる。
本発明では、前記アンテナは、前記筐体に取り付けられ、かつ、前記アンテナケースを回動自在に支持する接続部、前記アンテナケースの当接面と前記アンテナトップの当接面とを互いに当接させた際に、前記ロッドの引出方向に沿い、かつ、互いに交差する第1の外面及び第2の外面を有し、前記筐体は、前記接続部が取り付けられ、前記第1の外面が当接される第1の面を有し、前記面取部は、前記第1の外面が前記第1の面に当接される際の前記アンテナにおける前記第1の外面とは反対側の面と前記第2の外面とに跨るように形成されていることが好ましい。
本発明では、前記接続部は、前記第1の外面が前記第1の面に当接する方向に前記アンテナケースを付勢することが好ましい。
本発明では、前記筐体は、前記第1の面に交差する第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面にそれぞれ交差する第3の面とを有し、前記第2の面及び前記第3の面のうち、少なくともいずれかは、前記第1の外面を前記第1の面に当接させた際に、前記第2の外面、及び、前記アンテナトップにおける前記引出方向の先端面のうちのいずれかと面一となるように形成されていることが好ましい。
本発明によれば、アンテナの第1の外面を、電子機器の筐体の第1の面に沿わせた際に、筐体の第2の面及び第3の面の少なくともいずれかが、アンテナケースの第2の外面及びアンテナトップの先端面のいずれかと面一になる。すなわち、アンテナの第2の外面と筐体の第2の面とが面一となる状態、及び、アンテナトップの先端面と筐体の第3の面とが面一となる状態の少なくともいずれかの状態となる。これによれば、電子機器の凹凸を少なくすることができ、当該電子機器のデザイン性を一層向上することができるほか、電子機器の携帯性を向上することができる。
本発明では、前記第1の面に、前記第1の外面が前記第1の面に沿った状態での前記第2の外面が位置する側とは反対側に位置し、かつ、当該第1の面の面外方向に起立して、当該第2の外面が位置する側とは反対側への前記アンテナケースの回動を規制する回動規制部が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、アンテナの第1の外面が沿う筐体の第1の面に、当該第1の面から起立する回動規制部が形成されていることにより、回動規制部に近接する方向へのアンテナの回動が規制される。これによれば、アンテナの第1の外面を筐体の第1の面に沿わせた際に、アンテナケースが不要に回動して筐体の外面から突出することを防ぐことができる。従って、電子機器の携帯性を一層向上することができる。
本発明では、前記回動規制部は、前記回動規制部の前記面外方向の先端面と、前記アンテナにおける前記第1の外面に略平行な第3の外面とが面一となるように、前記第1の面における前記アンテナの配置領域の略全てに亘る板状に形成されていることが好ましい。
本発明によれば、回動規制部が、第1の面におけるアンテナの配置領域の略全てに亘る板状に形成されていることにより、当該アンテナの不要な回動を確実に防止することができる。また、このような回動規制部が形成されていることにより、ロッドをアンテナケース内に収納し、かつ、アンテナの第1の外面を第1の面に沿わせた場合には、回動規制部の起立方向の先端面とアンテナの第3の外面とが面一となるので、当該アンテナを回動規制部により保護することができるだけでなく、電子機器の凹凸を一層少なくすることができる。従って、電子機器の携帯性を一層向上することができる。
本発明では、前記第2の面は、当該電子機器の背面側に位置し、前記回動規制部は、前記アンテナの正面側への回動を規制する寸法を有することが好ましい。
本発明によれば、アンテナケースを回動させた場合、当該アンテナケースは、背面側とは反対側、すなわち、正面側には向かないこととなる。これによれば、電子機器の正面側が使用者に対向するように、電子機器が使用者に保持された場合に、使用者側にアンテナが向くことを防ぐことができる。従って、使用者側にアンテナが向くことによる不快感を生じさせないようにすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔情報処理システム1の構成〕
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。図2は、情報処理システム1を構成する情報処理装置2とチューナユニット3とを分離した状態を示す図である。
情報処理システム1は、図1及び図2に示すように、情報処理装置2と、当該情報処理装置2に接続されるチューナユニット3とを備え、チューナユニット3で受信した電波に含まれる画像情報及び音声情報に基づく画像及び音声を、情報処理装置2により表示及び出力するものである。
〔情報処理装置2の構成〕
このうち、情報処理装置2は、内部に収納された光ディスク及び半導体メモリカード等の記録媒体からプログラムを読み出して実行する携帯情報端末として構成されている。この情報処理装置2は、プログラムの他、当該記録媒体に記録された動画や静止画、及び、チューナユニット3から入力する画像情報及び音声情報を処理し、内部に設けられた液晶パネル21A1にて当該画像情報に係る画像を形成表示するほか、当該音声情報に係る音声をスピーカから出力する。
図3は、情報処理装置2を上方から見た斜視図である。
このような情報処理装置2は、図3に示すように、扁平横長矩形状で、両端部が円弧状に形成された筐体21を備えて構成されている。
筐体21の正面21Aには、中央位置に横長矩形状の液晶パネル21A1が設けられている。また、正面21A及び上面21Bには、当該情報処理装置2を操作するための操作手段21A2である各キー21A21〜21A29,21B1L,21B1Rが配置されている。これらキーは、液晶パネル21A1に表示されたメニュー項目の選択やゲームの進行等に用いられる方向キーや決定キー等を含んで構成されている。
また、上面21Bの略中央には、チューナユニット3等の外部機器を接続するための接続端子21B2が設けられている。この接続端子21B2は、本実施形態では、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したminiB端子が挿抜可能に構成されている。また、この接続端子21B2を挟むように、開口を介して電極が露出した電力供給端子21B3が設けられている。さらに、これら電力供給端子21B3の外側で、筐体21の左側には、接続端子21B2に接続された外部機器を固定するねじ(図示省略)が螺合するねじ穴21B4が形成され、右側には、外部機器に設けられた位置決めピン(図示省略)が挿入されるピン挿入口21B5が形成されている。なお、本実施形態では、上面21Bの左側にねじ穴21B4が、また、右側にピン挿入口21B5が形成されているが、左右が逆でもよく、また、ピン挿入口21B5が形成された位置にねじ穴が形成された構成としてもよい。
上面21Bにおいて、キー21B1Lと、ねじ穴21B4との間には、受光窓21B6が設けられ、筐体21内には、当該受光窓21B6を介して他の外部機器と赤外線通信を行う赤外線通信モジュール(図示省略)が設けられている。
また、キー21B1Rと、ピン挿入口21B5との間には、筐体21の背面側に設けられた蓋部材21B8を開放するイジェクトスイッチ21B7が設けられている。このイジェクトスイッチ21B7を、上面21Bに沿って摺動させると、筐体21の背面側に設けられた蓋部材21B8が筐体21の背面側に向かって開き、光ディスクを収納するためのディスク収納口(図示省略)が開放される。
〔チューナユニット3の構成〕
チューナユニット3は、本発明の電子機器に相当し、情報処理装置2の接続端子21B2に接続される外部機器として構成されている。具体的に、チューナユニット3は、本実施形態では、1セグメント放送(携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス)に係る電波を受信し、当該電波に含まれる画像情報及び音声情報を処理して、処理した各情報を情報処理装置2に出力する。このチューナユニット3は、図2に示すように、電波を受信する受信モジュール(図示省略)を内部に収納する筐体4と、当該受信モジュールに接続され、かつ、筐体4の外側に露出するアンテナ5(図4〜図6参照)とを備えて構成されている。
〔アンテナ5の構成〕
図4は、チューナユニット3の一部を背面側から見た斜視図である。図5は、チューナユニット3に設けられたアンテナ5を引き伸ばした状態を示す図である。また、図6は、アンテナ5の構成を示す図である。
ここで、アンテナ5の構成について、先に説明する。
アンテナ5は、チューナユニット3を構成する筐体4の後述する取付面部44に取り付けられる。詳述すると、アンテナ5は、チューナユニット3を情報処理装置2に取り付けた際に、当該チューナユニット3の使用者に対向する側とは反対側である背面側に取り付けられている。
このアンテナ5は、図4〜図6に示すように、当該取付面部44に固定される接続部51、アンテナケース52、第1ロッド53、第2ロッド54及びアンテナトップ55を備えて構成されている。なお、本実施形態のアンテナ5は、アンテナケース52の接続部51側の端部からアンテナトップ55の先端までの寸法が、当該アンテナケース52とアンテナトップ55とを互いに当接した場合に略47mmとなるように設定され、また、アンテナケース52から各ロッド53,54を最大に引き伸ばした場合に略99mmとなるように設定されている。
接続部51は、図6に示すように、筐体4に固定される略円筒状の固定部511と、当該固定部511に対して当該固定部511の軸方向を中心として回動自在に設けられたジョイント部512とを備えている。
固定部511は、後述する取付面部44に形成された穴部441に挿入され、当該穴部441にて接着固定される。
ジョイント部512は、可倒式ジョイントとして構成されており、アンテナケース52を固定部511の軸方向に直交する方向を中心として回動自在に支持する。
アンテナケース52は、第1ロッド53及び第2ロッド54が収納されるロッド収納部材521と、当該ロッド収納部材521の外面を覆うケース部材522とを備えて構成されている。
ロッド収納部材521は、内部が中空なステンレス製の略円筒状部材として構成されている。詳述すると、ロッド収納部材521の内部形状は、後述する第1ロッド53の外面の形状に合わせるように形成されている。このロッド収納部材521における接続部51側とは反対側の端部には、図示を省略したが、内部に収納された第1ロッド53の抜けを防止するためのストッパが設けられている。
ケース部材522は、金属を含まない合成樹脂により、断面視正方形状の略角柱状に形成されている。すなわち、ケース部材522は、底面5221、背面5222、上面5223、正面5224及び当接面5225を有している。これら各面5221〜5225は、それぞれ平坦に形成されている。
このうち、底面5221は、アンテナ5を筐体4に沿うように配置した状態(アンテナ収納状態)で、当該筐体4の取付面部44に当接する面である。
背面5222は、底面5221に直交する面であり、チューナユニット3を情報処理装置2に取り付けた場合には、アンテナ収納状態で、使用者とは反対側に位置する面である。
上面5223は、底面5221とは反対側で、かつ、当該底面5221と略平行に形成されている。
正面5224は、背面5222とは反対側で、かつ、当該背面5222と略平行に形成されており、アンテナ収納状態では、筐体4の取付面部44に形成された後述する回動規制部442の背面に当接する面である。
当接面5225は、各面5221〜5224と略直交し、かつ、ケース部材522におけるアンテナトップ55と対向する面であり、第1ロッド53及び第2ロッド54を、それぞれロッド収納部材521内に収納した際に、当該アンテナトップ55の後述する当接面555(図5及び図6参照)と当接する。
また、このようなケース部材522には、上面5223における背面5222側の略1/3の領域、及び、背面5222における上面5223側の略1/3の領域がケース部材522の軸方向に沿って切り欠かれた面取部522Aが形成されている。
第1ロッド53及び第2ロッド54は、それぞれステンレスにより略円筒状に形成され、当該第1ロッド53は、図5及び図6に示すように、ロッド収納部材521内に、また、第2ロッド54は、第1ロッド53内に、それぞれ摺動自在に設けられている。これら第1ロッド53及び第2ロッド54のうち、第1ロッド53のロッド収納部材521からの引出方向先端側(接続部51とは反対側)には、第1ロッド53からの第2ロッド54の抜けを防止するためのストッパ531が設けられ、また、第2ロッド54の引出方向先端側には、アンテナトップ55が取り付けられている。
アンテナトップ55は、アンテナ5を引き伸ばす際に、使用者により摘まれる部分であり、前述のケース部材522と同じ材料により、当該ケース部材522と同じ断面寸法及び断面形状を有する略角柱状に形成されている。
このようなアンテナトップ55には、ケース部材522の底面5221、背面5222、上面5223及び正面5224にそれぞれ沿う底面551、背面552、上面553及び正面554が形成されている。これら底面551、背面552、上面553及び正面554は、各ロッド53,54をアンテナケース52内に収納したロッド収納状態では、それぞれ、ケース部材522の底面5221、背面5222、上面5223及び正面5224と面一となる。
また、アンテナトップ55には、ケース部材522の当接面5225に対向する当接面555が形成され、また、当該当接面555とは反対側の面であり、かつ、各ロッド53,54の引出方向の先端の面である先端面556が形成されている。このうち、当接面555は、ロッド収納状態で、ケース部材522に形成された当接面5225に当接する。
さらに、アンテナトップ55には、ケース部材522と同様に、背面552及び上面553のそれぞれ近接する側の略1/3の領域が切り欠かれた面取部55Aが形成されている。この面取部55Aは、ロッド収納状態で、ケース部材522に形成された面取部522Aと面一となる。
〔筐体4の構成〕
筐体4は、図2、図4及び図5に示すように、正面部41(図2)、下面部42(図2)、背面部43(図4及び図5)、取付面部44(図4及び図5)及び左右一対の側面部45,46(図4及び図5)を有する全体略直方体形状に形成されている。そして、これら正面部41、背面部43、取付面部44及び左右の側面部45,46は、それぞれ略平坦な面として形成されている。
このうち、正面部41は、チューナユニット3が接続された情報処理装置2に設けられた液晶パネル21A1を観察できるように、使用者が当該情報処理装置2を保持した際に、使用者に対向する面を構成する。
また、正面部41及び当該正面部41と略平行に形成された背面部43と、下面部42、取付面部44及び左右の側面部45,46とは、それぞれ略直交する。
下面部42は、図2に示すように、情報処理装置2の上面21Bに対向する面である。
この下面部42には、情報処理装置2の接続端子21B2及び電力供給端子21B3に接続される接続端子421及び当該接続端子421を挟む一対の電力入力端子422が突設されている。この接続端子421は、USB規格に準拠したminiB端子で構成されている。すなわち、チューナユニット3は、USB機器として構成されている。また、電力入力端子422は、情報処理装置2から入力する電力を、チューナユニット3に供給する。
さらに、下面部42には、一対の電力入力端子422を挟むように、ねじ423及び位置決めピン424が設けられている。これらのうち、ねじ423は、下面部42における左側に形成され、また、位置決めピン424は、右側に設けられている。そして、これらねじ423及び位置決めピン424の位置は、それぞれ、情報処理装置2に形成されたねじ穴21B4及びピン挿入口21B5の位置に対応する。
背面部43の取付面部44側の端部における略中央には、当該取付面部44より上方に突出した係止部431が形成されている。この係止部431は、後述するアンテナ収納状態で、アンテナケース52の背面522に当接して係止し、当該アンテナケース52が、取付面部44に沿って背面側に回動することを規制する。これにより、アンテナケース52の不要な回動が抑えられる。
図4及び図5に示すように、取付面部44は、下面部42とは反対側に形成されている。この取付面部44の左側(図4及び図5における右側)端部近傍には、前述のアンテナ5の接続部51を構成する固定部511が挿入される略円形状の穴部441が形成されており、当該固定部511は、穴部441にて接着固定される。すなわち、この取付面部44に、アンテナ5は取り付けられる。
また、取付面部44の正面部41側の端縁部分には、取付面部44の長手方向(左右方向)の全域に亘って、取付面部44から面外方向に起立した板状の回動規制部442が形成されている。この回動規制部442は、正面側が正面部41に接続され、左右側が、それぞれ左右の側面部45,46に接続されている。
このような回動規制部442は、チューナユニット3を持ち運ぶ際にアンテナ5を保護するとともに、当該アンテナ5のアンテナトップ55が、正面部41側、すなわち、使用者側に向かないようにアンテナケース52の回動を規制する。このため、回動規制部442における取付面部44からの起立方向の先端面である上面4421は、前述のジョイント部512を中心としてアンテナケース52を取付面部44から起立させるように回動させた場合に、当該アンテナケース52のジョイント部512側の端部よりも高い位置となるように形成されている。なお、アンテナケース52の回動範囲については、後に詳述する。
〔アンテナ収納状態におけるアンテナ5の配置〕
前述のように、第2ロッド54を第1ロッド53内に収納し、当該第1ロッド53をアンテナケース52のロッド収納部材521内に収納し、かつ、当該アンテナケース52を構成するケース部材522の当接面5225と、アンテナトップ55の当接面555とを当接させたロッド収納状態では、ケース部材522の底面5221、背面5222、上面5223及び正面5224は、アンテナトップ55の底面551、背面552、上面553及び正面554と面一となる。このようなロッド収納状態では、アンテナ5におけるアンテナケース52からアンテナトップ55に至る部分が、1つの角柱状体と見ることができる。
このようなロッド収納状態で、ケース部材522の底面5221及びアンテナトップ55の底面551により形成されるアンテナ5の底面5Aを、筐体4の取付面部44に当接させ、かつ、当該ケース部材522の正面5224及びアンテナトップ55の正面554により形成されるアンテナ5の正面5Bを、回動規制部442の背面に当接させたアンテナ収納状態(図4に示す状態)では、アンテナ5におけるケース部材522の背面5222及びアンテナトップ55の背面552により形成されるアンテナ5の背面5Cは、筐体4の背面部43と面一となる。
また、このアンテナ収納状態では、アンテナトップ55の先端面556(筐体4の右側面部46側の面)は、筐体4の右側面部46と面一となる。
さらに、このアンテナ収納状態では、ケース部材522の上面5223及びアンテナトップの上面553により形成されるアンテナ5の上面5Dは、回動規制部442の上面4421と面一となる。
すなわち、アンテナ5における底面5A、背面5C、先端面556及び上面5Dは、それぞれ本発明の第1の外面、第2の外面、アンテナトップの先端面及び第3の外面に相当し、また、筐体4における取付面部44、背面部43、右側面部46及び上面4421は、それぞれ、本発明の第1の面、第2の面、第3の面及び回動規制部の先端面に相当する。なお、このアンテナ収納状態では、アンテナ5の接続部51を構成するジョイント部512により、ケース部材522の底面5221が、取付面部44に当接する方向に付勢されている。
〔アンテナケース52の回動範囲〕
ここで、アンテナケース52の回動範囲について詳述する。
回動規制部442の高さ寸法(取付面部44からの突出方向の寸法)は、前述のように、当該回動規制部442の上面4421が、アンテナケース52を取付面部44の面外方向と略平行となるように起立させた際の当該アンテナケース52のジョイント部512側の端部の位置より高くなるように設定されている。
また、回動規制部442は、アンテナ5が配置される取付面部44における正面部41側の位置に、当該取付面部44の長手方向全域に亘って形成されている。具体的に、回動規制部442の長手方向の寸法(取付面部44に沿う方向の寸法)は、アンテナケース52及びアンテナトップ55のロッド引出方向の寸法に、ジョイント部512の中心からアンテナケース52に至るまでの寸法の2倍以上の寸法を加えた寸法に設定されている。
この回動規制部442により、アンテナ収納状態から、アンテナケース52を正面側に回動させることが防止され、これにより、アンテナトップ55が回動規制部442より正面側に位置することが規制される。また、アンテナケース52を、ジョイント部512を中心として、取付面部44に沿って左側面部45側に回動させた場合でも、アンテナトップ55が回動規制部442より正面側に位置することが規制される。
さらに、アンテナケース52を起立させた状態で、ジョイント部512を中心として回動させた場合でも、当該アンテナケース52のジョイント部512側の端部が回動規制部442に当接することにより、アンテナケース52が正面側に傾斜して、アンテナトップ55が回動規制部442より正面側に位置することが規制される。
従って、アンテナケース52の回動範囲は、ジョイント部512を中心とし、チューナユニット3における背面側でかつ上面側の略1/4球の範囲内に設定され、これにより、当該アンテナケース52からのロッド53,54の引出方向が、筐体4の正面部41側に位置する使用者側に向かうことがない。
以上のような本実施形態の情報処理システム1によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)チューナユニット3に設けられたアンテナ5において、第1ロッド53及び第2ロッド54を収納するアンテナケース52と、当該第2ロッド54の引出方向先端側に取り付けられ、かつ、ロッド収納状態でアンテナケース52の当接面5225に当接する当接面555を有するアンテナトップ55とは、それぞれ、同じ断面寸法及び同じ断面多角形形状を有する略角柱状に形成されている。これによれば、アンテナケース52及びアンテナトップ55が円筒状に形成されている場合に比べ、これらを掴みやすくすることができる。従って、アンテナ長の調節を容易に行うことができる。
また、このような構成により、ロッド収納状態では、アンテナケース52からアンテナトップ55までの部位を、1つの角柱状体と見ることができる。従って、アンテナ5のデザイン性を向上することができる。
(2)アンテナケース52は、第1ロッド53及び第2ロッド54を収納するロッド収納部材521と、当該ロッド収納部材521の外面を覆うケース部材522とを備えて構成されている。これによれば、それぞれが別部材で構成されていることにより、アンテナケース52が一体品で構成されている場合に比べ、当該アンテナケース52の強度を高めることができる。従って、アンテナケース52に荷重が作用した場合でも、内部に設けられたロッド収納部材521及び各ロッド53,54の変形を防ぐことができ、これにより、アンテナ長の調節が妨げられることを防ぐことができる。
(3)アンテナケース52を構成するケース部材522は、金属を含まない合成樹脂により形成されている。これによれば、当該金属により、アンテナ5による電波の受信機能の低下を防ぐことができるほか、当該ケース部材522に対する印刷及び塗装等の加工を容易に行うことができる。従って、アンテナ5のデザイン性を一層向上することができる。
(4)アンテナケース52を構成するロッド収納部材521と、当該ロッド収納部材521内に収納される第1ロッド53及び第2ロッド54は、それぞれ略円筒状に形成されている。詳述すると、ロッド収納部材521の内部形状は、第1ロッド53の外部形状に合わせて形成されている。これによれば、ロッド収納部材521及び第1ロッド53に対する第1ロッド53及び第2ロッド54のそれぞれの摺動係数を小さくすることができるので、第1ロッド53及び第2ロッド54の引出時及び収納時の抵抗を小さくすることができる。従って、第1ロッド53及び第2ロッド54の引出及び収納を容易に行うことができ、これにより、一層容易にアンテナ長を調節することができる。
(5)アンテナ5は、チューナユニット3を構成する筐体4の取付面部44に取り付けられる。ここで、ロッド収納状態のアンテナ5の底面5Aを取付面部44に当接させ、かつ、アンテナ5の正面5Bを回動規制部442の背面に当接させたアンテナ収納状態では、ケース部材522の背面5222及びアンテナトップ55の背面552により形成されるアンテナ5の背面5Cは、筐体4の背面部43と面一となる。また、このアンテナ収納状態では、アンテナトップ55の先端面556と、筐体4の右側面部46とが面一となる。これによれば、チューナユニット3の凹凸を少なくすることができるので、チューナユニット3の携帯性及び美観を向上することができる。
(6)このようなアンテナ収納状態では、アンテナ5の正面5Bは、回動規制部442の背面に当接する。これによれば、アンテナ5が不要に回動することを防ぐことができるとともに、チューナユニット3の携帯時には、回動規制部442によりアンテナ5の正面5Bが保護されるので、当該アンテナ5の損傷を防ぐことができる。従って、チューナユニット3の携帯性を一層向上することができる。
(7)このような回動規制部442は、アンテナ収納状態では、当該回動規制部442の上面4421が、ケース部材522の上面5223及びアンテナトップ55の上面553により形成されるアンテナ5の上面5Dと面一となるように形成されている。これによれば、前述のアンテナ5の背面5C及びアンテナトップ55の先端面556と同様に、アンテナ収納状態でのチューナユニット3の凹凸を小さくすることができるだけでなく、回動規制部442により、アンテナ5を確実に保護することができる。従って、チューナユニット3の携帯性を一層向上することができる。
(8)また、回動規制部442により、アンテナ5の正面側への回動、すなわち、アンテナトップ55を回動規制部442より正面側に位置させるような回動が規制される。これによれば、アンテナ5における各ロッド53,54の引出方向が、情報処理装置2を保持する使用者側に向かないようにすることができる。従って、当該使用者に、各ロッド53,54の引出方向が向き、かつ、アンテナトップ55が使用者に近い位置となることによる不快感を生じさせないようにすることができる。
〔実施形態の変形〕
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、アンテナケース52のロッド収納部材521内に収納されるロッド数は、第1ロッド53及び第2ロッド54の2つであるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、ロッドは、少なくとも1つあればよく、このような場合、当該ロッドの引出方向先端側に、アンテナトップが取り付けられていればよい。
前記実施形態では、アンテナ5を構成するアンテナケース52は、ロッド収納部材521と、ケース部材522とを備えて構成されるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、アンテナケース52は、一体品であってもよい。このような場合、アンテナによる受信特性を考慮して、当該アンテナケース全体を金属により構成すればよい。
前記実施形態では、第1ロッド53、第2ロッド54及びアンテナケース52のロッド収納部材521を略円筒状に形成するとしたが、本発明はこれに限らず、それぞれが角柱状を有していてもよい。なお、各ロッド53,54及びロッド収納部材521が円筒状を有している場合には、各ロッド53,54の摺動係数を小さくすることができるので、当該ロッド53,54の引出時及び収納時の抵抗を小さくすることができる。
前記実施形態では、アンテナ5は、チューナユニット3の筐体4における取付面部44に取り付けられるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、筐体4におけるアンテナ5の取付位置は問わず、例えば、左側面部45にアンテナ5を取り付けてもよい。
また、前記実施形態では、アンテナ収納状態で、アンテナ5の背面5Cと筐体4の背面部43とが面一であるとし、また、アンテナトップ55の先端面556と右側面部46とが面一であるとし、さらに、アンテナ5の上面5Dと回動規制部442の上面4421とが面一であるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、アンテナケース52及びアンテナトップ55における所定の面と、当該所定の面に沿う筐体4の面が、それぞれ面一でなくてもよい。
前記実施形態では、筐体4の取付面部44には、当該取付面部44に取り付けられたアンテナ5の軸方向が使用者に向かうのを防ぐ回動規制部442が形成されているとしたが、本発明はこれに限らず、当該軸方向が使用者側を向くことが可能な構成としてもよい。
前記実施形態では、アンテナ5は、情報処理装置2に接続される外部機器であるチューナユニット3に取り付けられるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、外部機器としてではなく、独立して機能する電子機器に、本発明のアンテナが取り付けられている構成としてもよい。このような電子機器として、前述の情報処理装置2や、携帯電話機、携帯型テレビジョン受像機等の画像表示装置及びラジオ受信機等を例示することができる。
本発明は、アンテナを備えた電子機器に利用することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図。 前記実施形態における情報処理装置とチューナユニットとを分離した情報処理システムを示す図。 前記実施形態における情報処理装置を上方から見た斜視図。 前記実施形態におけるチューナユニットを上方背面側から見た斜視図。 前記実施形態におけるチューナユニットが備えるアンテナのロッド引出状態を示す斜視図。 前記実施形態におけるアンテナの構成を示す図。
符号の説明
3…チューナユニット(電子機器)、4…筐体、5…アンテナ、43…背面部(第2の面)、44…取付面部(第1の面)、46…右側面部(第3の面)、51…接続部、52…アンテナケース、53…第1ロッド、54…第2ロッド、55…アンテナトップ、5A…底面(第1の外面)、5C…背面(第2の外面)、5D…上面(第3の外面)、442…回動規制部、521…ロッド収納部材、522…ケース部材、555…当接面(アンテナトップの当接面)、556…先端面(アンテナトップの先端面)、4421…上面(回動規制部の先端面)、5225…当接面(アンテナケースの当接面)。

Claims (9)

  1. アンテナケースと、当該アンテナケース内に収納される少なくとも1段のロッドと、当該ロッドの先端に取り付けられるアンテナトップとを備えた多段式のアンテナであって、
    前記アンテナケースは、断面略角形の略角柱状に形成され、
    前記アンテナトップは、前記アンテナケースに合わせて断面略角形の略角柱状に形成され、
    前記アンテナケース及び前記アンテナトップの互いに対向する面は、前記ロッドを前記アンテナケース内に収納した際に互いに当接する当接面であり、
    前記アンテナケース及び前記アンテナトップには、前記アンテナケースの当接面と前記アンテナトップの当接面とを互いに当接させた際に、同一平面となる面取部が形成されていることを特徴とするアンテナ。
  2. 請求項1に記載のアンテナにおいて、
    前記ロッドは、略円筒状に形成され、
    前記アンテナケースは、
    前記ロッドの外形に沿った内部形状を有し、当該ロッドを内部に収納するロッド収納部材と、
    前記ロッド収納部材の外面を覆うケース部材とを備えることを特徴とするアンテナ。
  3. 所定の周波数の電波を受信して、当該電波に係る信号を処理する電子機器であって、
    請求項1または請求項に記載のアンテナと、
    前記アンテナが外部に露出した状態で回動自在に取り付けられる筐体とを備えることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項に記載の電子機器において、
    記アンテナは、
    前記筐体に取り付けられ、かつ、前記アンテナケースを回動自在に支持する接続部と、
    記アンテナケースの当接面と前記アンテナトップの当接面とを互いに当接させた際に、前記ロッドの引出方向に沿い、かつ、互いに交差する第1の外面及び第2の外面を有し、
    前記筐体は、前記接続部が取り付けられ、前記第1の外面が当接される第1の面を有し、
    前記面取部は、前記第1の外面が前記第1の面に当接される際の前記アンテナにおける前記第1の外面とは反対側の面と前記第2の外面とに跨るように形成されていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記接続部は、前記第1の外面が前記第1の面に当接する方向に前記アンテナケースを付勢することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    前記筐体は、
    前記第1の面に交差する第2の面と、
    前記第1の面及び前記第2の面にそれぞれ交差する第3の面とを有し、
    前記第2の面及び前記第3の面のうち、少なくともいずれかは、前記第1の外面を前記第1の面に当接させた際に、前記第2の外面、及び、前記アンテナトップにおける前記引出方向の先端面のうちのいずれかと面一となるように形成されていることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項4から請求項のいずれかに記載の電子機器において、
    前記第1の面に、前記第1の外面が前記第1の面に沿った状態での前記第2の外面が位置する側とは反対側に位置し、かつ、当該第1の面の面外方向に起立して、当該第2の外面が位置する側とは反対側への前記アンテナケースの回動を規制する回動規制部が形成されていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器において、
    記回動規制部は、前記回動規制部の前記面外方向の先端面と、前記アンテナにおける前記第1の外面に略平行な第3の外面とが面一となるように、前記第1の面における前記アンテナの配置領域の略全てに亘る板状に形成されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7または請求項8に記載の電子機器において、
    前記第2の面は、当該電子機器の背面側に位置し、
    前記回動規制部は、前記アンテナの正面側への回動を規制する寸法を有することを特徴とする電子機器。
JP2007026174A 2007-02-05 2007-02-05 アンテナ及び電子機器 Active JP4898477B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026174A JP4898477B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 アンテナ及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007026174A JP4898477B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 アンテナ及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008193437A JP2008193437A (ja) 2008-08-21
JP4898477B2 true JP4898477B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39753083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007026174A Active JP4898477B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 アンテナ及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4898477B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010098A (ja) * 1983-06-28 1985-01-19 星野 謙三 トンネル掘削法
JP2658906B2 (ja) * 1994-09-22 1997-09-30 日本電気株式会社 自動オープン式折り畳み携帯電話機
JP3556540B2 (ja) * 1999-09-14 2004-08-18 シャープ株式会社 多段式アンテナ
JP2002185229A (ja) * 2000-12-11 2002-06-28 Toshiba Corp 移動通信端末とそのアンテナ実装構造
JP2004364331A (ja) * 2004-08-06 2004-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯無線機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008193437A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10665926B2 (en) Mobile terminal
US20080238366A1 (en) Portable terminal device, battery charger and adaptor to set portable terminal device thereon
WO2013136398A1 (ja) 携帯端末装置
JP2972702B2 (ja) ペン入力型携帯情報端末機
US20040190265A1 (en) Network card device having protective structure
KR20140089754A (ko) 스타일러스 펜을 구비하는 휴대용 단말기
KR101655371B1 (ko) 휴대용 전자기기를 위한 케이스
CN103414964A (zh) 一种迷你音响
JP5417488B2 (ja) 電子機器
JP6506096B2 (ja) 携帯機器
US8508923B2 (en) Electronic device
US7722264B2 (en) Camera integrated with deformable supporting structure
US8491320B2 (en) Portable electronic device with chip card ejecting mechanism
JP4898477B2 (ja) アンテナ及び電子機器
US7929277B2 (en) Battery cover latching mechanism
US7825341B2 (en) Antenna device and shield cover thereof
EP1638379B1 (en) Structure for preventing stacking connectors on boards from coming apart and electronic device
JP2017011466A (ja) 携帯機器
JP2007226285A (ja) 携帯電子機器
US20020119801A1 (en) Portable telephone apparatus
JP6655627B2 (ja) 携帯端末装置
JP4531428B2 (ja) 電子機器
KR101235045B1 (ko) 스탠드 겸용 휴대용 전자기기 케이스
JP2006319855A (ja) 携帯端末機
JP4065203B2 (ja) 携帯型無線端末機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091209

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20101125

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4898477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250