JP4895435B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬貨処理装置に係り、特に、自動券売機における硬貨処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在の多くの駅には自動券売機が備え付けられており、多くの利用客は、自動券売機を使用して目的の駅までの乗車券を購入している。自動券売機を使用して乗車券を購入するときには、利用客は、硬貨投入口から硬貨を投入したり、紙幣挿入口から紙幣を挿入することによって必要な金額を自動券売機に投入する。それによって、自動券売機からは乗車券が排出され、それとともに、釣り銭が排出される。硬貨投入口から投入される硬貨の識別から釣り銭としての硬貨の排出までの硬貨の一連の処理を行うものが硬貨処理装置である。
【0003】
従来の硬貨処理装置は、硬貨識別器と振り分け機構と複数のホッパと投下機構と搬送ベルトを有している。硬貨識別器は投入された硬貨を識別する装置であり、振り分け機構は、識別された硬貨を金種ごとに振り分けるための機構である。複数のホッパは、振り分けられた各種硬貨をそれぞれ貯留するためのものであり、投下機構は、必要な釣り銭をホッパから投下するための機構である。搬送ベルトは、ホッパから放出された釣り銭としての硬貨を受取皿まで搬送するためのものである。搬送ベルトは、主搬送ベルトと副搬送ベルトから成っている。主搬送ベルトは、ホッパの下方に位置する水平部と水平部の端部から受取皿に向かって垂直に延びるリフト部を有している。副搬送ベルトは、リフト部と同様に受取皿に向かって垂直に延び、リフト部と接触して硬貨を挟み込んで搬送するためのものである。また、主搬送ベルトを駆動するモータを有している。
【0004】
硬貨投入口から投入された硬貨は、硬貨処理装置により、次のように処理される。まず、投入された硬貨は、硬貨識別器により金種が識別される。金種が識別された硬貨は、振り分け機構により金種ごとに振り分けられる。振り分けられた各種硬貨は、金種ごとに決められたホッパにそれぞれ貯留される。
【0005】
必要な釣り銭は、次のようにして受取皿に排出される。釣り銭に必要な各種硬貨の投下枚数に関する情報を制御部から信号として各ホッパの硬貨投下機構に送信する。このとき、制御部は、モータを作動させて主搬送ベルトを駆動する。投下枚数に関する情報の信号を受信した各ホッパの硬貨投下機構は、その信号に対応する枚数の硬貨をホッパの下部から投下する。投下された硬貨は、ホッパの下方にある主搬送ベルトの上に落下する。落下した硬貨は、駆動する主搬送ベルトに載せられて、水平部を前方に移動する。リフト部に到達した硬貨は、主搬送ベルトと副搬送ベルトにより挟まれて上方に運ばれる。リフト部の上端に到達した硬貨は、自動券売機の外部の受取皿に排出される。所定の時間経過した後、モータは停止し、主搬送ベルトは停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにホッパから投下された硬貨が主搬送ベルトに落とされ、主搬送ベルトで硬貨を搬送する構成となっているため、ホッパから硬貨が落とされたとき、主搬送ベルト上で転がり、主搬送ベルトから脱落したり、また、主搬送ベルトのリフト部で副搬送ベルトによって良好に挟まれた状態にならずに、自動券売機の外部の受取皿に排出されないことがある。このようないわゆる硬貨の搬送ミスが生じることにより、必要な枚数の硬貨が受取皿に出てこないことがあり、そのようなときの釣り銭の枚数不足を利用客や係員がすぐに気づくことができないという問題点がある。
【0007】
本発明の目的は、上記問題点を解決するためになされたもので、ホッパから投下する硬貨と釣り銭として受取皿に排出する硬貨の枚数が一致しないときには利用客や係員に知らせることができる硬貨処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明に係る硬貨処理装置は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
【0009】
第1の硬貨処理装置(請求項1に対応)は、硬貨投入口に硬貨を投入して所定の処理を行った後に釣り銭が必要なときには金種ごとのホッパから搬送手段を介して受取皿に硬貨を放出する硬貨処理装置であって、釣り銭に必要な枚数の金種ごとの硬貨を搬送手段に投下するために金種ごとのホッパのそれぞれに設けられた硬貨投下装置と、硬貨投下装置から投下する硬貨の枚数を硬貨投下装置に指示する信号を送信する硬貨投下制御手段と、硬貨投下制御手段からの硬貨投下装置への硬貨の枚数に関する信号から硬貨の全投下枚数を加算する硬貨投下枚数加算手段と、受取皿の前段に設けられた受取皿前段ホッパと、受取皿前段ホッパを通過する硬貨の枚数を計数する放出硬貨計数装置を設け、さらに、硬貨投下枚数加算手段によって加算された投下した硬貨の枚数と放出硬貨計数装置によって計数された放出硬貨の枚数が一致するかどうかを確認する硬貨放出枚数一致確認手段とを備えることで特徴づけられる。
【0010】
第1の硬貨処理装置によれば、釣り銭に必要な枚数の金種ごとの硬貨を搬送手段に投下する硬貨投下装置と、硬貨投下装置から投下する硬貨の枚数を硬貨投下装置に指示する信号を送信する硬貨投下制御手段と、硬貨投下制御手段からの硬貨投下装置への硬貨の枚数に関する信号から硬貨の全投下枚数を加算する硬貨投下枚数加算手段と、受取皿の前段に受取皿前段ホッパと、受取皿前段ホッパに放出される硬貨の枚数を計数する放出硬貨計数装置を設け、硬貨投下枚数加算手段によって加算された投下した硬貨の枚数と放出硬貨計数装置によって計数された放出硬貨の枚数が一致するかどうかを確認する硬貨放出枚数一致確認手段とを備えているため、硬貨の搬送ミスを直ちに検出することができる。
【0011】
第2の硬貨処理装置(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、硬貨放出枚数一致確認手段は、硬貨投下枚数加算手段で得られた投下硬貨の加算された枚数と放出硬貨計数装置で得られた放出された硬貨の枚数を比較する硬貨枚数比較手段と、投下した硬貨の枚数と受取皿に放出された硬貨の枚数が一致したかどうかを知らせる報知器と、報知器を制御する報知器制御手段とを備え、硬貨枚数比較手段からの信号によって報知器制御手段は、報知器を作動させることで特徴づけられる。
【0012】
第2の硬貨処理装置によれば、硬貨放出枚数一致確認手段は、硬貨投下枚数加算手段で得られた投下硬貨の加算された枚数と放出硬貨計数装置で得られた放出された硬貨の枚数を比較する硬貨枚数比較手段と、投下した硬貨の枚数と受取皿に放出された硬貨の枚数が一致したかどうかを知らせる報知器と、報知器を制御する報知器制御手段とを備え、硬貨枚数比較手段からの信号によって報知器制御手段は、報知器を作動させるようにしたため、硬貨の搬送ミスを直ちに検出すると共に、報知器によりそのミスを利用客や係員に知らせることができる。
【0013】
第3の硬貨処理装置(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、放出硬貨計数装置は、放出硬貨検知センサと放出硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成ることで特徴づけられる。
【0014】
第3の硬貨処理装置によれば、放出硬貨計数装置は、放出硬貨検知センサと放出硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成るため、硬貨検知センサにより放出する硬貨の枚数を正確に検知し、計数することができる。
【0015】
第4の硬貨処理装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、放出硬貨検知センサは、受取皿前段ホッパの下部に対向して備えられた発光素子と受光素子から成り、硬貨が通過することにより光が遮断され通過信号を送ることで特徴づけられる。
【0016】
第4の硬貨処理装置によれば、放出硬貨検知センサは、受取皿前段ホッパの下部に対向して備えられた発光素子と受光素子から成り、硬貨が通過することにより光が遮断され通過信号を送るため、硬貨の通過を正確に検知することができる。
【0017】
第5の硬貨処理装置(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、放出硬貨検知センサは、受取皿前段ホッパの下部に備えられた二つの電極から成り、硬貨が通過することにより電極間に電流が流れ通過信号を送ることで特徴づけられる。
【0018】
第5の硬貨処理装置によれば、放出硬貨検知センサは、受取皿前段ホッパの下部に備えられた二つの電極から成り、硬貨が通過することにより電極間に電流が流れ通過信号を送るため、硬貨の通過を正確に検知することができる。
【0019】
第6の硬貨処理装置(請求項6に対応)は、硬貨投入口に硬貨を投入して所定の処理を行った後に釣り銭が必要なときには金種ごとのホッパから搬送手段を介して受取皿に硬貨を放出する硬貨処理装置であって、釣り銭に必要な枚数の金種ごとの硬貨を搬送手段に投下するために金種ごとのホッパのそれぞれに設けられた硬貨投下装置と、硬貨投下装置から投下する硬貨の枚数を硬貨投下装置に指示する信号を送信する硬貨投下制御手段と、金種ごとのホッパの下部には、投下された硬貨を計数する投下硬貨計数装置を備え、投下硬貨計数装置により計数した硬貨の全投下枚数を加算する硬貨投下枚数加算手段と、受取皿の前段に受取皿前段ホッパと、受取皿前段ホッパを通過する硬貨の枚数を計数する放出硬貨計数装置を設け、硬貨投下枚数加算手段によって加算された投下した硬貨の枚数と放出硬貨計数装置によって計数された放出硬貨の枚数が一致するかどうかを確認する硬貨放出枚数一致確認手段とを備えることで特徴づけられる。
【0020】
第6の硬貨処理装置によれば、釣り銭に必要な枚数の金種ごとの硬貨を搬送手段に投下するために金種ごとのホッパのそれぞれに設けられた硬貨投下装置と、硬貨投下装置から投下する硬貨の枚数を硬貨投下装置に指示する信号を送信する硬貨投下制御手段と、金種ごとのホッパの下部には、投下された硬貨を計数する投下硬貨計数装置を備え、投下硬貨計数装置により計数した硬貨の全投下枚数を加算する硬貨投下枚数加算手段と、受取皿の前段に受取皿前段ホッパと、受取皿前段ホッパを通過する硬貨の枚数を計数する放出硬貨計数装置を設け、投下枚数加算手段によって加算された投下した硬貨の枚数と放出硬貨計数装置によって計数された放出硬貨の枚数が一致するかどうかを確認する硬貨放出枚数一致確認手段とを備えるため、硬貨の搬送ミスを正確に検知することができる。
【0021】
第7の硬貨処理装置(請求項7に対応)は、上記の構成において、好ましくは、硬貨放出枚数一致確認手段は、硬貨投下枚数加算手段で得られた投下硬貨の加算された枚数と放出硬貨計数装置で得られた放出された硬貨の枚数を比較する硬貨枚数比較手段と、投下した硬貨の枚数と受取皿に放出された硬貨の枚数が一致したかどうかを知らせる報知器と、報知器を制御する報知器制御手段とを備え、硬貨比較手段からの信号によって報知器制御手段は、報知器を作動させることで特徴づけられる。
【0022】
第7の硬貨処理装置によれば、硬貨放出枚数一致確認手段は、硬貨投下枚数加算手段で得られた投下硬貨の加算された枚数と放出硬貨計数装置で得られた放出された硬貨の枚数を比較する硬貨枚数比較手段と、投下した硬貨の枚数と受け皿に放出された硬貨の枚数が一致したかどうかを知らせる報知器と、報知器を制御する報知器制御手段とを備え、硬貨比較手段からの信号によって報知器制御手段は、報知器を作動させるため、正確に硬貨の搬送ミスを検知すると共に、その搬送ミスを報知器によって正確に利用客や係員に知らせることができる。
【0023】
第8の硬貨処理装置(請求項8に対応)は、上記の構成において、好ましくは、投下硬貨計数装置は、投下硬貨検知センサと投下硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成り、放出硬貨計数装置は、放出硬貨検知センサと放出硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成ることで特徴づけられる。
【0024】
第8の硬貨処理装置によれば、投下硬貨計数装置は、投下硬貨検知センサと投下硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成り、放出硬貨計数装置は、放出硬貨検知センサと放出硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成るため、投下硬貨の枚数と放出硬貨の枚数を正確に計数することができる。
【0025】
第9の硬貨処理装置(請求項9に対応)は、上記の構成において、好ましくは、投下硬貨検知センサと放出硬貨検知センサは、それぞれの金種ごとのホッパと受取皿前段ホッパの下部に対向して備えられた発光素子と受光素子から成り、硬貨が通過することにより光が遮断され通過信号を送ることで特徴づけられる。
【0026】
第9の硬貨処理装置によれば、投下硬貨検知センサと放出硬貨検知センサは、それぞれの金種ごとのホッパと受取皿前段ホッパの下部に対向して備えられた発光素子と受光素子から成り、硬貨が通過することにより光が遮断され通過信号を送るため、投下硬貨と放出硬貨の通過を正確に検知することができる。
【0027】
第10の硬貨処理装置(請求項10に対応)は、上記の構成において、好ましくは、投下硬貨検知センサと放出硬貨検知センサは、それぞれの金種ごとのホッパと受取皿前段ホッパの下部に備えられた二つの電極から成り、硬貨が通過することにより電極間に電流が流れ通過信号を送ることで特徴づけられる。
【0028】
第10の硬貨処理装置によれば、投下硬貨検知センサと放出硬貨検知センサは、それぞれの金種ごとのホッパと受取皿前段ホッパの下部に備えられた二つの電極から成り、硬貨が通過することにより電極間に電流が流れ通過信号を送るため、投下硬貨と放出硬貨の通過を正確に検知することができる。
【0029】
第11の硬貨処理装置(請求項11に対応)は、上記の構成において、好ましくは、報知器は、報知器制御手段からの信号を受けたときに鳴るブザーであることで特徴づけられる。
【0030】
第11の硬貨処理装置によれば、報知器は、報知器制御手段からの信号を受けたときに鳴るブザーであるため、硬貨の搬送ミスをブザーによって直ちに聴覚に訴えて知らせることができる。
【0031】
第12の硬貨処理装置(請求項12に対応)は、上記の構成において、好ましくは、報知器は、報知器制御手段からの手段を受けたときに発光する発光素子から成ることで特徴づけられる。
【0032】
第12の硬貨処理装置によれば、報知器は、報知器制御手段からの手段を受けたときに発光する発光素子から成るため、硬貨の搬送ミスをランプによって直ちに視覚に訴えて知らせることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0034】
実施形態で説明される構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、以下に説明される実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
【0035】
図1および図2は、本発明の第1実施形態に係る硬貨処理装置の概略図およびブロック図である。硬貨処理装置10は、硬貨識別器11と振り分け機構12と4個のホッパ13,14,15,16と各ホッパの下部に備えられた各硬貨投下装置17,18,19,20と、各硬貨投下装置の下方に位置する搬送手段21と、搬送手段21の搬送先に設置された受取皿前段ホッパ22と、受取皿前段ホッパ22の下部に備えられた放出硬貨計数装置23と、その下方に受取皿が設置されている。また、硬貨処理装置10は、硬貨投下制御手段25と硬貨投下枚数加算手段26と硬貨枚数比較手段27と報知器制御手段28と、報知器29と、モータ30が取り付けられている。硬貨枚数比較手段27と報知器制御手段28と報知器29により硬貨放出枚数一致確認手段を構成している。
【0036】
硬貨識別器11は、自動券売機の硬貨投入口31から投入された硬貨を識別する装置であり、振り分け機構12は、識別された硬貨を、金種ごとに選別し、各種ホッパ13,14,15,16に振り分けるものである。
【0037】
各種ホッパ13,14,15,16は、金種ごとに貯留するためのものであり、50円硬貨用ホッパ13、500円硬貨用ホッパ14、100円硬貨用ホッパ15、10円硬貨用ホッパ16から成っている。各ホッパ13,14,15,16の下部に取り付けられた硬貨投下装置17,18,19,20は、各ホッパ13,14,15,16の下部から硬貨を下方に落とすためのものである。
【0038】
搬送手段21は、主搬送ベルト32と副搬送ベルト33から成っている。主搬送ベルト32は、ホッパ13,14,15,16の下方に位置する水平部34と、水平部34の端部から受取皿に向かって垂直にのびるリフト部35を有している。また、リフト部35では、副搬送ベルト33が取り付けられている。搬送手段21は、硬貨投下装置17,18,19,20から落とされた硬貨を、水平部34とリフト部35を経て硬貨を搬送し、搬送手段21の上部末端まで硬貨を搬送し、末端から、受取皿前段ホッパ22に落とすためのものである。
【0039】
受取皿前段ホッパ22は、搬送手段21の末端から落下してくる硬貨をうけとめるためのものである。受取皿前段ホッパ22の下部の放出硬貨計数装置23は、受取皿前段ホッパ22で搬送手段21の末端から落下してくる硬貨の枚数を計数する装置である。
【0040】
放出硬貨計数装置23は、発光素子と受光素子から成る放出硬貨検知センサ36とパルス信号計数器37とから成る。図3は、放出硬貨検知センサ36の構成を示す図である。受取皿前段ホッパ22の下部の硬貨通路38の側壁に図示しない光を通す孔を設け、それらの孔から光が放出するようにしてある。発光素子39からの光は受光素子40に受光されるように対向して配置されている。硬貨が硬貨通路38を通過するとき、発光素子39からの光は硬貨によって遮られる。このときの受光素子40での光の遮断されたことによる信号がパルス信号計数器37に送られ、硬貨の通過を計数する。
【0041】
受取皿24は、受取皿前段ホッパ22から落下してくる硬貨を受け取る皿であり、利用客が、その釣り銭をとるためのものである。
【0042】
硬貨投下制御手段25は、各ホッパ13,14,15,16の硬貨投下装置17,18,19,20から投下する硬貨の枚数を制御する装置である。
【0043】
硬貨投下枚数加算手段26は、硬貨投下制御手段25から硬貨投下装置17,18,19,20に送信した投下硬貨の枚数に関する信号から投下した硬貨の全枚数を加算するためのものである。
【0044】
硬貨枚数比較手段27は、放出硬貨計数装置23からの計数値と硬貨投下枚数加算手段26で加算された投下された硬貨の全枚数を比較し、枚数が一致したときは、報知器制御手段28に一致したという信号を送信し、枚数が一致しないときは、報知器制御手段28に一致しないという信号を送信するものである。
【0045】
報知器制御手段28は、硬貨枚数比較手段27から枚数が一致した信号を受信したときは、報知器29をそのままの状態に保ち、枚数が一致しないという信号を受信したときは、報知器29を作動させる信号を報知器29に送信するものである。
【0046】
報知器29は、報知器制御手段28から作動信号を受信したときに作動するものであり、ブザーから成っている。硬貨枚数比較手段27と報知器制御手段28と報知器29によって硬貨放出枚数一致確認手段が構成される。モータ30は、硬貨投下制御手段から硬貨の投下の信号を硬貨投下装置に送信したときに、所定の時間動作し、搬送手段31を駆動させる。
【0047】
次に、この硬貨処理装置の動作を説明する。利用客が購入する乗車券に対応する金額以上の金額を図示しない紙幣挿入口や硬貨投下口31から紙幣や硬貨によって投入する。それにより、図示しない紙幣識別器と硬貨識別器11により紙幣と硬貨が識別される。
【0048】
利用客が硬貨投入口から硬貨を投入するとそれらの硬貨は一枚ずつ硬貨識別器11で識別され、それぞれの金種ごとに振り分け機構12により選別されて各ホッパ13,14,15,16に運ばれて貯留される。それにより、各種ホッパ13,14,15,16には金種ごとに硬貨が貯留されている。
【0049】
利用者が目的の乗車券に対応する図示しない操作部のボタンを押すことにより、図示しない制御部に信号が送られ、乗車券が排出口から出てくる。それとともに、硬貨投下制御手段25は、釣り銭に対応する各種硬貨の投下枚数に関する信号を各硬貨投下装置17,18,19,20に送信する。それと同時に硬貨投下枚数加算手段26に投下枚数に関する信号を送信し、その信号に基づいて硬貨投下枚数加算手段26は全投下枚数を計算し、その全投下枚数に関する信号を硬貨枚数比較手段27に送信する。硬貨枚数比較手段27では、全投下枚数を記憶する。
【0050】
硬貨投下制御手段25から投下枚数に関する信号を受信した硬貨投下装置17,18,19,20は、対応する枚数の硬貨を搬送手段21に投下する。それにともなって、搬送手段21はモータによって駆動され、水平部34を硬貨が搬送される。リフト部35に到達した硬貨は、主搬送ベルト32と副搬送ベルト33に挟まれて、リフト部35を上昇する。端部に到達した硬貨は、受取皿前段ホッパ22に排出される。
【0051】
受取皿前段ホッパ22に排出された硬貨は、放出硬貨計数装置23を経て受取皿24に排出される。放出硬貨計数装置23では、放出硬貨検知センサである発光素子39と受光素子40の間を硬貨が通過することにより、光を遮断し、その遮断を受光素子38が感知する。その感知したときの信号は、一枚の硬貨が通過するごとに一つのパルス信号として出力し、その信号がパルス信号計数器37に送信される。
【0052】
硬貨が放出硬貨検知センサ36を通過するごとにパルス信号が出力され、パルス信号計数器37はそのパルスを計数する。搬送ベルト32が停止するまでパルス信号計数器37は計数し、搬送ベルト32が停止した後、パルス信号計数器37によって計数した全計数結果は、硬貨枚数比較手段27に送信される。硬貨枚数比較手段27は、記憶されている全投下枚数と全計数結果を比較し、その比較した結果、全投下枚数と全計数結果が一致したかどうかを報知器制御手段28に送信する。
【0053】
全投下枚数と全計数結果が一致したという信号を受信した報知器制御手段28は、その状態を保ち、全投下枚数と全計数結果が一致しないという信号を受信したときは、報知器作動信号を報知器29に送信する。
【0054】
報知器作動信号を受信した報知器29は、作動し、ブザーにより、報知する。
【0055】
このように、硬貨投下枚数と、受取皿24に排出した硬貨の枚数が異なるときには、ブザーがなることにより、聴覚に訴え、それにより、利用客と、係員は、釣り銭不足であることを直ちに知ることができる。
【0056】
この実施形態では、硬貨検知センサとして、発光素子と受光素子が離れて対向するものを用いたが、図4で示すような放出硬貨検知センサを用いることができる。
【0057】
図4には、二つの電極41,42が、ホッパ22の下部に付けてある。それらの電極は、図示しない電源が直列に入っており、また、パルス信号計数器に接続されている。
【0058】
硬貨がホッパの上部から下部に落ちてきたとき、硬貨が二つの電極41,42に接触する。それにより、二つの電極41,42間が導通状態となる。それにより、硬貨が一枚通過するごとにパルス信号となって出力される。このパルス信号がパルス信号計数器37で計数されることにより、放出する硬貨の枚数を計数することができる。
【0059】
また、第1実施形態では、報知器として、ブザーを用いて説明したが、報知器としてランプを用いることもできる。そのときには、報知を視覚にうったえて行うことができる。さらに、報知器として、ブザーとランプ両方を用いてもよい。そのときには、視覚と聴覚に同時に訴えるため、より確実に釣り銭不足を利用客と係員に知らせることができる。
【0060】
図5および図6は、本発明の第2実施形態に係る硬貨処理装置の概略図およびブロック図である。この実施形態においては、各ホッパ13,14,15,16の下部に投下硬貨計数装置43,44,45,46が取り付けられ、その投下硬貨計数装置43,44,45,46に接続された投下硬貨枚数加算手段48を備えている。また、第1実施形態では、硬貨投下制御手段に接続された加算手段が存在したが、この実施形態では、存在しない。また、投下硬貨枚数加算手段48は、硬貨枚数比較手段27に接続されている。それら以外は、第1実施形態で示した構成要素と同様の構成要素から成っている。
【0061】
この硬貨処理装置47の動作を説明する。利用客が、硬貨投入口31や図示しない紙幣挿入口から硬貨や紙幣を入れ、購入したい乗車券に対応するボタンを押す。それにより、図示しない制御部は、金額を確認し、ボタンに対応する乗車券の金額以上の金額が入れられていれば、乗車券を図示しない乗車券排出口から、排出する。それとともに、図示しない制御部は入れられた金額と乗車券の値段の差を計算し、釣り銭として必要な硬貨の枚数を計算する。その値を硬貨投下制御手段25に送信する。
【0062】
その値を受信した硬貨投下制御装置25は、各ホッパの硬貨投下装置17,18,19,20に各硬貨の投下枚数の信号を送信する。硬貨投下枚数信号を受信した硬貨投下装置17,18,19,20は、硬貨を投下する。そのとき、硬貨投下装置17,18,19,20より下方に取り付けられた投下硬貨計数装置43,44,45,46により、硬貨の投下枚数を計数する。これら投下硬貨計数装置は、受取皿前段ホッパ22に取り付けられた硬貨計数装置23と同様な構造になっている。
【0063】
投下硬貨計数装置43,44,45,46により計数された硬貨の枚数に関する信号は、投下硬貨枚数加算手段48に送信される。枚数に関する信号を受信した投下硬貨枚数加算手段48は、枚数に関する信号により、全投下硬貨枚数を計算し、その全投下硬貨枚数に関する信号を硬貨枚数比較手段27に送信する。硬貨枚数比較手段27は、受信した信号から全投下硬貨枚数を記憶する。
【0064】
投下された硬貨は、搬送手段21の水平部に落下する。そのとき、搬送ベルト32がモータ30により駆動し、硬貨が搬送される。搬送された硬貨は、リフト部35において副搬送ベルト33と主搬送ベルト32により挟まれて、上方に搬送される。搬送ベルトの末端まで搬送された硬貨は、末端から受取皿前段ホッパ22に放出される。
【0065】
受取皿前段ホッパ22に放出された硬貨は、受取皿前段ホッパ22の下部に取り付けられた放出硬貨枚数計数装置23により、放出硬貨枚数が計数される。これは、搬送ベルトが停止するまで行われる。搬送ベルトが停止して全放出硬貨枚数が計数されたら、その信号は、硬貨枚数比較手段27に送信される。
【0066】
硬貨枚数比較手段27は、受信した全放出硬貨枚数と記憶された全投下硬貨枚数を比較する。それにより、全投下硬貨枚数と全放出硬貨枚数が一致したかどうかを報知器制御手段28に送信する。
【0067】
全投下硬貨枚数と全放出硬貨枚数が一致したときは、報知器制御手段28は、そのままの状態を保ち、全投下硬貨枚数と全放出硬貨枚数が一致しないときは、報知器制御手段28は報知器作動信号を報知器29に出力する。それにより、報知器は作動する。
【0068】
報知器がブザーの場合には、聴力に訴えて全投下硬貨枚数と全放出硬貨枚数が一致していない、すなわち、釣り銭不足を利用者及び係員に知らせることができる。また、報知器がランプの場合には、視覚に訴えて釣り銭不足を知らせることができる。報知器がブザーおよびランプの場合には、視覚と聴覚の両方に訴えることにより、利用者および係員に釣り銭不足を知らせることができる。
【0069】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように本発明によれば、次の効果を奏する。
【0070】
この硬貨処理装置は、投下した硬貨の全枚数と受取皿に放出した枚数が一致するかどうか確認する手段を設けたため、硬貨の搬送ミスを直ちに検出することができる。また、報知器を備えているため、報知器により、そのミスを利用客や係員に直ちに知らせることができる。さらに、硬貨検知センサが光学的あるいは電気的なものであるため、正確に硬貨枚数を検知することができる。また、報知器は、ブザーあるいは、ランプであるため、釣り銭不足を利用客や係員に聴覚や視覚に訴えて知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る硬貨処理装置の概略図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る硬貨処理装置のブロック図である。
【図3】光学的な放出硬貨検知センサの構成を示す図である。
【図4】電気的な放出硬貨検知センサの構成を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る硬貨処理装置の概略図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る硬貨処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 硬貨処理装置
11 硬貨識別器
12 振り分け機構
13 50円硬貨用ホッパ
14 500円硬貨用ホッパ
15 100円硬貨用ホッパ
16 10円硬貨用ホッパ
17,18,19,20 硬貨投下装置
21 搬送手段
22 受取皿前段ホッパ
23 放出硬貨計数装置
25 硬貨投下制御装置
26 硬貨投下枚数加算手段
27 硬貨枚数比較手段
28 報知器制御手段
29 報知器
Claims (12)
- 硬貨投入口に硬貨を投入して所定の処理を行った後に釣り銭が必要なときには金種ごとのホッパから搬送手段を介して受取皿に硬貨を放出する硬貨処理装置であって、
釣り銭に必要な枚数の金種ごとの硬貨を前記搬送手段に投下するために前記金種ごとのホッパのそれぞれに設けられた硬貨投下装置と、
前記硬貨投下装置から投下する硬貨の枚数を前記硬貨投下装置に指示する信号を送信する硬貨投下制御手段と、
前記硬貨投下制御手段からの前記硬貨投下装置への硬貨の枚数に関する信号から硬貨の全投下枚数を加算する硬貨投下枚数加算手段と、
前記受取皿の前段に設けられた受取皿前段ホッパと、
前記受取皿前段ホッパを通過する硬貨の枚数を計数する放出硬貨計数装置を設け、さらに、
前記硬貨投下枚数加算手段によって加算された投下した硬貨の枚数と前記放出硬貨計数装置によって計数された放出硬貨の枚数が一致するかどうかを確認する硬貨放出枚数一致確認手段とを備えることを特徴とする硬貨処理装置。 - 前記硬貨放出枚数一致確認手段は、前記硬貨投下枚数加算手段で得られた投下硬貨の加算された枚数と前記放出硬貨計数装置で得られた放出された硬貨の枚数を比較する硬貨枚数比較手段と、
投下した硬貨の枚数と受取皿に放出された硬貨の枚数が一致したかどうかを知らせる報知器と、
前記報知器を制御する報知器制御手段とを備え、
前記硬貨枚数比較手段からの信号によって前記報知器制御手段は、前記報知器を作動させることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。 - 前記放出硬貨計数装置は、放出硬貨検知センサと前記放出硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成ることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
- 前記放出硬貨検知センサは、前記受取皿前段ホッパの下部に対向して備えられた発光素子と受光素子から成り、硬貨が通過することにより光が遮断され通過信号を送ることを特徴とする請求項3記載の硬貨処理装置。
- 前記放出硬貨検知センサは、前記受取皿前段ホッパの下部に備えられた二つの電極から成り、硬貨が通過することにより電極間に電流が流れ通過信号を送ることを特徴とする請求項3記載の硬貨処理装置。
- 硬貨投入口に硬貨を投入して所定の処理を行った後に釣り銭が必要なときには金種ごとのホッパから搬送手段を介して受取皿に硬貨を放出する硬貨処理装置であって、
釣り銭に必要な枚数の金種ごとの硬貨を前記搬送手段に投下するために前記金種ごとのホッパのそれぞれに設けられた硬貨投下装置と、
前記硬貨投下装置から投下する硬貨の枚数を前記硬貨投下装置に指示する信号を送信する硬貨投下制御手段と、
前記金種ごとのホッパの下部には、投下された硬貨を計数する投下硬貨計数装置を備え、
前記投下硬貨計数装置により計数した硬貨の全投下枚数を加算する硬貨投下枚数加算手段と、
前記受取皿の前段に受取皿前段ホッパと、
前記受取皿前段ホッパを通過する硬貨の枚数を計数する放出硬貨計数装置を設け、
前記硬貨投下枚数加算手段によって加算された投下した硬貨の枚数と前記放出硬貨計数装置によって計数された放出硬貨の枚数が一致するかどうかを確認する硬貨放出枚数一致確認手段とを備えることを特徴とする硬貨処理装置。 - 前記硬貨放出枚数一致確認手段は、前記硬貨投下枚数加算手段で得られた投下硬貨の加算された枚数と前記放出硬貨計数装置で得られた放出された硬貨の枚数を比較する硬貨枚数比較手段と、
投下した硬貨の枚数と前記受取皿に放出された硬貨の枚数が一致したかどうかを知らせる報知器と、
前記報知器を制御する報知器制御手段とを備え、
前記硬貨比較手段からの信号によって前記報知器制御手段は、前記報知器を作動させることを特徴とする請求項6記載の硬貨処理装置。 - 前記投下硬貨計数装置は、投下硬貨検知センサと前記投下硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成り、前記放出硬貨計数装置は、放出硬貨検知センサと前記放出硬貨検知センサからのパルス信号を計数するパルス信号計数器から成ることを特徴とする請求項6記載の硬貨処理装置。
- 前記投下硬貨検知センサと前記放出硬貨検知センサは、それぞれの前記金種ごとのホッパと前記受取皿前段ホッパの下部に対向して備えられた発光素子と受光素子から成り、硬貨が通過することにより光が遮断され通過信号を送ることを特徴とする請求項8記載の硬貨処理装置。
- 前記投下硬貨検知センサと前記放出硬貨検知センサは、それぞれの前記金種ごとのホッパと前記受取皿前段ホッパの下部に備えられた二つの電極から成り、硬貨が通過することにより電極間に電流が流れ通過信号を送ることを特徴とする請求項8記載の硬貨処理装置。
- 前記報知器は、前記報知器制御手段からの信号を受けたときに鳴るブザーであることを特徴とする請求項2または請求項7記載の硬貨処理装置。
- 前記報知器は、前記報知器制御手段からの手段を受けたときに発光する発光素子から成ることを特徴とする請求項2または請求項7記載の硬貨処理装置。
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