JP4889928B2 - 基準座標算出方法、基準座標算出プログラム、その記録媒体、定盤および形状測定装置 - Google Patents
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Description
そこで、測定領域を拡大するために、例えば、特許文献1に開示される方法が知られている。
この方法では、可動の測定機と、予め座標値が求められた複数の基準点群と、を用意する。そして、可動の測定機を被測定物の被測定部位に応じて移動させながら可動の測定機で被測定物の形状を測定する。併せて、各基準点を測定した結果に基づいて可動測定機の位置を求める。測定機により被測定物を測定して得られた測定データをその都度の測定機の位置に応じて合成することにより、被測定物の全体形状が求められる。
なお、グルーピング工程は、基準点の配置と測定機の測定領域との関係を考慮しながら請求項記載の要件を満たすように使用者が基準点をグルーピングしてもよく、あるいは、基準点の配置状態と測定機の測定領域との関係に応じて自動的にグルーピングするようなパートプログラムによって行われるようにしてもよい。
すなわち、測定機の測定領域に関わらず、広い定盤に配置された複数の基準点について、それらの基準点座標を基準座標系上の点として求めることができる。
ここで、原則として、グループ間で共通する基準点を測定しこれら共通する基準点の座標に基づいてグループごとに測定した結果を統一された座標系上の点として合成する場合、n次元座標系ではグループ間でn個の共通する基準点が必要となる。この点、本発明にあっては、基準点の位置が共通の平面に投影された座標点を基準点座標として求めるところ、グループ間で共通する基準点を二個以上とし、各グループにおける共通平面を測定することで、実質的にグループ間で3つの基準点を共通に含ませたのと同様の効果を得、これによりグループ間で共通する基準点が二つである場合にもグループごとに測定された基準点の座標を統一座標に合成することができる。このように、グループ間で共通させる基準点が二つでよいので、3つを共通させる場合にくらべてグルーピングの際の条件が緩和されることとなり、グルーピングを簡便に行うことができる。
なお、真球の中心を基準点とする場合には、球の表面の4点を測定して球の中心座標を算出すればよい。また、共通平面は、一直線上に位置しない定盤面上の任意の3点を測定することにより求めることができる。
なお、基準点が二次元座標系上の点であるので、グループ間で共通する基準点は二つでよい。
このような二次元座標系の基準点を用いる測定機としては、画像測定装置などが例として挙げられる。
この構成によれば、最小自乗法によりグループごとの基準点座標変換関数を求めることができる。
また、CPU(中央処理装置)やメモリ(記憶装置)を有するコンピュータに上記の各工程を実行させるようにプログラムを構成すれば、各工程におけるパラメータを容易に変更できる。
例えば、グルーピング工程において、グループ間で共通する基準点の数を変更したり、基準点の配列間隔や測定機の測定領域などを入力して変更するのも容易である。または、基準点座標変換関数算出工程において、グループごとの基準点座標変換関数を算出する算出方法を最小自乗法の他、種々の算出方法に変更することも容易である。
そして、このプログラムを記録した記録媒体をコンピュータに直接あるいは間接に装填してプログラムをインストールしてもよく、記録媒体の情報を読み取る読取装置をコンピュータに外付けし、この読取装置からコンピュータにプログラムをインストールしてもよい。なお、プログラムは、インターネット、LANケーブル、電話回線等の通信回線や無線によってコンピュータに供給されてインストールされてもよい。
また、プログラムを記述する言語はどのようなものでも良く、アセンブラ、コンパイラあるいはテキスト形式、グラフィカル形式の別を問わず、言語処理状態としても、ソースコード、インタプリタ形式の中間コード、オブジェクトコードの別を問わない。
この構成によれば、上記基準座標算出方法は基準点が配置される領域に制限を受けないので、必要なだけ広い領域に基準点を有する定盤とすることができる。その結果、例えば、車や飛行機などの大型のワークを測定する際に好適な定盤とすることができる。そして、上記基準座標算出方法は、別途大型の測定機を要しない低コストの方法であるので、低コストで大型の定盤を製造することができる。
なお、ここで定盤とは、台に基準点が配置されている定盤のみならず、例えば、床面に基準点が配置されているものも含む。
このような構成において、広い領域に基準点を有する定盤上にワークを載置し、各基準点に基づいて位置を認識しながら測定機でワークを測定する。すると、測定機の測定領域よりも大きいワークを測定することができる。
そして、定盤に配置された基準点の位置を基準座標系上の点として算出して登録する際に、ワークを測定するための測定機を用いることができるので、格段に低コスト化を図ることができる。
(第1実施形態)
本発明の形状測定装置に係る第1実施形態について説明する。
まず、形状測定装置の構成について説明する。
図1は形状測定装置の全体構成を示す図であり、図2は定盤の基準点の構造を示す図であり、図3は演算処理部の構成を示す図である。
形状測定装置100は、定盤200と、測定機300と、演算処理部400と、入力手段500と、出力手段600と、を備える。
定盤200には、複数の基準点Rが設けられている。
基準点Rは、例えば、定盤200上において格子状に配設され、6×6個が400mmのピッチで設けられている。具体的には、真球に加工された基準ボール220が嵌め込み可能な円錐状の穴210が定盤200上に穿設されており(図2参照)、各基準点Rの位置としては、穴210に嵌め込まれた基準ボール220の中心点とする。
そして、本実施形態においては、基準ボール220の中心点を定盤面に垂直に投影した座標値を基準点座標Crとし、各基準点Rについての基準点座標Crを単一の基準座標系上の座標点として求めて記憶するとともに、この基準点座標を用いて大きなワークの測定を行うものである。
ここで、基準ボール220の中心点を求めるにあたっては、基準ボール220表面の任意の4点を測定して、この4点に基づいて基準ボール220の中心座標値を算出することが例として挙げられる。そして、定盤200上において一直線上に位置しない3点(例えば、図1中のB1〜B3)を測定することにより特定される定盤面に前記基準ボール220の中心点を投影することにより基準点Rについての基準点座標Crが求められる。
なお、各基準点についての基準点座標を統一された基準座標系上の点として求める方法については、図4〜図7を参照して後述する。
測定機300は、台座部310と、継手324を介して姿勢変更可能に台座部310に接続された可動アーム部320と、可動アーム部320の先端に回転自在に接続されたタッチプローブ330と、を備える。
可動アーム部320は、第1アーム321、第2アーム322および第3アーム323が自在継手325・326により互いの角度を変更可能に接続されて構成されている。そして、ワークWに当接してワーク表面を検出するタッチプローブ330が第3アーム323の先端に自在継手327を介して接続されている。
図4は基準点座標算出部410の構成を示す図である。また、図5は基準点座標を算出する手順を示すフローチャートであり、図6は基準点の位置を測定する場合のグルーピングの一例を示す図であり、図7はグループごとの基準点座標変換関数を算出する手順を示すフローチャートである。
以下、図4に示される構成により、図5、図7に示される手順が実行される処理動作について説明する。
例えば、図1に示されるように、各基準点にR1から順番に番号を付与する。このように各基準点Rに付与された基準位置番号jは基準点番号記憶部411に記憶される。
このようなグルーピング処理は、グルーピング手段412に予め設定されたプログラムにより実行されるものであり、基準点Rの配列と測定機300の測定領域とを入力すれば自動的に行われるようなプログラムがグルーピング手段412に組み込まれている。
すなわち、まず、穴210に基準ボール220を嵌め込んだ状態で基準ボール220の中心点を算出し、次ぎに、定盤200上の3点から特定される定盤面に、前記基準ボール220の中心点を投影した座標点を測定値として求める。
例えば、図6中、グループG1における基準点(R1、R2、R3、R5、R6、R7)の座標を求めるにあたっては、(1)定盤200の表面の3点からグループG1の基準点(R1〜R3、R5〜R7)を測定する場合の定盤面(共通平面)を決定し、(2)基準点R(例えば基準点R1)に嵌め込まれた基準ボール220表面の4点から基準ボール220の中心点を求め、(3)その基準ボール220の中心点を定盤面に投影してG1における基準点Rの基準点座標Crを測定値として求める。
他のグループ、他の基準点Rにおいても同様にして基準点Rを定盤面に投影した座標点(基準点座標Cr)が測定値として求められる。
また、基準ボール220の中心点を求めるにあたっては、基準ボール220の表面の4点を測定して、これら4点の測定値から基準ボール220の中心を求めてもよく、また、基準ボール220の直径(または半径)が既知の場合には基準ボール220の表面の3点を測定して、これら3点の測定値と直径とから基準ボール220の中心点を求めてもよい。
このとき、測定機300自身の位置によって測定における原点が違ってくるので、隣接するグループ間で共通した基準点Rの基準点座標Crを測定した場合でも、同じ基準点Rの基準点座標Cr(x座標、y座標)が一方では(20、20)となり、片や(30.01、10)となったりする。
このような測定により得られた測定値は測定値記憶部413に順次記憶されるところ、測定値は、基準点番号記憶部411に記憶された基準点番号jに関連付けて記憶されていく。
この工程について、図7のフローチャートを参照して説明する。
ST201において、測定値Pjiに対して、測定値Pjiが属するグループの番号を付与する。
グループ番号の付与は、測定値記憶部413からのデータ出力を受けてグループ番号付与部414により実行される。
グループ番号付与部414は、グルーピング手段412によるグループ分けに応じ、基準点番号jと測定回番号iとに対して、測定値Pjiが属するグループ(G1、G2・・・)を対応づけるテーブルを自動生成する。グループ番号付与部414は、このテーブルを参照して測定値Pjiにグループ番号g(ji)を付与する。ここで、g(ji)は、基準点番号がjで測定回番号がiである測定値Pjiが属するグループ番号(つまりG1、G2、・・・)を表す関数である。
すなわち、グルーピング手段412によって、グループG1、G2・・・のように基準点Rがグループ間で共通する基準点を有しながらグループ分けされるところ、グループ番号付与部414により、基準点番号がj番目で、測定回番号がi番目の測定値Pjiがどのグループにおいて得られた測定値であるかを示すためのグループ番号g(ji)が付与される。
ここで、基準点座標変換関数Fは、測定機300で基準点Rを測定した際の座標系から基準座標系に測定値を移す写像を表すマトリックスであり、例えば、平行移動と回転操作とにより例えば次の(式1)ような形であらわされ、基準点座標変換関数仮設定部415に設定入力されて記憶されている。
なお、(式1)の場合、平行移動は測定機300の移動に伴う原点移動に対応し、回転操作は測定機300と定盤面との傾き(相対姿勢)に対応する。
これは、基準点Rjを異なるグループで重複して測定した得られた測定データPji(ただし、i=1、2、〜nj、ここで、njは基準点Rjについて重複して得られたデータ数を表す)について座標変換した値「Fg(ji)(Pji)」が同じ値(あるいは極めて近似した値)になるように基準点座標変換関数仮設定部415に仮設定された基準点座標変換関数Fg(ji)を調整することにより行われる。すなわち、最小自乗法により、次のようにして偏差の自乗総和を最小にすることで基準点座標変換関数Fg(ji)が求められる。
ST105において、ST104で変換処理されて算出された各基準点Rの基準点座標Crを基準点座標記憶部420に登録する。ただし、同じ基準点Rについての変換後値が複数ある場合には、それらの平均値を用いる。
基準点座標記憶部420は、基準点座標算出部410により算出された各基準点Rについての基準点座標Crを各基準点Rに付与された番号j(j=1、2・・・)と対にして記憶している。
位置姿勢認識部430は、定盤200上における測定機300の位置および測定機300の姿勢(定盤200に対する傾き角等)を認識する。位置姿勢認識部430には、定盤面200上の点(例えば、図1中のB1〜B3、ただしB1〜B3は一直線上の点ではない)を測定機300で測定した結果に基づいて定盤面と測定機300との相対姿勢を算出する定盤面算出部431が接続されている。
そして、位置姿勢認識部430は、定盤面算出部431で算出された定盤面と、2つの基準点Rを測定した得られた座標値と、に基づいて測定機300の位置および姿勢を認識する。
また、座標系変換部440には、測定点座標変換関数算出部441が接続されており、測定点座標変換関数算出部441は、位置姿勢認識部430によって認識された測定機300の位置および姿勢に基づいて、測定機300による測定値を基準座標系に変換する測定点座標変換関数を算出する。
ワーク形状解析部460は、測定データ記憶部450に記憶された測定データに基づいてワーク形状を解析する。例えば、マスターワークや設計値に対する比較評価を行うことなどが例として挙げられる。
まず、定盤200上に設けられた各基準点Rの基準点座標Crについて基準座標系上での座標値を求めて基準点座標記憶部420に登録する。この処理は、図4〜図7を参照して説明した通りである。
測定対象となるワークWを定盤200上に載置するとともに、ワークWの測定部位に応じた位置に測定機300を載置する。
定盤200上の3点を測定した結果に基づいて、定盤面算出部431により定盤面と測定機300との相対姿勢が求められる。そして、2つの基準点Rを測定して得られた値(基準点座標)が基準点座標記憶部420に記憶(登録)された基準座標系上の基準点座標に対比され、位置姿勢認識部430により測定機300の位置および姿勢が求められる。
位置姿勢認識部430で認識された測定機300の位置および姿勢に応じて、測定機300による測定値を基準座標系に変換するための測定点座標変換関数が測定点座標変換関数算出部441により算出される。算出された測定点座標変換関数は、座標系変換部440に出力される。
このとき、測定機300の位置を変更させることなく、測定機300の現位置で測定できる領域ごとに測定を行う。
ワークWを測定して得られた測定値は座標系変換部440に出力され、座標系変換部440において測定点座標変換関数により基準座標系上の点に変換処理される。
基準座標系上の点に変換処理された値は、測定データ記憶部450に記憶される。
測定データ記憶部450に記憶された測定データに基づいてワーク形状解析部460によりワークWの形状解析が行われる。例えば、マスターワークや設計値との比較などが例として挙げられる。
(1)グルーピングして各基準点Rを測定したうえでグループごとの測定値座標変換関数Fを求めることにより、測定領域が狭い測定機300を用いて広い範囲における基準点Rの位置を基準座標系上の座標点として算出して登録することができる。この際、ワークWの測定に使用する測定機300を用いて基準点Rの座標を求めることができるので、大型の測定機を別途用意することに比べて格段に低コスト化を図ることができる。
定盤上の基準点は、格子状に配列される場合に限らず、ランダムに配置されていてもよい。
基準点をグルーピングする方法としては、他のグループとの間で3つの基準点を共通するようにグルーピングしてもよい。この場合には、基準ボールの中心を定盤面に投影する必要なく、基準ボール220の中心をそのまま基準点座標として用いる。すると、定盤面の任意の3点を測定して定盤面を算出する工程を省略することができる。なお、基準点が、画像測定機で使用する基準点のように二次元座標系上の点である場合には、グループ間で共通する基準点は2つでよい。
測定機の構成は特に限定されず、例えば、レーザー測長器を用いてもよい。すると、もともと測定領域の広いレーザー測長器の測定領域をさらに拡大することができる。そして、この場合には、レーザー測長器の測定領域に応じて、基準点の間隔を広くとってもよい。また、基準点として二次元座標系上の点とする場合、測定機は画像測定機のように二次元センサとする。
Claims (9)
- 測定機の測定領域よりも広い定盤に配置された複数の基準点の位置を単一の基準座標系上の座標点として求める基準座標算出方法であって、
前記測定機自身の位置の移動を伴うことなく測定できる領域に含まれる前記基準点を1つのグループとして、複数の前記基準点をグループ分けした各グループが少なくとも一つの他のグループとの間で少なくとも3つの前記基準点を共通に含み、総てのグループが、全体として始点のグループと終点のグループとがない閉ループを形成して、一連に繋がるようにグルーピングするグルーピング工程と、
前記グループごとに前記基準点の位置を前記測定機にて測定する測定工程と、
異なるグループ間で共通した前記基準点について異なるグループで測定して得られたそれぞれの位置を、同一あるいは極めて近似する座標点に座標変換する基準点座標変換関数を前記グループごとに算出する基準点座標変換関数算出工程と、
前記グループごとに測定した前記各基準点の位置を前記グループごとに算出された前記基準点座標変換関数により座標変換する基準点座標変換処理工程と、を備える
ことを特徴とする基準座標算出方法。 - 測定機の測定領域よりも広い定盤に配置された複数の基準点の位置を単一の基準座標系上の座標点として求める基準座標算出方法であって、
前記測定機自身の位置の移動を伴うことなく測定できる領域に含まれる前記基準点を1つのグループとして、複数の前記基準点をグループ分けした各グループが少なくとも一つの他のグループとの間で少なくとも2つの基準点と共通平面とを共通に含み、総てのグループが、全体として始点のグループと終点のグループとがない閉ループを形成して、一連に繋がるようにグルーピングするグルーピング工程と、
前記グループごとに前記基準点および前記共通平面の位置を前記測定機にて測定する測定工程と、
異なるグループ間で共通した前記基準点および前記共通平面を異なるグループで測定して得られたそれぞれの位置を、同一あるいは極めて近似する座標点に座標変換する基準点座標変換関数を前記グループごとに算出する基準点座標変換関数算出工程と、
前記グループごとに測定した前記各基準点の位置を前記グループごとに算出された前記基準点座標変換関数により座標変換する基準点座標変換処理工程と、を備える
ことを特徴とする基準座標算出方法。 - 請求項2に記載の基準座標算出方法において、
前記基準点の位置は、前記共通平面に投影された位置である
ことを特徴とする基準座標算出方法。 - 測定機の測定領域よりも広い定盤面に配置された二次元座標系上の点である複数の基準点の位置を単一の基準座標系上の座標点として求める基準座標算出方法であって、
前記測定機自身の位置の移動を伴うことなく測定できる領域に含まれる前記基準点を1つのグループとして複数の前記基準点をグループ分けした各グループが少なくとも一つの他のグループとの間で少なくとも2つの前記基準点を共通に含み、総てのグループが、全体として始点のグループと終点のグループとがない閉ループを形成して、一連に繋がるようにグルーピングするグルーピング工程と、
前記グループごとに前記基準点の位置を前記測定機にて測定する測定工程と、
異なるグループ間で共通した前記基準点を異なるグループで測定して得られたそれぞれの位置を、同一あるいは極めて近似する座標点に座標変換する基準点座標変換関数を前記グループごとに算出する基準点座標変換関数算出工程と、
前記グループごとに測定した前記各基準点の位置を前記グループごとに算出された前記基準点座標変換関数により座標変換する基準点座標変換処理工程と、を備える
ことを特徴とする基準座標算出方法。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の基準座標算出方法において、
前記基準点座標変換関数算出工程は、
同一の基準点について異なる前記グループで測定して得られた位置を座標変換関数で座標変換したそれぞれの座標点がこれらの平均値に対して有する偏差を求めて、前記偏差の自乗和を最小にする前記基準点座標変換関数を算出する
ことを特徴とする基準座標算出方法。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基準座標算出方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とする基準座標算出プログラム。
- 請求項6に記載の基準座標算出プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基準座標算出方法によって単一の基準座標系上の座標点として位置が求められた複数の基準点を有することを特徴とする定盤。
- 請求項8に記載の定盤と、
前記定盤上で移動可能な測定機と、を備える形状測定装置。
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