JP4885843B2 - 油性顔料インク組成物 - Google Patents
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Description
本発明は、顔料、高分子化合物および有機溶媒を少なくとも含む油性顔料インク組成物に関し、特にインクジェット記録方式用の油性顔料インク組成物に関する。
さらに、屋外用途の需要が高まり、ラミネートせずに使用可能であり、ポリ塩化ビニル(以下、単に塩ビという)等のフィルムに直接印字できると共に、耐水性や耐候性に優れた油性顔料インクの開発が行われている。
例えば、沸点が150℃以上のグリコール系溶媒と特定のポリエステル樹脂を使用した油性顔料インク(特許文献1参照)、沸点が200℃以上の溶媒と特定の樹脂を使用した油性顔料インク(特許文献2参照)が提案されている。しかし、沸点が150℃以上のグリコール系溶媒のみ、または200℃以上の溶媒を使用したインクでは、乾燥性が悪く、塩ビ等のフィルムに印刷した場合、印字物がにじむという問題がある。
特に、本発明は、有機溶媒として、さらに複素環化合物を全インク組成物中1〜50重量%含有する上記構成の油性顔料インク組成物;上記の複素環化合物が、含窒素および/または含酸素複素環化合物である上記構成の油性顔料インク組成物;有機溶媒として、さらに(ポリ)アルキレングリコール誘導体を全インク組成物中1〜50重量%含有する上記構成の油性顔料インク組成物;上記の(ポリ)アルキレングリコール誘導体が、(ポリ)アルキレングリコールのモノアルキルエーテルモノアルキルエステル化合物、ジアルキルエーテル化合物およびジアルキルエステル化合物からなる群の中から選ばれる少なくとも1種である上記構成の油性顔料インク組成物を提供できるものである。
また、本発明は、引火点が61℃以上であり、25℃における粘度が2.0〜6.5cp(より好適には3.0〜6.0cp、特に好適には3.5〜5.5cp)であり、および25℃における表面張力が20〜40mN/mである上記各構成の油性顔料インク組成物を提供できるものである。
メトキシブチルアセテートには、1−メトキシブチルアセテート、2−メトキシブチルアセテート、3−メトキシブチルアセテート、4−メトキシブチルアセテートが含まれるが、一般的には、下記の式(1)で表わされる3−メトキシブチルアセテートが安価であり、よく用いられる。しかし、1−メトキシブチルアセテート、2−メトキシブチルアセテート、4−メトキシブチルアセテートも、インク溶剤として用いることにより、3−メトキシブチルアセテートと同等の効果が発揮される。
なお、有機溶媒としては、後述のように、このメトキシブチルアセテートと共に、他の有機溶媒を併用するのが望ましいが、この場合、メトキシブチルアセテートの使用量は、前記効果を奏するため、有機溶媒全体の30重量%以上、特に好ましくは40重量%以上となるようにするのがよい。
塩ビ等の樹脂を溶解し得る溶媒には、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系化合物、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等の含酸素複素環化合物、N−アルキル−2−ピロリドン等の含窒素複素環化合物等が含まれる。
すなわち、含窒素複素環化合物は、上記のようなケトン系化合物に比べて、インクの有機溶媒として非常に適した性能を備えている。含窒素複素環化合物の中でも、特に2−ピロリドンや、N−アルキル−2−ピロリドンのようなラクタム構造を有する複素環化合物は、高引火点、低臭でかつ塩ビ溶解性にすぐれているので、好ましい。
とりわけ、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドンは、低粘度、低臭で、塩ビ溶解性に優れており、かつ生分解性が良好で、急性毒性が低い等の安全性の面からも、特に好ましい。
含酸素複素環化合物の中でも、2−アセチルブチロラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−ラクトン、ε−カプロラクトン等のラクトン構造を有する化合物は、臭気が少ないものが多く、安全性の面からもインク溶媒として、特に好ましい。
すなわち、本発明の油性顔料インク組成物におけるインク溶媒として、上記特定の複素環化合物を前記したメトキシブチルアセテートと併用することにより、印字物の定着性、具体的には耐水性、耐擦過性等を向上させることができる。
なお、本発明の油性顔料インク組成物中から複素環化合物の定性、定量を行うには、ガスクロマトグラフィー等が有効である。
本発明において、(ポリ)アルキレングリコール誘導体とは、アルキレングリコール誘導体および/またはポリアルキレングリコール誘導体をいう。
(ポリ)アルキレングリコール誘導体は、分子内に極性基(エステル基、エーテル基)と疎水基(アルキレン基)を併せ持つものであり、メトキシブチルアセテートおよび複素環化合物と併用すると、塩ビのみならず、普通紙、マット紙、光沢紙等のあらゆる印字媒体に対して、優れた定着性を発揮できる。また、臭気や引火点等は、エステル基、エーテル基数およびアルキレン基の炭素数で、容易に調整することができる。
このような(ポリ)アルキレングリコール誘導体を併用することにより、インク組成物全体の引火点を61℃以上に設定することが容易となり、輸送時の引火等の安全性等において非常に優れたインク組成物を得ることができる。
これらの中でも、インクの粘度を低くし、また印字物の乾燥性を向上させる上で、水酸基を持たないモノアルキルエーテルモノアルキルエステル化合物、ジアルキルエーテル化合物またはジアルキルエステル化合物が好ましい。また、アルキルエステル化合物では、エステル基がメチルエステル基であるものが特に好ましい。
これらの中でも、モノまたはジアルキレングリコールモノアルキルエーテルモノアルキルエステルは、トリアルキレングリコールモノアルキルエーテルモノアルキルエステルに比べて、分子量が小さく、低粘度のものが多いので、好ましい。
これらの化合物は、分子量が小さくも大きくもないため、安全性とヘッドでのインクの乾燥性による目づまり防止の両立がしやすい。また、これら化合物は、不快な臭気も少なく、インク組成物に使用したときに不快な臭気を低減しやすい。
これらの化合物は、特に低粘度であり、好ましく用いられる。とりわけ、エチレングリコールモノブチルエーテルモノメチルエステル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメチルエステルは、高引火点でかつ低臭であるため、インク溶媒として用いるのに特に適している。
とりわけ、ジプロピレングリコールジアルキルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル等は、比較的低臭であり、かつ低粘度であり、インクの溶媒として用いるのに特に適したものである。
とりわけ、プロピレングリコールジメチルエステルは、比較的低臭であり、かつ低粘度であり、インクの溶媒として用いるのに特に適している。
なお、本発明の油性顔料インク組成物中から(ポリ)アルキレングリコール誘導体の定性、定量を行うには、ガスクロマトグラフィー等が有効である。
例えば、引火点が50〜60℃の(ポリ)アルキレングリコール誘導体を用いる場合、その使用量としては、全インク組成物中、35重量%以下、好ましくは30重量%以下の範囲となるようにすることが好ましい。
これらの無機顔料や有機顔料は、その種類やインク組成物の用途目的に応じて、適宜の割合で用いられる。一般には、インク組成物中、0.1〜10重量%、特に好ましくは0.3〜6重量%の割合で使用するのがよい。
市販の顔料誘導体としては、エフカアディティブズ社製の「EFKA6745」、「EFKA6750」、ルーブリゾール社製の「SOLSPERSE5000」「SOLSPERSE22000」等が好ましく用いられる。
また、本発明に用いられる有機顔料としては、酸性、中性または塩基性カーボンからなるカーボンブラックも使用できる。さらに、架橋したアクリル樹脂の中空粒子等も、有機顔料として使用することができる。
特に、三菱化学社製のHCF#2650、#2600、#2350、#2300、MCF#1000、#980、#970、#960、MCF88、LFFMA7、MA8、MA11、MA77、MA100、デグサ・ヒュルス社製のプリンテックス95、85、75、55、45等から選択される1種または2種以上の混合物が好ましい。
顔料、有機溶媒、印字媒体等の種類に応じて、顔料分散剤や定着性樹脂を適宜選択することにより、インクとしての効果が発揮される。高分子化合物の種類により、1種類で上記両方の働きを持つものもある。
顔料分散剤および定着性樹脂は、インクジェット記録方式による印字後、基材の表面や表層部に残り、乾燥して定着する。このため、樹脂成分が水に易溶であると、印字物の耐水性に欠け、屋外で使用する際に雨等で印字物が流れるおそれがある。また、印字物をポスター等として使用する際、表面にコート剤等を吹き付けて使用する場合があり、このコート剤はアルコール成分を主溶媒とするものが多いため、高分子化合物がアルコール溶剤に易溶であると、印字物がコート剤により垂れ落ちるおそれがある。
これに対し、水およびエタノールに対する溶解度が前記範囲内にある高分子化合物は、上記のような問題を生じるおそれがない。
顔料分散剤は、有機溶媒中で顔料と分散剤との酸塩基相互作用にて分散安定化しているため、顔料吸着サイトであるカチオン性基かアニオン性基の少なくとも一方を含むことが望ましい。顔料の種類等により分散剤中のカチオン性基やアニオン性基の種類と量をコントロールすることが重要である。
このため、これらの顔料分散剤では、その溶媒等を考慮して、必要に応じて、臭気、安全性等に影響を及ぼすおそれのある低沸点溶媒をあらかじめ取り除くのが好ましい。低沸点溶媒を取り除く方法には、減圧蒸留法、再沈法等が用いられる。
これらの方法を用いて、分散剤溶液中の低沸点成分、具体的には沸点が170℃未満の成分を5重量%未満、好ましくは1重量%未満、最も好ましくは0.5重量%未満にすることにより、インク組成物にした際の臭いを制御できる。
ポリウレタン系樹脂としては、例えば、東洋紡社製のバイロン(登録商標)UR、大日精化社製のNT−ハイラミック、大日本インキ化学工業社製のクリスボン(登録商標)、日本ポリウレタン社製のニッポラン等が挙げられる。
塩化ビニル系樹脂としては、例えば、日信化学工業社製のSOLBIN、積水化学社製のエスレック、ダウ・ケミカル社製のUCARシリーズ等が挙げられる。
重量平均分子量が2,000未満では、保存性を向上させる効果が少なく、また媒体と顔料粒子との定着性を高める効果が得られにくく、塗膜強度が十分に得られないおそれがある。また、100,000を超えると、効果が飽和すると共に、インクの粘度が高くなり、流動性が十分に発揮されないおそれがある。
本明細書において、高分子化合物の重量平均分子量は、ゲルパーミネーションクロマトグラフィーによりポリスチレン換算分子量として求められる値を意味する。
また、高分子化合物からなる定着性樹脂を使用する場合、この定着性樹脂の使用量としては、その種類や分子量、顔料や溶媒の種類等により異なるが、通常は、顔料に対して、5〜200重量%となるようにするのが好ましい。
また、この分散体に上記の各成分を添加したのち、スリーワンモーター、マグネチックスターラー、ディスパー、ホモジナイザー等の簡単な攪拌機を用い、均一に混合する。ラインミキサー等の混合機を用いて、混合してもよい。さらに、析出粒子をより微細化する目的で、ビーズミルや高圧噴射ミル等の分散機を用いて、混合してもよい。
表面張力が20mN/m未満の場合、ヘッドに対するインクの濡れ性が高くなりすぎるため、飛行曲がりやドット抜けが生じやすくなるおそれがあり、また基材に対する濡れ性も高くなりすぎるため、印字した際に滲みやすくなるおそれがある。表面張力が40mN/mを超えると、基材に対する濡れ性が悪くなり、印字した際にドットが締まりすぎ、画像に粒状感が出やすくなるおそれがある。
粘度が2.0cp未満では、インクの吐出が不安定になり、しぶき等による画像の乱れを生じやすくなるおそれがある。また、6.5cpを超えると、ノズル内径の小さいプリンタヘッドを使用する際にインク滴を形成できず、吐出不良を招くおそれがある。
このような油性顔料インク組成物は、受容層のない塩ビ等の低コストフィルム等の印字媒体に対して印字可能で、屋外での使用環境にも十分に堪えることができ、特にインクジェット記録方式用として有利に使用できる。その際、例えば、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックを少なくとも含む4色以上の油性顔料インク組成物を同時に用いて、画像形成する等の使用形態を任意にとることもできる。
〔1〕顔料、高分子化合物および有機溶媒を少なくとも含む油性顔料インク組成物であって、有機溶媒として、メトキシブチルアセテートを全インク組成物中に20〜90重量%含有する油性顔料インク組成物。
〔2〕有機溶媒として、さらに複素環化合物を全インク組成物中に1〜50重量%含有する上記〔1〕に記載の油性顔料インク組成物。
〔3〕複素環化合物は、含窒素および/または含酸素複素環化合物である上記〔2〕に記載の油性顔料インク組成物。
〔4〕有機溶媒として、さらに(ポリ)アルキレングリコール誘導体を全インク組成物中に1〜50重量%含有する上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の油性顔料インク組成物。
〔5〕(ポリ)アルキレングリコール誘導体は、(ポリ)アルキレングリコールのモノアルキルエーテルモノアルキルエステル化合物、ジアルキルエーテル化合物およびジアルキルエステル化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種である上記〔4〕に記載の油性顔料インク組成物。
〔6〕引火点が61℃以上であり、25℃における粘度が2.0〜6.5cpであり、および25℃における表面張力が20〜40mN/mである上記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の油性顔料インク組成物。
〔7〕25℃における粘度が3.0〜6.0cpである上記〔6〕に記載の油性顔料インク組成物。
〔8〕25℃における粘度が3.5〜5.5cpである上記〔6〕に記載の油性顔料インク組成物。
以下において、部とあるのは重量部を意味するものとする。また、以下に記載のメトキシブチルアセテートは、ダイセル化学工業社製(引火点62.5℃、沸点171℃)を使用した。
なお、以下に記載される顔料分散剤「BYK161」、「SOLSPERSE32550」、「EFKA4060」、定着性樹脂「バイロン(登録商標)UR−8300」は、いずれも、減圧蒸留にて低沸点溶媒を留去し、分散で用いる有機溶媒で固形分濃度が20重量%となるように希釈して使用したものである。
以下に記載される顔料分散剤「BYK161」、「SOLSPERSE13940」、「SOLSPERSE32550」、「EFKA4060」、定着性樹脂「バイロン(登録商標)UR−8300」の各使用量は、有機溶媒で希釈後の重量換算で記載したものである。
このようにして得た分散体7.5部に、日信化学社製の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂「ソルバインC5」(重量平均分子量26,000)1.2部、N−メチル−2−ピロリドン10部、メトキシブチルアセテート21.3部、ジプロピレングリコールジメチルエーテル(ダウ・ケミカル社製、引火点60℃、沸点175℃)10部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルター(桐山製作所製、GFP)を用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Aを調製した。
このようにして得た分散体10部に、日信化学社製の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂「ソルバインCL」(重量平均分子量25,000)1部、N−メチル−2−ピロリドン7.5部、メトキシブチルアセテート19部、ジプロピレングリコールジメチルエーテル12.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Bを調製した。
このようにして得た分散体7.5部に、ダウ・ケミカル社製の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂「VROH」(重量平均分子量15,000)1.2部、N−メチル−2−ピロリドン10部、メトキシブチルアセテート19.3部、ジプロピレングリコールジメチルエーテル12部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Cを調製した。
このようにして得た分散体8.5部に、ダウ・ケミカル社製の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂「VYHD」(重量平均分子量22,000)1部、N−メチル−2−ピロリドン10部、メトキシブチルアセテート18.5部、ジプロピレングリコールジメチルエーテル12部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Dを調製した。
100ccのプラスチック製ビンに、顔料として「CINQUASIA MAGENTA RT355−D」(チバ・スペシャリティケミカルズ社製のキナクリドン顔料)4.5部、顔料分散剤としてエフカ・アディティブズ社製の高分子分散剤「EFKA 4060」18部、メトキシブチルアセテート7.5部、直径0.3mmのジルコニアビーズ100部を計り取り、ペイントコンディショナーにより、2時間分散した。
このようにして得た分散体10部に、「ソルバインCL」(実施例2で使用したもの)1.2部、メトキシブチルアセテート26.3部、ジプロピレングリコールジメチルエーテル12.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Hを調製した。
実施例3で得た分散体7.5部に、「バイロン(登録商標) UR8300」(実施例5で使用したもの)3部、メトキシブチルアセテート37.4部、シクロヘキサノン(引火点44℃、沸点156℃)2.1部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Iを調製した。
実施例10
<主溶媒として3−メトキシ−3−メチル−ブチルアセテートを使用した油性顔料インク組成物1>
有機溶媒として、メトキシブチルアセテート6部に代えて、3−メトキシ−3−メチル−ブチルアセテート(クラレ社製、引火点75.5℃、沸点188℃)を同量使用した以外は、実施例1と同様に分散して、分散体を得た。
このようにして得た分散体7.5部に、「ソルバインC5」(実施例1で使用したもの)1.2部、N−メチル−2−ピロリドン10部、3−メトキシ−3−メチル−ブチルアセテート21.3部、ジプロピレングリコールジメチルエーテル10部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルター(桐山製作所製)を用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Mを調製した。
<主溶媒として3−メトキシ−3−メチル−ブチルアセテートを使用した油性顔料インク組成物2>
比較例1で得た分散体6.25部に、ダウ・ケミカル社製の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂「VAGH」(重量平均分子量27,000)0.5部、電気化学工業社製のポリビニルブチラール樹脂「デンカブチラール2000L」1.25部、綜研化学社製のウレタン変性アクリル樹脂「サーモラックT−361」0.9部、3−メトキシ−3−メチル−ブチルアセテート7部、乳酸ブチル(武蔵野化学研究所社製、引火点75.5℃、沸点186℃)13.1部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(ダウ・ケミカルズ社製、引火点46.5℃、沸点146℃)7部、プロピレングリコールモノメチルエーテル(ダウ・ケミカルズ社製、引火点34.0℃、沸点120℃)7部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(クラレ社製、引火点68℃、沸点174℃)7部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Nを調製した。
<主溶媒としてジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメチルエステルを使用した油性顔料インク組成物1>
有機溶媒として、メトキシブチルアセテート6部に代えて、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメチルエステルを同量使用した以外は、実施例1と同様に分散して、分散体を得た。
このようにして得た分散体7.5部に、「バイロン(登録商標) UR8300」(実施例5で使用したもの)3部、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメチルエステル39.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Oを調製した。
<主溶媒としてジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメチルエステルを使用した油性顔料インク組成物2>
比較例3で得た分散体7.5部に、「バイロン(登録商標) UR8300」(実施例5で使用したもの)1部、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメチルエステル41.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Pを調製した。
<主溶媒としてジエチレングリコールモノブチルエーテルモノメチルエステルを使用した油性顔料インク組成物>
100ccのプラスチック製ビンに、顔料として「MA100」(三菱化学社製の酸性カーボンブラック)4部、顔料分散剤として花王社製の陰イオン性界面活性剤である「ホモゲノールL−95」2.0部、ジエチレングリコールモノブチルエーテルモノメチルエステル(協和発酵社製、引火点124℃、沸点247℃)14部、直径0.3mmのジルコニアビーズ100部を計り取り、ペイントコンディショナーにより、2時間分散した。
このようにして得た分散体16部に、旭化成社製のニトロセルロース「SL−1」8部、ジエチレングリコールモノブチルエーテルモノメチルエステル26部を加え、マグネチックスターラーにより、30分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Qを調製した。
<主溶媒としてプロピレンカーボネートを使用した油性顔料インク組成物>
有機溶媒として、メトキシブチルアセテート6部に代えて、プロピレンカーボネート(引火点132℃、沸点242℃)を同量使用した以外は、実施例1と同様に分散して、分散体を得た。
このようにして得た分散体7.5部に、「バイロン(登録商標) UR8300」(実施例5で使用したもの)1部、プロピレンカーボネート41.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Rを調製した。
<主溶媒としてシクロヘキサノンを使用した油性顔料インク組成物>
有機溶媒として、メトキシブチルアセテート6部に代えて、シクロヘキサノンを同量使用した以外は、実施例1と同様に分散して、分散体を得た。
このようにして得た分散体7.5部に、「バイロン(登録商標) UR8300」(実施例5で使用したもの)3部、シクロヘキサノン39.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Sを調製した。
<主溶媒としてN−メチル−2−ピロリドンを使用した油性顔料インク組成物>
有機溶媒として、メトキシブチルアセテート6部に代えて、N−メチル−2−ピロリドンを同量使用した以外は、実施例1と同様に分散して、分散体を得た。
このようにして得た分散体7.5部に、「バイロン(登録商標) UR8300」(実施例5で使用したもの)2部、N−メチル−2−ピロリドン40.5部を加え、マグネチックスターラーにより、60分攪拌後、グラスフィルターを用いて吸引ろ過を行い、油性顔料インク組成物Tを調製した。
なお、表1中、各インク組成物の種類に関して、油性顔料の表記を省き、ただ単に「インク組成物A」のように記載した。
R100型粘度計(東機産業社製)により、25℃、コーンの回転数20rpmの条件により、粘度を測定した。
全自動平衡式エレクトロ表面張力計ESB−V(協和科学社製)により、インクの温度を25℃にして、表面張力を測定した。
粒度分布測定装置N4−PLUS(コールター社製のレーザードップラー方式の粒度分布計)により、顔料粒子の分散平均粒子径を測定した。なお、測定の際の希釈溶剤は顔料分散時に使用した溶剤を用いた。
セタ密閉式引火点測定器により、引火点を測定した。
なお、表2中、各インク組成物の種類に関して、油性顔料の表記を省き、ただ単に「インク組成物A」のように記載した。
インク組成物を、25℃、湿度30%の恒温室で、No.6ワイヤーバー(東洋精機社製)を用いて光沢塩ビ(3M社製、Controltac 180−10)に塗布し、指で触れたときに付かなくなった時間が2分以内のものを◎、5分以内のものを〇、10分以内のものを△、10分以上経っても指に付くものを×、と評価した。
インク組成物を、25℃、湿度30%の恒温室で、No.6ワイヤーバー(東洋精機社製)を用いて光沢塩ビ(3M社製、Controltac 180−10)に塗布し、3時間後、指によるスクラブ試験を30秒間行った。試験後、スクラブ痕がなかったものを○、スクラブ痕が若干発生したものを△、スクラブ痕が発生し、基材が見えるものを×、と評価した。
インク組成物を、25℃、湿度30%の恒温室で、No.6ワイヤーバー(東洋精機社製)を用いて光沢塩ビ(3M社製、Controltac 180−10)に塗布し、3時間後、水/エタノール混合溶液(重量比1/1)を染み込ませた布(旭化成社製、ベンコットン)で塗布面を拭き取った。
これにより、50往復擦過しても塗布面が全く拭き取られなかったものを◎、30往復以上擦過したときに布に若干インクが付着したものを〇、30往復未満で布にインクが付着したものを△、すぐに拭き取られ基材が見えたものを×、と評価した。
インク組成物を、セイコーエプソン社製のインクジェットプリンター「MC−2000」に充填し、MCマット紙にMCマット紙モードで横20cm×縦30cmのベタ印字を行った。
これにより、ベタ印字後にドット抜けがなかったものを◎、ベタ印字後にドット抜けが3本以内発生したものを〇、ベタ印字後にドット抜けが5本以上発生したものを△、ベタ印字中にインクが吐出しなくなったもの、もしくは始めからインクが吐出できなかったものを×、と評価した。
これに対して、比較例2,7の油性顔料インク組成物N,Sは、インク組成物の引火点が61℃未満となっており、取り扱いの際に非常に注意を要し、また貯蔵、運搬等に関しても制約がかかるものであった。
特に、実施例1〜7、10〜12の油性顔料インク組成物A〜G、J〜Lは、インク中に塩ビ溶解性の複素環化合物を含有しているため塩ビシートへの定着が早く、より高い乾燥性を示した。また、実施例1〜5、11、12の油性顔料インク組成物A〜E、K、Lは、インク中に高い塩ビ溶解性をもつ含窒素複素環化合物を含有しており、特に優れた耐アルコール性を示した。さらに、インク組成物中に複素環化合物および(ポリ)アルキレングリコール誘導体を共に含む実施例1〜6、10〜12の油性顔料インク組成物A〜F、J〜Lは吐出安定性に特に優れていた。
さらに、比較例3〜6の油性顔料インク組成物O〜Rおよび比較例8の油性顔料インク組成物Tは、主溶媒に比較的高沸点の溶剤を使用しているため、非吸収性の塩ビシートに印字した際に、乾燥性が悪い結果となっていた。
Claims (6)
- 顔料、高分子化合物および有機溶媒を少なくとも含む油性顔料インク組成物であって、ここで、該高分子化合物はポリエステル系樹脂および塩化ビニル系樹脂からなる群から選択される少なくとも1種の定着性樹脂であり、有機溶媒として、メトキシブチルアセテートを全インク組成物中に20〜90重量%、およびラクタム構造を有する含窒素および/またはラクトン構造を有する含酸素複素環化合物を全インク組成物中に1〜50重量%含有するインクジェット記録方式用の油性顔料インク組成物。
- 有機溶媒として、さらに(ポリ)アルキレングリコール誘導体を全インク組成物中に1〜50重量%含有する請求項1に記載の油性顔料インク組成物。
- (ポリ)アルキレングリコール誘導体は、(ポリ)アルキレングリコールのモノアルキルエーテルモノアルキルエステル化合物、ジアルキルエーテル化合物およびジアルキルエステル化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載の油性顔料インク組成物。
- 引火点が61℃以上であり、25℃における粘度が2.0〜6.5cpであり、および25℃における表面張力が20〜40mN/mである請求項1〜3のいずれかに記載の油性顔料インク組成物。
- 25℃における粘度が3.0〜6.0cpである請求項4に記載の油性顔料インク組成物。
- 25℃における粘度が3.5〜5.5cpである請求項4に記載の油性顔料インク組成物。
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