JP4885636B2 - 電力量計収納ケース - Google Patents
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Description
また、電力量計収納ケース等を屋外に設置すると、雨水等によって上面に溜まった埃が流れ落ちて窓が汚れ、検針しにくくなるといった問題もあった。
また、扉体の後面に、該扉体を閉塞した際に、少なくともケース本体に設けられた開口部を被覆する被覆部材が設けられている。したがって、該被覆部材により、扉体と開口部との間への雨水等の進入を防止することができ、雨水等により開口部(開口部に取り付けられている窓等)が汚れる心配もなく、検針を良好に行うことができる。さらに、扉体の後面に被覆部材を取り付けることにより、扉体の開閉動作に伴い、扉体がケース本体と接触して傷ついてしまうといった事態を防止することができ、電力量計収納ケースの耐久性の向上、使用に伴う美観の劣化防止等といった効果をも奏することができる。
さらに、カバー部材に設けられた係止片と基板に設けられた係止部との係止により、ケース本体の組み立てを可能としており、ケース本体を容易に組み立てることができる。
加えて、基板の外周に沿って周壁を設けており、カバー部材を、その後面開口縁を周壁の外周に当接させて基板に取り付けるようにしている。したがって、カバー部材の基板前面での位置決めを容易に行うことができ、取付作業が容易となる上、基板への取付状態におけるカバー部材のがたつき等をも防止できる合理的な構成となっている。
電力量計収納ケース1は、電力量計等(図示しない)を収納可能なステンレス製のケース本体3と、該ケース本体3の前面及び右側面を覆うように取り付けられる前扉2とを備えてなるものであって、ケース本体3は、電力量計等が設置される基板5と、基板5に設置された電力量計等を覆うように前面側に取り付けられるカバー部材4とからなる。
前扉2は、ケース本体3の前面を覆う被覆部2aと、該被覆部2aから後方へ一体的に折り曲げられてなり、ケース本体3の右側面を覆う折り曲げ部2bとからなるL字状の薄板部材であり、ケース本体3の上下方向長さよりも若干上下方向に長く成形されている。前扉2の折り曲げ部2bの後端上部には、後述の如きヒンジ孔31を有するヒンジ板32が一体的に突設されている一方、前扉2の折り曲げ部2bの後端下部には、円形の軸孔33を備えたヒンジ板34が一体的に突設されている。
軸41は、横断面が半円形となるように切り欠かれてなる柱状体であって、切り欠き面である平面側を外側に向けた状態で立設されている。一方、ヒンジ孔31は、軸41と略同径で且つ中心角が所定の鈍角(たとえば、240度)の扇形状、すなわち円孔内に突片(突部)31aが突設された形状に形成されている。該ヒンジ孔31に軸41を挿通させると、軸41の切り欠き面がヒンジ孔31の突片31aの回動方向への移動を制限することになり、ヒンジ板32の回動が60度の範囲内で制限される。そこで、本実施形態においては、図7(b)に示す如く、前扉2を最大に開放した際に、前扉2の一部が基板5の後側に位置する壁面に接触しないように、すなわちヒンジ部における最大開放角度が90度以内となるようにヒンジ孔31の中心角が設定(突片31aが突設)されている。
まず、基板5に電力量計等を含む各種機器を設置した後、カバー部材4の後面開口縁を基板5の周壁22の外周に当接させた状態で係止部21に係止片20を係止させて、カバー部材4を基板5に取り付ける。次に、軸41に前扉2のヒンジ板32のヒンジ孔31を挿通させるとともに、軸孔33と小孔42とにヒンジピン40を下方から挿入して、ケース本体3に前扉2を片開き可能に取り付けると、電力量計収納ケース1の組み立ては完了となる。尚、前扉2の開閉操作については、掛止片37が段部6内にあるロックピン43に掛止するまで前扉2を閉塞方向へ押してやれば、付勢力に反して掛止片37が通常位置から回動して自然とロックピン43に掛止して閉塞状態となる。また、開放したい場合には、長孔35等から指を挿入し、指先等にてロック機構36を押圧しながら前扉2の左端部を把持すれば、付勢力に抗してロック機構36が掛止片37とともに回動し、掛止片37とロックピン43との掛止状態が解除されて、前扉2を開放可能な状態とすることができるようになる。
また、前扉2の被覆部2a後面の略全面に亘って、ゴム製の緩衝部材38を接着しており、前扉2の閉塞状態において、該緩衝部材38がケース本体3の前面に密着するようにしている。したがって、前扉2とケース本体3との間への雨水等の進入を防止することができ、雨水等により窓8が汚れる心配もなく、検針を良好に行うことができる。加えて、前扉2の被覆部2a後面に緩衝部材38を取り付けることにより、開閉動作に伴って前扉2とケース本体3とが接触して傷ついてしまうといった事態を防止することができ、電力量計収納ケース1の耐久性の向上、使用に伴う美観の劣化防止等といった効果をも奏することができる。
さらにまた、前扉2の回動を制限する別途ストッパ部材を設置・利用するわけではないため、部品点数の増加やストッパ部材の紛失等といった問題が生じないし、前扉2やケース本体3にストッパ部材を設置するための設置スペース等を設ける必要がなく、凹凸の少ない美観に優れた電力量計収納ケース1を提供することができる。
加えて、基板5の外周に沿って周壁22を設けており、カバー部材4を、その後面開口縁を周壁22の外周に当接させて基板5に取り付けるようにしている。したがって、カバー部材4の基板5前面での位置決めを容易に行うことができ、取付作業が容易となる上、基板5への取付状態におけるカバー部材4のがたつき等をも防止できる合理的な構成となっている。
Claims (1)
- ケース本体に、内部に設置されている電力量計を視認するための開口部が設けられてなる電力量計収納ケースであって、
前記ケース本体に、前記開口部からの内部の視認を遮る閉塞位置と、前記開口部からの内部の視認を許容する開放位置とに操作可能な扉体を片開き可能に備えるとともに、
前記扉体の後面に、該扉体を閉塞した際に、少なくとも前記開口部を被覆する被覆部材を設け、
前記扉体の閉塞状態において、前記被覆部材が、前記ケース本体に密着して前記扉体と前記開口部との間への雨水等の進入を防止可能とする一方、
前記ケース本体が、前記電力量計が設置される基板と、後面に開口する箱状で、前記基板の前面に取り付けられるカバー部材とからなり、
前記カバー部材に、後方へ突出する係止片を設けるとともに、
前記基板に、前記係止片が係止可能な係止部と、外周に沿って前方へ突設された周壁とを設け、
前記カバー部材の後面開口縁を前記周壁の外周に当接させながら前記係止片と前記係止部とを係止させることにより、前記ケース本体を組み立て可能とする一方、
前記扉体を片開き可能に支持する円柱状の軸が挿通するヒンジ孔に突片を設けるとともに、前記軸に、前記突片を嵌入可能で、且つ、前記突片の回動方向への移動を所定幅内に制限する切り欠きを設けて、前記扉体の開放角度を制限可能としたことを特徴とする電力量計収納ケース。
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