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JP4884043B2 - 地震保安灯 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅などに設置される地震保安灯に関する。
従来より、地震を感知して警報を行う感震センサや、停電時に照明(ランプまたはライト)を点灯する非常灯(常備灯)などはよく知られている。
また、これらの感震センサや非常灯などの機能を一体にした感震保安灯は、公知の技術である。(以下、これらを総称して「地震保安灯」という。)
地震保安灯(感震保安灯)は、家庭用電源プラグと充電池(蓄電池)などのバッテリー電源を備えており、地震または停電を感知(検知)すると所定時間豆電球などのランプ(ライト)が点灯する。
また、地震保安灯筐体面には、ライトの点灯を手動でON/OFF操作するスイッチが設けられているため、停電から復旧したときには、スイッチ操作により、手動でライトを消灯できる構成となっている。
また、地震保安灯は、上述した機能のほかに明・暗検知回路などがさらに備られており、地震保安灯を設置した場所の周囲が暗くなるのを検知してライトを点灯する(保安灯機能)。また、携帯して懐中電灯としても使用できる。(例えば、特許文献1)。
特開平7−73701号公報
しかし、このような地震保安灯は、感震センサを内蔵しているため、家庭用電源(コンセント、ソケット)への差し込むときに、感震センサがこの差し込み操作によって発生する振動を感知し、ライトが点灯してまうことがある。
従って、この場合、ユーザーは、地震保安灯のライトを消灯させるため、手動でスイッチをOFFする必要があり、面倒であった。
従って、本発明は、上記のような地震保安灯において、操作性を更に向上させ、地震などの揺れを確実に検知する地震保安灯を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の地震保安灯(感震保安灯)は、少なくとも、家庭用電源に接続されて該家庭用電源を所定の電源に変換して電源供給を行う電源回路および該電源回路から供給を受けて充電されて電源供給を行う蓄電池からなる電源部と、揺れを感知する感震センサと、周囲に投光するための投光用発光源と、前記感震センサの検出信号により前記投光用発光源に前記電源部より電源を供給して点灯させる制御を行う制御部とを有する地震保安灯において、前記制御部は、家庭用電源に接続した当初の所定期間は前記感震センサの検出信号を無効として前記投光用発光源を点灯させない制御を行うことを特徴とする。
この請求項1記載の発明によれば、地震保安灯を家庭用電源に差し込む操作などによって発生する揺れ(振動)を感震センサが感知してもライトを点灯させない構成となっているので、ユーザーは、地震保安灯を容易に家庭用電源(コンセント、ソケット)に設置できる。
また、本発明の請求項2に記載の地震保安灯は、少なくとも、家庭用電源に接続されて該家庭用電源を所定の電源に変換して電源供給を行う電源回路および該電源回路から供給を受けて充電されて電源供給を行う蓄電池からなる電源部と、揺れを感知する感震センサと、周囲に投光するための投光用発光源と、前記感震センサの検出信号により前記投光用発光源に前記電源部より電源を供給して点灯させる制御を行う制御部とを有する地震保安灯において、前記制御部は、家庭用電源に接続した当初の所定期間は前記感震センサの検出信号を無効とし、前記所定期間終了直後の信号状態を揺れを感知していない状態として設定する制御を行うことを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、家庭用電源への取り付け状態によって発生する感震センサの検出特性によらず、検出信号を初期化して、所定期間終了後に確実に地震を検出し、投光用発光源を点灯することができる。
また、本発明の請求項3に記載の地震保安灯は、少なくとも、家庭用電源に接続されて該家庭用電源を所定の電源に変換して電源供給を行う電源回路および該電源回路から供給を受けて充電されて電源供給を行う蓄電池からなる電源部と、揺れを感知する感震センサと、周囲に投光するための投光用発光源と、前記 感震センサの検出信号により前記投光用発光源に前記電源部より電源を供給して点灯させる制御を行う制御部とを有する地震保安灯において、前記制御部は、家庭用電源に接続していない期間は前記感震センサの検出信号を無効として前記投光用発光源を点灯させない制御を行うことを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、携帯時などに地震保安灯の感震センサが揺れを感知してもライトを点灯させない構成としたので、充電池(蓄電池)などのバッテリー電源の無駄な消費を低減することができる。
本発明によれば、多機能の地震保安灯を、更に操作性を向上させることができる。
(地震保安灯の構成)
以下、図を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の地震保安灯1の一例を示す構成図であって、地震保安灯1を示す外観正面図である。
図2は、図1の地震保安灯1の概略回路構成図である。
図3は、地震保安灯1の使用状態を示す図である。
図1に示されるように本発明の地震保安灯1は、投光用ライト11、光センサ12、ライトOFFスイッチ16a、ライトONスイッチ16b、サイレンスイッチ17、サイレン音孔14、ナイトライトモード灯13、表カバー18などから構成されている。地震保安灯1本体の背面側には、折り畳み可能な格納式電源プラグ9が設けられている。
また、感震保安灯1には、図2の回路を構成する感震センサ(25)、ブザー(24)、投光用発光源(投光用ライト)11、光センサ(12)、表示灯(13)(ナイトライトモード灯)、蓄電池32が内蔵されて回路基板(図示せず)に接続されている。
格納式電源プラグ9は、家庭用電源コンセント5(図3)に差し込んで家庭用電源(AC100V)から電源供給を受けるための差込プラグである。また、格納式電源プラグ9は、携帯時の操作性および収納性を向上させるため、地震保安灯1の背面側の格納部(図示せず)へ折り畳んで格納可能な構造となっている。
図2の制御部20は、感震センサ25の検出信号、停電検出信号、光センサ12の検出信号および操作スイッチSW1(16)の操作信号に応じて、主に投光用発光源(投光用ライト)11および表示灯13の制御を行うCPUである。
図2の電源部30は、電源回路31または蓄電池32からから構成され、投光用発光源(投光用ライト)11などの負荷へ電源を供給する。
電源回路31は、家庭用電源(AC100V)から電源供給を受ける交流電源を整流して所定電圧の直流電源とする回路である。
蓄電池32は、電源回路31から電源供給を受けている間はこの供給電源により充電され、電源回路31からの電源供給がないときは負荷への電源供給を行うものである。
停電検出ライン(停電検出部)33は、停電あるいは地震保安灯1を家庭用電源コンセント(電源ソケット)5から取り外すことにより、電源回路31から電源供給がないことを制御部20へ通知するためのライン(停電検出部)であって、蓄電池32からの電流を遮断するために、蓄電池32の正極側との間にはダイオード40が挿入されている。
感震センサ25は、震度(例えば震度4)以上の揺れを感知すると制御部20に検出信号を出力する感震スイッチである。
なお、感震スイッチは、従来より公知のものである。例えば、1次側接点、2次側接点および少なくとも一部が常時一次側接点と電気的に接続している短絡用金属片を有するもであり、短絡用金属片は、水平かつ正常な状態に設置されている場合は、1次側で電気的に接続して停止状態を維持して2次側接点と短絡せず(接点OFF)、地震などによる揺れで稼働して1次側接点と2次側接点を短絡させる(接点ON)ものであり、いわゆる金属球や軸杆などである(図示せず)。
ブザー24は、電源部30に接続スイッチSW2(17)を介して接続されて駆動され、警報音(サイレン)を発して、例えばユーザーの所在を周囲に知らせる警報用音響装置(電子ブザー)である。
なお、接続SW2は、図1に示されるようにスライド式のサイレンスイッチ17によりオン・オフ切替を行う。
投光用発光源(投光用ライト)11は、制御部20により点灯制御され、高輝度白色LED等からなり、周囲を照明するのに十分な光量を有する光源である。
なお、さらに光量を増すために投光用発光源(投光用ライト)11の背後に反射鏡が設けられている。
光センサ12は、周囲の明るさを検出し、制御部20により周囲の明るさに応じて投光用発光源(投光用ライト)を常夜灯(ナイトライトまたは保安灯)として発光制御するための検出信号を出力する照度センサである。
表示灯(ナイトライトモード灯)13は、常夜灯機能がオン状態であること(ナイトライトモード中)を表示する。
操作スイッチSW1(16)は、家庭用電源コンセント5から取り外して携帯灯(懐中電灯)として使用しているときには、投光用発光源(投光用ライト)11のON/OFFスイッチとなる。
また、家庭用電源コンセント5に接続して地震保安灯として使用しているときには、常夜灯機能(ナイトライトモード)のオン・オフ切り替えスイッチとなる。
なお、図1に示されるようにSW1(16)は、ONスイッチ16aとOFFスイッチ16bとして各々別に設けらている。
(地震保安灯の機能および操作の説明)
以下、地震保安灯1の機能・操作方法および制御部20の自動制御について説明する。
なお、以下の説明において、特に説明が無い場合、地震保安灯1を家庭用電源コンセント5へ接続した状態時の蓄電池32は満充電状態とする。
また、停電検出ライン(停電検出部)33が停電を検出して出力する信号を停電検出信号といい、非停電検出状態を示す信号を非停電信号という。
また、光センサ12が周囲が暗いことを検出して出力する信号を暗信号といい、感震センサ25が揺れを検知して出力する信号を感震信号という。
(携帯時の感震信号無効化機能)
家庭用電源コンセント5へ接続していない時、地震保安灯1のナイトライトモード灯13および投光用ライト11は消灯している(手動による投光用ライト11の点灯・消灯操作または手動によるサイレン鳴動操作のみ可能な状態となっている)。
このとき制御部20は、感震センサ25から携帯中などの理由によって揺れを感知し、感震信号を受信するが、停電検出信号を受信しているので、感震信号を受信しても無効として投光用ライト11を点灯させない制御を行う(停電モード)。
従って、制御部20は、家庭用電源コンセント5に接続していない期間(携帯時または停電時)は感震センサの検出信号(感震信号)を無効として投光用発光源(投光用ライト)11を点灯させない制御を行う。
すなわち、地震保安灯1の投光用ライト11は、携帯時または停電時などの家庭用電源に接続していないときは、揺れ(地震)によって点灯しない。
なお、このとき、図1のライトONスイッチ16bおよびライトOFFスイッチ16aをオンオフ切替操作することにより、携帯灯(懐中電灯)として投光用ライト11が点灯および消灯操作可能となる。
(取り付け時)
地震保安灯1の背面に格納された格納式電源プラグ9を指で引っ掛けて突出させ、家庭用電源コンセント5(AC100V)へ差し込む。
このとき、ナイトライトモード灯13は、モード設定ONのとき、緑色点灯し、モード設定OFFのときは点灯しない(消灯状態のままである)。
また、地震保安灯1の投光用ライト11は消灯する(消灯状態のままである)。
このとき、制御部20は、停電検出ライン33から非停電信号を受信して、停電モードから非停電モードになる。
また、図示しないタイマーにより計時を開始する。なお、タイマー計時時間は、停電検出ライン(停電検出部)33が停電検出状態から非停電検出状態になってから当初の所定期間、例えば、家庭用電源コンセント5へ差し込んでから20秒間である。
また、地震保安灯1の制御部20は、家庭用電源コンセント5に取り付けた時に、感震センサ25からの検出信号を受信していない場合(感震センサ内の1次側接点と2次側接点が短絡していない状態(接点OFF→ON状態))、はこの受信状態を初期状態として設定する。
したがって、取り付け後地震の揺れを検出すると、1次側接点と2次側接点の短絡信号が感震信号となる。
しかし、少し傾けた状態で取り付られた場合(傾斜していることにより常時、感震センサ内の1次側接点と2次側接点が短絡しており、感震時に1次側接点と2次側接点の短絡が解除される状態(接点ON→OFF状態))は、この受信状態を初期状態として設定する。
したがって、取り付け後地震の揺れを検出すると、感震スイッチの1次側接点と2次側接点の開放信号が感震信号となる。
よって、感震保安灯1の取付状態よらず、地震発生時は、投光用ライト11を確実に点灯することができる
さらに制御部20は、取り付け作業による揺れを検出した感震センサ25からの感震信号を受信しているが、タイマ計時中であるので、感震信号を無効として投光用ライト11を点灯させない制御を行う。
従って、制御部20は、家庭用電源コンセント5に接続した当初の所定期間(停電モードから非停電モードへ移行してから例えば20秒間)は感震センサの検出信号(感震信号)を無効として投光用発光源(投光用ライト)11を点灯させない制御を行う。
すなわち、地震保安灯1の投光用ライト11は、取り付け時の揺れによって点灯しない。
上述したナイトライトモード灯13の目的は、昼間などの周囲が明るい環境下においても、モードの設定状態を確認することができるようにするものである。
従って、本発明の実施形態において、地震保安灯1が家庭用電源コンセント5に接続されている時(以下、家庭用電源接続時)に、ナイトライトモードが設定されていれば、ナイトライトモード灯13が緑色点灯する。また、家庭用電源接続時に、ナイトライトモードが設定されていない場合は、ナイトライトモード灯13は点灯しない。
また、地震保安灯1は、家庭用電源接続時において、図1のライトONスイッチ16bおよびライトOFFスイッチ16aをオンオフ切替操作することにより、ナイトライトモード設定をオンオフ切替可能となっている。
また、家庭用電源接続時は、ライトONスイッチ16bの操作により、投光用ライト11を点灯させない設定となっている。
なお、ナイトライトモードが設定されていて(ナイトライモード灯が緑色点灯)、投光用ライト11が減光点灯している状態でライトOFFスイッチ16aを押すと、投光用ライト11は消灯し、ナイトライトモードがオフ設定される。
(夜間)
家庭用電源接続時であって、かつ、ナイトライトモードがON設定されていれば(ナイトライトモード灯13が点灯していれば)、夜間などのように周囲が暗くなると、地震保安灯1は、常夜灯(保安灯)として投光用ライト11を点灯(減光点灯)する。
このとき(家庭用電源接続後20秒間後かつ地震感知前)、制御部20は、停電検出ライン33からの非停電信号を受信し、かつ、周囲が暗いことを検出した光センサ12からの暗信号を受信していることを条件として、投光用ライト11を減光点灯制御する。
(感震時)
家庭用電源接続時に、震度4の地震が発生すると、地震保安灯1は、感震センサ25により揺れを検出して、投光用ライト11は所定期間(例えば20分間)、ナイトライトモードがON設定されていれば減光点灯時よりも更に明るく点灯し、ナイトライトモードがOFF設定されていれば明るく点灯する。
すなわち、地震保安灯1は、家庭用電源接続時は、周囲の明るさに関係なく、地震を感知すると投光用ライト11を明るく点灯させる。
なお、図1のライトOFFスイッチ16aを操作すると、所定期間であっても消灯する。
このように、地震発生時(かつ、家庭用電源接続時)の制御部20は、揺れを検出した感震センサ25から感震信号を受信していることを条件として、投光用ライト11を明るく点灯制御する。
上述した、所定時間(例えば20分間)は、例えば、夜間に地震が発生し、ユーザーが地震保安灯1の明かりを頼りにして避難の準備をするのに十分な時間として設定されている。
さらに、本発明の実施形態においては、例えば、満充電状態で6時間以上電力供給可能な蓄電池(32)を使用しており、感震時の投光用ライト11が例えば最長20分間(明るく)点灯しても、地震発生後停電などが更に発生した場合にも、地震保安灯1を非常灯もしくは警報音響装置として十分機能させることが可能な構成となっている。
また、タイマーは、制御部20が感震信号を受信すると、20分間の計時を開始する。
タイマーが20分間を計時すると、制御部20は、ナイトライトモードの設定状態に応じて、投光用ライト11を消灯制御または減光点灯制御する。
(停電発生時)
家庭用電源接続時に、停電が発生すると、地震保安灯1の投光用ライト11は、ナイトライトモードがONに設定されていれば減光点灯時よりも更に明るく点灯し、ナイトライトモードがOFF設定であれば明るく点灯する。
すなわち、地震保安灯1は、家庭用電源接続時は、周囲の明るさに関係なく、停電を検出すると投光用ライト11を明るく点灯させる。
このとき、投光用ライト11は、ライトOFFスイッチ16aを操作するか蓄電池32からの電源供給が途絶えるまで点灯状態を継続する。
停電発生時(かつ家庭用電源接続時)の制御部20は、停電検出ライン33から停電検出信号を受信して、投光用ライト11を明るく点灯制御する。
一方、蓄電池32は、停電となった時点で、放電を開始して、制御部20などの負荷に対して電源供給を開始する。
(停電復旧時)
停電から復旧後(家庭用電源再接続後)、感震保安灯1の投光用ライト11は消灯する。
なお、ナイトライトモード灯13は、ナイトライトモードの設定状態に応じて、点灯または消灯する。
一方、家庭用用電源からの電力供給により、蓄電池32への充電が開始される。
したがって、停電復旧時は、制御部20は、投光用ライト11を消灯制御し、ナイトライトモードの設定状態に応じて、ナイトライトモード灯13を点灯制御する。
以上、地震保安灯1を家庭用電源コンセント5へ取り付けた時の地震保安灯1の各機能・動作、および制御部20の制御について説明したが、本発明の地震保安灯1は、上述したいずれの状態においても、サイレンスイッチ17を手動でスライド操作することによってサイレン鳴動を可能とする構成としている。
すなわち、地震保安灯1正面の中央上方のサイレンスイッチ17を右側へスライドすると、回路スイッチSW2(17)がONし、電子ブザー24(サイレン)が鳴動を開始する。
また、サイレンスイッチ17を左側へスライドすると、回路スイッチSW2(16)はOFFし、電子ブザー24(サイレン)は鳴動を停止する。
したがって、地震保安灯1を所有するユーザーは、地震の際、地震保安灯1の設置場所へ移動するかもしくは、地震保安灯1を取り外して携帯していれば、家具や家屋の倒壊によって怪我などをして身動きがとり難い状況に陥った場合でも、サイレンスイッチ17をON操作することにより、周囲に自分の所在をサイレン音で知らせることができ、迅速な捜索又は救助活動を促すことができる。
以上、説明したように本発明の地震保安灯は、従来の地震保安灯の感震機能によって生じる家庭用電源(コンセント)への取り付け時の面倒な設定操作が低減し、かつ、家庭用電源に接続されていない間は、感震機能を無効としたので、操作性が格段に向上した。
また、日常の生活では、夜間に常夜灯(ナイトライト)機能を使用するか否かを任意にモード設定できる。
また、携帯時においても、コンパクトな形状のため、携帯灯(懐中電灯)としても使用可能である。
さらに、地震や停電発生時には、非常灯となって、避難などを速やかに行うことが可能となる。
また、地震保安灯のサイレン鳴動機能を手動操作としたため、ユーザー不在時に地震や停電が発生した場合は、サイレン鳴動しないので、誤警報や騒音となる問題がなく、
一方、在宅時に地震や停電が発生して、ユーザーが怪我や生き埋めとなった場合に自分の所在を周囲へ大きいサイレン音によって知らせたい場合に、ユーザーの意志により、地震保安灯を音響通報装置として使用できるので非常に有用である。
さらには、本発明の地震保安灯1のサイレン機能を、防犯時の緊急通報装置としても使用でき有用である。
なお、本発明は、本発明を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ナイトライトモードの設定状態に係わらず、感震時または停電時に投光用ライト11を点灯させる構成としたが、これに限定されず、周囲の明るさと感震または停電検出の状態に応じて投光用ライト11を点灯制御する構成としてもよい。
また、例えば、サイレン機能はサイレンスイッチ17を手動操作したときのみ出力可能(鳴動可能)としたが、これに限定されず、例えば、震度のレベルがある程度大きい時(例えば震度7)は、投光用ライト11の点灯に加え、所定時間サイレン鳴動も行う構成としても良い。
本発明は、家屋のほか、あるゆる建造物に震災時の避難用器具として利用できる。また、防犯時の緊急通報装置としても使用できる。
本発明の実施の形態を示す地震保安灯の外観正面図。 図1の地震保安灯の概略回路構成図。 図1の地震保安灯の取り付け状態図。
符号の説明
1 地震保安灯
10 地震保安灯の回路構成
11 投光用発光源(投光用ライト)
12 光センサ
13 (ナイトライトモード灯用)表示灯
14 サイレン音孔
16a ライトOFFスイッチ
16b ライトONスイッチ
17 サイレンスイッチ
18 表カバー
20 制御部
24 ブザー
25 感震センサ
30 電源部
31 電源回路
32 蓄電池
33 停電検出ライン(停電検出部)
40 ダイオード
5 家庭用電源コンセント(AC100V)
9 格納式電源プラグ






Claims (3)

  1. 少なくとも、家庭用電源に接続されて該家庭用電源を所定の電源に変換して電源供給を行う電源回路および該電源回路から供給を受けて充電されて電源供給を行う蓄電池からなる電源部と、揺れを感知する感震センサと、周囲に投光するための投光用発光源と、前記感震センサの検出信号により前記投光用発光源に前記電源部より電源を供給して点灯させる制御を行う制御部とを有する地震保安灯において、
    前記制御部は、家庭用電源に接続した当初の所定期間は前記感震センサの検出信号を無効として前記投光用発光源を点灯させない制御を行うことを特徴とする地震保安灯。
  2. 少なくとも、家庭用電源に接続されて該家庭用電源を所定の電源に変換して電源供給を行う電源回路および該電源回路から供給を受けて充電されて電源供給を行う蓄電池からなる電源部と、揺れを感知する感震センサと、周囲に投光するための投光用発光源と、前記感震センサの検出信号により前記投光用発光源に前記電源部より電源を供給して点灯させる制御を行う制御部とを有する地震保安灯において、
    前記制御部は、家庭用電源に接続した当初の所定期間は前記感震センサの検出信号を無効とし、前記所定期間終了直後の信号状態を揺れを感知していない状態として設定する制御を行うことを特徴とする地震保安灯。
  3. 少なくとも、家庭用電源に接続されて該家庭用電源を所定の電源に変換して電源供給を行う電源回路および該電源回路から供給を受けて充電されて電源供給を行う蓄電池からなる電源部と、揺れを感知する感震センサと、周囲に投光するための投光用発光源と、前記 感震センサの検出信号により前記投光用発光源に前記電源部より電源を供給して点灯させる制御を行う制御部とを有する地震保安灯において、
    前記制御部は、家庭用電源に接続していない期間は前記感震センサの検出信号を無効として前記投光用発光源を点灯させない制御を行うことを特徴とする地震保安灯。
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