JP4871537B2 - 膜−電極接合体の製造方法 - Google Patents
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Description
プロトン酸基含有芳香族系ポリマーと、金属触媒が担持されたカーボン粒子とを含有する触媒層を有し、該触媒層上にガス拡散層を有する膜−電極接合体の製造方法であって、少なくとも一方の触媒層とガス拡散層とを、プロトン酸基含有芳香族系ポリマーを含有する接着剤層を介在させて接合する工程を含むことを特徴とする。
本発明の製造方法により得られる膜−電極接合体を構成する触媒層は、触媒を担持したカーボンとプロトン酸基含有芳香族系ポリマーとを含有する。
本発明で用いられる触媒としては、白金または白金合金が用いられる。白金合金を使用すると、電極触媒としての安定性や活性をさらに付与させることもできる。このような白金合金としては、白金以外の白金族の金属(ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム)、鉄、コバルト、チタン、金、銀、クロム、マンガン、モリブデン、タングステン、アルミニウム、ケイ素、レニウム、亜鉛およびスズから選ばれる1種以上と白金との合金が好ましく、該白金合金には白金と合金化される金属との金属間化合物が含有されていてもよい。
挙げられる。また、上記アセチレンブラックとしては電気化学工業社製「デンカブラック」などが挙げられる。
上記触媒層を構成するプロトン酸基含有芳香族系ポリマーは、前記触媒を担持したカーボンを結着させるバインダー成分として働くとともに、燃料極では触媒上の反応によって発生したイオンをイオン伝導膜へ効率的に供給し、また、空気極ではイオン伝導膜から供給されたイオンを触媒へ効率的に供給する。
(スルホン酸ユニット)
、−(CF2)i−(iは1〜10の整数を示す。)または−C(CF3)2−を示す。これらの中では、−CO−および−SO2−が好ましい。
12の整数を示す。)で表される置換基を有する芳香族基を示す。芳香族基としては、たとえば、フェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基などが挙げられる。これらの中では、フェニル基およびナフチル基が好ましい。また、Arは、−SO3H、
−O(CH2)pSO3Hまたは−O(CF2)pSO3Hで表される置換基を少なくとも1個
有していることが必要であり、ナフチル基である場合には2個以上有することが好ましい。
上記構成単位(A)の好ましい構造としては、上記式(A)において、
(1)m=0、n=0であり、Yが−CO−であり、Arが置換基として−SO3Hを有
するフェニル基である構造、
(2)m=1、n=0であり、Yが−CO−であり、Zが−O−であり、Arが置換基として−SO3Hを有するフェニル基である構造、
(3)m=1、n=1、k=1であり、Yが−CO−であり、Zが−O−であり、Arが置換基として−SO3Hを有するフェニル基である構造、
(4)m=1、n=0であり、Yが−CO−であり、Arが置換基として2個の−SO3
Hを有するナフチル基である構造、
(5)m=1、n=0であり、Yが−CO−であり、Zが−O−であり、Arが置換基として−O(CH2)4SO3Hを有するフェニル基である構造
などを挙げることができる。
SO−、−CONH−、−COO−、−(CF2)i−(iは1〜10の整数を示す。)、−(CH2)j−(jは1〜10の整数を示す。)、−CR’2−、シクロヘキシリデン基
、フルオレニリデン基、−O−または−S−を示す。これらの中では、直接結合、−CO−、−SO2−、−CR’2−、シクロヘキシリデン基、フルオレニリデン基および−O−が好ましい。なお、R’は脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはハロゲン化炭化水素基を示し、たとえば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、プロピル基、オクチル基、デシル基、オクタデシル基、フェニル基、トリフルオロメチル基などが挙げられる。
R1〜R16は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、アルキル基、一部もしくは全部
がハロゲン化されたハロゲン化アルキル基、アリル基、アリール基、ニトロ基またはニトリル基を示す。
ル基、アミル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基などが挙げられる。ハロゲン化アルキル基としては、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、パーフルオロプロピル基、パーフルオロブチル基、パーフルオロペンチル基、パーフルオロヘキシル基などが挙げられる。アリル基としては、プロペニル基などが挙げられる。アリール基と
しては、フェニル基、ペンタフルオロフェニル基などが挙げられる。
上記構成単位(B)の好ましい構造としては、上記式(B)において、
(1)s=1、t=1であり、Aが−CR’2−、シクロヘキシリデン基またはフルオレ
ニリデン基であり、Bが酸素原子であり、Dが−CO−または−SO2−であり、R1〜R16が水素原子またはフッ素原子である構造、
(2)s=1、t=0であり、Bが酸素原子であり、Dが−CO−または−SO2−であ
り、R1〜R16が水素原子またはフッ素原子である構造、
(3)s=0、t=1であり、Aが−CR’2−、シクロヘキシリデン基またはフルオレ
ニリデン基であり、Bが酸素原子であり、R1〜R16が水素原子、フッ素原子またはニト
リル基である構造
などが挙げられる。
0モル%とした場合のモル比を示す。
上記スルホン化ポリアリーレンの製造方法としては、たとえば、下記に示すA法、B法およびC法が挙げられる。
方法。
r=0の場合、たとえば、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、4,4’−ジクロロベンズアニリド、2,2−ビス(4−クロロフェニル)ジフルオロメタン、2,2−ビス(4−クロロフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、4−クロロ安息香酸−4−クロロフェニルエステル、ビス(4−クロロフェニル)スルホキシド、ビス(4−クロロフェニル)スルホン、2,6−ジクロロベンゾニトリルなどが挙げられる。これらの化合物において、塩素原子が臭素原子またはヨウ素原子に置き換わった化合物なども用いることができる。
r≧2の場合、たとえば、特開2004−137444号公報、特開2004−244517号公報、特開2004−346164号公報、特願2003−348523号、特願2003−348524号、特願2004−211739号、特願2004−211740号に記載の化合物を挙げることができる。
を添加してもよい。これらの触媒成分の具体例、各成分の使用割合、反応溶媒、濃度、温度、時間等の重合条件は、たとえば、特開2001−342241号公報に記載されている条件を採用することができる。
(b法)上記B法で得られた前駆体のポリアリーレンを、特開2001−342241号公報に記載の方法でスルホン化する方法。
上記のような方法により製造される、上記式(C)で表されるスルホン化ポリアリーレンのイオン交換容量は、通常、0.3〜5meq/g、好ましくは0.5〜3meq/g、さらに好ましくは0.8〜2.8meq/gである。イオン交換容量が上記範囲よりも低いと、プロトン伝導度が低くなり発電性能が低下する傾向にある。一方、イオン交換容量が上記範囲を超えると、耐水性が大幅に低下してしまうことがあるため好ましくない。
上記触媒層を、後述する高分子電解質膜上に形成する方法については特に限定はされないが、たとえば、プロトン酸基含有芳香族系ポリマーと、触媒を担持したカーボン粒子と、有機溶媒とを混合して触媒ペースト組成物を調製し、高分子電解質膜上に塗布、乾燥して電極触媒層を作製する方法や、前記触媒ペースト組成物を転写基材に塗布、乾燥して転写基材上に触媒層を形成後、ホットプレスなどの熱転写により高分子電解質膜上に触媒層を転写する方法などを挙げることができる。
−および−CONR−(Rは水素原子または炭化水素基)からなる群より選ばれる基を少
なくとも1種以上有することが好ましい。
n−ブチルアルコール(bp:117℃、δ:11.30)、2−メチル−1−プロパノール(bp:108℃、δ:11.11*)、1−ペンタノール(bp:138℃、δ:
10.96*)、2−ペンタノール(bp:119℃、δ:10.77*)、3−ペンタノール(bp:115℃、δ:10.77*)、2−メチル−1−ブタノール(bp:12
9℃、δ:10.77*)、3−メチル−1−ブタノール(bp:131℃、δ:10.
77*)、2−メチル−2−ブタノール(bp:102℃、δ:10.58*)、3−メチル−2−ブタノール(bp:112℃、δ:10.58*)、2,2−ジメチル1−プロ
パノール(bp:113℃、δ 10.58*)、シクロヘキサノール(bp:161℃、δ:12.44*)、1−ヘキサノール(bp:157℃、δ:10.68*)、2−メチル−1−ペンタノール(bp:148℃、δ:10.51*)、2−メチル−2−ペンタ
ノール(bp:121℃、δ:10.34*)、4−メチル−2−ペンタノール(bp:
132℃、δ:10.34*)、2−エチル−1−ブタノール(bp:147℃、δ:1
0.51*)、1−メチルシクロヘキサノール(bp:156、δ:11.76*)、2−メチルシクロヘキサノール(bp:168℃、δ:11.74*)、3−メチルシクロヘ
キサノール(bp:168℃、δ:11.74*)、4−メチルシクロヘキサノール(b
p.171℃、δ:11.74*)、1−オクタノール(bp.195℃、δ 10.28*)、2−オクタノール(bp:180℃、δ:10.14*)、2−エチル−1−ヘキサノール(bp:184℃、δ:10.14*)、ジオキサン(bp:101℃、δ:10
.0)、ブチルエーテル(bp:140℃、δ:7.78*)、フェニルエーテル(bp
:187℃、δ:12.16)、イソペンチルエーテル(bp:173℃、δ:7.63*)、1,2−ジメトキシエタン(bp:85.2、δ:7.63 *)、ジエトキシエタ
ン(bp:102℃、δ:7.63*)、ビス(2−メトキシエチル)エーテル(bp:
160℃、δ:8.10*)、ビス(2−エトキシエチル)エーテル(bp:189℃、
δ:8.19*)、シネオール(bp:176℃、δ:8.97*)、ベンジルエチルエーテル(bp:185℃、δ:9.20*)、アニソール(bp:154℃、δ:9.38*)、フェネトール(bp:170℃、δ:9.27*)、アセタール(bp:104℃、
δ:7.65*)、メチルエチルケトン(bp:79.6、δ:9.27)、2−ペンタ
ノン(bp:102℃、δ:8.30*)、3−ペンタノン(bp:102℃、δ:8.
30*)、シクロペンタノン(bp:131℃、δ:12.81*)、シクロヘキサノン(bp:156℃、δ:9.88)、2−ヘキサノン(bp:128℃、δ:8.84*)
、4−メチル−2−ペンタノン(bp:117℃、δ:8.68*)、2−ヘプタノン(
bp:151℃、δ:8.84*)、2,4−ジメチル−3−ペンタノン(bp:125℃、δ:8.49)、2−オクタノン(bp:173℃、δ:8.81*)、γーブチロラ
クトン(bp:204、δ:12.78)、酢酸−n−ブチル(bp:126℃、δ:8.46)、酢酸イソブチル(bp:126℃、δ:8.42)、酢酸sec-ブチル(bp:112℃、δ:8.51*)、酢酸ペンチル(bp:150℃、δ:8.69*)、酢酸イソペンチル(bp:142℃、δ:8.52*)、3−メトキシブチルアセタート(bp
:173℃、δ:8.52*)、酪酸メチル(bp:102℃、δ:8.72*)、酪酸エチル(bp:121℃、δ:8.70*)、乳酸メチル(bp:145℃、δ:12.4
2*)、乳酸エチル(bp:155℃、δ:10.57)、乳酸ブチル(bp:185℃
、δ:11.26*)、2−メトキシエタノール(bp:125℃、δ:11.98*)、2−エトキシエタノール(bp:136℃、δ:11.47*)、2−(メトキシメトキ
シ)エタノール(bp:168℃、δ:11.60*)、2−イソプロポキシエタノール
(bp:142℃、δ:10.92*)、1−メトキシ−2−プロパノール(bp:12
0℃、δ:11.27*)、1−エトキシ−2−プロパノール(bp:132℃、δ:1
0.92*)、ジメチルスルホキシド(bp:189℃、δ:12.93)、N−メチル
ホルムアミド(bp:185℃、δ:12.93)、N,N−ジメチルホルムアミド(bp:153℃、δ:12.14)、N,N−ジエチルホルムアミド(bp:178℃、δ:10.07*)、N,N−ジメチルアセトアミド(bp:166℃、δ:11.12)
、N−メチル−2−ピロリドン(bp:202℃、δ:11.17 )、テトラメチル尿
素(bp:177.5℃、δ:10.6)などが挙げられる。
上記アニオン界面活性剤としては、たとえば、オレイン酸・N−メチルタウリン、オレイン酸カリウム・ジエタノールアミン塩、アルキルエーテルサルフェート・トリエタノールアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート・トリエタノールアミン塩、特殊変成ポリエーテルエステル酸のアミン塩、高級脂肪酸誘導体のアミン塩、特殊変成ポリエステル酸のアミン塩、高分子量ポリエーテルエステル酸のアミン塩、特殊変成燐酸エステルのアミン塩、高分子量ポリエステル酸アミドアミン塩、特殊脂肪酸誘導体のアミドアミン塩、高級脂肪酸のアルキルアミン塩、高分子量ポリカルボン酸のアミドアミン塩、ラウリン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウムラウリル硫酸エステルナトリウム塩、セチル硫酸エステルナトリウム塩、ステアリル硫酸エステルナトリウム塩、オレイル硫酸エステルナトリウム塩、ラウリルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、油溶性アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級アルコールリン酸モノエステルジナトリウム塩、高級アルコールリン酸ジエステルジナトリウム塩、ジアルキルジチオリン酸亜鉛などが挙げられる。
,1,3,3−テトラメチルブチルフェノキシ)エトキシ]エチル}アンモニウムクロラ
イド、オクタデシルアミン酢酸塩、テトラデシルアミン酢酸塩、オクタデシルトリメチルアンモニウムクロライド、牛脂トリメチルアンモニウムクロライド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ヤシトリメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ヤシジメチルベンジルアンモニウムクロライド、テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イド、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジオレイルジメチルアンモニウムクロライド、1−ヒドロキシエチル−2−牛脂イミダゾリン4級塩、2−ヘプタ
デセニル−ヒドロキシエチルイミダゾリン、ステアラミドエチルジエチルアミン酢酸塩、ステアラミドエチルジエチルアミン塩酸塩、トリエタノールアミンモノステアレートギ酸塩、アルキルピリジウム塩、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、ポリアクリルアミドアミン塩、変成ポリアクリルアミドアミン塩、パーフルオロアルキル第4級アンモニウムヨウ化物などが挙げられる。
チルアミノ]−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、N−[3−(パーフルオロオクタンスルホンアミド)プロピル]−N,N−ジメチル−N−カルボキシメチレンアンモニウムベ
タインなどが挙げられる。
くは0.1〜2.0mg/cm2の範囲で触媒層中に存在することが望ましい。この範囲
にあれば充分に高い触媒活性が発揮され、また、効率的にプロトンを取り出すことができる。
膜−電極接合体を構成する高分子電解質膜は、プロトン交換基を有するポリマーからなることが好ましい。プロトン交換基としては、たとえば、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基などを挙げることができる。また、このようなプロトン交換基を有するポリマーは特に限定されず、公知のポリマーを用いることができ、たとえば、フルオロアルキルエーテル側鎖とフルオロアルキル主鎖とから構成されるプロトン交換基含有ポリマーや、スルホン酸基を有するポリアリーレンなどが好ましく用いられる。中でも、耐熱性が良好な観点から、スルホン酸基を有するポリアリーレン、特に上記式(C)で表されるスルホン化ポリアリーレンが好ましい。
膜−電極接合体を構成するガス拡散層としては、特に限定されず、燃料電池に一般的に用いられる電極基材、例えば、導電性物質を主たる構成材とする多孔質導電シートなどを用いることができる。
〔接着剤層〕
本発明の膜−電極接合体の製造方法において、少なくとも一方の触媒層とガス拡散層とを接合する際に、該触媒層とガス拡散層との間に介在させる接着剤層は、プロトン酸基含有芳香族系ポリマーを含有することが好ましく、特に触媒層に含有されているプロトン酸基含有芳香族系ポリマーと同一のものを含有していることが好ましい。このような接着剤層を接合界面に介在させて接合することにより、上記ガス拡散層と触媒層との接合強度を向上させることができる。
バルカンP」、「ブラックパールズ880」、「ブラックパールズ1100」、「ブラックパールズ1300」、「ブラックパールズ2000」、「リーガル400」、ライオン社製「ケッチェンブラックEC」、三菱化学社製「#3150」、「#3250」などが挙げられる。また、上記アセチレンブラックとしては電気化学工業社製「デンカブラック」などが挙げられる。
本発明における接着剤層を、ガス拡散層と触媒層との接合界面に介在させる方法としては特に限定はされないが、例えば、以下のような方法が挙げられる。
(1)ガス拡散層の触媒層と接する面または触媒層のガス拡散層と接する面に、導電性フィラーとプロトン酸基含有芳香族系ポリマーと有機溶剤とを含む接着剤組成物を塗布または噴霧し、加熱乾燥により有機溶剤を除去して接着剤層を形成する方法。
(2)前記接着剤層組成物を転写基材に塗布し、加熱乾燥により有機溶剤を除去して転写基材上に接着剤層を形成後、ホットプレスなどの熱転写法により転写基材上の接着剤層を、ガス拡散層の触媒層と接する面または触媒層のガス拡散層と接する面に転写する方法。
−および−CONR−(Rは水素原子または炭化水素基)からなる群より選ばれる基を少なくとも1種以上有することが好ましい。
上記接着剤組成物の塗布方法としては、従来公知の方法を用いることができ、たとえば、刷毛塗り、筆塗り、バーコーター塗布、ナイフコーター塗布、ドクターブレード法、スクリーン印刷、スプレー塗布などが挙げられる。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、イオン交換容量および分子量の測定、ならびに、燃料電池の作成および性能の評価は以下のようにして行った。
得られたスルホン酸基を有する重合体の水洗水が中性になるまで充分に洗浄して、フリーに残存している酸を除去した。乾燥後、所定量を秤量し、THF/水の混合溶剤に溶解したフェノールフタレインを指示薬とし、NaOHの標準液を用いて滴定を行い、中和点からイオン交換容量を求めた。
スルホン酸基を有しないポリアリーレンの分子量は、溶剤としてテトラヒドロフラン(THF)を用い、GPCによってポリスチレン換算の分子量を求めた。スルホン酸基を有
するポリアリーレンの分子量は、臭化リチウムおよび燐酸を添加したN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を溶離液として用い、GPCによってポリスチレン換算の分子量を求めた。
下記実施例および比較例で作製した膜−電極接合体を2枚のチタン製の集電体で挟み、さらにその外側にヒーターを配置し、有効面積25cm2の燃料電池を組み立てた。
荷したときのセル電圧の初期値、100時間(100h)後および500時間(500h)後の値を測定した。
<合成例1>
2,5−ジクロロ−4’−(4−フェノキシフェノキシ)ベンゾフェノン131.86g(303mmol)、4,4’−ビス(4−クロロベンゾイル)ジフェニルエーテル84.99g(190mmol)、ヨウ化ナトリウム7.4g(49mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロライド7.4g(11mmol)、トリフェニルホスフィン29.8g(113mmol)、亜鉛49.4g(760mmol)を、冷却管および三方コックを取り付けた三口フラスコに入れ、70℃のオイルバスにつけた。窒素置換後、窒素雰囲気下でN−メチル−2−ピロリドン1,000mLを加え、重合反応を開始した。20時間反応後、反応溶液をN−メチル−2−ピロリドン500mLで希釈し、これを大過剰の塩酸/メタノール溶液(1/10)に注いでポリマーを析出させた。洗浄およびろ過を繰り返して精製し、真空乾燥後、白色の粉末を得た。収量は174.4g、収率は93%であった。また、重量平均分子量は127,000であった。
(1)疎水性ユニット(I)の合成
攪拌機、温度計、Dean-stark管、窒素導入管および冷却管を取りつけた1Lの三口フラスコに、2,6−ジクロロベンゾニトリル48.8g(284mmol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン89.5g(266mmol)および炭酸カリウム47.8g(346mmol)をはかりとった。フラスコ内を窒素置換した後、スルホラン346mLおよびトルエン173mLを加えて攪拌し、オイルバスを用いて反応液を150℃で加熱還流させた。反応によって生成した水はDean-stark管にトラップした。3時間後、水の生成がほとんど認められなくなったところで、トルエンをDean-stark管から系外に除去した。徐々に反応温度を200℃に上げ、3時間攪拌を続けた後、2,6−ジクロロベンゾニトリル9.2g(53mmol)を加え、さらに5時間反応させた。反応液を放冷後、トルエン100mLを加えて希釈した。反応液に不溶の無機塩を濾過し、濾液をメタノール2Lに注いで生成物を沈殿させた。沈殿した生成物を濾過して乾燥後、テトラヒドロフラン250mLに溶解し、これをメタノール2Lに注いで再沈殿させた。沈殿物を濾過して乾燥することにより、白色粉末
の目的物109gを得た。得られた化合物は、GPCによる数平均分子量(Mn)が9,500であった。得られた化合物は下記式(I)で表されるオリゴマーであることを確認した。
攪拌機、温度計および窒素導入管を取りつけた1Lの三口フラスコに、3−(2,5−ジクロロベンゾイル)ベンゼンスルホン酸ネオペンチル135.2g(337mmol)、(1)で得られたMn9,500の疎水性ユニット48.7g(5.1mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド6.71g(10.3mmol)、ヨウ化ナトリウム1.54g(10.3mmol)、トリフェニルホスフィン35.9g(137mmol)および亜鉛53.7g(821mmol)をはかりとり、乾燥窒素置換した。ここにN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)430mLを加え、反応温度を80℃に保持しながら3時間攪拌を続けた後、DMAc730mLを加えて希釈し、不溶物を濾過した。
(1)疎水性ユニット(III)の合成
撹拌羽根、温度計および窒素導入管を取り付けた500mLの3口フラスコに、1,3−ビス(4−クロロベンゾイル)ベンゼン17.8g(50.0mmol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン15.1g(45.0mmol)、炭酸カリウム8.1g(58.5mol)、スルホラン117gおよびトルエン40gを入れ、窒素雰囲気下、130℃で撹拌した。トルエンとの共沸により水分を取り除いた後、トルエンを系外に取り除き、195℃で7時間撹拌した。反応溶液を100℃まで冷やしてから、1,3−ビス(4−クロロベンゾイル)ベンゼン5.34g(15.0mmol)を加え、再度195℃で3時間撹拌した。トルエンにより希釈し、セライト濾過に
より固形分を取り除いた。濾液をメタノール/濃塩酸溶液(メタノール2.0L/濃塩酸0.2L)に注いで反応物を凝固させた。吸引濾過により固体を濾過し、得られた固体をメタノールで洗浄した後、風乾した。これをテトラハイドロフランに再溶解し、メタノール3.0Lに注いで反応物を凝固させた。吸引濾過により固体を濾過し、得られた固体を風乾して、さらに真空乾燥することにより目的の疎水性ユニット22.1gを得た(収率75%)。GPC(ポリスチレン換算)で求めた生成物の数平均分子量は8,000、重量平均分子量は14,000であった。得られた化合物は下記式(III)で表わされるオ
リゴマーであることを確認した。
撹拌羽根、温度計および窒素導入管を取り付けた500mLの3口フラスコに、3−(2,5−ジクロロベンゾイル)ベンゼンスルホン酸ネオペンチル31.6g(78.7mmol)、(1)で得られた疎水性ユニット14.1g(1.76mmol)、トリフェニルホスフィン8.39g(32.0mmol)、亜鉛12.6g(192mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケルジクロリド2.09g(3.2mmol)およびよう化ナトリウム0.36g(2.4mmol)をはかりとった。40℃に加熱したオイルバスにフラスコをつけ、2時間真空乾燥した。内部を数回乾燥窒素置換した後、脱水したジメチルアセトアミド100mLを加え、重合を開始した。反応温度が90℃を超えないように制御しながら、3時間重合を続けた。反応終了後、ジメチルアセトアミドを360g加え希釈し、セライト濾過により不溶分を取り除き、固形分含量が12%となるように濃縮した。
膜−電極接合体を作製するにあたり、まずは、以下の方法で触媒層を両面に備えた高分子電解質膜を作製した。
ルホン化ポリアリーレン(II)の15%N−メチル−2−ピロリドン溶液3.23gおよびN−メチル−2−ピロリドン12.47gの混合物をウエーブローターで10分間攪
拌した後、分散剤(楠本化成株式会社製「DA234」)0.028gを加え、さらにウエーブローターで30分間攪拌し、スルホン化ポリアリーレン(II)を含有した触媒ペースト組成物を得た。
面に備えた高分子電解質膜を1枚得た。
50mlのガラス瓶に直径10mmのジルコニアボール(株式会社ニッカトー製「YTZボール」)25gを入れ、ライオン社製「ケッチェンブラックEC」1.51g、蒸留水0.88g、合成例3で得られたスルホン化ポリアリーレン(IV)の15%N−メチル−2−ピロリドン溶液3.23gおよびN−メチル−2−ピロリドン12.47gの混合物をウエーブローターで10分間攪拌した後、分散剤(楠本化成株式会社製「DA234
」)0.028gを加え、さらにウエーブローターで30分間攪拌し、スルホン化ポリアリーレン(IV)を含有した接着剤組成物を得た。
して、膜−電極接合体を作製した。発電評価の結果を表1に示す。
接着剤組成物中のスルホン化ポリアリーレンとして、合成例3で得られたスルホン化ポリアリーレン(IV)の代わりに、触媒層中のスルホン化ポリアリーレンと同じ合成例2で得られたスルホン化ポリアリーレン(II)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして膜−電極接合体を作製した。発電評価の結果を表1に示す。
ガス拡散層に接着剤層を形成しないものを用いた以外は、実施例1と同様にして膜−電極接合体を作製した。ガス拡散層の剥離が観察された。発電評価の結果を表1に示す。
Claims (3)
- 固体高分子電解質膜の両面に、プロトン酸基含有芳香族系ポリマーと、金属触媒が担持されたカーボン粒子とを含有する触媒層を有し、該触媒層上にガス拡散層を有する膜−電極接合体の製造方法であって、
少なくとも一方の触媒層とガス拡散層とを、プロトン酸基含有芳香族系ポリマーおよび導電性フィラーを含有する接着剤層を介在させて接合する工程を含み、
前記接着剤層に含まれるプロトン酸基含有芳香族系ポリマーが、前記触媒層に含まれるプロトン酸基含有芳香族系ポリマーと同一であり、
前記触媒層および接着剤層に含まれるプロトン酸基含有芳香族系ポリマーが、イオン伝導成分を有するポリマーセグメント(A)と、イオン伝導成分を有さないポリマーセグメント(B)とが共有結合しているブロック共重合体である
ことを特徴とする膜−電極接合体の製造方法。 - 前記触媒層に含まれるプロトン酸基含有芳香族系ポリマーが、下記一般式(A)で表される構成単位と、下記一般式(B)で表される構成単位とを有するスルホン化ポリアリーレンであることを特徴とする請求項1に記載の膜−電極接合体の製造方法。
Zは、独立に直接結合、−(CH2)j−(jは1〜10の整数を示す。)、−C(CH3)2−、−O−または−S−を示し、
Arは、−SO3H、−O(CH2)pSO3Hまたは−O(CF2)pSO3H(pは1〜12の整数を示す。)で表される置換基を有する芳香族基を示し、
mは0〜10の整数を示し、nは0〜10の整数を示し、kは1〜4の整数を示す。]
Bは独立に酸素原子または硫黄原子を示し、
R1〜R16は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、アルキル基、一部もしくは全部がハロゲン化されたハロゲン化アルキル基、アリル基、アリール基、ニトロ基またはニトリル基を示し、
sおよびtは、それぞれ0〜4の整数を示し、rは0または1以上の整数を示す。] - 前記接着剤層が、前記プロトン酸基含有芳香族系ポリマーと導電性フィラーとを、5/95〜60/40の質量比(ポリマー/フィラー)で含有することを特徴とする請求項1または2に記載の膜−電極接合体の製造方法。
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