JP4868229B2 - 撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液、その塗工層を有する撥水紙及びその製造方法 - Google Patents
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板紙の表面特性は、填料や微細繊維の含有量が多い古紙の配合率が高くなるに従って変化し、この種の板紙に撥水剤を塗工しても、それだけでは十分な撥水効果が得られなくなって来ている。ちなみに、段ボールの製造において、撥水剤を塗工した板紙(ライナー)に中芯原紙を貼合する際、コルゲーターの熱により撥水剤が溶融し、これがパルプ繊維間の空隙に浸透する事により撥水度が低下する現象を一般的に「撥水剤の沈み」と呼ぶが、古紙の配合量の多い板紙では撥水剤の沈みが起こりやすく、これが起こると十分な撥水効果が得られないのが通例である。
この撥水剤の沈みは、現在汎用されているアニオン系内添サイズ剤やアニオン系紙力剤、さらにはポリビニルアルコール等の使用量を増加させても抑制することができない。
さらに、塗工紙に耐水性を付与し、インキ受理性を向上させる上で有効な塗工液の製造方法として、ポリアルキレンポリアミン及び/又はポリアルキレンポリ尿素と二塩基性カルボン酸とを脱水素縮合させて第1反応生成物を得、この第1反応生成物と尿素との間で脱アンモニア反応を生起させて第2反応生成物を得、次いで第2反応生成物を例えばエピハロヒドリンと反応させて第3反応生成物を得た後、第3反応生成物を例えばホルムアルデヒドと反応させる処方が提案されている(特許文献3参照)。
(A)スチレン系モノマーとアミノ基を有するビニル系モノマーを必須モノマー成分として合成されるカチオン性共重合体(以下、(A)成分という)ならびに
(B)酸成分としてモノカルボン酸を反応させて得られる化合物であって、ポリアミンとモノカルボン酸から得られるポリアミド(ただし、(ポリアミド中に存在するポリアミンの2級アミノ基とモノカルボン酸が反応することにより生じる3級アミド基の数)/(該ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.05〜1であるものに限る。)またはポリアミンとモノカルボン酸から得られるポリアミドのエピハロヒドリン変性物(ただし、(ポリアミドのエピハロヒドリン変性物中に存在するポリアミンの2級アミノ基とモノカルボン酸が反応することにより生じる3級アミド基の数)/(該ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.05〜0.9、(ポリアミドのエピハロヒドリン変性物中に存在するポリアミンの2級アミノ基とエピハロヒドリン又はグリシドールが反応することにより生じる3級アミノ基の数)/(ポリアミド中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.1〜0.95であるものに限る。)のいずれか少なくとも1種の化合物(以下、(B)成分という)を含有する撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液。;好ましくは、前記(A)成分及び(B)成分を(A):(B)=4:96〜99:1の固形分比率とした撥水剤用下塗り塗工液。;(B)成分のモノカルボン酸の炭素数が2〜36である前記撥水剤用下塗り塗工液、に関する。
また、本発明の第二のカテゴリーは、
前記の撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液を用いて得られる塗工層と撥水剤層とからなる撥水紙、に関する。
さらに、本発明の第三のカテゴリーは、
前記撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液を原紙に塗工、乾燥して形成した下塗り塗工層上に撥水剤を塗工し、乾燥する工程を含む下塗り塗工層と撥水剤層を併有する撥水紙の製造方法、に関する。
本発明の下塗り塗工液に用いる(A)成分は、スチレン系モノマーとアミノ基を有するビニル系モノマーを含有するモノマー成分を重合して得られるものであれば特に限定されず公知のものを使用することができる。
当該(A)成分は、たとえば、所望のモノマー比にあるスチレン系モノマーとアミノ基を有するビニルモノマーとを、所望によりこれらと共重合可能な他のビニルモノマーをこれに加えてラジカル重合触媒の存在下に、水中又は有機溶媒中60〜120℃で1〜10時間重合させてカチオン性共重合体を形成させる、次にカチオン性重合体を含有する反応混合物から所望により有機溶媒を留去させた後、必要によりこれにエピハロヒドリンなどのような4級化剤を添加して40℃〜80℃で1〜5時間反応させることによって、水又は有機溶媒に分散させた状態で得ることができる。
使用できる有機溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール系有機溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の油性有機溶媒が例示でき、低級アルコール系有機溶媒と水との混合溶媒も上記した反応の反応溶媒として使用できる。
スチレン系モノマー以外の疎水性モノマーとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシル(メタ)アクリレート等の炭素数1〜18のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート等の環状アルキル(メタ)アクリレート、マレイン酸、及びフマル酸のジアルキルジエステル類、酢酸ビニル及びプロピオン酸ビニル等のビニルエステル類、N−アルキル(メタ)アクリルアミド類、並びにメチルビニルエーテル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が任意モノマー成分として使用可能である。
前記4級化剤としては、塩化メチル、塩化エチル、塩化ベンジル、エピクロロヒドリン、グリシジルトリメチルアンモニウムクロライド及び3−クロル−2−ヒドロキシアンモニウムクロライド等の有機ハロゲン化物、並びにジメチル硫酸、及びジエチル硫酸等のジアルキル硫酸が何れも使用できる。
上述した合成例によって得られる本発明の(A)成分は、カチオン性共重合体の4級化物が水又は有機溶媒に分散した分散液の形態で取得される。
本発明に用いるポリアミドを構成するモノカルボン酸としては、公知のものを制限なく使用することができ、脂肪族モノカルボン酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、カプリル酸、カプリン酸、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ひまし油脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、大豆油脂肪酸、なたね油脂肪酸、トール油脂肪酸などが挙げられる。芳香族モノカルボン酸としては、例えば、安息香酸、トルイル酸、ナフタレンカルボン酸、キノリン酸などが挙げられる。
また、反応を容易に進行させるために、酸クロライド等のハロゲン化物としてもよい。これらは単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。さらに、汎用性と性能面(分子構造のバランスに伴う撥水効果の観点と、乳化物の安定性も良好であること)、特にアミド化に対する反応性、融点と沸点及び分解温度の点から炭素数が12以上22以下のモノカルボン酸が好ましい。
念のため付言すると(A)成分及び/又は(B)成分を撥水剤に配合すると凝集を起こすことが有るので(A)成分及び/又は(B)成分と撥水剤との混合は避けることが好ましい。また、後述するCobb吸水度に悪影響を及ぼさない限り、本発明の下塗り塗工液には、その液性を改変する目的で上記2成分以外の成分を添加することができる。
下塗り塗工液の塗工量は、固形分換算で0.01〜0.5g/m2の範囲で選ばれる。塗工量が0.01g/m2未満である場合は本発明が企図している下塗り効果を十分発現させることができないことがある。下塗り塗工層の乾燥にはオンマシン、オフマシンを問わず、ドラムドライヤー、温風乾燥機、赤外線乾燥機等が使用できる。
本発明の効果により、古紙パルプ配合量の増加によって表面性が変化して起こる撥水剤の沈みが殆どない。本発明の撥水紙は、クラフト紙、純白ロール紙等の包装用紙、マニラボール、白ボール、チップボール等の紙器用板紙、ライナー等の板紙が挙げられるが、特に古紙の含有量の50重量%以上、とりわけ80重量%以上を含有しているライナーを対象にした場合に効果が大きい。
濃度3.0%パルプスラリー(段ボール古紙 100%、フリーネス300mlCSF、紙中灰分11.0%)に硫酸アルミニウムを絶乾パルプに対して1.0%、ロジンエマルションサイズ剤(商品名:サイズパインN815、荒川化学工業(株)製)を絶乾パルプに対して0.2%添加し、白水にて1.0%スラリーに希釈し、次いで乾燥紙力増強剤(商品名:ポリストロンF6、荒川化学工業(株)製)を絶乾パルプに対して0.2%添加した。この時のパルプスラリーのpHは6.8であった。タッピ・シートマシンにて脱水し、5kg/cm2
で2分間プレスした。次いで回転型乾燥機で105℃において4分間乾燥し、23℃、55%R.H.の条件下に24時間調湿することで、坪量150g/m2、2分コブ吸水度72g/m2の紙を得た。
製造例1 (A)成分の製造方法
攪拌機、冷却管、窒素導入管及び温度計を備えたフラスコにイソプロピルアルコール 53部、スチレン 117.5部、N,N−ジメチルアミノエチルメタアクリレート 40部、ジメチル−2,2−アゾビスイソブチレート 2.8部を混合したモノマー混合液を、窒素気流下に攪拌しながら、80℃まで昇温し3時間保温した。更にパーブチルO(日本油脂株式会社製)を 1.6部仕込んで80℃で4時間保温した。ついで、イオン交換水490部、および酢酸 12.4部を仕込み中和した。更に55℃でエピクロロヒドリン 19.4部を仕込み、3時間保温した。共重合体の固形分濃度が20重量%になるように調整し、これをカチオン性共重合体(A)とした。
攪拌機、脱水管、冷却管、温度計及び窒素ガス導入管を備えた反応容器にステアリン酸とパルミチン酸の混合物(ステアリン酸/パルミチン酸=65/35(重量比))601.2gを仕込み、加熱溶融したのちテトラエチレンペンタミン207.2gを加えた。窒素雰囲気下で180℃まで昇温した後、反応により生成する水を系外に除去しながら180℃から200℃で3時間保持し、反応生成水が39.4gに達したところで加熱を停止、冷却してアミド樹脂(1)を得た。続いてこのアミド樹脂(1)にデカン酸188.5gを加え、再び反応により生成する水を系外に除去しながら180℃から200℃で3時間反応を行い、(アミド樹脂中に存在するポリアミンの2級アミノ基とモノカルボン酸が反応することにより生じる3級アミド基の数)/(ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.33であるアミド樹脂(2)を得た。このアミド樹脂(2)を80℃に冷却後、樹脂分100重量部に対して15〜30重量部のイソプロピルアルコールを加え、更に80℃に加熱したイオン交換水1002gとノニオン性界面活性剤(商品名:エパン720、第一工業製薬(株)製)16.0gを加えて攪拌した。懸濁状態となった反応液にカチオン化剤としてエピクロロヒドリン202.5gを投入し、この懸濁液を80℃〜85℃で約2〜4時間保温した後、室温まで冷却して、(アミド−エピハロヒドリン樹脂中に存在するポリアミンの2級アミノ基とエピハロヒドリンが反応することにより生じる3級アミノ基の数)/(ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.67である、固形分濃度20重量%のポリアミドのエピハロヒドリン変性物の水性分散液((B)−1)を得た。
攪拌機、脱水管、冷却管、温度計及び窒素ガス導入管を備えた反応容器にステアリン酸657.1gを仕込み、加熱溶融したのちトリエチレンテトラミン168.9gを加えた。窒素雰囲気下で180℃まで昇温した後、反応により生成する水を系外に除去しながら180℃から200℃で3時間保持し、反応生成水が41.6gに達したところで加熱を停止、冷却してアミド樹脂(3)を得た。続いてこのアミド樹脂(3)にパルミチン酸14.8gを加え、再び反応により生成する水を系外に除去しながら180℃から200℃で3時間反応を行い、(アミド樹脂中に存在するポリアミンの2級アミノ基とモノカルボン酸が反応することにより生じる3級アミド基の数)/(ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.025であるアミド樹脂(4)を得た。このアミド樹脂(4)を80℃に冷却後、樹脂分100重量部に対して15〜30重量部のイソプロピルアルコールを加え、80℃で加熱溶融させたものに、更に80℃に加熱したイオン交換水836gを加えて攪拌し懸濁させた。懸濁状態となった反応液にカチオン化剤としてエピクロロヒドリン166.7gを投入し、この懸濁液を80℃〜85℃で約2〜4時間保温した後、高圧乳化機を用いて、(アミド−エピハロヒドリン樹脂中に存在するポリアミンの2級アミノ基とエピハロヒドリンが反応することにより生じる3級アミノ基の数)/(ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.67である固形分濃度20重量%のアミド−エピハロヒドリン樹脂の水性分散液((B)−2)を得た。
(A)成分、(B)成分および(C)成分(本発明では使用しない他の成分)としてそれぞれ以下のものを使用し、それらを表1に示す割合で混合し、下塗り塗工液を調製した。なお、混合割合は、固形分の重量比(重量%)である。
(A)成分:製造例1によって得られたスチレン系モノマーとアミノ基を有するビニル系モノマーを必須モノマー成分として合成されるカチオン性共重合体
(B)成分:以下の(B)−1〜(B)−3の3種を使用した。
(B)−1:製造例2によって得られたポリアミドのエピハロヒドリン変性物の水性分散液
(B)−2:製造例3によって得られたポリアミドのエピハロヒドリン変性物の水性分散液
(B)−3:モノカルボン酸を用いて反応して得られたアルキルケテンダイマー(商品名サイズパインK931、荒川化学工業(株)社製)
(C)成分:酸成分としてジカルボン酸を反応させて得られたポリアミドポリアミン−エピハロヒドリン変性物(商品名「アラフィックス255」、荒川化学工業(株)製)
原紙に下塗り塗工液A〜Hそれぞれを、No.8バーコーターにて表1に記載の塗工量で塗工した後、循風乾燥機にて105℃、1分間、及び回転型乾燥機にて120℃、30秒間乾燥を行った。得られた塗工紙を23℃、55%R.H.の条件下に24時間調湿後、JIS P8140によりコブ吸水度、JIS P8147の傾斜方法により滑り角を測定した。測定結果を表2に記載した。
次に、上記で塗工した紙に、撥水剤(商品名:サイズパインW116H、荒川化学工業(株)製)を塗工量が0.15g/m2及び0.3g/m2及び0.45g/m2になるようにNo.8バーコーターで塗工し、循風乾燥機にて105℃、1分間、及び回転型乾燥機にて120℃、30秒間乾燥を行い、撥水紙を得た。
得られた各撥水紙の裏面に、水をNo.10バーコーターで塗工し、回転型乾燥機にて120℃、2分間乾燥を行い、23℃、55%R.H.の条件下に24時間調湿後、撥水度を測定した。結果を表2に示す。撥水度の測定は、JAPAN Tappi No.68に準じて行った。
Claims (5)
- (A)スチレン系モノマーとアミノ基を有するビニル系モノマーを必須モノマー成分として合成されるカチオン性共重合体ならびに、
(B)酸成分としてモノカルボン酸を反応させて得られる化合物であって、2級アミノ基を有するポリアミンとモノカルボン酸から得られるポリアミド(ただし、(ポリアミド中に存在するポリアミンの2級アミノ基とモノカルボン酸が反応することにより生じる3級アミド基の数)/(該ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.05〜1であるものに限る。)または2級アミノ基を有するポリアミンとモノカルボン酸から得られるポリアミドのエピハロヒドリン変性物(ただし、(ポリアミドのエピハロヒドリン変性物中に存在するポリアミンの2級アミノ基とモノカルボン酸が反応することにより生じる3級アミド基の数)/(該ポリアミン中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.05〜0.9、(ポリアミドのエピハロヒドリン変性物中に存在するポリアミンの2級アミノ基とエピハロヒドリン又はグリシドールが反応することにより生じる3級アミノ基の数)/(ポリアミド中に存在する2級アミノ基の数)の比が0.1〜0.95であるものに限る。)のいずれか少なくとも1種の化合物
を含有する撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液。 - (A)成分および(B)成分を(A):(B)=4:96〜99:1の固形分比率で含有する請求項1記載の撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液。
- (B)のモノカルボン酸の炭素数が2〜36である請求項1又は2に記載の撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液を用いて得られる塗工層と撥水剤層とからなる撥水紙。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の撥水紙における撥水剤層用下塗り塗工液を原紙に塗工、乾燥して形成した下塗り塗工層上に撥水剤を塗工、乾燥する工程を含む下塗り塗工層と撥水剤層を併有する撥水紙の製造方法。
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