JP4856927B2 - リュックサック - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に示すように、リュックサック状の非常持出袋に防災グッズを予め入れておき、玄関や居間などに安置しておくことが行われている。
しかしながら、罹災時には雨を避けたり暖を取るため、フード付の雨合羽やコートの方がありがたい存在となる。
もちろん、コートを別個にリュックサック内に収納しておくこともできるが、比較的嵩張るためその分他の防災グッズのスペースを奪うことになるし、つい日常の利用に供してしまい、いざというときに入っていなかったという事態も予想される。
このリックサックの場合、収納部本体とフード付コートとが一体化されているため、非常持出袋にフード付コートを入れ忘れるということが起こり得ず、災害時等において確実に利用者の身体を風雨から保護することが可能となる。
しかも、フード部には緩衝材が配置されているため、落下物や倒壊物から利用者の頭部を保護することが可能となる。
また、利用者は収納部本体を背負った上からコートを着用することが可能となり、収納部本体をコートによって保護することが可能となる。
さらに、コート収納袋が利用者の首筋付近に配置されることとなり、落下物等から首筋を保護することが可能となる。
上記収納部本体及びフード付コートは、耐熱性及び防水性を備えた素材より構成されることが望ましい。
この結果、落下物等から利用者の首筋をより効果的に保護することが可能となる。
この結果、必要に応じてフード付コートと収納部本体とを分離することができ、コートを着用した上から収納部本体を背負うことも可能となる。
このように、リュックサックの蓋にフード付コートを収納させることにより、リュックサック全体のスペース効率を高めることが可能となり、フード付コートを一体化させたことによる嵩張りを低減することができる。
このように、コート収納袋を覆う外カバーを設けることによってリュックサック全体の形状が安定し、また収納物を雨や炎から保護することが可能となる。
しかも、着用時にはこの外カバーがフード部の内側に固定される結果、利用者の首筋に対する保護効果を高めることが可能となる。
この結果、落下物等から利用者の首筋をより効果的に保護することが可能となる。
このように、比較的長尺(例えば1〜3m)のショルダー紐を結束手段によって長さ調節するように構成した結果、必要に応じて取り外し、ロープ等として利用することが可能となる。
上記の「着脱部材」としては、例えば一対の凸部と凹部を係合させるワンタッチ着脱バックルや、一対のカラビナと係合用リングとの組合せが該当する。
この結果、必要に応じてさらに長尺のロープ等として利用することが可能となる。
このように、比較的長尺(例えば1〜3m)のベルト紐を結束手段によって調節するように構成した結果、必要に応じて取り外し、ロープ等として利用することが可能となる。
また、収納部本体11の両側面にはペットボトル等を収納するためのポケット17が設けられており、正面には小物を収納するためのポケット18が設けられている。
図示は省略したが、各ポケット17,18と収納部本体11との縫合箇所には、防水テープが上から貼着されており、縫い目から内部に水が浸入することを防止している。
このコート収納袋12の下端部は収納部本体11の背面上部に縫合されており、このコート収納袋12自体が開口部15の内蓋の役目を果たす。すなわち、このコート収納袋12を開口部15側に倒し、その内面に装着された面ファスナ20を収納部本体11の表面に装着された対の面ファスナ21に貼り付けることにより、収納部本体11の開口部15はコート収納袋12によって閉塞される。
このフード付コート30は、利用者の頭部を覆うフード部31と、身体を覆うコート部32を備えており、コート部32は一対の袖部33を備えている。各袖部33の先端には調節片34が取り付けられており、その裏側の面ファスナ35を袖口の表面に配置された面ファスナ36に貼り付けることにより、袖口の太さを調節できるようになっている。
フード部31には、透明素材よりなる庇部37が設けられている。
また、このフード部31の表地と裏地との間には、衝撃吸収性に優れた物質よりなる緩衝材38が収納されている。この緩衝材38は、例えば厚さ2〜数mmのゴムシートと、厚さ2〜数mmのスポンジシートを接合させた二層構造を備え、利用者の頭部側に柔らかいスポンジシートが向くように配置される。
そして、外カバー13の面ファスナ22をフード部31の内側に設けられた面ファスナ(図示省略)に貼り付けることにより、外カバー13の先端部はフード部31の内側に固定される。
例えば、パラ系アラミド繊維やアルミ繊維の表面に撥水加工や防水加工、あるいは透湿防水加工を施した生地が該当する。
図3は、このウエストベルト42を示す平面図であり、ベルト紐43の両端にはワンタッチ式の着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凸部(雄部)44が取り付けられている。
また、ベルト紐43の途中には、長方形状の結束片45が縫合されている。この結束片45の両面における反対側の端部には、固着用の面ファスナ46,47が取り付けられている。
ベルト紐43自体は約3mの長さを備えており、これを途中で折り畳み、この折り畳み部分を結束片45で巻いて面ファスナ46,47を貼り付けることにより、利用者の腰回りに合った長さに調節される。
このベルト紐43は、両端の凸部44を収納部本体11の背面下部に設けられた着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凹部48に装着させることにより、収納部本体11に対し着脱自在に取り付けられる。
また、接続片40のホック41を外してフード付コート30と収納部本体11を分離すれば、フード付コート30を着用した上に収納部本体11を背負うことも可能となる。
また、首筋の部分にはコート収納袋12及び外カバー13が配置されることとなるため、首筋に対する防護効果も期待できる。コート収納袋12及び外カバー13の一方あるいは両方の内部(表地と裏地の間)に、上記と同様の緩衝材を封入しておくことにより、首筋に対する防護効果をより高めることができる。
これらの緩衝材を配置することにより、保温効果の向上も期待できる。
また、このベルト紐43を止血性に優れた素材によって構成しておけば、出血時の止血帯として利用することも可能となる。
また、各ショルダー紐14の途中には、長方形状の結束片52が縫合されている。この結束片52の両面における反対側の端部には、固着用の面ファスナ53,54が取り付けられている。
ショルダー紐14自体は約3mの長さを備えており、これを途中で折り畳み、この折り畳み部分を結束片52で巻いて面ファスナ53,54を貼り付けることにより、利用者の背負いやすい長さに調節される。
このため、避難生活中にロープが必要となった場合には、収納部本体11から片方のショルダー紐14を取り外し、結束片52を開くことにより、最大3mの長さを備えたロープとして利用することが可能となる。
この際、残されたショルダー紐14の凸部50を外し、収納部本体11の背面上部に設けられた他方の凹部55に装着させることにより、1本のショルダー紐14によって収納部本体11を斜め掛けに背負うことができる。
もちろん、必要に応じて2本のショルダー紐14を取り外し、一方の凸部50を他方の凹部51に連結させることにより、6mのロープを実現することもできる。
さらには、複数人のショルダー紐14の凸部50と凹部51を連結させることにより、より長いロープを実現することも可能である。
11 収納部本体
12 コート収納袋
13 外カバー
14 ショルダー紐
15 開口部
16 巾着紐
17 ポケット
18 ポケット
19 ファスナ
20 面ファスナ
21 面ファスナ
22 面ファスナ
23 面ファスナ
30 フード付コート
31 フード部
32 コート部
33 袖部
34 調節片
35 面ファスナ
36 面ファスナ
37 庇部
38 緩衝材
40 接続片
41 ホック
42 ウエストベルト
43 ベルト紐
44 着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凸部
45 結束片
46 面ファスナ
47 面ファスナ
48 着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凹部
49 固定紐
50 着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凸部
51 着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凹部
52 結束片
53 面ファスナ
54 面ファスナ
55 着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凹部
56 着脱部材(ワンタッチ着脱バックル)の凸部
Claims (9)
- 物品を収納するための収納部本体と、
この収納部本体に接続されたショルダー紐と、
フード付コートと、
このフード付コートを収納するためのコート収納袋とを備え、
上記フード付コートのフード部には、利用者の頭部を保護するための緩衝材が取り付けられており、
また上記フード付コートの一部が、上記収納部本体に対し直接または他の部材を介して係合されており、
さらに、上記コート収納袋の一端が上記収納部本体と接続されると共に、他端が上記フード付コートの内側におけるフード部とコート部との境界近傍に接続されていることを特徴とするリュックサック。 - 上記コート収納袋には、利用者の首筋を保護するための緩衝材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のリュックサック。
- 上記コート収納袋の他端が、上記フード付コートの内側におけるフード部とコート部との境界近傍に対して着脱自在に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載のリュックサック。
- 上記コート収納袋が、上記収納部本体の開口部を閉塞する蓋としての機能を兼務することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のリュックサック。
- 上記の蓋として機能するコート収納袋を覆う外カバーが、上記の収納部本体に接続されており、
上記フード付コート着用時にこの外カバーをフード部の内側に固定するための固定手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のリュックサック。 - 上記外カバーには、利用者の首筋を保護するための緩衝材が取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のリュックサック。
- 上記ショルダー紐が、着脱部材を介して上記収納部本体に着脱自在に係合されており、
比較的長尺のショルダー紐を折り畳んで長さを調整した際に、この折り畳み部分を固定する結束手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のリュックサック。 - 上記ショルダー紐が、他のショルダー紐と連結するための係合手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載のリュックサック。
- 上記収納部本体の背面下部には、ウエストベルトが着脱自在に係合されており、
このウエストベルトは、比較的長尺のベルト紐と、このベルト紐を折り畳んで長さを調整した際に、この折り畳み部分を固定する結束手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のリュックサック。
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