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JP4854304B2 - グロメット - Google Patents

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JP4854304B2
JP4854304B2 JP2006006731A JP2006006731A JP4854304B2 JP 4854304 B2 JP4854304 B2 JP 4854304B2 JP 2006006731 A JP2006006731 A JP 2006006731A JP 2006006731 A JP2006006731 A JP 2006006731A JP 4854304 B2 JP4854304 B2 JP 4854304B2
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grommet
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small
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育生 武田
達生 尾川
正行 池野
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Suzuki Motor Co Ltd
Yazaki Corp
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Suzuki Motor Co Ltd
Yazaki Corp
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Description

本発明は、ワイヤハーネスを挿通した状態で長穴又は楕円形のパネル孔に嵌着するグロメットに関する。
車両パネルには、ワイヤハーネスを挿通するためのパネル孔が形成されている。このパネル孔には、ワイヤハーネスとの間をシール、遮音、及び電気絶縁するための弾性を有するグロメットが取り付けられるようになっている。
従来よりグロメットに関する提案は数多くあり、例えば、円形のパネル孔の近傍に三角形の印を設け、グロメットにはこのグロメットを回転させながら取り付ける際の位置合わせ用として同じく三角形の印を設ける例などが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−164042号公報 (第4頁、第1図)
パネル孔が長穴又は楕円形の場合に、これに嵌着するグロメットの大径部は、パネル孔の形状に合わせた嵌着部分を有するように形成されている。これは特に防水性に配慮するためであり、上記のような嵌着部分を有するグロメットの取り付け作業においては、水平軸及び鉛直軸と、パネル孔や大径部(嵌着部分)の長径軸及び短径軸とが不一致になる取り付け角度の場合に、次のような問題点を有している。すなわち、パネル孔が見えない状態で作業を行うと、グロメットの正規の取り付け角度となる位置が分からず、結果、作業性に影響を来してしまうという問題点を有している。
その他、従来例の三角形の印では見難いのは勿論のこと、この印をもとにワイヤハーネスの導出方向を規制することは困難であるという問題点を有している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、取り付け時に正規の取り付け角度となる位置が容易に分かるグロメットを提供することを課題とする。また、ワイヤハーネスの導出方向を規制し易いグロメットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のグロメットは、ワイヤハーネスを挿通する小径部と、該小径部に連続するとともにパネル孔に嵌着する大径部とを有するグロメットにおいて、前記小径部を中心とする片側の位置で且つ取り付け時に水平軸又は鉛直軸に略一致する片側ラインを前記大径部に、該大径部の取り付け向きに応じて複数箇所設けることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、パネル孔が見えない状態となる作業であっても、片側ラインの位置に基づいてグロメットを正規の位置に取り付けすることが可能となる。また、取り付け前に正規の向きに対しグロメット自体が180°回転していても、片側ラインの位置によってすぐに向きが違うことを認識することが可能になる。本発明によれば、ワイヤハーネスの導出方向を規制したい場合に、片側ラインの存在が有効になる。
さらに、本発明によれば、例えば左向きの取り付けと右向きの取り付けとに使い分けをすることが可能になる。取り付け向きに応じてグロメットを新設する必要性がなくなる。
請求項1に記載された本発明によれば、取り付け時に正規の取り付け角度となる位置が容易に分かるという効果を奏する。また、取り付け向きの違いをすぐに認識することができるという効果を奏する。さらに、汎用性のあるグロメットを提供することができるという効果を奏する。従って、作業性を向上させることができるという効果を奏する。本発明によれば、ワイヤハーネスの導出方向を規制し易いという効果も奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のグロメットの一実施の形態を示す斜視図である。
図1において、引用符号1は例えば車両パネル、引用符号2はこの車両パネル1の表裏を貫通するパネル孔、引用符号3はワイヤハーネス4を挿通した状態でパネル孔2に嵌着する本発明のグロメットをそれぞれ示している。
パネル孔2は、長穴形状(又は楕円形状)に形成されている。パネル孔2は、この長径軸L1及び短径軸L2が水平軸L3及び鉛直軸L4に対して不一致、言い換えれば所定の角度で傾くように形成されている。
グロメット3は、ゴム又はエラストマー製の弾性を有するものであって、全体の中で一番径の大きな大径部5と、この大径部5に連続する小径部6と、小径部6に連続する蛇腹部7とを有している(蛇腹部7の形成は任意であるものとする。蛇腹部7を小径部6の一部としてもよいものとする)。大径部5には、パネル孔2に嵌着する嵌着部分8が形成されている。この嵌着部分8は、パネル孔2の形状に合わせて長穴形状(又は楕円形状)に形成されている。大径部5及び嵌着部分8は、この長径軸L5及び短径軸L6が水平軸L3及び鉛直軸L4に対して不一致、言い換えれば所定の角度で傾くように形成されている。
大径部5には、片側ライン9が設けられている。この片側ライン9は、グロメット3のパネル孔2に対する取り付け作業の際に鉛直軸L4に略一致するように設けられている。また、片側ライン9は、鉛直軸L4上で小径部6を中心とする片側の位置に設けられている。本形態において、小径部6よりも上側に設けられている(小径部6の下側には片側ライン9は存在しないものとする。仮に小径部6の下側に片側ライン9を設けた場合には、小径部6の上側に片側ライン9は存在しないものとする)。片側ライン9は、識別性の高い方に設けられている(本形態では、小径部6の上側が識別性が高いものとする。尚、上側に限定してもよいものとする)。
片側ライン9は、印刷、刻印、或いは大径部5に一体成形される突条、凹部などのいずれかによりなっている(取り付け角度に応じて変更が可能な印刷が好ましいものとする)。
片側ライン9は、グロメット3のパネル孔2に対する取り付け作業の際に、作業者が十分に認識することができる太さ、長さの線状部分として設けられている。片側ライン9は、本形態において、大径部5の外周縁部から小径部6の連続部分まで真っ直ぐに設けられている。片側ライン9は、正規の取り付け角度となる位置を作業者に容易に分からせるために有用な部分として設けられている。
小径部6は、ワイヤハーネス4の径に合わせて形成されている。小径部6は、この内面にワイヤハーネス4が密着するように形成されている。図1中は小径部6及び蛇腹部7にワイヤハーネス4が挿通された状態を示している。
上記構成において、パネル孔2が仮に見えない状態で取り付け作業を行う場合を考えると、片側ライン9を鉛直軸L4に略一致させるような格好で取り付け作業を行えばグロメット3を簡単にパネル孔2に取り付けすることができる。
本発明のグロメット3の場合、パネル孔2が見えなくても、また、パネル孔2に従来のような目印を設けなくても、容易に正規の取り付け角度となる位置に取り付けすることができる。本発明のグロメット3の場合、取り付け後に正規の取り付け角度となる位置に取り付けたかどうかを容易に確認することができる。また、取り付け前に向きが180°回転しているかどうかも容易に認識することができる。本発明のグロメット3は、作業性の向上に寄与することができる。
次に、図2を参照しながら本発明のグロメットの他の一実施の形態を説明する。図2は他の一実施の形態を示す斜視図である。
図2において、グロメット3は、上述の形態と比べると、片側ライン9の位置のみが異なっている。すなわち、片側ライン9は、水平軸L3に略一致するように設けられている。また、片側ライン9は、水平軸L3上で小径部6を中心とする片側(左側)の位置に設けられている。従って、パネル孔2が仮に見えない状態で取り付け作業を行う場合を考えると、片側ライン9を水平軸L3に略一致させるような格好で取り付け作業を行えばグロメット3を簡単にパネル孔2に取り付けすることができる。
続いて、図3を参照しながら本発明のグロメットの更に他の一実施の形態を説明する。図3は更に他の一実施の形態を示す図であり、(a)はグロメットの要部の平面図、(b)はグロメットの設置例を示す模式図、(c)は左向き取り付け時の説明図、(d)は右向き取り付け時の説明図である。尚、上述の形態と基本的に同じ構成には同一の符号を付して説明を省略するものとする。
図3において、グロメット3の大径部5には、片側ライン9、9′が設けられている。この片側ライン9、9′は、グロメット3の取り付け作業の際に鉛直軸L4に略一致するように設けられている。片側ライン9、9′は、取り付け時に鉛直軸L4上で小径部6を中心とする片側の位置となるように設けられている。グロメット3は、例えば自動車におけるボディBとバックドアDとの間に設けられている。グロメット3は、ボディBとバックドアDとの間に二つ設けられている(配置及び数は一例であるものとする。ドアとボディ間、ダッシュパネル等に設けても当然によいものとする)。
左側のグロメット3は、ボディBとバックドアDとの間で片側ライン9が鉛直軸L4に略一致するように取り付けられている(図3(c)参照)。右側のグロメット3は、片側ライン9′が鉛直軸L4に略一致するように取り付けられている(図3(d)参照)。
以上、図1ないし図3を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、片側ライン9を小径部6を中心とする片側の位置に設けることによって、取り付け時に正規の取り付け角度となる位置が容易に分かるという効果を奏する。従って、作業性を向上させることができるという効果を奏する。また、片側ライン9、9′を小径部6を中心とする片側の位置で且つ向きに応じて二つ(二種類)以上設けることによって、例えば左向きの取り付けと右向きの取り付けとに使い分けをすることができるという効果を奏する。従って、汎用性のあるグロメット3を提供することができるという効果を奏する。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
すなわち、上述の形態ではパネル孔を長穴形状(又は楕円形状)、大径部や嵌着部分も長穴形状(又は楕円形状)に形成した説明であったがこの限りではないものとする。例えば真円形状(ほぼ円形も含む)であってもよいものとする。
本発明の片側ラインの存在は、ワイヤハーネスの導出方向を規制したい場合に、言い換えれば希望の方向にワイヤハーネスを導出したい場合にも有効になる。
本発明のグロメットの一実施の形態を示す斜視図である。 本発明のグロメットの他の一実施の形態を示す斜視図である。 本発明のグロメットの更に他の一実施の形態を示す図であり、(a)はグロメットの要部の平面図、(b)はグロメットの設置例を示す模式図、(c)は左向き取り付け時の説明図、(d)は右向き取り付け時の説明図である。
符号の説明
1 車両パネル
2 パネル孔
3 グロメット
4 ワイヤハーネス
5 大径部
6 小径部
7 蛇腹部
8 嵌着部分
9、9′ 片側ライン
L1 長径軸
L2 短径軸
L3 水平軸
L4 鉛直軸
L5 長径軸
L6 短径軸

Claims (1)

  1. ワイヤハーネスを挿通する小径部と、該小径部に連続するとともにパネル孔に嵌着する大径部とを有するグロメットにおいて、
    前記小径部を中心とする片側の位置で且つ取り付け時に水平軸又は鉛直軸に略一致する片側ラインを前記大径部に、該大径部の取り付け向きに応じて複数箇所設ける
    ことを特徴とするグロメット。
JP2006006731A 2006-01-13 2006-01-13 グロメット Active JP4854304B2 (ja)

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