JP4851392B2 - 画像合成装置と画像合成方法および画像合成プログラム - Google Patents
画像合成装置と画像合成方法および画像合成プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4851392B2 JP4851392B2 JP2007143298A JP2007143298A JP4851392B2 JP 4851392 B2 JP4851392 B2 JP 4851392B2 JP 2007143298 A JP2007143298 A JP 2007143298A JP 2007143298 A JP2007143298 A JP 2007143298A JP 4851392 B2 JP4851392 B2 JP 4851392B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- unit
- intermediate data
- processing
- images
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
ところが、露光時間が短くなれば光量が少なくなるため画像全体が暗くなる。そのため、画像全体を明るくする必要がある。そこで、センサの感度を上げ、画素値をソフト的に大きな値に変えている(ゲインアップ)。
そこで、ソフトウェア手ぶれ補正では、短時間露光+ゲインアップ画像を複数枚連写し、各画像の被写体の位置合わせをし、その各画像を重ね合わせることでノイズ成分を検出し、検出結果に基づいてノイズの低減をしている。つまり、ノイズがなければ、重ね合わせた各画像の対応する画素位置の画素値は同じであるが、ノイズはランダムに発生するため同じ画素位置でも同じ画素値にはならない。このような原理を利用してノイズ成分を検出してノイズの低減をしている。
ところが、上記複数枚画像を重ね合わせてノイズなどを低減する場合、被写体に動きがあると、被写体動きの領域がテレビのゴーストのように多重化してしまう。そこで、位置ずれを合わせた後、被写体動きの有無を検知し、被写体動きのある領域と無い領域とで処理を変える方法が提案されている。
(2)利用者には簡易処理をしたビューア用画像(保存画像)を表示し、最終的に保存する画像はビューア用画像を生成する処理とは別の処理をする。この場合、ビューア用画像は低画質で保存する。最終保存する画像は長時間かけて高画質で保存する。ところが、ビューア用画像と高画質の画像を生成する処理を、例えば1個のCPUで行うと(1)よりもビューア用画像を生成する処理を行う分処理時間が長くなる。また、2つのCPUを用いてビューア用の処理と高画質用の処理を並列に行うと処理時間は短縮されるが、CPUやその周辺回路などのサイズが増大して撮像装置が大きくなってしまう。
(4)利用者がストレスを感じない時間で低画質のビューア用画像を生成して保存し、その後、そのビューア用画像に基づいてバックグラウンドで処理を実施する。(4)のバックグランドで行う高画質生成の処理は、(1)(2)に示した高画質画像を生成する処理ではなく、ビューア用画像を高画質にするための処理である。ビューア用画像から最終的に保存する画像を生成するため、(1)(2)のように高画質ではないが、中程度の画質を最終的に保存することができる。
特許文献2によれば、複数枚撮影した画像から、特徴点を抽出して各画像間の変異量を求める処理において、基準画像を少なくとも2分割して一方の領域内の特徴点から変異量を求める提案がされている。
しかしながら、ディジタルカメラやカメラ付き携帯電話などの撮像装置により撮影した直後に、利用者に撮影内容を確認させるために画像を出力する場合、合成処理を行った後の高画質画像を提供しようとすると出力に時間がかかりユーザレスポンスが悪くなる。そこで、ユーザレスポンスを良くするために処理を後回しにすると提供画像の画質が悪くなるという問題がある。
本発明では、画像合成時に生成した被写体動き領域と非動き領域との検出結果を中間データとして保持しておくことで、保存画像から被写体動き領域と非動き領域を容易に分離して異なる処理をさせることができる。
動き検出結果があれば元連写画像を保持する必要がないので、使用するリソースを大幅に削減できる。
(原理説明)
図1に本発明の原理図を示す。
多重写しの障害等のない合成画像であるビューア用画像を高画質にするため、中間データに基づいて高画質画像を生成するための処理が行われる。このとき、動き領域と非動き領域では異なる高画質画像を生成する処理が行われる。
(実施例1)
図3に本発明であるディジタルカメラやカメラ付き携帯電話などに組み込まれる撮像装置の画像処理部1の構成を示す。
2枚連写して撮影画像保持部3に保持した画像1と画像2を合成して一枚の画像を生成する場合について説明する。まず、画像1内の特定の画素からなる微小領域を特徴点として保持し、その特徴点が画像2内のどこにあるかを走査して検出する。画像1の特徴点の位置と検出した画像2の特徴点の位置との差分を算出して位置ずれ量とする。
被写体動き検出部5では、このように画像間のずれ量を算出したのち、位置を合わせた後の画像同士の画素値の差分を、予め設定した閾値と比較することにより被写体の動きを検出することができる。
画像合成部7は画像合成処理を実施する。このとき中間データを用いてよいし、用いなくてもよい。中間データを用いる場合は中間データ保持部6に保持した動き検出マップに従って、例えば、図2では動き領域は画像1の画素値を使用し、非動き領域は画像1と画像2の合成結果を使用する。
再処理部9では、ステータス監視部10からの高画質化処理の実行指示を受けて、画像保持部8の画像データ(ビューア用画像)と中間データ保持部6の動き検出マップ(中間データ)を用いて高画質化処理を行う。具体的には、非動き領域には輪郭強調処理を行い、動き領域にはノイズ除去処理などを行う。
次に動作説明をする。
ステップS41では画像を連写撮影する。画像撮影部2により被写体を連続撮影して複数枚の撮影画像を取得し、撮影画像保持部3に保存する。
ステップS44(画像合成ステップ)では合成画像を保持する。画像保持部8には画像合成部7で生成したビューア用画像をいったん保持する。利用者はビューア用画像を見ることができる。
また、変形例としてバックグラウンドで実行する処理は、合成画像を格納している撮像
装置が予め定めたステータス状態になったときに自動的に実施することで、利用者の操作なしに、また、組み込み機器上で実施する他処理を圧迫することなく、処理を実施することができる。
ステップS51ではステップS41と同様に連写撮影をして複数画像を取得する。
ステップS52では画像合成枚数を決定する。ステップS42に示したように位置ずれ量を検出後に、動き領域と非動き領域を検出して、動き領域と非動き領域に画像合成情報を割付する。
ステップS55では全画素の走査を終了したかを判定する。全画素について画像合成が完了していればステップS56に移行する。完了していなければステップS52に移行する。
図17に示す図は、図5のS56や、後述する図7のS76で出力する中間データの具体的なデータ例を示した図である。
ステップS59では中間データを削除し、ビューア用画像には保存する高画質画像を更新する。
、あるいは中断することで、負荷なしに新規処理(電話の通話など)を実行できる。
図6に示す本発明である実施例2は、前述の中断の場合の途中結果を格納するワーク領域保持部63を実施例1で説明した図3に追加した構成である。
図7に示すステップS71〜S77は、図5に示したステップS51〜S57の処理と同じ処理である。
ステップS79では、最終的に保存する高画質画像の作成が完了したかを判断する。ビューア用画像の全ての画素に対して処理が完了したかを判定し、完了していればステップS711に移行する。完了していなければステップS710に移行する。
ステップS712では、再処理部62(ワーク領域保持部63)が中断信号を受けた場合、処理を中断あるいは中止し、中断の場合、途中経過をワーク領域保持部63に保持しておき、再度、ステータス監視部10から実行の指示を受けたときに処理を継続する。中止の場合は、途中結果を全て破棄し、ステータス監視部10から再度実行の指示を受けたときには、最初から処理をやり直す。再処理部62に出力する。
図8に示す本発明である実施例3の画像処理部81は、画像撮影部2、撮影画像保持部3、位置ずれ検出部4、被写体動き検出部5、画像合成部82、中間データ付加部83、画像保持部84、再処理部9、ステータス監視部10から構成される。撮影後に利用者に表示するビューア用画像処理とそのビューア用画像に基づいて最終的に保存する高画質画
像の生成を行う。
上記のようにすることにより、中間データ保持部6を設けなくてよいため、中間データと保存データとを対応づける管理テーブルや管理機構が不要になる。ハードウェアで構成する場合であれば回路規模を削減でき、ソフトウェアにより実現するのであればメモリサイズを小さくすることが可能である。
図9、10を用い本発明である実施例4の説明をする。実施例4に示す画像処理部91は、実施例3に示した構成に、さらに画像が最終画像(高画質化処理された画像)かどうかを判定する最終画像判定部92を有し、その判定結果に基づいた画像を画像表示部93に表示する。
次に、利用者にはその画像の最終品質を早く確認したいとの要求があると考えられ、操作キーあるいは表示メニューにバックグラウンド処理の即時処理実行を割り当て、利用者の操作でバックグラウンド処理と同様の高品質化のための高画質化処理を直ちに実施する
。
なお、図示しないが、操作による高画質化処理実行とステータス監視による高画質化処理実行を混在してもよい。利用者が指示する場合は直ちに高画質化処理を実行し、指示しないときは機器の状態が特定の状態になったときに自動的にバックグラウンドで処理を実行する。
次に、画像を位置合わせして重ね合わせることにより、ビューア用画像と高画質画像を得ることのできるアプリケーションについて説明する。例えば、(1)手ぶれ補正、(2)パノラマ化、(3)超解像などの処理によれば、複数画像の共通領域(重なり合う領域)から特徴点を抽出して、位置合わせをして合成する処理であるが、それぞれ目的が異なる。
パノラマ化では、共通領域をのりしろに画像を合成する。図12に示すパノラマ合成の例では、元画像1(図12(a))の左側と元画像2(図1(b))の右側が共通領域になる(図1(c))。共通領域を用いて2つの画像のずれ量を算出して合成すると、例え
ば図12(d)のように、車が切れてしまったような画像ができる。
図13(a)の動き検出マップでは、影が左側面に達しているので、この動きのある被写体は2枚目画像にある物体であるということが分かる。そこで、動き領域(車)の線に沿って2枚目画像の動き領域範囲をくり抜いて、図12(d)のパノラマ合成画像の共通領域に上書きすれば、図13(c)のような、車が切れない不自然でない画像を作成することができる。
超解像での画像合成は、手ぶれ補正と同じである。図14に示すように、解像度の高い画像を生成する。
例を図16に示す。このような記録媒体としては、例えば、コンピュータシステム160に内蔵若しくは外付けの付属装置として備えられるROMやハードディスク装置などの記憶装置161、コンピュータシステム160に備えられる媒体駆動装置162へ挿入することによって記録された制御プログラムを読み出すことのできるフレキシブルディスク、MO(光磁気ディスク)、CD−ROM、DVD−ROMなどといった携帯可能記録媒体163等が利用できる。
(付記1)
複数の画像を合成する画像合成装置であって、
少なくとも前記複数の画像に基づいて被写体の動き検出をした検出結果を、中間データとして保持する中間データ保持部と、
前記複数の画像に対して合成画像であるビューア用画像を生成する画像合成部と、
前記ビューア用画像を保持する画像保持部と、
前記ビューア用画像と前記中間データとを用い高画質画像を生成する高画質化処理をする再処理部と、
を具備することを特徴とした画像合成装置。
前記中間データは、
前記画像を合成枚数に応じて領域分けした領域情報を含むことを特徴とする付記1に記載の画像合成装置。
前記再処理部は、
前記画像合成装置を備えた撮像装置の動作状態を検出し、前記動作状態が予め設定された動作状態であるか否かを判定するステータス監視部から、前記判定結果を受信して予め設定した動作状態のときに前記高画質化処理をバックグラウンドで実行することを特徴する付記1または2に記載の画像合成装置。
前記高画質化処理は、
該高画質化処理を実行中に前記判定結果が予め設定した動作状態になったとき、高画質化処理を中止または中断し、
中止の場合は、途中結果を全て破棄し、前記ステータス監視部から再度実行の指示を受けたときに最初から高画質化処理をやり直し、
中断の場合途中経過を保持する、
ことを特徴する付記3に記載の画像合成装置。
前記ビューア用画像および前記高画質画像を表示する画像表示部と、
前記中間データが存在するか否かを判断する最終画像判定部を備え、
最終画像判定部に中間データが存在しないと判断した場合に、前記画像表示部に前記高画質化処理が未完了であることを通知することを特徴する付記1または2に記載の画像合成装置。
前記高画質化処理が未完了である場合に、即時に前記高画質化処理を実行するユーザインタフェースである再処理指示部を備えるためのことを特徴とする付記5に記載の画像合成装置。
前記中間データ保持部を中間データ付加部として前記画像保持部に設け、前記画像保持部が保持した画像データにヘッダ領域があるとき、前記ヘッダ領域に前記中間データを保持することを特徴する付記1または2に記載の画像合成装置。
前記ヘッダ領域に格納した前記中間データを前記高画質化処理が完了した後に削除することを特徴する付記7に記載の画像合成装置。
複数の画像を合成する画像合成方法であって、
少なくとも前記複数の画像に基づいて被写体の動き検出をした検出結果を、中間データとして保持する中間データ保持ステップと、
前記複数の画像に対して合成画像であるビューア用画像を生成する画像合成ステップと、
前記ビューア用画像を保持する画像保持ステップと、
前記ビューア用画像と前記中間データとを用い高画質画像を生成する高画質化処理をする再処理ステップと、
を有することを特徴とした画像合成方法。
前記中間データは、
前記画像を合成枚数に応じて領域分けした領域情報を有することを特徴とする付記9に記載の画像合成方法。
前記再処理ステップは、
前記画像合成装置を備えた撮像装置の動作状態を検出し、前記動作状態が予め設定された動作状態であるか否かを判定するステータス監視部から前記判定結果を受信し、該判定結果が予め設定した動作状態のときに前記高画質化処理をバックグラウンドで実行することを特徴する付記9または10に記載の画像合成方法。
前記高画質化処理は、
該高画質化処理を実行中に前記判定結果が予め設定した動作状態になったとき、高画質化処理を中止または中断し、
中止の場合は、途中結果を全て破棄し、前記ステータス監視部から再度実行の指示を受けたときに最初から高画質化処理をやり直し、
中断の場合途中経過を保持する、
ことを特徴する付記11に記載の画像合成方法。
前記中間データのない場合に、前記高画質化処理が未完了であることを通知することを特徴する付記9または10に記載の画像合成方法。
前記高画質化処理が未完了である場合に、即時に前記高画質化処理を実行する指示をすることを特徴とする付記13に記載の画像合成方法。
画像データにヘッダ領域があるとき、前記ヘッダ領域に前記中間データを保持することを特徴する付記9または10に記載の画像合成方法。
前記ヘッダ領域に格納した中間データを前記高画質化処理が完了した後に削除することを特徴する付記15に記載の画像合成方法。
複数の画像を取得し合成画像を作成する画像処理装置のコンピュータに、
少なくとも前記複数の画像に基づいて被写体の動き検出をした検出結果を、中間データとして保持する中間データ保持ステップと、
前記複数の画像に対して合成画像であるビューア用画像を生成する画像合成ステップと、
前記ビューア用画像を保持する画像保持ステップと、
前記ビューア用画像と前記中間データとを用い高画質画像を生成する高画質化処理をする再処理ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理装置のプログラム。
前記中間データは、前記画像を合成枚数に応じて領域分けした領域情報を有することを特徴とする付記17に記載の画像処理装置のプログラム。
前記再処理ステップは、
前記画像合成装置を備えた撮像装置の動作状態を検出し、前記動作状態が予め設定された動作状態であるか否かを判定するステータス監視部から前記判定結果を受信し、該判定結果が予め設定した動作状態のときに前記高画質化処理をバックグラウンドで自動実行することを特徴とする付記18に記載の画像処理装置のプログラム。
前記高画質化処理は、
該高画質化処理を実行中に前記判定結果が予め設定した動作状態になったとき、高画質化処理を中止または中断し、
中止の場合は、途中結果を全て破棄し、前記ステータス監視部から再度実行の指示を受けたときに最初から高画質化処理をやり直し、
中断の場合途中経過を保持することを特徴とする付記20に記載の画像処理装置のプログラム。
前記中間データのない場合に、前記高画質化処理が未完了であることを通知することを
特徴とする付記17または18に記載の画像処理装置のプログラム。
前記高画質化処理が未完了である場合に、即時に前記高画質化処理を実行することを特徴とする付記21に記載の画像処理装置のプログラム。
画像データにヘッダ領域があるとき、前記ヘッダ領域に前記中間データを保持することを特徴する付記17または18に記載の画像処理装置のプログラム。
前記ヘッダ領域に格納した中間データは前記高画質化処理が完了した後に削除することを特徴する付記23に記載の画像処理装置のプログラム。
前記高画質化処理は、
非動き領域には輪郭強調処理を行い、動き領域にはノイズ除去処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
前記中間データは、
手ぶれ補正処理、パノラマ化処理、超解像処理により生成されたデータであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
2 画像撮影部
3 撮影画像保持部
4 位置ずれ検出部
5 被写体動き検出部
6 中間データ保持部
7 画像合成部
8 画像保持部
9 再処理部
10 ステータス監視部
61 画像処理部
62 再処理部
63 ワーク領域保持部
81 画像処理部
82 画像合成部
83 中間データ付加部
84 画像保持部
91 画像処理部
92 最終画像判定部
93 画像表示部
94 画像保持部
112 操作部
113 再処理指示部
114 再処理部
160 コンピュータシステム
161 記憶装置
162 媒体駆動装置
163 携帯可能記録媒体
164 通信回線
165 プログラムサーバ
166 記憶装置
Claims (4)
- 複数の画像を合成する画像合成装置であって、
少なくとも前記複数の画像に基づいて被写体の動き検出をした検出結果を、中間データとして保持する中間データ保持部と、
前記複数の画像に対して合成画像であるビューア用画像を生成する画像合成部と、
前記ビューア用画像を保持する画像保持部と、
前記ビューア用画像と前記中間データとを用い高画質画像を生成する高画質化処理をする再処理部と、を備え、
前記再処理部は、
前記画像合成装置を備えた撮像装置の動作状態を検出し、必要最低限のプログラムしか動作していないか、または、CPU負荷が設定値以下であるか、を判定するステータス監視部から、前記判定結果を受信して予め設定した動作状態のときに前記高画質化処理をバックグラウンドで実行し、
前記高画質化処理は、
該高画質化処理を実行中に前記判定結果が予め設定した動作状態になったとき、高画質化処理を中止または中断し、
中止の場合は、途中結果を全て破棄し、前記ステータス監視部から再度実行の指示を受けたときに最初から高画質化処理をやり直し、
中断の場合途中経過を保持する、
ことを特徴とする画像合成装置。 - 前記ビューア用画像および前記高画質画像を表示する画像表示部と、
前記中間データが存在するか否かを判断する最終画像判定部を備え、
最終画像判定部が中間データが存在しないと判断した場合に、前記画像表示部に前記高画質化処理が未完了であることを通知することを特徴する請求項1に記載の画像合成装置。 - 前記中間データ保持部を中間データ付加部として前記画像保持部に設け、前記画像保持部が保持した画像データにヘッダ領域があるとき、前記ヘッダ領域に前記中間データを保持することを特徴する請求項1に記載の画像合成装置。
- 複数の画像を合成する画像合成方法であって、
少なくとも前記複数の画像に基づいて被写体の動き検出をした検出結果を、中間データとして保持する中間データ保持ステップと、
前記複数の画像に対して合成画像であるビューア用画像を生成する画像合成ステップと、
前記ビューア用画像を保持する画像保持ステップと、
前記ビューア用画像と前記中間データとを用い高画質画像を生成する高画質化処理をする再処理ステップと、を有し、
前記再処理ステップは、
前記画像合成装置を備えた撮像装置の動作状態を検出し、必要最低限のプログラムしか動作していないか、または、CPU負荷が設定値以下であるか、を判定するステータス監視部から前記判定結果を受信し、該判定結果が予め設定した動作状態のときに前記高画質化処理をバックグラウンドで実行し、
前記高画質化処理は、
該高画質化処理を実行中に前記判定結果が予め設定した動作状態になったとき、高画質化処理を中止または中断し、中止の場合は、途中結果を全て破棄し、前記ステータス監視部から再度実行の指示を受けたときに最初から高画質化処理をやり直し、中断の場合途中経過を保持する、
ことを特徴とする画像合成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007143298A JP4851392B2 (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 画像合成装置と画像合成方法および画像合成プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007143298A JP4851392B2 (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 画像合成装置と画像合成方法および画像合成プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008301043A JP2008301043A (ja) | 2008-12-11 |
JP4851392B2 true JP4851392B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=40174158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007143298A Expired - Fee Related JP4851392B2 (ja) | 2007-05-30 | 2007-05-30 | 画像合成装置と画像合成方法および画像合成プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4851392B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5679655B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2015-03-04 | レノボ・イノベーションズ・リミテッド(香港) | 携帯端末装置及びその表示制御方法 |
JP4924727B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2012-04-25 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
JP5146498B2 (ja) * | 2010-07-23 | 2013-02-20 | カシオ計算機株式会社 | 画像合成装置、画像合成方法、及びプログラム |
JP5146500B2 (ja) * | 2010-08-18 | 2013-02-20 | カシオ計算機株式会社 | 画像合成装置、画像合成方法、及びプログラム |
JP5720034B2 (ja) * | 2011-10-14 | 2015-05-20 | 株式会社モルフォ | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体 |
JP5365823B2 (ja) | 2011-10-14 | 2013-12-11 | 株式会社モルフォ | 画像合成装置、画像合成方法、画像合成プログラム及び記録媒体 |
JPWO2013099025A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-04-30 | ピタフォー モバイル エルエルシー | 情報処理装置、情報処理方法並びに情報処理用プログラム及び情報記録媒体 |
US9307161B2 (en) | 2014-01-10 | 2016-04-05 | Qualcomm Incorporated | System and method for capturing digital images using multiple short exposures |
WO2022181048A1 (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4515005B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2010-07-28 | オリンパス株式会社 | 電子カメラ |
JP2005284635A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム |
JP2006060339A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Sharp Corp | 移動体通信端末及び静止画像抽出合成方法 |
JP2006148550A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Konica Minolta Opto Inc | 画像処理装置及び撮像装置 |
JP4528189B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2010-08-18 | オリンパスイメージング株式会社 | 撮像装置 |
WO2007032082A1 (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-22 | Fujitsu Limited | 画像処理方法及び画像処理装置 |
-
2007
- 2007-05-30 JP JP2007143298A patent/JP4851392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008301043A (ja) | 2008-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4851392B2 (ja) | 画像合成装置と画像合成方法および画像合成プログラム | |
CN101827215B (zh) | 从拍摄图像中抽取被摄体区域的拍摄装置 | |
JP2004310585A (ja) | 画像処理装置、方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2010161760A (ja) | 画像処理装置及び電子機器 | |
JP2012114900A (ja) | パノラマ画像生成装置およびパノラマ画像生成方法 | |
JP2010021710A (ja) | 撮像装置、画像処理装置およびプログラム | |
JP5950755B2 (ja) | 画像処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2004112550A (ja) | 撮像装置、カメラ、プログラム及び記録媒体 | |
JP5213557B2 (ja) | 動画像処理装置および動画像処理方法 | |
JP2009080619A (ja) | 撮像装置、画像合成装置及びそのプログラム | |
JP5493839B2 (ja) | 撮像装置、画像合成方法及びプログラム | |
JP2012080428A (ja) | 撮像装置、その制御方法及びプログラム並びに記録媒体 | |
JP2022090350A (ja) | 撮像装置とその制御方法及びプログラム | |
JP2011182014A (ja) | 撮像装置、撮像処理方法及びプログラム | |
JP5332668B2 (ja) | 撮像装置および被写体検出プログラム | |
JP2005253003A (ja) | デジタルカメラ | |
JP5206421B2 (ja) | デジタルカメラ、撮影記録方法、及び、撮影制御プログラム | |
JP5614713B2 (ja) | 撮像装置およびプログラム | |
JP5234086B2 (ja) | 領域特定方法、領域特定装置、プログラム、サーバ及びシステム | |
JP4962597B2 (ja) | 電子カメラ及びプログラム | |
JP2012231362A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2006287588A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、データファイル構造、コンピュータプログラム及び記憶媒体 | |
JP2007142639A (ja) | 撮像装置及びそのプログラム | |
JP2006081145A (ja) | 画像記録装置 | |
EP3041219B1 (en) | Image processing device and method, and program |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111020 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |