[go: up one dir, main page]

JP4851048B2 - 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品 - Google Patents

紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品 Download PDF

Info

Publication number
JP4851048B2
JP4851048B2 JP2002318723A JP2002318723A JP4851048B2 JP 4851048 B2 JP4851048 B2 JP 4851048B2 JP 2002318723 A JP2002318723 A JP 2002318723A JP 2002318723 A JP2002318723 A JP 2002318723A JP 4851048 B2 JP4851048 B2 JP 4851048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
component
acrylate
coating composition
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002318723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004149720A (ja
Inventor
真司 光宗
剛 角田
Original Assignee
Basfコーティングスジャパン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Basfコーティングスジャパン株式会社 filed Critical Basfコーティングスジャパン株式会社
Priority to JP2002318723A priority Critical patent/JP4851048B2/ja
Priority to CNB038064650A priority patent/CN100369981C/zh
Priority to US10/508,326 priority patent/US7235591B2/en
Priority to EP03712798A priority patent/EP1489148B1/en
Priority to PCT/JP2003/003438 priority patent/WO2003080745A1/ja
Priority to ES03712798T priority patent/ES2403529T3/es
Publication of JP2004149720A publication Critical patent/JP2004149720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4851048B2 publication Critical patent/JP4851048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高度の美粧性と優れた塗膜性能、例えば塗膜の耐擦り傷性、耐ガソリン性及び屋外暴露時における優れた光沢保持特性が要求される分野で用いられる紫外線硬化型塗料組成物及びその塗装物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高度の美粧性とその幅広い優れた塗膜性能が要求される車輌用などの塗料としては、溶剤型又は水可溶型のアクリル樹脂/メラミン樹脂塗料や、アクリル樹脂/ウレタン樹脂塗料が多く使用されている。また、これらの熱硬化型塗料組成物と異なる塗料組成物として、特許第2504061号公報には、紫外線硬化可能な多官能(メタ)アクリレートとアクリル樹脂、メラミン樹脂又は尿素樹脂、光安定剤及び光重合開始剤を含んでなる紫外線硬化型塗料組成物が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のアクリル樹脂/メラミン樹脂塗料や、アクリル樹脂/ウレタン樹脂塗料は、鮮映性が必ずしも充分でなく、また、硬化に時間がかかるため生産性の面でも不十分な点がある。一方、特許第2504061号公報の紫外線硬化型塗料組成物は、鮮映性に優れ、高い塗膜の生産性を有しているが、高い耐擦り傷性を有する塗膜を提供することはできない。
したがって、本発明の目的は、耐擦り傷性に優れ、高度の美粧性を有すると共に、良好な密着性及び耐ガソリン性を有する塗膜を与えることができ、かつ高い塗膜の生産性を有する紫外線硬化型塗料組成物及びそれを塗装して得られる塗装物品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記従来技術の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定の紫外線硬化可能な4官能以上の多官能(メタ)アクリレートと、特定のε−カプロラクトン開環付加物を20〜60質量%含むラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体と、アミノ樹脂とを、特定割合で含有すると共に、光安定剤、及び光重合開始剤を含有させることにより、さらに、得られる硬化塗膜のヌープ硬度を10〜18に、かつ硬化塗膜の架橋間分子量を150〜300にするように前記成分を含有させることにより、上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は、(A)(メタ)アクリロイル基を1分子中に4個以上有する数平均分子量が300〜2,000の紫外線硬化可能な4官能以上の多官能(メタ)アクリレートと、
(B)ε−カプロラクトン開環付加物を20〜60質量%含み、ラクトン変性に由来する水酸基価が120〜170mgKOH/gであるラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体と、
(C)アミノ樹脂とを、
(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量に対して(A)成分が10〜50質量%、(B)成分及び(C)成分が90〜50質量%であり、かつ(B)成分対(C)成分の質量比率が90対10〜20対80の割合で含有すると共に、
(D)光安定剤、及び
(E)光重合開始剤を含有する紫外線硬化型塗料組成物であって、該紫外線硬化型塗料組成物から得られる硬化塗膜のヌープ硬度が10〜18であり、かつ硬化塗膜の架橋間分子量が150〜300であることを特徴とする紫外線硬化型塗料組成物を提供するものである。
また、本発明は、上記の紫外線硬化型塗料組成物を塗装して得られる塗装物品を提供するものである。
本発明において、(メタ)アクリロイル基とは、アクリロイル基及び/又はメタクリロイル基を、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及び/又はメタクリレートを、(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸及び/又はメタクリル酸を、それぞれ意味するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において使用される(A)成分の紫外線硬化可能な4官能以上の多官能(メタ)アクリレートは、(メタ)アクリロイル基を1分子中に4個以上有する。1分子中の(メタ)アクリロイル基が2個の多官能(メタ)アクリレートを用いると、硬化性が不十分となり、耐ガソリン性に劣る。また、1分子中の(メタ)アクリロイル基が3個の多官能(メタ)アクリレートを用い、得られる硬化塗膜の架橋間分子量が150〜300となるよう(A)成分を多く配合すると、塗膜の硬化収縮歪が大きくなり、付着性に劣る。
また、(A)成分の紫外線硬化可能な4官能以上の多官能(メタ)アクリレートの数平均分子量は、300〜2,000であり、好ましくは320〜1,500である。数平均分子量が2,000を超える場合は、塗膜のレベリング性に劣り、高度の美粧性が得られ難い。一方、数平均分子量が300未満の場合は、塗膜の可とう性に劣り、耐屈曲性試験において割れを生じやすい。
【0007】
(A)成分の紫外線硬化可能な4官能以上の多官能(メタ)アクリレートとしては、4価以上の多価アルコールを(メタ)アクリル酸でエステル化した4官能以上の(メタ)アクリル酸多価アルコールエステル、4官能以上の多官能エポキシ化合物のエポキシ基を(メタ)アクリル酸でエステル化した4官能以上のエポキシ(メタ)アクリレート、4官能以上の多官能イソシアネート化合物に水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させた4官能以上のポリウレタン(メタ)アクリレート、1分子中に4個以上のメチロール基を有するメチロール化メラミンのメチロール基に水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させた4官能以上のメラミン(メタ)アクリレートなどが挙げられる。(A)成分の4官能以上の多官能(メタ)アクリレートは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
4官能以上の(メタ)アクリル酸多価アルコールエステルとしては、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、キシリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリルジペンタエリスリトールヘプタ(メタ)アクリレート等が挙げられる。4官能以上の(メタ)アクリル酸多価アルコールエステルの市販品としては、KAYARAD DPCA−20、KAYARAD DPCA−30、KAYARAD DPCA−60、KAYARAD DPCA−120(いずれも商品名、日本化薬(株)製)などが挙げられる。
【0008】
4官能以上のエポキシ(メタ)アクリレートを製造するために用いられる4官能以上の多官能エポキシ化合物としては、フェノールノボラック型、オルソクレゾールノボラック型、ビスフェノールAノボラック型、臭素化フェノールノボラック型、テトラフェニロールエタン型等のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂などが挙げられる。
4官能以上のポリウレタン(メタ)アクリレートを製造するために用いられる4官能以上の多官能イソシアネート化合物としては、ヘキサメチレンジイソシアネート及び/又はイソホロンジイソシアネートと、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等の4官能以上の多価アルコールとの反応物などが挙げられる。
また、上記4官能以上の多官能(メタ)アクリレートを製造するために用いられる水酸基含有(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート;ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート又は4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートのエチレンオキサイド及び/又はプロピレンオキサイド付加物などが挙げられる。
4官能以上の多官能(メタ)アクリレートの中でも、分子内にアクリロイル基を有するものは、メタクリルロイル基を有するものに比べて硬化性が高く、本発明において特に好ましく用いられる。
【0009】
本発明において使用される(B)成分は、ε−カプロラクトン開環付加物を20〜60質量%含んでなる、ラクトン変性に由来する水酸基価が120〜170mgKOH/gであるラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体である。
(B)成分におけるε−カプロラクトン開環付加物の含有量は、20〜60質量%であるが、好ましくは25〜50質量%である。ε−カプロラクトン開環付加物が20質量%未満であると、塗膜の耐擦り傷性が十分でなく、60質量%を超えると塗膜の硬度が低くなりすぎ、耐ガソリン性に劣る。
(B)成分のラクトン変性に由来する水酸基価は120〜170mgKOH/gである。ここで、ラクトン変性に由来する水酸基価とは、ラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体における、ε−カプロラクトンが開環付加された構造部分の末端に存在する水酸基の水酸基価を意味し、他の構造部分の水酸基の水酸基価は含まないものである。ラクトン変性に由来する水酸基価が120mgKOH/g未満であると、塗膜の耐擦り傷性が十分でなく、ラクトン変性に由来する水酸基価が170mgKOH/gを超えると、(A)成分である4官能以上の多官能(メタ)アクリレートとの相溶性に劣る。
(B)成分の分子量は、特に制限されないが、通常数平均分子量が2,000〜20,000程度であるのが好ましい。
(B)成分のラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
【0010】
(B)成分の調製方法としては、(1)多価アルコールのモノ(メタ)アクリレートにε−カプロラクトンを開環付加させて得られるポリカプロラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレートを単独重合する、又はこれと共重合可能な他のビニル系単量体とを共重合する方法、(2)多価アルコールのモノ(メタ)アクリレートを単独重合し、又はこれと共重合可能な他のビニル系単量体とを共重合して得られる多価アルコールのモノ(メタ)アクリレート単独重合体又は共重合体に、ε−カプロラクトンを開環付加する方法などが挙げられる。
上記(1)及び(2)の方法において用いられる、多価アルコールのモノ(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールモノ(メタ)アクリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。多価アルコールのモノ(メタ)アクリレートは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
【0011】
上記(1)の方法において用いられる、ポリカプロラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレートとしては、ポリカプロラクトン変性ヒドロキシルアルキル(メタ)アクリレート、ポリカプロラクトン変性ポリ(オキシアルキレン)(メタ)アクリレートが好ましく挙げられる。
ポリカプロラクトン変性多価アルコールのモノ(メタ)アクリレートの市販品としては、プラクセルFA−1(商品名、ダイセル化学工業(株)製、2−ヒドロキシエチルアクリレート1モルにε−カプロラクトン1モルを開環付加した単量体)、プラクセルFM−1D、プラクセルFM−2D、プラクセルFM−3、プラクセルFM−4(いずれも商品名、ダイセル化学工業(株)製、2−ヒドロキシエチルメタクリレート1モルにε−カプロラクトンをそれぞれ1モル、2モル、3モル、4モルを開環付加した単量体)などが挙げられる。
【0012】
上記(1)及び(2)の方法において用いられる、共重合可能な他のビニル系単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸及びそのアルキル置換体;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;イタコン酸、マレイン酸、フマル酸等の二塩基酸のエステル;スチレン、ビニルトルエン、ジメチルスチレン、エチルスチレン等の核置換スチレン;(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、及び塩化ビニル等が挙げられる。共重合可能な他のビニル系単量体は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
【0013】
(B)成分を製造するための重合においては、重合開始剤を用いてもよい。重合開始剤としては、有機過酸化物系重合開始剤、アゾ系重合開始剤などが挙げられる。重合開始剤の使用量は、特に制限ないが、通常単量体の総量に対して0.5〜15質量%が好ましい。
【0014】
本発明において用いる(C)成分は、アミノ樹脂である。アミノ樹脂としては、通常塗料用に用いられているメラミン樹脂又は尿素樹脂が用いられる。この中にはメタノール、n−ブタノール、イソブタノール等単独あるいは混合物によりエーテル化されたメラミン樹脂又は尿素樹脂が含まれる。アミノ樹脂は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよい。
【0015】
本発明における(A)成分、(B)成分及び(C)成分の含有割合は、(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量に対して(A)成分が10〜50質量%、好ましくは15〜45質量%、特に好ましくは20〜40質量%であり、(B)成分及び(C)成分が90〜50質量%、好ましくは85〜55質量%、特に好ましくは80〜60質量%であり、かつ(B)成分対(C)成分の質量比率が、90対10〜20対80、好ましくは80対20〜30対70の割合である。
(A)成分及び(B)成分の合計量に対して(A)成分の含有量が10質量%未満であると、硬化塗膜の鮮映性が劣ることがあり、50質量%を超えると、塗膜の硬化収縮が大きくなり、付着性が劣る。さらに、(B)成分対(C)成分の質量比率において、(C)成分の質量比率が前記範囲の下限より低い場合、硬化性が不十分となり、耐ガソリン性に劣る。また、(C)成分の質量比率が前記範囲の上限を超えて配合した場合、塗膜の硬化収縮応力が、大きくなり、付着性が劣る。
【0016】
本発明において用いられる(D)成分である光安定剤は、塗膜の耐候性を向上させるためのものであり、光安定剤としては、塗膜中に溶解又は均一に分散し、紫外線硬化時に硬化阻害を起こさず、塗膜黄変の原因とならない化合物が挙げられ、紫外線吸収剤や酸化防止剤などが含まれる。紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン又はその誘導体、フェニルサリチレート又はその誘導体、ベンゾトリアゾール又はその誘導体、シアノアクリレート又はその誘導体等が挙げられるが、これらの中でも特にベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が好ましい。また、酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、有機ホスファイト系酸化防止剤、有機チオエーテル系酸化防止剤、ヒンダードアミン系酸化防止剤などが挙げられ、特に、ヒンダードアミン系酸化防止剤が好ましい。
光安定剤は、1種で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよく、その使用量は(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量100質量部に対して0.5〜5質量部が好ましい。
【0017】
本発明において用いられる(E)成分である光重合開始剤としては、260〜450nmの紫外領域に吸収を持つベンゾイン又はその誘導体、ベンゾフェノン又はその誘導体、アセトフェノン又はその誘導体、ミヒラーケトン、ベンジル又はその誘導体、テトラアルキルチウラムモノスルフィド、チオキサン類などが挙げられ、これらの中でも特にアセトフェノン又はその誘導体を使用するのが好ましい。
光重合開始剤は、1種で用いてもよいし、2種以上を組合せて用いてもよく、その使用量は(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量100質量部に対して0.5〜5質量部が好ましい。
【0018】
本発明の紫外線硬化型塗料組成物には、さらに、粘度調整のための希釈用溶剤、また、紫外線硬化型塗料に一般に用いられるアミン化合物、尿素化合物、硫黄化合物などの光重合反応の増感剤や、重合硬化を均一に行わせるための有機過酸化物、また、顔料、染料などを1種又は2種以上を適宜配合することができる。
本発明の紫外線硬化型塗料組成物は、ヌープ硬度が10〜18、好ましくは11〜18の硬化塗膜を与えることができ、硬化塗膜の架橋間分子量を150〜300、好ましくは170〜280にすることができるように、前記成分が調整される。硬化塗膜のヌープ硬度が10未満の場合は、耐ガソリン性に劣る。また、ヌープ硬度が18を超える場合は、耐擦り傷性に劣る。また、硬化塗膜の架橋間分子量が150未満である場合は、塗膜の硬化収縮歪が大きくなり、付着性に劣り、また、グラフィックテープを貼り付けた被塗物に塗装した場合、グラフィックテープに割れを生じ易い。一方、硬化塗膜の架橋間分子量が300を超える場合は、耐擦り傷性が十分でない。
ここで、グラフィックテープとは、通常、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂などの樹脂シートの基材の表面にメーカー名、製品名などの文字、記号、マーク、図形、模様などの表示を印刷、塗装などで施し、さらに、その表面をウレタン樹脂クリヤー塗料などのクリヤー塗料を塗装し、乾燥した後、型抜きしたものである。また、グラフィックテープには、ポリエチレンテレフタレート樹脂などの樹脂シートの表面にアルミニウム蒸着やクロム蒸着などの金属蒸着で表示を施したものも挙げられる。
【0019】
また、ヌープ硬度とは、硬化塗膜を20℃において、微小表面硬度計(島津製作所製、商品名「HMV−2000」)にて測定したものであり、数値が大きい程硬質である。
架橋間分子量は、単離塗膜を強制伸縮振動型粘弾性測定装置(東洋ボールドウィン(株)製、商品名「レオバイブロンDDV−II−EA」)を用いて、周波数110ヘルツ、昇温速度2℃/分において測定したゴム領域における動的剛性率から得られる値であり、下記の式にて表される。
Mc=293×ρ/(log10G’−7)
式中、Mcは架橋間分子量(g/mol)であり、ρは塗膜密度(g/cm)であり、G’はゴム領域における動的剛性率(E’/3(dyne/cm))であり、E’はゴム領域における動的弾性率(dyne/cm)である。
【0020】
本発明の紫外線硬化型塗料組成物の塗装方法は、特に限定されるものではない。例えば、被塗物に予め焼付け硬化型の着色塗料を塗装して硬化させておき、デザイン上の問題から、この表面に必要に応じてグラフィックテープなどを貼り付けた後、本発明の紫外線硬化型塗料組成物を吹き付け塗装、静電塗装、カーテンフロー塗装などの方法で塗布し、その後紫外線を照射して硬化させることができる。この場合、必要に応じて、紫外線を照射する前に、溶剤を除去するための予備加熱を行ったり、紫外線を照射した後に追い加熱を行うことができる。予備加熱の温度は、特に制限ないが、溶剤の揮発性を高めるため、50℃以上が好ましい。追い加熱は、アミノ樹脂の硬化を促進するため、80℃以上が好ましい。
紫外線の照射は、立体的な被塗物の表面にほぼ均一に照射できる紫外線照射装置を用いて行うことが好ましい。紫外線源としては、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプなどが使用できる。被塗物を硬化させるための紫外線照射条件は、弱い紫外線を長時間照射する方法、強い紫外線を短時間照射する方法などがあるが、どちらの方法も任意に選択できる。なお、弱い紫外線を短時間照射した場合は、塗膜に与える紫外線エネルギー量が不足するため、硬化不良となる。強い紫外線を長時間照射した場合は、塗膜に与える紫外線エネルギー量が過剰となり、塗膜に黄色変色が発生する。被塗物を硬化させるための好ましい紫外線照射エネルギー量は、100〜5000mJ/cmである。
本発明の紫外線硬化型塗料組成物を塗装して得られる塗装物品としては、特に制限なく、例えば、構造物、木製品、金属製品、プラスチック製品、ゴム製品、加工紙、セラミック製品、ガラス製品などが挙げられる。より具体的には、自動車、自動車用部品(例えば、ボディー、バンパー、スポイラー、ミラー、ホイール、内装材等の部品であって、各種材質のもの)、鋼板等の金属板、二輪車、二輪車用部品、道路用資材(例えば、ガードレール、交通標識、防音壁等)、トンネル用資材(例えば、側壁板等)、船舶、鉄道車両、航空機、家具、楽器、家電製品、建築材料、容器、事務用品、スポーツ用品、玩具などが挙げられる。
【0021】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制限されるものではない。なお、以下において、部とあるのは質量部を表し、%とあるのは質量%を表す。
実施例及び比較例において、塗膜の性能は次のようにして求めた。
(1)耐擦り傷性
耐擦り傷性は、RUBBING TESTER(大平理化工業(株)製)を用い、塗面と接触する箇所に皮を当て、荷重1kg、1000往復の条件にて試験を行った。傷跡を目視により次に示す基準にしたがって評価した。
○:傷跡が認められない。
×:傷跡が認められた。
(2)鮮映性
鮮映性は、東京光電(株)製の携帯用鮮明度光沢度計PGD−IVにて測定した。0.9以上を良好とした。
【0022】
(3)密着性
密着性は、カッターナイフにて素地に達するようにカット線を入れ、1mm×1mmの正方形100個を描き、その表面にセロハンテープを貼り付け、それを急激に剥離した後の塗面状態を観察し、次に示す基準にしたがって評価した。
○:碁盤目塗膜の剥離が全く認められない。
×:碁盤目塗膜の剥離が10個以上認められた。
(4)耐ガソリン性
試験片をレギュラーガソリン(日本石油(株)製)に20℃で24時間浸漬し、外観を目視で観察し、次に示す基準にしたがって評価した。
○:異常が認められない。
×:黄変、フクレなどの異常が認められた。
(5)グラフィックテープ試験の耐性
グラフィックテープ(住友3M社製)を貼り付けた被塗物表面の部分を目視により観察し、次に示す基準にしたがって評価した。
○:異常が認められない。
×:割れ、縮みなどの異常が認められた。
【0023】
(実施例1〜3)
紫外線硬化型塗料組成物の調製
表1に示す(A)〜(E)成分を、表1に示す配合部数の割合で均一に混合することにより、紫外線硬化型塗料組成物を調製した。
試験片の作成
縦70mm、横150mm、厚さ0.8mmのPB−137処理ダル鋼板上にアクリル/メラミン樹脂系白色コートソリッド塗料(商品名「ベルコートHS−1白色」、日本油脂BASFコーティングス(株)製)を乾燥膜厚が40μmとなるようにスプレー塗装した。室温にて10分間放置した後、140℃で30分間焼き付けた。次に、この塗装面の一部にグラフィックテープ(住友3M(株)製)を貼り付けるか、又は貼り付けないで、実施例1〜3の各紫外線硬化型塗料組成物を乾燥膜厚60μmとなるようにスプレー塗装し、室温で2分間放置した。その後、遠赤外線ヒーター(日本碍子(株)製、商品名「インフラシュタイン」)で被塗物温度が70℃になるように3分間加熱した後、メタルハライドランプ(日本電池(株)製、長さ20cm、3球、4.8kW)を20cmの距離から被塗物表面に2秒間照射することにより、紫外線照射した。この紫外線照射後さらに遠赤外線ヒーターで被塗物温度が120℃になるように5分間加熱して試験片を作成した。得られた試験片の性状を表1の下段に示した。
【0024】
【表1】
Figure 0004851048
【0025】
(比較例1〜9)
表2及び表3に示す(A)〜(E)成分を、表2及び表3に示す配合部数の割合で、均一に混合することにより、紫外線硬化型塗料組成物を調製した。
次に、実施例1において、実施例1で使用した紫外線硬化型塗料組成物にかわり、比較例1〜9の各塗料組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして試験片を作成した。得られた試験片の性状を表2及び表3の下段に示した。
【0026】
【表2】
Figure 0004851048
【0027】
【表3】
Figure 0004851048
【0028】
上記表1〜表3において、添字数字は、以下に示すものを表す。
*1:SR−295(商品名、日本化薬(株)製、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、官能基数4、数平均分子量352)
*2:KAYARAD PEG400DA(商品名、日本化薬(株)製、ポリエチレングリコールジアクリレート、官能基数2、数平均分子量522)
*3:KAYARAD TMPTA(商品名、日本化薬(株)製、トリメチロールプロパントリアクリレート、官能基数3、数平均分子量296)
*4:撹拌装置、温度計、還流冷却管及びモノマー滴下槽を備えた反応器に、キシレンと酢酸イソブチルの混合物(質量比:90/10)を入れ、撹拌しながら加熱して還流させ、スチレン10部、ブチルメタクリレート27部、プラクセルFM−1D61部、アクリル酸2部および重合開始剤(日本油脂(株)製、商品名「パーブチルO」、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)5部を含む溶液を等速度で滴下し、共重合することにより得られた、ε−カプロラクトン開環付加物の含有量29%、ラクトン変性に由来する水酸基価140mgKOH/g、数平均分子量3,000、加熱残分50%の樹脂ワニス(ラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体)。
【0029】
*5:撹拌装置、温度計、還流冷却管及びモノマー滴下槽を備えた反応器に、キシレンと酢酸イソブチルの混合物(質量比:90/10)を入れ、撹拌しながら加熱して還流させ、スチレン10部、ブチルメタクリレート42部、ブチルアクリレート13部、ヒドロキシエチルメタクリレート33部、アクリル酸2部および重合開始剤(日本油脂(株)製、商品名「パーブチルO」、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)5部を含む溶液を等速度で滴下し、共重合することにより得られた、水酸基価142mgKOH/g、数平均分子量3,000、加熱残分50%の樹脂ワニス。
*6:撹拌装置、温度計、還流冷却管及びモノマー滴下槽を備えた反応器に、キシレンと酢酸イソブチルの混合物(質量比:90/10)を入れ、撹拌しながら加熱して還流させ、スチレン10部、ブチルメタクリレート57部、プラクセルFM−1D31部、アクリル酸2部および重合開始剤(日本油脂(株)製、商品名「パーブチルO」、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)5部を含む溶液を等速度で滴下し、共重合することにより得られた、ε−カプロラクトン開環付加物の含有量14.5%、ラクトン変性に由来する水酸基価71mgKOH/g、数平均分子量3,000、加熱残分50%の樹脂ワニス。
*7:撹拌装置、温度計、還流冷却管及びモノマー滴下槽を備えた反応器に、キシレンと酢酸イソブチルの混合物(質量比:90/10)を入れ、撹拌しながら加熱して還流させ、スチレン10部、ブチルアクリレート27部、プラクセルFM−1D61部、アクリル酸2部および重合開始剤(日本油脂(株)製、商品名「パーブチルO」、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)5部を含む溶液を等速度で滴下し、共重合することにより得られた、ε−カプロラクトン開環付加物の含有量29%、ラクトン変性に由来する水酸基価140mgKOH/g、数平均分子量3,000、加熱残分50%の樹脂ワニス(ラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体)。
【0030】
*8:撹拌装置、温度計、還流冷却管及びモノマー滴下槽を備えた反応器に、キシレンと酢酸イソブチルの混合物(質量比:90/10)を入れ、撹拌しながら加熱して還流させ、スチレン10部、ブチルメタクリレート44部、プラクセルFM−1D44部、アクリル酸2部および重合開始剤(日本油脂(株)製、商品名「パーブチルO」、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)5部を含む溶液を等速度で滴下し、共重合することにより得られた、ε−カプロラクトン開環付加物の含有量21%、ラクトン変性に由来する水酸基価101mgKOH/g、数平均分子量3,000、加熱残分50%の樹脂ワニス。
*9:スーパーベッカミンL−116−70(商品名、大日本インキ化学工業(株)社製、メラミン樹脂、加熱残分70%)
*10:サノールLS−292(商品名、三共(株)製、ヒンダードアミン系酸化防止剤)
*11:チヌビン900(商品名、チバガイギー社製、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤)
*12:イルガキュア184(商品名、チバガイギー社製、アセトフェノン系光重合開始剤)
*13:ソルベッソ100(商品名、エクソン化学(株)製、芳香族系溶剤)
【0031】
表1〜3に示す結果から明らかなように、本発明の紫外線硬化型塗料組成物である実施例1〜3は、塗膜の耐擦り傷性に優れ、鮮映性、密着性、耐ガソリン性が良好であり、グラフィックテープを貼り付けた被塗物に塗装した場合においても割れ、縮みなどの異常が認められない。これに対して、本発明ではない比較例1〜9は、塗膜の耐擦り傷性、鮮映性、密着性、耐ガソリン性、グラフィックテープ試験の耐性の全てを同時に満たすことはできなかった。
【0032】
【発明の効果】
本発明の紫外線硬化型塗料組成物は、耐擦り傷性に優れ、高度の美粧性を有すると共に、密着性及び耐ガソリン性が良好な塗膜を形成でき、かつ高い生産性で塗膜を形成できる。

Claims (2)

  1. (A)(メタ)アクリロイル基を1分子中に4個以上有する数平均分子量が300〜2,000の紫外線硬化可能な4官能以上の多官能(メタ)アクリレートと、
    (B)ε−カプロラクトン開環付加物を20〜60質量%含み、ラクトン変性に由来する水酸基価が120〜170mgKOH/gであるラクトン変性多価アルコールモノ(メタ)アクリレート重合体と、
    (C)アミノ樹脂とを、
    (A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量に対して(A)成分が10〜50質量%、(B)成分及び(C)成分が90〜50質量%であり、かつ(B)成分対(C)成分の質量比率が90対10〜20対80の割合で含有すると共に、
    (D)光安定剤、及び
    (E)光重合開始剤を含有する紫外線硬化型塗料組成物であって、該紫外線硬化型塗料組成物から得られる硬化塗膜のヌープ硬度が10〜18であり、かつ硬化塗膜の架橋間分子量が150〜300であることを特徴とする紫外線硬化型塗料組成物。
  2. 請求項1記載の紫外線硬化型塗料組成物を塗装して得られる塗装物品。
JP2002318723A 2002-03-22 2002-10-31 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品 Expired - Fee Related JP4851048B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002318723A JP4851048B2 (ja) 2002-10-31 2002-10-31 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品
CNB038064650A CN100369981C (zh) 2002-03-22 2003-03-20 可紫外线固化的涂料组合物和涂布制品
US10/508,326 US7235591B2 (en) 2002-03-22 2003-03-20 Uv-curable coating composition and coated articles
EP03712798A EP1489148B1 (en) 2002-03-22 2003-03-20 Uv-curable coating composition and coated articles
PCT/JP2003/003438 WO2003080745A1 (fr) 2002-03-22 2003-03-20 Composition de revetement pouvant etre sechee sous uv et articles revetus
ES03712798T ES2403529T3 (es) 2002-03-22 2003-03-20 Composición de recubrimiento curable por UV y artículos recubiertos

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002318723A JP4851048B2 (ja) 2002-10-31 2002-10-31 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004149720A JP2004149720A (ja) 2004-05-27
JP4851048B2 true JP4851048B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=32461792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002318723A Expired - Fee Related JP4851048B2 (ja) 2002-03-22 2002-10-31 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4851048B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005031271A1 (de) * 2005-07-05 2007-01-18 Degussa Ag Verfahren zur Herstellung von strahlenhärtbaren Formulierungen mit erhöhtem Korrosionsschutz auf Metalluntergründen und solche Formulierungen
JP2019184762A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 株式会社リコー エレクトロクロミック素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004149720A (ja) 2004-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1489148B1 (en) Uv-curable coating composition and coated articles
US9512322B2 (en) Radiation curable liquid composition for low gloss coatings
TWI454491B (zh) 活性能量線硬化型水性樹脂組成物、活性能量線硬化型塗料、及硬化塗膜之形成方法
JP5054224B2 (ja) ポリエステル樹脂、アクリル系単量体及びエネルギー線硬化型塗料
EP1355994A2 (en) Radiation curable coating for thermoplastic substrates
TW201141815A (en) Radiation curable amino(meth)acrylates
JP2008156464A (ja) 無極性樹脂基材に適用可能な塗料、これを用いる複層塗膜形成法及び塗装樹脂製品
WO2009133760A1 (ja) 活性エネルギー線硬化型水性樹脂組成物、活性エネルギー線硬化型塗料、硬化塗膜の形成方法及び物品
WO2020175664A1 (ja) 活性エネルギー線硬化型塗料組成物、硬化塗膜、塗装物品及び塗膜形成方法
JP2504061B2 (ja) 紫外線硬化型塗料及びその硬化方法
JP6565590B2 (ja) 硬化性組成物及び塗装物品
JP3974434B2 (ja) 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品
JP4851048B2 (ja) 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品
JP4096755B2 (ja) 紫外線硬化型塗料組成物及び塗装物品
JP5963229B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性コーティング用組成物
JP6911420B2 (ja) 活性エネルギー線重合性組成物
JP2001040061A (ja) 光硬化性樹脂組成物
JP6940720B1 (ja) 光硬化性樹脂組成物、車両用塗料、及び、塗装物品
JP7464411B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型建材塗料、及び得られた化粧シート
RU2795217C2 (ru) Радиационно-отверждаемые композиции
WO2021210467A1 (ja) 光硬化性樹脂組成物、車両用塗料、及び、塗装物品
JP4256119B2 (ja) 遮光性アプリケーションフィルム、紫外線硬化型粘着フィルム及びそのフィルムを使用した貼付け方法
TWI827588B (zh) 輻射固化組成物
JP4256118B2 (ja) 紫外線硬化型粘着フィルム及びそのフィルムを使用した貼付け方法
JP2023069277A (ja) 現像性を有する硬化性組成物、硬化物、積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080926

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4851048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees