JP4842994B2 - 合祀納骨堂 - Google Patents
合祀納骨堂 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4842994B2 JP4842994B2 JP2008141516A JP2008141516A JP4842994B2 JP 4842994 B2 JP4842994 B2 JP 4842994B2 JP 2008141516 A JP2008141516 A JP 2008141516A JP 2008141516 A JP2008141516 A JP 2008141516A JP 4842994 B2 JP4842994 B2 JP 4842994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- fixed
- ossuary
- movable
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
すなわち、堂内部に設けられている納骨室は、堂内部の空間の一方向における一端側と他端側及びそれらの中間に固定して設けられている。また、両端の納骨室と、その二倍の骨壺を収容できる中間の納骨室の間には、それぞれ使用者が入って立ち座りができる幅を有する通路が設けられている。
このように、合計四面の対面部を有する納骨室において、通路が二箇所に設けられており、しかもその通路はそれぞれ使用者が立ち座りするのに支障がない幅を確保しなければならないため、その分だけ骨壺の収容効率はよいとはいえず、広さの割には納骨できる数も必ずしも多くない。
本発明は、コンパクトな構造を有する合祀納骨堂であって、骨壺の収容効率を従来よりもさらに向上させて、納骨できる数をより多くすることができる合祀納骨堂を提供することを目的とする。
本発明は、
内部に出入りするための戸を有する納骨堂本体を備え、
該納骨堂本体の内部には納骨棚装置が設けられており、
該納骨棚装置は、前記出入り方向と交差する方向に移動できる所要台数の移動棚を備えた構成か、または所要台数の固定棚と前記出入り方向と交差する方向に移動できる所要台数の移動棚を備えた構成を有しており、
前記固定棚及び移動棚は、フレームに、骨壺を並べて置く複数の棚板が多段に設けられている構造であり、各棚板の上面のうち並べて置かれる骨壺の前には名札部材が固定されており、
前記各棚板の上方には落下防止バーが棚板と平行に架設され、該落下防止バーと前記名札部材はストッパーとなって骨壺の落下を防止するものであり、
所要の移動棚を移動させて他の移動棚、または納骨堂本体の内壁面、または固定棚に合わせて隙間をなくした形態にすることにより、二台の移動棚の間、または内壁面と移動棚の間、または移動棚と固定棚の間の一箇所に人が入ることができる通路を形成することができる、
合祀納骨堂である。
内部に出入りするための戸を有する納骨堂本体を備え、
該納骨堂本体の内部には納骨棚装置が設けられており、
該納骨棚装置は、移動棚と、該移動棚の移動方向において両端側に設けられた固定棚を備えており、
前記固定棚及び移動棚は、フレームに、骨壺を並べて置く複数の棚板が多段に設けられている構造であり、各棚板の上面のうち並べて置かれる骨壺の前には名札部材が固定されており、
前記各棚板の上方には落下防止バーが棚板と平行に架設され、該落下防止バーと前記名札部材はストッパーとなって骨壺の落下を防止するものであり、
前記移動棚の両側には各固定棚との間にスペースを形成することができ、移動棚を何れか一方の固定棚側へ移動させて固定棚と移動棚との間のスペースをなくすことにより、他方の固定棚と移動棚との間に、人が入ることができる大きさの通路用スペースを形成することができる、
合祀納骨堂である。
すなわち、納骨堂本体の内部において、内壁面間で所要数の移動棚が移動できる構造、または移動棚の移動方向の一端または両端に固定棚を配し、両固定棚の間を所要数の移動棚が移動できる構造などである。
また、戸には、例えば引き違い戸の他、折り戸、片開きや観音開き等の開き戸を採用することができる。
本発明に係る合祀納骨堂の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
このように、移動棚(54)を適宜移動させることにより、例えば人一人立ち座りができる幅の通路(6)を、使用する一箇所だけにつくることができるので、スペースに無駄がなく合祀納骨堂(A)の内部空間(30)を有効に使用できる。
つまり、通路が複数設けられている従来の固定された納骨室とは相違して、内部空間の大きさが同じ場合では、余分な通路が占める空間に移動棚を設けることができるので、棚を増やすことができる分だけ骨壺の収容効率を従来より向上させることができ、納骨できる数をより多くすることができる。また、納骨できる数を同じにした場合では、余分な通路が占める空間の分だけ合祀納骨堂の内部空間を小さくして、よりコンパクトにつくることができる。
また、落下防止バーと名札部材はストッパーとなって骨壺の落下を防止することができる。
図1は本発明に係る合祀納骨堂の一実施の形態を示す正面図、
図2は合祀納骨堂の左側面図、
図3は合祀納骨堂の背面図、
図4は図1におけるA−A断面図、
図5は図2におけるB−B断面図、
図6は図3におけるC−C断面図、
図7は図3におけるD−D断面図、
図8は固定納骨棚の構造を示す要部斜視図である。
収容庫2は、外形がほぼ直方体状になるようにコンクリートで形成されており、内部は収容空間20となっている。収容庫2の背面側の側壁21には、左右へ移動する二枚の戸からなり収容空間20に通じる出入口を開閉することができる引き違い戸22が設けられている(図3、図4参照)。また、側壁21には通気のための換気扇27とガラリ28が設けられている(図3参照)。
納骨堂本体3の各側壁部31、32、33、34は金属板で形成され、それらの内面側には、発泡樹脂製で板状の断熱材35が張設されている。納骨堂本体3の正面側の側壁部31の中央には縦長の長方形状の通気口36が設けられている。通気口36には、通気口36と同じ大きさのパンチングメタル37が嵌め入れられ取り付けられている。
レール50、50は納骨堂本体3の床面300上面の前後側に平行に敷設されている。また、ガイドロッド51、51は収容空間30の上部の前後側にレール50、50と平行に架設されている。
図1ないし図8を参照して合祀納骨堂Tの作用を説明する。
例えば合祀納骨堂Tにおいて、内部の納骨棚装置5や骨壺7あるいは内壁等を清掃したり、固定納骨棚52、53や移動納骨棚54に新たに骨壺を収める場合等には、使用者が内部に入って作業を行う。
その際は、まず納骨堂本体3の背面側の引き違い戸39の扉を開けて、開けた側に通路6が形成されていれば、そのまま通路6に入る(図6で左側の扉を開いた場合)。
扉を開けても通路6が形成されていなければ、移動棚を移動させて通路を形成するか、あるいは反対側の扉を開ける等して通路に入る。
なお、本実施の形態では、骨壺7をそのままの形態で収めている状態を図示しているが、これに限定されるものではなく、骨壺を布で包んだ形態や木箱に収容した形態で収めることもできる。
1 基礎
2 収容庫
20 収容空間
21 側壁
22 引き違い戸
23 化粧板
24 供物台
25 手摺り
26 階段
27 換気扇
28 ガラリ
3 納骨堂本体
30 収容空間
31 側壁部
32 側壁部
33 側壁部
34 側壁部
35 断熱材
36 通気口
37 パンチングメタル
38 銘板
39 引き違い戸
300 床面
4 屋根
40 パンチングメタル
5 納骨棚装置
50 レール
51 ガイドロッド
52 固定納骨棚
53 固定納骨棚
54 移動納骨棚
55 フレーム
56 棚板
57 名札部材
58 名札
59 落下防止バー
6 通路
7 骨壺
GL1 地面
GL2 地面
Claims (2)
- 内部に出入りするための戸(39)を有する納骨堂本体(3)を備え、
該納骨堂本体(3)の内部(30)には納骨棚装置(5)が設けられており、
該納骨棚装置(5)は、前記出入り方向と交差する方向に移動できる所要台数の移動棚(54)を備えた構成か、または所要台数の固定棚(52,53)と前記出入り方向と交差する方向に移動できる所要台数の移動棚(54)を備えた構成を有しており、
前記固定棚(52,53)及び移動棚(54)は、フレーム(55)に、骨壺(7)を並べて置く複数の棚板(56)が多段に設けられている構造であり、各棚板(56)の上面のうち並べて置かれる骨壺(7)の前には名札部材(57)が固定されており、
前記各棚板(56)の上方には落下防止バー(59)が棚板(56)と平行に架設され、該落下防止バー(59)と前記名札部材(57)はストッパーとなって骨壺(7)の落下を防止するものであり、
所要の移動棚(54)を移動させて他の移動棚、または納骨堂本体(3)の内壁面、または固定棚(52,53)に合わせて隙間をなくした形態にすることにより、二台の移動棚の間、または内壁面と移動棚の間、または移動棚(54)と固定棚(52,53)の間の一箇所に人が入ることができる通路(6)を形成することができる、
合祀納骨堂。 - 内部に出入りするための戸(39)を有する納骨堂本体(3)を備え、
該納骨堂本体(3)の内部には納骨棚装置(5)が設けられており、
該納骨棚装置(5)は、移動棚(54)と、該移動棚(54)の移動方向において両端側に設けられた固定棚(52,53)を備えており、
前記固定棚(52,53)及び移動棚(54)は、フレーム(55)に、骨壺(7)を並べて置く複数の棚板(56)が多段に設けられている構造であり、各棚板(56)の上面のうち並べて置かれる骨壺(7)の前には名札部材(57)が固定されており、
前記各棚板(56)の上方には落下防止バー(59)が棚板(56)と平行に架設され、該落下防止バー(59)と前記名札部材(57)はストッパーとなって骨壺(7)の落下を防止するものであり、
前記移動棚(54)の両側には各固定棚(52,53)との間にスペースを形成することができ、移動棚(54)を何れか一方の固定棚側へ移動させて固定棚と移動棚(54)との間のスペースをなくすことにより、他方の固定棚と移動棚(54)との間に、人が入ることができる大きさの通路用スペース(6)を形成することができる、
合祀納骨堂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141516A JP4842994B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 合祀納骨堂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141516A JP4842994B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 合祀納骨堂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009287295A JP2009287295A (ja) | 2009-12-10 |
JP4842994B2 true JP4842994B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=41456773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008141516A Expired - Fee Related JP4842994B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 合祀納骨堂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4842994B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5613269B2 (ja) * | 2013-01-16 | 2014-10-22 | 廣教 中村 | 永代供養墓 |
JP2019183406A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | 株式会社橋口石彫工業 | 骨つぼ棚構造及び墓石接合構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821381A (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-08 | Toshiba Corp | 半導体素子の製造方法 |
JP3348065B2 (ja) * | 2000-02-09 | 2002-11-20 | 文敏 浅野 | 合祀墓 |
-
2008
- 2008-05-29 JP JP2008141516A patent/JP4842994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009287295A (ja) | 2009-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10927560B2 (en) | Modular crypt | |
US7908800B2 (en) | Modular columbarium | |
US9103134B1 (en) | Adjustable open space office system | |
JP7287072B2 (ja) | 床構造 | |
EP2762763A2 (de) | Rahmenstruktur zum Aufbau einer Schallschutzkabine | |
US9874007B2 (en) | Transformable platform | |
JP4842994B2 (ja) | 合祀納骨堂 | |
JP2021031881A (ja) | 納骨堂 | |
DE102011101080B4 (de) | Schlafbox | |
CN210316781U (zh) | 一种陵园墓房 | |
JP2009235697A (ja) | 合祀墓 | |
JP6254555B2 (ja) | 屋内建築物 | |
EP2325416B1 (en) | Perimeter protection system for construction sites | |
US6920658B1 (en) | Racetrack bridge | |
JP2016204881A (ja) | 納骨堂 | |
JP2007191880A (ja) | 書斎室ユニット | |
JP2020162962A (ja) | 高床式ベッド、それを備えたユニットルーム及び高床式ベッドの施工方法 | |
JP2008274629A (ja) | 霊廟礼拝装置 | |
JP6178639B2 (ja) | 建物 | |
KR200297904Y1 (ko) | 향상된 환기기능을 가지는 납골묘 | |
JP3157099U (ja) | 納骨堂 | |
JP2010013876A (ja) | バルコニー | |
JP2885337B2 (ja) | 金属製集合納骨仏壇 | |
JP2009041240A (ja) | 間仕切用床構造 | |
DE202005008315U1 (de) | Urnenfach in Leichtbauweise, Urnenschrank und Urnengalerie |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110913 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |