JP4839327B2 - 車両のインストルメントパネル構造 - Google Patents
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Description
インストルメントパネルは、配置する機器の形状等に応じて各部が樹脂材料によって型成形されている。
これにより、インスルメントパネルの取付孔から車室内側に突出した隆起部材が乗員から衝突荷重を受けると、隆起部材が上部側を回動支点として変位するとともに、突き当て部が取付孔の縁部から離間し、突出壁が車室外側に没するように隆起部材が変位するようになる。
また、隆起部材をインストルメントパネル本体に組み付けるときには、隆起部材の突出壁を車室外側からインストルメントパネル本体の取付孔に挿入し、突出壁の付根部の略U字状の嵌合溝を、取付孔の縁部のガイドフランジに嵌合する。こうしてガイドフランジに嵌合溝を嵌合すると、隆起部材の突出壁が付根部側で安定的に保持された状態で取付孔に組み付けられるとともに、略U字状の嵌合溝の底部が車室外側からガイドフランジに突き当てられる。
この場合、隆起部材をインスルメントパネル本体に組み付けるときには、隆起部材の突き当て部を取付孔の縁部に突き当てるとともに、突き当て部の近傍に突設された係合爪をインスルメントパネル本体側の係合孔に嵌合する。このとき、係合爪と係合孔の嵌合により、突き当て部と取付孔の縁部の突き当て状態が保持されることになる。
この場合、隆起部材をインストルメントパネル本体に組み付けるときには、取付孔の縁部から車室外側に向かって突出する位置決めピンに、隆起部材側の位置決め孔を車室外側から係合することにより、隆起部材がインストルメントパネル本体に対して位置決めされることになる。
この場合、隆起部材をインストルメントパネル本体に組み付けるときには、隆起部材の上部側の位置決め孔を取付孔の上部領域の位置決めピンに挿入するとともに、隆起部材の下部側の係合爪を取付孔の下部領域の係合孔に嵌合し、この状態において隆起部材の突き当て部を取付孔の縁部に当接させる。
図5〜図7に示すように、センターガーニッシュ19は、中央の大きい矩形枠の左右両側に小さい矩形枠が連設された概略形状とされ、中央の矩形枠の内側がオーディオ収容部11とされ、左右の矩形枠の内側がエアコン送風部12とされている。中央の矩形枠と左右の矩形枠は、上辺側では緩やかな曲線を描いて連続しており、下辺側では、中央の矩形枠が左右の矩形枠に対して段差を成すように下方に膨出している。
また、取付孔17の下縁部のうちの、上縁部側の上部固定片39,39のほぼ直下位置には、センターガーニッシュ19側の下部固定片31の前面が車室外側から突き当てられる支持壁42,42が車室外側に隆起して設けられ、その各支持壁42の略中央に図示しない固定用のビスが挿入されるビス挿入孔43が形成されている。
さらに、取付孔17の下縁部の車幅方向略中央位置には、車室外側に隆起する略長方形状の支持壁46が設けられ、その支持壁46に、センターガーニッシュ19側の3つの係合爪33a,33b,33cが車室外側から嵌合される略矩形状の係合孔44が形成されている。係合孔44の車幅方向両側の辺には相互に平行な係合爪33a,33cが内側で当接し、係合孔44の下辺には中央の係合爪33bの係合凸部34が挿入係合される。センターガーニッシュ19は、係合爪33bが弾性変形して係合凸部34が係合孔44を乗り越えることにより、インストルメントパネル本体18に対して仮保持される。
そして、このインストルメントパネル構造においては、車室内側に隆起するセンターガーニッシュ19とインストルメントパネル本体18が別体部品として製造されるため、型成形時における型抜き方向の制約を大きく受けることがない。このため、オーディオやエアコン送風口を乗員の上体方向に向くように造形することによって使い勝手を向上させることができるとともに、車室内の意匠性も高めることができる。
すなわち、センターガーニッシュ19の下縁の係合爪33a,33b,33cを係合孔44に係止させることによってセンターガーニッシュ19をインストルメントパネル本体18に仮保持することができるため、センターガーニッシュ19をインストルメントパネル本体18に最終固定するためにビスを車室内側から螺合する場合に、ビスからの荷重入力によってセンターガーニッシュ19が脱落方向に変位するのを確実に規制し、ビス止め作業を容易に進めることができる。
18…インスルメントパネル本体
19…センターガーニッシュ(隆起部材)
21…下部周壁(突出壁)
25…位置決め孔
29…嵌合溝(突き当て部)
30…ガイドフランジ
31…下部固定片(突き当て部)
33a,33b,33c…係合爪
38…位置決めピン
44…係合孔
Claims (4)
- 車室内側に臨む前面に隆起部が設けられた車両のインストルメントパネル構造において、
インストルメントパネル本体に取付孔を形成する一方で、前記隆起部を成す隆起部材を設け、この隆起部材を、前記取付孔に少なくとも一部の壁が車室内側に突出するように車室外側から取り付けるとともに、前記隆起部材のうちの、前記取付孔の下部領域から車室内側に突出する突出壁の付根部に、前記取付孔の下部領域の縁部に車室外側から当接する突き当て部を設け、
前記取付孔の下部領域の縁部に車室外側に向けて突出するガイドフランジを設けるとともに、前記隆起部材の突出壁の付根部に、前記ガイドフランジに車室外側から嵌合される略U字状の嵌合溝を形成し、この嵌合溝の底部を前記突き当て部としたことを特徴とする車両のインストルメントパネル構造。 - 前記隆起部材の突き当て部の近傍に、前記インストルメントパネル本体に形成された係合孔に車室外側から嵌合される係合爪を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両のインストルメントパネル構造。
- 前記インストルメントパネル本体の取付孔の縁部に、車室外方向に突出する位置決めピンを突設し、前記隆起部材の前記位置決めピンに対応する位置に、前記位置決めピンが挿入可能な位置決め孔を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のインストルメントパネル構造。
- 前記隆起部材の突き当て部の近傍に、前記インストルメントパネル本体の取付孔の下部領域に形成された係合孔に車室外側から嵌合される係合爪を設け、
前記インストルメントパネル本体の取付孔の上部領域に、車室外方向に突出する位置決めピンを突設するとともに、前記隆起部材の前記位置決めピンに対応する位置に、前記位置決めピンが挿入可能な位置決め孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両のインストルメントパネル構造。
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