JP4834229B2 - 合成樹脂製キャップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、打栓(強制嵌合)によって瓶口(容器の口部)に取付けられる合成樹脂製のキャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
打栓式のキャップは、注出口を備えた本体と、注出口を塞ぐねじ式又はヒンジ式の蓋とを備えている。
【0003】
本体は瓶口に外側から嵌まる外筒を備えており、その外筒の内周に、瓶口の外周に形成された環状突起等の環状嵌合部に嵌合する環状係止部を形成し、環状係止部を弾性変形させて瓶口の環状係合部に強制嵌合させることにより、瓶口に取付けられている。
【0004】
そして、本体に筒体を嵌着し、この筒体にヒンジを介して蓋を一体に設けるか、筒体にねじ蓋をねじ込むようにしたものがある。前者の例としては、例えば特開平11−130113号公報や特開平11−222253号公報、或いは実用新案登録第3059065号公報があり、後者の例としては、例えば実開昭62−22953号公報がある。
【0005】
このように本体に筒体を嵌合したタイプは、本体と筒体との色彩を変えることによってメリハリの利いたデザインとしたり、筒体で本体をしっかりと抱持して取付け強度を向上できるといった利点がある。
【0006】
ところで、打栓式のキャップは容器(瓶)とは異なる素材で製造されていることが殆どであるため、容器のリサイクルを容易にするためには、内容物を消費し切った後にキャップを容器から簡単に取り外しできるようにする必要がある。
【0007】
この場合、本体に筒体を嵌合したタイプのキャップにおけるリサイクル性の向上手段として、前記特開平11−222253号公報には、栓抜きを使用して筒体と本体とを一緒に取り外すことが記載されている。
【0008】
他方、実用新案登録第3059065号には、筒体を本体から手で簡単に取り外しできる構造とすると共に、本体の外筒に、当該外筒を上向きに切り開くためのタブと弱化線とを設けることが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リサイクルを容易ならしめるためには、何らの道具を使用せずに人が手(指)でキャップを取り外せるのが好ましい。他方、キャップとしての本質的な機能として、瓶口への取付け強度を確保することも必要である。
【0010】
しかるに、前記特開平11−222253号公報の構成は、瓶口への取付け強度を高めることはできるが、キャップの取り外しに栓抜きが必要であるため、簡便さに欠ける問題があった。
【0011】
他方、実用新案登録第3059065号公報の場合は、道具を使用せずに人が手でキャップを取り外しできるためリサイクル性に優れてはいるが、タブを設けることのために本体の外周にスリットが形成されるため、取付け強度が低くなる虞があるという問題があった。
【0012】
本願発明は、このような現状を改善することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願発明のキャップは、注出口を備えた本体と、前記本体に外側から嵌着した筒体と、前記筒体にヒンジを介して一体に連結された蓋とから成り、前記筒体は回転させると前記本体から取り外しできるように本体に嵌合しており、前記本体の注出口が前記蓋で塞がれる。
更に、前記本体は、打栓による強制嵌合によって瓶口に外側から取付く外筒を有しており、前記本体の外筒に、当該外筒の下端部を露出させた状態で前記筒体が外側から嵌合しており、前記外筒の露出した下端部には半径外側に突出した突条が形成されており、前記突条を上下に貫通した凹所で分断することにより、円周方向に延びると共に付け根が突条に連接されたタブを形成しており、このため前記タブは前記筒体の下方に露出している。
【0014】
そして、本体の外筒には、前記タブの引っ張りによって外筒を引き裂くための弱化線が、前記タブの付け根近傍を始端として延びるように形成されている。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の作用・効果】
本発明によると、本体の外筒はタブの箇所でも円周方向に連続しているため、前記実用新案登録第3059065号公報のように外筒にスリットを設けたものに比べて、外筒の強度を格段に向上することができる。
【0018】
このため、打栓に際して外筒が破断する事故を防止又は著しく低減することができると共に、瓶口に対する取付け強度の低下も抑制できる。
【0019】
また、筒体を本体より取り外してからタブを摘んで本体の外筒を引き裂くことにより、本体を瓶口から抜き外すことができるが、筒体を取り外すことも本体を引き裂くことも人が手(指)のみで行えるため、リサイクル性を向上できる。
【0020】
外筒をその全周にわたって同じ厚さにした場合は、タブが外筒の外側にはみ出るため、筒体の外径が大きくなる問題がある。これに対して本願発明では、タブを外筒の凹所に収納できるため、筒体が大型化することを防止できる利点がある。
【0021】
また、人が外筒を手で掴んで取り外す場合、筒体を単に軸方向に引っ張るよりも回転させる(ねじる)方が、外筒に強く外力を作用させることができるため、本願発明では、本体に対する筒体の嵌合強度を高くした状態で、筒体を簡単に取り外せる利点がある。
【0022】
ところで、キャップで封止した商品を商店に陳列している状態のような流通段階で、本体の外筒が不正に引き裂かれる可能性がある。
【0023】
この不正行為への対処策として、本願発明では、タブは外側に露出させており、このため、不正行為があったらこれを露顕させて、消費者の購入前に不正があった事実を視認できる。
【0024】
【0025】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).第1実施形態(図1〜図2)
図1〜図2では、第1実施形態を示している。
【0026】
図1のうち (A)は分離した状態での縦断正面図、 (B)は分離した状態での正面図、 (C)は底面図、図2のうち(A)は正面図、(B)は瓶口1に取付けた状態での縦断正面図である。
【0027】
キャップは、瓶口1に取付く本体2と、本体2に嵌合する筒体3と、筒体3にヒンジ4を介して一体に設けた蓋5とから成っている。
【0028】
本体2は、瓶口1に外側から嵌まる外筒6と、瓶口1に内側から嵌まる内筒7と、内筒7に一体に連設した注出口8とを備えている。外筒6の上端は段違いの肩部9になっている。外筒6には外向き雄ねじ10が形成されている。
【0029】
本体2の内部は遮蔽板11で遮られており、この遮蔽板11に閉ループ状のスコアー12を形成し、スコアー12の内周縁の適宜部分に、タブ支柱13を介してプルリング14を一体に設けている。瓶口1の外周面には、外筒6の下端と密接又は密着するフランジ16が形成されている。
【0030】
本体2の外筒6には、瓶口1の外周面に形成された外向き環状突起17に嵌合する内向き環状溝18が形成されている。外向き環状突起17は環状係合部の一例であり、内向き環状溝18は環状係止部の一例である。瓶口1に外向き環状溝を形成し、外筒6に内向き環状突起を内向き突設しても良い。また、環状溝や環状突起は複数本ずつあっても良い。
【0031】
本体2における外筒6の下端縁には、半径外向きで断面角形の突条(フランジ)19が形成されており、このため、外筒6の下端縁は肉厚になっている。そして、外筒6の外周面のうち円周方向に広がったある程度の範囲に、当該外筒6を薄肉化することによって外向き開口の凹所20を形成し、この凹所20の下端部に、一端(付け根)を突条19に連設した帯状のタブ(摘まみ)21が配置されている。
【0032】
凹所20は突条19を貫通して上下に開口しており(成形時の型抜きを容易ならしめるためである)このため、突条19は凹所20によって分断されている。これにより、付け根が突条19に連接されたタブ21を形成している。
【0033】
タブ21は外筒6の突条19と同じ上下幅寸法に設定されており、凹所20との間には僅かながら隙間が空いている。タブ21は、人が指で容易に摘むことのできる程度の長さに設定されており、その付け根は突条19の一端部に引き千切り不能に連設されている。また、タブ21の先端部は、引き千切り可能なブリッジ22を介して凹所20の内面に接続されている(突条19の他端に連設しても良い。)。
【0034】
(2).外筒及び蓋
外筒6には、タブ21の引っ張りによって外筒6を引き裂くため、薄肉状の弱化線(スコアー)23が形成されている。弱化線23は、タブ21の付け根寄り部位を始端として、タブ21から遠ざかりつつ斜め上向きに延びたのち肩部9に至って円周方向に延びている。
【0035】
弱化線23は、外筒6の半周程度の長さに設定されている。弱化線23の始端は、凹所20の端部(タブ21の付け根の近傍)に位置し、かつ、外筒6の下端に達している。
【0036】
弱化線23は肩部9まで延びているため、本体2を射出成形法で製造するに際して、型抜き抵抗を小さくできる利点がある。図示していないが、タブ21には、人が指で摘むに際して引っ掛かりを良くするため、突起或いは凹凸を設けるのが好ましい。
【0037】
筒体3の内面には、本体2の外向き雄ねじ10に螺合する内向き雄ねじ24を設けている。また、筒体3の上部には、本体2の肩部9に重なる内向きフランジ25を形成しており、筒体3をねじ込み切ると、その下端が本体2の突条19に当たると共に、内向きフランジ25が本体2の肩部9に当たる。
【0038】
筒体3をねじ込み切った状態では、タブ21が筒体3から露出しており、このため、流通段階でタブ21が引っ張られてブリッジ22が千切れる不正行為があると、その事実を視認することができる。
【0039】
雄ねじ10,24は係合手段の一例を成すものであり、本実施形態では、射出成形や加圧成形によって成形するに際していわゆる無理抜きを容易ならしめるため、雄ねじ10,24の組合せにしている。勿論、成形条件が許せば雌ねじと雌ねじとの組合せにすることも可能である。
【0040】
筒体3を本体2にねじ込み切った状態で、ヒンジ4とタブ支柱13とが放射方向に並んでいる。これは、蓋5を空けた状態でプルリング14の引っ張りを容易ならしめるためである。
【0041】
【0042】
(3).作用
包装工程では、キャップを瓶口1に落とし込んでから、ポンチでキャップを上方から叩打する(すなわち、打栓する)。すると、外筒6の弾性変形により、内向き環状溝18が瓶口1の外向き環状突起17に強制嵌合する。
【0043】
この場合、外筒6がタブ21の箇所でも円周方向に連続しているため、円周方向の引っ張り力に対する強度が高い。このため打栓時の破断事故を防止又は著しく抑制できる。
【0044】
なお、本体2に筒体3が嵌合していることにより、本体2は筒体3で補強されており、この点からも、打栓時の本体2の破断事故をより確実に防止又は抑制できる。
【0045】
消費者が内容物を消費し切った後に容器(瓶)をリサイクルするに際しては、ねじ戻しによって筒体3を取り外してから、タブ21を引っ張って本体2を弱化線23に沿って引き裂き、それから本体2を手で掴んで瓶口1から引き抜いたら良い。
【0046】
弱化線23の始端寄り部位は本体2の軸方向に延びるように形成することも可能であるが、本実施形態のように始端寄り部位を傾斜状に形成すると、打栓時に始端寄り部位の単位長さ当たりの引っ張り応力を低減できるため、強度を一層向上することができる。
【0047】
(4).第2実施形態(図3〜図4)
筒体3を本体2にねじ込む場合、本体2を固定した状態で筒体3をチャック(図示せず)で掴んで回転させることになる。
【0048】
図3〜図4に示す第2実施形態では、ねじ込み工程での本体2の固定手段を示している。図3は分離図、図4は図3のIV−IV視断面図である。
【0049】
この実施形態において、キャップの基本的な構造は第1実施形態と同様であり、第2実施形態とは、本体2の突条19に、円周方向に沿って複数箇所(図では3ヶ所)の係合溝27を設けた点で相違している。
【0050】
そして、本体2が嵌まる治具28に、前記係合溝27に嵌合する複数個の突起29を設けている。
【0051】
内筒7をクランプすることによって本体2を固定することも可能であるが、内筒7をクランプすると、ねじ込み時の外力によってスコアー12が破断したり損傷したりする虞がある。これに対して本実施形態では、外筒6をクランプするものであるため、スコアー12の強度低下を招来することなく、筒体3を外筒6にしっかりとねじ込むことができる。
【0052】
(5).第3実施形態(図5)
図5に示す第3実施形態も、ねじ込み工程において本体を簡単に回転不能に保持する手段の別例である。
【0053】
このうち(A)に示す例では、突条19の外面にローレット加工を施して、チャックで容易に掴めるようにしており、(B)に示す例では、突条19に筒部19aを連設して、その内周面にローレット加工を施している。
【0054】
(6).第4実施形態(図6〜図7)
図6〜図7は第4実施形態であり、図6は平面図、図7は正面図である。
【0055】
この実施形態も筒体3のねじ込みを容易ならしめるための構造の例であり、蓋5及び筒体3と本体2の突条19とを正24角形等の非円形に形成している。このため、筒体3及び本体2をチャックや治具できっちりと掴むことができる。なお、本実施形態の内部構造は第1実施形態と同じである。
【0056】
(7).第5実施形態(図8)
図8に示す第5実施形態では、筒体3のねじ込み位置を正確に規制するストッパー手段の一例を示している。(A) は部分的な平断面図で(B)のA-A 視断面図、(B) は(A)のB-B 視断面図である。
【0057】
この実施形態では、本体2における外筒6の突条19の上面の適宜部位にストッパー30を設ける一方、筒体3の下端部に、当該筒体3のねじ込みによって前記ストッパー30が入り込む内向きの切欠き31を設け、切欠き31の一端面31aをストッパー30に当てることにより、筒体3のねじ込み姿勢を規制している。
【0058】
(8).第6実施形態(図9)
図9に示すのもストッパー手段の一例であり、(A) は部分的な正面図、(B)は(A)のB-B 視断面図である。この実施形態では、切欠き31は内外に露出している。
【0064】
(9).第7実施形態(図10〜図12)
図10〜図12では第7実施形態を示している。図10は使用状態の断面図、図11は図10のXI-XI 視方向から見た状態での展開図、図12は図10の XII-XII視一部破断底面図である。
【0065】
この第7実施形態はヒンジタイプのキャップにおいて、タブ21は、ヒンジ4の下方に位置しており、かつ、本体2の突条19から半径外側にはみ出ている。ヒンジ4が蓋5の半径外側にはみ出ているため、タブ21が突条19の外側にはみ出ていても違和感はない。
【0066】
本体2における外筒6の外周面には、適当な間隔で複数個(4個)の外向きリブ32を設けている。
【0067】
他方、筒体3の内周面には、当該筒体3を外筒6にきっちり嵌め込んだ状態で前記各外向きリブ32に下方から係合する内向きリブ33を一体に設けている。内向きリブ33の右端部には、斜め右上に延びるガイド部33aを一体に設け、左端部には高さの低いストッパー部33bを一体に設けている。これらリブ32,33は係合手段の一例を成すものである。
【0068】
この実施形態では、蓋5及び筒体3と本体2とを正確に位置決めしてから、蓋5を下向きに押圧すると、弾性に抗しての変形により、筒体3の内向きリブ33が本体2の外向きリブ32を乗り越えて、筒体3は本体2に取付けられる。この状態では、内向きリブ33にガイド部33aとストッパー部33bが存在することにより、筒体3は簡単には回転しない状態に保持されている。
【0069】
そして、蓋5をある程度の力で左回転させると(ねじると)、弾性変形によってストッパー部33bが外向きリブ32から外れ、次いで、図11に一点鎖線及び二点鎖線で示すように、内向きリブ33のガイド部33aが隣の外向きリブ32に当たって上向きにガイドされる。このため、筒体3は本体2から浮き上がる状態になり、その結果、筒体3を抜き外すことができる。
【0070】
なお、内向きリブ33の両端に低い高さのストッパー部33bを設けても良い。この場合は、筒体3を左右いずれかの方向に強制回転させて、内向きリブ33と外向きリブ32との係合を解除すると、蓋5を本体2から抜き外すことができる。
【0071】
この実施形態では、蓋5を軸方向に押圧するだけで筒体3を本体2に取付けできるため、キャップの組立能率が良い利点がある。
【0072】
なお、ねじ手段によって筒体3を本体2に取付けている場合でも、キャップの組立時には、蓋5を叩打して筒体3を軸方向に移動させることにより、本体2と筒体3とのねじ手段を螺合させることが可能である(取り外し時にのみ筒体3を回転させる。)。
【0075】
(10).その他
本実施形態は、上記の実施形態以外にも様々に具体化できる。
【0076】
例えば弱化線は薄肉状に形成することには限らず、ミシン目を入れるなどしても良い。また、タブも図示以外の様々の形状に具体化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す図である。
【図2】第1実施形態の使用状態での縦断正面図である。
【図3】第2実施形態の分離正面図である。
【図4】図3のIV−IV視平断面図である。
【図5】第3実施形態を示す図である。
【図6】第4実施形態の平面図である。
【図7】第4実施形態の正面図である。
【図8】第5実施形態を示す図である。
【図9】第6実施形態を示す図である。
【図10】第7実施形態の縦断正面図である。
【図11】図10の XI-XI視断面図である。
【図12】図10の XII-XII視一部破断底面図である。
【符号の説明】
1 瓶口
2 本体
3 筒体
4 ヒンジ
5 蓋
6 外筒
8 注出口
10,24 係合手段の一例としての雄ねじ
19 外筒の突状
20 凹所
21 タブ
23 弱化線
Claims (1)
- 注出口を備えた本体と、前記本体に外側から嵌着した筒体と、前記筒体にヒンジを介して一体に連結された蓋とから成り、前記筒体は回転させると前記本体から取り外しできるように本体に嵌合しており、前記本体の注出口が前記蓋で塞がれる構成であって、
前記本体は、打栓による強制嵌合によって瓶口に外側から取付く外筒を有しており、前記本体の外筒に、当該外筒の下端部を露出させた状態で前記筒体が外側から嵌合しており、前記外筒の露出した下端部には半径外側に突出した突条が形成されており、前記突条を上下に貫通した凹所で分断することにより、円周方向に延びると共に付け根が突条に連接されたタブを形成しており、このため前記タブは前記筒体の下方に露出しており、前記本体の外筒には、前記タブの引っ張りによって外筒を引き裂くための弱化線が、前記タブの付け根近傍を始端として延びるように形成されている、
合成樹脂製キャップ。
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